3歳さくら組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2020年度12月のまとめ

健康

感染症にならないための話をし、手洗い、うがいの大切さや、咳やくしゃみをした時には口に手をあてることを意識することができた。友達同士で「てをあらった?」「うがいは?」と確認し合う。うがいはまだ難しい面もあるので保育者も一緒に行いながら、丁寧に伝えていく。戸外遊びでは、円形ドッチボールや斜面でバランスを取り、身体を動かして遊ぶ。寒さが増していくので、体が温まる事を感じながら、さまざまな活動や遊びを通して心地よさを感じられるようにする。

人間関係

お楽しみ会ごっこで合唱やオペレッタを通して、みんなと一緒に力を合わせることの楽しさを味わう。気の合う友達を誘い合い、いくつかのグループに分かれて遊びが展開される。自分の思いを伝えながら遊ぶが、自分の思いを通そうとする。気持ちを受け止め、見守りながら自分の意見だけでなく、友達の意見に耳を傾けられるよう援助していく。

環境

クラスで大掃除をする。「ここもだね。」「あそこは?」とロッカーやテーブルの裏、下駄箱を自分で作ったホウキで掃いたり、雑巾で丁寧に拭いたりする。きれいになり、気持ちがよくなった事を実感する。本棚や玩具を自分たちで整理した事で片付けの意識が高まる。子どもたちの遊びを把握し、成長に合った道具や玩具を準備し、工夫すると共に物を大切にする気持ちを育んでいく。

言葉

体験した事や考えた事を保育者や友達に伝えようとする。思いが上手く伝わらない時には、伝えたいのに諦めてしまったりする姿も見られる。様子を見ながら、ゆったりとした雰囲気の中で会話をし、補ったり、置き換えたりしながら自分の言葉で伝えられるよう援助していく。

表現

お楽しみ会ごっこでは、画用紙を曲線に切って作ったお面、絵の具で色を塗った背景や衣装を友達と見せ合い、役になりきり、楽しく参加する。皆の前で表現する楽しさ、達成感で自信に満ちた笑顔を見せる。子どもの表現や発想を大切にしてい、遊びを深めていけるようにする。…

3歳さくら組2020年度11月のまとめ

健康

戸外遊びの後の手洗いに加えて、うがいを行う習慣が少しづつ身に付いてくる。一人一人と丁寧に向き合い、鼻のかみ方や拭き方、防寒着の着脱を確認し、自分でしようとする意欲を認め励ましていく。マラソンごっこやかくれんぼ、長繩など友達や保育者と積極的に身体を動かし遊ぶ。寒い日が続くが、一緒に遊びながら身体を動かす心地よさを味わえるようにする。

人間関係

レゴブロックやカプラなど友達と共通の目的をもって組み立てたり、同じものを作ったりして見せ合う姿が多くなってくる。自分の思いを伝えながら遊んでいるが、一方的に思いを通そうとしてトラブルになることもある。葛藤する経験をする中で少しづつ自分の気持ちを抑えたり我慢したりする姿を見守り、子どもの気持ちの変化に気をくばる。

環境

散歩先で落ち葉や木の実を見つけたり、風に吹かれて落ちてくる葉を追いかけたり楽しむ。地域のさつま芋掘りに参加する。土から現れるサツマイモに喜び、友達や保育者に満面の笑みを見せ達成感を味わう。この季節ならではの自然に触れ親しむことが出来た。季節を感じ、気付いた事や疑問を一緒に調べるなど興味や関心が深まるようにする。行事に向けて活動する時間が多くなってきているので、時間の過ごし方に工夫をしていく。

言葉

友達同士で遊ぶ時間も増え、会話も多くなってきて自分の気持ちを言葉で表現できるようになる。活動や遊びの中で保育者や友達に「こうすればいいよ。」「○○はどうかな?」など、保育者や友達に提案をしてお互いの思いや気持ちが通じると、嬉しそうな表情を見せる。一人一人の言葉に耳を傾け、子どもの思いや伝えたいことを受け止め、共感し合う。

表現

さつま芋掘りの絵を描く。掘ってきた芋の色や大きさをじっくり観察し画面いっぱいにのびのびと、多色のクレヨンで表現する。劇遊びでは、役になりきり台詞や表情に変化をつけ友達同士で楽しさを味わう。繰り返し、見たり動いたりして子どもの表現や発想を大切にし、友達や保育者と一緒に表現する楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2020年度10月のまとめ

健康

朝夕と日中の温暖差から、鼻水や咳が出る子が増えたが大きく体調を崩すことなく過ごす。うがいは、習慣になっていない面があるので、様子を見ながら一人で出来るように、その都度丁寧に知らせて感染症に気をつけていく。距離のある公園に友達と手を繋ぎ散歩へ行き、園庭では運動会ごっこで見たリレーに興味を持ち、バトンを持ってトラックを夢中に走る。子どもの興味や発達にあった歩行距離や題材、動きを取り入れ、繰り返し運動遊びが楽しめるようにしていく。

人間関係

運動会ごっこを通して、異年齢児に親しみを持ち、憧れのまなざしで触れ合いを喜ぶ。気の合う友達を誘い、恐竜の人形やパズル、虫探しやままごとなど好きな遊びをじっくりと楽しむ。遊びに加わったり、必要に応じて思いを代弁したりそれぞれのイメージや発想を受け止めながら、友達と同じイメージで遊ぶ楽しさが感じられるようにする。

環境

天気の良い日は、自分で装飾した散歩バックを肩にかけ、秋の自然を探しながら散歩へ行く。ドングリや落ち葉を集め、自然に触れる事を楽しむ。見つけた物、興味を持ったものをバックやポケットいっぱいにする。ドングリの大きさや、形の違いに気付き並べて遊ぶ。花の名前を保育者に聞き、覚え、花の香りを感じる。自然物に触れて遊ぶ子どもの発見を受け止め、共感し関心が広がるようにする。

言葉

テレビや大人の言葉を真似て、友達と会話を楽しんでいる。その中で、いろいろな事を知っている子が中心となり、子ども同士で新しい言葉を聞き真似をして楽しむ。相手が不快な言葉の時は、相手の気持ちに気付けるように伝えていく。絵本や、紙芝居を見終わると「なかよくなって、よかったね」「たのしかったね」など感想を伝え合う。子どもたちの成長に合った絵本、紙芝居を準備し、一人一人が感じた事や思いを伝えられる雰囲気を大切にし、発言する楽しさ、伝わる喜びを沢山経験できるようにする。

表現

運動会ごっこの活動を通して、皆の前での遊戯やかけっこ、自分が作った万国旗を見てもらう事で自信につながる。友達と一つの事をやり切った喜びを味わえるように、保育者も共に体を動かし楽しさを共有していく。今後、おたのしみ会に向けて友達と一緒に演じ表現する事が楽しいと思えるように工夫していく。楽器を使用し音を出す経験を通して、楽器が奏でる楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2020年度9月のまとめ

健康

朝晩の気温差があり、鼻水や咳の出る子がいる。鼻水はこまめにティッシュで拭き、咳が出る時は口に手を当てるように伝える。気温の変動で、体調を崩しやすくなるで、衣類の調整や室温管理、換気をする。戸外で体を動かす機会が増え、かけっこや公園では固定遊具を家に見立て『3びきのこぶたごっこ』で追いかけっこをして喜ぶ。走る、跳ぶなどの動きを遊びに取り入れ、身体を動かす楽しさや心地良さを感じられるようにする。

人間関係

気の合う友達と遊びのルールを決め楽しむ。日野まつりで太鼓をたたく年長児を憧れのまなざしで見つめ、終了後、声を掛けてもらいながら太鼓をたたかせてもらい喜ぶ。生活の場面で、積極的に保育者や友達の手伝いをしたり、困っている友達に手を差し伸べてあげようとしたりするなど、相手のために何かしてあげようとする姿が見られるようになる。異年齢の活動を見たり、運動会ごっこの応援をしたりして憧れや親しみをもち、子どもたちの意欲を認め一緒に楽しんでいく。

環境

レゴブロックや動物の人形で友達と相談しながら、飛行機や家、動物園を作ったり、プラレールでは牛乳パック積木でトンネルに見立てたりして、さまざまな玩具を組み合わせて楽しむ。一人一人のイメージが形に出来るよう全体を見て玩具の種類、量を考えていき遊びが楽しめるようスペースを作る。給食やおやつを自由席にするなど、子どもたちが自分で選び決められるような環境を意識していく。

言葉

「これしたい」「○○いこうか」と自分がしたいこと、やりたいことを言葉で表現する子が増え、「いっしょにあそぼう」「これやろう」など友達に気持ちを伝えたり、相手に応えたりする姿が多く見られる。自分の思いがうまく伝えられないと、強い口調になることがあるので、優しく声を掛け代弁したり、その時に合った言葉を伝えたり言葉のやりとりを楽しめるようにする。一人一人の言葉に耳を傾け、うまく思いが伝えられないときは保育者が補い仲立ちしていく。

表現

毛糸や油性マジック、クレヨン、ミラーテープなどさまざまな用具、素材を使用し表現することを楽しむ。同じ形に揃えたり、一列に並べたり自分でデザインした物を嬉しそうに見る。運動会ごっこで飾る万国旗を完成させると「かわいいね」「どこにかざるんだろう」と見てもらうことに期待を持つ。絵本の読み聞かせをする担任を真似して、絵本を片手に持ちページをめくり友達に向けて本を読む。工夫したり考えたりする姿を大切にして保育者も一緒に表現する楽しさを共有していく。…

3歳さくら組2020年度8月のまとめ

健康

厳しい暑さで、食事が進まない子もる。和やかな雰囲気を大切にし、食べる場所やテーブルの位置を変えて食べる楽しさを味わえるようにする。厳しい暑さのため、室内で過ごすことが多く空気の入れ替えのため換気を心掛け、トンネルやプレイマットでのサーキット、ダンスなどで身体を動かす。安全に遊べるように危険個所や遊具、運動用具の点検をする。全身を動かすことの楽しさが味わえるように、さまざまな運動遊びや簡単なルールのある遊びを取り入れていく。

人間関係

ままごとや、カプラ、プラレールで友達と同じ目的を持って遊ぶ楽しさを感じる。又、異年齢の活動に興味を示し、一緒にダンスをする。感染症予防に気をつけ少人数で参加させてもらい憧れの気持ちを抱いている。友達や異年齢児との遊びの中で、遊具や用具の使い方や順番、交代など知らせルールのある遊びを組み入れながら、きまりのある遊びの楽しさも伝えていく。

環境

室内で色付き氷や魚釣りごっこに誘ってもらい涼感を感じ夏ならではの遊びを楽しみ、フルーツバスケットやお尻歩きリレーごっこなどルールのある遊びで身体を動かす。登園時に花を摘み、保育室に飾ることを楽しみ喜ぶ。室内での活動中、セミの声や「あついね」「もうあせかいちゃった」と換気時に入ってくる空気の暑さを体で感じる。身近な自然の不思議さや面白さに気付けるように、虫探しをしたり、草花を使ったりして楽しむ。

言葉

話したい気持ちが強く、特に休日の次の日は慌てて話そうとする姿が多く見られる。ゆったりとした雰囲気で会話が出来るよう一人一人の話を聞く。好んで繰り返し読んでいる絵本は、内容を理解し「○○だね」と話をし、背景に描かれている絵を見て「○○がいるよ」「これはなんだろう」と興味が広がる。話したい気持ちを十分に受け止めて共感し、自分の思いや、感じたことを言葉で話をする楽しさや喜びを味わえるようにする。

表現

色に興味を持ち、絵の具やクレヨンを使い伸び伸びと手を大きく動かし自分なりの表現を楽しむ。染め紙では、ゆっくりと色が染まり混ざり合う色の変化に心をおどらせている。遊びを十分楽しめる素材や用具を準備して表現することの楽しさを味わえるように、作ったり描いたりする楽しさを大切にする。行事に向けて「ドラえもん音頭」や「あひるのダンス」など音楽に合わせ、友達と身体を動かし楽しむ。自分から身体を動かしたくなるようなリズムの曲や体操用意し表現する意欲を大切にする。…

3歳さくら組2020年度7月のまとめ

健康

雨の日や気温差が大きい日があり、鼻水の症状が続く子もいたが大きく体調を崩す事はなく元気に過ごす。手洗いや水分補給を行い、熱中症や感染症に留意し体調の変化に気を付けていく。暑い日はシャワーを浴び「きもちいいね」と心地よさを感じ、着替えや始末を自分でしようとする。引き続き、清潔に過ごせるようにし衣類の着脱など難しいところは手伝いながら、励ましたり認めたりして、出来た事を喜び意欲や達成感を共有し自信に繋げていく。

人間関係

遊びの好みや日により、特定の仲の良い友達と遊びたい欲求が出始めたり、玩具の取り合いになったりし、トラブルに発展することがある。友達の間に入り、仲を取り戻そうとお互いの様子を伺う姿が見られる。子ども同士の関わりを見守り、必要なときには保育者が仲立ちし相手の気持ちに気付けるようにしていく。

環境

雨上がりに、裸足になり靴をはいていると感じる事が少ない感覚を楽しみ梅雨の季節を楽しむ。異年齢児とままごとで遊ぶ姿が増え、園庭ではセミの羽化を一緒に観察し生命の誕生に触れ喜ぶ。担任間で連携を図り密を避け安心して過ごせるようにする。

言葉

「ありのあだね」「あんぱんまんのあ」など文字に興味を示す子が増える。言葉数が少ない子も少しずつ自分の言葉で気持ちを伝える姿が見られるようになる。友達とのやり取りも増え、保育者も一緒になり会話を楽しむ。伝えたい思いを受け止め共有し、うまく表現できない時は言葉をそえるなど援助する。

表現

クレヨンとロウソクを使い、はじき絵をする。筆で絵の具を塗ると力加減が難しく、画用紙に穴が開いてしまいそうだったが、繰り返し筆を使うことで力加減が分かり腕を大きく動かしてのびのび描く。色が広がっていく様子や混じり合う色の変化を発見し喜ぶ。作る楽しさを味わえるように色々な素材を用意し、じっくり取り組めるよう環境を整えていく。日野まつりや運動会に向け、子どもたちが好きな曲を用意し身体表現を楽しんでいく。…

3歳さくら組2020年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日が多くなり、汗をかいた日には着替えをしたり、シャワーをしたりして快適に過ごせるようにする。衣服を着脱する機会が増え、戸惑いや困る姿があるので手を添えたり出来た事を一緒に喜び自信に繋げていった。清潔に過ごす心地よさを感じられるようにする。戸外遊びでは、水分補給など声を掛け、健康に留意していく。

人間関係

積極的に友達の名前を呼び、誘って遊ぶ。楽しさから勢いが出てしまい危険な場面も見られるのでその都度、怪我につながることや相手の気持ちを一緒に考えていく。異年齢児と虫を探したり、同じ玩具を持ち真似をしたりする。異年齢児で交流できる場について、各クラスの担任間で話し合い連携を図りながら、交流が楽しめるようにする。

環境

いんげんの収穫では、触れたり匂いを嗅いだり、生長を喜び観察する。いんげんが苦手な子も収穫後に、給食室に持っていき、昼食に入っていると喜んで食べ食材に興味がでてきている。泥んこ遊びや、色水遊びに喜んで参加する。水、泥、砂の感触を味わいながら友達や保育者とごっこ遊びや泥だんご作りを楽しむ。汚れや水に抵抗のある子は友達の遊ぶ様子を見たり、少人数で遊んだり出来るよう工夫し安心して楽しめるようにする。

言葉

言葉数が増えてきて、見たこと、感じた事を伝え、保育者と会話を楽しむ。保育者が思いに共感し言葉を繰り返すと、他児も加わり会話を楽しんでいる。子どもの言葉が引き出せるような投げかけをし、話しやすい雰囲気を作り、保育者が言葉を補いながら伝わることの楽しさを体験する。

表現

粘土や、ブロックでイメージした物を作り楽しむ。七夕制作では、「(のりを)つけすぎたらだめだよね。」「このくらい?」と確認しながら意欲的に取り組み、完成した作品を保育者に見せ喜ぶ。子どもたちの工夫や発想を認め、喜びを共有する。作品を飾ることで作った物を大切にする気持ちや、作りたいという気持ちが持てるようにする。…

3歳さくら組2020年度5月のまとめ

健康

緊急事態宣言が続き、登園人数が少ないが活動に期待をもち、元気に過ごす。排泄を知らせ、自分からトイレに行く。食事の片付け、手洗いうがいを進んで行い、自分でできたことを喜ぶ。戸外では、リレーごっこ、斜面の上り下り、追いかけっこで体を動かす。怪我等に注意しながら、身体を動かす遊びの楽しさを伝えていく。

人間関係

「○○ちゃんは?」と友だちを探し、気の合う友だちとごっこ遊びや好きな遊びが一致して一緒に遊ぶ。必要に応じて様子を見守りながら、保育者も一緒に遊びに参加する。異年齢との関わりも増え、低年齢児にはやさしく声を掛けたり、手を差し伸べ手をつなぎ一緒に歩く事を喜ぶ。引き続き、関わりを楽しみ、交流をする。

環境

生活の流れを少しずつ把握し、確認しながら自分で登降園の準備をしている。いんげんの栽培では、種の色や芽や葉の大きさ長さに興味を持ち、顔を近づけ興味深く観察する。水やりができるよう、バケツやじょうろを準備し、生長過程の楽しさにつなげていく。戸外で虫や植物を探して楽んでいる。年長児の活動に興味をもち一緒に参加する子もいるので、遊びの幅を広げられるようにする。

言葉

思っている事、感じた事を言葉で伝える姿が見られる。一緒の本を通じて友だちと会話を楽んだり、休み明けなど「こんなことしたよ。」「おてつだいしたよ。」と互いの話しを聴いたりしている。話したい気持ちを受け止めながら必要に応じて言葉を補ったり、問いかけたりし言葉を引き出すようにする。

表現

戸外でタイヤやマットを並べ電車やお風呂に見立て、ごっこ遊びを楽しんでいる。室内では、人形を椅子に座らせ食事を、食べさせてあげたり、布をかけ寝かせたりし模倣あそびを楽しんでいる。はさみとのりの使い方をしり、あじさい制作を楽しむ。真剣な表情ではさみを使い、切れた時は嬉しそうな表情を見せる。のりを使用する過程では、「ここにしよう。」と貼る場所を考えたり、描いたりする。身近な道具、素材で遊ぶ楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2020年度4月のまとめ

健康

進級した事に喜びや期待を感じ、張り切って身の回りの事を自分でしようとする姿が見られる。自分でしようという意欲を大切にしながら、丁寧にやり方を伝え、必要に応じて介助する。色鬼ごっこやリレーごっこで、体を動かし楽しむ。色々な運動遊びを取り入れていく。緊急事態宣言で友だちが少なく不安を感じ、涙を見せ戸惑う様子を見せる子がいる。保育者と手を繋ぎ、安心し笑顔を見せる。不安な気持ちを受け止め、安心して生活が出来るように関わりを密にしていく。

人間関係

好きな遊びを通して、新担任や新入園児と楽しく過ごすようになる。幼児クラスになり異年齢児との関わりも増えてくるので、行事や活動を通して親しみを持ちながら楽しめるようにしていく。遊びの中で、言葉よりも先に行動で気持ちを表現する場面もあるのでお互いの気持ちを代弁しながら見守っていく。

環境

天候の良い日には、散歩に出かけ草花や虫など春の自然に触れる。保育者も一緒に触れ、子どもたちの驚きや発見に共感していく。室内では、おままごとやブロックなど好きな遊びを楽しむ。

子どもたちの見立て遊びを大事にしながら、保育者も一緒に遊びの幅を広げられるようにする。

言葉

保育者や友だちとの会話を楽しみ、散歩の後は「きれいだったね」「たのしかった」「また、いこうね」と気持ちを言葉で伝えている。してほしい事やしたい事を自分で伝えたり、傍にいる子が代弁したりする。ゆったりとした雰囲気の中で、その思いを汲み取り、表現方法を知らせていく。

表現

トイレットペーパーの芯に自分の貼りたい折り紙を選んだり、色々な模様を考えて鯉のぼりを制作する。身近な用具や素材に触れ、用具の使い方を確認しながら、子どもたちのやってみようとする姿を大事にし、満足感を味わえるようにしていく。…

3歳さくら組2019年度3月のまとめ

健康

朝夕と日中で気温差があり、鼻水や咳の出る子が増える。自分で気付いて鼻をかんだり、うがいや水分補給をしたりして心地良く過ごせるようにする。また、発疹は少なかったものの水痘にかかる子もいる。細かな体調の変化も見逃さないようにする。

追いかけっこやリレーごっこなど、友達と競い合いながら身体を動かして遊ぶことを好む。中には負けることを気にして取り組もうとしない子もいるので、保育者も遊びに参加しながらのびのびと身体を動かせるようにする。

人間関係

進級への期待が高まりと同時に、年上児としての意識も強くなってきている。0歳児と一緒の散歩では、初めはどう接したらよいか分からず戸惑いもあったようだが、慣れると優しく手を引いたり、姿勢を低くして語りかけたりする姿も見られた。入室時には、率先して帽子や靴などを脱がせて片付ける。思うように関われない子も中にはいるが、意思の疎通ができた時には満足感を味わっている。ほめたり認めたりして進級への自信に繋げていく。

環境

春らしい陽気になり、『春探し』をしながら散歩を楽しむ。チューリップやたんぽぽ、桜の他、つくしも発見し興味をもって触れてみる。お花見散歩では、風に舞う花びらを喜んで追いかけたりごっこ遊びに取り入れたりする。身近な自然やその変化・面白さに気付き、興味を深めることができるよう援助していく。

言葉

異年齢児と関わる中で、相手の年齢に応じた声のかけ方ができるようになる。特に0歳児との関わりでは、思うように通じないことで戸惑ったり困惑したりする姿もあったが、保育者が仲立ちや代弁していくうちに、3歳児なりに相手の思いを推察して声掛けをするようにもなる。関わりの様子を見守り、その状況に応じた援助ができるようにする。

表現

絵の具を使って卒園児へのプレゼントや自画像を描いたり、ブラシと網を使ったスパッタリングで桜を表現したりする。同じ絵の具でも、道具の使い方によってさまざまな表現があることを知り、楽しむ。思いやしたい表現にあった道具の選択ができるよう、材料や道具を豊富に準備し、経験を積み重ねていく。…