4歳あさがお組2021年度7月の保育日誌

7月6日(火) 曇り  中野

さくら組と合同で散歩に行く。洋光台駅前の七夕の飾りを見学に行くと、色とりどりの飾りに「何色がいいかな」と友達と話し合っている。ゆっくり見学した後に高架橋上から電車を見て公園に移動する。公園では「先生オオカミになって」と固定遊具下の空間に入り、保育者に追いかけられるのを待ち、追いかけっこを楽しむ。制作を通してよく知っている七夕行事の飾りなので、親しみを持って見学している。飾りの大きさに驚く子もいて、明日の七夕集会前に良い導入ができたかと思う。公園は他の利用者もいなかったので、思う存分追いかけっこを楽しむことができた。シャワーや水分補給の時間を確保するために早めの帰園を心掛けて、休息が取れ利用にしていく。

 

7月7日(水) 雨のち曇り  中野

「今日は七夕だ」と期待感をもって楽しみに登園してくる。集会が始まるとパネルシアターを食い入るように見る子が多く、「“カササギ”ってなあに?」と保育者に質問する。鳥が天の川に架かる橋になるのが不思議な様子である。話の内容の分からない部分を質問する子には、分かりやすく説明する。作った七夕飾りの作り方をみんなの前に出て、伝わりやすいように言葉を選んで説明しようとする。給食も七夕の特別メニューだったので、七夕の願い事は何にするかと友達と会話しながら、一日を通して七夕の行事に触れて過ごすことができた。行事を保育にうまく取り込み、季節感を楽しんでいきたい。

 

7月9日(金) 雨  中野

工作遊びをする。昨日から数人の子と「廃材で遊ぼう」と話していたので、「先生持って来た?」と楽しみに待つ。画用紙に絵を描く子や描いた絵をハサミで切り取って、セロハンテープでつなぎ合わせる。特に男児を中心として空箱をテープで止めて、「魚」「車」をイメージして立体を作る。保育者が腕時計を作ると真似して作ってみようと、作り方を教えてもらいながら自分で作ろうとしている。ペンやセロハンテープなど、コーナーを設けることで、目的の作業がじっくり楽しめるように分散して遊ぶことができた。ハサミのコーナーには必ず保育者が付くようにして、工作を安全に楽しむ配慮をする。魚好きな子は絵や工作で魚を表現して、それぞれイメージしたものを形作って楽しむ姿が印象的である。工作への興味を強く持つ子が増えているので、いつでも廃材遊びができるような環境を整えていく。

 

7月21日(水) 晴れ  中野

泥んこ服に着替えて水遊びの身支度をする。すみれ組とさくら組が体操をしていたので加わり、クワガタ音頭を踊って園庭に移動する。遊び始める前に水遊びの約束をみんなで確認したので、砂をプールに入れることなく、水遊びを楽しむ。保育者がホースで水を掛けると喜んで向かってくる子が多く、顔に水がかかることを嫌がる様子がない。片付けも一緒に行い、シャワー後に入室して部屋でゆっくり過ごす。ビニールプールを使った水遊びは初めてだったが、遊び方を事前に確認し合ったので、混乱なく楽しめたと思う。高温ということもあり、遊びは15分ほどで終了にする。短時間ではあるが冷たい水の感触を楽しむことが出来てよかった。水遊び用の玩具の種類を増やしてまた遊びたい。

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