4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2021年度7月の保育日誌

7月6日(火) 曇り  中野

さくら組と合同で散歩に行く。洋光台駅前の七夕の飾りを見学に行くと、色とりどりの飾りに「何色がいいかな」と友達と話し合っている。ゆっくり見学した後に高架橋上から電車を見て公園に移動する。公園では「先生オオカミになって」と固定遊具下の空間に入り、保育者に追いかけられるのを待ち、追いかけっこを楽しむ。制作を通してよく知っている七夕行事の飾りなので、親しみを持って見学している。飾りの大きさに驚く子もいて、明日の七夕集会前に良い導入ができたかと思う。公園は他の利用者もいなかったので、思う存分追いかけっこを楽しむことができた。シャワーや水分補給の時間を確保するために早めの帰園を心掛けて、休息が取れ利用にしていく。

 

7月7日(水) 雨のち曇り  中野

「今日は七夕だ」と期待感をもって楽しみに登園してくる。集会が始まるとパネルシアターを食い入るように見る子が多く、「“カササギ”ってなあに?」と保育者に質問する。鳥が天の川に架かる橋になるのが不思議な様子である。話の内容の分からない部分を質問する子には、分かりやすく説明する。作った七夕飾りの作り方をみんなの前に出て、伝わりやすいように言葉を選んで説明しようとする。給食も七夕の特別メニューだったので、七夕の願い事は何にするかと友達と会話しながら、一日を通して七夕の行事に触れて過ごすことができた。行事を保育にうまく取り込み、季節感を楽しんでいきたい。

 

7月9日(金) 雨  中野

工作遊びをする。昨日から数人の子と「廃材で遊ぼう」と話していたので、「先生持って来た?」と楽しみに待つ。画用紙に絵を描く子や描いた絵をハサミで切り取って、セロハンテープでつなぎ合わせる。特に男児を中心として空箱をテープで止めて、「魚」「車」をイメージして立体を作る。保育者が腕時計を作ると真似して作ってみようと、作り方を教えてもらいながら自分で作ろうとしている。ペンやセロハンテープなど、コーナーを設けることで、目的の作業がじっくり楽しめるように分散して遊ぶことができた。ハサミのコーナーには必ず保育者が付くようにして、工作を安全に楽しむ配慮をする。魚好きな子は絵や工作で魚を表現して、それぞれイメージしたものを形作って楽しむ姿が印象的である。工作への興味を強く持つ子が増えているので、いつでも廃材遊びができるような環境を整えていく。

 

7月21日(水) 晴れ  中野

泥んこ服に着替えて水遊びの身支度をする。すみれ組とさくら組が体操をしていたので加わり、クワガタ音頭を踊って園庭に移動する。遊び始める前に水遊びの約束をみんなで確認したので、砂をプールに入れることなく、水遊びを楽しむ。保育者がホースで水を掛けると喜んで向かってくる子が多く、顔に水がかかることを嫌がる様子がない。片付けも一緒に行い、シャワー後に入室して部屋でゆっくり過ごす。ビニールプールを使った水遊びは初めてだったが、遊び方を事前に確認し合ったので、混乱なく楽しめたと思う。高温ということもあり、遊びは15分ほどで終了にする。短時間ではあるが冷たい水の感触を楽しむことが出来てよかった。水遊び用の玩具の種類を増やしてまた遊びたい。…

4歳あさがお組2021年度6月の保育日誌

6月2日(水) 晴れ

久しぶりに単独で散歩に行く。以前野菜の苗を買った店の前を通ると、「ここにあさがおさんだけで入ったよね」と会話を楽しむ。公園ではアスレチック遊具で遊ぶ。自分の力で挑戦し、ぶら下がったり縄にしがみついて横移動したり、滑り台をしたりする。バラ園も見学する。様々な色のバラに「この色はオレンジと赤が混じってる」と観察する。池のアメンボ・トンボ・カモの姿に喜んで見入る。歩くことが久しぶりで、出発してすぐに「疲れた」と言う子もいるので、今後も機会を見つけて積極的に歩く経験を積んでいきたい。アスレチックでは手助けを求める子はいず、自分の力で最後までやりきろうとする姿が見られて成長を感じる。植物や生き物など季節を感じることもできて充実した散歩となった。

 

6月9日(水) 晴れ

保育室で虫歯についてのペープサートを観た後で歯科検診に臨む。「虫歯は怖い」「歯磨きをしよう」と言う内容だが、「家で歯を磨いてるよ」と報告する子が多く、その大切さを感じているようである。受診中も怖がる様子はなく、最後に「ありがとうございました」と言う。どの子も納得して健診に臨み、怖がる様子はないが気持ちが高揚する子もいるので、事前に落ち着いた雰囲気をつくる。受診後はほっとした様子を見せる。その後は園庭で遊ぶ。好きな遊びをじっくりと楽しむ時間がもてるように配慮する。

 

6月18日(金) 晴れ

ひまわり組とともに園を出発する。朝から芋掘りへの期待が高まり、「今日はお芋掘るんだよね」と楽しみにしている。軍手をはめて、地域の方の説明や支援学校の生徒さんのクイズの後に掘り始める。土から少し見えているジャガイモを掘るが、次第に土を掘る・蔓を引っ張るなどして大胆に収穫する。大小の形を見比べたり、土から出てくる虫に驚いたりして大いに楽しむ。2クラス同時に行い、ややスペースが狭く感じられるが大きな混乱なく行うことが出来たと思う。帰園後に落ち着いてから、地域の方の協力があって楽しむことが出来たことを子どもに伝えて、地域への意識・親しみへつなげていく。

 

6月25日(金) 曇り時々雨のち晴れ

園庭で過ごす。タイヤ周辺で遊んでいると、クワガタムシを見つけて虫かごに入れ、皆でじっくり観察する。クラスで育ててみようとの話になる。入室後に図鑑や絵本などでクワガタムシについて調べて、腐葉土や昆虫ゼリーが必要と知る。ゼリーを「食べたよ」と喜んで報告する。図鑑の写真と実物を見比べて、長い時間観察する子もいる。力が入りすぎる子もいるので、優しい触れ方を知らせる。玩具ではなく生き物であることをみんなで確認する機会にして、大切に世話をしていきたい。給食の準備中に地震の避難訓練に参加して、ヘルメットを被り机下に避難する。ヘルメットの置き場が分かりずらかったと報告がある。一目で分かるように張り紙をする。…

4歳あさがお組2021年度5月の保育日誌

5月6日(木) 晴れ  中野

連休明けで保護者との分離に時間を要する子もいるが、登園の友達が増えてくると嬉しそうに、休み中の様子を互いに伝え合う姿がある。休み明けや昨日の雨で、花壇の花の根元にダンゴ虫が多くいるのに気づく子が多い。容器に集めて保育者や友達に見せてくれる子や、風呂マットを並べて部屋に見立てて、ごっこ遊びを楽しむ子もいる。興味のある遊びをゆったりと楽しめるように活動時間に余裕を持ち、一人一人と話をしながらコミュニケーションを取り友達との関わりを見守る。

 

5月11日(火)晴れ  中野

「きょうはナターシャ先生の日だね」と、英語を楽しみにする。歌やカードで簡単な単語を繰り返して発音すると、気分が高まり声や動きも大きくなる。講師や雰囲気に慣れない子が数名いるが保育者のそばで参加することで、安心している様子が見られる。音楽に合わせて体を動かしたり、カードを見て発音したりしながら楽しい時間を過ごす。講師の先生との関りに慎重な子は保育者と一緒に参加することで、少しずつ慣れていければと思う。興味を持って参加している時はそっと距離をとって見守る。

 

5月17日(月)曇り  中野

保育室でリズム遊びを楽しむ。「これ知ってるよ」と言いながら、保育者の動きを真似る子がいる。「カメ」「ツバメ」のポーズは難しい動きだが、バランスを取りながら「できた」「やった」と喜びの声を上げる。駆け足の場面では、動きが激しくなることもあるが、気に入ったポーズは繰り返し楽しむ。たくさんの動物になりきり、全身で表現する楽しさが感じられる。気持ちが昂り、動きが激しくなる子には加減しながら遊ぶ方法を知らせて、みんなが楽しんで参加できるように配慮する。今後も、安全に全身を動かして表現遊びを楽しむ。

 

5月26日(水)晴れ  中野

プランターにアサガオの種を蒔く。「土はお布団だよね」と言い、優しく土をかけながら「何色の花が咲くかな」と生長を楽しみにする。少し前に夏野菜の苗植えをしたことで、慣れた手つきで土をかけて丁寧に水やりをする姿が見られる。種の種類はミックスの物を用意したので、どんな色が咲くか期待感が持てるようである。今後も世話を通して、生長過程を見る中での発見や植物を大切にする気持ちを育んでいきたい。…

4歳あさがお組2021年度4月の保育日誌

4月6日 火曜日  晴れ  中野

戸外の心地よさを感じながら、年長組と一緒に散歩を楽しむ。公園内では前回咲いていた桜の花が、ほとんど散っている様子をじっくり観察する姿が見られる。階段を駆け上がる遊びをすると、競争心を表し走る子や疲れて途中歩く子などいるが、友達や保育者と楽しむ姿がある。身体を伸び伸び動かし夢中になって遊ぶ子が多いので、公園内の地形を熟知して遊びのバリエーションを増やしていく。

 

4月12日 月曜日 晴れ   中野

園庭遊びのときに放送が入り、地震の避難訓練に参加する。慌てることなく保育者の傍に集まり身体を丸めて頭を守る姿が見られるが、訓練慣れしているのかふざける子もいるので、訓練の大切さを皆で話し合い確認する。その後、紙芝居の読み聞かせから「こいのぼり」のイメージをつくり、皆で話し合いながら形や素材、色などを決めていく。ハサミの導入では安全面に留意して少人数ずつ行い、作品の完成を楽しみにしながら制作を進めていく。

 

4月16日 金曜日 晴れ  中野

坂道の多い往路を利用して散歩に出掛ける。下り坂は特に意識しながらゆっくり歩くように声掛けをするが、間が空くと急いで駆け足をする姿が多く見られる。公園に着くと藤棚に蜂がいるのに気づき、他の公園に移動する。水分補給後、皆でしっぽ取りゲームを楽しむと、しっぽを短めにしたり背後を意識して走ったりして元気に遊ぶ。現状を把握して臨機応変に行き先を変更したことで安心して過ごすことができた。次回は出発時間を早めて時間に余裕を持ち、交通ルールや歩き方を意識しながら安全に散歩を楽しむ。

 

4月22日 水曜日 晴れ  中野

気温が上がり暑さを感じる。園庭から入室すると、自ら水分を多めに摂る姿が見られる。これからの季節、暑い日には休息やこまめな水分補給をしながら、ゆったりと楽しんでいく。「こいのぼり」制作では何を作るのか明確にイメージがあるようで、折り紙を糊貼りする方向を自分なりに工夫して進めている。「かわいい」と自分の作品に親しみを感じる様子が見受けられ、出来上がりを楽しみにしながら行うことができて良かった。…

4歳あさがお組2021年度3月の保育日誌

3月5日(金)曇り 松崎

実習生がパラシュートを出して子どもたち皆で広げる。息を合わせて膨らませたり、中に入ったり、寝転び、布団のように掛けたりし、パラシュートに親しむ。その後、風船やビーチボールを乗せ、皆で布の端と端を持ち、転がしたりして遊ぶ。

指導計画について担任は怪我などを防ぐ為の約束を話すように伝えた。しかし、ムーブメントは子どもが思いきり制約のない状態で遊べるように実習生は、先生の話を聞くことのみ伝えていた。子ども同士が動き方を教え合ったり、話を聞こうとする姿勢が見られていた。子どもがのびのびと遊ぶ姿で、普段決まりごとが多いことを自分自身で学びになる。

 

3月19日(金)晴れ 松崎

お別れ会の会場作りを行う。前日より、子どもたちと本日の話し合いを十分にしてきたので、確認作業後、テーブルへ椅子をセットしたり、作ったランチョンマットを置いたりしていく。自ら役割をこなし、幼児クラスと追いかけ玉入れをしたり、保育者のスケッチブックシアターを見たりする。始めの言葉、終わりの言葉をしっかりと言おうとする姿など責任感を感じた。ランチョンマット制作、コサージュ作り、お別れ会の準備等の一通りの作業を行いながら、一つの目的に向かってやり遂げた事は、子どもたちにとって達成感を味わったり、友達のために何かをしてあげたりすることで、喜んでもらえたことの満足感など、色々な感情を味わえることが出来た貴重な経験となった。この流れを次年度年長になる期待へと繋げていく。

 

3月26日(金)晴れ 松崎

さくら組と手を繋ぎ、四っ切公園に向かう。散歩中つくしが出ていることに気付いたり、花の香りがすると話したりする子もいる。公園にて水分補給後、大型遊具や追いかけっこなどをして過ごす。時間もゆっくり取れ、満足そうに帰路を歩く。遠い場所への散歩は、子どもたちが十分楽しむ事ができるように、前日から周りの職員と調整し、早めに出発できるようにする。気温も上がってきたので、水分補給をしたり、木陰で休んだりしながら熱中症を防ぐ。

 

3月30日(火) 曇り 末﨑

お風呂マットを広げ、その上を走り、友達の遊ぶ場へ入っていく。友達同士快く相手を受け入れて互いの考えを伝えながら楽しむ。登り棒や鉄棒でのブランコ等でも話し合いながら工夫をしている。気温が上がり、衣類の調節と水分補給は声を掛けながら過ごすようにする。遊びが広がり、玩具が多く出てしまったが、今の遊びに必要な玩具を安全に使用できるように時折声掛けをする。少しずつ自ら片付けをしたり、遊びたい玩具を出したりして自発的に考える姿があった。…

4歳あさがお組2020年度2月の保育日誌

2月4日(木)晴れ 青木

看護師から手洗い指導を受ける。紙芝居の読み聞かせ後、保育者2人がそれぞれしっかりと洗った手、簡単に洗った手を見せる。両保育者の手に看護師が水をかけると簡単に洗った保育者の手が黒くなり、子どもたちは「うわあ!汚い!」「適当に洗ったからだ!」と目を大きくさせて驚いた反応を見せる。その後、1人ずつ手の甲に判子をつけて手洗いをする。手洗いポスターを見ながら真剣に洗う子が多い。

日頃からウイルスや、ばい菌についての話はしているが、今回「ばい菌=黒い水」と分かりやすく目に見えたことで衝撃を受けているようだった。以前お腹が痛くなった経験のある子もいて「しっかり洗おう」と話す子や、自分の手を見て心配になりすぐに洗いに行こうとする子もいる。手洗いの大切さを再確認できた。今後もこの意識が続き、丁寧な手洗いが習慣化するよう工夫する。

 

2月5日(金)晴れ 松崎

もう少しで自分達が年長児になること、今の年長児が小学校へ行くことから話し始め、卒園プレゼントや卒園児へ送る歌について話をする。運動会やお楽しみ会での年長児の格好いい姿や一緒に関わったことなど一緒に思い出す。子どもたちから「プレゼントを作りたい」と意欲的な言葉が出る。プレゼントを作っていることは年長児には内緒にし、「楽しみな思いはプレゼントを渡すときまで取っておこうね。」と子どもたちと約束をすることでクラスの団結が深まっているようだ。年長児にプレゼントを渡すために制作をしていくことで、年長児への感謝の気持ちが湧くような言葉掛けをしていく。

 

2月12日(金) 晴れ 松崎

いつもより早めに園を出発し、四ッ切公園へ向かう。途中で梅の花を見つけ、顔を近づけて香りを楽しむ。公園では喜びで一杯の表情を見せ、思い思いの遊具で遊ぶ。保育者との約束を守り、子ども同士でも声を掛け合っている。今学期初めての四ッ切公園で距離もあり、散歩も久しぶりで体力も気になったが、殆ど転ぶことなく、あまり疲れることもなく歩いている。満足した表情でその後も過ごしている。今後も体力増進や気分転換をはかっていく。

 

2月19日(金)晴れ 松崎

ほうれん草、小カブのプランター前に集まり、保育者から野菜についての話や、収穫の方法を聞く。「やってみたい!」と意欲的に手を伸ばし、収穫する。今回収穫した野菜はそれぞれが家に持ち帰ることを伝えると嬉しそうにする。その後西公園に散歩に行き、梅の花や水仙を見たり、遊具や鬼ごっこで体を動かす。今回のことが食育に繋がるように野菜カードでクイズを出したり、パネルシアターを見たりしながら食べる意欲を育んでいく。クラスのヒヤシンスに興味を持っているので、花の図鑑や絵本を手の届くところに置き、いつでも見ることができるようにする。…

4歳あさがお組2020年度1月の保育日誌

1月5日(火)曇り 松崎

休み明け落ち着いた様子で登園する。公園に到着し、水分補給を済ませた後、中当てゲームについての説明をする。「知ってる!」と話し、積極的にゲームに参加する。線の中にいること、ボールに当たったら線の外に出ること。線の外にいる人は線の中にいる人に向かってボールを投げることなどを皆で確認し、1ゲーム終了後もまたすぐに「もう一回やりたい!」と大喜びする。後半は大型遊具で遊ぶ。

中当てゲームを楽しみ、ルールも理解している。様子を見ながら、ドッヂボールへと移行させ、ひまわり組と一緒に遊ぶ。

 

1月21日(木)晴れ 菊池

節分にちなんだ本「おなかのなかにおにがいる」を読み、鬼の話をする。その後鬼のお面を作る事を伝えると、前日に制作した児が「ビー玉使うんだよ!楽しいよ!」と話し、やっていない子が「早くやりたい!」と楽しみにする。好きな色画用紙を選び、絵の具付いたビー玉が転がると動きを目で追ったり、模様ができる様子を楽しむ。

ビー玉が転がって色が付くことや、予測の付かない動きを楽しんでいる。今回は偶然だが、手の動きによってビー玉が動くかなど発見できるような言葉掛けを考えていく。

 

1月26日(火) 曇り 松崎

子どもたちの休みの日の過ごし方についてみんなの前で発表する。子ども新年会では、十二支のパネルシアターを見たり、コマ、福笑い、凧揚げなどのお正月ならではの遊びを紹介したりしてもらう。英語であそぼうでは、一輪車、二輪車、三輪車の英語での言い方や、手遊びを教えてもらう。

紹介してもらった遊びは、引き続きクラスで遊んでいけるよう、子どもが手にしやすい場所に置いておく。英語であそぼうでは、イーサン先生の話が聞きたくなるよう、保育者が言葉添えしたりしながら、イーサン先生とともに楽しい雰囲気を作っていく。

 

1月29日(金)晴れ 青木

避難訓練、誕生会後、さくら組と手を繋ぎ、駅周辺まで散歩に行く。公園に梅の花が咲いているのを見つけたり、白菜や大根が売られているのを見たりして季節の話をする。今年はクラス単独での散歩が多かった為、年下児と手を繋ぐと、列から離れる子もいる。中には、

前ではなく自分の興味の惹かれた所を見ながら歩く子もいる。感染予防を考えながら少しずつ他クラスと散歩に行く機会を増やし、一人ひとりが安全に気を付けながら歩いたり、年上児としての自覚を持ったりできるように話をしていく。交通ルールについても子どもと再確認する。…

4歳あさがお組2020年度12月の保育日誌

12月4日(金)晴れ 松崎

劇ごっこ用の海や空の背景画を制作する。一つの大きな模造紙を半分に分け、青、水色と塗る。「こっちは塗れたよ」「まだ白いところ残っている!」などと声を掛け合い行っている。絵の具の制作をとても心待ちにしていたので「やった!」「やりたい」と喜んでいる。この背景画が乾いた後、雲やかもめなど子どもたちが描画することで、ごっこ遊びへの意欲が高まる。子ども同士のやり取りを大切にし、子どもたちの発想を広げたり深めたりする。

 

12月17日(木)晴れ 松崎

お楽しみ会用の衣装に着替えると友達同士で衣装を見せ合いっこしながら喜び、期待の表情や緊張した表情など様々な姿が見られる。合奏では、ピアノが始まるまで音を鳴らさないようにしたり、緊張しながらもピアノに合わせて楽器を鳴らす。劇ごっこでは、今までの遊びを皆の前でそれぞれ精一杯披露する。直前で変更した内容を覚えきれず流れが止まることがある。直前の内容変更は、保育者の準備不足もあり、子どもたちの戸惑いになっている。子どもたちはそれぞれが十分真剣に取り組んでいるので、次回遊ぶ時には丁寧に確認しながら行う。

 

12月25日(金)晴れ 松崎

南公園に散歩へ行く。子どもたちは久しぶりの散歩に喜ぶ。クリスマスやツリー、お正月の飾りを見つけようと出掛けた為、「先生、リースだよ!」「あそこにツリーが見える!」「お正月の葉っぱだよ」と年末の行事に関係するものを見つけていく。公園では好きな遊具で身体を動かして遊ぶ。給食後カブト虫の土がカラカラに乾いているので替えたいと話す子がいたので、興味のある子たちが土を湿らしたり、幼虫を見て数を数える。子どもたちの気付きを促す為、日ごろと違う雰囲気の場所に散歩へ出掛ける。元気に年末年始を迎えられるように、子どもたちや保護者にも手洗い、うがいや早寝早起き、戸外の遊びは安全に気を付けるなど伝える。

 

12月28日(月)晴れ 松崎

以前のかぶとほうれん草の種まき後の成長を見に行く。そして芽と芽の間が狭いと大きくなれないことを伝える。間引きし、移し替える。新しいプランターに植えた芽を見て「もう窮屈じゃないね」「気持ちよさそう」と話す。室内に入り、手洗いうがい等を済ませ、大掃除をする。一人ひとり雑巾を持ち、3グループに分かれてバケツでゆすぎながら自分のロッカーや床を拭いていき、多くの子が「面白かった」と話す。

間引きの意味を子ども達にも理解しやすいように伝え、生命のあるものを大切にしようとする気持ちを持てるようにしていく。大掃除では転倒防止のためバケツの水で子どもたちが拭いた後に保育者が乾拭きしたり、水回りに足ふきを用意してすぐに拭き取れるように配慮した。…

4歳あさがお組2020年度11月の保育日誌

11月2日(月)晴れ 松崎

福田牧場方から動物との触れ合いについて話を聞く。園庭では、ひよこ、うさぎ、モルモットコーナーで楽しむ子が多い。少し緊張した子は保育者に動物を小さなカゴへ入れてもらうが、自分で膝の上にカゴごとのせ、優しく触れている。時間が足りないと思うほど楽しむ。子どもたちは10月から移動動物園を楽しみに待っていたので、天候が良くなり子どもたちもとても喜んでいた。動物園が終わり、服を脱いだり、汚れ物に入れるなどの流れがスムーズにいかなかった。子どもたちの姿をイメージして段取りをしっかり行うよう心掛けるべきだった。

 

11月9日(月)晴れ 松崎

畑前に集まりプランターを見せ、ほうれん草、小カブの種を見ながら保育者から栽培の話を聞く。友だちや保育者と底石をプランターに置いたり、土をふるって入れたりする。2階テラスのプランターと合わせて4つのプランターに種を少しずつ蒔く。もっと種まきしたいと話す子もいる。きゅうりの栽培時に一度経験していることから、興味もあり、全員が取り組み、集中していた。ほうれん草、小カブに関わる絵本や紙芝居、歌などいつでも見られる場所に用意しておく。栽培に関心が持てるように働きかける。

 

11月24日(火)曇り 青木

地震の避難訓練後、ガラスや玩具が落ちてきた時を想定し疑似体験を行う。ペットボトルの蓋を床に広げ、その上を素足、次に避難靴を履いて歩く。素足ではそっと歩くが痛がる子が多く、靴を履くと「痛くないね」と気付く。保育士が「ペットボトルの蓋がガラスだったら?」と話すとはっとした表情を見せる子もいた。今まで避難靴を履いて避難したことはあっても、なぜ履くのかはしっかりと理解できていな子もいて「どうしてお部屋で靴を履くの?」と話していた子もいたが、今回の体験で、足を守りながらも安全に避難する方法として避難靴を使う事もあると知ることが出来た。

 

11月26日(木)晴れ 青木

どんぐりや松ぼっくりを拾いに駅前公園へ散歩に行く。到着してすぐにリスを見つけ、逃げないようにそっと近づき興味深そうに見る。どんぐりなどを探しながらも「葉っぱが沢山落ちているね」「どんぐりが食べられてる!誰が食べたんだろう」とそれぞれが発見したことを話す。遊具がある場所では近隣の小さな子のことを意識しながらも楽しそうに体を動かす。どんぐり拾いでは、帽子を被ったもの、黒色のもの、色の薄いものなど子どもたちが説明してくれた。小さな発見でも一つひとつ共感し、楽しむことができたように感じる。これからも発見や疑問を大切にしながら丁寧に関わっていきたい。帰り道ですみれ組に会い、「一緒に帰りたいよ」と言う子がいるので、感染対策を考えながら交流をしていく。…

4歳あさがお組2020年度10月の保育日誌

10月9日(金)雨 松崎

ハロウィンの話が子どもたちの間から出るようになる。ハロウィンの壁面にしてみるか聞いてみると「やりたい」と声が上がる。画用紙を何色に塗るかを聞くと「オレンジ」「紫」と色々出てくる。「かぼちゃがオレンジだから、紫がいいんじゃないか」という一人の意見に皆も同意する。「あんまり紫だとお友達で怖い子もいるから」と言葉を添える子もいる。薄紫に決まる。何色を合わせればいい?と聞くと、「赤と青」と答える。「そっち塗っていない」「こっちも」と話しながら皆で塗り上げていく。子ども同士の話から、遊びを取り入れて自分たちで考えたり、話をしながら進めたりすることを大事にしてみる。子ども同士の意見を尊重し、日頃恥ずかしくて発言を控えめにする子もちょっとした一言を保育者が拾い、遊びとして広げることで自己肯定感を高めていけるようにする。

 

10月14日(水)曇り 松崎

登園後園庭にて過ごす。園庭の小屋にお風呂マットをたくさん敷き、あさがお組の子どもたちでごっこ遊びを楽しむ。避難訓練の放送が入り、気付いて保育者のところへ来る子と、声を掛けられて気付く子がいる。特に保育者から声を掛けなくても、お互いに口をふさぐところを見たり、声を掛け合って行動するような様子があったりする。西公園へも上手に避難行動していた。

避難訓練を毎月2回行っていることで、しっかり行動として身に付いている様子が見られる。口をふさいだり、「おかしも」も言葉に意味が分かっていたり、子ども自らが行動していた。子どもから「煙が出たら床を小さいかっこうで歩くよ」と発言もあり、皆にもそのことを伝え、理解を深めることができた。紙芝居もまた読んでいきたい。

 

10月20日(火)曇り 松崎

室内遊び後、園庭でダンスの練習を行う。隊形を今までと変える事があり、子どもたちも覚えながら楽しむ姿が見られる。室内に戻り、手洗い、うがい、水分補給後、イーサン先生との英語に参加する。イーサン先生の歌や踊りには楽しそうで、絵カードなど会話のみになると子どもたちも意識が他に向くようだった。イーサン先生の雰囲気は、子どもたちも慣れ親しんでいるが、他国の言語のみで、子どもたちに話し掛ける時には、保育者が仲立ちしてイーサン先生が何を伝えたいのか話しながら子どもたちの興味が出るようにする。日常の中で、イーサン先生の話したこととして英単語を口にしたり、話題に出したりしながら意欲に繋げていく。

 

10月26日(月)晴れ 松崎

室内で遊んだ後、クラスごとに集まり、朝の会をする。運動会ということに期待を持った表情をする。園庭で並び、はじまりの言葉、園長先生の言葉に耳を傾け、うた、ダンスを元気よく行う。あさがお組のダンスでは、遊んでいた時以上の意欲で取り組む。玉入れは相手チームに負けないように頑張って入れている。ルールもしっかり把握していて、リレーもやり方を理解しスムーズに進行し楽しむ。

ダンスの時、休みの子が多いこともあり、後日DVDを取り直すことにする。子どもたちもダンスの前、少し緊張した表情もあったが、そのピリッとした様子で自分たちから隊形移動に気付いたり、とても頑張っていた。大いに褒めて、自信に繋げていきたい。…