4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2022年度7月のまとめ

健康

大きく体調を崩す子はいないが、週明けは疲れが見られることがある。暑さや水遊びの影響も考えられるので、活動は適度な休息・こまめな水分補給をして無理のないように十分配慮する。

慣れから手洗い・うがいは雑になりがちなので、保育者も見本となり一緒に手洗い・うがいをして、丁寧に行えるようにしていく。

人間関係

遊びに加わる時は、「仲間に入れて」「いいよ」とやり取りをして、友達と誘い合ってごっこ遊びなどをする。友だちとイメージを共有して協力して遊ぶ姿が見られる一方で、思いの行き違いによる衝突が見られる。それぞれの思いを十分に受けとめ、必要に応じて互いに気持ちを伝え合うことができるように援助する。

年長児の遊ぶ姿に刺激を受けて、一緒に遊びに加わったり教えてもらったりしている。

異年齢児との関わりが増えてくると予測されるので、みんなで楽しめる遊びや活動を考えていく。

環境

異年齢で活動を楽しんでいる。年少児を優しく遊びの中に入れてあげたり、年長クラスから借りた玩具の片付け方や遊び方を教えてもらったりして、活動を共にすることで年長への憧れや年少に対する優しい気持ちを育む。担任間で話し合い、異年齢で一緒に遊ぶ機会を設けていく。

育てていたキュウリがアブラムシの被害にあい、枯れてしまう。何故枯れてしまったのかを子どもと一緒に考え、茎を切り土に埋めて処分する。土に返り、命が巡っていく事を分かりやすく伝えて話し合い、命の大切さを感じられるようにしていく。

言葉

自分の思いや考えていることを積極的に伝えようとする。声が小さかったり主張の弱い子に対して、一方的に話そうとしたり、口調が強くなったりする事がある。自分で気付けるように声を掛け、相手への思いの伝え方を知らせていく。

表現

保育者を真似ながら、身体を使った表現を楽しんでいる。自由遊びのときに歌を口ずさみ、おどけて踊って見せる。

折り紙遊びが活発で、折り方を教え合う姿がある。色折り紙を使って、輪飾りや七夕飾りで覚えた飾りを作り、室内を飾り楽しんでいる。折り紙やのり、ハサミなど必要な教材はすぐに使えるようにそろえておく。…

4歳あさがお組2022年度6月のまとめ

健康

歯の健康についての紙芝居や絵本を読んだり、ペープサートを見たりしながら歯の大切さや、正しい歯の磨き方を知る。歯科健診・内科健診を受けることで、自分の身体の健康に興味・関心が高まっている。

シャワーの身支度や後始末の流れが少しずつわかってきている。一人ひとりの活動の様子を把握し、着替え・衣服の調整などを自分で行えるように言葉をかける。

人間関係

日々の活動やじゃがいも掘りなどの活動を通して、3・5歳児との関わりが増えていて、お世話をしてあげたり、遊びに興味を持ち見て真似たりしている。

日々の生活の中で互いに関わりながら遊んでいるが、関わりの中でコミュニケーションを取るのが難しいことがあるので、一緒に遊びながら関わり方や声の掛け方を工夫する。

環境

栽培していたブロッコリーを青虫に食べられてしまう。残念に感じながらも青虫を飼い、観察しようとするが2日で死んでしまい、生き物の世話をする大変さと難しさを感じる。どう飼ったらよかったか図鑑で調べると、興味をもち一緒に調べようとする。

夏野菜の水やりを日ごとの当番が行い、忘れている時は「まだやってなかった」と自分から気付き、水やりをしようとする。野菜、植物の世話を一緒に体験しながら、子どもの発見や喜びに共感し、興味を広げるように関わっていく。

言葉

話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、お互いの思いがぶつかることもある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを言葉で伝え合えるように、保育者が仲立ちや代弁をしていく。状況に応じてどうすればいいか、子ども同士の中で解決できるように考えるきっかけを投げかけ、見守っていく。

表現

七夕制作では、ハサミ・のりを使った活動や絵の具を遊びをする。障子紙を使った染紙では、紙を開いたときに思いがけない色と模様に驚きをもって喜ぶ姿がある。台紙に色付きの糊を塗り、色が混ざる様子を楽しんでいる。

じゃがいも掘り後の印象画では、情景を思い出して画用紙いっぱいにクレヨンでイメージを表現する。描くことで次々に記憶がよみがえり、熱中して描画を楽しむ。…

4歳あさがお組2022年度4月のまとめ

健康

戸外遊びでは身体をのびのびと使って遊ぶ。鼻水が出る子が数名いるが、自分で拭いて清潔を保っている。時間帯や日によって気温差があるので、衣服の調節や水分補給、必要に応じて扇風機を活用するなどして、快適に過ごせるようにする。

散歩に行ける日は、春の自然に触れながら、身体を伸び伸びと動かして遊ぶ。

人間関係

気の合う友達と集まり、興味のある遊びを一緒に楽しんだり、誘い合って遊んだりする姿がある。特定の子と遊ぶ様子が多く、いろいろな友達や遊びに興味が持てるように誘って遊びを広げていく。

絵本や玩具を取り合うこともあるが、子どもたち同士の中で解決しようとする姿が見られる。解決できない時は保育者に助けを求める。状況を見極め、必要に応じて助言・仲介を行い、相手の表情や気持ちに気付いていけるように援助していく。

環境

保育室は変わったが、生活の流れや身支度の動線は大きく変わらないので混乱なく過ごす。室内の活動内容によって、流動的にテーブルの個数や位置を変えて、過ごしやすい環境を整える工夫をする。

テーブルや床を拭いたり、ゴザを敷いたりして積極的に行おうとする姿が見られる。遊びや興味のあることにじっくり取り組んでいけるように環境を整えていく。

言葉

自分の感じたことなどを積極的に言葉で表現する子が多く、保育者や友達に話しかける。自分の思いがうまく伝わらずにトラブルになる場面があり「もう遊ばない」「ばか」などの言葉が出る。「言ってもらうと嬉しい言葉」をみんなで考え、互いのいい所を褒めて認め合い、肯定的な言葉が増えていくように働きかけ、それぞれの思いを適切に言葉で伝えられるように見守り、仲立ちしていく。

表現

リトミックやダンスなど音楽に合わせて自由に身体を動かしたり、自分たちで遊びを作り上げていくムーブメントを好んでいる。また、椅子取りゲームなどルールのある遊びへの興味が高まっている。子どもたちと一緒に話し合ってルールを決めたり、友達と協力して遊んだりする楽しさを体験できるようにしていきながら、自分で感じた事やイメージした遊びの楽しさをも味わえるようにしていく。…

4歳あさがお組2021年度3月のまとめ

健康

友達と誘い合ってボール遊びや鬼ごっこを積極的に楽しんでいる。上り棒に登れなかった子も挑戦する子が増えて、「先生よりも高くなった」と喜んでいる。やってみようとする気持ちを大切にして、出来た喜びを共有して次の頑張りに繋げていく。

歯の生え変わりの時期を迎えた子が少しずつ増え、友達や保育者に見せる。歯磨きの大切さをペープサートなどで分かりやすく伝えていき、清潔で健康な生活を送れるように援助する。

人間関係

遊びの中で友達と意見がぶつかった時に、互いが納得できるような解決策を模索しようとする姿が見られるようになる。必要な時だけ助言をして、子どもだけで解決しようとする姿を見守る。

5歳児と一緒にドッジボールや鬼ごっこをすることで、親しみや憧れの気持ちが強くなっている。5歳児から「小さい子に優しくしてあげてね」「お花に水をあげてね」と自分たちの代わりに頑張って欲しいことや応援する手紙を送られたことで、「頑張ろう」とする気持ちが高まる。子どもたちの頑張りを労ったり応援したりして、進級への期待へと繋げていく。

環境

あやとりや複雑な折り方の折り紙に興味を持つ子が増えている。分からない子がいると教えてあげようとする。手に取りやすい場所に道具を置き、遊びの広がりや深まりに期待しつつ、保育者も一緒に遊びを取り組む。

チューリップの球根を植え付ける。暖かい日が続き、蕾が膨らみ色づき始めると、「むらさき色だ」「こっちは赤だね」と気付いて喜ぶ。当番が日替わりで水やりを行い、成長の気付きを大切に受けとめ、興味へと繋げていく。

言葉

進級に向けて年長クラスになって頑張りたい事ややってみたいことをカードに書く。

お別れ会へ向けての活動では、卒園していく年長児のことを思い、準備を進めていく。これまで一緒に遊んだことを思い出しながら、感謝の気持ちや卒園・入学を祝う気持ちを保育者に伝えたり、メッセージとして書いたりする。子どもたちの伝えようとする気持ちを大切にし、その姿を見守りながら必要な援助をしていく。

表現

お別れ会の装飾として模造紙に桜型のスタンプを押し年長児に贈る制作をする。年長児の写真を見て画用紙に似顔絵を描き、文字が書ける子は50音表を見てメッセージを書き、模造紙に貼り付ける。年長児へ伝えたい気持ちを懸命に表現しようとしている。同時にコサージュ作りも行い、プレゼントして喜ばれると感じたことを保護者や保育者に伝えている。自分の好きな方法で自由に表現して楽しむ。…

4歳あさがお組2021年度2月のまとめ

健康

暖かい日もあり、戸外遊びでは薄着で遊ぶ。長縄跳びをしたり、ひまわり組に混ざり、鬼ごっこやドッジボールをしたりして友達と一緒に身体を動かして遊ぶ。保育者も一緒に仲間に入り、身体を動かす心地良さを感じられるようにして思いを共有していく。感染症に罹患して長期間休みが続く子がいる。登園している子も鼻水・咳が出る子がいる。自分で気づき、始末ができるように見守り、丁寧な手洗い・うがいを意識して行うなど、清潔を心掛けていけるようにする。

人間関係

友達と誘い合いながら、自分たちで遊びを進めていく姿が増える。仲間同士で楽しく過ごせる時があれば、時には意見がぶつかり、思いが相手に通じずに悔しい気持ちを抱くときもある。自分とは違った考えや思いがあることに気付き、受け入れることもできるように場面に応じては仲立ちもしながら丁寧に関わっていく。

環境

寒い日には、容器に水を入れて氷作りをしてみる。なかなか氷ができない中で、その理由を考えながら容器を置く場所を考えたり、気温の低そうな場所を探したりしている。子どもたちの発想や考えを大切にしつつ、一緒に考えたり試したりしていきながら、更に興味を膨らませていく。

年度末が近づき、進級への期待が大きくなってきている。環境が変わるので、ひまわり組ですごす機会を作り、安心して過ごせるようにしていく。

言葉

自分の気持ちを手紙にして、友達に渡す様子が見られる。分からない文字は50音表を見て、書いたり友達に書き方を教えてもらったりしている。まだ文字を書くのが難しい子も自分の名前に使われているひらがなを書き、「書けた」と満足する姿が見られる。遊びの中で文字に触れる機会を意識的に持ち、興味・関心を高めていく。

会話の中で、強い口調や相手にとっては嫌な言葉を遣ってしまうことがあるので、その言葉を受けた相手の気持ちに気付き、皆が心地良く過ごせる言葉を遣えるよう、見守りや声掛けをしていく。

表現

ひな祭り制作では、絵本や紙芝居のひな人形を見て、花紙や和柄の折り紙を選び衣装にする。仕上がりが見えると更にイメージが広がり、髪飾りをつけ足して満足する姿が見られる。折り紙を使った遊びも盛んに行われ、折り方絵本を見て真似て折ったり、折ったものをテープで止めたりしてイメージに合うものを作っている。イメージを引き出す会話や道具や材料を一緒に考えながら、作る楽しさを感じられるようにしていく。…

4歳あさがお組2021年度1月のまとめ

健康

鼻水の出る子はいるが、大きく体調を崩すことなく登園する。体調不良から食欲がやや低下気味の子が数名いて、食べられる量を調整しながら喫食する。

看護師による手洗い指導を受けた後は、意識して丁寧に手洗いをする姿が見られ、清潔にすることが健康に繋がっていることをよく理解している。今後も健康な生活に必要な習慣を皆で考え、自発的に習慣が身に付いていくようにする。

戸外では寒さを気にすることなく、十分に身体を動かして遊ぶ。気温や遊びの内容に合わせて、衣服の調整もしている。身体を動かして温めていけるような活動を考えていく。

人間関係

こま回しや縄跳び、鉄棒の逆上がりなど、難しい活動に挑戦している。友達ができるようになると、それを共に喜び、「自分もやってみよう」と挑戦しようとする姿が見られる。子ども同士で刺激し合い、励まし合う姿を見守りながら、遊びの楽しさやできた喜びを共有していく。

環境

井形ブロックやLaQなど立体的な構成を楽しむ玩具に集中して取り組んでいる。いろいろな角度から見てみたり、手指を巧みに動かしたりして、形が変化する様子を試行錯誤しながら繰り返し楽しんでいる。また、折紙にも興味を持ち、折り方の絵本を見ながら箱や動物などを折っている。用品は十分な量を用意して、様々な遊びに取り組み充足感を味わえるようにする。

言葉

昔話や長めの物語などに関心が高まっている。難しい言葉は保育者に確認しながら、覚えたり使ってみたりしている。ゆったりとした雰囲気の中で、いろいろな物語に触れ、言葉や興味を広げていく。50音表を見ながら手紙を書き、友達に書き方を教えてあげ、「そうそう」「じょうずだね」と保育者の口調を真似る姿も見られる。自分の名前のひらがなを活発に書く。

自分の気持ちや考えを伝えようとする姿や、相手の気持ちを聞こうとする姿が見られる。子ども同士のやり取りを見守り、自分の思いが相手に伝わる楽しさや、嬉しさを共感していけるようにして、必要な場面では仲立ちや言葉の補足をしていく。

表現

節分に向けて、鬼の帽子や豆入れを作る。帽子作りでは、広告を重ねて箱を折り、手でちぎった画用紙で張り子にする。画用紙・工作紙・花紙・毛糸など様々な素材を用意して、自由な発想で顔のパーツを貼り付ける。子どもたちの発想や試してみようとする気持ちを引き出していけるよう、援助していく。…

4歳あさがお組2021年度12月のまとめ

健康

咳や鼻水の出る子は数名いるが、大きく広がることなく元気に過ごす。感染症予防のために手洗い・うがいの大切さを伝えて、栄養表や絵本を通じてバランスよく何でも食べることが、健康につながることを知らせていく。寒くても積極的に戸外で身体を動かして遊ぶ。自分で気付いて衣服の調節ができるように声をかけていく。

 人間関係

ドッジボールや「だるまさんがころんだ」などの気に入った遊びに友達を誘い、集団を広げている。自分の考えや思いを伝えようとするもののうまく伝わらず、場を離れようとすることもある。子どもたち自身で解決できるよう見守り、必要な時には仲立ちをしていく。

 環境

冬らしい寒さを感じられるようになり、戸外遊びの中で日なたと日陰での温度差を感じ、園周辺の自然の変化に気付く。子どもたちの気付きを大切にしながら、更に深まっていく冬の自然現象に気付き、遊びに取り入れられるよう工夫する。

雑巾の絞り方を知り、自分のロッカーや保育室を掃除する。玩具の汚れに自分達で気付き積極的にきれいにしようとする。一緒に清掃しながらきれいになる事で得られる心地良さや、物を大切にすることを伝えていく。

言葉

好きな絵本をじっくりと読んでみたり、友達や保育者と一緒に読む中で、文字への興味が高まっている。また、友達やおうちの人に手紙を書いて思いを伝えようとする子も増えている。その中で分からない文字や書きにくい文字があると、友達や保育者に尋ねたり、五十音表を見て確かめたりしている。文字への関心が薄い子も保育者と一緒にカルタ遊びに参加して、文字に触れる機会を楽しんでいる。「読めるようになりたい」「書けるようになりたい」という欲求を大切にしつつ、無理なく興味を膨らませていけるよう配慮する。

表現

お楽しみ会の活動では物語の世界を一緒に演じたり、道具を作ったりして、友達とのイメージの共有を楽しむ。お楽しみ会終了後も引き続き楽しんでいるので、気持ちを持続させつつ更に活動が広がっていくよう援助していく。

折り紙遊びも活発になる。紙をテープでつなぎ合わせることから、保育者に教えてもらったり、折り方絵本を自分で見たりしながら折る姿が目立つ。紙を豊富に用意して子どもが存分に楽しめるようにし、楽しさや自信を感じられるようにする。

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4歳あさがお組2021年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ている子も見られるが、元気に登園する。手洗いやうがい、水分補給をして感染予防をし、健康や清潔を意識して過ごす。「中当て」「あぶくたった」などの集団遊びを楽しみながら、戸外の空気に触れて活動し、その楽しさや気持ちよさを味わえるようにしていく。

人間関係

好きな遊びを通して友達との関わりが増えて、それに伴い子どもたちのグループも固定化しつつあるが、その時々の興味に合わせて色々な友達と好きな遊びを楽しんでいる。時には友達とのやりとりの中で、相手が泣いたり、怒ったりしてしまうのを見ながら、他者との思いの違いに気付き、自分とは異なった視点、特に相手の立場から考えるように働きかけていく。

環境

暖かい日も多いが、少しずつ朝夕のヒンヤリとした空気を感じられるようになってくる。夕焼け空を見たり、落ち葉が紅葉で色づく様子に気付いたりして、ゆっくりとした季節の変化を感じ取っている。また、サツマイモの収穫やどんぐり拾いをして大きさや数の比較にも関心をもつ。身近な自然に関わりながら、考えてみたり興味、関心の幅を広げるきっかけ作りができるよう、活動を考えていく。

言葉

読み聞かせや午睡前の語りを通して、新しい言葉に触れたり、言葉からイメージを膨らませてお話の世界を楽しんでいる。会話も活発になり、自分の気持ちを保育者や友達に伝えたい、聞いてほしいという思いが見られる。お当番担当の子が前に立ち、沢山話す機会を作ってみる。話し手や話の内容に興味や関心をもつことができるようにし、伝えあうための工夫や援助を行い、保育者も子どもと共に聞くことを楽しむという姿勢をもてるようにする。

表現

紙皿・花紙でクリスマスリースを作成する。花紙を糊貼りするのは手に付き難しいようだが、紙皿の色が見えなくなるように自分なりに貼る向きを工夫しようとする姿が見られる。仕上げは散歩で拾ったドングリをボンドで付けていくのを予定している。工程を楽しみながら制作をしていく。歌・楽器遊び、劇遊びは色々な楽器やと役を体験して楽しんでいる。簡単な台詞を覚えて、友達との掛け合いを楽しむ姿が見られる。今後は表現をさらに楽しめるように子どもたちから出るアイディアを引き出し、相談しながら工夫していく。…

4歳あさがお組2021年度10月のまとめ

健康

咳や鼻水で欠席する子は数名いたが、長引くことなく落ち着く。手洗い・うがいや水分補給など、健康に過ごすために必要なことがわかり、すすんで行うようになっている。

運動会ごっこで玉入れやリレーなど、友達と力を合わせる楽しさを感じながら、意欲的に遊びや生活ができるようになっている。引き続き運動遊びを楽しみながら、子ども同士が密にならないよう、間隔などを工夫する。

人間関係

円形ドッジドールは友達と声をかけあいながら、遊びを進めようとする姿が見られるようになる。初めての遊びやゲームでは、遊びながら子どもたちでルールを考え、自ら守ろうとしたり自分達で遊びを進めていかれるように見守り、思いを引き出していく。遊びの中で自己主張をし合っている時には、必要に応じて仲立ちをしながら、互いの思いや考えを伝え合い、相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

アサガオの種の収穫を楽しむ姿が見られる。「緑じゃなくて、茶色くなったやつだよ。」と、友達同士で教え合いながら一粒ずつ大切に入れ物にいれていく。来年のあさがお組に収穫した種をプレゼントすることを伝え、命を繋いでいくことの大切さが感じられるような声掛けをしていく。公園へ散歩に行く時には、横断歩道や車道から死角になる場所では、しっかり立ち止まり、皆で「右、左、右」と車などが来ていないかを確認する。必要に応じて言葉をかけ、子ども自身で安全に気をつけられるようにする。交通ルールに関心がもてるよう、絵本や紙芝居を用いていく。

言葉

文字や数字に関心を持つ子が増え、友達同士でお手紙ごっこでのやりとりが増え、ひらがなの書き方が分からない子には教えてあげる姿が見られる。気に入った絵本を友達に読み聞かせてあげる姿も見られる。季節に合わせた絵本や子どもたちが興味のある内容の絵本・図鑑を用意する。遊びの中で自分の思いや考えを言葉で伝える場面が増えると共に友達の思いが通らないこともあることに気付く。子どもたちのやり取りを見守り、状況に応じた援助をしていく。

表現

運動会ごっこに向けて、万国旗やダンスの装飾品を制作する。当日を楽しみにしながら、シールを自分の好みの大きさに切り取りマントに貼って仕上がりに満足する。運動会ごっこ後にそれぞれの印象に残った場面を絵の具で描き細かい部分はクレヨンで描き足す。

自分の思いを表現する楽しさを味わえるように活動を考えていく。…

4歳あさがお組2021年度9月のまとめ

健康

朝夕の気温差や夏の疲れにより、咳・鼻水などで体調を崩す子がいる。丁寧な手洗い、うがいや気候に応じた衣服の調節を声掛けしていく。

室内では温度調節や換気をこまめに行い、過ごしやすいように配慮する。

人間関係

祭りごっこや運動会に向けて、幼児クラスでの関わりが増える。他クラスの活動に興味を持ち、競技や遊戯などのごっこを一緒に参加する。

乳児クラスにも関心を持ち、靴の着脱や園庭からの入室を手伝う子もいる。遊びでも、追いかけっこの走る速度を加減してあげるなどの配慮が見られる。年下児への関心や関わりがさらに広がるよう援助していく。

環境

夏野菜のキュウリは花をつけるもののしおれてしまう。花が咲く度に「今度は大きいきゅうりになるといいね」と話しながら、声を掛け合って水やりをしている。葉、茎が枯れてしまったことで、もう花が咲くことも実をつけることもないことがわかり、片づけをする。植物も生き物と同様に命があることを感じている。

月前半は天候の悪い日が続き、戸外に出られない日が多いが、散歩に行き に多く出掛け、稲穂が実っている様子を見たり、キンモクセイの香りを感じたりして秋の自然に触れる。来月は、散歩の機会を増やして季節の遊びを楽しむ。

言葉

自分の思いや考えを、強い口調で伝える様子が見られるが、保育者の仲介で少しずつ相手に分かりやすい言葉で穏やかに伝えることができるようになる。

他クラス児でトラブルがあった時も、客観的に見た場面を保育者に言葉で伝え、解決の方法や適切な言葉を両者に伝えている。友達や保育者との会話を楽しむ満足感を味わえるよう、ゆったりと話ができる雰囲気を作る。

文字に興味を持つ子が増え、絵本を自分で読んだり手紙を書いたりしている。さらに興味を深めていけるよう、遊びや活動を考えていく。

表現

自分で体験したことや興味のあることを絵に描いて表現することを楽しんでいる。その時の光景や気持ちを思い浮かべ、友達と話し合いながら細かく描いたり、図鑑を見たりして描く。鏡を見ながらの自画像はよく観察しながら描こうとする子がいる。絵の具を使ってのびのびと描くことも好んでいるので、今後は大きな画用紙に多色の絵の具を使って描く経験もしていく。

体操や遊戯の音楽が流れると、口ずさみながら遊び、友達と誘い合って踊っている。保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していく。…