健康
体力が増してきたこともあり今月中旬頃から活動時間を増やした。子どもたちは寒い日でも戸外に出ることを喜び、特にかくれんぼや『おばけ』や『おに』に変身して追いかけたり追いかけられたりしながら走る遊びを好み、身体だけでなく頭も使いながら遊びこんでいた。また、散歩車なしで手を繋いで散歩先へ行けるようになった。歩ける距離も日に日に伸びてきている。
人間関係
「これなーに?」「かーしーて」「あーとーで」「いーいーよ」「ありがとう」と子どもたちなりの言葉でやり取りをしながら遊ぶことが増えてきた。気の合う子同士で一緒に遊び、人と関わる面白さを味わっていた。また、2歳児クラスへ行き異年齢交流の時間を設けると、自らちゅうりっぷ組児の近くへ行き名前を呼んだり、同じ遊びをしたりして積極的に関わろうとする姿が見られた。
環境
室内遊び中に保育者が布を用意すると子どもたちはすぐに気づき、持つ、広げる、丸める等興味をもちながら触れていた。また、ぬいぐるみにかけて布団に見立てたり、近くにいる友だちといないいないばあをしたり、保育者に「かばんにして」と要求し腕にかけてもらい歩いたり、クシュっと丸めて投げてみたり、感触を楽しみながら布1枚で様々な遊びを保育者や友だちと一緒に繰り返し楽しむ姿が見られた。
言葉
「やって!」「おかわりちょうだい」など一語文や二語文で欲求を伝えようとすることが増えてきた。自分の思いを言葉で表現しそれが相手に伝わったと感じられた時、子どもたちは安堵の表情を浮かべていた。一方「いや」「だめ」と強い感情を言葉で示すことも増えてきた。気もちを汲みとりながら一つ一つ丁寧に答えていきたい。
表現
月の製作では、節分に向けて鬼のお面を作った。鬼の絵本を読むと「おにだ」とイラストに大喜びで笑ったり指を頭の上の置き鬼になりきったりしていた。子どもたちは顔のパーツを理解し鬼の目をシールではったり髪の毛を描いたりして思い思い取り組んでいた。それぞれのパーツを貼り付けていくとだんだんと鬼の顔が出来上がり、子どもたちは完成した鬼を満足げに見ていた。…
健康
鼻水が出る子が多くなり、胃腸炎や嘔吐により欠席する子もいたが、長引くことなく元気に登園することができた。まだ感染症が流行る時期なので、一人一人の体調の変化に留意していく。鼻水が出ていることに気付くと「はなふいて」と保育者に知らせ、自分でティッシュを取りに行く姿が見られるようになる。きれいになったことに共感し、気持ち良さに気付けるようにしてく。また、体力が付いてきて、全体的に入眠時間が遅くなっている。食事の時間を考慮しながらスムーズに入眠できるよう働きかけた。
人間関係
友だちに興味があり遊びを真似して、同じ玩具を使おうとするなど一緒に遊ぶことを楽しんでいる。時に玩具や場所の取り合いで揉めることもあるが、遊んでいる様子を見守りながら必要に応じて、お互いの気持ちを受け止めて仲立ちしていく。また、泣きだす友だちに気付くと「どうしたの?」と言って顔をのぞき込んで頭を撫でたり、戸外に出る時に靴下や靴を渡してあげたりと微笑ましい場面も見られる。
環境
戸外遊びでは、寒さに負けず元気に過ごせるよう園庭遊びや散歩など、その日の天候や園庭の状態に応じて、なるべく体を動かすことが出来る方を取り入れた。全身のいろいろな動きができるようになり、ますます遊びが活発になってきた。戸外では「まてまてあそび」が大人気で、追いかけられて逃げまわり、シャボン玉や転がるボールも楽しそうに追いかけて遊ぶ姿が見られた。まだ周囲の様子を確認することはない、怖いもの知らずの時期なので、危険のないようにしっかりと見守っていくようにした。
言葉
自分の名前がわかるようになるとともに、友だちの名前を呼んで遊びに誘う姿も見られるようになる。友だちへの関心が増して、登園時に「おはよう」と挨拶する子もいる。友だちが使っている玩具を貸して欲しいと、片言で伝えようとする場面も見られるようになる。見立て遊びのなかでの友だち同士のやり取りも増えてきた。また、家での出来事を嬉しそうに言葉で伝える子もいる。ゆっくりと関わり、伝えたいことをしっかりと受け止めていくようにした。保育者との会話のなかで子どもならではのユニークな発言も聞くことができた。
表現
冬のパーティーに向けてマラカスを使って合奏を楽しんだ。当日の発表では「おもちゃのチャチャチャ」の曲に合わせて少し緊張しながらも、マラカスを手にして振り、上手に音をだすことができていた。
お正月の制作で手形スタンプをした。手のひらに筆で絵の具を塗ると、くすぐったそうにする子はいたが、嫌がらずに嬉しそうにしている子が多かった。獅子舞の顔と手形を台紙に貼り付けて完成した作品を見ると「○○ちゃんがぺたんしたの」「かわいいお顔だね」と笑顔で話す子もいた。…
健康
朝晩の寒暖差があり、鼻水を出す子が増えた。鼻水が出ると「ハナ、でた」と保育者に伝えたり、自分でティッシュをとって拭いたりするようになった。
午前の散歩から戻り手を洗った後や保育者が着替えセットを並べ始めると、自分の着替えセットを探し始めて着替えを始める。なかなか着替えをする気持ちにならない子もいるが、「自分で着替える?お手伝いしようか?」などと声をかけると「自分で!」や「手伝う!」と答え、着替えを始めるようになった。やる気が出るように声掛けを工夫していく。
人間関係
公園で遊んでいると「かくれんぼ、しよう」「もういいかーい」「ここよー」「ばあ」と子どもたちで遊び始める。また今まで保育者に「まてまてしよう」と声をかけていた子が、「○○くん、まてまて~」と友だちを追いかけたり、「△△ちゃん、どこ?」と他児の名前を呼んで保育者に尋ね、駆けていく。
室内では、積み木を一緒に積み重ねて高くなったことを喜んだり、車の玩具を棚の上や床に一緒に走らせる。また一人の子がカバンに玩具を入れて腕にかけ保育者に「いってきまーす」と手を振りお買い物ごっこを始めると、他児も同じようにカバンを持って真似る。“お友だちと一緒”を好んで遊ぶ姿が多くみられた。
環境
公園では落ち葉がたくさんあった。葉っぱのおばけを保育者に作ってもらい、「おばけ~」と見せ合いをする。そのうち、落ち葉を抱えて降らせて遊ぶ。たくさんの落ち葉の山があると足を入れて「お風呂、お風呂」と喜び、シャワーのように掛け合う。遊びが広がっていった。
ドングリを見つけると「どんぐり!」と嬉しそうに拾う。木の実を見つけると「赤い実、あった」「(紫の実は)ブドウだ!」と喜びながら摘まみ取り、手にいっぱい集める。その木の実や落ち葉をカップに入れて、お料理作りが始まった。遊びに工夫が見られるようになった。
言葉
「よんで」と絵本を持ってくる。保育者が読むと「もう1回、もう一回」と何度もいい、そのうち絵本の内容を覚えて保育者と一緒に読み始め、言葉の繰り返しを楽しむ。
「これ、なに?」と保育者に聞いてくる。「○○だよ」と答えると満足そうに頷き、また「これ、なに?」と次々に興味を持って聞いてくる。欲しい玩具があると手を重ねて「かして」とお願いしたり、使っていた玩具を取られてしまうと「かえして~」と言う。言葉で思いを伝えることができるようになってきた。
表現
製作をした。箱の中に紙を敷き、色を付けたビー玉を入れて転がす。始めはビー玉が転がることを楽しんでいたが、転がると紙に色がついていくことを発見して、その様子を不思議そうに見つめていた。
また色画用紙を葉っぱの形に切り、クレヨンで色とりどりに塗ってもらった。筆圧が強くなりしっかりと色が付いた葉っぱ、好きな色だけで塗られた葉っぱ。廊下の壁を色とりどりの落ち葉でいっぱいになった。…
健康
体力がつき、散歩の際、歩くことに意欲的な子が多くなってきた。子ども同士「いっしょにつなごう」と誘い合い手つなぎ散歩を楽しんだ。足取りも徐々に安定してきて以前よりも歩ける距離が長くなってきている。情緒面では、自己主張がより一層強くなり『これはいい』『これはいや』と思いがはっきりしてきている。保育者が「○○だったね」と気もちに寄り添った声掛けをすることで切り替えがスムーズにできることもあった。今後も子どもたちが安心して過ごせるようにしていく。
人間関係
友だちの存在に興味を持ちながら近づいたり触れ合ったりしていた。また同じ玩具を手に持ち、動きを真似、並行遊びをして遊ぶことが増えてきた。目を合わせて声を出して笑い、一緒にいることを喜んでいた。時には「ひとりで」「いや」と一人遊びを好むこともあるが友だちと一緒に楽しみながら日々過ごしている。
環境
今月より活動時間を調整し身体をしっかり動かし自然にお腹がすくリズムを作れるようにした。天気の良い日には散歩に出かけ、秋の自然物に触れながら遊んだ。ドングリや落ち葉集め、虫探しなど子どもたちは「これなあに?」「みてみて」と見たり触れたりする中で時に驚き時に喜びながら探索活動を楽しんでいた。今後も子どもたちの主体性を育んでいきたい。
言葉
したいこと、感じたこと、見たもの、やってほしいこと等、自分なりの言葉で表現し伝えている。はっきりとした言葉を話す子も増えてきた。思い通りにならないことがあると大きい声を出して涙したり手がでることもあるが保育者とのスキンシップで落ち着くこともある。また、保育者が話す言葉も少しずつ理解してきている。その時々の子どもの思いに寄り添いながら言葉に触れていきたい。
表現
保育者と一緒に手遊びをしたり、季節の歌を歌ったり身体を動かしたりして毎日過ごした。また、絵本を好み自分でページをめくって興味のあるものを指でさしたり絵本の中に出てくるうさぎやかえる等、小動物を見て動きを身体で表現しながら、なりきり遊びも楽しんでいた。少しずつ様々なものを見立てた遊びが広がってきている。
…
健康
生活の流れが少しずつわかるようになり、おやつや食前の手洗い、着替えなどを保育者の声かけで進んでしようとする姿が見られるようになる。衣服や靴の着脱を自分でしようとする一方で、できないとわかると「できない」「やって」と片言や身振りで手伝ってほしことを伝えるようにもなった。全体的に体力がついてきて、低月齢児も少しずつ眠くなる時間が遅くなり、遊びたい気持ちも出てくる。保育者も見守りながら寝るタイミングを見計らって声をかけている。
人間関係
友だちの名前を呼んだり片言で話したりして、友だちと関わるようになる。友だちのすることを真似して室内を走り回ったり大きな声を出したりする子もいた。欲しいものに手を出す、引っ張るなど自己主張も見られ、時にトラブルつながることもあるが、保育者の仲立ちによりまた一緒に遊ぶ姿も見られるようになった。友だちとかかわりたい思いが増してきているので、気持ちが満たされ楽しいかかわりができるよう、様子を見ながら保育者も一緒に遊びに入るようにした。
環境
天候の良い日は園庭でしばらく過ごしてから公園へ散歩に出かけた。戸外では「まてまてしよう!」と言って保育者を誘い一緒に追いかけっこを楽しんでいた。砂場では大きな山やお団子を作り、友だちとやり取りする場面も見られた。また公園内を探索して虫や草花を見つけると、嬉しそうに手にして虫の動きを見ながら興味を示していた。様々な公園へ行き秋の自然物にたくさん触れることができた。
言葉
友だちと同じ遊びを楽しみながら「かして」「どうぞ」「はい」など簡単な言葉のやり取りを楽しむ姿が見られる。反面友だちが使っている物が欲しくて、急に取ってしまいトラブルになることもあるので、丁寧に場面に応じた言葉を伝えていった。また「○○ちゃんと手を繋いだよ」「○○ちゃんと○○した」など友だちの様子を伝える子もいた。「これはなに?」と保育者に問いかける場面も増えてきた。
表現
ハロウィンの制作を行った。かぼちゃに顔のパーツを貼り付けてかぼちゃのおばけを作った。今までの制作を通して目や口の位置を理解している子もいて、「目をつけようね」「口をつけようね」という言葉かけで目と口を貼ることができた。自分の作品に対しての興味も高まり、廊下に飾った際には自分のマークの物を指差して、嬉しそうに眺める姿が見られた。
音楽に合わせての体操ではお気に入りの曲が流れると楽しそうに体を揺らしてリズムをとっている。保育者の動きを上手く真似して踊る子もいる。…
健康
咳や鼻水を出す子が多く、発熱で休む子も多かった。復帰後の生活リズムが崩れていないか
を心配したが、登園するとおやつを食べるために手を洗い、席に着く。給食を食べ終わると、自分の布団を見つけ、横になる。保育者がそばに付き、寝かしつけをすると眠りにつく。生活リズムがしっかり身についていた。また、自分から「うんち、でた」と教えてくれたり、”オムツ換えて”と持ってきて、排泄を教えてくれる子が多く出てきた。
人間関係
友だちがしている遊びを真似して、そばで一緒に遊ぶ。顔を見合わせてニコニコとほほ笑み合う。『さんぽ』の曲を流すと、自ら友だちに手を差し出し、手を繋いで部屋の中を歩く姿がある。周りにいる友だちに関心を持ち、関わりを持とうとする姿が多く見られるようになった。関わりが増えた分、玩具の取り合いも多く出てきた。
環境
水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しむ。またシャベルで水をすくい、自分の頭にかける。タライの水をカップやペットボトルで汲んでバケツに移したり、そのまま流してはまた汲み、流しは汲み、の繰り返しをする。
地面に溜まった水たまりに入ってバシャバシャと足でしぶきを立てる。泥をすくって「どろ、どろ」と言いながら握って感触を楽しんでいた。
言葉
「これ、何?」「せんせー」「もう一回」「いらない」と保育者に自分の思いを言葉で伝えようとする姿が多くみられるようになった。友だちのマークを見て、「○○ちゃん」「△△くんの」と友だちのマークと名前を覚えて呼ぶことができるようになった。まだ言葉を話さない子も、友だちを真似て、読んで欲しい本を持ってきたり、人差し指を立てて「もう一回」と要求するようになった。
表現
水遊びではスポンジをタライに浮かべると、ギュッと握って水が滴る様子を楽しむ。氷を手渡すとびっくりした表情を浮かべたが、握って「冷たい」と感触を喜ぶ表情をしていた。室内遊びでは小麦粘土をした。最初は恐る恐る触っていた子も、保育者の真似をしてちぎったり、こねたりして、粘土の感触を楽しむ。また夏祭りに向けて、提灯制作をした。「緑!」「青!」と好きな色のマジックを選んで模様を描いた。球状なので難しそうだったが、熱心に描いている姿が見られた。…
健康
戸外では思いきり走ったり、虫を探したりして活動量が増え体力がついてきている。歩ける距離も長くなり、給食もよく食べ午睡も一定時間眠れるようになってきた。暑い日は室内で横になっている子もいて夏の疲れがでてきている様子も見られた。こまめな休息をとり水分もよく摂れるようにした。
人間関係
友だちに興味をもち同じ遊びをしたり、近づいて笑い合ったり、手を繋いでみたり、関わりを楽しんでいた。一方で一人遊びを好むときもありその際に他児が近づくと手が出そうになったり、涙する姿も見られた。その時々の子どもの気もちを受けとめ共感することで穏やかに過ごせることもあった。
環境
戸外遊びや水遊びを通して、夏の自然に触れながら遊んだ。水遊びは少人数ずつでゆったりとした雰囲気の中で好きな遊びを見つけながら遊んでいた。また室内あそびではパズルや絵の具を使った制作、バランスストーンなど新しい遊びにも挑戦した。発達の成長と共に子どもたちが、遊びながら学べる環境を作っていきたい
言葉
言葉に興味や関心をもち、したり、聞いたり、見たり、感じたり、考えたりしたことなどを自分なりに表情や仕草、言葉で表現する子が増えてきた。人差し指を立てたり、「もっと」「もういっかい」と言ったりして好きなことに対して何度も繰り返し楽しむ姿があった。また他児の名前を呼んだり呼ばれて近づいたりして言葉の成長と共に関わりも深まってきている。
表現
水や砂、土、紙、粘土など様々な素材に触れ不思議がったり、感触を楽しむ姿が見られた。また、歌を歌ったり簡単な手遊びや全身を使った体操など好きなことを見つけのびのびと過ごしていた。体操曲の中で特に¨わぁーお!¨の曲がお気に入りで音楽が流れ始めると表情がにこやかになり楽しんでいた。…
健康
鼻水や咳が出る子もいたが、大きく体調を崩すことなく元気に過ごすことができた。
暑い日が多く、熱が体内にこもりやすいので、戸外遊びを早めに切り上げ、こまめに水分補給をするようにした。また汗をかきやすい時期なので、シャワーをして気持ち良さを感じながら清潔を保てるようにした。以前に比べて一定時間しっかり睡眠がとれるようになる。自ら布団に入眠できる子や、保育者がそばにつくことで入眠する子もいる。引き続き、一人一人安心できる環境を整えていく。
人間関係
クラスの友達に興味を持ち始め手をつないで歩いたり、玩具を手渡したり、関わりを持つようになる。同じ遊びを楽しもうとする一方で、玩具や場所の取り合いなどのいざこざも増えてきた。思い通りにならないと手が出たり、嚙みついたりする姿も見られるようになる。表現から気持ちを汲み取り、一人一人の気持ちを受け止めながら丁寧に関わるようにした。
環境
連日暑い日が続いたのでシャワーと水遊びを開始した。水遊びでは、水を怖がったり嫌がる子はいなく、楽しんでいる姿が見られた。ダライの水をバシャバシャとたたいて感触を楽しんだり、スコップで水をすくってバケツに入れて流すのを繰り返していた。また水に浸したスポンジを手にして、ガラス戸や壁をゴシゴシしておそうじする子もいた。遊びの様子に合わせて玩具を用意し、より楽しめるようにしていきたい。
言葉
自分の気持ちや思いを喃語や一語文、二語文に身振りや手振りを添えて表現をする子が増えてきた。言葉を補いながら相手に伝え、少しずつ言葉のやり取りが出来る喜びを感じられるようにしていく。また、お気に入りの絵本を見ながら、動物や食べ物の名前を言ったり、歌をうたったりしながら楽しむ姿も見られる。引き続き子どもの話したい、伝えたい気持ちを大切にしながら、一人一人の言葉に耳を傾け応答し、発語を促していく。
表現
手遊びで「いとまき」や「むすんでひらいて」を歌うと曲に合わせて一緒に両手をぐるぐるとまわしたり、手を開いて、閉じたりを繰り返したりと動きを真似している。また、保育者や友だちの姿を見て楽しく体を揺らして楽しんでいる子もいた。たなばたの制作では、星に貼り付けたすずらんテープに指先を上手に動かしてさくことができた。完成した作品を見ると「キラキラね」と嬉しそうな表情で言う姿が印象的であった。…
健康
寒暖差が激しくなり、鼻水が出ていたり咳が出る子が多かった。その都度拭いたり水分を多めにとったりして対応した。また下旬頃から下痢や発熱などの症状でお休みする子が多かった。感染症対策を十分行いながら健康に過ごせるようにしていきたい。
また、午睡時、眠くなると保育者に抱っこを要求する子が多かったが、布団に横になって眠ることに少しずつ慣れ、入眠できるようになった。数十分ほどで目覚めてしまう子もいるが、保育者がトントンすると再入眠できる子が増えてきている。
人間関係
好きな遊びを見つけ一人で遊ぶ姿も大いに見られるが子ども同士で目を合わせて笑い合うことも見られるようになってきた。遊びたい玩具が同じで取り合いになる事があったので十分な玩具の用意をして穏やかに機嫌よく過ごせるようにした。
環境
食べる場所や遊ぶ場所をわけ、子どもたちが生活の見通しを持ちやすくできるように環境を整えた。子どもたちの興味関心のある玩具を多く用意することにより好きな遊びをより夢中になって楽しんでいた。
言葉
絵本を保育者に渡し読んでもらうことや自ら好きな絵本をとってページをめくることを楽しんでいた。特に食べ物、乗り物の絵本を好んでいた。指差しや喃語、片言で保育者に伝えようとしている。「○○だね」「これは○○」と保育者に共感してもらうことで、言葉を発しようとする子もいた。
表現
保育者と一緒に親しみのある歌を歌ったり、リズムに合わせて身体を揺らしたりして遊んだ。“オモチャのチャチャチャ”や“ちょうちょう”の歌がお気に入りで、歌ったり、両手を使って楽しい気持ちを表現していた。
鯉のぼり製作では、手型スタンプを行った。自分の手型が画用紙につく楽しさを感じていた。
…
健康
3月に入り、温かい日も増えた。気温に合わせて、上着を羽織るなど体温調整をした。また、寒い日は自分で上着を取りに行き、暑い日は自ら脱ぐなどして、子どもたち自身で体温調整をしている姿も見られた。季節の変わり目なので、鼻水が出る子が多かった。「鼻を拭くね」と伝え、こまめに綺麗にした。
人間関係
園庭に出る時に、ひまわり組のお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら、靴を履いていた。「ありがとう」と伝える姿や、「○○もやって」と自分の靴を持って行く様子が見られた。その後は、一緒に手を繋いで園庭内を散歩をしたり、砂場でお山づくりなどを楽しんでいる姿が見られた。
言葉
月齢問わず歌を歌う子が増えた。散歩の時やお部屋で遊んでいるときに「きらきら星」「ハッピーバースデー」「ウルトラマン」などを口ずさむ姿が見られた。今までは保育士の後に続いて歌っていたが、自ら歌うことが多くなった。子どもたち同士で楽しんで一緒に歌う様子も見られた。
環境
気温が高くなり、冬から春へと季節が変わっていった。散歩道や公園には花が咲き、子どもたちは保育者や友だちに「花があるよ!」「綺麗だね~」と話しかけていた。梅里中央公園で、ノビルとりや、ロウバイの種を集め、ご飯を作ったり、「いらっしゃいませ~」とお店屋さんごっこをした。上手に子ども同士でやり取りをしていた。
表現
自分の思いが相手に伝わらない時に、友達を叩くのではなく、「嫌だよ」「やめて」と言葉で伝えることができるようになり、また、手が出てしまった時、保育士と一緒に「ごめんね」と言うことができるようになった。自分の気持ちを言葉で表現し、伝わることの嬉しさを保育士と共有できた。子どもたちは更に自分の思いを表現したいという気持ちを持つようになり成長を感じた。…