健康
10月に比べ日ごとの気温差があり、鼻水・咳が出る子が多くみられる。給食の前や散歩
からの帰りに自分から手洗い場に向かう。保育士等と一緒に「あわゴシゴシ」と声をかけて挑戦している。鼻水が出る子は「はな」と保育士等に伝え、鼻水を拭きとってもらっている。
インフルエンザや熱でお休みする子も見られたため、着替えや午睡後などのこまめな検温をする。
人間関係
友だちとの遊びでの関わりを通していく中で、「いれて」「いいよ」と遊びに友だちを入れてあげる姿が見られるようになる。ごっこ遊びをする姿がよく見られ子どもたちの中で「いらっしゃいませ」と声をかけて役になって遊びを展開している。言葉のやり取りも増え、友だちと言葉を通して関わることを楽しんでいる。
環境
ブロックやポットン落とし、ボタン付けなどの手先を動かすおもちゃをクラスのおもちゃにいれる。手先を使った玩具で遊ぶ姿がよく見られるようになり靴を履くのも一人一人上手になってくる。戸外遊びでは公園に落ちている落ち葉を集めて焚火のように山をつくり、「さつまいも」「おいしい」と季節的なごっこ遊びを保育士等や友だちと一緒に楽しむ姿があった。
言葉
室内遊びの中で、フライパンやお皿などを使ったままごと遊びが増えてきて、「いまつくってるよ」「できたよ」と生活の模倣遊びから言葉を通した関わりが増えてくる。「おもちゃのチャチャチャ」などの歌の絵本を真似して友だちと一緒に歌って楽しんでいる。自分の思い通りにならなくて泣いてしまう子も見られるが、片言やしぐさで保育士等に一所懸命伝えてくれる姿が見られた。
表現
クリスマスの制作でリース作りをする。自分の好きな色でリースにクレヨンで色を塗り、「サンタさんの色は何色だろうね?」と保育士等が聞くと「あか」「みどり」「あお」と子どもたちそれぞれのサンタさんを保育士等に伝え表現していた。友だちと「どうぞ」「いいよ」と声をかけパズル遊びを子どもそれぞれの好きな型にはめて遊んでいた。…
健康
生活の節目にオムツ替えをしているがオムツが濡れていない子もいるので少しずつ排尿の間隔が長くなってきている子がいるのを感じる。着替えなどは自分で行うように促すと初めは自分でしようとするが途中でズボンに足が引っかかって入らなかったり、上手く袖に腕が通せなかったりなど中々スムーズに出来ないこともあるが、意欲が薄れないように声掛けをして、出来た時には一緒に喜び合うようにした。
人間関係
友だちの関わりの中で、簡単なしぐさや言葉で自分の思いを伝え友だちの関わり方を知る子もいれば、伝えられずすぐに玩具を奪って手や嚙みつきが出てしまう姿も多く見られた。姿も多く見られた。
手や嚙みつきが出てしまった時には友だちの気持ちを知らせて、してはいけない事を伝えていくようにした。
環境
今年の残暑は10月初旬まで残り10月でも半袖で散歩に出る日が多かった。
中旬以降ようやく涼しくなり公園への散歩も汗をかかなくなり風を感じて走ったり
する事もできた。
公園には、ハナミズキの赤い実やシャリンバイの紫の実、きのこなども生え出していて大切に拾って見せに来てくれる子どももいる。一緒に身近な秋を楽しんでいった。
言葉
二語文をしっかり話し自分の気持ちを伝えられる子もいれば、身振りや「あーあー」などの片言で自分の思いを伝えようとする子もいる。
保育者は簡単な言葉のやり取りをしながら仲立ちをして、その場に合った言葉を知らせたりゆっくりと繰り返して発語を促すようにした。
表現
『地球をどんどん』や『君はできるかな?』などのCDをかけると保育士と一緒に踊ったり、はいはいをして進んだり、猫やゴリラなどの動物の真似を全力でする姿がみられる。
「すごい、そっくりだね。」と褒めると増々張り切って表現してくれる。手遊びや体の部位を動かせるものを取り入れて、室内でも体を動かせるようにして過ごせた。…
健康
鼻水や咳が出る子がいたが、発熱での欠席が1名。先月休んだ子も今月は元気に登園する。暑い日が続くなか気温差もあり、連休前後に「軟便」や「下痢」症状の子が目立った。水遊びは前半で終了し、汗をかいた日はシャワーで体を清潔に保ち、快適に過ごせるようにした。気温と子どもの体調をみながら戸外活動を再開していった。疲れがみられた日は室内でゆっくりと過ごせるよう休息をとり、こまめな水分補給を心がけた。子どもの動きが活発になっているので怪我のないよう見守った。
人間関係
友だちの名前を呼び合ったり、一緒に歌ったり、手をつないで歩いたりする姿がみられた。一人遊びが多かった子も「いないいないばあ」をし合い、やりとりを楽しむ姿もみられ、友だちとの関わりが増えてきた。同時に一人一人の主張も強くなり、友だちのことを押したり物の取り合いになる場面も目立つので、保育士が傍について仲立ちしながら一緒に楽しめるようにした。
環境
保育室での自由遊びでは、子どもが飽きてしまわないよう玩具を入れ替えたり、体操をとり入れたりしながら環境構成を工夫した。先月用意したキッチンパネルのおままごとも楽しんでいる。レゴブロックやチェーンを活用し、子どもが野菜や麺に見立てて遊べるよう配置を工夫した。子どもの興味関心の高い乗り物や動物の絵本図鑑の冊数を増やし、一人一人が落ち着いて絵本を楽しめるようにした。
言葉
発語が増えている。指さしや身振りで表現していた子が片言を話すようになった。又、「ありさん、いた」「こっち、きて!」と二語文を話す子、園庭で「てんとう虫」を見つけた後、昆虫図鑑を指さし「てんとう虫、いたね~」と話す子、まだ発音ははっきりしていないが「〇〇ちゃんとママとパパとしんかんせんに乗った」と乗り物の絵本をみながら話す子がいた。大人の口調も模倣する時期、正しい言葉遣いと丁寧な語りかけで、語彙の数が増えていけるよう、絵本を通して沢山の言葉に積極的に触れさせてあげるようにしていった。
表現
戸外遊びで秋の自然物に触れ、木の実や落ち葉に目を輝かせながら手にとっていた。落ち葉に2つ穴をあけ目をつくってあげると「お顔~」と言ってお面に見立て、顔に近づけ覗いて
みたり、嬉しそうに友だちと見せ合いっこをしたりしていた。落ち葉をかぶっている帽子の上にのせ、葉っぱがひらひらと舞い落ちる様子を友だちと楽しんでいた。…
健康
7月からの猛暑が続き発熱する子が数名見られたが、大きく体調を崩すことなく登園していた。暑い日が続き子どもたちも疲れが出やすいので、水分補給をこまめにとり午睡の時間なども子どもたちが快適に入眠できるように室温などに気をつける。
また、子どもたち一人一人の動きも活発になってきた為、保育室で怪我が起きないように遊びの環境を一つ一つのスペースを大きく設けていった。
人間関係
絵本や体操の音楽を通して子どもたち同士で音楽に合わせて手を繋いで保育室を歩く姿が見られていた。絵本の内容で「ごめんなさい」という内容を保育士が読み聞かせで伝えていく中で、友だちに頭をペコっと下げる姿が見られるようになってきた。
環境
子どもの興味・関心にあわせて保育室の玩具を変えたりして、子どもたちが玩具や保育士を通して遊びのなかでの友だちとの関わりが増えてくれるように環境構成を工夫する。また、おままごとの玩具でキッチンパネルを取り入れることで、野菜を炒める、お皿に盛るなどの動きを表現する姿も見られるようになる。
言葉
絵本の読み聞かせの中で覚えた言葉「ありがとう」や「ごめんなさい」を保育士に伝える様子が見られた。また、片づけの際など「ないないする」「おかたづけする」と保育士に声をかけてお片付けを協力してくれ、片づけが終わると保育士に「できた」と声をかけ達成感を味わっている。
表現
水遊びの中で食紅により色が赤や黄色に変わっていく水を見て、「ジュース」「いちご」と自分の言葉で保育士に表現して伝えている姿が見られるようになってくる。
水遊びで泥水遊びをしていく中で団子を保育士と作ってみたり、水遊びの型抜きを使ってケーキやクッキーなどを作って水遊びを楽しむ。…
健康
7月の中盤から徐々に高熱を出して休む子が出てきた。自宅で、熱性痙攣で救急搬送されたり風邪をこじらせて肺炎で入院した子どももいた。免疫がまだ弱く、発熱したり感染症にかかったりすることも多いので日々の子どもの体調の変化を見逃さないようにした。歩行が安定し、つかまらずに歩けるようになり、脚力やバランス力が身についてきた。走れる子どもとようやく安定した歩行ができる子どもとに差があるので室内でぶつかって転ばないように見守るようにした。
人間関係
クラスの友だちや名前が分かるようになり、関わりが多くなるにつれて友だちと物の取り合いが増えてきた。一緒に遊びを楽しみたい子がいつも同じだったり、見るといつも一緒に遊んでいたり、仲がいいのに喧嘩をしたりする場面が多くなってきた。保育士等が傍にいて一緒に遊びながら仲立ちをするようにした。
環境
ブロックやピタゴラス、絵本など好きな玩具や遊具に自分から関わり、ブロックを電話に見立てたり掃除機に見立てたりイメージを膨らませて遊ぶことができてきた。またそれを見て真似をして楽しむ姿も見られた。
言葉
大人の言うことが分かってきて「○○先生!」「○○ちゃん!」など呼びかけたり、「いや!」などの片言を使ったりする。また、指差しや身振りで表そうとしたりする。
「先生抱っこ!」や「あっち行きたい!」などの二語文も話せる子も出てきた。
表現
気に入った絵本を読んでほしいと持って来たり、大きな紙を用意するとクレヨンでなぐりがきする事を楽しんだりする姿が見られる。
童謡に合わせて保育士等が歌うと知っている言葉を真似して口ずさんだり、体をゆすったりして簡単なふりを楽しんでいる。
…
健康
前半は咳や鼻水、発熱、下痢症状、下旬には熱でお休みをする子がみられた。午睡中に咳込みが目立つ際は十分な換気と、咳がひどい時は起こして咳がおさまるまで傍につき再眠できるようにした。一人一人の健康状態に留意しながら、疲れがみられる日や暑い日にはこまめな水分補給とともに室内で落ち着いて過ごせるように配慮した。
人間関係
自分の思いを伝えることができるようになってきて、嫌な思いに大泣きをする子もいる。遊ぶ傍で見守り気持ちの立て直しを援助した。低月齢の子は指さしながら喃語や片言で保育士に思いを伝えようとしている。友だちとの関わりで玩具や絵本の取り合いになることもある。相手にも思いがあることに気付くことができるよう仲立ちをしていった。保育士が具体的な関わり方の見本を実際にして示すことで、子どもがその状況に応じた適切な行動や言い方があることに気付けるようにしていった。
環境
七夕の制作で季節を感じながら、見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の働きを豊かにする取組みをした。星の形の画用紙を見て「きらきら」と言い手を揺らす子。星にシールを貼るときは指先の感覚に集中していた。夜空には「スポンジスタンプ」で好きな絵具の色でボンボンと彩りをそえる。すいかの画用紙をみて「すいか!」「やりたい」と気持ちを伝える姿もみられ、黒の絵具を綿棒につけるとすいかの種に見立てちょんちょんと色をのせた。一人一人じっくりと興味の対象に関わることができる環境を整え、子どもの見いだしたことや感じ取ったことに思いの寄り添った言葉をかけていった。
言葉
公園で大きなダンゴムシをみつける。保育士等が手のひらにのせると、「うわぁ~!」と歓声、「むしさん!むしさん!」と顔を近づけ数人でじっとみつめる。保育士が「ダンゴムシさん、丸くなっているね。お昼寝しているのかな」と子どもの気持ちを代弁したり、更にやり取りが引きだされるような応答をしたりして仲立ちをしていった。身近な生き物に興味を持ち目にしたものに反応するときは、言葉でのやりとりを一緒に楽しみ、生き物にも命があり大切に扱うことを伝えていった。
表現
室内遊びで体操の曲を流すと、リズムにあわせて体を動かして楽しむ。曲が終わると、体操の動きをまねしながら「もっかい!体操したい」と伝えてくれる子もいる。大きく動く際は、子ども同士が接触しないよう十分なスペースをとり一緒に楽しむようにした。
…
健康
気温の変化などから咳や鼻水、お腹の調子が悪いなど体調を崩してしまう子が多く見られる。子どもたちの健康管理の為、こまめな手洗いや午睡時の姿勢などを徹底して行う。
鼻水が出ている子には「はなみずきれいにしようね」と声をかけながら鼻水を拭くと「うん」と答えてくれる子も見られた。散歩の際には、保育士が「おちゃ(おみず)飲もうねー」と子どもたちに声をかけてみると子どもたちが自分の足で保育士の周りに集まり床に座って水分補給をする姿が見られていた。
人間関係
保育士がボールやフラフープなどの遊びを用意して遊ぶ中で、子どもたちが自分から友だちの所に歩み寄り一緒に遊びをしている姿が見られるようになる。保育士が玩具での遊び方を子どもたちにわかりやすいようにやってみると、子どもたちも1回遊び方を見ただけで模倣して遊んでいる姿が見られるようになってきた。
環境
気温が暖かくなるにつれて公園にも緑が増えてくるようになってくる。公園に落ちている梅の実を見つけると木の枝で中身をほじってみて梅の実の中身がこのようになっているんだとみんなで気づく体験をしたりする。公園の葉っぱを保育士と一緒にかき分けてダンゴムシを探す。「ダンゴムシの赤ちゃんだね」と保育士が子どもに声をかけてみると「かわいいね」と子どもの返事が返ってくる姿が見られた。
言葉
おもちゃを貸してほしいときどうするか?友だちが遊んでいるのが楽しそうで一緒に遊びたいときどうするか?場面に応じた簡単な言葉での関わり方を保育士が子どもたちのお手本になって伝えていく中で、友だちがスコップを使いたくて困っている様子の子がいた。その子にそっと近づいて「どうぞ」と緑色のスコップを渡してあげていた。また友だちが使っている玩具が魅力的で自分も同じ玩具を使いたい時には「いれて」と友だちに声をかけていた。
表現
給食の前や散歩に行く前に、絵本やパネルシアターを子どもたちに見せる中で絵本に出てくるキャラクターを身体で表現して保育士に見せてみたり、「はたらくくるま」のパネルシアターをする時にはハンドルを握って運転する様子を表現して歌えるところは歌いながらパネルシアターを鑑賞していた。…
健康
西原公園のボールコートに、赤、青 黄色の色とりどりのボールを転がすとそれに向かって興味のある子はトコトコと歩き出す。とても積極的にボールを取りに行きボールを蹴ってサッカーのようにしている子も見られる。とても楽しそうなひと時だった。
人間関係
一人一人の個人差はあるが、2歳になりそうな子どもたちは、自分の思いを片言で伝えることができ1歳になったばかりの子どもたちは、喃語や片言で保育士等に思いを伝えようとしたり抱っこをせがんで思いを伝えようとしている。友だちがブロックを重ねたりつけたりして遊んでいると、一緒に真似をして遊ぼうと関わる姿も見られる。時には自分もやりたい気持ちが強く友達から無理矢理取ってしまうこともある。
環境
散歩に出るとチュウーリップやハナミズキなどの色とりどりの花が咲いている。保育士等が、「きれいな花が咲いてるね!」と言うと「ねー!」と語尾を真似して模倣している。身近な草花に興味を持ち目にしたものに反応するときは、一緒に言葉のやり取りを楽しみながら共感していった。
言葉
言葉のやり取りも少しずつできる子も出てきた。道行く人や近所の人には保育士等が「こんにちは!」と挨拶すると、ぺこりと頭を下げたり「バイバイ」と手を振る子もい
る。「あっち行く!」「あれなに?」など二語文を話し始める子には「本当だね、てんとう虫いるね」と子どもの言いたいことや気持ちを受け止めるようにした。
子どもたちと一緒に言葉のやり取りを楽しみながら発語を促すようにしていった。
表現
自由遊びの時、曲を流すとCDに合わせて知っている曲や心地よいと感じた曲に自然と体を動かして遊ぶことを楽しんでいる。音量などにも気をつけながら、子供と一緒に遊んでいくようにした。…
健康
寒暖差や花粉のため鼻水が出る子が多かったが、全体的に大きく体調を崩すことなく元気に過ごすことができた。体力がついてきたこともあり、布団に入ってからも寝つくのに時間がかかることが増えてきた。眠れない時には静かに絵本を見て落ち着いてから入眠できるようにした。散歩や園庭から帰ったら、手を洗いに行くという習慣が身に付いてきた。手洗い場の前で腕まくりをして洗おうとする子もいる。
人間関係
仲間意識が育ち始め友だちと一緒を喜び、誘い合って遊ぶようになってきた。見立て遊びの中で時には友だちが思い通りにならないと、もどかしい気持ちを泣きながら保育者に訴える場面も増えてきた。個々の思いを受け止めながら気持ちを代弁し、仲立ちしていくようにした。また、友だちを気づかう心も芽生えてきて、休みの子を気にしたり、友だちが転んだ時には「大丈夫?」と側に駆け寄ったりする様子も見られる。
環境
散歩を通して友だちや保育者と手を繋いだり、目的地まで歩いたりすることを楽しむ。
歩きながら春の自然に興味を示し、「ピンクのお花だよ」「きれいだね」「かわいいね」と言って友だちや保育者と変化を楽しむ姿が見られた。移行保育の為、進級する日の3日前からちゅうりっぷ組の部屋で過ごした。環境が変わり寝つくのが遅れたり、眠りが浅くなったりする姿が見られたが、一人一人が好きな玩具を見つけて、落ちて遊ぶことができていた。
言葉
低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えた。保育者の名前や友だちの名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事も簡単な言葉で表している。高月齢児は子どもだけでの言葉のやり取りで遊びを発展していく姿が多くみられるようになる。嚙みつきやひっかき、叩いたりするトラブルは少なくなり「やめて」「いいよ」「かして」「あとでね」と言葉でのやり取りで解決したり、「○○まもっててね」と玩具を取られないように工夫したりする言葉も出てきた。
表現
子ども同士で好きなアニメの歌を口ずさんで体を動かしたり、キャラクターになりきってセリフを言ったりする姿が見られるようになる。また、流してほしい体操の音楽や歌ってほしい手遊び歌をリクエストして、より表現することを楽しんでいた。…
健康
咳・鼻水が出る子が多かった。「ハナ、出た」「拭いて」と伝えてくるようになったので、ティッシュを子どもが手の届く場所に置き、自分で手に取り、拭くように促した。食事の前や散歩から帰ってきたときに、手を洗う習慣がついた。袖が濡れないように「袖をまくろうね」と声掛けをして袖をまくってあげると、次第に自分でできるようになった。給食の後は自分の布団へ行き、「お布団かけて」と横になる。体力が付いてきたので、午前の活動時間を長くしたことにより、給食をよく食べ、ぐっすり眠ることができるようになった。
人間関係
先月、幼児クラスのお店屋さんごっこに参加した後から、ごっこ遊びが盛んになった。園庭で遊んでいたところ、一人が「アイス屋さん、つくる!」と言うと、「僕も」「私も」とみんなでタイヤの上にマットを敷き、お店がいっぱいできた。お部屋では棚をカウンターにして向かい合い、「いらっしゃいませー」「ください」「はい、どうぞ」と言葉を交わしあう。生活や遊びの中で経験したことを、友だちと一緒に再現して遊ぶ姿が盛んになった。
環境
寒い日の公園で、霜柱を見つけた。「こおりだ」「冷たいねー」と言いながら手に取り、嬉しそうに話していた。しばらくすると溶け始めると「なくなっちゃった」と、残念そうにつぶやく様子が見られた。北風が強い日には「こわーい」と寒さに震えたり、ロウバイの花が咲いているのを見つけると「いい匂いだね」と、匂いを嗅ぐ姿があった。そして、梅の花びらが地面に落ちているのを見つけると、一枚ずつ摘まんで拾い、容器に集めたりお料理ごっこに使ったりした。寒い日には寒い日なりの自然に触れ、感じ、遊ぶことができた。
言葉
使っていた玩具を取られると、泣きながらも「使っていたよー!」「返してー!」と言葉で伝え、また、取ってしまった子どもに保育者が「これ、使いたかったの?」「使いたかった」「○○君が使っていたよ」とのやり取りから、玩具を返すことができるようになった。続けて、「何て言えばよかったかな?」「かしてー」「ちゃんと言えたね」と話していると、聞いていた子が「はい」と、その玩具や別の玩具を渡してくれる場面もあった。
表現
『節分の会』で豆まきを体験してから、頭の上に指を立て角に見立てて「オニだぞー」とオニの真似をするようになった。そのうち、ブロックや積み木を頭にのせ角に見立てるようになり、「オニだぞー」「きゃ~」「鬼は外~」と節分ごっこに発展した。保育者が「オニを呼んでこようか?」と声をかけると「いや、いい!」と激しく首を振る。行事を理解し、“怖かったけど楽しかった”と体験から感じてくれたことに成長を感じた。…