4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2022年度5月の保育日誌

5月9日(月) 曇り  中野

今週から当番を導入する。自分たちで作った当番表の順番や手伝いの内容を聞き、当番になった子は、「お当番さんだから」と意欲的に取り組んでいる。当番活動は進級当初から楽しみにしていた子が多く、皆やる気を見せている。率先して行おうとする姿を褒め、やってみようとする気持ちを引き出していく。紙プロペラ作りは長細い紙にクレヨンで絵を描き、切り込みをハサミで切る。「切り込みだけを切る」ことを殆どの子が理解し、組み立てて遊ぶ。出来上がりは椅子に立って落とし、回って落ちていく様子を楽しんでいる。自分で作った玩具で友達とどちらがよく回るか・早く落ちるかを競争している。作る経験を増やして廃材工作遊びに繫げていく。

 

5月23日(月) 晴れ  中野

園庭で平均台・跳び箱を出して遊ぶ。ユニ棒を用意すると、子どもたちが自分で高さを調節して、並べている。どの子も活き活きと活動に参加して、身体を動かすことを楽しんでいる。ユニ棒は4段を跳ぶ子もいて、自信をもって取り組んでいる。途中から2歳児クラスも一緒に遊び、間に入れてあげる姿が見られる。跳び箱(3段)は手をついて跳ぶことはまだ難しく、上に乗り飛び降りるのを楽しんでいる。平均台は慣れ親しんでいるので、動物の模倣をして渡り、余裕が感じられる。今後も運動遊びを積極的に取り入れて、色々な身体の動かし方を体験し、出来たことを一緒に喜んで思いを共有していく。

 

5月20日(金) 曇り  中野

幼児合同のなかよし散歩を心待ちにしていた子どもたちは、水筒を持って登園し、期待を膨らませている。公園ではジャンケン列車や仲良しグループでチームを組み、リレーをし、異年齢での遊びを楽しむ。ゲーム後はひまわり組の子からラムネを配られ、子ども同士で「美味しい」と感想を言い合う姿がある。自由時間は広場を思う存分走って汗を流している。帰りはさくら組と手繋ぎして帰園し、交流を深める。自分の水筒を肩にかけての初めての散歩だったので、どの子も嬉しそうにしているのが印象的だった。仲良しグループにまだ慣れていないので、グループごとに集まるのが難しく感じる。今後、一緒に遊ぶ時にグループを意識できるようにしていき、異年齢で遊ぶ機会を増やしていければと思う。

 

5月30日(月) 晴れ  中野

日差しが強く朝から気温が上昇して暑い。子どもたちは遊びながら水道の水を飲み、水分補給する姿が目立つ。まだ暑さに慣れていないので、体調に留意しながら無理のない活動をしていく。2週間前に蒔いたアサガオの種が芽を出し、プランターに植え付けをする。夏野菜の栽培の経験から、土をプランターに入れるなどの流れがわかり、土の量を自分たちで調整している。水遊びやシャワーが始まり、タオル・泥んこ服を箱に入れるようになったので、丁寧に流れを伝えて準備する姿を見守っていく。アサガオの植え付けは数人ずつ興味のある子が行うが、石探し(鉢底用)・土入れ・植え付けを全体の子が体験することができた。成長の過程をじっくり観察し、世話を楽しんで食育へと繋げていく。…

4歳あさがお組2022年度4月の保育日誌

4月4日(月) 雨  中野

進級祝いをする。一人ずつメダルを渡し、今後の園生活で楽しみにしていることややりたいことを皆の前で発表する。気恥ずかしさは感じているが、したいことを言葉で伝えている。その後ジャンケン列車をする。ジャンケンの勝ち負けやルールを理解していて、負けたら列の後ろにつく。負けても次を頑張ろうとする姿が見られる。ジャンケン列車を嫌がる子もいるが、体操は元気に参加して楽しんでいる。進級祝いは今後の期待を膨らませていく為に一人一人ゆっくり訊いていく。園でしたい事を話すが中には家庭でしたい事を話す子もいる。今後も皆の前で発表する場面を作って、自分の思いを自信をもって伝えられるようにしていく。ジャンケン列車など、室内でも集団遊びを取り入れて、集団の中の自分を意識して、楽しんで遊んでいく。

 

4月12日(火) 晴れ  中野

英語で遊ぼうに参加する。初対面のダグラス先生に臆することなく接している。数の数え方や感情を表す言葉、ダンスや色探しゲームを楽しむ。色には濃い薄いがあり、同じ色でも違いがあることを友達同士教え合う姿がある。英語後はこいのぼり制作に取り組む。こいのぼりのしっぽ・目のパーツをハサミで切る。できないと途中で作業を投げ出すが、時間を置くと保育者と一緒に切る。円を切るのは難しいが自分で切り取ったことで満足する。

英語は積極的に発言する子がいることで、クラスの雰囲気を盛り上げてくれている。保育者も一緒に参加して場を盛り上げていく。ハサミの扱いは個人差が大きい。保育の中でハサミを使う機会を増やしていきたい。絵の具への興味もあるようなのでこいのぼり制作に取り入れて、色の変化を体験して楽しんでいきたい。

 

4月18日(月) 曇り  中野

友達との気持ちの行き違いで、「もう一緒に遊ばない」「嫌い」との言葉を口に出す子がいる。全体で「嬉しい・悲しい言葉」について話し合う。子どもから出た言葉をホワイトボードに書き出し、「他にも嬉しい言葉を見つけたら教えてね」と伝えると考える姿が見られる。その後は玩具で自由に遊んで過ごす。友達と協力して、カプラや積み木を組み合わせて家を作って楽しんでいる。友達に対して否定的な言葉が見られるので、全体で話すきっかけとする。子どもからは「嬉しい言葉」の方がより発言が多い。「言われたら心が温かくなるね」と思いを共有することができたように思う。今回はホワイトボードを使用したが、紙で掲示していつでも「嬉しい言葉」を意識できるようにしていき、随時言葉を追加できるように工夫する。

 

4月22日(金) 晴れ  中野

昨晩雨が降り、園庭は湿っているので、泥団子を作ってお店屋さんごっこをして遊ぶ。感触を楽しみ、泥がついた手を友達に見せて反応を楽しむ。昨日購入した野菜の苗を植え付けも行う。順番が待ちきれずに、「まだやっていない」と言う姿が見られるが、全員が順番にできることを伝えると、他の遊びをして待つ。「大きくなあれ」「元気な野菜になあれ」と声を出し、砂・水を掛けている。雨あがりの楽しみ方を保育者も一緒に遊びながら伝えていく。泥汚れが気になり遊びに入り込めない子には、タオルを用意していつでも手洗いができることを知らせ、安心して楽しめるように配慮する。野菜の植え付けは苗の数が人数分はないので、少しずつ作業を分けて、皆が参加できるようにする。今後も大切に育て、栽培への興味から食育に繫げられるようにしていく。今後は花の種まきを企画し、全員が種を植える体験ができるようにしていきたい。…

4歳あさがお組2021年度3月の保育日誌

3月8日(火) 曇り  中野

プランターにチューリップの球根を植え付ける。水を掛けると土が沈み、球根が見えてしまうのに気付いて、予備に用意した土を追加で掛ける。開花する頃にはひまわり組に進級していることを伝えると楽しみにする様子を見せる。チューリップの栽培を通して植物の成長と自分自身の成長も感じられる機会ができたかと思う。当番制にして大切に世話をしていく。室内では、昨日ひまわり組に贈る模造紙に貼るメッセージを作る。写真を見て似顔絵を描き、文字を掛ける子は50音表や「こどもの世界」の歌詞を見ながらメッセージを書く。ペンや色鉛筆を使い工夫が見られる。丁寧に似顔絵を描き、「ありがとう」の気持ちが伝えられるように取り組む姿が印象的に感じられる。気持ちを膨らませ、お別れ会に臨んでいきたい。

 

3月15日(火) 曇りのち晴れ  中野

進級に向けて気持ちの高まりが見られるので、「なりたい自分」を想像して自分に対してメッセージを書く。男児は「LaQが上手になりたい」「足が速くなりたい」などの言葉が聞かれる。進級への期待を感じさせる。メッセージは花型を用意し、以前作成していた段ボールの木に貼り、しばらく室内に置き、進級への意識を高めていく。文字の書けない子は一緒に書いたり、見本を用意したりしてできるだけ自分で取り組めるように工夫する。その後、地震の避難訓練が行われる。テーブルにもぐり、ヘルメットで頭を守る。訓練は全体的に落ち着いているが、話す子につられてしまう子もいる。保育者は落ち着いた口調・態度で今は何をしているのか気付けるように働きかけていく。

 

3月17日(木) 晴れ  中野

汗ばむほどの陽気である。年長児と一緒に鬼ごっこが始まり、全力で走る男児の姿が目立つ。負けても悔しそうにする様子はなく、もう一度勝負を挑む姿が見られる。身体を大きく動かし、ダイナミックに遊ぶ様子が見られる。その場の状況に合わせて遊びを選んでいけるようにする。年少児の子も鬼ごっこに興味を示す子もいるので、一緒に遊びに入れるように仲立ちをし、どの子も満足して遊べるように配慮する。午睡中の時間に花屋で花壇に植える花を買いに行き、植え付けをする。どの色を選んだか友達と見せ合い、丁寧に扱おうとする。花屋での購入・植え付けを通して植物への関心や愛着心が育つように一緒に丁寧に世話を楽しんでいく。

 

3月25日(金) 晴れ  中野

お別れ会を楽しみに意気揚々と登園してくる。テーブルのセッティングや椅子並べなど行う。保育者のテーブルセッティングの段取りが明確になっていなかった為、子どもを待たせてしまったことに反省。子どもは同じテーブルの年長児の名前を確認して期待が膨らませている。準備段階から、子どもたちと行い、楽しさを保育者自身も感じることができた。園庭に移動して、体操・リレー・ドッジボールを幼児クラス合同で楽しむ。リレーは接戦となり、非常に盛り上がる。ドッジボールは残り5名ずつで時間となり、引き分けとなる。盛り上がり、とてもよかったように感じる。ゲームの中で悔しさを感じることもある子もいたようだが、次に挑戦していく意欲として伸ばしていきたい。入室して年長の将来の夢・歌のプレゼント・給食を一緒に食べ、異年齢の交流を楽む。年長児への感謝の気持ちを伝えられる機会が持てて良かった。自分たちの来年の姿に重ね合わせられるようにつなげていく。…

4歳あさがお組2021年度2月の保育日誌

2月7日(月) 晴れ  藤原

ひまわり組が作った氷を少し分けてもらい、「冷たい」など感触を楽しむ。氷を砂に付けて、クッキーやケーキなどを作り、ままごと遊びをして園庭で過ごす。作ったものを友達や保育者に見せ、レストランごっこに発展する。リレーでは、思いきり走って嬉しそうな様子が見られる。季節に合わせた物や遊びを取り入れていき、様々な遊びが経験できるようにしていく。

 

2月17日(木) 晴れのち曇り  中野

制作の続きを行う。色違いの花紙を2枚重ねて筒の周りに貼っていく。色の組み合わせを想像して選び、重ね合わせて確認する姿が見られる。その後、延期されていた節分集会に参加する。制作した鬼の帽子を着け、意気揚々と準備する。太鼓の音に緊張する子もいたが、ひまわり組の子ども鬼に勢いよく紙の豆を投げつける。鬼に豆を投げ返されても負けずに投げ返している。保育者鬼に追いかけられ、慌てる様子もあるが笑顔が見られ楽しむ。制作は希望する子のみ行うが、多くの子が「もっとやりたい」と意欲を見せている。主活動以外の時間も楽しめるように工夫して進めていく。豆まき集会では、意欲を持って臨むことができた。「本物の鬼は来ない」と知らせていたので、安心して参加する姿が印象的だった。子ども鬼だけでも十分楽しめたように思う。来年は鬼の衣装を身につけて、自分達がひまわり組として参加することを会話の中で伝え、進級への期待を膨らませていく。

 

2月22日(火) 晴れ  中野

お別れ会についての話し合いをする。自分たちが卒園児をもてなす役割があることを知ると、「まかせて」とやる気になる。歌のプレゼントは子どもたちと話し合い、「こどもの世界」となる。歌ってみると耳なじみのある曲だということもあり、リズムに乗り歌う姿が見られる。お別れ会は自分たちがもてなす側になることを伝える。任されたことの喜びを感じている子が多いように感じられる。「どうしたら喜んでくれるだろうか」と相手の気持ちに立って考え、みんなで同じ目標に向かって準備を丁寧に進めていき、その後に待つ進級への期待に繫げていく。

 

2月25日(金) 晴れ  中野

縦割りの赤青黄の3グループに分かれて散歩に行く。公園広場で布を使ったボール運びゲームをする。3人で力を合わせ、ボールが落ちないように慎重に運ぶ・勢いで駆け抜けるなど、チームごとに個性が見える。宝探しゲームのご褒美でラムネを貰い、食べた後に自由遊びをする。斜面で転がり下りたり、駆け下りたり、固定健康遊具で遊ぶ。存分に体を動かして遊んだ後、グループごとに帰園する。散歩は年長児が優しく声を掛けてあげる姿もあり、ゲームを一緒に行うことで異年齢の関わりを楽しめたと思う。ゲームのご褒美のラムネをとても喜び、少量でもお菓子を用意して「お楽しみ」があったのはよかったと感じる。自由遊びは一番子どもが活き活きと遊んでいたように思う。異年齢での散歩の良さを感じた一日となった。…

4歳あさがお組2021年度1月の保育日誌

1月6日(木) 雪  中野

昨日から気温が下がり、外に用意した水の張ったバケツの様子を見るが、凍っていないので残念がる姿が見られる。園庭で遊んだ後は室内で絵馬の制作をする。「絵馬」とは何かを話し合い、何を書くかをそれぞれ考え、五十音表を見ながら文字や絵を書く。文字への興味を示し、楽しんで絵馬に記入する。平仮名に自信のない子は保育者と一緒に表を見ながら字を書こうとする。難しい時は絵で表現してもいいことを伝えて、無理なく楽しめるように配慮する。雪が積もり始め、給食後にひまわり組と一緒に西公園に散歩に行く。雪を触って感触を確かめながら、雪合戦や雪だるまを作る。滑って尻もちをつくことも大笑いして喜び、思う存分雪で遊びを満喫する。子どもたちの活き活きとした表情が見られる。その時にしか出来ない経験を大切にして、臨機応変に保育を展開していく。

1月14日(金) 晴れ  中野

久しぶりに保育園から少し距離のある公園(日野中央公園)に散歩に行く。道中も周りの子の足並みに合わせて歩き、会話を楽しむ。公園到着後はアスレチックへ移動する。以前はアスレチックを怖がり躊躇していた子も自信を持って遊ぶ様子が見られる。子どもたちの成長を見ながら、少し難しい運動にも挑戦していく。その後に池に移動すると、池に氷が張っていることを発見し、感触を確かめる。氷を手に持ち、池に投げ入れて割れる音や氷の破片が散らばる様子を面白がり、遊ぶ。復路も歩く速度が速く、疲れを見せずに軽快に歩く。列の間をあけないように歩こうとしたり、交通ルールを意識したりする。歩くこと自体を楽しみにしている子もいるので、今後も機会を設けて長距離の散歩し挑戦していく。

1月20日(木) 晴れ  中野

手洗い指導をすることを知らせると、昨年の指導を思い出して友達と話し始める。加藤看護師による手洗いの紙芝居・指導が始まると集中して話を聞く。その後、手のひらにばい菌マークのスタンプを押してもらい、手を丁寧に洗う。子どもの目が届きやすい手洗い場の鏡に洗い方のポスターを張っているので、どう洗えばいいのか理解している。感染症が流行っている時期なので、もう一度清潔にする大切さを意識する良い機会となり、同時に換気もこまめに行うように意識する。英語は皆、積極的に参加する。歌やダンスを交えながら、英語に親しんでいる。ジェリー先生との関係性ができて普段よりも落ち着いた様子で楽しむ。英語のやりとりにも慣れて、自信を持って楽しむ。状況に応じて英語に興味が向くように寄り添い、見守っていく。

1月24日(月) 晴れ  末﨑

マットやタイヤを使い、友達とごっこ遊びを楽しむ。他クラスの児が来ると快く遊びに誘い、話し合いながら遊びを展開する。形や色を見極めて小さな石を探しながら、友達と見せ合い喜ぶ子もいる。園庭の一部を「恐竜の住んでいるところ」に見立てて、化石堀りを楽しむ。恐竜に興味を持つ子が多く、遊びの中でも種類や名前、生体を伝えながら楽しんでいる。想像が膨らむと遊びの幅も広がり、遊びの輪の中に入る子が増えてくる。子どもたちの興味を大切にして、十分に友達とやりとりをして楽しめる時間を作っていく。…

4歳あさがお組2021年度12月の保育日誌

12月9日(木) 晴れ  中野

「手のひらを太陽に」の歌の途中でどちらの手から動かすのか意識している姿が目立つ。動きを意識すると声が小さくなりやすいので、歌を楽しみながら見振りを取り入れていけるように、遊びに取り入れて子どもの負担にならないように配慮する。劇ごっこでは観客を意識しながら大きく動けるようになってきている。サル役の子は柿を取る新しい動きが加わったが、すぐに慣れて楽しむ余裕も感じられる。踊りの場面でも自信をもって表現を楽しんでいる。その後、自由に遊ぶ。柿の実を不織布で作ったり、「さるかに」のペープサートを自分で動かして話を展開して遊んだりして過ごす。劇は細かな修正はあるものの、あくまでも子どもが楽しめ「もっとやってみたい」と思えるように進めていく。自由遊びの中でも、劇の話の世界を楽しめるようにして、当日に向けて気持ちを盛り上げていく。

 

12月13日(月) 晴れ  中野

男児を中心にドッジボールに興味を持つ子が増えている。先週初めて6~7人で遊んだが、全員で行うのは初めてとなる。遊び始めるとひまわり組も合流して、ルールを教えてもらいながら一緒に遊ぶ。ボールに当たっても嫌がらずに最後まで楽しみ、「もっとやりたい」と意欲を見せ、見様見真似だが、次第にドッジボールの楽しさを感じて熱中する。年長児が間に入り、ボールを同時に取ったときにどうするのか、自分たちで考えようとする姿を尊重して、様子を見守り、必要な場面のみ助言する。今後どのように発展して遊んでいけるか見守っていく。

 

12月22日(水) 晴れ  中野

園庭で「だるまさんがころんだ」を楽しむ。遊んでいると3歳児、5歳児ともに興味を示して遊びに加わる。ルールを知っている年上の子が年下の子に遊びを教える姿が見られる。積極的に異年齢での遊びが広げられるように担任間で連携を取って進めていきたい。室内ではお楽しみ会を思い出しながらクレヨンで印象画を描く。どんなことをしたのか十分話す時間をとり、イメージを膨らませていく。画用紙は自分で選べるように十分な枚数を用意する。それぞれの思い出深い場面を集中して細かく描き込んでいる。ハチやクリは人物での表現が難しく、「ハチ」「クリ」そのものの絵で表現している。何を描けばいいのか迷っている子には、個別に話をしたり写真を見たりして、思いを引き出す。改めて描画の難しさを感じるが、描く表現の経験を増やしていく。

 

12月24日(金) 晴れ  中野

雑巾を使って保育室を清掃する。雑巾を自分で絞り、椅子・窓・壁・棚など清掃する場を自分で見つけて拭く。拭いて汚れた雑巾を見て「こんなに汚い」と見せ合い、きれいになったと実感している。大掃除をする意味や雑巾の絞り方を知らせてから行ったことで、「自分たちの仕事」と認識して、責任感を持って熱心に掃除に取り組み、清潔になった心地良さと達成感を感じていたように思う。清掃後にひまわり組によるハンドベルの演奏・マジックを見たり、さくら組と合同で歌・合奏をしてクリスマスパーティーをしたりする。給食はクリスマスの特別メニューで、クリスマスの曲が流れる中、普段とは違う特別感を味わいながら食事をする。一日を通してクリスマスの行事を楽しむ事が出来た。…

4歳あさがお組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火) 曇り   中野

スタッフの方から動物の触り方などの説明を受けて、園庭に移動して移動動物園に参加する。ヤギやヒツジに餌をあげたり、モルモットに触れあったりして楽しむ。動物の紹介を事前に室内に掲示して、食べる野菜をよくわかっている。自分で「小松菜持って来た」「キャベツはなかった」と把握している。モルモットやヒヨコは触れ方や力加減に注意を払いながら優しく接している。怖くて触れない子には「持ってあげる」などと子ども同士で協力して楽しむ姿が見られる。ポニーの背中に一人ずつ乗り、表情が硬くなり緊張する様子もあるが「高かった」と感想を言い、満足そうな笑顔を見せる。動物に触ったら温かい・柔らかい・力強いなど五感で感じたことをそれぞれが言葉で表現している。移動動物園の余韻を楽しみたい。

11月5日(金) 晴れ  中野

イモ掘りを楽しみにしながら登園する。「いっぱい掘っておうちのお土産にする」と意気込む姿が見られる。さくら組と合同で支援学校まで歩いて移動し、地域の方・支援学校の生徒さんからの話を聞いた後にイモ掘りをする。蔓を引っ張ると鈴なりになったイモに歓声をあげたり、大きなイモは2~3人で協力し、掘り出したりする。支援学校の生徒さんも「がんばれ」と声を掛け、応援をしてくれるので子どもたちも笑顔を見せる。地域の方の説明で、「虫は危険だから触らない」と言われていたので、土からムカデやトカゲなどが出てくると距離を置いて見ている。どの子も力いっぱいイモを掘り楽しんでいる。帰り道は生徒さんから紹介されたイモ料理を思い出して、家庭で「何を作ってもらおう」と会話が弾む。その後、紙芝居・絵本・タブレットを利用してサツマイモや料理を見て、活動の余韻をしばらく楽しみたい。

11月18日(木) 曇り  中野

ユニ棒や鉄棒、かけっこをしてのびのび遊ぶ。様々な体の動かし方を楽しむ様子が見られ、鉄棒ではどうすれば鉄棒の上で静止できるか、友達の姿を見たり自分で工夫したりして挑戦してみる。園庭を広く使える時はスペースを活用して巧技台などを積極的に利用して遊んでいく。鉄棒は安全を確保しながらも、子どもたちの発想や「やってみたい」意欲を受けとめ楽しみながら行い、出来た技をみんなに披露する場を設けて自信に繋げていく。クラスで世話をしていたクワガタムシのオスが死んでしまい、0歳児クラス横の畑に埋めて最後のお別れをする。子どもたちからは「ありがとう」「またね」との言葉が聞かれる。生命の終わりに触れたことで、表情が曇る子はいるが、きちんとお別れをしたことで「また来年もお世話したい」と前向きな声が聞こえる。 生命の始まりと終わりがあることに触れる良い機会となる。

11月24日(水) 晴れ  中野

劇遊びをする。朝から今日は何の役をするか決めている子もいる。特定の役が続いている子もいるが、殆どの子はその日の気分で決めている。仲の良い友達と同じ役になりたいという姿も見られる。友達の動きや台詞の言い回しを楽しみ、真似をしてみたり、新たな動きを考えたりする。子どもたちからの発案で振り付けや台詞が少しずつ決まってきている。引き続き子どもたちの声に耳を傾けて一緒にお話の世界を広げていけるように楽しんでいく。その後、クリスマスリース作りを行う。絵を描く、糊で貼る、毛糸を巻くなど

何回か工程があるが、丁寧に進めていき、少しずつ近づくクリスマスへの期待をみんなで楽しんでいけるようにしていく。

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4歳あさがお組2021年度10月の保育日誌

10月7日(木) 晴れ   中野

衣装を身に着けると緊張する子もいるが、周りの友達とのやりとりで緊張がほぐれる様子が見られる。遊戯・玉入れ・リレーの順で進行する。どの種目も子どもの「やってみたい」気持ちが感じられ、勝っても負けても楽しんでいる。メダルの授与では、家庭の人に見てもらいたいと満足した様子である。競技になると、勝ち負けにこだわる子がいるが、「みんなが頑張っている姿がかっこいいんだよ」と話をして運動会ごっこに臨む。リレーでは転倒した子へ大きな声で声援をおくり、勇気づけようとする姿が見られ、仲間を大切にする心が感じられる。室内に戻った後この話をして、みんなの姿を讃えると、応援した子も応援された子も嬉しそうな笑顔を見せる。玉入れ時の入場で前を歩いている子を急かす子がいたのに声を掛けられずに反省が残る。後に話をして双方の気持ちの仲介をする。力を合わせて協力する姿に子供たちの成長を感じる運動会ごっことなった。

 

10月12日(火) 曇り  中野

クラスで栽培していたアサガオの花が終わり種を付けたので、次のあさがお組へのプレゼントにしようと張り切って種取りをする。来年自分たちがひまわり組になったら、「ヒマワリを育てたいなあ」と言い、「来年の今頃」の自分たちを想像する姿がある。花が終わってしまった悲しさはあるが、種を取っておくことで、また来年花を咲かせることができることや、次の命に繋がっていることを分かりやすく伝えていく。また来年の話をするときに、自分たちはひまわり組になっていることを意識付けて、今後の活動の刺激になるように繫げていく。室内に戻り、運動会ごっこの描画を楽しむ。どんな絵を描こうか迷う子もいるが友達の絵を見て刺激を受けると描き始める姿もある。絵の具の経験が少なく、扱いに四苦八苦する様子がある。描き終わると、友達の絵を見たり、自分の絵の説明を友達に聞かせたりする。描画はイメージを持ちにくい子もいるので、どんなことをしたか会話を十分に楽しんだのちに描き始めるようにしていく。大きな用紙で絵の具で描く機会を設けて経験を重ねていく。

 

10月15日(金) 晴れ  末﨑

5歳児クラスと散歩に出かける。5歳児と手繋ぎし公園への期待と楽しさ、会話を楽しみながら歩く。往復の道で、秋の果物や花に興味を持ち、味や匂いを想像しながら、名前を覚える姿がある。公園内では虫を探したり遊具遊びを楽しんだりして、5歳児と共に楽しい時間を過ごす。久しぶりの長距離散歩であるが往復の道をしっかり歩き、雲や庭木の植物を見て季節を感じている。公園内では高い遊具のはしごや滑り台があったが、職員の声を聞きながら安全な遊び方を考え、行動する姿がある。これからは担任間で話し合いながら、年長組の活動を見たり、散歩に行ったりしながら、来年度進級する「年長組」に期待を持てるような取り組みを活動に取り入れていく。

 

10月21日(木) 晴れ  中野

園庭で遊んだ後に、健康診断を受診する。やや緊張気味な子も多く、名前を聞かれても答えられない姿が見られるが、堂々と受け答えする子も多い。始まりと終わりに「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶が自然に出て成長を感じる。縄跳びで遊んでいる子は、使った縄は自分で結べるように結び方を知らせて一緒に行ってみる。自発的に始末できるように進めていく。健康診断は検査前にみんなで話をして、痛いことはしないと伝え、緊張がほぐれるようにゆったりと接する。緊張している子には寄り添い、安心して受診できるように配慮する。…

4歳あさがお組2021年度9月の保育日誌

9月3日(金) 雨  中野

話し合いをして店番を決めたり、制作をしたりして気持ちが高まっていたので、どの子も喜んで参加する。会場の部屋に入ると、「いらっしゃいませ」の声に驚く様子もあるが、それぞれの店に行き、遊び始める。店番では、ひまわり組の子の姿を真似て、大きな声でお客さんを招いて、仕事をしようとする意欲が見られる。「店番はしたくない」と言っていた子も、実際にやってみると、「もっとやりたかった」「たのしかった」と充実した表情を見せる。どの子もそれぞれの役割があることを意識して、責任をもって挑もうとしている姿を頼もしく感じる。ひまわり組が法被を着ている姿も憧れをもって見ている子もいて、「来年はみんなが法被を着るよ」と声をかけると、嬉しそうにしている。行事を通して成長が見られる良い機会となった。運動会に向けてさらに団結して、行事の楽しさを味わえるように仕掛けていきたい。

 

9月6日(月) 曇りのち雨  中野

アサガオの色水遊びを行う。以前から子どもと一緒にアサガオの花を摘んで準備をしていたので、「みんなのアサガオだね」と愛着を持って楽しむ。密閉できるビニール袋の中にアサガオの花を2~3個・少量の水を入れて揉み、色を出して遊ぶ。プラスチック容器に色水を出して、コーヒーフィルターで染紙をする。「飲んだらいけないよね」と確認する姿がある。乾いてから好きな色の絵の具でもう一度染め付ける。入れる水の量はごく少量にしたが、薄い色の染まり具合になる。乾くと色がうっすらとしか残らないが、自然の優しい色合いと絵の具の色との違いを感じてそれぞれの染まり具合を楽しむことができたと思う。フィルターはアサガオに見立てて保育室に飾る。アサガオの汁は水を足してペットボトルに入れ、今後のままごと遊びに活用して、アサガオの栽培から発展した余韻を感じたい。

 

9月13日(月) 晴れ  中野

さくら組と合同で散歩に行く。気候が良く、のんびりとした雰囲気の中、景色を楽しみながら歩く。公園の高台に上がると風を心地よく感じる子が「空気がおいしい」「いい気持ち」と友達に話しかけ、思いを共有している。固定遊具での遊びから虫取りや花摘みの探索をしたり、さくら組の子と一緒にオオカミごっこをしたり、追いかけっこを楽しむ。あさがお組の子がオオカミ役になり、「何の音?」の問答のやりとりをさくら組の子のペースに合わせて遊ぶ。年下への配慮が見られ、心の成長を感じる。これからも異年齢の関わりを積極的に取り入れ、楽しみながら経験を増やしていく。

 

9月27日(月) 晴れ時々曇り  中野

玉入れをして遊ぶ。2回目なので、「ジャンプすると入りやすいんだよ」「下から投げても入った」と前回を思い出し、友達に教える子がいる。経験を通して自分なりの方法を考え、知らせてくれる子がいる。その意見に共感して、他の子にも分かりやすく伝えるように言葉を添える。青・白2チームに分かれて行い楽しむ。その後、ひまわり組も玉入れをして、仲の良い子の名を呼んで懸命に応援する。リレーでも、異年齢での関わりを楽しんで、応援すること・走ることを楽しんでいる。競争することでやる気が出る子も多いように感じる。「やりたくない」と言う子は、保育者と一緒に円から出た玉を拾う係をお願いすると熱心に手伝う。それぞれの気持ちを汲み取り、納得して活動を楽しめるようにしていきたい。…

4歳あさがお組2021年度8月の保育日誌

8月6日(金) 晴れ   中野

フルーツバスケットと新しいゲーム(ビックリくりゲーム)をする。椅子に座る子、椅子の周りを歩く子の2グループに分かれ、「大きな栗の木の下で」を歌いながら椅子の外側を歩き、歌い終わったら友達の膝に座る。べーを隠し持った子の膝に座った子はくすぐられ、他の子は抱きしめられる。始めは分かりにくかったようだが、それぞれの役割があることで楽しく遊べるので、それに気付くと楽しんで遊び始める。仲間としての意識を感じられる遊びを楽しめたように思う。次回は鬼役を決める時は子どもたちの中で決めていけるようにしたいと思う。日野まつりの話し合いでは遊ぶだけでなく仕事の役割があることを知ると楽しみにする。写真を見ながらまつりの話し合いをしたのでイメージしやすいようであった。日にちがまだあるので、制作や話し合いを通して楽しんで係の仕事を決めていきたい。

 

8月10日(火) 晴れ  中野

戸外に出てアサガオの水やりをする。アサガオの花の色や葉の大きさや形の違いに「こっちはギザギザ」「こっちはハートの形」と子どもたち同士で知らせ合う。アサガオの世話を通して生長を感じ、観察をじっくりして、制作や花を集めて色遊びなどに展開していきたいと思う。室内に戻り、ひっかき絵を行う。画用紙の地の色が見えなくなるまで塗り、割り箸でひっかくと偶然に現れる色に驚いて喜び、制作を楽しむ。ひっかき絵では初めての技法にどうするのか質問する子がいるが、手順ごとに用意していた見本をみせることでスムーズに楽しむことが出来る。改めて事前の準備の大切さを感じた。

 

8月17日(火) 曇り時々雨  中野

長期の休みを取っていた子が徐々に出席しはじめる。子ども同士、再会を喜んで会話を楽しむ姿が見られる。調理体験を行う前に手洗いや消毒を意識して清潔な環境で行うようにする。皮を数枚まとめて剥こうとする子は「硬い」と言うが周りの子が「1枚ずつすれば?」と教えてあげる場面がある。言われて気付き、1枚ずつ楽しんで剥く。トウモロコシの皮を捨てるビニール袋は各テーブルに配置して、作業しやすいようにする。工程だけでなく、皮の大きさやひげなどに興味をもって観察できる時間を持つようにするなど工夫して、食への関心を楽しみながら持てるように今後も積極的に食育を行っていきたい。英語はsame/not sameを教えてもらうと、恥ずかしがらずに喜んで発言して、積極性が見られる。気持ちの高揚で声を上げていた子が落ち着いて参加しているように感じた。興奮している子には横に付き、楽しんで参加できるようにしていく。

 

8月23日(月) 曇り  中野

泥んこ服に着替えて園庭にて色水遊びを行う。タライに赤・青・黄・緑の絵の具をそれぞれ入れて、子どもたちが手で溶かして遊び始める。ペットボトルや砂遊び用の玩具(器など)に色水を入れてジュースを作っている。同じ緑色でも黄緑・抹茶など微妙な色の違いに気付いて、できた色を保育者や友達に見せて楽しんで遊ぶ。タライの間隔を離して遊びやすいスペースを確保して遊んだので、それぞれが遊びに集中して楽しんでいたように思う。園庭なので、砂地に色水を流すとどうなるか試して遊ぶ様子もあり、遊びに工夫が見られる。水を使う様々な遊びを取り入れて、残り少ない夏を楽しんでいきたい。…