2歳すみれ組保育日誌バックナンバー

2歳すみれ組2021年度4月の保育日誌

4月1日(木) 晴れ 平本

新年度になり新しい担任になるが子どもたちから保育者に積極的に話しかけたり、遊びへ誘ったりする。園庭では砂遊びや探索遊び、電車ごっこなどそれぞれが好きな遊びを楽しむ。「すみれぐみのおにいさん(おねえさん)」と言って意欲的に玩具の片付けや身の回りのことをやろうとする姿も見られる。新担任に戸惑うことなく過ごしていた為、今後も安心して過ごせるような関わりをしていく。クラスの友達と関わろうとする姿が増えてきた分、気持ちがぶつかり合うことが予想される為、職員間で連携を取りトラブルを未然に防げるよう見守っていく。

 

4月14日(水) 曇り時々雨 齊木

ダンスを3曲踊ってから新聞紙遊びをする。ビリビリと細かく破いて感触を楽しんだり、丸めてボールにする子、ドレスやしっぽにして遊ぶ子がいる。紙片の形を見て「ちょうちょみたいだよ」と保育者に嬉しそうに話す子もいる。片付け時は袋をゴミ収集車に見立て集めて遊ぶ。新聞紙遊びは1歳児クラスの時も経験しているので、新聞紙を渡されると自由に遊び始める姿がある。丸めた新聞紙で遊べるようにバスケットボールのゴールのようなものを作ったりして保育者も一緒に楽しむ。片付けもゴミ収集車に見立てたことで楽しみながら出来たので良かった。子どもの発想を大切にしながら保育に生かしていく。

 

4月20日(火) 晴れ 中村

2人ずつ好きな色のタンポスタンプで画用紙に模様をつけていく。ニューブロックやパズルで遊びながら順番待ちをしている子もいれば、気になり制作をしているテーブルの周りで見ている子もいる。タンポ遊びの後は、園庭に出てボール遊びをして体を動かす。子どもが部屋に入る前に壁画の一部として飾っておいた事によって、壁画の変化に気づいた子が嬉しそうに友達や保育者に話している姿を見ることができた。まだ、行事の内容などは難しい部分はあるが「こいのぼり」の存在はわかっているので実物を見に行ったり、紙芝居や歌などを通して、日本の季節の行事を知らせていきたい。

 

4月28日(木) 曇り 平本

公園へ行く途中でチューリップの花やこいのぼりを見つけると、「チューリップ」「こいのぼりのうた」を歌う事を楽しむ。公園では、順番に並びながらすべり台を滑ったり、「どうぞ」「つぎ、すべっていいよ」と子ども同士で譲り合いながらすべり台で遊ぶ姿も見られる。季節の歌を歌うことを楽しんでいるので、室内でも遊べるよう音源を用意する。子どもたちが友達を思いやりながら遊ぶ姿が増えているので、保育者が手本となって、友達に優しく関わることや、順番で遊ぶことなどの経験をしていく。…

2歳すみれ組2021年度3月の保育日誌

3月8日(月) 雨 齊木

音楽に合わせて体操・ダンスをして体を動かして遊ぶ。新しい曲の方が子どもの興味を引き、楽しめるのでレパートリーを増やしたい。その後、粘土遊びをして過ごす。手でこねる・引っ張る・ちぎるなどして粘土の感触を楽しむ。粘土ヘラや型抜きを用意すると、ケーキや乗り物を作って楽しむ。集中して遊ぶ子が多く、以前よりも様々な形を作って表現する子が増えているように感じる。保育者も一緒に形を作り、造形遊びのアイディアを引き出していきたい。

 

3月15日(月) 晴れ 伊藤

避難訓練の放送が入ると直ぐに保育者の近くに集まる。テラス側の窓はカーテンをした上で、子どもを不審者から見えないようにゴザで囲うと遊び始める子がいる。不審者の訓練では、火災や地震より緊張感が薄く感じるが、今どうしている事が大切であるかを伝えていきたい。その後、駅前公園に向かうが、他園が複数来ていたので駅横公園に移動する。「また今度だね」「次はどこに行くの?」と次回の期待が膨らむ。公園では、地域の小さい子に注意しながら鬼ごっこや滑り台を楽しむ。次回は込み合う前に早めに出発して、新しい固定遊具を十分に楽しみたい。

 

3月16日(火) 晴れ 中野

日野中央公園に散歩に行く。往路で塀一面に並ぶ排水穴に、スズメが巣を作っているのを発見して驚き、足を止めて光景に見入る。「赤ちゃんいるのかな」「すごいね」などそれぞれが感じたことを言葉で伝える。公園ではアスレチックを楽しむ。補助を嫌がる子が多く、力強く遊ぶ。いつでも補助ができる場所につき、個々に応じた配慮をして、安全に遊びを楽しみたい。小高い山に移動すると、傾斜を楽しんで上り下りしたり、アリを見つけて後を追いかけたりする子がいる。子どもの発見や「どうしてだろう」の言葉に耳を傾け、じっくり観察する時間や共に考える時間を確保して、好奇心の膨らみを広げたい。

 

3月22日(月) 晴れ 伊藤

園庭で平均台を繋げて渡り歩いて遊ぶ。準備から期待感が高まり、手伝おうとする子がいる。巧技台の高さに変化をつけたが、直進・横歩きとそれぞれ歩ける方法で渡る。スタートとゴールを明確にし、ゴールには踏み切り板で傾斜をつけた。走って下りる・座って下りる様子がある。白線で迷路ラインを引くと、線の上を並んで走り楽しむ。園庭を広く使って繋げられたので、ダイナミックに遊ぶ事ができた。どんな動きが苦手・得意なのか、個々の運動能力を見る良い機会となった。いくつかの遊びを提供することで十分に身体を使い遊べたので、また行いたい。…

2歳すみれ組2020年度2月の保育日誌

2月2日(火) 雨のち晴れ  中野

朝から豆まきの話を絵本で触れ、気持ちが盛り上がる子がいる。鬼のお面や豆入れを身に着けると喜ぶが、年長児が室内に入ってくると怖がり保育者のそばを離れない子もいる。年長児と一緒に楽しめる雰囲気を作り、距離をとり、怖がる子のスペースも確保する。「タンゴ」の曲が聞こえると数名は年長児と踊り、その後の豆まきは皆で楽しむ。異年齢児との交流が少なくなっているので、行事を介して親しめるようにしていく。

 

2月5日(金)晴れ 伊藤

散歩の途中、霜柱を見つけて皆で見る。手のひらに置く子や、眺めるだけの子もいたが、「キラキラしてるよ」と伝えると、身を乗り出して関心を示す。広場側で段ボール滑りや斜面を走って上り下りを楽しむ子が多い。小さな山の方に移動すると足元に気をつけ、四つ這いになって頂上まで行く子がいる。低い木の周りでかくれんぼをし、アスレチック遊具も体験する。いつもの遊具側でなかったが、保育者に頼らず体を動かす子が増え、自信に繋がっている。一人一人の力が発揮できるような活動を提供していく。

 

2月19日(金) 晴れ 齊木

港南台北公園に向かう途中、「レインボーマンションが見えた」「電車みたいな信号があるよ」と目印になるものを覚えていて話す。アスレチックで少し高い所から跳んだり、上ったりして楽しむ。子ども同士の手繋ぎで場所を移動し、広場の土手に自力で上がって散策をし、大きな切株に腰かけて一休みする姿が見られる。帰路「とっても楽しかったと」と保育者に伝える子がいたので、今後、砂場遊びの道具も持参し、遊ぶ時間を増やして、広場遊びが充実出来るように時間配分の工夫をする。

 

2月25日(木) 晴れ 伊藤

いつも使っている椅子、ロッカー、窓、ドアを拭いてきれいにする事を伝え、雑巾を1人ずつに渡す。丁寧に椅子の足や紙パンツ入れを拭く子がいる。玩具棚を自発的に拭き始める子を見て一緒に行う姿や一人一人の気付きも見られた。雑巾がけをすることできれいになり、気持ち良く使えることと物を大切にすることを日々、伝えていきたい。その後、宮田公園に出かける。昨日行った色オニや、ゴールテープに向かってかけっこをし、体を動かして遊ぶ。

今後も戸外遊びを短時間でも取り入れて発散できるように活動の計画を立てていく。…

2歳すみれ組2020年度1月の保育日誌

1月4日(月) 晴れ 中野

休み明けの登園で保護者との分離に時間を要する子もいるが、保育者との関わりで落ち着き

遊び始める。大人の真似をして「明けましておめでとう」と挨拶をして喜ぶ。絵本で正月について簡単に知り、散歩に行く。大きな門松を見て「うちにも飾ってあるよ」と声が上がる。家庭で体験した正月の話題で、友達や保育者との会話がはずむ。公園では滑り台を楽しんだり、ベンチで遊んだりする。久しぶりの登園なので、一つ一つの活動で子どもの様子を確認し、ゆったり過ごす。

 

1月22日(金) 晴れ 中野

園庭で過ごしている時に、避難訓練の放送が入る。担任の周りにすぐに集まり「火事の時は煙を吸わないように手で口を隠すよ」と伝えられると、真似をする。さくら組と手を繋いで

公園に避難する。訓練後散歩に行き、公園の斜面を尻で滑り下りたり、木の根の段を慎重に下りたりして遊ぶ。公園から見える周囲の景色を楽しむ子もいる。無理のない範囲で新しい場所、遊びにチャレンジしていきたい。布パンツで過ごしている子が増えているので、散歩前にトイレに誘う。

 

1月25日(月) 晴れ 伊藤

散歩に期待が膨らみ、室内から階段下に来た順で手を繋ぎ、すぐに散歩に出かけることができる。家族のことや、休み中の出来事を話題にして歩く。途中の畑でブロッコリーキャベツ、ネギを見て、名前当てクイズを楽しむ。公園では、「何かいるかな~」と池を覗き込む子が多い。大石をひとりずつ渡り遊具側に移動する。滑り台の横からアスレチックのように上がったり、電車のトンネルに順番に入ったり、工夫しながら遊ぶ姿が見られる。危険のないように見守りながら、子どもたちの発想につながる投げかけをしていく。

 

1月27(水) 晴れ 齊木

「節分」の絵本を見てから、豆入れの制作をする。初めてのステンシルに、興味を示し、「早くやってみたい」と声が上がる。細かい部分は「できな~い」と言う子もいたが、きれいな模様ができると嬉しそうに保育者や友達に見せる。その後、コーナー遊びで、大型ブロック、パズル、ままごと遊びなど好きな遊びをするが、ステンシルを給食の時間まで楽しむ子もいる。これからもいろいろな素材を使った制作遊びを取り入れていく。

 

 

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2歳すみれ組2020年度12月の保育日誌

12月10日(木) 晴れ  中野

れんこん・ごぼう・小松菜を使って、野菜スタンプ遊びをする。導入として切断前と後の野菜を見せて、イメージを膨らませやすいように説明を工夫する。小松菜の根元の断面を「お花みたいだね」と表現する子がいる。「やりたい」と意欲を見せる子が多い。画用紙にスタンプした跡と野菜の断面を見比べて、確認しながら押す子や、重ならないように並べて押す子がいる。作業に熱中する子は、画用紙の裏面までスタンプ押しを楽しむ。満足するまで遊びが楽しめるように、スペースや時間を確保する。

 

12月15日(火) 晴れ 齊木

前日から話しをしていたので、お楽しみ会ごっこを楽しみに登園する姿が多く見られる。

椅子に着座して、普段から親しんでいる手遊びや、子ども達が色を塗った星のお面を頭に着けて、手作りのマラカスを鳴らしながら『おもちゃのチャチャチャ』、簡単な振り付けに合わせて『キラキラ星』を歌う。ピアノ伴奏に合わせ、身体を揺らして歌を楽しむ。鈴の音と共にサンタクロースが登場すると、驚いた表情を見せるが、プレゼントをもらうと喜びから笑顔が見られる。リースを作って室内に飾ったり、マラカス作りを楽しんだりしながら、お楽しみ会に向けて期待を持ちながら迎えることが出来た。後日、家庭にてプレゼントで遊んだことを報告する子がいるなど、暫く余韻を楽しむ。

 

12月23日(水) 晴れ  伊藤

園庭でボールを出して遊ぶ。保育者と投げ合ったり、蹴ったり追いかけたりして遊ぶ。見ていた子たちも途中から参加して走り出す。一対一で遊ぶ時間も設けて触れ合いを楽しみ、遊んでいきたい。その後、保育室にて5歳児クラスのお楽しみ会ごっこを観る。劇では「何が出るのかな」と物語の展開を楽しみにしながら、集中して観劇する。楽器や衣装、道具に興味を示す子がいたので、楽器に触れる機会を設けていく。年長児への憧れを感じている子もいるので、幼児の頑張る姿を見る機会は良い刺激となった。

 

12月28日(月) 晴れ 伊藤

正月飾りの絵本を見ながら、「神様が守ってくれるよ」と簡単に説明して、3歳児クラスと一緒に散歩に行く。駅前の店先で売り出している飾りを見て、「お家にもあるよ」知らせる子もいて、いつもとは違う街の雰囲気を楽しむ。異年齢児との手繋ぎは、やや緊張が見られるが、歩調を合わせて歩こうとする気持ちが見える。途中転倒しても、泣かずに立ち上がり歩く。全体的に以前より安定して歩けるようになる。公園では吊り橋遊具や滑り台など好きな遊びを十分楽しむ。帰園すると、身支度を素早く済ませる子が増え、早めに着席して給食を待つ。…

2歳すみれ組2020年度11月の保育日誌

11月2日(月) 晴れ  齊木

移動動物園を楽しみにしながら、動物に与える野菜を持って登園する。階段からポニーの姿が見えると「わー」と歓声が上がる。係りの方から動物との関わり方の話を聴き、順にポニーに乗る。積極的に乗る子もいるが、怖がる子には、保育者が傍にいて一緒に触れ合う。モルモットの柵の中には全員が入り、野菜をあげたり、触ってみたりして「あったかい」と言う声を発する。動物が可愛くて力を入れて抱く子もいたので、優しく触れるように声かけをする。その後、ヒツジ、ヤギ、アヒル、ヒヨコと触れ合って遊ぶ。

 

11月9日(月)晴れ 伊藤

さくら組とペアになり、手をつなぎ散歩に出かける。初めての道に入ると、回りを見たり、さくら組の子と会話しながら進む。以前から「ワニさん公園」に行くことを話していたので、期待感を持ち、歩く意欲が感じられる。ワニの滑り台を繰り返し楽しみ、ジャングルジムでは一段目までの約束で上り下りをする。ジム内の草が伸びていたので、顔や手足に当たらないようによけ方を伝える。また、異年齢児と一緒に出かける機会を設け、歩く距離を伸ばしていきたい。新しい場所は慣れるまで、遊び場を限定して安全に遊ぶ。

 

11月11日(水) 晴れ 伊藤

園舎横の畑でさつま芋掘りをする。土上の蔓を見つけると引っ張り、土を払って芋を掘り出す。芋が出てこない時には、年長組の子に手伝ってもらい一緒に芋を引っ張る。手のひらに芋をのせて「掘れたよ」と見せる子や、「焼き芋にかな」「お味噌汁に入るかな」と声があがる。蔓や芋がすぐに見つけられたので、掘る意欲に繋がっていて、芋を掘り出す経験が出来て良かったと思う。可能なら、食育活動を取り入れて食べる意欲を育みたい。

 

11月20日(金) 晴れ 中野

粘土遊びをしながら、順番に身体計測を行う。自らズボンを脱いで順番を待つ子もいるが、遊びの中断が難しい子は気持ちの切り替わりを待って行う。ヘラで粘土を切り「切れた」と見せる子は遊びを続けて、園庭遊びをしたい子は、身支度を整えて外遊びを楽しむ。園庭を広く使い、ボールを投げたり、蹴ったり、追いかけたりして積極的に遊ぶ子が多く、楽しむ事が出来た。好きな遊びにじっくり取り組める時間を確保して過ごしていく。…

2歳すみれ組2020年度10月の保育日誌

10月2日(金)晴れ 伊藤

早めに出発して宮田公園へいく。初めての道を歩くことで目的地への期待感をもつ姿がみられる。坂道は転倒に気をつけながらゆっくり歩き、畑のナスやトンボを見たり、電車も見たりして喜ぶ。公園では滑り台や、ねこじゃらしを持って走る。すべり台下の土管の中に寝転ぶのが人気で、並びながら「1,2,3、…」と数えて交代する。帰り道「また行きたい」と話す子がいる。子どもたちは様々な活動を通して体力がついてきたので、これからも歩くことを楽しみながらいろいろな公園へ出かけたい。

 

10月7日(水)晴れのち曇りのち雨 中野

園庭で運動会ごっこを行う。幼児クラスの子が応援してくれたので、雰囲気に圧倒される子もいたが、かけっこやダンスを披露するのを喜ぶ子もいる。「おつかいありさん」の競技は、自分のマークが付いたカバンを選んで持ち、中に入っているお菓子のカードを家に貼り付けみんなでお菓子の家を完成させる。かけっこは、保育者に抱かれて走る子はいるが、殆どの子は一人で最後まで走りゴールする。ダンスは初めて全員で大きな円を手繋ぎでつくることができる。メダルを貰うと、友達と見せ合い嬉しそうな笑顔になる。しばらくは余韻を味わい、お面やお菓子の家などを保育の中で取り入れながら遊ぶ。

 

10月15日(木)雨のち曇り 齊木

「おばけのぷくぷく」のパネルシアターをみた後、新聞紙を使って遊ぶ。一人に1枚ずつ渡すと、ビリビリ破く子や布団に見立てて横になる子がいる。保育者が作ったヒ-ローのアイテムを持って遊んだり、リボンやベルトを身に付けたりして喜ぶ姿が見られる。友だちと玉入れを楽しむ子や、トイレットペーパーの芯に小さく丸めたボールを通してひとりでじっくり遊ぶ子もいる。今後も様々な素材に触れる遊びを取り入れていく。

 

10月23日(金)曇りのち雨 伊藤

散歩の準備をしている時、雨が降り出したので入室して遊ぶ。「できるかな」の曲に合わせて皆で楽しく踊ってから、オセロゲームをする。子どもたちのカードの色は「白」」と説明する。制限時間の中でカードを黒から白へ夢中で返す子が数名いる。2回行うがルールを理解して楽しむ子が増える。その後、廃材(牛乳パック、空き容器、空箱他)や、チェーンを使いまごとやお店やごっこをしながら言葉のやり取りを楽しむ姿が見られる。今後も静と動の時間の使い方を工夫していく。…

2歳すみれ組2020年度9月の保育日誌

9月4日(金) 晴れ  齊木

「今日はおまつりなの」と朝から日野まつりを楽しみに登園する。自作のアンパンマンのお面をつけ、スタンプのメダルを掛けてカバンを持ち、会場の保育室へ入る。始めはにぎやかな雰囲気に圧倒されている様子だったが、遊び方の説明を5歳児クラスの子から受けて、輪投げなどのコーナーで遊び始めると夢中になって遊ぶ。兄弟児がいる子は兄や姉の姿に手を振ったり、一緒にゲームに参加したりして楽しむ。お土産をどれにするか選ぶと大切にカバンに入れ、「ママに見せるんだ」と家への持ち帰りを楽しみにする。年長児が店番をしている姿を見ることが出来たので、今後の遊びの中で発展させてお店屋さんごっこを楽しみたい。

 

9月9日(木) 晴れ 中野

トイレットペーパーの芯に水性ペンで絵を描き、好きな色のシールを貼る。どの子もじっくり取り組んで仕上がりに満足する。仕上げた後、テーブル片側の脚をたたんで傾斜をつけ、転がして遊んだり、友達とどちらが遠くまで転がせるか競って遊んだりする。段ボールの筒を用意すると、筒の中を覗きながらどんなふうに転がるのか確認している。自分の作った玩具に愛着を感じているようで、遊び終わると個人のカゴに大切にしまう。自分で作った満足感や、作った物で遊ぶ楽しさを体験する機会を積極的に取り入れていく。

 

9月17日(木) 曇り 中野

園庭で泡遊びすることを伝えると、子どもたちの表情が変わり期待を膨らませる。保育者がボウルに入った泡に食紅を入れて混ぜると、色が変化する様子を身を乗り出して見る。小さな泡だて器を手渡すと、実際に混ぜて感触を確かめる。透明なカップやスプーン、おたまを持って白・緑・ピンク・水色・黄色の好きな色を組み合わせて入れる。「パフェだよ」と友達と見せ合う。泡が手に付くのを気にする子がいるが、手のひらや手首にも付けて楽しむ子もいる。触るのをためらう子には、保育者も一緒に遊び、気持ちの変化を待ったり、別の関心のある遊びを用意したりしてどの子も楽しめるようにしていく。

 

9月29日(火) 曇り 伊藤

5丁目公園の広場でかけっこをする。ゴールをベンチにすることを伝えると、殆どの子がそこに行く。「むっくりくまさん」は初めてのゲームだったが、ベンチの後ろに逃げ込み、追われるのを楽しむ。その後、遊具側に移動する。木の回りで虫探しや大木に隠れてかくれんぼをする姿がある。第一公園にも行くが、蚊が多くすぐに帰園する。まだ蚊が多いので、十分スプレーをして予防する。帰園して、帽子・靴・靴下の片付けをした後、うがいの仕方をゆっくり伝える。うがいの大切さを今後も伝えていき、習慣にしていきたい。…

2歳すみれ組2020年度8月の保育日誌

8月4日(火) 晴れ  齊木

登園後、泥んこ用の服に着替えると「泥んこするの?」「お水で遊ぶ?」と聞いてくる。園庭に出て、赤、青、ピンクの色水が入ったタライからペットボトルに入れたり、手でかき混ぜたりして水の感触を味わう。赤と青を混ぜて紫が出来ると、「カラフルだね」と話す子もいて変化を楽しむ。ペットボトルの蓋が足らず、後から準備したので、今後は事前に数を確認しておき、夏ならではの遊びを楽しんでいく。

 

 

8月14日(金)晴れ 中野

室内でカゴを棚に置き、ボールが入るように距離や、投げる力を工夫して玉入れを楽しむ。難しい子には、高さを調整すると入る。ビニールプールも用意するとボールの出し入れが盛んになり、拾い集めて戻すことに集中する子もいる。ポンポンは、青色だった為、水に見立てて体や頭を洗う真似をすると、バケツに入れて「ジャー」と流す遊びが始まる。空想を取り入れた遊びをまた楽しみたい。

 

8月20日(木) 晴れ 伊藤

牛乳パック積木で陣取りゲームをする。ルールが浸透してきて、座れるように動く姿が増えてゲームとして楽しめていることがわかる。その後、半数はテラスで水遊びを行う。お気に入りの魚を釣ってバケツに集める子や、水鉄砲で保育者に「バンバン」と打って楽しむ子がいる。室内では、積木で曲がり道を作って並べると渡り歩き、高さをつけるとジャンプして喜ぶ。ジョイントマットを出すとつなぎとはずしを繰り返して形の変化を楽しみ、遊び方を見つけている。継続して遊べるように定期的に提供していく。

 

8月28日(金) 晴れ 中野

新聞紙で皿を作り、ボールを乗せてコーンを回り、ゴールに戻るゲームをする。ボールを1個から3個にすると張り切って参加する。ゲーム後は新聞紙で、ベルトやスカート、メガネ、リボンを保育者が作ると「ちょうだい」と欲しがり、身に付けてヒーローになりきって遊ぶ。芯を窓に貼ると丸めて中を通したり、つなぎ合わせて長くしたりして工夫して遊んでいる。使ったボールなどに愛着が見られたので、持ち帰りができることを伝える。…

2歳すみれ組2020年度7月の保育日誌

7月9日(木)雨 伊藤

昨日の新聞紙遊びで作ったパンチングボールにシールを付け飾る。色や場所を選んで丁寧に貼る姿が見られる。それをヨーヨーにしたり、ボーリングのピン倒しをしたり、かごにシュートして遊ぶ。ピンに近寄りボールを当てて倒れると喜ぶ。シュートを何度も挑戦する子がいて入ると嬉しそうな表情になる。飾りつけのシールを一人ずつに渡したことで、考えながらゆっくり行うことが出来、ボールの遊び方もいくつか用意していたので楽しめたと思う。今後も様々な素材に触れる遊びを取り入れていく。

 

7月17日(金)晴れ 中野

雨が降っているので傘をさして登園する子が多い。数人に「何色の傘かな」などインタビューをすると恥じらいながらも質問に応じる。皆の前に出るのが恥ずかしい子、まだ言い足りない子がいたので、今後も自分の気持ちを披露する機会を設けたい。体操をした後、ままごとやパズルで遊んだり、5名ずつ移動し階段滑り台をしたりする。以前怖がっていた子も慣れた様子で滑り、順番を気にしながら楽しむ姿が見られる。これからも、友達と関わる活動を取り入れていく。

 

7月20日(月)晴れ 齊木

泥んこ遊び用の服に着替え、裸足で園庭に出る。砂場道具から自分で好きな容器を選び、たらいから水を汲む。ザルを持ってきて水が汲めないことに気づき、慌てて取り替える子もいる。スプーンを使いペットボトルに移したり、水たまりの中に入り全身で泥の感触を味わったりして遊ぶ。これからも水・砂・泥に触れる遊びを取り入れ、発見や心が動く経験を得られるようにする。友達の遊びに興味をもち真似る子や、声をかけあう姿が見られるので、子ども同士のやりとりを見守り時には仲立ちをしていく。

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7月28日(火)曇り 伊藤

公園に行く。「リスがいるかな」と期待する会話をしながら歩き、道路を横断する際に皆で安全を確認し手を挙げて渡る。公園に着くとすぐにリスを数匹見つけ立ち止まって観察する。リスが木から木へ飛び移る様子を見て驚きの表情をする。固定遊具の吊橋は殆どの子が渡り歩き、保育者が絵本「がらがらどん」のトロルの言葉を言うと喜んで逃げ、「もっとやって」と言いながら楽しむ姿が見られる。子どもたちの驚き、発見、喜びに共感し、更に遊びが広がるような声かけを心がける。

 

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