4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2018年度9月のまとめ

健康

朝夕の気温差や夏の疲れにより、咳・鼻水などで体調を崩す子がいる。丁寧な手洗い、うがいや気候に応じた衣服の調節を声掛けしていく。

室内では温度調節や換気をこまめに行い、過ごしやすいように配慮する。

人間関係

お祭りごっこや運動会に向けて、幼児クラスでの関わりが増える。他クラスの活動に興味を持ち、制作や遊戯などに一緒に参加する。お祭りごっこ後も、異年齢児を加えて引き続き楽しむ姿も見られる。

乳児クラスにも関心を持ち、靴の着脱や園庭からの入室を手伝う子もいる。年下児への関心や関わりがさらに広がるよう援助していく。

環境

夏野菜のきゅうりは花が咲き小さな実はなるものの、そのまましおれてしまう。花が咲く度に「今度は大きいきゅうりになるといいね」と話しながら、声を掛け合って水やりをしている。葉、茎が枯れてしまったことで、もう花が咲くことも実をつけることもないことがわかり、片づけをする。植物も生き物と同様に命があることを感じている。

天気の悪い日が多く、散歩や園庭遊びに出られない日が多い。来月は散歩に多く出掛け、秋の自然に触れていく。

言葉

自分の思いや考えを、相手に分かりやすい言葉で穏やかに伝えることができるようになる。

他クラス児でトラブルがあった時も、客観的に見た場面を保育者に言葉で伝え、解決の方法や適切な言葉を両者に伝えている。友達や保育者との会話を楽しむ満足感を味わえるよう、ゆったりと話ができる雰囲気を作る。

文字に興味を持つ子が増え、絵本を自分で読んだり手紙を書いたりしている。さらに興味を深めていけるよう、遊びや活動を考えていく。

表現

自分で体験したことを絵に描いて表現することを楽しんでいる。その時の光景や気持ちを思い浮かべ、友達と話し合いながら細かく描いていく。また、絵の具を使ってのびのびと描くことも好んでいるので、大きな画用紙に多色の絵の具を使って描く経験もしていく。

体操や遊戯の音楽が流れると、口ずさみながら遊んだり友達と誘い合って踊っている。保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していく。…

4歳あさがお組2018年度8月のまとめ

健康

発熱で欠席する子はいたが、全体的には大きく体調を崩すことなく過ごす。厳しい暑さが続いたので、プール遊びの時間を多く取り入れられるように幼児クラスで調整したり、夕方などの涼しい時間に戸外遊びをする。暑さによる疲れのでやすい時期なので、体調の変化に留意していく。

人間関係

登園児の少ない日には幼児クラス合同で過ごし、生活や遊びを通して関わりを持つ。時には2才児も加わることもあり、5才児が関わる様子を見ながら真似をして声掛けや手伝いをしている。場面によっては意思疎通がうまくいかないこともあるが、その都度仲立ちをしてお互いの思いが通じ合うよう援助する。今後も異年齢での関わりが持てるよう担任間で連携していく。

環境

暑さが厳しく、戸外に出て夏ならではの自然に親しむことは難しかったが、登園時に見つけた虫を捕まえてきて友達と観察したり、テラスで育てているキュウリやあさがおの世話や観察を通して身近な自然と関わる。安全に戸外遊びができる時期になったら、積極的に身の回りの自然と関われるような活動を多く取り入れていく。

言葉

休み中の出来事や楽しかったことを、友達や保育者に嬉しそうに伝えている。特に印象に残っている場面を相手に分かりやすい言葉で伝えようとするが、思うような言葉が見つからず考える姿も見られる。伝えたい場面に沿った言葉を知らせていく。

異年齢児との関わりでは、言葉で伝える難しさも感じて時には行動で示すこともある。様子を見守りながら、必要な援助をしていく。

表現

年長児の活動の様子を見たことをきっかけに、廃材を使った工作に興味を持ち始める。家から持ってきた廃材を何かに見立ててみたり、身近な道具を使って加工しておもちゃを作ったりする。自分のイメージを形にできる楽しさを味わえるよう、保育者も一緒に取り組んでいく。…

4歳あさがお組2018年度7月のまとめ

健康

発熱や下痢の症状で欠席する子がいる。暑さによる疲れやプール遊びの影響も考えられるので、こまめな水分補給やプール後のうがいや手洗いをしっかりとできるよう声をかけていく。

食欲が低下している子も増えているので、食育活動に参加して食への関心を高めたり、食が進みやすくなるような声掛けをしていく。

人間関係

異年齢児と一緒に過ごす中で、年長児の遊びに興味を持って加わったり、教えてもらったことを更に年下児に教えてあげようとする姿が多く見られようになる。これから、異年齢の友達と関わる機会も増えてくるので、皆で楽しめる遊びや活動を考えていく。

環境

きゅうりの栽培では、一度失敗してしまった経験もあり、積極的に観察や世話をしている。朝夕の水やりでは当番児だけでなく皆で声を掛け合い、日に日にツルが伸びていく生長に驚き、喜んでいる。

セミを見つけた時には十分に観察した後、皆で話し合い『セミにとって安全な場所』に放す。飼育したい気持ちもあるが、生命を感じ大切にしようとする。厳しい暑さもあるが、夏ならではの自然に触れられるよう、活動を考えていく。

言葉

自分の思いや考えを言葉で伝えようとするが、口調が強くなったり一方的な言葉の投げかけになったりすることがある。それぞれの気持ちを受けとめつつ、相手に伝わりやすい言葉や気持ちの良い言葉を伝えていく。

表現

お気に入りの絵本を繰り返し読んでいる。保育者や友達とやりとりを楽しみ、ごっこ遊びへと発展していっている。イメージを更に膨らませ、小道具なども作ろうとする。保育者も一緒に楽しみながら、絵本の世界を広げていく。…

4歳あさがお組2018年度6月のまとめ

健康

食事では食物の栄養を知らせると、友達と「骨が強くなるんだよね」「力がもりもりになるよ」と話しながら食べている。

手洗いやうがいが雑になっている。夏は感染症に罹りやすいので、丁寧に出来るよう見守りや声掛けをしていく。

人間関係

散歩やテラスランチなどの活動を通して、5歳児との関わりが増え、遊びでも興味を持って見たり真似してみたりしている。

生活の中で3歳児の世話をしたり、2歳児と遊ぶ場を作ったりして年下児と関わる機会を持つ。関わりの中でコミュニケーションをとることが難しい場面もあるので、一緒に遊びながら関わり方や声の掛け方を伝えていく。

環境

クラスで栽培しているきゅうりが枯れてしまう。皆で枯れてしまった理由を考え、今後の世話について話し合い、もう一度苗を買い直して育てていくことに決まる。失敗の経験も次へと活かせるよう援助していく。

泥んこ遊びでは冷たさや軟らかさといった感触を味わいながら遊ぶ。水遊びやプール遊びへと繋げていけるよう安全に配慮しながら活動を考えていく。

言葉

話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、主張の強い子の思いに合わせてしまうこともある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを伝え合えるよう、保育者が仲立ちや代弁をしていく。

表現

虫歯予防デーや七夕飾りの制作では、ハサミを使った活動や絵の具遊びに取り組む。土台となる顔の紙だけを用意し、付属する顔のパーツなどは自由に切り貼りして作る。初めは「どう作ったらいいのか」と戸惑う子もいたが、いろいろな大きさ、形に切ってみてイメージに合ったものを選んで貼るなど試行錯誤しながら作っている。絵の具遊びでは、大きくのびのびと描く感覚を楽しんでいたので、今後は大きな紙への描画も取り組んでみたい。…

4歳あさがお組2018年度5月のまとめ

健康

園庭や散歩先の公園で、ルールのある集団遊びに取り組み、積極的に身体を動かしている。部屋に戻る時には汗や砂などによる汚れに気付き、着替えようとする。

季節の変わり目の不安定な気候で、鼻水や咳が出る子もいるので体調には十分気を付けていく。

手洗いや歯磨きが雑になりがちなので、丁寧にできるよう声掛けしていく。

人間関係

遊びの中で自分の思いを出せるが、うまく伝わらずにトラブルになる時もある。遊びの様子を見守りながら一人一人の気持ちを丁寧に聞き、友達との関わりが持てるように援助する。

環境

ロッカーや玩具棚の配置を変え、見通しがつきやすいようにする。ロッカーが一列に並んだことで全体が見やすくなり、片付けの時には友達にも声掛けをする姿が見られる。遊びや生活の様子を見て、配置を考えていく。

パーテーションを広く壁面として使い、絵や作品の装飾を工夫する。

言葉

自分の思いを強く主張できる子もいれば、言葉で伝えられずに保育者に仲立ちを求めたり涙を見せる子もいる。思いを相手に伝え、スッキリと出来るよう仲立ちや見守りをしていく。

紙芝居や絵本では長めの話も集中して見て、気に入ったものは繰り返し保育者に「読んで」と求める。いろいろなお話の世界を楽しんでいきたい。

表現

遠足に向けてお弁当の絵を描いたり、遠足後には印象画を描いたりする。中には、どう描いたらいいのかと描き出しを戸惑う子もいたが、友達や保育者と会話をするうちにイメージが膨らみのびのびと描く。画用紙いっぱいにクレヨンで力強く描き、友達と見せ合って喜ぶ。これからも、いろいろな手法でイメージを表現することを楽しんでいきたい。…

4歳あさがお組2018年度4月のまとめ

健康

時間帯や日によって気温差があり、咳や鼻水が出る子がいる。衣服の調節や水分補給をして快適に過ごせるようにする。

散歩では春の自然に触れながら、身体をのびのびと動かして遊ぶ。

人間関係

新入園児も含めて気の合う友達同士で集まり、興味のある遊びを一緒に楽しんだり、誘い合って遊んだりする姿がある。特定の遊びや友達だけでなく、いろいろな人や環境に触れながら遊びを広げていく。

新入園の兄弟児や年下児に優しく声を掛けたり遊びに加えている。異年齢児とも積極的に関われるようにする。

 環境

保育室は変わったが、身支度などの動線は大きく変えずにいたので混乱なく身の回りのことに取り組むことができている。新しい生活に慣れてきた様子を確認して、子どもの動線や遊びの好みに合わせて環境設定を考えていく。

遊びや興味のあることにじっくりと取り組めるよう環境を整えていきたい。

 言葉

友達同士での関わりでは、自分の思いを言葉にして相手に伝え会話を楽しんでいる。時には、相手にうまく伝わらずトラブルになる場面もあるので、それぞれの思いを適切な言葉で伝えられるように見守りや仲立ちをしていく。

表現

ままごとやヒーローごっこでは役を話し合ってなりきって遊んだり、ブロックや積木でイメージしたものを形にしたり、友達と共有しながら協力して作る姿が見られる。

こいのぼり制作では、クラスで制作方法を話し合い進めていった。自分で感じたことやイメージしたものを形にする楽しさを味わえるようにする。…

4歳あさがお組2017年度3月のまとめ

健康

花粉症で、くしゃみや鼻づまり、目の痒みなど不快を示す子も見られるが、園庭遊びや散歩を喜び、こま回し、登り棒やかくれんぼ、長縄跳びなどで友だちと身体を動かす。気温の高い日も多くあり、裸足で砂の感触を喜ぶ姿もある。水分補給をこまめに取りながら体調の変化に留意していく。

人間関係

気の合う友だちを誘い、自分の考えや友だちの意見を取り入れながら、遊びを共有して楽しむようになる。トラブルになりそうなときもあるが、自分たちで解決できるように保育者は子ども達を見守りながら成長を育んでいきたい。

環境

進級を意識して、期待を持つようになる。ひまわり組で食事や午睡をし、ゆったり過ごすことで落ち着いている。年長の玩具に興味があり、レゴブロックや、カードゲーム、あいうえお表を見ながら手紙ごっこなどで、友達や保育者と楽しむ姿がある。興味のある遊びに集中できるように必要なものを話し合いながら用意する。

言葉

絵本の「おおきくなるっていうことは」が大好きで、今の自分に置き換えて聞いているように見受けられる。進級することの期待や不安を言葉にする事があるので、一人一人の思いをじっくりと傾聴し丁寧に答えると、進級してからの見通しが持てるようになり、安心して活動を楽しみにするようになる。友だち同士で、楽しみにしていることを話す姿が見られる。

表現

いつでも廃材遊びができるように設定したことで、工夫しながら作りたい物を形にすることが上手くなる。作った物を使い、ごっこ遊びに発展していく。段ボールで作った家には異年齢も一緒に絵を描き「窓を作ろう」とみんなで一緒に穴を開ける姿がある。子どもたちが夢中になって遊び込む姿を大切にしていきたい。…

4歳あさがお組2017年度2月のまとめ

健康

手洗い講習をしたことで以前よりも手洗いを丁寧に行う姿が見られる。暖かい日も多くなり、衣服の調節をしながら薄着で遊ぶ子もいる。戸外では、縄跳び、鬼ごっこ、氷鬼、中当て遊びなど、思い切り身体を動かして遊ぶ。さまざまな遊びを取り入れて楽しめるようにしていく。

人間関係

自分たちで考えを出し合いながら、好きな遊びを共有して楽しむようになる。その過程で互いの意見がぶつかることもあるが、その都度一人一人の気持ちを受け止めながら解決していくことを大切にしてきた。いろいろな考えや意見があることに気付ける機会にもなるので丁寧に関わっていく。

環境

食育で小松菜を収穫したことをきっかけに、食材の栄養素(げんきっず)のカードを子どもと作る。給食で出た食材やおままごとで使う食べ物を見て「これは○○のげんきっず」と興味を持つ子もいる。当番活動では、机拭きや配膳、絵本選びなどを進んで行う。進級に向けて環境が変わるので、ひまわり組で過ごす機会を作り安心して過ごせるようにしていく。

言葉

カレンダーに予定を書きこむと、ひらがなを読める子は声に出して読んだり、いつになったらひまわり組になるの?と日にちを数えながら、進級に期待を持って過ごす。日常の出来事で「みんなはどう思う?」「どうしてだろう?」と子どもたちに投げかけると、一人一人がその子なりに考えて言葉で伝えようとする。子どもの思いを引き出しながら、発言を楽しめるようにしていく。

表現

廃材で作ったおにぎりやお寿司を使ってレストランごっこやままごとを楽しむ。ダンボールで作った家も加わり、コーナーを設定すると、役になりきってごっこ遊びをする姿がある。

じっくりと遊べる空間を作り、子どもの意見を遊びに取り入れていく。…

4歳あさがお組2017年度1月のまとめ

健康

インフルエンザがはやり欠席する子が増える。手洗いうがい消毒を丁寧に行い、午睡時間は落ち着いた雰囲気の中で、身体を休める。室温調節をこまめにし、快適に過ごせるようにする。

人間関係

戸外では、気の会う友だちを誘い「氷鬼」や「長縄跳び」を楽しむようになる。一緒に遊びたくてそばにいるが言葉で伝えられず、遊びに入れないときもある。保育者が仲立ちをしながら必要な援助をしていき、友だちと遊ぶ楽しさをあじわえるようにする。

環境

子どもの発見を大切にしながら、「なぜ」「どうして」と共感し、興味関心が広がるようにする。子どもらしさの気づきや想像を、みんなで一緒に話し合いながらノートに記録して振り返り、これからも公園や新しい道を歩いて様々な発見を共有していく。

言葉

ひらがなに興味をもち、絵本の文字を指差しながら読もうとする子がいる。わからない字は保育者に聞き、「あいうえお表」を見ながら覚えようとする姿がある。また、昼食時にはテレビで覚えた言葉を使い、友だちを笑わせて楽しい雰囲気をつくる子もいる。更に思いを言葉で伝え合いながら関われるようにする。

表現

子ども新年会で見た「二人羽折」や「福笑い」が印象的だったようなので、「福笑い」の制作をする。目隠しが不安でつけずにする子もいたが、友だちが笑いながら見守る中で楽しんで作り上げることができた。雪が降る日が多く、遊んだりままごとに使ったりして、冬ならではの自然現象に喜ぶ日もあった。…

4歳あさがお組2017年度12月のまとめ

健康

溶連菌で欠席する子が1名いる。感染症がはやる時季になるので手洗い、うがい、消毒を丁寧に行っていく。戸外では身体を動かして遊ぶ子が多い。上着で体温調節ができるようにしていく。

人間関係

お楽しみ会活動では同じ役の友だちと一緒に一体感をもって楽しむ。遊びの中では、それぞれの考えを伝え合いながらイメージを共有して遊びが広がっていくようになる。互いの思いがぶつかることもあるが、子どもたち自身で解決できるように見守り、必要な時には仲立ちしていく。

環境

野菜の水やりや給食の配膳など、日々の当番活動も習慣になってきている。散歩でクリスマスやお正月に関するものを探しに行くと、普段とは違う様子に気づいたり、さまざまな発見があった。実際に見ることで子どものイメージにも膨らみ、まつぼっくりを使ったツリー作りにも繋がった。今後は体力もついてきているので、遠い公園に散歩に出掛けたり、新しい道を歩いてみるなど子どもと一緒にさまざまな発見を共有していく。

言葉

気に入った絵本のフレーズを口ずさんだり、文字の読み書きに興味を持っている子が多くなる。クリスマス前に郵便屋さんごっこで友だちやサンタに手紙を書いて遊ぶ。書けない字がある子は、書ける友達に聞いたり、あいうえお表を見ながら真似て書こうとする意欲がある。子どもの発想を取り入れながら環境を設定していく。また、子ども一人一人が発言を楽しめる環境を大切にしていく。

表現

お楽しみ会活動では、好きな役選びから始まり、お面や背景作りを協力して行う。初めは恥ずかしそうにする子もいたが、役ならではの表現を加え少しずつ参加するようになる。力強さも加わり本番では生き生きと表現を楽しむ姿が見られた。今後も子どもの興味をきっかけに表現遊びに繋げていく。…