19か月の男の子、忙しくて遊んでやれなくなると、泣きだしてきて、次第に金切り声になります。これが毎日のことで、イヤになり、途方に暮れています。
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お母さんも何かと大変だとは思いますが、どうして金切り声になったのかということを少し考えてみてください。 お子さんは、金切り声で泣き「お母さん、お母さん、僕を見て。」と叫んでいるのではないでしょうか?まずは、しっかりとお子さんを安心した気持ちにさせてあげることが必要だと思いますよ。
泣き出しそうになったら、金切り声になる前に、優しく声をかけたり、抱き上げたり、おんぶをしたりして、お母さんがいつもお子さんに関心を持っていることを伝えてあげましょう。「お母さんはここにいるよ」「あなたのこと大好きなのよ」 という気持ちをしっかりと伝えてあげたら、少しずつ良い方向に進んでいくのではないかと思いますよ。
また、少し余裕が出てきたら、お散歩に出かけてみたり、膝の上でゆっくりと絵本を読んであげたり、お母さんが笑顔で優しく声を掛けてあげるとお子さんも落ち着いた気持ちになれるのではと思います。
毎日、炊事、洗濯、掃除など忙しくなかなか手があかないと思いますが、お子さんにお母さんの忙しさを伝えることは難しく、そのイライラをお子さんにぶつけても何も解決しません。 お子さんとの関わりをまず第一に考え、お子さんの相手をする合間に家事をするように, 毎日の計画を立ててみませんか。 もしかすると、しばらくの間は、昼間はほとんど何も出来ないようになるかも知れません。夜、家族の人が帰宅されてから出来ることもあるでしょうから、昼間は必要最小限の家事をするようにしてみてはどうでしょう。
それには、お母さんだけではなく、お父さんやその他の家族の協力、家事の分担は欠かせません。 育児はお母さんだけが背負うものではなく、ご家族みんなで協力し、楽しく行うものだと思います。ご家族でじっくりと話し合ってみられてはどうでしょうか。お 子さんは、何といってもお母さんが大好きなんですよ。お母さんも気分転換しながら、いろいろな方法を試してみてくださいね。