4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2020年度3月のまとめ

健康

朝夕の寒暖差があり、アレルギー症状で咳や鼻水、発熱で休む子もいた。3月中旬頃は暖かい日もあり気温に合わせて衣服調節して快適に過ごす。友達や年長児を誘い合い、ドッジボールや氷オニをして遊ぶ。のぼり棒や鉄棒に挑戦する子も増え、「できたよ!もう一回やってみる。」と言い、何度も挑戦したり、意気込みや喜びの声が聞こえたりする。水分補給をこまめに取っていき、体調の変化に気を付けていく。

人間関係

友達、年長児等、気の合う友達を誘い、ルールのある遊びを楽しむ。また、子どもたちでルールを考えて遊ぶ姿も見られる。時に遊びの中で互いに気持ちや考えが譲れない時もあり、衝突する事もあるが、必要に応じて保育者が仲立ちしていく。

環境

かぶと虫の幼虫の成長を喜び、世話を楽しむ。当番児が霧吹きをしたり、皆で土をかえたりすると、「気持ち良くなったね、ふかふかのお布団だよ!」と声を掛ける姿が見られる。ヒヤシンス栽培では、2つの球根の花の色の違いに興味を持ったり、花に顔を寄せて、友達と香りを楽しんでいる。身近な自然に触れる機会を作り、子どもなりにその美しさや不思議さなどを全身で感じ取る体験が持てるようにする。

言葉

おわかれ会では、年長児に贈る言葉を考えたり、会場設営を意欲的に行おうとしたりしている。友達との関わりが深まるが、意見が合わず衝突した時には保育者に助けを求めることもある。子どもたちで話し合い解決する事が多くなる。必要に応じて保育者が仲立ちしていく。

表現

おわかれ会で歌う“ありがとうの花”を口ずさむ。年少児と一緒に歌う時には、「あさがおさんが頑張らないと、さくらさん歌うの大変だからね!」と友達を励ましたり、歌詞を見直したりしている。子どもが思いのままに歌うことで、その心地よさが味わえるようにしていく。…

4歳あさがお組2020年度2月のまとめ

健康

咳や鼻水の出る子がいたが、元気に過ごしている。看護師より、手洗い指導を受ける。紙芝居を見たり、保育者が見本となり、手を洗ったA先生・洗わないB先生に分かれ、手を洗わないB先生の手は、魔法のスプレーをかけると、水が黒くなる様子を真剣な表情で眺めたりする。「うわ~。」と驚いたり、自分の手が気になり、急いで手を洗おうとしたりする子もいる。その後も、手洗いポスターを見ながら丁寧に手を洗う姿が見られる。自分の健康に関心を持ち、病気の予防などに必要な活動を自分からしようする態度を育てていく。

人間関係

当番活動や、次の活動の準備を友達同士で誘い合い、協力して行ったり、ドッジボールやだるまさんがころんだなどの集団遊びを楽しんだりしている。友達の影響を受けて、集団あそびに興味を持ち始めた子もいるので、その子に応じた援助をしていく。なかよし散歩では、異年齢グループで活動したり、一緒に手を繋いで歩いたりしながら会話を楽しんでいた。お別れ会に向けて、今後も活動を共にしながら、異年齢児との関わりを深めていく。

環境

クラスで育てた、ほうれん草と小カブの収穫をする。「大きくなったね!」「葉っぱが違うね。」「きゅうりのにおいと同じ。」など、自分の思いを言葉にする。葉の収穫の仕方を見せると、興味を持ってプランターに集まる。虫がいないことを知ると、畑では土に触れたくなかった子も、意欲的に収穫を楽しむ。冬野菜の知識が深まるように、図鑑や野菜カードをいつでも手の届くところに置く。室内で育てているヒヤシンスの花の色を友達と話しながら、「これは紫、こっちは黄色じゃない?」と心待ちにしている。親しみやすい植物に触れる機会を持ち、実際に世話をすることによって、いたわったり、大切にしようとする気持ちを育む。

言葉

お正月遊びから引き続き、かるたやすごろくを友達と楽しむ。子ども同士で言葉のやりとりをしながら読み札を読んだり、ルールを決めたり、遊びを進めている。時折、意見のぶつかり合いもあるが、すぐに保育者は入らず、様子を見守り、必要に応じて共に考え、助言していく。当番は、皆の前に立ち、自分の家庭での過ごし方や、友達からの質問に答える。以前は恥ずかしかった子も、手を挙げて前で発言することを楽しみにする。話すことだけでなく、聞くことの楽しさや、一緒に聞くことで生まれる一体感を感じられるようにする

表現

卒園プレゼントでは年長への思いを抱きながら丁寧に作る。「ひまわりさんには内緒にして、あとでびっくりさせてあげようね。」と子どもたちがプレゼントを渡すことを楽しみにしている。年長児への感謝の気持ちが湧いてくるような言葉掛けをしていく。ひな人形の制作をする。菱餅をイメージする3色の紙粘土を使う。粘土の感触や色合いを喜び、成形する。雛人形の表情を描画や、着物を着せながら、「おとこのこのぼうしはおもしろいかたちだね。」「なんでひしもちのいろはこのいろなの?」と、ひな祭りについて興味を示す子もいる。制作を通じて、簡単なひな祭りの由来がわかる絵本や紙芝居を用意する。…

4歳あさがお組2020年度1月のまとめ

健康

腹痛や発熱の為、休む子もいたが、概ね体調を崩すこともなく元気に登園する。手洗い指導の紙芝居では、体調を崩すことの不快さをイメージしながら見ることが出来て、清潔にすることが健康に繋がることを理解してきている。清潔や衛生に関する習慣は、その必要性を理解できるように、見通しをもって「できる」ことに繋げていくことで、自発的に習慣が身についていくようにする。戸外では、羽根つきや中当て、鬼ごっこなどで思う存分体を動かし、自ら上着を脱ぐこともある。進んで体を動かそうとする意欲が育つように、環境を用意していく。

人間関係

園庭では、友達とのごっこ遊びや集団遊びの中で、気持ちの行き違いから揉めてしまい、時には手が出てしまうこともある。子どもの話を聞き取り、論点を整理しながら、気持ちを汲み取り、自分たちで解決策を見い出せるように援助をしていく。室内では、カルタ遊びや絵カードを使い、友達とやりとりをしながら遊んでいる。文字を読める子は読み手になったり、読むことが難しい子は五十音表を見たり、友達に聞いたりして遊ぶ。友達と楽しむ中で、ルールを教え合ったり、やり方を確認したりする姿を認めていく。

環境

散歩中、冬の寒い中でも咲いている水仙や梅の花に気付いたり、花の香りを嗅いでみたりする。香りについて、自分の経験から得た同じ香りの物の名前や嗅いだ場所などの話を楽んでいる。育てているほうれん草や小かぶの成長を子ども同士伝えたり、水やりをしたり、自発的に世話をしている。自然と触れ合う機会を作り、こどもが身近に関われるようにしていく。

言葉

正月に経験したことや思ったこと発表する。恥ずかしがる姿はなく、一人一人が皆の前で発表することを心待ちにする。自分の番になると、嬉しそうに思い出しながらゆっくりと話す。友達の発表にも興味を持ち、相手の気持ちに気付き、話しを聞くようになる。ひらがなに興味を持ち、カルタや五十音表を見て覚えようとする。

自分の気持ちや考えを伝える姿や相手の気持ちを聞く姿が見られる。子ども同士の言葉のやり取りを見守り、自分の思いが相手に伝わる楽しさや、嬉しさに共感していけるようにする。

表現

節分に向けて、鬼のお面と豆入れを制作する。ビー玉転がし絵では、絵の具に浸したビー玉を好きな色の画用紙の上で転がし、動きを楽しんだり、絵の具の軌跡を目で追ったりしている。顔のパーツは、自分で好きなように切り抜き、個性豊かな表情の鬼面ができ上がる。豆入れはカラーセロファンを使い、バックの中が確認できるようにする。バックのマチがないことから、セロファンが破れてしまう。制作物は、使用用途に合わせて素材を選んだり、内容を考えたりしていく。…

4歳あさがお組2020年度12月のまとめ

健康

大きく体調を崩す子は少ない。咳や鼻水のでる子は増えているが,拡がることはない。感染症の予防のために、手洗い・うがいの大切さを伝え、絵本を通じてバランスよく何でも食べることが、健康に繋がることを知らせていく。寒くても、戸外で走ったり、遊具で遊んだり、体を十分に動かしてあそんでいる。自分で衣服を調整出来るように声をかけたり、状況に応じて個々に声を掛けたり、一緒に行う。

人間関係

友達と一緒に、考えを伝えあいながらイメージを共有して遊びが広がっていくようになる。遊び場所や玩具の取り合いで、子ども同士がぶつかり合う場面も時折見られるが、子どもの思いを受けとめ、相手にも思いがあることを伝えていくことで、お互いに待ったり譲ったり出来るようになっている。他の子がその場面を気に留めて、仲を取り持とうとする姿もみられるようになる。

子どもの心に寄り添い、一人一人の良さを認めることで、心のつながりをもった温かい関わりができるようにしていく。

環境

カブト虫の幼虫のお世話や、小かぶとほうれん草の世話を楽しんで行い、成長を心待ちにしている。新しい年が来ることを意識して、自分のロッカーや室内をみんなで片づけたり、掃除をしたりする。保育者も一緒に掃除をしながら、ぞうきんの絞り方や掃除の仕方を知らせる。普段使っている物や場所を一緒に片づけることで、大切にする気持ちを伝えていく。

言葉

経験したことや感じたことを友達や保育者に話したり、相手の話で興味を持ったことには聞く姿勢を持てるようになったりしている。家であった出来事や感じたことを時系列に沿って話せるようにもなってきている。友達や家の人に手紙を書いて思いを伝えようとする子もいるので、あいうえお表を用意したり、カルタ遊びをしたりしながら、文字に興味が持てるようにする。

表現

お楽しみ会ごっこでは、友達と一緒に合奏や劇ごっこなどを楽しむ。いろいろな楽器に触れ、曲に合わせて奏したり打ったりしながら、好きな楽器を見つけている。イメージに合った衣装や自分の作った小道具を身に着けることで、なりきって遊んだり、保育者が観客となって見守る中で、繰り返し遊んだり、やりとりを楽しんだりしている。子どもが自分なりに表現することの楽しさや自信を感じられるようにする。…

4歳あさがお組2020年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ている子も見られるが、元気に登園する。新型コロナウィルスが再び蔓延しているという情報から、子ども一人一人の清潔への意識が高まり、手洗い・うがいをお互いに確認し、声を掛け合っている。歯磨きは、磨き方が雑になっているので、歯の大切さを伝えたり、手を添えたりしながら、歯磨きの仕方を一緒に確認していく。「だるまさんころんだ」や「はないちもんめ」などの集団遊びを楽しみながら、戸外の空気に触れて活動し、その楽しさや気持ちよさを味わえるようにしていく。

人間関係

好きな遊びを通して友達との関わりが増えて、それに伴い子どもたちのグループも固定化しつつあるが、その時々の興味に合わせて色々な友達と好きな遊びを楽しんでいる。時には友達とのやりとりの中で、相手が泣いたり、怒ったりしてしまうのを見ながら、自分が何をやったのか、それが良いことか悪いことかを考えていることもある。自分の行動がどのような結果をもたらしたのかを、自分とは異なった視点、特に相手の立場から考えるように働きかけていく。

環境

冬野菜の栽培では、ほうれん草・小松菜の世話をしたり、生長の様子を保育者や友達に教え合ったりしている。お当番活動としている水やりも、進んで行ったり、野菜が苦手な子から自発的に水やりをしたりする姿も見られる。また、かぶと虫の幼虫が土の中で生活する様子を気にかけたり、土替えを提案したり、親しみをもって接している。お世話をする体験を通して、いたわったり、大切にしようとする気持ちを育んでいく。

言葉

読み聞かせや午睡前の語りを通して、新しい言葉に触れたり、言葉からイメージを膨らませてお話の世界を楽しんだりしている。会話も活発になり、自分の気持ちを保育者や友達に伝えたい、聞いてほしいという思いが見られる。お当番担当の子が前に立ち、沢山話す機会を作ってみる。話し手や話の内容に興味や関心をもつことができるようにし、伝えあうための工夫や援助を行い、保育者も子どもと共に聞くことを楽しむという姿勢をもてるようにする。

表現

さつまいものつるでクリスマスリースを作る。つるの手触りを面白がったり、匂いを嗅いだりしながら、保育者と一緒に丸く巻いていく。散歩中に拾ってきたどんぐりや松ぼっくりなどの自然の素材を使い、リボンやマカロニなど他の材料との組み合わせを楽しんだりする。いろいろな素材に親しみ、工夫して遊べるように環境を準備していく。…

4歳あさがお組2020年度10月のまとめ

健康

咳や鼻水が長引く子もいるが、休むことなく元気に登園する。手洗い・うがいや水分補給など、健康に過ごすために必要なことがわかり、すすんで行うようになっている。運動会ごっこで追っかけ玉入れや異年齢同士のリレーなど、友達と力を合わせる楽しさを感じながら、意欲的に遊びや生活ができるようになっている。引き続き運動遊びを楽しみながら、子ども同士が密にならないよう、間隔などを工夫する。

人間関係

保育者や友だちとひょうたん鬼ごっこやハンカチ落としなど色々なルールのある遊びを楽しむ。初めての遊びでは、保育者がわかりやすく説明しながら行って見せ、様子を見ながら手を添えて伝えたり、繰り返して遊んだりすることで理解していく。遊びの中で自己主張をし合っている時には、必要に応じて仲立ちをしながら、互いの思いや考えを伝え合い、相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

あさがおの種の収穫を楽しむ姿が見られる。「みどりじゃなくて、ちゃいろくなったやつだよ。」と、友達同士で教え合いながら一粒一粒大切に入れ物にいれていく。来年のあさがお組に収穫した種を受け継ぐことを伝えながら、命を繋いでいくことの大切さが感じられるような声掛けをしていく。公園へ散歩に行く時には、横断歩道や車道から死角になる場所では、しっかり立ち止まり、皆で「右、左、右」と車などが来ていないかを確認する。必要に応じて言葉をかけ、子ども自身で安全に気をつけられるようにする。交通ルールに関心がもてるよう、絵本や紙芝居を用いていく。

言葉

午睡前の保育者の素話を楽しみにしている。「今日は昨日と同じ忍者の話ね。」「明日は海賊の話を聞きたい!私はお姫様ね。」など、要望も出てくる。子ども一人一人をなりたい役にしてあげることで、話の世界観を自分のイメージで楽しんでいる。子ども同士で積木を使って舞台を作り、人形を動かして劇ごっこを楽しむ姿も見られる。子ども同士の関わりを大切にし、自由な発想や表現を認めながら、演じることの楽しさや充実感を味わえるようにする。

表現

運動会ごっこに向けて、万国旗やダンスの装飾品を制作する。虹の万国旗作りには、好きな絵の具を7色選んでスポンジにのせ、画用紙に塗りたくる。「うわー、きれい。」一人一人の個性が出る作品に、見ている子たちからもため息が漏れる。「もう一枚やってみたい。」意欲的に違う色合いを試したい子もいる。色の混ざる様子や変わりゆく模様を楽しんでいる様子が見られる。遊びの中で、子どもが自己表現をしようとする気持ちを捉え、必要な素材や用具を用意したり、援助したりしながら、子どもの表現意欲を満足させ、表現する喜びを十分に味わわせるようにしていく。…

4歳あさがお組2020年度9月のまとめ

健康

虫刺されやアレルギーによる皮膚のかゆみや、鼻炎のような症状が見られる子もいたが、皆元気に過ごしている。気温の高さも徐々に和らぎ、戸外で保育者や友だちと追いかけっこやリレーを楽しみながら、思いきり体を動かす。活動後は自分から気付いて、汗で濡れた衣服を着替えたり、友達同士で「てをあらったの?」と声を掛け合ったりしている。夏の疲れが出る頃なので、活動と休息のバランスを考えたり、水分補給の状況を確認したり、体調管理を十分に行う。

人間関係

ひのまつりや運動会ごっこに向けてのリレー遊びを通して、年長児との関わりが増える。年長児が法被を着てお店屋さんをする姿に刺激されて、大きな声を出して「いらっしゃいませ!」が言えるようになったり、リレーでの全速力で走り抜ける様子に、「はやい!すごい!」と憧れの気持ちを持ったりしている。年長児の運動会への取り組みを見たり、応援したりしながら、子どもが興味を持つ姿を大切にする。

環境

カブトムシの幼虫の成長が気になり、幼虫の姿が見えると「いたよ!」「へびみたい!」と笑顔を見せ、喜び、カブトムシになる事を楽しみにしている。暑い日や雨が続いたので、散歩に出掛ける機会が少なかった。来月は秋の自然を感じながら、木の実や葉っぱの色、形の違いなどに興味が持てるように、散歩を楽しんでいく。

言葉

子ども同士で会話をしながら遊びを進めていく姿が見られる。「ねえ、みてみて○○ちゃん。」「すごいね!やりたい。これもおこうよ。」などと話しながらお家ごっこを楽しみ、室内では牛乳パックで作った台をいくつも置き囲いにしたり、園庭ではお風呂マットを敷き詰めてみたりしながら集団で遊んでいる。子ども同士で役割を決める時に、友達と同じ役になりたくなったり、違う内容のごっこ遊びをしたくなったりすることで、意見の食い違いになることもある。保育者が見守る中で、それぞれが気持ちに折り合いをつけ、少しずつ友達の言葉を受け入れながら、子ども同士で解決出来る場面も出てくる。1人ひとりの心の育ちを大切にしながら、友達との関わりを深めていく。

表現

片栗粉遊びや泡遊び等の感触遊びを楽しむ。普段中々出来ない遊びなので、前日から期待を持ち、家庭でも子どもが楽しみにしていたとの話を、保護者からお聞きする。片栗粉を手で触った後、水を少しずつ流し入れ、指の力を使って混ぜる。「まぜるとかたい!でも、すぐにドローってなる!おもしろい!」「スライムだ!」不思議な感触に、言葉も発せずに、夢中で触り続ける子もいる。泡遊びでは、石鹸をおろしがねで粉状にしたものを、1人ひとり容器と泡だて器を持ち、泡立ててみる。ホイップ状まで泡立てる子や、泡が軽く立つくらいを楽しみ、絵の具を混ぜてみたりする子もいる。「もうすこし、おみずたしてみる?いれてあげようか?」と友達に協力してあげる姿も見られる。1人ひとりが真剣に遊び込む中で、感じたり、工夫したりする過程を大切にしていく。…

4歳あさがお組2020年度8月のまとめ

健康

体調を崩すことなく、元気に登園する。連日、熱中症警戒アラートが発令された為、主に室内にて過ごす。活動の合間や午睡中なども、適宜水分補給ができるように、こまめに声を掛ける。外気温と室温との温度差に留意し、空調の温度調整を心掛けるなどしながら、熱中症予防をする。引き続き、手洗い・うがいを丁寧に行うことが感染予防に繋がることを伝えていく。

人間関係

ごっこ遊びでは、やりたい役が重なり、お互いの思いがぶつかってしまうこともあるが、自分の思っていることを相手に伝えることで、「じゃあ、○○にするね!」などの代替案が出て、仲良く遊びだす姿が見られる。相手の思いに気づくように、丁寧に援助していくことで、友達との仲を深めていけるいようにする。

環境

きゅうりやあさがおの水やりをする中で、「面白いきゅうりがあるよ!」「あさがおの色、紫とピンクが混じってるのがある!」などの気付きや発見を、保育者や友だちに伝えている。不思議に思ったことを一緒に共感したり、図鑑や絵本を用意して調べたりしながら、興味が深まるようにしていく。

飼育していたカブト虫が卵を産み幼虫になる。メスは卵を産むと死ぬことを知り、命のリレーに触れることが出来た。今後も自然に触れ命の大切さを感じられるようにする。

言葉

朝の会で一人ずつ、お家で過ごしたことや楽しかったことを保育者や友だちの前で話してみる。同じような経験をした子から話が出たり、関連した内容を話したかったり、言葉が溢れてくる。一人ひとりの話に丁寧に耳を傾けながら、自分の思いに共感してもらえる嬉しさを感じられるようにする。言葉が出ない時には、問いかけたり、言葉を補ったりしながら、人前で話す満足感を味わえるようにしていく。

表現

涼感を感じられるように、氷に触れながらの朝顔の色水遊びをする。育ててきたあさがおを氷中花にすると、驚いた声や、「すごいきれい!」「どうしてこうなったの?」など、質問が出てくる。色水の濃さを水を使って薄めて見たり、さらに絞って濃い色に調整したりしながら、じっくり遊びこむ姿が見られる。色の変化が楽しめるように、絵の具を使った色水遊びも取り入れていきたい。…

4歳あさがお組2020年度7月のまとめ

健康

微熱や咳の症状から欠席する子もいたが、概ね元気に過ごしている。食事中も、「コロナだから、ごはんの時、おしゃべりはバツだね!」と意識して、早めに食べ終えて友達と遊ぶ姿が見られる。雨の日が続くこともあるが、湿度が高いため、水分をこまめに摂取したり、適度な休息をとったりしながら、健康で快適に過ごせるようにする。

人間関係

園庭では、友達を誘ってごっこ遊びや追いかけっこをしたり、室内では、ブロックやカプラで共通したものを一緒に作ったり、自分の身長よりも高く積み上げたりして遊ぶ。自分の気持ちを相手に言葉でうまく伝えられず、衝突することもある。保育者に助けを求めることもあるが、子ども同士で解決策など話している時には見守り、必要に応じて仲立ちしていく。

年長児の遊びに興味を持って加わったり、教えてもらったりして一緒に遊ぶ姿も見られる。これから、異年齢の友達と関わる機会も増えてくるので、皆で楽しめる遊びや活動を考えていく。

環境

キュウリやあさがおの生長を見たり、世話を楽しんだりしている。キュウリの実や、あさがおの花が出来ている様子に、「見て!キュウリあったよ!大きいね!これはまだちっちゃいね。」「お花咲いてるよ!青も咲くかな。」などと、自然物への探求心も湧いてくる。また、カブトムシの飼育では、4匹(オス、メス)の名前を、クラスの話し合いで決める。夏野菜の栽培や虫の飼育を通して、生命のあるものを大切にしようとする気持ちを育んでいく。

言葉

家庭や園での体験を通じて、自分の興味のあることや、心を動かされた体験を、保育者や友達に伝えることが増えている。朝の会や、紙芝居、絵本を読んだ時には、沢山の思いが言葉として溢れ出てくる。一人ひとりが保育者や友達と会話を楽しめるように、ゆったりと関わり、話しやすい雰囲気を作ったり、子どもの気づきや考えを共有して、新たなやり取りを展開させたりする。

表現

色々な曲に合わせて、体を動かすことを楽しむ。好きな曲には、「明日もまた踊ろうね!」「もう一度曲をかけて!」と、子どもたち自らが積極的に踊りを覚えようとする。ポーズを自分たちで考えて、保育者に見せたり、友達同士で決めたりする姿も見られる。自分なりの表現を受け止めてもらう体験を繰り返す中で、安心感や、自由に表現することの喜びを感じるようにしていく。…

4歳あさがお組2020年度6月のまとめ

健康

歯の健康についての紙芝居や絵本を読んだり、かばのはみがきペープサートを見たりしながら、歯の大切さや、正しい歯の磨き方を知る。給食後の歯磨きの後、保育者の磨き直しや、“はみがきカレンダー”に自分でスタンプを押すことで、丁寧に歯磨きをすることを促していく。

シャワーの身支度や後始末の流れが少しずつわかってきている。一人ひとりの活動の様子を把握し、汗の始末や着替え、衣服の調整など必要に応じて援助し、言葉をかけるようにする。

人間関係

緊急事態宣言解除となり、久しぶりの登園となる子もいる。戸惑ったり、緊張したりする場面があるため、環境に慣れるまで十分に気持ちを受けとめ、寄り添う。友達が増えてきた嬉しさで、誘いあって一緒に行動したり、遊んだりしている。好きな遊びを楽しめるような遊具、用具を準備して、友達と関わって遊べる場を設定する。

環境

さなぎだったかぶと虫が成虫になった様子を観察したり、餌をあげるお世話をしたりすることを通じて、夏の生き物に親しみを持ち、友達と一緒に図鑑を使って興味をもった事象について知ることを楽しんでいる。きゅうりの収獲を子ども一人ひとりが体験し、みんなで収穫物を給食室に運んでいる。虫の飼育や野菜、植物の世話を一緒に体験しながら、子どもの発見や喜びに共感し、興味を広げるように関わっていく。

言葉

話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、主張の強い子の思いに合わせたり、お互いの思いがぶつかってしまったりすることもある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを言葉で伝え合えるように、保育者が仲立ちや代弁をしていく。

表現

七夕制作では、切り紙やにじみ絵を楽しむ。切った紙を開けた時の思いがけない模様に驚く子もいる。障子紙を使ったにじみ絵遊びでは、水性ペンで描いた紙を霧吹きで水をかけ、乾かした後の色合いに喜ぶ。今後も色々な素材や技法の制作を楽しみながら、子どもたちが表現する楽しさを味わえるようにする。…