4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2021年度1月のまとめ

健康

鼻水の出る子はいるが、大きく体調を崩すことなく登園する。体調不良から食欲がやや低下気味の子が数名いて、食べられる量を調整しながら喫食する。

看護師による手洗い指導を受けた後は、意識して丁寧に手洗いをする姿が見られ、清潔にすることが健康に繋がっていることをよく理解している。今後も健康な生活に必要な習慣を皆で考え、自発的に習慣が身に付いていくようにする。

戸外では寒さを気にすることなく、十分に身体を動かして遊ぶ。気温や遊びの内容に合わせて、衣服の調整もしている。身体を動かして温めていけるような活動を考えていく。

人間関係

こま回しや縄跳び、鉄棒の逆上がりなど、難しい活動に挑戦している。友達ができるようになると、それを共に喜び、「自分もやってみよう」と挑戦しようとする姿が見られる。子ども同士で刺激し合い、励まし合う姿を見守りながら、遊びの楽しさやできた喜びを共有していく。

環境

井形ブロックやLaQなど立体的な構成を楽しむ玩具に集中して取り組んでいる。いろいろな角度から見てみたり、手指を巧みに動かしたりして、形が変化する様子を試行錯誤しながら繰り返し楽しんでいる。また、折紙にも興味を持ち、折り方の絵本を見ながら箱や動物などを折っている。用品は十分な量を用意して、様々な遊びに取り組み充足感を味わえるようにする。

言葉

昔話や長めの物語などに関心が高まっている。難しい言葉は保育者に確認しながら、覚えたり使ってみたりしている。ゆったりとした雰囲気の中で、いろいろな物語に触れ、言葉や興味を広げていく。50音表を見ながら手紙を書き、友達に書き方を教えてあげ、「そうそう」「じょうずだね」と保育者の口調を真似る姿も見られる。自分の名前のひらがなを活発に書く。

自分の気持ちや考えを伝えようとする姿や、相手の気持ちを聞こうとする姿が見られる。子ども同士のやり取りを見守り、自分の思いが相手に伝わる楽しさや、嬉しさを共感していけるようにして、必要な場面では仲立ちや言葉の補足をしていく。

表現

節分に向けて、鬼の帽子や豆入れを作る。帽子作りでは、広告を重ねて箱を折り、手でちぎった画用紙で張り子にする。画用紙・工作紙・花紙・毛糸など様々な素材を用意して、自由な発想で顔のパーツを貼り付ける。子どもたちの発想や試してみようとする気持ちを引き出していけるよう、援助していく。…

4歳あさがお組2021年度12月のまとめ

健康

咳や鼻水の出る子は数名いるが、大きく広がることなく元気に過ごす。感染症予防のために手洗い・うがいの大切さを伝えて、栄養表や絵本を通じてバランスよく何でも食べることが、健康につながることを知らせていく。寒くても積極的に戸外で身体を動かして遊ぶ。自分で気付いて衣服の調節ができるように声をかけていく。

 人間関係

ドッジボールや「だるまさんがころんだ」などの気に入った遊びに友達を誘い、集団を広げている。自分の考えや思いを伝えようとするもののうまく伝わらず、場を離れようとすることもある。子どもたち自身で解決できるよう見守り、必要な時には仲立ちをしていく。

 環境

冬らしい寒さを感じられるようになり、戸外遊びの中で日なたと日陰での温度差を感じ、園周辺の自然の変化に気付く。子どもたちの気付きを大切にしながら、更に深まっていく冬の自然現象に気付き、遊びに取り入れられるよう工夫する。

雑巾の絞り方を知り、自分のロッカーや保育室を掃除する。玩具の汚れに自分達で気付き積極的にきれいにしようとする。一緒に清掃しながらきれいになる事で得られる心地良さや、物を大切にすることを伝えていく。

言葉

好きな絵本をじっくりと読んでみたり、友達や保育者と一緒に読む中で、文字への興味が高まっている。また、友達やおうちの人に手紙を書いて思いを伝えようとする子も増えている。その中で分からない文字や書きにくい文字があると、友達や保育者に尋ねたり、五十音表を見て確かめたりしている。文字への関心が薄い子も保育者と一緒にカルタ遊びに参加して、文字に触れる機会を楽しんでいる。「読めるようになりたい」「書けるようになりたい」という欲求を大切にしつつ、無理なく興味を膨らませていけるよう配慮する。

表現

お楽しみ会の活動では物語の世界を一緒に演じたり、道具を作ったりして、友達とのイメージの共有を楽しむ。お楽しみ会終了後も引き続き楽しんでいるので、気持ちを持続させつつ更に活動が広がっていくよう援助していく。

折り紙遊びも活発になる。紙をテープでつなぎ合わせることから、保育者に教えてもらったり、折り方絵本を自分で見たりしながら折る姿が目立つ。紙を豊富に用意して子どもが存分に楽しめるようにし、楽しさや自信を感じられるようにする。

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4歳あさがお組2021年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ている子も見られるが、元気に登園する。手洗いやうがい、水分補給をして感染予防をし、健康や清潔を意識して過ごす。「中当て」「あぶくたった」などの集団遊びを楽しみながら、戸外の空気に触れて活動し、その楽しさや気持ちよさを味わえるようにしていく。

人間関係

好きな遊びを通して友達との関わりが増えて、それに伴い子どもたちのグループも固定化しつつあるが、その時々の興味に合わせて色々な友達と好きな遊びを楽しんでいる。時には友達とのやりとりの中で、相手が泣いたり、怒ったりしてしまうのを見ながら、他者との思いの違いに気付き、自分とは異なった視点、特に相手の立場から考えるように働きかけていく。

環境

暖かい日も多いが、少しずつ朝夕のヒンヤリとした空気を感じられるようになってくる。夕焼け空を見たり、落ち葉が紅葉で色づく様子に気付いたりして、ゆっくりとした季節の変化を感じ取っている。また、サツマイモの収穫やどんぐり拾いをして大きさや数の比較にも関心をもつ。身近な自然に関わりながら、考えてみたり興味、関心の幅を広げるきっかけ作りができるよう、活動を考えていく。

言葉

読み聞かせや午睡前の語りを通して、新しい言葉に触れたり、言葉からイメージを膨らませてお話の世界を楽しんでいる。会話も活発になり、自分の気持ちを保育者や友達に伝えたい、聞いてほしいという思いが見られる。お当番担当の子が前に立ち、沢山話す機会を作ってみる。話し手や話の内容に興味や関心をもつことができるようにし、伝えあうための工夫や援助を行い、保育者も子どもと共に聞くことを楽しむという姿勢をもてるようにする。

表現

紙皿・花紙でクリスマスリースを作成する。花紙を糊貼りするのは手に付き難しいようだが、紙皿の色が見えなくなるように自分なりに貼る向きを工夫しようとする姿が見られる。仕上げは散歩で拾ったドングリをボンドで付けていくのを予定している。工程を楽しみながら制作をしていく。歌・楽器遊び、劇遊びは色々な楽器やと役を体験して楽しんでいる。簡単な台詞を覚えて、友達との掛け合いを楽しむ姿が見られる。今後は表現をさらに楽しめるように子どもたちから出るアイディアを引き出し、相談しながら工夫していく。…

4歳あさがお組2021年度10月のまとめ

健康

咳や鼻水で欠席する子は数名いたが、長引くことなく落ち着く。手洗い・うがいや水分補給など、健康に過ごすために必要なことがわかり、すすんで行うようになっている。

運動会ごっこで玉入れやリレーなど、友達と力を合わせる楽しさを感じながら、意欲的に遊びや生活ができるようになっている。引き続き運動遊びを楽しみながら、子ども同士が密にならないよう、間隔などを工夫する。

人間関係

円形ドッジドールは友達と声をかけあいながら、遊びを進めようとする姿が見られるようになる。初めての遊びやゲームでは、遊びながら子どもたちでルールを考え、自ら守ろうとしたり自分達で遊びを進めていかれるように見守り、思いを引き出していく。遊びの中で自己主張をし合っている時には、必要に応じて仲立ちをしながら、互いの思いや考えを伝え合い、相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

アサガオの種の収穫を楽しむ姿が見られる。「緑じゃなくて、茶色くなったやつだよ。」と、友達同士で教え合いながら一粒ずつ大切に入れ物にいれていく。来年のあさがお組に収穫した種をプレゼントすることを伝え、命を繋いでいくことの大切さが感じられるような声掛けをしていく。公園へ散歩に行く時には、横断歩道や車道から死角になる場所では、しっかり立ち止まり、皆で「右、左、右」と車などが来ていないかを確認する。必要に応じて言葉をかけ、子ども自身で安全に気をつけられるようにする。交通ルールに関心がもてるよう、絵本や紙芝居を用いていく。

言葉

文字や数字に関心を持つ子が増え、友達同士でお手紙ごっこでのやりとりが増え、ひらがなの書き方が分からない子には教えてあげる姿が見られる。気に入った絵本を友達に読み聞かせてあげる姿も見られる。季節に合わせた絵本や子どもたちが興味のある内容の絵本・図鑑を用意する。遊びの中で自分の思いや考えを言葉で伝える場面が増えると共に友達の思いが通らないこともあることに気付く。子どもたちのやり取りを見守り、状況に応じた援助をしていく。

表現

運動会ごっこに向けて、万国旗やダンスの装飾品を制作する。当日を楽しみにしながら、シールを自分の好みの大きさに切り取りマントに貼って仕上がりに満足する。運動会ごっこ後にそれぞれの印象に残った場面を絵の具で描き細かい部分はクレヨンで描き足す。

自分の思いを表現する楽しさを味わえるように活動を考えていく。…

4歳あさがお組2021年度9月のまとめ

健康

朝夕の気温差や夏の疲れにより、咳・鼻水などで体調を崩す子がいる。丁寧な手洗い、うがいや気候に応じた衣服の調節を声掛けしていく。

室内では温度調節や換気をこまめに行い、過ごしやすいように配慮する。

人間関係

祭りごっこや運動会に向けて、幼児クラスでの関わりが増える。他クラスの活動に興味を持ち、競技や遊戯などのごっこを一緒に参加する。

乳児クラスにも関心を持ち、靴の着脱や園庭からの入室を手伝う子もいる。遊びでも、追いかけっこの走る速度を加減してあげるなどの配慮が見られる。年下児への関心や関わりがさらに広がるよう援助していく。

環境

夏野菜のキュウリは花をつけるもののしおれてしまう。花が咲く度に「今度は大きいきゅうりになるといいね」と話しながら、声を掛け合って水やりをしている。葉、茎が枯れてしまったことで、もう花が咲くことも実をつけることもないことがわかり、片づけをする。植物も生き物と同様に命があることを感じている。

月前半は天候の悪い日が続き、戸外に出られない日が多いが、散歩に行き に多く出掛け、稲穂が実っている様子を見たり、キンモクセイの香りを感じたりして秋の自然に触れる。来月は、散歩の機会を増やして季節の遊びを楽しむ。

言葉

自分の思いや考えを、強い口調で伝える様子が見られるが、保育者の仲介で少しずつ相手に分かりやすい言葉で穏やかに伝えることができるようになる。

他クラス児でトラブルがあった時も、客観的に見た場面を保育者に言葉で伝え、解決の方法や適切な言葉を両者に伝えている。友達や保育者との会話を楽しむ満足感を味わえるよう、ゆったりと話ができる雰囲気を作る。

文字に興味を持つ子が増え、絵本を自分で読んだり手紙を書いたりしている。さらに興味を深めていけるよう、遊びや活動を考えていく。

表現

自分で体験したことや興味のあることを絵に描いて表現することを楽しんでいる。その時の光景や気持ちを思い浮かべ、友達と話し合いながら細かく描いたり、図鑑を見たりして描く。鏡を見ながらの自画像はよく観察しながら描こうとする子がいる。絵の具を使ってのびのびと描くことも好んでいるので、今後は大きな画用紙に多色の絵の具を使って描く経験もしていく。

体操や遊戯の音楽が流れると、口ずさみながら遊び、友達と誘い合って踊っている。保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していく。…

4歳あさがお組2021年度8月のまとめ

健康

発熱や咳で欠席する子が多く、登園している子も咳や鼻水が目立つ子が多い。厳しい暑さが続いたので、短時間でも水遊びの時間を多く取り入れられるように幼児クラスで調整したり、外での活動時間以上に室内でゆっくり過ごす時間を設けたりして、無理なく過ごすようにする。

暑さによる疲れのでやすい時期なので、体調の変化に留意していく。

人間関係

登園児の少ない日には幼児クラス合同で過ごし、生活や遊びを通して関わりを持つ。

3歳児と一緒に遊んで玩具を貸してあげたり、5歳児が関わる様子を真似して声掛けや手伝いをしたりしている。場面によっては意思疎通がうまくいかないこともあるが、その都度仲立ちをしてお互いの思いが通じ合うよう援助する。

今後も異年齢での関わりが持てるよう担任間で連携していく。

環境

暑さが厳しく、戸外に出て夏ならではの自然に親しむことは難しかったが、登園時に見つけた虫を捕まえてきて友達と観察したり、テラスで育てているキュウリやアサガオの世話や観察を通して身近な自然と関わったりする。

安全に戸外遊びができる時期になったら、積極的に身の回りの自然と関われるような活動を多く取り入れていく。

言葉

休み中の出来事や楽しかったことを、友達や保育者に嬉しそうに伝えている。特に印象に残っている場面を相手に分かりやすい言葉で伝えようとするが、思うような言葉が見つからず考える姿も見られる。伝えたい場面に沿った言葉を知らせていく。

異年齢児との関わりでは、言葉で伝える難しさも感じて時には行動で示すこともある。様子を見守りながら、必要な援助をしていく。

表現

日野まつりの「クワガタ音頭」を好んで踊って、行事を楽しみに待つ姿が見られる。

年長児の活動の様子を見たことをきっかけに、廃材を使った工作に興味を持ち始める。廃材を何かに見立ててみたり、身近な道具を使って加工しておもちゃを作ったりする。箱を繋ぎ合わせて楽しむ子もいるが、自分のイメージを形にできる楽しさを味わえるよう、保育者も一緒に取り組んでいく。…

4歳あさがお組2021年度7月のまとめ

健康

発熱や咳の症状で欠席する子がいる。暑さによる疲れや、水遊びの影響も考えられるので、こまめな水分補給やうがい・手洗いをしっかり出来るように声を掛けていく。

活動は適度な休息を取り入れて無理のないように十分に配慮をする。

暑さのため、食欲の低下が見られる子がいる。

食育活動に参加して、食への関心を高めて食が進みやすくなるようなきっかけをつくっていく。

人間関係

遊びに加わる時は、「仲間に入れて」「いいよ」とやり取りをして、友達と誘い合ってごっこ遊びなどをする。「友達が必要としているだろう」と予測して、玩具を用意してあげる姿もある。

年長児の遊ぶ姿に刺激を受けて、一緒に遊びに加わったり教えてもらったりしている。

異年齢児との関わりが増えてくると思うので、みんなで楽しめる遊びや活動を考えていく。

環境

夏野菜やアサガオ、クワガタムシの世話を楽しんでいる。クワガタが動かないと指でそっと触れて、動いているのを確認すると安心する。

自然物への探求心も高まり、図鑑などで調べたものを保育者や友達に見せて共有しようとする。夏野菜や植物、虫の飼育を通して生命のある物を大切にしようとする気持ちを育んでいく。

言葉

自分の思いや考えていることを積極的に伝えようとするが、一方的に話そうとしたり口調が強くなることがあるので、自分で気付けるように声を掛けて、相手に伝わりやすい言葉や気持ちのよい言葉を知らせていく。

表現

保育者を真似しながら「クワガタ音頭」を喜んで踊っている。自由遊びの時に口ずさむ様子も見られる。

ひまわり組の子に工作で作った作品を見せてもらうことで、「自分も作ってみたい」と意欲が高まり、真似て工作を楽しむ。自由遊びの時など好きな時に楽しめるように廃材やハサミなどの道具を揃えておく。…

4歳あさがお組2021年度6月のまとめ

健康

歯の健康についての紙芝居や絵本を読んだり、ペープサートを見たりしながら歯の大切さや、正しい歯の磨き方を知る。歯科健診・内科健診を受けることで、自分の身体の健康に興味・関心が高まっている。

シャワーの身支度や後始末の流れが少しずつわかってきている。一人ひとりの活動の様子を把握し、着替え・衣服の調整などを自分で行えるように言葉をかける。

人間関係

じゃがいも掘りなどの活動を通して、5歳児との関わりが増えていて、遊びでも興味を持って見たり真似してみたりする。

日々の生活の中で3歳児との関わりが多く、年下児と遊ぶ姿が見られる。

仲良く遊んでいるが関わりの中で、コミュニケーションを取るのが難しいことがあるので、一緒に遊びながら関わり方や声の掛け方を工夫する。

環境

クワガタムシを園庭で見つけて、クラスで世話をすることになる。観察したりお世話をしたりすることを通じて、夏の生き物に親しみを持ち、友達と一緒に図鑑を使って興味をもった事象について知ることを楽しんでいる。

夏野菜の水やりを日ごとの当番が行い、忘れている時は「まだやってなかった」と自分から気付き、水やりをしようとする。虫の飼育や野菜、植物の世話を一緒に体験しながら、子どもの発見や喜びに共感し、興味を広げるように関わっていく。

言葉

話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、お互いの思いがぶつかることもある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを言葉で伝え合えるように、保育者が仲立ちや代弁をしていく。状況に応じてどうすればいいか、子ども同士の中で解決できるように考えるきっかけを投げかける。

表現

七夕制作では、ハサミ・のりを使った活動や絵の具遊びに取り組む。障子紙を使った染紙では、紙を開いたときに思いがけない色と模様に驚きをもって喜ぶ姿がある。顔は油性ペンで描き、彦星と織姫の表情の違いをまつげや頬をピンクにすることで表現する子がいる。

じゃがいも掘り後の印象画では、情景を思い出して画用紙いっぱいにクレヨンでイメージを表現する。描くことで次々に記憶がよみがえり、熱中して描画を楽しむ。…

4歳あさがお組2021年度5月のまとめ

健康

園庭や散歩先の公園で、ルールのある色オニやむっくりくまさんなどの集団遊びを好み、積極的に身体を動かしている。部屋に戻る時には汗や砂などによる汚れに気付き、着替えようとする。季節の変わり目の不安定な気候で、鼻水や咳が出る子もいるので体調には十分気を付けていく。手洗いやうがいが雑になりがちなので、丁寧にできるように声掛けして清潔を心掛ける。

人間関係

遊びの中で自分の思いを出せるが、うまく伝わらずにトラブルになる時もある。遊びの様子を見守りながら一人一人の気持ちを丁寧に聞き、友達との関わりを楽しんで遊べるように援助する。

環境

クラスでズッキーニとキュウリの苗を植える。愛着を持ち、当番の子が水やりをしている。苗の生長を子どもたちの目につきやすい、さくら組保育室横のテラスに設置したので、親子で様子を見に行く姿も見られる。使用していない玩具は片付けて、よく使うブロックを多めに用意する。数字カード(ベー)を手に取りやすい間仕切りしてある容器に移し替えて、ままごと遊びに使用するようになる。今後も工夫しながら遊びを展開していく。

言葉

自分の思いを強く主張できる子もいれば、言葉で伝えられずに保育者に仲立ちを求めたり、涙を見せたりする子もいる。思いを相手に伝え、スッキリと出来るように仲立ちや見守り、必要に応じて言葉を添える。紙芝居や絵本では長めの話も集中して見て、気に入ったものは繰り返し保育者に「読んで」と求める。いろいろなお話の世界を楽しんでいく。

表現

図鑑や絵本を見た後に、アリの巣をマスキングテープ・ローラー絵の具・描画で表現する。絵の具を塗った後にテープをはがして白い線ができると喜ぶ。イメージが膨らみ、「卵の部屋」「エサの部屋」「女王アリの部屋」をペンで描画して表現する。「エサのバッタを運んで来たんだよ」と保育者に説明する。それぞれの工程を楽しんで行い、家庭でも何をしたのか報告する子がいる。
リズム遊びでは音楽に合わせて身体を動かし楽しむ。ゆっくり歩く、早く歩くなど音の強弱に合わせて身体で表現する。…

4歳あさがお組2021年度4月のまとめ

健康

戸外遊びでは、身体をのびのびと使って遊ぶ。鼻水が出る子が数名いるが、自分で拭いて清潔を保っている。時間帯や日によって気温差があるので、衣服の調節や水分補給、必要に応じて扇風機を活用するなどして、快適に過ごせるようにする。散歩に行ける日は、春の自然に触れながら、体を伸び伸びと動かして遊ぶ。

人間関係

気の合う友達と集まり、興味のある遊びを一緒に楽しんだり、誘い合って遊んだりする姿がある。特定の子と遊ぶ様子が多く、いろいろな人や遊びに興味が持てるように誘って遊びを広げていく。絵本や玩具を取り合うこともあるが、子どもたち同士の中で解決しようとする姿が見られる。解決できない時は保育者に助けを求める。状況を見極め、必要に応じて助言・仲介を行い、相手の表情や気持ちに気付いていけるように援助していく。

環境

保育室は変わったが、生活の流れや身支度の動線は大きく変わらないので混乱なく過ごす。室内の活動内容によって、流動的にテーブルの個数や位置を変えて、過ごしやすい環境を整える工夫をする。当番表を取り入れ、自分たちのテーブルを拭く手伝いを喜んで行う子が多く、積極的な姿を見せる。遊びや興味のあることにじっくり取り組んでいけるように環境を整えたい。

言葉

自分の感じたことなどを積極的に言葉で表現する子が多く、保育者や友達に話しかける。紙芝居や絵本の内容を楽しんで、先の展開を想像して「~なるんじゃない?」と予測を立ててそれぞれの思いを言葉にする。時には、自分の思いがうまく伝わらずにトラブルになる場面があるので、それぞれの思いを適切に言葉で伝えられるように、見守りや仲立ちをしていく。

表現

体操・ダンスなどの表現遊びを好み、保育者の動きを真似て楽しんでいる。新しい体操を取り入れて今後も楽しんでいく。制作の方法や野菜の苗選びで、クラスで話し合って進めていった。自分で感じたことやイメージしたのもが形になっていく楽しさを味わえるようにしていく。…