1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2022年度9月のまとめ

健康

生活の流れが少しずつわかるようになり、おやつや食前の手洗い、着替えなどを保育者の声かけで進んでしようとする姿が見られるようになる。衣服や靴の着脱を自分でしようとする一方で、できないとわかると「できない」「やって」と片言や身振りで手伝ってほしことを伝えるようにもなった。全体的に体力がついてきて、低月齢児も少しずつ眠くなる時間が遅くなり、遊びたい気持ちも出てくる。保育者も見守りながら寝るタイミングを見計らって声をかけている。

人間関係

友だちの名前を呼んだり片言で話したりして、友だちと関わるようになる。友だちのすることを真似して室内を走り回ったり大きな声を出したりする子もいた。欲しいものに手を出す、引っ張るなど自己主張も見られ、時にトラブルつながることもあるが、保育者の仲立ちによりまた一緒に遊ぶ姿も見られるようになった。友だちとかかわりたい思いが増してきているので、気持ちが満たされ楽しいかかわりができるよう、様子を見ながら保育者も一緒に遊びに入るようにした。

環境

天候の良い日は園庭でしばらく過ごしてから公園へ散歩に出かけた。戸外では「まてまてしよう!」と言って保育者を誘い一緒に追いかけっこを楽しんでいた。砂場では大きな山やお団子を作り、友だちとやり取りする場面も見られた。また公園内を探索して虫や草花を見つけると、嬉しそうに手にして虫の動きを見ながら興味を示していた。様々な公園へ行き秋の自然物にたくさん触れることができた。

言葉

友だちと同じ遊びを楽しみながら「かして」「どうぞ」「はい」など簡単な言葉のやり取りを楽しむ姿が見られる。反面友だちが使っている物が欲しくて、急に取ってしまいトラブルになることもあるので、丁寧に場面に応じた言葉を伝えていった。また「○○ちゃんと手を繋いだよ」「○○ちゃんと○○した」など友だちの様子を伝える子もいた。「これはなに?」と保育者に問いかける場面も増えてきた。

表現

ハロウィンの制作を行った。かぼちゃに顔のパーツを貼り付けてかぼちゃのおばけを作った。今までの制作を通して目や口の位置を理解している子もいて、「目をつけようね」「口をつけようね」という言葉かけで目と口を貼ることができた。自分の作品に対しての興味も高まり、廊下に飾った際には自分のマークの物を指差して、嬉しそうに眺める姿が見られた。

音楽に合わせての体操ではお気に入りの曲が流れると楽しそうに体を揺らしてリズムをとっている。保育者の動きを上手く真似して踊る子もいる。…

1歳もも組2022年度8月のまとめ

健康

咳や鼻水を出す子が多く、発熱で休む子も多かった。復帰後の生活リズムが崩れていないか

を心配したが、登園するとおやつを食べるために手を洗い、席に着く。給食を食べ終わると、自分の布団を見つけ、横になる。保育者がそばに付き、寝かしつけをすると眠りにつく。生活リズムがしっかり身についていた。また、自分から「うんち、でた」と教えてくれたり、”オムツ換えて”と持ってきて、排泄を教えてくれる子が多く出てきた。

人間関係

友だちがしている遊びを真似して、そばで一緒に遊ぶ。顔を見合わせてニコニコとほほ笑み合う。『さんぽ』の曲を流すと、自ら友だちに手を差し出し、手を繋いで部屋の中を歩く姿がある。周りにいる友だちに関心を持ち、関わりを持とうとする姿が多く見られるようになった。関わりが増えた分、玩具の取り合いも多く出てきた。

環境

水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しむ。またシャベルで水をすくい、自分の頭にかける。タライの水をカップやペットボトルで汲んでバケツに移したり、そのまま流してはまた汲み、流しは汲み、の繰り返しをする。

地面に溜まった水たまりに入ってバシャバシャと足でしぶきを立てる。泥をすくって「どろ、どろ」と言いながら握って感触を楽しんでいた。

言葉

「これ、何?」「せんせー」「もう一回」「いらない」と保育者に自分の思いを言葉で伝えようとする姿が多くみられるようになった。友だちのマークを見て、「○○ちゃん」「△△くんの」と友だちのマークと名前を覚えて呼ぶことができるようになった。まだ言葉を話さない子も、友だちを真似て、読んで欲しい本を持ってきたり、人差し指を立てて「もう一回」と要求するようになった。

表現

水遊びではスポンジをタライに浮かべると、ギュッと握って水が滴る様子を楽しむ。氷を手渡すとびっくりした表情を浮かべたが、握って「冷たい」と感触を喜ぶ表情をしていた。室内遊びでは小麦粘土をした。最初は恐る恐る触っていた子も、保育者の真似をしてちぎったり、こねたりして、粘土の感触を楽しむ。また夏祭りに向けて、提灯制作をした。「緑!」「青!」と好きな色のマジックを選んで模様を描いた。球状なので難しそうだったが、熱心に描いている姿が見られた。…

1歳もも組2022年度7月のまとめ

健康

戸外では思いきり走ったり、虫を探したりして活動量が増え体力がついてきている。歩ける距離も長くなり、給食もよく食べ午睡も一定時間眠れるようになってきた。暑い日は室内で横になっている子もいて夏の疲れがでてきている様子も見られた。こまめな休息をとり水分もよく摂れるようにした。

人間関係

友だちに興味をもち同じ遊びをしたり、近づいて笑い合ったり、手を繋いでみたり、関わりを楽しんでいた。一方で一人遊びを好むときもありその際に他児が近づくと手が出そうになったり、涙する姿も見られた。その時々の子どもの気もちを受けとめ共感することで穏やかに過ごせることもあった。

環境

戸外遊びや水遊びを通して、夏の自然に触れながら遊んだ。水遊びは少人数ずつでゆったりとした雰囲気の中で好きな遊びを見つけながら遊んでいた。また室内あそびではパズルや絵の具を使った制作、バランスストーンなど新しい遊びにも挑戦した。発達の成長と共に子どもたちが、遊びながら学べる環境を作っていきたい

言葉

言葉に興味や関心をもち、したり、聞いたり、見たり、感じたり、考えたりしたことなどを自分なりに表情や仕草、言葉で表現する子が増えてきた。人差し指を立てたり、「もっと」「もういっかい」と言ったりして好きなことに対して何度も繰り返し楽しむ姿があった。また他児の名前を呼んだり呼ばれて近づいたりして言葉の成長と共に関わりも深まってきている。

表現

水や砂、土、紙、粘土など様々な素材に触れ不思議がったり、感触を楽しむ姿が見られた。また、歌を歌ったり簡単な手遊びや全身を使った体操など好きなことを見つけのびのびと過ごしていた。体操曲の中で特に¨わぁーお!¨の曲がお気に入りで音楽が流れ始めると表情がにこやかになり楽しんでいた。…

1歳もも組2022年度6月のまとめ

健康

鼻水や咳が出る子もいたが、大きく体調を崩すことなく元気に過ごすことができた。

暑い日が多く、熱が体内にこもりやすいので、戸外遊びを早めに切り上げ、こまめに水分補給をするようにした。また汗をかきやすい時期なので、シャワーをして気持ち良さを感じながら清潔を保てるようにした。以前に比べて一定時間しっかり睡眠がとれるようになる。自ら布団に入眠できる子や、保育者がそばにつくことで入眠する子もいる。引き続き、一人一人安心できる環境を整えていく。

人間関係

クラスの友達に興味を持ち始め手をつないで歩いたり、玩具を手渡したり、関わりを持つようになる。同じ遊びを楽しもうとする一方で、玩具や場所の取り合いなどのいざこざも増えてきた。思い通りにならないと手が出たり、嚙みついたりする姿も見られるようになる。表現から気持ちを汲み取り、一人一人の気持ちを受け止めながら丁寧に関わるようにした。

環境

連日暑い日が続いたのでシャワーと水遊びを開始した。水遊びでは、水を怖がったり嫌がる子はいなく、楽しんでいる姿が見られた。ダライの水をバシャバシャとたたいて感触を楽しんだり、スコップで水をすくってバケツに入れて流すのを繰り返していた。また水に浸したスポンジを手にして、ガラス戸や壁をゴシゴシしておそうじする子もいた。遊びの様子に合わせて玩具を用意し、より楽しめるようにしていきたい。

言葉

自分の気持ちや思いを喃語や一語文、二語文に身振りや手振りを添えて表現をする子が増えてきた。言葉を補いながら相手に伝え、少しずつ言葉のやり取りが出来る喜びを感じられるようにしていく。また、お気に入りの絵本を見ながら、動物や食べ物の名前を言ったり、歌をうたったりしながら楽しむ姿も見られる。引き続き子どもの話したい、伝えたい気持ちを大切にしながら、一人一人の言葉に耳を傾け応答し、発語を促していく。

表現

手遊びで「いとまき」や「むすんでひらいて」を歌うと曲に合わせて一緒に両手をぐるぐるとまわしたり、手を開いて、閉じたりを繰り返したりと動きを真似している。また、保育者や友だちの姿を見て楽しく体を揺らして楽しんでいる子もいた。たなばたの制作では、星に貼り付けたすずらんテープに指先を上手に動かしてさくことができた。完成した作品を見ると「キラキラね」と嬉しそうな表情で言う姿が印象的であった。…

1歳もも組2022年度5月のまとめ

健康

寒暖差が激しくなり、鼻水が出ていたり咳が出る子が多かった。その都度拭いたり水分を多めにとったりして対応した。また下旬頃から下痢や発熱などの症状でお休みする子が多かった。感染症対策を十分行いながら健康に過ごせるようにしていきたい。

また、午睡時、眠くなると保育者に抱っこを要求する子が多かったが、布団に横になって眠ることに少しずつ慣れ、入眠できるようになった。数十分ほどで目覚めてしまう子もいるが、保育者がトントンすると再入眠できる子が増えてきている。

人間関係

好きな遊びを見つけ一人で遊ぶ姿も大いに見られるが子ども同士で目を合わせて笑い合うことも見られるようになってきた。遊びたい玩具が同じで取り合いになる事があったので十分な玩具の用意をして穏やかに機嫌よく過ごせるようにした。

環境

食べる場所や遊ぶ場所をわけ、子どもたちが生活の見通しを持ちやすくできるように環境を整えた。子どもたちの興味関心のある玩具を多く用意することにより好きな遊びをより夢中になって楽しんでいた。

言葉

絵本を保育者に渡し読んでもらうことや自ら好きな絵本をとってページをめくることを楽しんでいた。特に食べ物、乗り物の絵本を好んでいた。指差しや喃語、片言で保育者に伝えようとしている。「○○だね」「これは○○」と保育者に共感してもらうことで、言葉を発しようとする子もいた。

表現

保育者と一緒に親しみのある歌を歌ったり、リズムに合わせて身体を揺らしたりして遊んだ。“オモチャのチャチャチャ”や“ちょうちょう”の歌がお気に入りで、歌ったり、両手を使って楽しい気持ちを表現していた。

鯉のぼり製作では、手型スタンプを行った。自分の手型が画用紙につく楽しさを感じていた。

 

 

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1歳もも組2021年度3月のまとめ

健康

3月に入り、温かい日も増えた。気温に合わせて、上着を羽織るなど体温調整をした。また、寒い日は自分で上着を取りに行き、暑い日は自ら脱ぐなどして、子どもたち自身で体温調整をしている姿も見られた。季節の変わり目なので、鼻水が出る子が多かった。「鼻を拭くね」と伝え、こまめに綺麗にした。

人間関係

園庭に出る時に、ひまわり組のお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら、靴を履いていた。「ありがとう」と伝える姿や、「○○もやって」と自分の靴を持って行く様子が見られた。その後は、一緒に手を繋いで園庭内を散歩をしたり、砂場でお山づくりなどを楽しんでいる姿が見られた。

言葉

月齢問わず歌を歌う子が増えた。散歩の時やお部屋で遊んでいるときに「きらきら星」「ハッピーバースデー」「ウルトラマン」などを口ずさむ姿が見られた。今までは保育士の後に続いて歌っていたが、自ら歌うことが多くなった。子どもたち同士で楽しんで一緒に歌う様子も見られた。

環境

気温が高くなり、冬から春へと季節が変わっていった。散歩道や公園には花が咲き、子どもたちは保育者や友だちに「花があるよ!」「綺麗だね~」と話しかけていた。梅里中央公園で、ノビルとりや、ロウバイの種を集め、ご飯を作ったり、「いらっしゃいませ~」とお店屋さんごっこをした。上手に子ども同士でやり取りをしていた。

表現

自分の思いが相手に伝わらない時に、友達を叩くのではなく、「嫌だよ」「やめて」と言葉で伝えることができるようになり、また、手が出てしまった時、保育士と一緒に「ごめんね」と言うことができるようになった。自分の気持ちを言葉で表現し、伝わることの嬉しさを保育士と共有できた。子どもたちは更に自分の思いを表現したいという気持ちを持つようになり成長を感じた。…

1歳もも組2021年度2月のまとめ

健康

見通しを持って生活ができていることで、園庭から靴を自分で履き、友だちと手を繋いで散歩に出掛けることや、散歩から帰ると手洗い着替えを行うまでの流れがスムーズになった。また、給食の準備ができていることに気が付いた子は進んで席についたり、先生に絵本を読んでもらってから給食を食べに向かうなど、次に何をするのかを自ら考え、自分のタイミングで行動に移す子が増えてきた。
周りが気になり着替えを始められない場面においては、「お手伝いしようか?」と保育者が声を掛けると、「手伝って」と答え、少し手伝うと自分で脱ぎ着しようとする。そして、脱いだ服を袋にいれ、自分で袋を掛けに行くことが身につき、全員が進んで行うようになった。

人間関係

子ども同士で遊ぶ姿がよく見られるようになった。公園の小さな丘で一人が地面に横になりごろごろ転がって遊んでいると、それを見ていた他児が真似をして、一緒にごろごろして遊んだり、「○○くん、どこにいる?」「○○ちゃん、あそぼう」とお互いを気にして声をかける姿がたくさん見られるようになった。仲良く遊ぶ中で、玩具の取り合いもあるが、保育者が「○○くんが使っていたよ。なんて言えばいいのかな?」と声をかけると「かして」と言い、その後「いいよ」と渡してもらえると、笑顔で「ありがとう」とうれしい気持ちを伝えることができる子が増えてきた。引き続き、友だちとの関わりがスムーズにいくよう見守っていく。

環境

霜柱ができるほど寒い日。霜柱を見つけた子どもたちが手に取ると「つめたーい」と言い、保育者が「氷だよ」というと「こおり、こおり」と言いながら一生懸命カップに集める姿が見られた。また、公園の砂場で遊んでいるとスコップを持って地面や柱を叩き、音の響きを楽しんでいた。一人が始めると他児も一緒に行い、みんなで楽しむ姿が見られた。

言葉

子ども同士で会話をしながら遊ぶ姿がよく見られるようになった。砂場のテーブルにカップを並べ始め「こっち、こっち」「ケーキだよ」と友だちに声を掛けてごっこ遊びを始めたり、「ハッピーバースデー ツーユー♪」とみんなで歌を歌い始め、子どもたち同士での誕生日会が始まったりと、言葉のやり取りを楽しみながら遊ぶ場面がたくさん見られるようになった。

表現

戸外で遊んでいる時に何かの音が聞こえてくると、気になり空を見上げて、「あ、飛行機だ」「ひこうきぐもだぁ」と指差し、友だちや保育者に嬉しそうに教え、「バイバーイ」と手を振り見送る。また、「月だぁ。」「お月様がいるよ」と言い、指差す先をよく見ると、薄っすらと月が浮かんでいた。「よく見つけたね。きれいだね」と声をかけると嬉しそうに頷いていた。「ジャンプしたら届くかな?」とお話しする子どももいた。自分の思いを言葉で表現できるようになり、受け止めてもらえたことで、さらに伝えようとする姿が多く見られるようになった。…

1歳もも組2021年度1月のまとめ

健康

年末年始の長期休みが明けて、久しぶりの登園。生活リズムや体調が崩れている子が多く見られた。一人一人にゆっくり丁寧に声かけをして、生活リズムを取り戻していった。
靴下を履こうとするが、「できない、できない」と保育者に助けを求める。「ここに親指を入れて靴下の入り口を大きくしたら、足が入りやすいよ。」「そうそう、そのまま引っ張って」と声かけをすると、自分でしようとする気持ちが多く見られ、履けるようになった。すると「できたよ!」と靴下を履いた足を、嬉しそうに見せる表情が印象的であった。

人間関係

お友だちの名前を呼び、一緒に遊ぼうと声をかける。ごっご遊びを楽しむ。友だちを追って、追いかけっこや草むら探検をする。お友だちと一緒に遊びたい、遊ぶと楽しいという気持ちが芽生え、保育者の仲立ちがなくても仲良く遊ぶ姿が多く見られるようになった。
新しく園児一名が入園した。「新しいお友だちだよ。一緒に仲良く遊ぼうね」と紹介すると、「○○ちゃん」と名前を呼んで、ニコニコとほほ笑んだり、泣いていると玩具を「どーぞ」と渡して慰めようとする姿があった。

環境

朝、まず園庭で少し遊んでから、散歩に出るようにした。「お散歩に行くよ」と声かけをすると、遊んでいたスコップやカップを片づけて、保育者のところ集まってくる。
公園では、テーブルに団子や石・葉を入れたカップを並べてパーティーごっこ。お部屋では玩具の入ったカゴを並べて「いらっしゃいませ~」とお店屋さんごっこを楽しむ。また、動物の人形を種類ずつに並べて、動物園を作ったり、ピタゴラスで部屋を作り、「ここはぞうさんのお部屋。こっちはキリンさん」とお家を作る。

言葉

北風が強く吹く寒い日の散歩道。保育者が「かんたろうがきたよ~」といいながら、『北風小僧のかんたろう』を歌うと、“かんたろう~”のフレーズを気に入る。その後、散歩の時に北風が吹くと「かんたろうー!」と呼んで大はしゃぎをしていた。穏やかな気温の日は「かんたろう、こないねー。おーい、かんたろう~」と呼ぶ姿もあった。

表現

雪が降った日は園庭に積もった雪で遊んだ。スコップで雪をすくってバケツに集めたり、アイスのカップに雪を詰めて、「アイス!おいしーい」と食べる真似したりをする。
寒い日には霜柱ができていた。「氷だよ。触ってごらん」と保育者が声をかけると、恐る恐る触り、「冷たい!」と最初はびっくりしながらも、何度も触って「つめたい!つめたい!」とぴょんぴょん跳ねて、氷の感触を楽しんでいた。…

1歳もも組2021年度12月のまとめ

健康

先月に続き手洗いをしっかり散歩から帰った時や、ご飯を食べる前などに保育士と一緒に手洗いする。なかなか汚れが取れない時には「先生とって~」と汚れを気にする姿が見られた。鼻水や咳がでる子も多く、鼻水が出ると、「はながでた~」「はなみず!」と保育士に伝え自分で拭く姿もあった。また高月齢の子には「咳をするときはこうやって抑えるんだよ」と手で押さえる姿を見せた。真似をして口を押えて咳をする姿が見られるようになった。

人間関係

手を繋いで散歩に行くことがスムーズになった。歩いている時は手を繋いでいる子同士で、歌をうたったり楽しそうに話しをする姿も見られた。公園に着いてからも友だちと手を繋ぎながら散策をしたり、一緒に木の実探しや落ち葉を降らせ遊んでいた。友だちが遊んでいると「○○もやる!」と遊びに参加していた。トラブルになっても手が出ることは減り、言葉で相手に自分の気持ちを伝えることができるようになってきた。

環境

月のはじめは、落ち葉やどんぐりなど秋の季節に触れ遊んでいた。後半になると寒さも強まり地面にできた霜柱にふれ「冷たい!」と嬉しそうにする姿も見られた。室内で遊ぶ時はシール貼りや、米粉粘土など卓上遊びを用意した。コーナーに分かれることで一人一人が遊べるスペースを作ったが広くても集中して遊ぶ姿があった。

言葉

全体的に言葉が多く出るようになった。多くの子が「せんせ~」「○○せんせ~」と呼ぶようになり、友だちの名前も指差ししながら言う。また、低月の子も二語文が多く出るようになり「くるまあった!」や「いぬいたね~」と保育士と楽しく会話をする姿が見られた。段々と手や口が出ることはなくなり嫌なことがあっても押したり叩いたりするのではなく、「だめ!」「イヤだよ」と言葉で伝えられるようになってきた。

表現

乳児でクリスマス会を行った。「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて鈴を鳴らし、音を楽しんでいた。練習の時は保育者や友だちと鈴を交換し音の違いを感じながら縦や横に振り、そして、曲に合わせていろいろなリズムで鈴を振る姿が見られた。…

1歳もも組2021年度11月のまとめ

健康

散歩から帰ってくると、靴や靴下を自分で脱ごうとし(難しい子は少し援助する)カゴに入れて、手を洗いに洗面所へ向かう。長袖になり「濡れちゃうから、袖をまくろうね」と声をかけていると、言われなくても自分で袖をまくる姿が見られた。自分の衣服を見つけ脱ぎ始める子もいるが、まだ、着替えることに気持ちが向かない子に対しては「お着替えしましょうね。自分でする?先生がお手伝いする?」と聞き、子どもたちの意欲を大切にしながら援助した。汚れ物袋を自分で掛けにいくと“自分でできた”と誇らしげな表情が印象的であった。

人間関係

子どもたち同士でかかわる姿が多く見れた。鉄棒で一緒にぶら下がっていると「上手にできたね。楽しいね。」と気持ちを伝えるようにニコニコと微笑み合う。転んで泣いている友だちのところに駆けていき「大丈夫?」と声をかけたり、心配そうにのぞき込み頭をよしよしする。かかわりが深まる中で玩具などの取り合いも増えたが、言葉でのやり取りができるようになってきているので、すぐに止めに入らず「何て言えばいいのかな?」「それはどこにあったの?」とその子に必要な声掛けをし、見守るようにした。

環境

天気の良い日が続き、午前も午後も公園へ散歩に行くことができた。ひとりが低木の茂みに入っていくと、他の子も続いていき一緒に探検を始める。ひとりの子が「せんせい、まてまてしよー」と保育者が誘い追いかけると、周りにいた子も一緒になって走り出し、みんなでかけっこを楽しむ。どんぐりや木の実を夢中になって拾う。お気に入りの落ち葉を集めてテーブルに並べて遊ぶ姿もあった。日に日に寒さが増しているが元気に戸外遊びを楽しんでいた。

言葉

「上手にできた」「まてまてしよー」「○○もほしい」「これ、なにー?」と自分の気持ちや思いを言葉で伝えることが上手になった。友だちとのやり取りでも「かして」「はい、どーぞ」「だめ!」「かえして」と言葉でできるようになってきた。

表現

公園で保育者が落ち葉を手に乗せ「落ち葉のシャワーだよ」と降らせると、子供たちも大喜びで落ち葉を拾い、降らせる。落ち葉の道を踏みながらサクサクと音を楽しむ。ドングリや木の実を見つけると「どんぐり、あった」「み!み!」と見つけた喜びを保育者に伝える。また「どんぐりころころ~」と歌いだす。飛行機やヘリコプターの飛ぶ音をいち早く気づき、見上げて見つけると「ひこうき、いた!」「おっきいね」「ばいばーい」と言いながら手を振る姿があった。…