4歳あさがお組2018年度3月のまとめ

健康

一日を通して暖かい日が多くなり、気温に合わせた衣服の調節を考えて戸外に出る。身体を動かしやすくなり、友達と誘い合ってボール遊びや鬼ごっこを積極的に楽しんでいる。今までは難しいと感じていた鉄棒の前回りや逆上がりに挑戦してみる子もいる。挑戦してみようとする気持ちを大切にし、できた喜びを共有して次へとつなげていけるようにする。

食後の歯磨きでは、上下左右を確認しながら丁寧に磨くようになる。生え変わりの時期なので歯の大切さも伝え、さらに丁寧な磨きを意識できるよう援助していく。

人間関係

散歩や遊びの中で、年下児との関わりが増えてきている。0・1歳児へは手伝いや世話をしようとする気持ちが強く、2・3歳児へは『一緒にしよう』とする気持ちでいるなど、年齢に応じた関わりを考えている。思うように関わることができ、相手児の笑顔を見た時に達成感や満足感を感じている様子が見受けられるので、進級への期待へとつなげていく。

環境

ルールが複雑な遊びを好むようになる。オセロでは、年長児と対戦する中で少しずつルールを難しくしていき、それを友達に伝えて皆で楽しんでいる。遊びの広がりや深まりに期待しつつ、保育者も一緒に遊びに取り組む。

栽培してきた小松菜やラディッシュを収穫する。ラディッシュは土の中にできるので生長の変化を見ることは難しいが、その分収穫した時に驚きや気付きがある。子どもの気付きを大切に受け止め、興味へとつなげていく。

言葉

お別れ会へ向けての活動では、卒園していく年長児のことを想い準備を進めていく。これまで一緒に遊んだことを思い出しながら、感謝の気持ちや卒園・入学を祝う気持ちを保育者に伝えたり、メッセージとして書いている。子どもたちの伝えようとする気持ちを大切にし、その姿を見守りながら必要な援助をしていく。

表現

お別れ会の装飾として、年長児の顔を色画用紙を切り貼りして制作する。自分ではない人の顔を作ることに難しさを感じる子もいたが、友達と話し合いながら丁寧に作っていく。4歳児なりに特徴を捉えながら、細かく表現している。作品をプレゼントし喜ばれると、その嬉しさを保育者に伝えている。来年度も、自分の好きな方法や得意な方法で表現する楽しさを十分に味わっていってほしい。

育児あれこれ