5歳ひまわり組月のまとめバックナンバー

5歳ひまわり組2018年度5月のまとめ

健康

喉が渇いた時には自ら水分補給をしたり、気候に合わせて衣服を調節したり健康に関心を持って快適に過ごせるようにする。給食の食材に興味を持ち、「肉は、血や骨を作るはたらきがあるよ」と食材によって体に必要な栄養があることを知り、苦手な食材も口に運ぶ。食育体験を通して作る楽しさや作ってもらえることに感謝の気持ちが持てるように栄養士と連携をとって調理体験の場を作る。

人間関係

地域交流が始まり、緊張した表情を見せるが一緒にゲームをしたり、ダンスをしたり、自己紹介をして友達の声に耳を傾ける。自ら挨拶をしてコミュニケーションをとろうとする姿が見られる。園内だけでなく地域との交流も楽しめるように遊びやダンスを取り入れて安心して参加できるようにする。

 環境

トングを持って近隣の清掃活動をする。ガラスやたばこの吸殻、食べものの袋などを拾う。初めは、何がゴミになるのか考えていた子も友達が拾っているのを見て探し始める。日頃から見ているようで「こういうところにあるよね」と言って植木や草の茂みにも目を向ける。近隣の方に「ありがとう」と声を掛けられると恥ずかしそうにする。散歩に行った時にも「ゴミが落ちていた」と拾うので多めに袋を用意して綺麗になる心地良さと感謝される喜びを味わえるようにする。時の記念日を通して、時計作りをした時に数字を書きたいという子がいるのでペンで書いたり、数字のシールを貼って作ったり、数字に触れる。日々の生活の中で数に親しめるように環境を整えていく。

言葉

“じゅげむ”や“まんじゅうこわい”などの絵本を好み、物語の中で使われている言葉を用いて言葉遊びをする。何度も繰り返して読むことで、意味を理解して自分たちで物語を変えて楽しむ姿もある。言葉のおもしろさや難しさを絵本や紙芝居を通して伝える。

表現

そら豆の皮むきをして画用紙にスタンピングする。皮の形を表現するには、優しくスタンプすることに気づいて友達同士で教え合う。スタンピングしたものをあじさいの形にして時計作りをする。自由に表現遊びができるように様々な材料を用意して、じっくりと行える環境づくりをする。

 

 

 

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5歳ひまわり組2018年度4月のまとめ

健康

お腹の風邪が流行り、嘔吐や下痢で欠席する子が数名いたが、広がることは無かった。汗ばむ気候になり、その都度自分で衣服の調節をする。戸外から戻った時には次の活動が先走り、うがいや手洗いが疎かになることがある為、伝え方を工夫し、うがいや手洗いの大切さを再確認する。

 人間関係

少しずつ新しい担任との関係を築く。気の合う友だちと集団遊びを楽しむ中で、男児は戦いごっこになり、危険な場面も見られるが、遊びを展開させると自分たちで楽しむ。保育者が全て介入はせず、出来る限り遊びを見守り、その都度子どもと一緒に考えていけるようにする。

 環境

新しい環境に不安や緊張を感じている子もいたが、少しずつ慣れ、年長になった喜びを感じながら、安心して生活する。散歩では交通ルールを再確認しながら歩き、道のりを覚えようとしたり、すれ違う人に挨拶をするなど、社会的知識に興味が出てきている。

言葉

早口言葉やなぞなぞなどに興味を示し、気の合う友だちとやり取りを楽しむ。自分の思いを相手に伝える時に口調が強くなることもあるが、伝え方を一緒に考えながら自己表現することを大切にする。

表現

こいのぼり制作では細かい作業にも真剣に取り組む姿が見られる。また、年長の活動として文字遊びを楽しみにしていた為、線のワークに集中して取り組む。姿勢や鉛筆の持ち方を意識しながら焦らず丁寧にゆっくり進めていく。…

5歳ひまわり組2017年度3月のまとめ

健康

急激に気温が上昇した日があり、汗をかいて着替えをしたり、薄手や半袖を持ってきたり、衣類の調整を自主的に行い自立性への育ちに繋がった。公園に行くとマラソンを始める子がいて、疲れたら休みながら体力作りをする。卒園まで体調を崩す事無く登園してきたので良かった。

人間関係

異年齢児との交流の機会を設け、思い出が深まるようにした。小さいクラスとは、遊びの準備をしてから誘い、笑顔が見られると喜んでいた。幼児クラスで、遠出の散歩をしたり、おやつを食べたり、探索をしたり、季節の変化の気づきから、会話が盛り上がっていた。洋光台のドッジボール大会では、他園の子とチームになり、応援や協力する姿があった。顔と名前を覚えて親近感を覚えていた。

環境

卒園、就学に向かう環境の中で、不安を感じる子がいたが、励ましながら好きな遊びに集中できるように配慮した。一人ずつが積極的に気付いた場所を整えている姿が見られ、物を大切に扱おうとする気持ちが育まれた事を感じる。また、一年間、使った部屋や道具に感謝し、次の年長が使いやすさも意識していた。最終週はちゅーりぷ組で過ごしたが、乳児の玩具に興味を示してゆったりと過ごした。

言葉

異年齢児の交流で小さいクラスの子に、優しい言葉がけをしたり、思いやりの気持ちが

芽生えている。他園との交流でも気遣いをしながら会話をし、卒園活動の中で思いを言

葉にして伝えようとし、自信に繋がった。一人ひとりの思いを聞いて受け止め、周囲に

反映できるようにした。

表現

就学で使う道具を制作で表す。文房具など子どもたちから意見を募り、折紙やクレヨン

画で表す。給食先生とのおやつ交流に向かい、ランチョンマットやカード作りで食育の

取り組みを思い出して感謝の気持ちを表す。卒園を祝う会では、一人ひとりが将来の夢

を大きな声で語り、言葉にも自信が漲っていた。…

5歳ひまわり組2017年度2月のまとめ

健康

1月後半からインフルエンザに罹患する子がいたが、半数以上は元気に過ごすことが出来た。マラソンで体力作りを意識したり、手洗い講習を思い出したり、丁寧に行う姿が見られた。薄着でボール遊びや集団ゲームに取組み、十分に体を動かしていた。卒園、就学まで体調を崩さないように感染症予防に努め、体の大切さや守ることを伝えていく。

人間関係

気の合う友達とグループになって遊びを楽しむが、独占的になったり、執着から限られた子との関わりが見られるので、皆との遊びの楽しさを知らせた。自分優先になり、トラブルがあった時は、相手の気持ちを汲み取ることの大切さを伝え、今までの遊びを思う存分出来るようにした。今後も相手を認めることが自分にも繋がっていることを話しお互いを認め合えるように必要に応じて仲立ちをする。

環境

遊びで使う素材や場所が広がり、役割を決めてごっこ遊びが展開している。時間配分に配慮し、思う存分遊べるようにする。どのように組み立てて遊ぶかを子ども同士で配分を決めている。1階の本棚でも気になった本を読んだり、友達と読み合わせている。毎日好きな本を選んで読む時間を作る。

言葉

小さいクラスとの交流の機会が多かったので、わかりやすく優しい言葉で話す姿があった。また、給食室の先生との交流では、調理体験やお弁当を届けてもらったことを感謝の気持ちを持って会話を楽しんでいた。卒園に向けた活動の中で、今までの園生活へ思いを込めて言葉や歌に取り組む。伝えたいことを明確に出しながら、折り合いをつけられるように配慮する。

表現

ひな飾りでは、着物の色を選び、染紙をすると紙に写る色の変化や形を見て、「~に似てる」など想像を膨らませる。小道具も丁寧に切り貼りし、完成すると他児と比べて話し合う。あやとり遊びをする子が多く、一人で様々な形を作ったり、友達と教え合いながら楽しんでいる。伝承遊びもすぐに取り掛かれるようにしていく。…

5歳ひまわり組2017年度1月のまとめ

健康

後半からインフルエンザに罹患する子がいた為、家からマスクを着用して登園し、感染症の予防を意識していた。手洗い講習を受け、丁寧に洗うことの大切さを知り、入室後に時間をかけて洗う子が増え、うがいも習慣になっている。寒波の影響で気温が非常に低い日があったが、体を動かして温めたり、各自で衣類の調節をしていた。今後も感染症に十分注意して、予防していく。

人間関係

遊びが広がり構築していく段階で、思いが合わないと自己主張が強くなり、遊びが中断するので、一人一人の気持ちを聞きながら折り合いつけられるように場を持って、引き続き遊べるようにする。
互いを認め合って、更に関わりが増えて、仲間と考え出し合いながら受け止めている。

異年齢児との関わりを日常の中で気づいて、接する機会を増やしていく。

環境

室内外で、空間に仕切りを作り、ごっこ遊びを展開している。イメージを現実に作り、工夫を重ねて遊びやすいようにしているので、広さを確保できるようにする。使いたい素材を提供し、自由に遊べるように配慮する。
様々なカードゲームが展開して保育者も参加して楽しんでいる。カードの読み方や勝敗の数に興味が伺えるので、わかりやすく知らせている。

言葉

状況に合わせて、自分の言葉に自信を持って発言する子が増える。友達の話に合わせたり、自分の思いを伝えたり、無理のない関係が築けるようにそれぞれが意識している。
見守りながら補足が必要な時は仲立ちをして、会話から関わりが深められるようにしていく。

 表現

正月遊びのコマ作りでは試してみながら、段ボールと芯のバランスを変えて回るコマにして、友達と競ったり、逆さ回しも楽しむ。凧は紐を長めに着けたので、風の向きを見ながら走る方向を考えて上がるのを楽しむ。節分制作は、びょうぶ折りからお面になり、ツノやキバをつけて怖く見えるように工夫して作っている。雪が降ると黒い画用紙を持って外に出てその上で雪の形を確認し、溶ける様子や氷作りを体験する。園外活動で科学館に行くと、様々な体験を通して不思議な現象を見たり、発見したりすることができた。身近な社会体験を取り入れて、探究心が深まるようにする。…

5歳ひまわり組2017年度12月のまとめ

健康

急激に気温が下がり、寒さを感じる日もあったが、戸外で体を動かして運動量を増やし、体を温めて上着の調節も自分で行う子が多かった。

入室時に、手洗いうがいを励行し、咳が出る時は家からマスクを着用して感染症の予防を意識して皆体調を崩す事無く登園する。室内外の温度差や湿度、換気に配慮する。

人間関係

伝えたいことを落ち着いて話す環境を作ることで、相手の言葉を聞きいて気持ちも受け止めようとする場面も増える。

状況を聞き、公平にどうしたらよいかを皆で考えて相手の気持ちを知り、話し合って共通の認識を持って受入れらるようにする。

異年齢児との関わりを日常の中で気づいて、接する機会を増やしていく。

環境

ごっこ遊びやカード遊びを誘い合って、展開し熱中する姿が増える。ごっこ遊びでは、コーナーを利用して窓や入口を作ったり、空間も小物で仕切るなど工夫して、構築しているので、広がるように安全と準備に配慮する。また、大切に使う事を意識できるようにする。

カードは、トランプの様々なゲームをしたり、友達とルールを考えて決めながら遊んでいるが、進み具合を見ながら、状況に応じて援助して意欲を育み、更に楽しめるようにする。

言葉

聞く時や話す時に、強い口調や発言が聞こえることがある反面、思いが言えなくなる子がいるので代弁をしたり、バランスが取れるように見守りや仲立ちをする。
相手の話しもよく聞いて、一つ一つを考えられるよう雰囲気に配慮する。

お互いの気持ちがわかるように、優しさや思いを受け入られるように援助する。

表現

お楽しみ会での他クラスの演技の音楽を流して一緒に楽しむ機会を持ち、異年齢クラスと余韻に浸る姿がある。

クリスマスツリー作りでは、皆で絵の具でツリーに色を付けてから、飾りを作る。それぞれリースやサンタ折紙、プレゼントなどを立体的に仕上げてツリーに掛ける。また、地域の方へのプレゼント用のリース作りも行い、喜んでもらう姿を浮かべてどんぐりや布を丁寧につける。発想や創造が形にできるように準備や援助をしていく。…

5歳ひまわり組2017年度11月のまとめ

健康

気温差が激しい日々もあったが、体調を崩す事無く、皆健康で過ごした。戸外でも鬼ごっこ等で十分に体を動かし、一人ひとりが上着の調節をして活動した。永久歯の生え変わり時期であり歯科検診を受けて、歯の大切さや就学時検診に行くことで、自分の体を振り返ることが出来た。午睡時間を徐々に減らしていくので、様子を見て家庭と連絡をとりながら無理なく生活リズムを整えていく。

人間関係

自分の思いをはっきり伝えながら、相手の気持ちも受け止めて、折り合いをつけようとする場面が増える。自分の気持ちを優先させるだけでなく、どうしたらよいかを皆で考え、相手の身になって考えられるように話し合って確認し、思いやりの気持ちを育む。

異年齢児との関わりも自然に気付けるように遊びや手伝いの機会を増やしていく。

環境

カード遊びをする子が増えたのでじっくり遊び込めるように場所を作り、カードの点検をして集中して遊べる場を確保する。

ごっこ遊びをする子には、必要な道具作りがすぐに出来るように準備しておく。

安全に配慮すると共に整理整頓を行うことで、更に遊びが広がるようにし、また、大切に使う事を意識する。

複数の遊びに興味を持つが、使ったままにして次のことを始める場合も多く見られるので、片付けも習慣になるように伝えていく。

言葉

遊びの中で強い口調や発言が聞こえることがあるので、出来るだけ友だちとで解決出来るように話し合う場を作り、相手の話しをよく聞いて、一つ一つを考えられるよう雰囲気に配慮し、必要に応じて仲立ちをする。

責める言葉でなく期待や思いやりのある言葉の使い方を知らせて良好な関係が築けるよ

うに助言する。

表現

お楽しみ会では、期待感を持ち、楽しんで参加して、保護者に見てもらう事で達成感を味わう。お楽しみ会以降も自分以外の役を演じたり、他クラスの演目を踊ったり、歌って楽しんでいる。

移動動物園では、動物にエサをあげたり、膝の上に乗せて、撫でたり可愛がっている。

クリスマスの制作でイメージしながらフェルトの長靴に布を切り貼りして、廃材を使ってツリーの共同制作を完成し、クリスマスの訪れを心待ちにする。

一人一人の表現や発想を認め、イメージを共有できるようにする。…

5歳ひまわり組2017年度10月のまとめ

健康

冬のような気温の日もあったが、体調不良での欠席者はなく、元気で全員が過ごせた。外遊び用の上着も持参し、自ら調節する姿が多く見られた。冬に向かうが、体を動かす時間を作り薄着で過ごせるようにする。クッキー生地の成形では自由な形を作ったり、キノコの房分けは感触や香りに興味を示したり、どちらも丁寧に扱い出来上がりを楽しみにしてよく食べている。食材と体の関わりを分かりやすくし、健康な体作りを意識できるようにする。

人間関係

運動会が近づき、異年齢での参加種目ではリードし、乳児クラスの手伝いを通して優しく声掛けをしていたわりながら一緒にゲームを楽しむ。クラスでは廃材で作った物を互いに見せ合ったり、作り方を教え合ったりすることで、充実感を得てそれぞれの子どもがその流れの中で認められ、得意なところに自信を感じ、一緒に作る楽しさを味わい更に遊びが広がる。ブロックの組み立てを好む子は、友達に手伝ってもらいながら完成させている。ごっこ遊びの役割決めで、一方的になりトラブルになる時があるので、落ち着いて話し合えるように仲立ちする。

環境

段ボールで共同制作をして家を作るが、固定して遊べるように形を提案するとテープや重い物を置いて出入りしやすいように工夫している。いくつか作って並べているが、雑になっていることがあるので遊びのタイミングを見て、元に戻すことや整頓への働きかけをする。お楽しみ会活動が始まる為、一定のスペースを確保して、動きやすくする。また、落ち着く時を作る。

言葉

ごっこ遊びの時、大人の口調を真似て楽しんでいるが、相手に意味が分からず、遊びが終わったり、トラブルになることがある。また、厳しい言い方も聞こえた時は、優しい言葉の使い方を知らせる。皆での会話が盛り上がり、楽しいが、声が大きくなるので時と場所で調整できるように伝える。散歩先で虫を見つけると名前を付けて楽しむ。

表現

楽器遊びで、使ってみたい楽器を手にとり、保育者の真似をしながらリズムに合わせて楽しんでいる。思うようにならず途中で終わる子もいるが、友達を見て興味を持つ子もいるので挑戦する気持ちを大切にする。手話は、歌詞を理解して分かりやすく表現している。遠足の前にバスを画用紙上で動くようにすると、背景や景色をイメージして描きバスを動かして遊ぶ。芋掘りはクレヨンと絵の具を使い、土や芋のつながった様子を描く。はじく感じを見て縁まで塗り、直線(茎)で色の出方を楽しむ。…

5歳ひまわり組2017年度9月のまとめ

健康

残暑や急な気温の下降があり、鼻水が出る子がいたが、長引かず回復も早く、概ね元気で過ごせた。汗ばんだ日は、自身での着替えをして衣類調節を行う姿が見られた。体調不良の兆候があった時はすぐに家族や保育者に伝えるように話し、感染症を防ぐように努めた。

人間関係

運動会活動をする中で、異年齢児の世話をし、自分たちが盛り上げいこうとする姿が多くあった。乳児クラスの簡単な手伝いを見つけて、自発的に行う。クラスの友達と遊びが発展して広がるが、自己主張が強くなる時があり、話が聞こえにくい場面や、注意の言葉が多くなる時があった。関わりを大切にしながら、優先順位や時間の経過を伝えていく必要がある。他に気を取られがちな子には、向き合って今するべきことを伝え、一つずつ丁寧に行えるようにして、一緒に動き、課題が見えるようにする。

環境

廃材で作った冷蔵庫やテーブル、ガス台を並べて、時間があるとままごとを始めている。小さな物を作って飾るが、バラバラになってもそのままにし、目新しい事や物に次々に行って、遊びが続かない場合は、置き場所のスペースを確保し大事に扱えるようにする。室内の整理整頓や見直しを一緒に行い、子どもたちの意見を取り入れて作り上げていく。時計を使って時間の経過や見通しについて説明する。

 言葉

小さいクラスの子には、ゆっくりと優しく声掛けをしている。自分のことを先に話そうとして、友達の話を遮る事があるので、順番に話せるようにする。また、厳しい言い方が聞こえてくることがある為、思いやりのある言葉の使い方を知らせて良好な関係が築けるようにしていく。子どもからの発信で友だちと話し合うことの大切さや意義がわかるように進めていく。

表現

経験(思い出)から、皆の前で発表する。運動会の演目に対してイメージし、異年齢グループで協力して神輿を完成させ、本番への意欲を育む。遊戯では、音楽に動きや鳴子を合わせる事を楽しんで参加する。廃材を使って、見本を参考にしてケーキや飲み物など様々な食べ物を作る。細かい部分は、保育者と考えながら行い、出来上がると友達に作り方を教え合い、完成品を並べてレストランごっこをする姿がある。発想が広がり、作りたい物が自由に完成できるように時間を設ける。…

5歳ひまわり組2017年度8月のまとめ

健康

発熱と咳で1~2日欠席した子がいたが、回復も早くプールや泥んこに参加でき、殆どの子が夏の遊びを満喫できた。異年齢保育により、他クラスの保育室で過ごした子は、小さい子の手本になるように着替時や身支度の整理を意識していた。歯磨きや手洗いがおざなりになる時には、声を掛け、外から入室した際にタオルで清拭し、汗を拭う心地良さを知らせた。夏休みで生活リズムが変わった様子が見える子には、声を掛けて少しずつ園での過ごし方を取り戻せるようにしていく。

人間関係

異年齢保育期間中は、3歳、4歳の子に優しく接し、生活の仕方を教えて、積極的に世話を行う様子が見られ仲間意識が高まったので、引き続き関わる機会を設けていく。同年齢の子とは「一緒にやろう」と遊び以外の活動も誘い合って進める姿があるが、ふざけて目的が中途半端になったり真似て終わることがあるので、一人ひとりの個性が出せるようにきっかけを伝えていく。みんなで力を合わせることの楽しさと達成感が味わえるように活動を展開していく。

環境

異年齢保育が始まると、持ち物の置き場所や室内での動きに戸惑いがあったが、名前の明記や、ロッカーの空いてる所を見つけて使えるようになる。着替え、給食、午睡、おやつ等の切り替え時には、移動をして分かりやすくしたので活動がスムーズになる。

机上と床上で広げて遊べる場所を作り、充実感を得られるようにした。玩具や絵本の入れ替えをして、季節を感じられる制作を取り入れていく。

言葉

友だちの名前を呼び捨てにして、親近感を持つ子がいる。遊びの道具や玩具を譲り合う言葉も聞かれるが「自分が先」を通して言葉が厳しくなることがあるので、思いやりが持てるように話し方を知らせる。「メガネ」をかけている子にニックネームをつけて呼ぶことがあったので、それぞれ必要な物があることを伝え、悪意がなくても言わないように話をし、相手の思いに気づかせる。小さい子には、散歩時に励ましや優しい言葉が聞かれるようになったので今後も様々な場面で関わりを持てるようにする

表現

それぞれが夏休みに祖父母と過ごしたり、外出先で様々な体験をした事を思い出して皆の前で話したり、絵に描いたり、廃材制作で表す。異年齢で、くもの巣や虫作りも楽しめたので、素材を整えてイメージしたことを形にしやすいように用意する。運動会のポスター制作では、昨年の写真を参考に描き、パラバルーンやリレーをがんばろうとする姿があるので、楽しみながら活動していく。…