4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2019年度7月のまとめ

健康

発熱や腹痛の症状で欠席する子がいる。暑さによる疲れの影響も考えられるので、こまめな水分補給やプール後のうがいや手洗いをしっかりとできるよう声をかけていく。

暑い日が続いたが食欲が低下する子はいなく、食育活動に参加して食への関心を高めたり、食が進みやすくなるような声掛けをしていく。

人間関係

友達を誘い鬼ごっこをしたり、ブロックで共通したものを一緒に作ったりして遊ぶ。時に「○○してほしい」というのが言葉でうまく伝えられず衝突することもある。保育者に助けを求める事が多いが、子ども同士で解決策など話しているときは見守り必要に応じて仲立ちしていく。

年長児の遊びに興味を持って加わったり、教えてもらったりして一緒に遊ぶ。これから、異年齢の友達と関わる機会も増えてくるので、皆で楽しめる遊びや活動を考えていく。

環境

キュウリ、トマトの栽培では、積極的に世話をしている。キュウリ、トマトが出来ているのを見て「またできた!」「早く採ろうよ」と言い、収穫する度にシールを貼って、いくつ取れたか数え「もう〇個とれた!」と喜ぶ。また、カブトムシを飼育することになり、クラスで話し合い、カブトムシ2匹(オス、メス)の名前を決める。夏野菜の栽培や虫の飼育を通して生命の大切さを伝えていくようにする。厳しい暑さもあるが、夏ならではの自然に触れられるよう、活動を考えていく。

言葉

自分の思いや考えを言葉で伝えようとするが、口調が強くなったり一方的な言葉の投げかけになったりすることがある。それぞれの気持ちを受けとめつつ、相手に伝わりやすい言葉や気持ちの良い言葉を伝えていく。

表現

夏祭りでは、「ドラえもん音頭」もすぐに覚え笑顔を見せて踊り楽しみ「もう一回!」と言い繰り返し楽しむ。夏祭り当日は、少し緊張した様子が見られたが殆どの子は身体を動かしたり、手拍子をしたりする。今後、プール前の準備体操にダンスを取り入れ様々な歌を準備していく。…

4歳あさがお組2019年度6月のまとめ

6月7日(金) 曇り 本多

そら豆の皮を使いスタンピングをする。絵の具を準備している保育者を見て「なにするのー?」「はやくやりたい」と期待を膨らます。皮に絵の具を付けスタンプし形が出ると「そらまめだ」と笑顔を見せる。オクラのスタンプでは「おはなだ!」「おほしさまだ」と会話をしながら楽しむ。そら豆を育てるところから始まり、調理体験、制作等一つの食材で色々な事を体験することができて良かった。今後も様々な食材を使い、色々な事を体験できるようにしていきたい。

 

6月12日(木) 晴れ 菊池

じゃが芋堀に行くことを伝えると喜ぶ。地域の方に挨拶をし説明を聞いて掘り始める。少し掘り芋が見えてくると、嬉しそうに友達や保育者に見せる「あかちゃんみたい!」「こんなにおおきいよ!!」など喜ぶ声が聞こえる。その後楽しみながら掘る子もいれば、アリやてんとう虫、だんご虫などの虫探しを楽しむ子もいる。軍手をつけているので、掘るのに躊躇するこはなく、楽しそうに土を掘る子がほとんどでよかった。土の上の収穫だけでなく、地中の収穫があることに気付けるような声掛けをし興味を持つようにする。

 

6月21日(金) 晴れ 本多

今年度初めての泥んこ遊びをする。昨日から伝えていることもあり、楽しみにしている。全身を使いダイナミックに水溜りにスライディングし「きもちいい」と言う子や雨どいを使い、水を流し砂場で川を作ったりして遊ぶ。手足が汚れることが苦手な子もいたが後半はあまり気にせずにじょうろで水を流して楽しむ姿が見られる。年上児と一緒に遊ぶことで、雨どいをどう置けば、流れやすいのか、逆に溜まりやすいのか等遊ぶ中で考えている姿が見られた。遊びの中で遊びが発展していくように声掛けしたり玩具を用意したりしていく。

 

6月25日(火) 晴れ 菊池

公園に行く途中、塀にいる青虫をみつけると興味津々で見つめる。帰りも見ようと約束して出掛ける。駅前の七夕飾りを見て「赤がいっぱい」「風に揺れてる」等の声が聞こえ喜ぶ。公園では2チームに分かれて鬼ごっこを行う。ルールを理解している子が増え、子ども同士で教えあう姿も見られる。帰りに塀を見ると青虫はいなく「蝶々になったんだね」「歩くのはやいね」など声が聞こえる。七夕飾りを見て、色々な形、色があることに気が付き保育者に教えている。子どもたちの作ったものを合わせ由来等を知らせていくようにする。

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4歳あさがお組2019年度5月のまとめ

健康

公園の遊具で楽しんだり、ルールのある集団遊びに取り組んだり、積極的に身体を動かしている。園に戻ると汗や砂などで汚れた事に気付き着替えている。

手洗いを忘れがちなので衛生について話をすると以前より洗うようになり、忘れている子に声を掛ける姿も見られるので今後も大切さを伝えていく。日中との温度差が大きく鼻水の出ている子もいるので体調には十分気を付けていく。

人間関係

遊びの中で自分の思いを出せるようになったが上手く伝わらず、トラブルになる時がある。様子を見守りながら一人ひとりの気持ちを丁寧に聞き、友達との関わりを持てるように援助する。

環境

ロッカーや机の配置を換えることで広いスペースが出来全体が見えることで遊びたい遊具を見つけやすくなり友達と一緒に楽しむ。遊びや生活の様子を見て配置を考えていく。また、食事時に足が床に届かない子がいるので牛乳パック積み木を足元に置き姿勢を正して食べる工夫をする。

言葉

思っていることやしたいことなどを自分なりの表現で友達や保育者に伝えようとするが上手く伝わらない時はゆっくり話を聞くことで伝えられることが多いので様子を見て仲立ちする。

保育者と身近な物のクイズを喜び自分達でもクイズを出し合って楽しむ。これからも分かりやすいクイズを通して色々な言葉を伝えていきたい。

表現

そら豆の収穫をした後絵を描く。どのように描けば良いか戸惑う子もいたが友達や保育者との会話や写真を見ることでイメージが膨らみ嬉しそうにクレヨンで描く。後日絵の具を塗ってはじき絵にすると友だちと見せ合い満足感が見られる。様々な素材を使いイメージしたものを表現できるようにしたい。…

4歳あさがお組2019年度4月のまとめ

健康

気候の変化が大きく、咳や鼻水が出たり中耳炎になるなど体調を崩す子がいる。時間帯や日によって気温の差があるので衣類の調節をしたり水分補給をこまめにしたりと健康に過ごせるようにする。

人間関係

一緒に遊びを楽しみながらスキンシップやコミュニケーションをとり関係作りをしていく。友だちが困っていると手伝ってあげる姿がある。気の合う友だちが集まり興味のある遊びを一緒に楽しんだり誘い合って遊んだりする。特定の遊びや友だちだけでなく色々な人や環境に触れながら遊びを広げていく。

環境

保育室が変わったことで戸惑う子は少なく身の回りの事に取り組んでいる。子どもの動線に合わせて環境設定をする。子どもが好きな遊びを見つけたり、興味のあるものにじっくり取り組めたり出来るように環境を整えていきたい。

言葉

日々の出来事や感じたこと、気付いたこと、発見したこと、出来るようになったことなどを嬉しそうに話す。友だち同志の関わりでは自分の思いを言葉にして相手に伝え会話を楽しんでいる。時には自分の思いが相手にうまく伝わらずトラブルになる場面も多く見られるのでそれぞれの思いを言葉で伝えられるように仲立ちしていく。

表現

おままごとの道具を用意して役になりきって遊んだり積木やブロックでイメージしたものを作ったりして友達と共有しながら作る姿が多く見られる。子どもが好きな遊びを通して自分の感じたことやイメージしたものを形に出来るような環境設定をしていく。また、さまざまな素材を用意して遊びの幅を広げていく。…

4歳あさがお組2018年度3月のまとめ

健康

一日を通して暖かい日が多くなり、気温に合わせた衣服の調節を考えて戸外に出る。身体を動かしやすくなり、友達と誘い合ってボール遊びや鬼ごっこを積極的に楽しんでいる。今までは難しいと感じていた鉄棒の前回りや逆上がりに挑戦してみる子もいる。挑戦してみようとする気持ちを大切にし、できた喜びを共有して次へとつなげていけるようにする。

食後の歯磨きでは、上下左右を確認しながら丁寧に磨くようになる。生え変わりの時期なので歯の大切さも伝え、さらに丁寧な磨きを意識できるよう援助していく。

人間関係

散歩や遊びの中で、年下児との関わりが増えてきている。0・1歳児へは手伝いや世話をしようとする気持ちが強く、2・3歳児へは『一緒にしよう』とする気持ちでいるなど、年齢に応じた関わりを考えている。思うように関わることができ、相手児の笑顔を見た時に達成感や満足感を感じている様子が見受けられるので、進級への期待へとつなげていく。

環境

ルールが複雑な遊びを好むようになる。オセロでは、年長児と対戦する中で少しずつルールを難しくしていき、それを友達に伝えて皆で楽しんでいる。遊びの広がりや深まりに期待しつつ、保育者も一緒に遊びに取り組む。

栽培してきた小松菜やラディッシュを収穫する。ラディッシュは土の中にできるので生長の変化を見ることは難しいが、その分収穫した時に驚きや気付きがある。子どもの気付きを大切に受け止め、興味へとつなげていく。

言葉

お別れ会へ向けての活動では、卒園していく年長児のことを想い準備を進めていく。これまで一緒に遊んだことを思い出しながら、感謝の気持ちや卒園・入学を祝う気持ちを保育者に伝えたり、メッセージとして書いている。子どもたちの伝えようとする気持ちを大切にし、その姿を見守りながら必要な援助をしていく。

表現

お別れ会の装飾として、年長児の顔を色画用紙を切り貼りして制作する。自分ではない人の顔を作ることに難しさを感じる子もいたが、友達と話し合いながら丁寧に作っていく。4歳児なりに特徴を捉えながら、細かく表現している。作品をプレゼントし喜ばれると、その嬉しさを保育者に伝えている。来年度も、自分の好きな方法や得意な方法で表現する楽しさを十分に味わっていってほしい。…

4歳あさがお組2018年度2月のまとめ

健康

暖かい日もあり、戸外遊びでは薄着で遊ぶ子もいる。鬼ごっこやリレー、円形ドッジボールなど友達と一緒に身体を動かして遊ぶ。保育者も遊びに参加しながら、積極的に身体を動かして遊び、その心地よさを感じられるように遊びやゲームなどを考えていく。

大きく体調を崩す子はいないものの、鼻水が出る子が多い。自分で気づき、始末ができるように見守り、清潔を心がけていけるようにする。

人間関係

友達と誘い合いながら、自分たちで遊びを進めていく姿が増える。仲間同士で楽しく過ごせる時があれば、時には意見がぶつかったり、思いが相手に通じずに悔しい気持ちを抱くときもある。自分とは違った考えや思いがあることに気付き、受け入れることもできるよう、場面に応じては仲立ちもしながら丁寧に関わっていく。

環境

寒い日には、容器に水を入れて氷作りをしてみる。なかなか氷ができない中で、その理由を考えながら容器を置く場所を考えたり、気温の低そうな場所を探したりしている。子どもたちの発想や考えを大切にしつつ、一緒に考えたり試したりしていきながら、更に興味を膨らませていく。

年度末が近づき、進級への期待が大きくなってきている。環境が変わるので、ひまわり組ですごす機会を作り、安心して過ごせるようにしていく。

言葉

友達やおうちの方と手紙のやりとりをし、自分の気持ちを伝えている。文字がわからない時には50音表を取り出して一文字ずつ追いながら調べてみたり、友達と一緒に身近な場所から文字を探し出したりしている。楽しみながら文字や数字への関心を膨らませつつ、気持ちを伝えることの大切さを知らせていく。

会話の中で、強い口調や相手にとっては嫌な言葉を遣ってしまうことがあるので、その言葉を受けた相手の気持ちに気付き、皆が心地良く過ごせる言葉を遣えるよう、見守りや声掛けをしていく。

表現

クラス全体で読んで気に入った絵本を、友達と一緒に繰り返し読む姿が多く見られる。そこからごっこ遊びへとつながっていくこともある。絵本の世界観を子どもたちと共有しながら、更にイメージを広げていく。

廃材を使った工作に取り組むが、中には細かく切った後に形作ることができず、そのままになってしまうことがある。イメージを引き出したり、道具や材料の使い方を一緒に考えたりしながら、作る楽しさを味わえるような援助をしていく。…

4歳あさがお組2018年度1月のまとめ

健康

鼻水の出る子はいるが、大きく体調を崩すことなく登園する。戸外遊びの後は、丁寧な手洗い・うがいをするよう、子どもたち同士で声を掛け合う姿も見られる。健康な生活に必要な生活習慣を皆で考え、行っていけるよう見守っていく。

戸外では寒さを気にすることなく、十分に身体を動かして遊ぶ。気温や遊びの内容に合わせて、衣服の調整もしている。身体を動かして温めていけるよう活動を考えていく。

人間関係

こま回しや鉄棒の逆上がりなど、難しい活動に挑戦している。友達ができるようになると、それを共に喜び、「自分もがんばってできるようになりたい」とアドバイスを受けながら、奮起する姿が多くなる。子ども同士で刺激し合い、励まし合う姿を見守りながら、遊びの楽しさやできた喜びを共有していく。

環境

栽培物のラディッシュや小松菜は順調に生長している。ラディッシュでは間引きしたものを家庭に持ち帰り、育てる子もいる。園で育てているものと家庭で育てているもので、生長の度合いを比較してみることができ、家庭との繋がりをもつこともできる。今後もじっくりと観察できるよう援助していく。

言葉

言葉遣いの難しい昔話や長めの物語などに関心が高まっている。方言や難しい言葉では保育者に確認しながら、覚えたり使ってみたりしている。ゆったりとした雰囲気の中で、いろいろな物語に触れ、言葉や興味を広げていく。

友達との関わりの中で、思いや考えの違いから衝突がおこる。その中で、感情があふれさせながらも、相手に言葉で伝えようとする姿が増えている。やりとりを見守りながら、必要な場面では仲立ちや言葉の補足をしていく。

表現

節分に向けて、鬼の帽子や豆入れを作る。帽子作りでは、平面の紙が立体になる仕組みやおもしろさを知り、その後の制作遊びにも繋げている。廃材を使った制作にも引き続き取り組んでいるので、子どもたちの発想や試してみようとする気持ちを引き出していけるよう、援助していく。…

4歳あさがお組2018年度12月のまとめ

健康

園や家庭で嘔吐する子が数名いたが、大きく拡がることはなかった。流行性の病気が増える時期なので、予防の為の清潔を心掛ける。

看護師による手洗い指導を受け、健康にすごす為の手洗いの大切さや丁寧な手の洗い方を知る。指導後は手洗いの度に意識して丁寧に取り組もうとしているので、継続していけるよう声掛けや見守りをしていく。

人間関係

ごっこ遊びやゲームなど、気に入った遊びに友達を誘い集団を広げている。自分の考えや思いを伝えようとするもののうまく伝わらず、場を離れようとすることもある。子どもたち自身で解決できるよう見守り、必要な時には仲立ちをしていく。

環境

冬らしい寒さを感じられるようになり、戸外遊びの中で日なたと日陰での温度差を感じたり、散歩先での周囲の自然の変化に気づく。子どもたちの気付きを大切にしながら、更に深まっていく冬の自然現象に気づき、遊びに取り入れられるよう工夫する。

栽培物のラディッシュや小松菜ではそれぞれの特徴が少しずつ見て取れるようになる。水やりなど積極的に関わろうとする子と、関心の薄い子がいるので、皆で関心をもち食に繋げていけるよう援助していく。

言葉

好きな絵本をじっくりと読んでみたり、友達や保育者と一緒に読む中で、文字への興味が高まっている。また、友達やおうちの人に手紙を書いて思いを伝えようとする子も増えている。その中で分からない文字や書きにくい文字があると、友達や保育者に尋ねたり、五十音表を見て確かめたりしている。「読めるようになりたい」「書けるようになりたい」という欲求を大切にしつつ、無理なく興味を膨らませていけるよう配慮する。

表現

お楽しみ会の活動では物語の世界を一緒に演じたり、道具を作ったりして、友達とのイメージの共有を楽しむ。お楽しみ会終了後も引き続き楽しんでいるので、気持ちを持続させつつ更に活動が広がっていくよう援助していく。

廃材を使った制作に興味をもちはじめる。見通しをもって作りあげていくことはまだ難しく、ハサミで細かく切った物を貼り合わせて見立てている。保育者も一緒に取り組みながら、イメージした物を形にする楽しさや達成感を味わえるようにする。…

4歳あさがお組2018年度11月のまとめ

健康

大きく体調を崩す子は少ないものの、咳や鼻水のでる子は増えている。健康状態をしっかりと把握し、家庭と連絡し合う。また、咳の時には手で口を覆うなどの咳エチケットも伝え、感染を予防していく。

給食の献立表のひらがな表記のものを部屋に掲示する。昼食時には子どもたち自身でメニューや食材を確認し、栄養について友達と話す姿も見られるようになる。食べ物と健康の関係を知らせつつ、楽しく食事ができるよう援助していく。

人間関係

年長児が取り組んでいるドッヂボールに興味をもち、一緒に参加するようになる。ルールを伝え合いながら、遊びや仲間を広げていく。円形ドッヂボールでルールを分かりやすくすると、クラスの友達同士で声を掛け合い、遊びを進めていこうとする。子どもたちが自分で遊びを進めようとする姿を見守り、保育者も一緒に楽しんでいく。

環境

暖かい日が多く、『秋』『冬の訪れ』は感じづらいが、朝夕のヒンヤリとした空気や夕方の夕焼け空を見ながらゆっくりとした季節の変化を感じ取っている。また、サツマイモの収穫やどんぐり拾いをして大きさや数の比較にも関心をもつ。身近な自然に関わりながら、考えてみたり興味、関心の幅を広げるきっかけ作りができるよう、活動を考えていく。

言葉

友達との関わりの中で、自分の思いや考えを言葉で伝えながら、友達の思いに耳を傾けるようになる。思いを汲み取ることまでは難しい場面もあるので、保育者が仲立ちし言葉を補いながら、相手の思いを理解、受け入れができるよう援助していく。

表現

劇遊びでは、お気に入りの絵本からイメージをひろげ、友達と一緒にお話作りやごっこ遊びを楽しんでいる。劇に必要な道具や衣装も、「こんな物があったらいいな」「絵本ではこういうものを使っていたよね」とイメージしたものを形にしていく。運動会で『海賊』をテーマに取り組み、劇遊びまで繋げていくことで、子どもたちのイメージの共有や劇遊びへの導入が自然な流れでできる。一つ一つの活動の導入から展開、まとめまでを丁寧に行っていく。…

4歳あさがお組2018年度10月のまとめ

健康

嘔吐や下痢で欠席する子は数名いたが、大きく拡がることなく落ち着く。手洗いやうがい、手指の消毒を丁寧にできるよう声掛け、見守りをしていく。
歯磨きでは雑になったり、保育者の仕上げ磨きに任せっきりになることがあるので、歯の大切さを伝え、歯磨きの仕方を一緒に確認していく。

人間関係

円形ドッヂボールや鬼ごっこでは、友達と声を掛け合いながら遊びをすすめようとする姿も見られるようになる。時には異年齢児も一緒に取り組むこともあるが、遊び方やルールを伝えることが難しいこともあるので、遊ぶ様子を見守ったり保育者も一緒に遊び、集団で遊ぶ楽しさを広げていけるようにする。

環境

園周辺の木々の変化やどんぐり、柿、みかんなどの実がなっていることに気付き、季節の変化を感じている。また、アサガオの種が収穫できるようになり、種まきからの繋がりを知る。身の回りの様々な自然に気付き、五感で楽しめるようにする。

遠足で水族館に行ってから、海の生き物に興味を持つ。図鑑や写真絵本を繰り返し見ながら友達と気付きや感じたことを話し合う。さらに興味を広げていけるよう、様々なテーマの図鑑などを用意し、自由に見られるようにする。

言葉

文字や数字に関心を持つ子が増え、友達同士でお手紙ごっこでのやりとりが増えている。また、気に入った絵本を繰り返し読んだり、友達に読んであげる姿も見られるようになる。季節に合わせた絵本や子どもたちが読みやすい文字の大きさ、量の絵本を用意する。

遊びの中で自分の思いや考えを言葉で伝える姿が増えたことにあわせ、友達の思いにも気づき、時には自分の思いが通らない事もあることに気付く。子どもたち同士のやりとりをみまもり、場面に応じた援助をしていく。

表現

運動会やバス遠足後には、それぞれが印象に残った場面を絵の具を使って描く。細かく場面を描きたい子はクレヨンを使って描いた後に絵の具で色を加え、大きく描きたい子は大判の画用紙に絵の具のみでのびのびと描いている。中には「もう一枚描きたい」と大判2枚分を描く子もいる。自分の思いを表現する楽しさを味わえるように活動を考えていく。…