4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2020年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ている子も見られるが、元気に登園する。新型コロナウィルスが再び蔓延しているという情報から、子ども一人一人の清潔への意識が高まり、手洗い・うがいをお互いに確認し、声を掛け合っている。歯磨きは、磨き方が雑になっているので、歯の大切さを伝えたり、手を添えたりしながら、歯磨きの仕方を一緒に確認していく。「だるまさんころんだ」や「はないちもんめ」などの集団遊びを楽しみながら、戸外の空気に触れて活動し、その楽しさや気持ちよさを味わえるようにしていく。

人間関係

好きな遊びを通して友達との関わりが増えて、それに伴い子どもたちのグループも固定化しつつあるが、その時々の興味に合わせて色々な友達と好きな遊びを楽しんでいる。時には友達とのやりとりの中で、相手が泣いたり、怒ったりしてしまうのを見ながら、自分が何をやったのか、それが良いことか悪いことかを考えていることもある。自分の行動がどのような結果をもたらしたのかを、自分とは異なった視点、特に相手の立場から考えるように働きかけていく。

環境

冬野菜の栽培では、ほうれん草・小松菜の世話をしたり、生長の様子を保育者や友達に教え合ったりしている。お当番活動としている水やりも、進んで行ったり、野菜が苦手な子から自発的に水やりをしたりする姿も見られる。また、かぶと虫の幼虫が土の中で生活する様子を気にかけたり、土替えを提案したり、親しみをもって接している。お世話をする体験を通して、いたわったり、大切にしようとする気持ちを育んでいく。

言葉

読み聞かせや午睡前の語りを通して、新しい言葉に触れたり、言葉からイメージを膨らませてお話の世界を楽しんだりしている。会話も活発になり、自分の気持ちを保育者や友達に伝えたい、聞いてほしいという思いが見られる。お当番担当の子が前に立ち、沢山話す機会を作ってみる。話し手や話の内容に興味や関心をもつことができるようにし、伝えあうための工夫や援助を行い、保育者も子どもと共に聞くことを楽しむという姿勢をもてるようにする。

表現

さつまいものつるでクリスマスリースを作る。つるの手触りを面白がったり、匂いを嗅いだりしながら、保育者と一緒に丸く巻いていく。散歩中に拾ってきたどんぐりや松ぼっくりなどの自然の素材を使い、リボンやマカロニなど他の材料との組み合わせを楽しんだりする。いろいろな素材に親しみ、工夫して遊べるように環境を準備していく。…

4歳あさがお組2020年度10月のまとめ

健康

咳や鼻水が長引く子もいるが、休むことなく元気に登園する。手洗い・うがいや水分補給など、健康に過ごすために必要なことがわかり、すすんで行うようになっている。運動会ごっこで追っかけ玉入れや異年齢同士のリレーなど、友達と力を合わせる楽しさを感じながら、意欲的に遊びや生活ができるようになっている。引き続き運動遊びを楽しみながら、子ども同士が密にならないよう、間隔などを工夫する。

人間関係

保育者や友だちとひょうたん鬼ごっこやハンカチ落としなど色々なルールのある遊びを楽しむ。初めての遊びでは、保育者がわかりやすく説明しながら行って見せ、様子を見ながら手を添えて伝えたり、繰り返して遊んだりすることで理解していく。遊びの中で自己主張をし合っている時には、必要に応じて仲立ちをしながら、互いの思いや考えを伝え合い、相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

あさがおの種の収穫を楽しむ姿が見られる。「みどりじゃなくて、ちゃいろくなったやつだよ。」と、友達同士で教え合いながら一粒一粒大切に入れ物にいれていく。来年のあさがお組に収穫した種を受け継ぐことを伝えながら、命を繋いでいくことの大切さが感じられるような声掛けをしていく。公園へ散歩に行く時には、横断歩道や車道から死角になる場所では、しっかり立ち止まり、皆で「右、左、右」と車などが来ていないかを確認する。必要に応じて言葉をかけ、子ども自身で安全に気をつけられるようにする。交通ルールに関心がもてるよう、絵本や紙芝居を用いていく。

言葉

午睡前の保育者の素話を楽しみにしている。「今日は昨日と同じ忍者の話ね。」「明日は海賊の話を聞きたい!私はお姫様ね。」など、要望も出てくる。子ども一人一人をなりたい役にしてあげることで、話の世界観を自分のイメージで楽しんでいる。子ども同士で積木を使って舞台を作り、人形を動かして劇ごっこを楽しむ姿も見られる。子ども同士の関わりを大切にし、自由な発想や表現を認めながら、演じることの楽しさや充実感を味わえるようにする。

表現

運動会ごっこに向けて、万国旗やダンスの装飾品を制作する。虹の万国旗作りには、好きな絵の具を7色選んでスポンジにのせ、画用紙に塗りたくる。「うわー、きれい。」一人一人の個性が出る作品に、見ている子たちからもため息が漏れる。「もう一枚やってみたい。」意欲的に違う色合いを試したい子もいる。色の混ざる様子や変わりゆく模様を楽しんでいる様子が見られる。遊びの中で、子どもが自己表現をしようとする気持ちを捉え、必要な素材や用具を用意したり、援助したりしながら、子どもの表現意欲を満足させ、表現する喜びを十分に味わわせるようにしていく。…

4歳あさがお組2020年度9月のまとめ

健康

虫刺されやアレルギーによる皮膚のかゆみや、鼻炎のような症状が見られる子もいたが、皆元気に過ごしている。気温の高さも徐々に和らぎ、戸外で保育者や友だちと追いかけっこやリレーを楽しみながら、思いきり体を動かす。活動後は自分から気付いて、汗で濡れた衣服を着替えたり、友達同士で「てをあらったの?」と声を掛け合ったりしている。夏の疲れが出る頃なので、活動と休息のバランスを考えたり、水分補給の状況を確認したり、体調管理を十分に行う。

人間関係

ひのまつりや運動会ごっこに向けてのリレー遊びを通して、年長児との関わりが増える。年長児が法被を着てお店屋さんをする姿に刺激されて、大きな声を出して「いらっしゃいませ!」が言えるようになったり、リレーでの全速力で走り抜ける様子に、「はやい!すごい!」と憧れの気持ちを持ったりしている。年長児の運動会への取り組みを見たり、応援したりしながら、子どもが興味を持つ姿を大切にする。

環境

カブトムシの幼虫の成長が気になり、幼虫の姿が見えると「いたよ!」「へびみたい!」と笑顔を見せ、喜び、カブトムシになる事を楽しみにしている。暑い日や雨が続いたので、散歩に出掛ける機会が少なかった。来月は秋の自然を感じながら、木の実や葉っぱの色、形の違いなどに興味が持てるように、散歩を楽しんでいく。

言葉

子ども同士で会話をしながら遊びを進めていく姿が見られる。「ねえ、みてみて○○ちゃん。」「すごいね!やりたい。これもおこうよ。」などと話しながらお家ごっこを楽しみ、室内では牛乳パックで作った台をいくつも置き囲いにしたり、園庭ではお風呂マットを敷き詰めてみたりしながら集団で遊んでいる。子ども同士で役割を決める時に、友達と同じ役になりたくなったり、違う内容のごっこ遊びをしたくなったりすることで、意見の食い違いになることもある。保育者が見守る中で、それぞれが気持ちに折り合いをつけ、少しずつ友達の言葉を受け入れながら、子ども同士で解決出来る場面も出てくる。1人ひとりの心の育ちを大切にしながら、友達との関わりを深めていく。

表現

片栗粉遊びや泡遊び等の感触遊びを楽しむ。普段中々出来ない遊びなので、前日から期待を持ち、家庭でも子どもが楽しみにしていたとの話を、保護者からお聞きする。片栗粉を手で触った後、水を少しずつ流し入れ、指の力を使って混ぜる。「まぜるとかたい!でも、すぐにドローってなる!おもしろい!」「スライムだ!」不思議な感触に、言葉も発せずに、夢中で触り続ける子もいる。泡遊びでは、石鹸をおろしがねで粉状にしたものを、1人ひとり容器と泡だて器を持ち、泡立ててみる。ホイップ状まで泡立てる子や、泡が軽く立つくらいを楽しみ、絵の具を混ぜてみたりする子もいる。「もうすこし、おみずたしてみる?いれてあげようか?」と友達に協力してあげる姿も見られる。1人ひとりが真剣に遊び込む中で、感じたり、工夫したりする過程を大切にしていく。…

4歳あさがお組2020年度8月のまとめ

健康

体調を崩すことなく、元気に登園する。連日、熱中症警戒アラートが発令された為、主に室内にて過ごす。活動の合間や午睡中なども、適宜水分補給ができるように、こまめに声を掛ける。外気温と室温との温度差に留意し、空調の温度調整を心掛けるなどしながら、熱中症予防をする。引き続き、手洗い・うがいを丁寧に行うことが感染予防に繋がることを伝えていく。

人間関係

ごっこ遊びでは、やりたい役が重なり、お互いの思いがぶつかってしまうこともあるが、自分の思っていることを相手に伝えることで、「じゃあ、○○にするね!」などの代替案が出て、仲良く遊びだす姿が見られる。相手の思いに気づくように、丁寧に援助していくことで、友達との仲を深めていけるいようにする。

環境

きゅうりやあさがおの水やりをする中で、「面白いきゅうりがあるよ!」「あさがおの色、紫とピンクが混じってるのがある!」などの気付きや発見を、保育者や友だちに伝えている。不思議に思ったことを一緒に共感したり、図鑑や絵本を用意して調べたりしながら、興味が深まるようにしていく。

飼育していたカブト虫が卵を産み幼虫になる。メスは卵を産むと死ぬことを知り、命のリレーに触れることが出来た。今後も自然に触れ命の大切さを感じられるようにする。

言葉

朝の会で一人ずつ、お家で過ごしたことや楽しかったことを保育者や友だちの前で話してみる。同じような経験をした子から話が出たり、関連した内容を話したかったり、言葉が溢れてくる。一人ひとりの話に丁寧に耳を傾けながら、自分の思いに共感してもらえる嬉しさを感じられるようにする。言葉が出ない時には、問いかけたり、言葉を補ったりしながら、人前で話す満足感を味わえるようにしていく。

表現

涼感を感じられるように、氷に触れながらの朝顔の色水遊びをする。育ててきたあさがおを氷中花にすると、驚いた声や、「すごいきれい!」「どうしてこうなったの?」など、質問が出てくる。色水の濃さを水を使って薄めて見たり、さらに絞って濃い色に調整したりしながら、じっくり遊びこむ姿が見られる。色の変化が楽しめるように、絵の具を使った色水遊びも取り入れていきたい。…

4歳あさがお組2020年度7月のまとめ

健康

微熱や咳の症状から欠席する子もいたが、概ね元気に過ごしている。食事中も、「コロナだから、ごはんの時、おしゃべりはバツだね!」と意識して、早めに食べ終えて友達と遊ぶ姿が見られる。雨の日が続くこともあるが、湿度が高いため、水分をこまめに摂取したり、適度な休息をとったりしながら、健康で快適に過ごせるようにする。

人間関係

園庭では、友達を誘ってごっこ遊びや追いかけっこをしたり、室内では、ブロックやカプラで共通したものを一緒に作ったり、自分の身長よりも高く積み上げたりして遊ぶ。自分の気持ちを相手に言葉でうまく伝えられず、衝突することもある。保育者に助けを求めることもあるが、子ども同士で解決策など話している時には見守り、必要に応じて仲立ちしていく。

年長児の遊びに興味を持って加わったり、教えてもらったりして一緒に遊ぶ姿も見られる。これから、異年齢の友達と関わる機会も増えてくるので、皆で楽しめる遊びや活動を考えていく。

環境

キュウリやあさがおの生長を見たり、世話を楽しんだりしている。キュウリの実や、あさがおの花が出来ている様子に、「見て!キュウリあったよ!大きいね!これはまだちっちゃいね。」「お花咲いてるよ!青も咲くかな。」などと、自然物への探求心も湧いてくる。また、カブトムシの飼育では、4匹(オス、メス)の名前を、クラスの話し合いで決める。夏野菜の栽培や虫の飼育を通して、生命のあるものを大切にしようとする気持ちを育んでいく。

言葉

家庭や園での体験を通じて、自分の興味のあることや、心を動かされた体験を、保育者や友達に伝えることが増えている。朝の会や、紙芝居、絵本を読んだ時には、沢山の思いが言葉として溢れ出てくる。一人ひとりが保育者や友達と会話を楽しめるように、ゆったりと関わり、話しやすい雰囲気を作ったり、子どもの気づきや考えを共有して、新たなやり取りを展開させたりする。

表現

色々な曲に合わせて、体を動かすことを楽しむ。好きな曲には、「明日もまた踊ろうね!」「もう一度曲をかけて!」と、子どもたち自らが積極的に踊りを覚えようとする。ポーズを自分たちで考えて、保育者に見せたり、友達同士で決めたりする姿も見られる。自分なりの表現を受け止めてもらう体験を繰り返す中で、安心感や、自由に表現することの喜びを感じるようにしていく。…

4歳あさがお組2020年度6月のまとめ

健康

歯の健康についての紙芝居や絵本を読んだり、かばのはみがきペープサートを見たりしながら、歯の大切さや、正しい歯の磨き方を知る。給食後の歯磨きの後、保育者の磨き直しや、“はみがきカレンダー”に自分でスタンプを押すことで、丁寧に歯磨きをすることを促していく。

シャワーの身支度や後始末の流れが少しずつわかってきている。一人ひとりの活動の様子を把握し、汗の始末や着替え、衣服の調整など必要に応じて援助し、言葉をかけるようにする。

人間関係

緊急事態宣言解除となり、久しぶりの登園となる子もいる。戸惑ったり、緊張したりする場面があるため、環境に慣れるまで十分に気持ちを受けとめ、寄り添う。友達が増えてきた嬉しさで、誘いあって一緒に行動したり、遊んだりしている。好きな遊びを楽しめるような遊具、用具を準備して、友達と関わって遊べる場を設定する。

環境

さなぎだったかぶと虫が成虫になった様子を観察したり、餌をあげるお世話をしたりすることを通じて、夏の生き物に親しみを持ち、友達と一緒に図鑑を使って興味をもった事象について知ることを楽しんでいる。きゅうりの収獲を子ども一人ひとりが体験し、みんなで収穫物を給食室に運んでいる。虫の飼育や野菜、植物の世話を一緒に体験しながら、子どもの発見や喜びに共感し、興味を広げるように関わっていく。

言葉

話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、主張の強い子の思いに合わせたり、お互いの思いがぶつかってしまったりすることもある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを言葉で伝え合えるように、保育者が仲立ちや代弁をしていく。

表現

七夕制作では、切り紙やにじみ絵を楽しむ。切った紙を開けた時の思いがけない模様に驚く子もいる。障子紙を使ったにじみ絵遊びでは、水性ペンで描いた紙を霧吹きで水をかけ、乾かした後の色合いに喜ぶ。今後も色々な素材や技法の制作を楽しみながら、子どもたちが表現する楽しさを味わえるようにする。…

4歳あさがお組2020年度5月のまとめ

健康

緊急事態宣言が長引く中、手洗いうがいをしっかり行おうとする姿が見られる。園庭や散歩先の公園では、ルールのある遊びを楽しみ、積極的に身体を動かしている。季節の変わり目の不安定な気候が多く、体調管理には十分気をつけていく。気温も高くなってきたため、こまめな水分補給を行うよう声掛けしていく。密集・密閉にならないように換気をこまめに行い、布団や座る位置は間隔をあけるように心がける。

人間関係

集団遊びや玩具の貸し借りで、順番を守れなかったり、自分の思いを強く主張することがあったりする。簡単な例題を話したり、絵本を通じたりしながら日々の遊びや生活の中できまりを守らなかったために起こった問題に気付き、きまりの必要性を子どもなりに理解できるよう伝えていく。

環境

子どもの人数や室内遊びの内容に合わせ、適宜机や椅子の移動を行い、のびのびと過ごせるようにする。きゅうりやあさがおの栽培を通じて、野菜や植物の生長を楽しみにする。絵本「食育ランド」や壁パネルで「さかなはあかキッズだね。」と話す姿も見られる。バランスよく食べる大切さを伝え、食べる意欲を育む。

言葉

友達とごっこ遊びや集団遊びをしながらイメージを共有して楽しんでいる。自分では考えや要求を伝えたつもりでも相手に伝わらず、意味や内容が正しく伝わらないことから、相手ともめることがある。友達の話を聞き、相手にわかるように話すことが出来るように、仲立ちや見守りをしていく。

表現

あじさいのスタンプや、出来た作品や葉っぱなどをハサミで切る遊びをする。梱包材やペットボトルの蓋をスタンプにしたことを楽しんで使う子や、指でダイナミックに塗りたくる子もいて、それぞれ思い思いに表現する。ハサミの持ち方が難しい子には、手を添えて、一緒に行う。はさみの扱い方やはさみを使って安全に遊べるように伝えていく。…

4歳あさがお組2020年度4月のまとめ

健康

緊急事態宣言の影響で、人数の半数以上が欠席となることが多く、長期休みの子もいる。「てをあらうよ」と友達同士で声をかけあっている姿も見られる。
手洗い歌や絵本などを通じて、健康に過ごしていくことの大切さを伝えていく。

人間関係

室内では、レゴブロックやカプラを組み立て合ったり、園庭では小屋の中やお風呂マットを敷いて家に見立てたりしながら、友達と関わって遊ぶ。玩具の取り合いもあるが、保育者が話を聞くことで、気持ちが落ち着く。子どもの思いを受け止めながら、気持ちを言葉で表現できるように促していく。

環境

きゅうりの苗植えをする。野菜カードや絵本を見て、きゅうりを栽培することに決める。プランターの中に肥料と土を入れスコップで混ぜたり、土に穴をあけて苗を植えたりする。「おいしいおやさいになあれ!」と期待を込めながら土を混ぜる。きゅうりの生長を楽しみながら、収穫への期待を高めて、食べることへの意欲に繫げていく。

言葉

日頃の出来事や、発見したこと、気づいたこと、興味のあること、出来るようになったこと等を子どもから積極的に話し出す姿がある。友達同士での関わりでは自分の思いを言葉にして相手に伝え、会話を楽しむ姿も見られる。言葉よりも気持ちが優先することでトラブルになる場面も見られるので、それぞれの思いを言葉で伝えられるよう仲立ちをしていく。

表現

こいのぼり制作を行う。絵本を見た後制作に誘うと、「作りたい」と意欲を見せる。障子紙を使って染紙をしたり、はさみやのりを使ったりしながら作品を作り上げていく。絵の具の染め上がりに、「きれい」と歓声が上がる。真剣な表情で集中して、うろこの貼り方にそれぞれのこだわりを見せている。今後も身近な素材で色々な手法を取り入れ、一人ひとりが作る楽しさを感じられるようにしていく。…

4歳あさがお組2019年度3月のまとめ

健康

寒い日が続き寒暖差が激しかったが、大きく体調を崩す子はいない。3月中旬頃は暖かい日もあり気温に合わせて衣服調節して快適に過ごす。友達や年長児を誘い合いボール遊びや氷オニをして遊ぶ。長縄に挑戦する子も増え、「今日は〇回跳ぶ」「〇回跳べた!」等、意気込みや喜びの声が聞こえる。水分補給をこまめに取っていき、体調変化に気を付けていく。

人間関係

友達、年長児等、気の合う友達を誘い、ルールのある遊びを楽しむ。また、子どもたちでルールを考えて遊ぶ姿も見られる。時に遊びの中で互いに気持ちや考えが譲れない時もあり衝突する事もあるが、必要に応じて保育者が仲立ちしていく。

環境

育てていたチンゲン菜を収穫する。間引きをしてすぐのチンゲン菜は茎、葉が萎れたが、水やりをして数日経つと、茎、葉がしっかりする。その様子を見た子どもたちは「元気になった」「早く食べたい」等、会話が盛り上がる。給食に出た時は、野菜が苦手な子も進みが良く、食べている。今後も食育を通して色々な食材に触れ幅広く食してみようとするきっかけを作っていく。

言葉

年長児と過ごした思い出を一人一人思い出しながら保育者に伝える。5歳保育室で過ごすようになってからは長い物語の絵本を読んだり、友達に読み聞かせしたりする姿がある。友達と意見が合わず衝突した時には保育者に助けを求めることもあるが、子どもたちで話し合い解決する事が多くなる。

表現

毛糸を使いあやとりをする。本を見たり友達に聞いたりして技を増やしている。出来た時には、保育者に笑顔を見せて知らせる。鬼退治ごっこでは、廃材を準備し子ども達が考えた道具を作る。(望遠鏡や剣など)手作りの道具を持ち散歩に出掛けることを喜び戸外での鬼退治ごっこを楽しむ。…

4歳あさがお組2019年度2月のまとめ

健康

手洗いやうがい、消毒を自発的に行うが雑に済ませる子もいるので一緒に行う。新型コロナウイルスなどウイルスによる感染が拡大しているので換気や衛生面に気をつけていく。温かい日もあり、戸外遊びでは薄着で遊ぶ子もいる。ドッジボールやいろいろな鬼ごっこ、縄飛びなど友達と一緒に身体を動かして楽しく遊べるようにしていく。

人間関係

自分達で遊びを考えながら好きな遊びを楽しんだり、あやとりのやり方やベイブレードの作り方を教えあったりする姿が見られる。時には意見の違いからトラブルになる事もあるが、自分達で解決策を見い出して遊ぶことが増えてきた。保育者や友達の話を聞き、いろいろな考えや意見があることに気付いたり、自分の思っていることを相手にわかるように話せたりできるよう、場面に応じて仲立ちしながら丁寧に伝えていく。

環境

お別れ会の準備を自分達が行うことを知り緊張感を持ちながらも楽しみにする。年長児に対する思いと、年長組になる事を意識している。1年使った保育室の掃除を通し、年長になる事への実感や期待が持てるようにするとともに、環境が変わるのでひまわり組で過ごす機会を作り安心して過ごせるようにする。

言葉

少し長い絵本を友達と一緒に読んだり、本の読み聞かせを聞いたりするなど文字に興味を持ち想像しながらお話を聞くことを楽しむ。いろいろな絵本や物語を用意し、お話しの世界の楽しさが広がるようにする。相手の話の途中で自分のことを話したり、行動したりする事でトラブルになる事があるので最後まで聞くことの大切さをその都度伝えていく。

表現

卒園プレゼントでは年長への思いを抱きながら丁寧に作る。節分から鬼を意識し公園に鬼がいるので「鬼退治」に行こうと話が出る。鬼退治に必要なものは何か自分で考えたり友達と意見を出し合ったりして廃材を使って道具や地図を作る。うまく形にできない時もあるので話を聞き材料や道具の使い方を一緒に考え、作る楽しさを味わえるようにする。…