3歳さくら組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2021年度10月のまとめ

健康

朝夕と日中の寒暖差から、鼻水や咳が出る子が増える。今月からうがい用のコップを家庭から持ってきてもらうようになり、張り切ってうがいを行う姿が見られる。手洗い、うがいの手順を表で確認していく。感染予防の観点から、うがいは一人ずつ行うようにする。運動会後も友達を誘いながら、バトンを使ってリレーをしたり、かくれんぼや鬼ごっこなどの遊びをしたりして、体を動かすことを楽しんでいる。今後も、子どもの興味や発達に合わせた運動遊びを取り入れていく。

人間関係

気の合う友達を誘い、恐竜の人形やパズル、虫探しやままごとなど好きな遊びをじっくりと楽しむ。保育者も一緒に遊んだり、必要に応じて思いを代弁したりして、それぞれのイメージや発想を受け止めながら、友達とイメージを共有して遊ぶ楽しさが感じられるようにする。

環境

天気の良い日は散歩へ行き、ドングリや落ち葉を集めて自然に触れる。ドングリの大きさや形の違いに気付き並べて比べたり、工夫したりしながら遊びに取り入れる。虫探しを楽しみながら、図鑑で調べることで知識や興味を深める。自然物に触れて遊ぶ子どもたちの発見を受け止め、共感することで関心を持てるようにしていく。

言葉

言葉での表現が豊かになり、保育者や友達との会話を楽しむ。お互いに相手の話を聞こうとする姿も見られる。気持ちの行き違う時もあるが、様子を見ながら保育者がお互いの気持ちを代弁することで、納得する場面もある。子どもたち同士のやりとりを大切にして、必要に応じて援助していく。気に入った絵本や紙芝居があり、保育者や友達と一緒に楽しむ。好きな絵本や紙芝居を繰り返し読むことで、イメージして楽しむ経験をしていく。

表現

運動会ごっこで、皆の前で遊戯やかけっこを披露することにより、活動に対する意欲が増す。友達と一つのことをやり遂げた喜びを味わえるような声掛けや環境を作っていく。今後のお楽しみ会に向けて、友達と一緒に表現することが楽しいと思えるように工夫していく。楽器遊びでは、音を出す経験を通して、楽器を奏でる楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2021年度9月のまとめ

健康

鼻水や咳の出る子が多くなる。鼻水はこまめにティッシュで拭き、咳が出る時は口に手を当てるように伝えていく。朝晩の気温差があり、体調を崩しやすくなるで、衣類の調整や室温管理、換気をする。「せんせい、おばけになって!」と追いかけっこをしたり、トラックでかけっこをしたりして、体をたくさん動かして遊ぶ。走る、跳ぶなどの動きを遊びに取り入れ、体を動かす楽しさや心地良さを感じられるようにする。

人間関係

日野まつりで太鼓をたたく年長児を憧れのまなざしで見つめ、終了後、太鼓をたたかせてもらい喜ぶ。異年齢の活動を見たり、運動会ごっこの応援をしたりして憧れや親しみをもち、子どもたちの意欲を大切にして、一緒に楽しんでいく。また、おままごとやお店屋さんごっこで使うものを様々な素材で友達と一緒に作り、それを遊びに取り入れて友達とのやり取りを楽しむ。

環境

レゴブロックや動物の人形で友達と相談しながら、飛行機や家、動物園を作ったり、プラレールでは牛乳パック積木でトンネルに見立てたりして、さまざまな玩具を組み合わせて楽しむ。一人一人のイメージが形に出来るよう、全体を見て玩具の種類・量を考えて、遊び込めるようなスペースを作っていく。

言葉

自分がしたいこと、やりたいことを言葉で表現する子が増え、「いっしょにあそぼう」「これやろう」など友達に気持ちを伝えたり、相手の気持ちに応えたりする姿が見られる。自分の思いがうまく伝えられないと、強い口調になることがあるので、優しく声を掛けて代弁したり、その時に合った言葉を伝えたり言葉のやりとりを楽しめるようにする。一人一人の言葉に耳を傾け、うまく思いが伝えられないときは保育者が補い、仲立ちしていく。

表現

気に入った曲をダンスとして取り入れると、喜んで参加し、元気よく体を動かす。今後は、リズム遊びなども取り入れて、様々な体の動きを楽しめるようにしていく。クレヨンやマジック、絵の具などで表現することなど、制作に対する興味が高まっている。特に絵の具の制作では、「やる!!」ということが多い。自分で色や筆、スポンジなどの用具を選んで、白い画用紙に自由に描くと、色を混ぜたり、色を比べたりして楽しむ様子が見られる。工夫したり考えたりする姿を大切にして保育者も一緒に表現する楽しさを共有していく。…

3歳さくら組2021年度8月のまとめ

健康

野菜などへの関心も見られ、「食べてみよう」という気持ちを見せる子が多くなる。一人一人の食事量や好みを把握しながら、楽しい雰囲気で食事をしていけるようにする。厳しい暑さのため、室内で過ごすことが多い。換気や室温の調整をしたり、休息や水分補給を適宜取り入れたりしながら、トンネルやプレイマットでのサーキット、ダンスなどで体を動かす。安全に遊べるように、活動前には、危険個所や遊具、運動用具の点検をする。全身を動かすことの楽しさが味わえるように、様々な運動遊びや簡単なルールのある遊びを取り入れていく。

人間関係

ままごとやマグフォーマー、ブロックなどで友達と同じ目的を持って遊ぶ楽しさを感じる。友達との遊びの中で、遊具や用具の使い方や順番、交代など知らせ、ルールのある遊びを組み入れながら、きまりのある遊びの楽しさも伝えていく。

環境

泥遊びや砂遊びをする中で、砂の性質の違いに気付いて、使い分けて遊ぶ姿が見られる。子どもたちの発見を大切にして、遊びが深まっていくようにしていく。「いまは なつ?」「あき?」と質問する子がいる。季節の移り変わりを体全体で感じていけるように戸外活動を取り入れて、散歩を楽しんでいく。

言葉

休み明けに、「おうちで なにして あそんだの?」と聞くと、「おりょうり したよ」「プールしたよ」と一人一人がみんなの前で発表する。時折、「ぼくも!わたしも!」と言って同じ過ごし方をしたことを喜び、言葉のやり取りをする。好んで繰り返し読んでいる絵本は、内容を理解し「○○だね」と話をし、背景に描かれている絵を見て「○○がいるよ」「これはなんだろう」と興味が広がる。話したい気持ちを十分に受け止めて共感し、自分の思いや、感じたことを言葉で話をする楽しさや喜びを味わえるようにする。

表現

制作で染め紙をすると、ゆっくりと色が染まり混ざり合う色の変化や、紙を広げた時の模様に「すてきだね!」と目を輝かせる。塗り絵を好み、好きな色で塗ってみたり様々な色を使いグラデーションを楽しんだりする。色への興味が出てきているので、絵の具やクレヨンなどを使い色の変化などを楽しめる活動をしていく。また、遊びを十分楽しめる素材や用具を準備して、表現することの楽しさを味わえるようにする。ひのまつりに向けて「クワガタ音頭」や「アヒルのダンス」など音楽に合わせ、友達と体を動かして楽しむ。自分から体を動かしたくなるようなリズムの曲や体操用意し、表現する意欲を大切にする。…

3歳さくら組2021年度7月のまとめ

健康

熱中症警戒アラートが出る日が増え、室内で過ごすことが多くなる。適宜、水分補給や休息をとりながら健康に過ごせるようにする。また、汗をかいたら着替えたり、シャワーを浴びたりしながら心地よさを感じられるようにする。夏の生活の仕方に慣れてきて、着替えや始末を自分でしようとする。衣服の着脱など難しいところは手伝いながら、励ましたり認めたりして、出来たことを共に喜び、意欲や達成感を味わえるようにする。

人間関係

数人の気の合う友達と遊ぶことが増え、特定の友達と遊びたい欲求が出始めたり、思いの行き違いになったりすることがある。トラブルを子どもたちで解決しようとするが、上手くいかずに保育者に伝えに来ることもある。子ども同士の関わりを見守りながら、必要な時に保育者が仲立ちして相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

「水遊びするよー!」の声掛けに、「やったぁー!!」と歓声を上げる。プールに足をつけて、「気持ちいい!!」と心地よさを感じたり、バケツの水を友達と掛け合ったりしながら遊ぶ。水鉄砲や樋を見つけると、自分達で遊び始める。たらいに魚の玩具を入れて、魚釣りを楽しむ子もいる。水との関わり方は子どもによって異なるので、一人一人の遊びの様子を把握して、みんなが満足して過ごせるようにしていく。また、水遊びを安全に楽しめるように点検を毎回行っていく。

言葉

家庭での出来事や、発見したことを友達や保育者に伝えようとする。子どもの言葉や表現に合わせて保育者が返答すると、自分で考えて言葉を選びながら答えようとする。友達との言葉のやり取りも増え、会話が続くようになる。うまく表現できない時は伝えたい思いを受け止めて、言葉を添えるなど援助をしていく。

表現

「体操したい」と子どもたちがリクエストをして、みんなで体を動かして遊ぶ。それぞれが気に入った曲があり、一人一人のペースで参加している。今後は様々な体操を取り入れたり、リズム遊びをしたりすることで、体を使った表現を楽しめるようにしていく。初めての折り紙制作(セミ)では、保育者の折っている様子を見ることで興味を示して参加する。実際にやってみると、「どうやってやるの?」「おしえて」とわからない箇所を保育者に聞いたり確認したりしながら取り組む。画用紙にクレヨンで木を描き、その上にのりでセミを貼る。降園時に保護者に見せると、自信に満ちた表情を見せる。一人一人の興味や成長に合わせて、制作の内容や取り組み方を考えいく。…

3歳さくら組2021年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日が多くなり、汗をかいた日には着替えをしたり、シャワーをしたりして快適に過ごせるようにする。衣服を着脱する機会が増えて戸惑いを見せる子がいるので、手を添えたり出来たことを一緒に喜んだりして自信に繋げていく。戸外遊びでは、休憩や水分補給など声を掛け、健康に留意していく。

人間関係

積極的に友達の名前を呼び、誘って遊ぶ。触れ合うことが増えて、気持ちが高揚する場面も見られるのでその都度、怪我につながることや相手の気持ちなどを一緒に考えていく。異年齢児と虫を探したり、同じ玩具を持ち真似をしたりする。異年齢児で交流できる場について、各クラスの担任間で話し合い連携を図りながら、交流が楽しめるようにする。

環境

育てていたナスの収穫では、大きくなる様子に驚いたり、「つるつるしてる」と触れたりして生長を喜ぶ。ナスが苦手な子も自分達で収穫したナスが昼食に入っていると喜んで食べ、食材に興味を示す。泥んこ遊びでは、水、泥、砂の感触を味わいながら友達や保育者とごっこ遊びや泥だんご作りを楽しむ。回を重ねるごとに、大胆に水に触れる姿が見られるようになってきているので、満足できるように玩具を増やしていく。

言葉

表現力が豊かになり、見たこと、感じたことを自分なりの表現で伝え、友達や保育者と会話を楽しむ。子どもの言葉を引き出せるような投げかけをし、保育者が言葉を補いながら伝わることの楽しさを体験していけるようにする。

表現

粘土や、ブロックでイメージしたものを作り、それを使って遊ぶ。七夕制作では、のりやはさみなどの道具を使ったり、シールや千代紙、折り紙などの素材を使ったりすることで、「次、何するの?」「やってみたい!」と楽しみながら取り組む。また、作品が完成すると保育者に見せ喜ぶ。子どもたちの工夫や発想を認めて喜びを共有し、作品を飾ることで作ったものを大切にする気持ちや、作りたいという気持ちが持てるようにする。…

3歳さくら組2021年度5月のまとめ

健康

生活の流れがわかり、自ら行動しようとする姿が見られる。毎日のリズムをなるべく変えずに、繰り返し行うことで習慣化していく。また、子どもたちが自分で身の回りのことを取り組みやすいように、動線を考えながら環境を整えていく。排泄の感覚がわかり、「トイレに行きたい」と伝える子が増える。一人一人の成長発達に合わせて、無理なく布パンツへの移行を進めていく。食事では、完食することを喜ぶ姿が見られる。選り好みは見られるが、食べられる量を調整し、食べられた満足感を味わえるようにしていく。

人間関係

ごっこ遊びや見立て遊びを通して、友達との関わりが深まる。お互いの思いが強くなり、トラブルになることがある。保育者が仲立ちをして、相手の気持ちがわかるようにしていく。年上児の遊びを真似して遊びの幅が広がったり、泣いている年下児に優しく関わったりして異年齢児との関りが増えている。異年齢児で過ごすことで、様々な経験をしていけるようにする。

環境

「○○公園に行きたい」と子どもたちがリクエストをしたり、園庭でダンゴムシやアリを見つけては、観察したり捕まえたりして戸外で過ごすことを楽しむ。子どもたちの発見に丁寧に応えて、疑問があれば保育者も一緒に図鑑などで調べて興味を深めていく。

言葉

自分の知っている言葉を使い、相手に思いを伝えようとする。友達に対して、自分の思いが強くなり、強い口調で伝えることもある。うまく相手に伝えられない時は、わかりやすい言葉を使うことで、自分達で表現していけるように保育者が仲立ちをしていく。

表現

4歳児と一緒に、体操やリズム遊びをする。4歳児の動きを真似て思いっきり体を動かす子、遠くから様子を見ている子など、様々は反応が見られる。今後は体操やリズム遊びを繰り返し取り入れていくことで、気に入った体操や動きを見つけて、楽しんで体を動かしていけるようにする。…

3歳さくら組2021年度4月のまとめ

健康

進級したことに喜びや期待を感じ、張り切って身の回りの事を自分でしようとする。自分でやってみようという意欲を大切にしながら、丁寧にやり方を伝え、必要に応じて援助する。「むっくりくまさん」「色探しゲーム」「転がしドッチボール」などで簡単なルールのある遊びを楽しんでいるので、今後も様々な運動遊びを取り入れていく。季節の変わり目で、鼻水や咳が出る子が多いので、家庭と連絡を取りながら健康に過ごせるようにする。

人間関係

好きな遊びを通して、友達との関わりを楽しむ。幼児クラスになり異年齢児との関わりも増えてくるので、行事や活動を通して親しみを持ちながら楽しめるようにしていく。遊びの中で、言葉よりも先に行動で気持ちを表現する場面もあるのでお互いの気持ちを代弁しながら見守っていく。

環境

天候の良い日には、散歩に出かけ草花や虫など春の自然に触れる。保育者も一緒に触れ、子どもたちの驚きや発見に共感していく。室内では、おままごとやブロックなど好きな遊びを楽しむ。

子どもたちの見立て遊びを大事にしながら、保育者も一緒に遊びの幅を広げられるようにする。

言葉

保育者や友達との会話を楽しみ、散歩の後は「たのしかった」「また、いこうね」と気持ちを言葉で伝えている。してほしい事やしたい事を自分で伝えたり、傍にいる子が代弁したりする。保育者との信頼関係の中で、子ども一人一人の思いを丁寧に汲み取り、表現方法を知らせていく。

表現

「こいのぼり」のうろこをクレヨンで塗り絵をして、「こいのぼり」の形の台紙にそのウロコをのりで貼り、こいのぼり制作をする。身近な用具や素材に触れ、用具の使い方を確認しながら、子どもたちのやってみようとする姿を大事にし、満足感を味わえるようにしていく。…

3歳さくら組2020年度3月のまとめ

健康

戸外遊び後、手洗い、うがいを自分から進んで行う。朝夕と日中の気温差で鼻水の出る子が増える。自分で気づき、鼻を拭いたり、かんだりしている。水分補給を心掛け心地良く過ごせるようにする。気温の変動で体調を崩しやすくなる時期でもあるので、気温にあった衣服の調整や室温、湿度管理を心掛ける。鉄棒やのぼり棒など友達と身体を動かして遊び、長距離の散歩を楽しむ。身体を動かし食欲も増す。遊びの中で、多様な動きが出来るように工夫する。

人間関係

進級への期待、意欲が高まり、一歳児との散歩では優しく手を引き足元を見て歩幅を確認しながら歩行する。公園の斜面では手を差し伸べ、一緒に下りる姿も見られる。友達との団結も強くなり、友達同士でルールを作ったり、遊具の順番を考えたりして楽しむ。友達と過ごす楽しさを味わったり、自分の存在感を感じたりして進級への自信へつなげていく。

環境

春の自然を感じ散歩を楽しむ。タンポポやチューリップ、デイジーに桜などの花の匂いを嗅ぎ、

花が違うと匂いも違うことに気付く。風に舞う、桜の花びらを「ゆきみたいだね」と喜んで追いかけ、壁に生えているコケに触れ「フワフワだね」「きもちいいね」と感触を楽しむ。子ども自身が全身で感じ取る体験を作っていく。

言葉

語彙力が増え、自分が知っていることを相手に伝えたり、経験、体験した事を話したりする。伝えたいのに思う様に伝わらないときに諦めてしまう時もあるので、見逃さずに必要に応じて言葉がけをしていった。子どもの話に丁寧に向き合い、思いや意志などを引き出していく。

表現

イメージした物を作るために必要な玩具を選び、家やトンネル、動物等作る。絵本や図鑑を見てイメージを膨らませて描く。卒園児へのプレゼントでは、紙粘土や大きいビーズやデコレーションボールを使い配置を考え、装飾作りを楽しむ。必要な用具や素材を用意し、作る楽しみや喜びを十分に味わえるようにする。…

3歳さくら組2020年度2月のまとめ

健康

花粉症の時期もあり、鼻水が出る子多い。保育者が声掛けを、自分で気づくようにしていく。感染症予防のため換気もこまめに行ない、手洗い、うがいの大切さを伝え、子どもたちの様子を見守っていく。暖かく、活動しやすい日には個々に上着を脱いだり着たり判断をして遊ぶ。遠出の散歩に慣れ、異年齢児や保育者と季節を感じながら歩行し、長い階段や坂道も自分のペースですすみ達成感を感じる。簡単なルールのある遊びに興味が出てきているので、保育者も一緒に身体を動かし、繰り返し楽しむ。

人間関係

年上児の遊びを見て興味を持ち、友達を誘って園庭でタイヤやお風呂マット、室内ではカルタやすごろくなど遊び方を真似している。保育者の行動を良く見ていて、進んで手伝いをしている。感謝の気持ちを伝えると、自分にできる事を見つけている。人の役に立つ喜びを沢山経験をしていく。

環境

年長児が使用している、虫めがねに興味を持つ。テーブルのネジや図鑑を虫めがねで覗き、普段と違う世界に夢中になる。公園では、霜柱や葉の模様など観察し、発見を楽しんでいる。考えたりする気持ちを育む。見たり、聞いたりして子どもの発見に共感し興味を広げる。

言葉

保育室に掲示してある五十音の文字に興味を持ち、見て書き、友達と一緒に絵本を見ながら「これは、いちごの『い』だね。」と楽しむ。遊びの中で、自分の思いを友達に言葉で伝える姿が多く見られる様になり、お互い気持ちが高揚し、保育者に仲介を求めることもある。子どものお互いの思いを聞き、援助していく。

表現

ひな飾りの制作では、お花紙を使用し花作りをする。好きな色を選び、薄く柔らかい紙の感触を楽しむ。破かないようにそっと折り、ゆっくりとつまみ上げ真剣な表情で丁寧に進める。

油性ペンを使い、ひな人形の顔を描く。まつげやまゆげなど、さまざまな色を使い表情豊かな人形が完成する。いろいろな物を工夫して作っていく中で、作る楽しさを十分に味わう。表現しようとする気持ちを捉え、必要な素材や用具を用意したり、援助したりしながら、表現する喜びを十分に味わえるようにする。…

3歳さくら組2020年度1月のまとめ

健康

看護師から、手洗い指導を受け、目には見えないウイルスが手に付着している事がわかり手洗いをより意識する。水道場にある手洗いのポスターに以前より関心を示し、確認をしながら丁寧に洗おうとする。うがいは、ブクブクうがいになってしまう子もいるので引き続き保育者が見本となるようにし、身に付くように援助していく。

室内で、ペットボトルの的当てやカラースペースの上をケンパあそびをして体を動かす。的当てでは、手を思い切り振り下ろし命中すると喜び、繰り返し楽しむ。室内で遊ぶ際は、安全確認をして子どもの動線を考えた環境を設定する。

人間関係

気の合う友達と仲良く遊ぶ中で、自分の気持ちを伝えながら遊ぶ。お互いに思いを通そうとし、トラブルになることもある。トラブルになると皆で集まり、話し合いながら遊ぶ姿が見られる。その都度、お互いの気持ちを受け止めながら、見守り仲立ちしていく。

環境

コマや羽根つき、福笑いなど伝承遊びに触れる。年長児が遊んでいる羽根つきに興味を持ち、真似をして遊ぶ。繰り返し遊ぶ事で羽根をつけるようになり、自信がつく。遊び方やルールは一人一人に応じてわかるやすく伝え、一緒に遊ぶ楽しさと満腹感を味わえるようにする。

言葉

自分のやりたい事や思いを保育者や友達に話す機会が多くなる。発表のような形ではなく、生活の中の自然な流れで自分の考えを伝え合う事ができるように工夫をしていく。活動や、正月遊びでカルタ遊びを経験し、文字への興味を持つ子が増える。自分で平仮名を書こうとする姿も少しずつ見られるようになっている。子どもの興味を見極め、その先を見通し玩具や遊びの提示していく。

表現

鬼のお面作りをする。顔のパーツは色画用紙を切ったり貼ったりして作る。イメージした形を切る子もいれば、切った形を組み合わせて作りあげる子もいる。イメージした物を形にする事が難しい子には、声掛けをして一緒に作る。出来上がった鬼を見て「いいね」「できたね」と嬉しそうな表情を見せる。道具の使い方に不安な様子を見せる子もいるので、安全な、使い方を伝え、作る楽しさを味わえるよう援助していく。…