1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2023年度6月のまとめ

健康

前半は咳や鼻水、発熱、下痢症状、下旬には熱でお休みをする子がみられた。午睡中に咳込みが目立つ際は十分な換気と、咳がひどい時は起こして咳がおさまるまで傍につき再眠できるようにした。一人一人の健康状態に留意しながら、疲れがみられる日や暑い日にはこまめな水分補給とともに室内で落ち着いて過ごせるように配慮した。

人間関係

自分の思いを伝えることができるようになってきて、嫌な思いに大泣きをする子もいる。遊ぶ傍で見守り気持ちの立て直しを援助した。低月齢の子は指さしながら喃語や片言で保育士に思いを伝えようとしている。友だちとの関わりで玩具や絵本の取り合いになることもある。相手にも思いがあることに気付くことができるよう仲立ちをしていった。保育士が具体的な関わり方の見本を実際にして示すことで、子どもがその状況に応じた適切な行動や言い方があることに気付けるようにしていった。

環境

七夕の制作で季節を感じながら、見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の働きを豊かにする取組みをした。星の形の画用紙を見て「きらきら」と言い手を揺らす子。星にシールを貼るときは指先の感覚に集中していた。夜空には「スポンジスタンプ」で好きな絵具の色でボンボンと彩りをそえる。すいかの画用紙をみて「すいか!」「やりたい」と気持ちを伝える姿もみられ、黒の絵具を綿棒につけるとすいかの種に見立てちょんちょんと色をのせた。一人一人じっくりと興味の対象に関わることができる環境を整え、子どもの見いだしたことや感じ取ったことに思いの寄り添った言葉をかけていった。

言葉

公園で大きなダンゴムシをみつける。保育士等が手のひらにのせると、「うわぁ~!」と歓声、「むしさん!むしさん!」と顔を近づけ数人でじっとみつめる。保育士が「ダンゴムシさん、丸くなっているね。お昼寝しているのかな」と子どもの気持ちを代弁したり、更にやり取りが引きだされるような応答をしたりして仲立ちをしていった。身近な生き物に興味を持ち目にしたものに反応するときは、言葉でのやりとりを一緒に楽しみ、生き物にも命があり大切に扱うことを伝えていった。

表現

室内遊びで体操の曲を流すと、リズムにあわせて体を動かして楽しむ。曲が終わると、体操の動きをまねしながら「もっかい!体操したい」と伝えてくれる子もいる。大きく動く際は、子ども同士が接触しないよう十分なスペースをとり一緒に楽しむようにした。

 

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1歳もも組2023年度5月のまとめ

健康

気温の変化などから咳や鼻水、お腹の調子が悪いなど体調を崩してしまう子が多く見られる。子どもたちの健康管理の為、こまめな手洗いや午睡時の姿勢などを徹底して行う。
鼻水が出ている子には「はなみずきれいにしようね」と声をかけながら鼻水を拭くと「うん」と答えてくれる子も見られた。散歩の際には、保育士が「おちゃ(おみず)飲もうねー」と子どもたちに声をかけてみると子どもたちが自分の足で保育士の周りに集まり床に座って水分補給をする姿が見られていた。

人間関係

保育士がボールやフラフープなどの遊びを用意して遊ぶ中で、子どもたちが自分から友だちの所に歩み寄り一緒に遊びをしている姿が見られるようになる。保育士が玩具での遊び方を子どもたちにわかりやすいようにやってみると、子どもたちも1回遊び方を見ただけで模倣して遊んでいる姿が見られるようになってきた。

環境

気温が暖かくなるにつれて公園にも緑が増えてくるようになってくる。公園に落ちている梅の実を見つけると木の枝で中身をほじってみて梅の実の中身がこのようになっているんだとみんなで気づく体験をしたりする。公園の葉っぱを保育士と一緒にかき分けてダンゴムシを探す。「ダンゴムシの赤ちゃんだね」と保育士が子どもに声をかけてみると「かわいいね」と子どもの返事が返ってくる姿が見られた。

言葉

おもちゃを貸してほしいときどうするか?友だちが遊んでいるのが楽しそうで一緒に遊びたいときどうするか?場面に応じた簡単な言葉での関わり方を保育士が子どもたちのお手本になって伝えていく中で、友だちがスコップを使いたくて困っている様子の子がいた。その子にそっと近づいて「どうぞ」と緑色のスコップを渡してあげていた。また友だちが使っている玩具が魅力的で自分も同じ玩具を使いたい時には「いれて」と友だちに声をかけていた。

表現

給食の前や散歩に行く前に、絵本やパネルシアターを子どもたちに見せる中で絵本に出てくるキャラクターを身体で表現して保育士に見せてみたり、「はたらくくるま」のパネルシアターをする時にはハンドルを握って運転する様子を表現して歌えるところは歌いながらパネルシアターを鑑賞していた。…

1歳もも組2023年度4月のまとめ

健康

西原公園のボールコートに、赤、青 黄色の色とりどりのボールを転がすとそれに向かって興味のある子はトコトコと歩き出す。とても積極的にボールを取りに行きボールを蹴ってサッカーのようにしている子も見られる。とても楽しそうなひと時だった。 

人間関係

一人一人の個人差はあるが、2歳になりそうな子どもたちは、自分の思いを片言で伝えることができ1歳になったばかりの子どもたちは、喃語や片言で保育士等に思いを伝えようとしたり抱っこをせがんで思いを伝えようとしている。友だちがブロックを重ねたりつけたりして遊んでいると、一緒に真似をして遊ぼうと関わる姿も見られる。時には自分もやりたい気持ちが強く友達から無理矢理取ってしまうこともある。

環境

散歩に出るとチュウーリップやハナミズキなどの色とりどりの花が咲いている。保育士等が、「きれいな花が咲いてるね!」と言うと「ねー!」と語尾を真似して模倣している。身近な草花に興味を持ち目にしたものに反応するときは、一緒に言葉のやり取りを楽しみながら共感していった。

言葉

言葉のやり取りも少しずつできる子も出てきた。道行く人や近所の人には保育士等が「こんにちは!」と挨拶すると、ぺこりと頭を下げたり「バイバイ」と手を振る子もい
る。「あっち行く!」「あれなに?」など二語文を話し始める子には「本当だね、てんとう虫いるね」と子どもの言いたいことや気持ちを受け止めるようにした。
子どもたちと一緒に言葉のやり取りを楽しみながら発語を促すようにしていった。

表現

自由遊びの時、曲を流すとCDに合わせて知っている曲や心地よいと感じた曲に自然と体を動かして遊ぶことを楽しんでいる。音量などにも気をつけながら、子供と一緒に遊んでいくようにした。…

1歳もも組2022年度3月のまとめ

健康

寒暖差や花粉のため鼻水が出る子が多かったが、全体的に大きく体調を崩すことなく元気に過ごすことができた。体力がついてきたこともあり、布団に入ってからも寝つくのに時間がかかることが増えてきた。眠れない時には静かに絵本を見て落ち着いてから入眠できるようにした。散歩や園庭から帰ったら、手を洗いに行くという習慣が身に付いてきた。手洗い場の前で腕まくりをして洗おうとする子もいる。

人間関係

仲間意識が育ち始め友だちと一緒を喜び、誘い合って遊ぶようになってきた。見立て遊びの中で時には友だちが思い通りにならないと、もどかしい気持ちを泣きながら保育者に訴える場面も増えてきた。個々の思いを受け止めながら気持ちを代弁し、仲立ちしていくようにした。また、友だちを気づかう心も芽生えてきて、休みの子を気にしたり、友だちが転んだ時には「大丈夫?」と側に駆け寄ったりする様子も見られる。

環境

散歩を通して友だちや保育者と手を繋いだり、目的地まで歩いたりすることを楽しむ。

歩きながら春の自然に興味を示し、「ピンクのお花だよ」「きれいだね」「かわいいね」と言って友だちや保育者と変化を楽しむ姿が見られた。移行保育の為、進級する日の3日前からちゅうりっぷ組の部屋で過ごした。環境が変わり寝つくのが遅れたり、眠りが浅くなったりする姿が見られたが、一人一人が好きな玩具を見つけて、落ちて遊ぶことができていた。

言葉

低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えた。保育者の名前や友だちの名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事も簡単な言葉で表している。高月齢児は子どもだけでの言葉のやり取りで遊びを発展していく姿が多くみられるようになる。嚙みつきやひっかき、叩いたりするトラブルは少なくなり「やめて」「いいよ」「かして」「あとでね」と言葉でのやり取りで解決したり、「○○まもっててね」と玩具を取られないように工夫したりする言葉も出てきた。

表現

子ども同士で好きなアニメの歌を口ずさんで体を動かしたり、キャラクターになりきってセリフを言ったりする姿が見られるようになる。また、流してほしい体操の音楽や歌ってほしい手遊び歌をリクエストして、より表現することを楽しんでいた。…

1歳もも組2022年度2月のまとめ

健康

咳・鼻水が出る子が多かった。「ハナ、出た」「拭いて」と伝えてくるようになったので、ティッシュを子どもが手の届く場所に置き、自分で手に取り、拭くように促した。食事の前や散歩から帰ってきたときに、手を洗う習慣がついた。袖が濡れないように「袖をまくろうね」と声掛けをして袖をまくってあげると、次第に自分でできるようになった。給食の後は自分の布団へ行き、「お布団かけて」と横になる。体力が付いてきたので、午前の活動時間を長くしたことにより、給食をよく食べ、ぐっすり眠ることができるようになった。

人間関係

先月、幼児クラスのお店屋さんごっこに参加した後から、ごっこ遊びが盛んになった。園庭で遊んでいたところ、一人が「アイス屋さん、つくる!」と言うと、「僕も」「私も」とみんなでタイヤの上にマットを敷き、お店がいっぱいできた。お部屋では棚をカウンターにして向かい合い、「いらっしゃいませー」「ください」「はい、どうぞ」と言葉を交わしあう。生活や遊びの中で経験したことを、友だちと一緒に再現して遊ぶ姿が盛んになった。

環境

寒い日の公園で、霜柱を見つけた。「こおりだ」「冷たいねー」と言いながら手に取り、嬉しそうに話していた。しばらくすると溶け始めると「なくなっちゃった」と、残念そうにつぶやく様子が見られた。北風が強い日には「こわーい」と寒さに震えたり、ロウバイの花が咲いているのを見つけると「いい匂いだね」と、匂いを嗅ぐ姿があった。そして、梅の花びらが地面に落ちているのを見つけると、一枚ずつ摘まんで拾い、容器に集めたりお料理ごっこに使ったりした。寒い日には寒い日なりの自然に触れ、感じ、遊ぶことができた。

言葉

使っていた玩具を取られると、泣きながらも「使っていたよー!」「返してー!」と言葉で伝え、また、取ってしまった子どもに保育者が「これ、使いたかったの?」「使いたかった」「○○君が使っていたよ」とのやり取りから、玩具を返すことができるようになった。続けて、「何て言えばよかったかな?」「かしてー」「ちゃんと言えたね」と話していると、聞いていた子が「はい」と、その玩具や別の玩具を渡してくれる場面もあった。

表現

『節分の会』で豆まきを体験してから、頭の上に指を立て角に見立てて「オニだぞー」とオニの真似をするようになった。そのうち、ブロックや積み木を頭にのせ角に見立てるようになり、「オニだぞー」「きゃ~」「鬼は外~」と節分ごっこに発展した。保育者が「オニを呼んでこようか?」と声をかけると「いや、いい!」と激しく首を振る。行事を理解し、“怖かったけど楽しかった”と体験から感じてくれたことに成長を感じた。…

1歳もも組2022年度1月のまとめ

健康

体力が増してきたこともあり今月中旬頃から活動時間を増やした。子どもたちは寒い日でも戸外に出ることを喜び、特にかくれんぼや『おばけ』や『おに』に変身して追いかけたり追いかけられたりしながら走る遊びを好み、身体だけでなく頭も使いながら遊びこんでいた。また、散歩車なしで手を繋いで散歩先へ行けるようになった。歩ける距離も日に日に伸びてきている。

人間関係

「これなーに?」「かーしーて」「あーとーで」「いーいーよ」「ありがとう」と子どもたちなりの言葉でやり取りをしながら遊ぶことが増えてきた。気の合う子同士で一緒に遊び、人と関わる面白さを味わっていた。また、2歳児クラスへ行き異年齢交流の時間を設けると、自らちゅうりっぷ組児の近くへ行き名前を呼んだり、同じ遊びをしたりして積極的に関わろうとする姿が見られた。

環境

室内遊び中に保育者が布を用意すると子どもたちはすぐに気づき、持つ、広げる、丸める等興味をもちながら触れていた。また、ぬいぐるみにかけて布団に見立てたり、近くにいる友だちといないいないばあをしたり、保育者に「かばんにして」と要求し腕にかけてもらい歩いたり、クシュっと丸めて投げてみたり、感触を楽しみながら布1枚で様々な遊びを保育者や友だちと一緒に繰り返し楽しむ姿が見られた。

言葉

「やって!」「おかわりちょうだい」など一語文や二語文で欲求を伝えようとすることが増えてきた。自分の思いを言葉で表現しそれが相手に伝わったと感じられた時、子どもたちは安堵の表情を浮かべていた。一方「いや」「だめ」と強い感情を言葉で示すことも増えてきた。気もちを汲みとりながら一つ一つ丁寧に答えていきたい。

表現

月の製作では、節分に向けて鬼のお面を作った。鬼の絵本を読むと「おにだ」とイラストに大喜びで笑ったり指を頭の上の置き鬼になりきったりしていた。子どもたちは顔のパーツを理解し鬼の目をシールではったり髪の毛を描いたりして思い思い取り組んでいた。それぞれのパーツを貼り付けていくとだんだんと鬼の顔が出来上がり、子どもたちは完成した鬼を満足げに見ていた。…

1歳もも組2022年度12月のまとめ

健康

鼻水が出る子が多くなり、胃腸炎や嘔吐により欠席する子もいたが、長引くことなく元気に登園することができた。まだ感染症が流行る時期なので、一人一人の体調の変化に留意していく。鼻水が出ていることに気付くと「はなふいて」と保育者に知らせ、自分でティッシュを取りに行く姿が見られるようになる。きれいになったことに共感し、気持ち良さに気付けるようにしてく。また、体力が付いてきて、全体的に入眠時間が遅くなっている。食事の時間を考慮しながらスムーズに入眠できるよう働きかけた。

人間関係

友だちに興味があり遊びを真似して、同じ玩具を使おうとするなど一緒に遊ぶことを楽しんでいる。時に玩具や場所の取り合いで揉めることもあるが、遊んでいる様子を見守りながら必要に応じて、お互いの気持ちを受け止めて仲立ちしていく。また、泣きだす友だちに気付くと「どうしたの?」と言って顔をのぞき込んで頭を撫でたり、戸外に出る時に靴下や靴を渡してあげたりと微笑ましい場面も見られる。

環境

戸外遊びでは、寒さに負けず元気に過ごせるよう園庭遊びや散歩など、その日の天候や園庭の状態に応じて、なるべく体を動かすことが出来る方を取り入れた。全身のいろいろな動きができるようになり、ますます遊びが活発になってきた。戸外では「まてまてあそび」が大人気で、追いかけられて逃げまわり、シャボン玉や転がるボールも楽しそうに追いかけて遊ぶ姿が見られた。まだ周囲の様子を確認することはない、怖いもの知らずの時期なので、危険のないようにしっかりと見守っていくようにした。

言葉

自分の名前がわかるようになるとともに、友だちの名前を呼んで遊びに誘う姿も見られるようになる。友だちへの関心が増して、登園時に「おはよう」と挨拶する子もいる。友だちが使っている玩具を貸して欲しいと、片言で伝えようとする場面も見られるようになる。見立て遊びのなかでの友だち同士のやり取りも増えてきた。また、家での出来事を嬉しそうに言葉で伝える子もいる。ゆっくりと関わり、伝えたいことをしっかりと受け止めていくようにした。保育者との会話のなかで子どもならではのユニークな発言も聞くことができた。

表現

冬のパーティーに向けてマラカスを使って合奏を楽しんだ。当日の発表では「おもちゃのチャチャチャ」の曲に合わせて少し緊張しながらも、マラカスを手にして振り、上手に音をだすことができていた。

お正月の制作で手形スタンプをした。手のひらに筆で絵の具を塗ると、くすぐったそうにする子はいたが、嫌がらずに嬉しそうにしている子が多かった。獅子舞の顔と手形を台紙に貼り付けて完成した作品を見ると「○○ちゃんがぺたんしたの」「かわいいお顔だね」と笑顔で話す子もいた。…

1歳もも組2022年度11月のまとめ

健康

朝晩の寒暖差があり、鼻水を出す子が増えた。鼻水が出ると「ハナ、でた」と保育者に伝えたり、自分でティッシュをとって拭いたりするようになった。

午前の散歩から戻り手を洗った後や保育者が着替えセットを並べ始めると、自分の着替えセットを探し始めて着替えを始める。なかなか着替えをする気持ちにならない子もいるが、「自分で着替える?お手伝いしようか?」などと声をかけると「自分で!」や「手伝う!」と答え、着替えを始めるようになった。やる気が出るように声掛けを工夫していく。

人間関係

公園で遊んでいると「かくれんぼ、しよう」「もういいかーい」「ここよー」「ばあ」と子どもたちで遊び始める。また今まで保育者に「まてまてしよう」と声をかけていた子が、「○○くん、まてまて~」と友だちを追いかけたり、「△△ちゃん、どこ?」と他児の名前を呼んで保育者に尋ね、駆けていく。

室内では、積み木を一緒に積み重ねて高くなったことを喜んだり、車の玩具を棚の上や床に一緒に走らせる。また一人の子がカバンに玩具を入れて腕にかけ保育者に「いってきまーす」と手を振りお買い物ごっこを始めると、他児も同じようにカバンを持って真似る。“お友だちと一緒”を好んで遊ぶ姿が多くみられた。

環境

公園では落ち葉がたくさんあった。葉っぱのおばけを保育者に作ってもらい、「おばけ~」と見せ合いをする。そのうち、落ち葉を抱えて降らせて遊ぶ。たくさんの落ち葉の山があると足を入れて「お風呂、お風呂」と喜び、シャワーのように掛け合う。遊びが広がっていった。

ドングリを見つけると「どんぐり!」と嬉しそうに拾う。木の実を見つけると「赤い実、あった」「(紫の実は)ブドウだ!」と喜びながら摘まみ取り、手にいっぱい集める。その木の実や落ち葉をカップに入れて、お料理作りが始まった。遊びに工夫が見られるようになった。

言葉

「よんで」と絵本を持ってくる。保育者が読むと「もう1回、もう一回」と何度もいい、そのうち絵本の内容を覚えて保育者と一緒に読み始め、言葉の繰り返しを楽しむ。

「これ、なに?」と保育者に聞いてくる。「○○だよ」と答えると満足そうに頷き、また「これ、なに?」と次々に興味を持って聞いてくる。欲しい玩具があると手を重ねて「かして」とお願いしたり、使っていた玩具を取られてしまうと「かえして~」と言う。言葉で思いを伝えることができるようになってきた。

表現

製作をした。箱の中に紙を敷き、色を付けたビー玉を入れて転がす。始めはビー玉が転がることを楽しんでいたが、転がると紙に色がついていくことを発見して、その様子を不思議そうに見つめていた。

また色画用紙を葉っぱの形に切り、クレヨンで色とりどりに塗ってもらった。筆圧が強くなりしっかりと色が付いた葉っぱ、好きな色だけで塗られた葉っぱ。廊下の壁を色とりどりの落ち葉でいっぱいになった。…

1歳もも組2022年度10月のまとめ

健康

体力がつき、散歩の際、歩くことに意欲的な子が多くなってきた。子ども同士「いっしょにつなごう」と誘い合い手つなぎ散歩を楽しんだ。足取りも徐々に安定してきて以前よりも歩ける距離が長くなってきている。情緒面では、自己主張がより一層強くなり『これはいい』『これはいや』と思いがはっきりしてきている。保育者が「○○だったね」と気もちに寄り添った声掛けをすることで切り替えがスムーズにできることもあった。今後も子どもたちが安心して過ごせるようにしていく。

人間関係

友だちの存在に興味を持ちながら近づいたり触れ合ったりしていた。また同じ玩具を手に持ち、動きを真似、並行遊びをして遊ぶことが増えてきた。目を合わせて声を出して笑い、一緒にいることを喜んでいた。時には「ひとりで」「いや」と一人遊びを好むこともあるが友だちと一緒に楽しみながら日々過ごしている。

環境

今月より活動時間を調整し身体をしっかり動かし自然にお腹がすくリズムを作れるようにした。天気の良い日には散歩に出かけ、秋の自然物に触れながら遊んだ。ドングリや落ち葉集め、虫探しなど子どもたちは「これなあに?」「みてみて」と見たり触れたりする中で時に驚き時に喜びながら探索活動を楽しんでいた。今後も子どもたちの主体性を育んでいきたい。

言葉

したいこと、感じたこと、見たもの、やってほしいこと等、自分なりの言葉で表現し伝えている。はっきりとした言葉を話す子も増えてきた。思い通りにならないことがあると大きい声を出して涙したり手がでることもあるが保育者とのスキンシップで落ち着くこともある。また、保育者が話す言葉も少しずつ理解してきている。その時々の子どもの思いに寄り添いながら言葉に触れていきたい。

表現

保育者と一緒に手遊びをしたり、季節の歌を歌ったり身体を動かしたりして毎日過ごした。また、絵本を好み自分でページをめくって興味のあるものを指でさしたり絵本の中に出てくるうさぎやかえる等、小動物を見て動きを身体で表現しながら、なりきり遊びも楽しんでいた。少しずつ様々なものを見立てた遊びが広がってきている。

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1歳もも組2022年度9月のまとめ

健康

生活の流れが少しずつわかるようになり、おやつや食前の手洗い、着替えなどを保育者の声かけで進んでしようとする姿が見られるようになる。衣服や靴の着脱を自分でしようとする一方で、できないとわかると「できない」「やって」と片言や身振りで手伝ってほしことを伝えるようにもなった。全体的に体力がついてきて、低月齢児も少しずつ眠くなる時間が遅くなり、遊びたい気持ちも出てくる。保育者も見守りながら寝るタイミングを見計らって声をかけている。

人間関係

友だちの名前を呼んだり片言で話したりして、友だちと関わるようになる。友だちのすることを真似して室内を走り回ったり大きな声を出したりする子もいた。欲しいものに手を出す、引っ張るなど自己主張も見られ、時にトラブルつながることもあるが、保育者の仲立ちによりまた一緒に遊ぶ姿も見られるようになった。友だちとかかわりたい思いが増してきているので、気持ちが満たされ楽しいかかわりができるよう、様子を見ながら保育者も一緒に遊びに入るようにした。

環境

天候の良い日は園庭でしばらく過ごしてから公園へ散歩に出かけた。戸外では「まてまてしよう!」と言って保育者を誘い一緒に追いかけっこを楽しんでいた。砂場では大きな山やお団子を作り、友だちとやり取りする場面も見られた。また公園内を探索して虫や草花を見つけると、嬉しそうに手にして虫の動きを見ながら興味を示していた。様々な公園へ行き秋の自然物にたくさん触れることができた。

言葉

友だちと同じ遊びを楽しみながら「かして」「どうぞ」「はい」など簡単な言葉のやり取りを楽しむ姿が見られる。反面友だちが使っている物が欲しくて、急に取ってしまいトラブルになることもあるので、丁寧に場面に応じた言葉を伝えていった。また「○○ちゃんと手を繋いだよ」「○○ちゃんと○○した」など友だちの様子を伝える子もいた。「これはなに?」と保育者に問いかける場面も増えてきた。

表現

ハロウィンの制作を行った。かぼちゃに顔のパーツを貼り付けてかぼちゃのおばけを作った。今までの制作を通して目や口の位置を理解している子もいて、「目をつけようね」「口をつけようね」という言葉かけで目と口を貼ることができた。自分の作品に対しての興味も高まり、廊下に飾った際には自分のマークの物を指差して、嬉しそうに眺める姿が見られた。

音楽に合わせての体操ではお気に入りの曲が流れると楽しそうに体を揺らしてリズムをとっている。保育者の動きを上手く真似して踊る子もいる。…