1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2021年度2月のまとめ

健康

見通しを持って生活ができていることで、園庭から靴を自分で履き、友だちと手を繋いで散歩に出掛けることや、散歩から帰ると手洗い着替えを行うまでの流れがスムーズになった。また、給食の準備ができていることに気が付いた子は進んで席についたり、先生に絵本を読んでもらってから給食を食べに向かうなど、次に何をするのかを自ら考え、自分のタイミングで行動に移す子が増えてきた。
周りが気になり着替えを始められない場面においては、「お手伝いしようか?」と保育者が声を掛けると、「手伝って」と答え、少し手伝うと自分で脱ぎ着しようとする。そして、脱いだ服を袋にいれ、自分で袋を掛けに行くことが身につき、全員が進んで行うようになった。

人間関係

子ども同士で遊ぶ姿がよく見られるようになった。公園の小さな丘で一人が地面に横になりごろごろ転がって遊んでいると、それを見ていた他児が真似をして、一緒にごろごろして遊んだり、「○○くん、どこにいる?」「○○ちゃん、あそぼう」とお互いを気にして声をかける姿がたくさん見られるようになった。仲良く遊ぶ中で、玩具の取り合いもあるが、保育者が「○○くんが使っていたよ。なんて言えばいいのかな?」と声をかけると「かして」と言い、その後「いいよ」と渡してもらえると、笑顔で「ありがとう」とうれしい気持ちを伝えることができる子が増えてきた。引き続き、友だちとの関わりがスムーズにいくよう見守っていく。

環境

霜柱ができるほど寒い日。霜柱を見つけた子どもたちが手に取ると「つめたーい」と言い、保育者が「氷だよ」というと「こおり、こおり」と言いながら一生懸命カップに集める姿が見られた。また、公園の砂場で遊んでいるとスコップを持って地面や柱を叩き、音の響きを楽しんでいた。一人が始めると他児も一緒に行い、みんなで楽しむ姿が見られた。

言葉

子ども同士で会話をしながら遊ぶ姿がよく見られるようになった。砂場のテーブルにカップを並べ始め「こっち、こっち」「ケーキだよ」と友だちに声を掛けてごっこ遊びを始めたり、「ハッピーバースデー ツーユー♪」とみんなで歌を歌い始め、子どもたち同士での誕生日会が始まったりと、言葉のやり取りを楽しみながら遊ぶ場面がたくさん見られるようになった。

表現

戸外で遊んでいる時に何かの音が聞こえてくると、気になり空を見上げて、「あ、飛行機だ」「ひこうきぐもだぁ」と指差し、友だちや保育者に嬉しそうに教え、「バイバーイ」と手を振り見送る。また、「月だぁ。」「お月様がいるよ」と言い、指差す先をよく見ると、薄っすらと月が浮かんでいた。「よく見つけたね。きれいだね」と声をかけると嬉しそうに頷いていた。「ジャンプしたら届くかな?」とお話しする子どももいた。自分の思いを言葉で表現できるようになり、受け止めてもらえたことで、さらに伝えようとする姿が多く見られるようになった。…

1歳もも組2021年度1月のまとめ

健康

年末年始の長期休みが明けて、久しぶりの登園。生活リズムや体調が崩れている子が多く見られた。一人一人にゆっくり丁寧に声かけをして、生活リズムを取り戻していった。
靴下を履こうとするが、「できない、できない」と保育者に助けを求める。「ここに親指を入れて靴下の入り口を大きくしたら、足が入りやすいよ。」「そうそう、そのまま引っ張って」と声かけをすると、自分でしようとする気持ちが多く見られ、履けるようになった。すると「できたよ!」と靴下を履いた足を、嬉しそうに見せる表情が印象的であった。

人間関係

お友だちの名前を呼び、一緒に遊ぼうと声をかける。ごっご遊びを楽しむ。友だちを追って、追いかけっこや草むら探検をする。お友だちと一緒に遊びたい、遊ぶと楽しいという気持ちが芽生え、保育者の仲立ちがなくても仲良く遊ぶ姿が多く見られるようになった。
新しく園児一名が入園した。「新しいお友だちだよ。一緒に仲良く遊ぼうね」と紹介すると、「○○ちゃん」と名前を呼んで、ニコニコとほほ笑んだり、泣いていると玩具を「どーぞ」と渡して慰めようとする姿があった。

環境

朝、まず園庭で少し遊んでから、散歩に出るようにした。「お散歩に行くよ」と声かけをすると、遊んでいたスコップやカップを片づけて、保育者のところ集まってくる。
公園では、テーブルに団子や石・葉を入れたカップを並べてパーティーごっこ。お部屋では玩具の入ったカゴを並べて「いらっしゃいませ~」とお店屋さんごっこを楽しむ。また、動物の人形を種類ずつに並べて、動物園を作ったり、ピタゴラスで部屋を作り、「ここはぞうさんのお部屋。こっちはキリンさん」とお家を作る。

言葉

北風が強く吹く寒い日の散歩道。保育者が「かんたろうがきたよ~」といいながら、『北風小僧のかんたろう』を歌うと、“かんたろう~”のフレーズを気に入る。その後、散歩の時に北風が吹くと「かんたろうー!」と呼んで大はしゃぎをしていた。穏やかな気温の日は「かんたろう、こないねー。おーい、かんたろう~」と呼ぶ姿もあった。

表現

雪が降った日は園庭に積もった雪で遊んだ。スコップで雪をすくってバケツに集めたり、アイスのカップに雪を詰めて、「アイス!おいしーい」と食べる真似したりをする。
寒い日には霜柱ができていた。「氷だよ。触ってごらん」と保育者が声をかけると、恐る恐る触り、「冷たい!」と最初はびっくりしながらも、何度も触って「つめたい!つめたい!」とぴょんぴょん跳ねて、氷の感触を楽しんでいた。…

1歳もも組2021年度12月のまとめ

健康

先月に続き手洗いをしっかり散歩から帰った時や、ご飯を食べる前などに保育士と一緒に手洗いする。なかなか汚れが取れない時には「先生とって~」と汚れを気にする姿が見られた。鼻水や咳がでる子も多く、鼻水が出ると、「はながでた~」「はなみず!」と保育士に伝え自分で拭く姿もあった。また高月齢の子には「咳をするときはこうやって抑えるんだよ」と手で押さえる姿を見せた。真似をして口を押えて咳をする姿が見られるようになった。

人間関係

手を繋いで散歩に行くことがスムーズになった。歩いている時は手を繋いでいる子同士で、歌をうたったり楽しそうに話しをする姿も見られた。公園に着いてからも友だちと手を繋ぎながら散策をしたり、一緒に木の実探しや落ち葉を降らせ遊んでいた。友だちが遊んでいると「○○もやる!」と遊びに参加していた。トラブルになっても手が出ることは減り、言葉で相手に自分の気持ちを伝えることができるようになってきた。

環境

月のはじめは、落ち葉やどんぐりなど秋の季節に触れ遊んでいた。後半になると寒さも強まり地面にできた霜柱にふれ「冷たい!」と嬉しそうにする姿も見られた。室内で遊ぶ時はシール貼りや、米粉粘土など卓上遊びを用意した。コーナーに分かれることで一人一人が遊べるスペースを作ったが広くても集中して遊ぶ姿があった。

言葉

全体的に言葉が多く出るようになった。多くの子が「せんせ~」「○○せんせ~」と呼ぶようになり、友だちの名前も指差ししながら言う。また、低月の子も二語文が多く出るようになり「くるまあった!」や「いぬいたね~」と保育士と楽しく会話をする姿が見られた。段々と手や口が出ることはなくなり嫌なことがあっても押したり叩いたりするのではなく、「だめ!」「イヤだよ」と言葉で伝えられるようになってきた。

表現

乳児でクリスマス会を行った。「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて鈴を鳴らし、音を楽しんでいた。練習の時は保育者や友だちと鈴を交換し音の違いを感じながら縦や横に振り、そして、曲に合わせていろいろなリズムで鈴を振る姿が見られた。…

1歳もも組2021年度11月のまとめ

健康

散歩から帰ってくると、靴や靴下を自分で脱ごうとし(難しい子は少し援助する)カゴに入れて、手を洗いに洗面所へ向かう。長袖になり「濡れちゃうから、袖をまくろうね」と声をかけていると、言われなくても自分で袖をまくる姿が見られた。自分の衣服を見つけ脱ぎ始める子もいるが、まだ、着替えることに気持ちが向かない子に対しては「お着替えしましょうね。自分でする?先生がお手伝いする?」と聞き、子どもたちの意欲を大切にしながら援助した。汚れ物袋を自分で掛けにいくと“自分でできた”と誇らしげな表情が印象的であった。

人間関係

子どもたち同士でかかわる姿が多く見れた。鉄棒で一緒にぶら下がっていると「上手にできたね。楽しいね。」と気持ちを伝えるようにニコニコと微笑み合う。転んで泣いている友だちのところに駆けていき「大丈夫?」と声をかけたり、心配そうにのぞき込み頭をよしよしする。かかわりが深まる中で玩具などの取り合いも増えたが、言葉でのやり取りができるようになってきているので、すぐに止めに入らず「何て言えばいいのかな?」「それはどこにあったの?」とその子に必要な声掛けをし、見守るようにした。

環境

天気の良い日が続き、午前も午後も公園へ散歩に行くことができた。ひとりが低木の茂みに入っていくと、他の子も続いていき一緒に探検を始める。ひとりの子が「せんせい、まてまてしよー」と保育者が誘い追いかけると、周りにいた子も一緒になって走り出し、みんなでかけっこを楽しむ。どんぐりや木の実を夢中になって拾う。お気に入りの落ち葉を集めてテーブルに並べて遊ぶ姿もあった。日に日に寒さが増しているが元気に戸外遊びを楽しんでいた。

言葉

「上手にできた」「まてまてしよー」「○○もほしい」「これ、なにー?」と自分の気持ちや思いを言葉で伝えることが上手になった。友だちとのやり取りでも「かして」「はい、どーぞ」「だめ!」「かえして」と言葉でできるようになってきた。

表現

公園で保育者が落ち葉を手に乗せ「落ち葉のシャワーだよ」と降らせると、子供たちも大喜びで落ち葉を拾い、降らせる。落ち葉の道を踏みながらサクサクと音を楽しむ。ドングリや木の実を見つけると「どんぐり、あった」「み!み!」と見つけた喜びを保育者に伝える。また「どんぐりころころ~」と歌いだす。飛行機やヘリコプターの飛ぶ音をいち早く気づき、見上げて見つけると「ひこうき、いた!」「おっきいね」「ばいばーい」と言いながら手を振る姿があった。…

1歳もも組2021年度10月のまとめ

健康

外で楽しく遊んで部屋に帰ってきた時には石鹸で手を洗う。「手をキレイにしようね」「さっぱりしたね」と子どもたちに分かりやすく伝える。子どもたちは手を洗う行為が伴う心地よさの感覚と意味を結びつけ、手洗いの必要性を理解してきている。外遊びや食事の後に服が汚れると子どもの方から「汚れちゃった」と言葉や指差しで保育者に伝える。「キレイなお洋服に着替えようね」と声をかけ一緒に着替える。子どもたちが清潔で過ごせるように心がけた。

人間関係

着替えをした後の汚れ物袋を自分でフックにかけに行くが、「行ってきます」と嬉しそうに行う様子が見られ、低月齢の子も友だちの姿を見て進んで行っていた。時折、汚れ物袋を振り回して遊んでいる子もいる。そして、その姿を見て「楽しそう」という気持ちからか一緒になって袋を振り回す姿も見られたため、「振り回さないで汚れ物をかけに行ってほしいな。次は紙芝居だよ」と保育者の思いと、見通しが持てるように少し先の事を伝えるようにした。その後、急いで行い友だちと一緒に紙芝居を見ている姿が見られた。

環境

公園で大きなあおむしを発見。「大きいね」「動いているね」「ちょうちょになるね」と楽しそうな会話から子どもたちが集まってくる。保育者も子どものたちの発見に共感し、子どもの思いに添った言葉かけをした。ドングリや落ち葉、秋の自然物に触れ戸外遊びを楽しんでいる。

言葉

子どもたちの名前を一人ずつ呼び「ハイ」と元気よく返事をする。中には「次は自分の名前が呼ばれる」と期待をして待つ姿が見られた。「おはよう」「バイバイ」「いただきます」の挨拶が上手な子どもたち。毎日、同じ場面で繰り返し聞く挨拶の言葉の意味を理解してきている。

表現

公園で落ち葉の山を発見。その上を歩き“サクサク”と音がするのを楽しむ。落ち葉を“パ~”と空の方へ高く舞い上げ「葉っぱの雪だ~」と嬉しそうな声をあげる。またカップの中に、小枝や砂、落ち葉をキレイに入れて「葉っぱのお弁当です」と満足そうに友だちや保育者に見せる。…

1歳もも組2021年度9月のまとめ

健康

9月に入ってからは日によって気温差が激しい時もあった。日々の気温に合わせて長袖を着るなど、服装に気を配り、子どもたちの様子を見てその日の活動を考えた。また、着替えを自らやる子や、難しい所は保育者に手伝ってもらいながら着脱をする子もいるが、来月も個々の意欲を大切にしながら援助していく。

人間関係

お友だちと手を繋ぎ散歩をした。初めは保育者が手を繋ぐ子を選んでいたが、自ら他児の所へ行き手を繋ぐ姿も見られるようになった。公園に着くと虫探しをして、見つけた虫を友だちや保育者に嬉しそうに見せていた。友だちと関わりたいという気持ちが強くなり、遊びや生活の中で友だちと一緒に楽しむ姿がたくさんみられるようになってきた。

環境

涼しくなったので、午前と午後に公園や商店街へ散歩に出かけた。散歩道で見つけた物を保育者や友だちに教えながら歩く。にしはら公園では、落ちている金木犀をカップいっぱいに拾ったり甘い香りを楽しんだりしていた。梅里中央公園では滑り台やジグザグの遊具などで体を沢山動かして遊んでいた。

言葉

公園などで見て欲しいものがあると「せんせ~」と呼び、保育者と一緒に見つけた物を共有した。また、他児に関心が出てきて、近くにいるお友だちを指さしながら名前を呼ぶようになった。物や場所の取り合いは度々起きるが、保育者が仲立ちをすることで、「かして」と言ったり、身振り手振りで気持ちを伝えたりすることができていた。

表現

保育者が地面にアンパンマンや動物を描くと、子ども達も指や小石を持って地面に丸やギザギザを描いた。描けた絵を指差して「アンパンマン!」「ワンワン!」と得意げに言っていた。保育者が「上手に描けたね」と声を掛けると、嬉しそうに微笑んでいた。室内では、ドングリ型の画用紙に絵を描いた。「あか」「きいろ」など、自分が持っているクレヨンの色を保育者に伝えながら思い思いに描いていた。…

1歳もも組2021年度8月のまとめ

健康

暑い日が続き、園庭や玄関で水遊びを楽しむ。感染対策で密にならないように数人ずつ水遊びに誘った。他の子は部屋ですべり台を楽しんだり、体操で体を動かしたり、好きな玩具で遊ぶ。「お片付けをして水遊びに行こう」と声をかけると、進んで片付けを始める姿があった。

人間関係

人差し指を立てて「もう一回」など、友だちがしている仕草を真似る。友だちがしている遊びを真似して、そばで一緒に遊ぶ。顔を見合わせてニコニコと微笑み合う。友だちが食べている様子を見て、自分も食べてみる。など、周りにいる友だちに関心を持ち、関わりを持とうとする姿が多く見られるようになった。

環境

水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しむ。またシャベルで水をすくい、自分の頭にかける。水をバケツやカップに入れたり、器用にペットボトルに入れたりする子もいた。コップに入れた水を別のコップに移す事を繰り返す姿も見られた。
地面に溜まった水たまりに入ってバシャバシャと足でしぶきを立てる。泥をすくって「どろ、どろ」と言いながら握って感触を楽しんでいた。

言葉

「これ、何?」「ねーねー」「うんち出た」「ただいま」と保育者に自分の思いを言葉で伝えようとする姿が多くみられるようになった。まだ言葉を話さない子も、友だちの仕草を真似て人差し指を立てて「もう一回」と絵本を読んでほしい時や同じ遊びをしてほしい時に要求するようになった。「だるまさんの」や「もこもこ もこ」の絵本を繰り返し読むことによって、言葉を口に出して言うようになった。

表現

「お月見」の制作をした。初めて足形に挑戦した。足裏に筆で絵の具を塗ると、くすぐったそうにする子はいたが嫌がる子はいなかった。出来上がった足形のウサギに興味津々だった。月見団子は白いシールを使って表現をした。「ウサギさんのために、台の上に団子を置いてあげてね」と伝えると、台の上に貼ったり、ウサギの口の周りに貼ったりして、子ども達が考えながらシールを貼る姿が見られた。…

1歳もも組2021年度7月のまとめ

健康

一日の流れが身についてきた。外から帰ってきた時、食事の前には進んで手洗いに行く。石鹸を手につけ「あわ、あわ」と手のひらをコシコシと合わせたり、自分でできない時には「先生、手伝って」「手、手」と手をだす姿が見られた。汚れが落ち、手が綺麗になると嬉しそうな顔をする。暑い日が続き、汗をかいた時にはシャワーを行い「気持ちいいね、サッパリしたね」と爽快感を味わえる声がけをし、シャワー後は給食を食べ、午睡に入るリズムができてくると、まとまった時間眠れるようになった。

人間関係

友だちの存在を意識するようになった。室内遊びや、散歩にでる時に手をつなぐ姿を見せる。「〇〇ちゃん」と名前を呼んでから玩具を渡し、関わりが少しずつ見られるようになった。同じ遊びを楽しむことも増えてきたので、保育者が仲立ちとなりいろいろな遊びを投げかけ、友だちと一緒にいる楽しさを伝えるようにした。友だちに興味を示す半面、それぞれが自分の思いを強く表現するようになり、玩具の取り合いなどのトラブルが見られる。そのつど互いの気持ちを代弁するなどして、分かりやすく関わり方を知らせている。

環境

園庭や玄関で水遊びをする。安全に楽しく水遊びができるように乳児クラスの担任間で、どのような玩具を用意するか、タライやバスマットは何個用意するか、毎日同じ玩具ではなく飽きずに遊びこめる道具を用意し活動を話しあった。石鹸、ハンカチを用意しての洗濯ごっこは、石鹸の泡が気に入り、シャベルで“ポン”と泡を叩いて、泡が飛び散るのを喜んでいたり、月齢の高い女の子は、ハンカチをゴシゴシと洗い「見て、ピッカピカ」と嬉しそうな姿が見られた。来月も子どもたちの様子を見ながら、みんなが楽しめるような水遊びを取り入れるようにしたい。

言葉

「お友だちと一緒だね」という言葉を好み、簡単な言葉でやり取りをしながら同じ動きを楽しむ姿が見られる。激しい玩具の取り合いも見られるが、泣く姿だけでなく自分の気持ちを「使いたかった」「今、使っているよ」と言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やりとりの仕方など、一人一人に合った対応を心がけた。

表現

トイレットペーパーの芯を花形に切り、絵の具をつけ花火に見立てた。黒い画用紙に絵の具が鮮やかにつくと「ワー」と嬉しそうな顔をして見とれていた。ペッタンペッタンと好きな場所に絵の具をつけ、大きく夜空に舞い上がる花火を表現した。…

1歳もも組2021年度6月のまとめ

健康

鼻水や咳そして熱などで体調を崩す子が多くいた。外から帰ってきたときや食事の前の手洗いをしっかりと行う。保育士が「こうやって洗うんだよ」と手本を見せると、真似をして洗う姿が見られた。食事後、衣服が汚れている時や汗をかいて不快そうな様子が見られた時には、着替えをしてさっぱりと気持ちよく過ごせるようにした。

人間関係

公園でダンゴムシを見つけると「見て見て、ダンゴムシ」と保育士に見せていた。保育士が「本当だ。ダンゴムシいたね」と返事をすると嬉しそうな表情が見られた。また、遊びの中では、友だちの名前を呼んでから「ハイ、どうぞ」と玩具を渡す様子が見られるようになり、友だちとのコミュニケーションがスムーズにとれるようになってきた。給食の場面においては、食べ終わると自ら布団に入りそのまま入眠する子、少し不安そうな様子が見られる子には保育士がそばに行き、優しく体をさすると安心して眠りにつく。

環境

梅雨に入り室内で遊ぶ日が増えた。体を思いっきり動かしたいときには、マットや滑り台を用意してサーキットを作る。滑り台を見ると嬉しそうな顔をして何回も滑っていた。じっくりと集中して遊びたいときには、棚で仕切りを作り「ここは電車コーナー」「ここはブロックコーナー」と子どもたちが遊びを選べるようにした。

言葉

鼻水が出ると「ハナ、ハナ」と言葉に出して伝える子や、指で鼻水を指して教えてくれる。「お鼻が出ちゃったね。教えてくれてありがとう」とティッシュで拭く。公園で梅の実を見つけると保育士に見せる。「これは梅だよ」と伝えると「ウメ、ウメ」と声に出して言う。
‘おもちゃのチャチャチャ’の曲をかけると「チャチャチャ」と声に出して歌う子や拍手や「あーあー」と歌っている。

表現

三角形のピタゴラスでアイスクリームを作り、四角いピタゴラスで家を作った。最初は保育士と一緒に作っていたが、形を作る面白さが分かってくると一人で作る姿も見られるようになった。四角いピタゴラスを長くくっつけて道路を作りその上に車を走らせていた。
絵の具を使ってかき氷の制作をした。子どもたちに好きな色を選んでもらい、指に絵の具を付け画用紙に押し付けて、シロップを表現した。夏らしくおいしそうなかき氷ができた。…

1歳もも組2021年度5月のまとめ

健康

GW明けから日によって気温差があり、鼻水が出る、咳が出るなど体調を崩す子が出てきた。生活リズムを崩さないようにするとともに、食事前や戸外遊び後の手洗いを徹底した。鼻水がでていると「お鼻がでているから拭こうね」と声をかけ、こまめに拭くようにした。すると「お鼻でた」と保育者に言いに来たり、ティッシュをもってきたり、鼻を指さしして拭いてほしいと示す動作が見られるようになった。

人間関係

保育者やともだちへの関心が出てきた。友だちが遊んでいる姿を見て、同じ玩具で遊びを始める。棚やパーティーションを利用して「いないいない、ばあ」と笑い合う姿が見られた。一方で玩具や場所の取り合いになることもあった。子ども同士が遊んでいる時は近くで見守り、トラブルが起きそうな時は、子どもの気持ちを受け止め、楽しめるような声かけや遊びに誘うなどして対応した。

環境

気候がよい季節なので、積極的に園庭や公園に出掛け、戸外遊びをして体を動かした。虫や木の実を見つけて自然と触れ合った。雨の日は一つの遊びに集中できるように玩具ごとにスペースを作った。多目的室に行き、マットやすべり台を利用して体を動かした。

言葉

公園や園庭でアリを見つけると指さしして「アリ!」と言ったり、散歩の途中で猫や犬を見かけると「ワンワン」「ニャーニャー」と言う姿がよく見られた。また言葉が出ていない子でも指さしをして保育者に伝えようとする動作が見られた。「アリさん、いっぱいいるね」「ワンワンもお散歩しているね」など伝えようとする気持ちに寄り添い、言葉を引き出すようにした。

表現

保育者が手遊びや歌を歌っていると、真似をしたり手を叩いて喜ぶ。体操の曲をかけると、リズムに合わせて体を揺らしたり、保育者の真似をして体を動かしていた。製作はアジサイを作った。ペットボトルにスポンジを付けたスタンプで色付けをした。ペットボトルを押し付けると白い画用紙に色が付くことを喜んでいた。色が付くと不思議な様子でペットボトルを見つめたり、付いた絵の具を触ったりする子がいた。ペットボトルを持つことができない子は手に絵の具を付けて、自由に画用紙を触って模様を描いた。…