2歳すみれ組保育日誌バックナンバー

2歳すみれ組2021年度2月の保育日誌

2月7日(月) 晴れ  齊木

休園後の登園では、殆どの子が笑顔で登園していたが、母子分離に時間を要する子も数名いる。園庭で、砂遊びやタイヤ遊びなどで遊ぶ。室内ではひな人形の制作をする。好きな色の花紙を選び、紙コップに張り付ける。朝の受け入れで、一人一人に声を掛けながら視診を行なう。新に設置した自動泡石けんに機に興味を示し、いつもよりすすんで手洗いを行っていたる。洗い残しも見られたので傍で見守る。園庭では走ったり、ボールを使ったりして楽しむ姿が見られたので、体を動かす遊びが楽しめるように環境を整える。

 

2月10日(木)雨時々雪 平本

ローラー、スポンジ、筆、タンポの4種類の道具を選んで色塗りをする。子どもたちが決めた色の絵の具を用意し、青、赤、ピンク、水色、緑の中から好きな色を選ぶ。道具を使って自分の手の平に色を塗り、スタンプ遊びをする。指先を使った細かい動きをする制作活動が続いていた為、大きな用紙を用意し、立って行うと、全身を使って思いきり色塗りをする。様々な道具を用意すると、使い方を知ったり、塗り方に違いがある事に気付いたりすることができた。手を洗う時に色付いた石鹸に気付き、触れたり、泡を立てたりすることを楽しんでいる。気温に考慮しながら泡遊びを保育に取り入れていきたい。

 

2月18日(金) 晴れ 中村

ひまわり組と一緒に豆まきごっこをする。鬼の面と三方を身に付け、期待感を持つ。ひまわり組の鬼が現れると、豆をまく子や保育者の傍に行き身を隠す子など様々な反応を見せる。自分たちで作った面や三方を身に付けて意気揚々としていたが、ひまわり組の鬼が目の前に現れると顔を強張らせる子が多い。会が終わると「おに○○せんせいだね」「こわくなかったよ」と言う声も聞こえ、笑顔を見せる。コロナウィルスによる休園で節分の集いができなかったため、時期はずれてしまったが、新聞豆を楽しく投げ行事を行なうことができて良かった。

 

2月24日(木) 晴れ 中村

日野中央公園まで散歩に行く。遊具が工事中で遊べなかったので「きしゃぽっぽこうえんあそべるかな?」と期待感を持って歩く。片道約25分の道のりだったが、友達とのおしゃべりや歌を歌ったりしながら最後まで歩く。滑り台やスプリング遊具などで存分に楽しむ。半数近くの子が友達と二人で往復の道のりを歩行することができていたので、行きと帰りの道を少し変えると、景色や気持ちにも変化をもたせ、歩行を最後まで楽しめるように工夫する。…

2歳すみれ組2021年度1月の保育日誌

1月6日(木) 曇りのち雪 中村

園庭に出ると雪を集めようと手を広げる子や、口を開ける子など様々な方法で雪に触れている。幼児から虫メガネを借り、雪を見て楽しんでいる子もいる。昨日の時点で雪の予報があったので、昨日の活動中にバケツやコップに水を入れて凍るか実験をしたが、凍るほど気温が下がらなかったようで水のままだった。子どもたちと一緒に確認すると「みずだ…」「こおりないね」と悲しむ声もあったが、「あしたまたみにきたらいいんじゃない?」と言う子の意見でそのまま明日まで置いておくことになる。子どもたちの発想を大切にすることで明日へ連続した活動を行うことができ良かった。

 

1月12日(水) 晴れ 平本

紙皿に丸シールを貼ってコマを作る。友達と一緒に回したり、回る様子を見たりすることを楽しむ。その後、手作りのカードを使って簡単なカルタ遊びをする。以前はシールをまばらに貼っている姿から、列に並べてシールを貼ったり、大小と大きさの異なるシールの上に重ねて貼ったりするようになる。子ども自身でシールの貼り方を工夫しながら遊ぶ姿や反応に気付き制作をより楽しめるように関わっていく。また、季節ならではの伝承遊びを子どもたちで作り遊ぶ機会を設けられてよかった。今後も一緒に遊びながら、行事や伝承遊びを楽しむ。

 

1月17日(月) 晴れ 齊木

西公園の遊具側へ散歩する。子ども同士で歩くペアは、前列の友達を確認しながらついて歩く。公園の固定遊具を使用する前に、一人の保育者が消毒をする。すべり台ははしご側から上りすべる子が多く、バナナ型のスプリング遊具をしたり、シーソーを楽しんだり、全身を使って遊びを楽しむ姿が見られる。体全体を使う喜びを伴った遊びは、運動に関わる諸機能を発達させると共に、子どもが自分の体で様々な感覚を体験することをもたらすことができるので、これからも一緒に楽しんでいきたい。

 

1月27日(木) 晴れ 中村

ひな飾りの紙コップを見て「なにこれ」「○○ちゃんピンクにする」と興味を持ち、意欲を見せる。筆を使ってのりを紙コップに塗り、自分達でちぎった花紙を一枚一枚丁寧に貼ったり、纏めて貼ったりなどそれぞれ自由に貼り付けて楽しむ。のりを使う手と花紙を扱う手をしっかり分けて進める子や全ての工程を両手でやる子など、花紙を貼る工程一つでそれぞれの個性が見える。手にのりがつくと怪訝な表情を浮かべる子も居るが、以前のように涙を流したり作業を止める子はおらず成長を感じる。後期になり制作の工程が増えたり細かくなったりして難しく感じる部分もあるが、集中して取り組んでいる。今後も子どもたちの興味を引き出せるような活動を考えていきたい。…

2歳すみれ組2021年度12月の保育日誌

12月3日(金)晴れ 齊木

身支度を済ませて園庭で遊ぶ。靴の着脱も可能となり、履けずに困っている友達に気づいて手伝う姿が見られる。保育園の隣で家を建てていることに興味を示し、大工さんになりきりシャベルを使ってログハウスの壁をトントンして遊ぶ。ユニ棒や平均台を用意していると一緒に並べている。ユニ棒を両足で跳んだり、平均台でバランスをとりながら渡ったりする。砂場では、枯れ葉を混ぜて『葉っぱご飯』を作りままごとで遊ぶ。それぞれ好きな場所で好きな遊びを楽しむ姿が見られたのでこれからもいろいろな遊びを選択して楽しむことができるように環境を整えていく。

 

12月13日(金)晴れ 中村

保育室で大そうじごっこをする。一人一枚雑巾を受け取ると、自分のマークが付いている椅子を「ピカピカになったよ」「ここも拭くよ!」と嬉しそうに窓や床を拭いたり、保育者と一緒に競走して拭いたり、遊びながら掃除を楽しむ。普段、保育者が掃除をしている様子に興味を示し、テーブル拭きなどをお願いすると喜んでいたので活動に取り入れる。子どもたちが自分で身の回りの物をきれいにすることで、毎日使う遊具や備品などを大切にする意識を養うよい機会になった

 

12月⒖日(木)晴れ 中村

お楽しみ会ごっこをすることに期待感をもって登園する。劇遊びのお面をかぶり準備をすると、落ち着かない様子の子もいる。緊張からか歌の声は小さかったが、手遊びやダンスでは楽しそうに参加する。サンタが登場すると驚きで動きが止まる子や保育者の陰に隠れる子がいるが、プレゼントを貰うと笑顔となる。緊張や気持ちの高揚、普段とは違う雰囲気という事もあり、マイクを投げる等今までやったことのない行動が出たりしたが、子どもたちの気持ちの表し方なのだと受け止める。最後まで楽しそうに参加する姿をみることが出来よかった。今後も友達の前に出て何か披露するなどの機会を活動に取り入れ、人前で発表をする楽しさや充実感を味わえるようにしていく。

 

12月22日(水)晴れ 平本

人形を入れる箱に入って遊ぶ姿があったので、段ボール箱を用意して遊ぶ。自分で好きな大きさの段ボール箱を選び、トンネルにしてくぐったり、箱型にして中に入り「ばあ」と顔を出したり、大きなダンボールを家に見立てて2,3人で一緒に入ったりする。室内だがダイナミックに体を動かして遊んでいる。次回はより安全に遊ぶことができるように、室内以外の廊下などの広い場所を確保する。また、切れやすい為、箱の端に布ガムテープを巻き付るなど工夫をする。…

2歳すみれ組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火) 平本

移動動物園がやってくることを知らせると、楽しみにしながら支度をする。ポニーの乗馬は、ほとんどの子が楽しみにしている。乗馬している友達を見たり、手を振ったりする。また、モルモットやヒヨコをカゴに入れ、膝の上に置いて野菜をあげたり、優しく撫でたりする。昨年度は、大きい動物を見て不安になる姿が見られたが、保育者や友達が楽しそうに触れ合う姿を見て、ほとんどの子が喜んで触れ合う。ポニーの乗馬に時間が掛かり、全ての動物を十分に見ることができなかったため、時間配分を考慮しながら行っていく。

 

11月12日(金) 平本

園舎の横にある畑にて、5歳児と一緒にさつまいも掘りをする。子どもたちが採りやすいように、事前に葉やつるを刈る。また、芋掘りに関するパネルシアターを行い、芋がどこにあるか話したり、採り方を分かりやすく伝えたりすると、戸惑う事なく全員参加する。採れた芋を保育者や友達、5歳児に喜んで見せる。収穫後、芋つるで綱引きや縄跳び、しっぽ取り遊びをしたり、つるをリボンや冠に見立てたりして遊ぶ。芋の葉やつるは処分するのではなく、遊びに繋げ、実際に栽培物に触れたり、遊びの道具に見立てたりして遊ぶ経験ができた。今回の収穫した経験を食育に繋げていきたい。

 

11月16日(火) 齊木

起伏のある道を歩いて散歩する。枯れ葉を踏みしめカサカサ音を立てながら歩くことを楽しんだり、落葉した木をみて「葉っぱさんないね」と友達や保育者に気付いた事を話したりする。電車が通るのを見ることができ喜んで手を振る。保育者に見守られながら子どもたちだけで手を繋いで歩くことが増える。散歩を楽しみながら、晩秋の季節を感じることができた。落ち葉は滑りやすいので、気をつけながら見守る。寒くなり上着のポケットに手を入れて歩く子もいるが転倒したときにすぐに手が出ないので危険であることを伝えていく。

 

11月25日(木) 中村

消防署まで散歩に行く。歩行しながらクリスマス飾りなど見つけたものを友達や保育者に伝え会話を楽しむ。消防署では、ホースやノズル、防火服に触れたり、消防車を間近で見たりする。また、署に戻ってきた救急車を見て喜ぶ。到着時はシャッターが閉まり、消防車を直接見る事ができなかったが、消防士の方のご好意で中を見学する。今までで一番の遠距離の散歩だったが、消防車や救急車を見たいと言う気持ちが“歩こう”という意欲に繋がった。 “○○を見に行く”などわかりやすい目的があると子どもたちも、その目標に向かって期待感をもつ事ができるので、今後も明確に分かりやすく伝え、目的を共有しながら活動を楽しめるようにしていく。…

2歳すみれ組2021年度10月の保育日誌

10月6日(水) 晴れ 斎木

ひまわり組と一緒に園庭で運動会ごっこをする。ダンスに参加していなかった子も、ひまわり組に誘われて踊り、触れ合いを楽しむ姿も見られる。障害物競争では、名前を呼ばれ「はい!」と元気に返事をしてスタートする。マットの山に上り果物カードを取らずにゴールする子が多い。後日カードをとる遊びを取り入れ、簡単なルールを覚えながら楽しめるような雰囲気づくりをする。運動遊びの中で、日々の成長を見ることができたので、これからも異年齢児との交流を持つ。また、安全面に配慮し保育者間で声をかけあい、立ち位置に気を付ける。

 

10月12日(火) 曇り 中村

ダンゴムシ付きの帽子を被り、運動会ごっこに期待感を持つ。いつもと違う雰囲気に少し戸惑いを見せる子もいれば、気持ちが高揚しふざけたりお道化て見せたりする子もいる。ダンス、競技の2つを行い、楽しんで参加し競技後にメダルを貰うと嬉しそうに保育者に見せる。競技では名前を呼ばれると大きな声でしっかりと返事をしたり、ルールを覚え障害物を乗り越え、自分のマークの果物を探し取りに行き、満面の笑みが見られる。今後も制作や運動遊びを通して子どもたちの体と心の成長に繋げていけるように活動を工夫していく。

 

10月19日(火) 雨 平本

新幹線を好む子が多く、「はしるよ、しんかんせん」の曲を流すと新幹線になりきり、室内にテープで作った円を線路に見立て走って遊ぶ。保育者が音楽を止めたり、流したりするとそれに合わせて止まったり、走ったりする遊びを楽しむ。子どもが室内を走ると、ぶつかったりして怪我に繋がることを予測し、静止の言葉掛けをしていたが、子どもたちの姿から何をして遊びたいのかを考え、何に興味を持っているのかを見極め保育に取り入れていくようにする。

 

10月28日(木) 晴れ 中村

裸足での外遊びに期待感を持ち遊ぶ。保育者がぬかるみの整備をしていると、興味を持った子がタイヤに座って見学したり、保育者と一緒にぬかるみへ砂を運んで園庭の整備をする子もいる。泥んこ遊びの予定ではなかったが、ぬかるみや水たまりが残った状態の園庭に子どもたちは興味津々で、次々と遊び始める。最初は砂を保育者からもらっていた子も、シャベルの存在に気付くと自分達でバケツへ入れ運ぶ。普段は幼児がやってくれている事を自分達もやってみたことで、幼児への憧れや期待感を身近に感じることができたと思う。今後も出来そうなことは自分たちでやってみる機会を作っていく。…

2歳すみれ組2021年度9月の保育日誌

9月3日(金)雨 中村

「おまつりでしょ?」「あさがおさんのおへやへいくでしょ?」とひのまつりを楽しみに登園する。自宅から持参した自分のバッグを持ち、少し緊張した様子で部屋に入るが、ゲームをしたりくじを引いたりしてお土産をもらうと表情も解れ、楽しそうに参加をする姿が見られる。部屋の提灯飾りの制作やダンスなどで事前に祭りへの期待が持てるような活動を取り入れて良かったと思う。いつもと違う雰囲気に戸惑う子もいたが、「たのしかった」「あしたもやりたいね」と言う声が聞かれる。進級後初めての大きな行事に満足感を得られていたので、今後の行事も楽しめるように事前準備などをしっかりとしていく。

 

9月10日(金)曇り 平本

園庭に出て遊ぶ。フープを電車に見立てて友達と一緒に中に入り、進むことを楽しんだり、幼児組のお友達の動きを真似て、フープを腰で回したりすることを繰り返す。また、運動棒を5,6本、間隔をあけて置くと、両足で跳んだり、連続跳びをしたり、跨いだりして体を動かす。今後も平均台や巧技台、マットなどの道具を用意し、様々な遊びを楽しむ中で、身体や運動機能を高めていけるようにする。気温や湿度が高く、汗をかいている子が多かった為、水分補給をこまめに行い、シャワーを浴びて清潔に過ごす。

 

9月15日(水)曇り 齊木

手作りのお散歩バックを持って公園に出かけることを知らせると、自らすすんで身支度を始める。道端の草花をながめたり、歌を口ずさんだりしながら公園に向かう。到着すると、坂道でドングリ拾いをする。始めはなかなか見つけられなかったが、落ち葉の中からドングリを探し出し「ドングリあったよ!」と保育者や友達に知らせる。青いドングリや、ぼうしが付いたドングリを集め、嬉しそうにお散歩バックの中に入れて持ち帰る。出発時・到着時・活動中は、保育者間で声をかけあいながら、人数確認をしっかり行う。これからも少しずつ距離を伸ばし、いろいろな公園に出かけて、秋の自然を楽しんでいく。

 

9月22日(水)晴れ 中村

地震を想定しての総合避難訓練に参加する。放送が入ると「ピンポンパポーンとなったらしーだよ」と友達に話している。あさがお組の部屋に移動後、防災頭巾と避難靴を履いて待機し、紙芝居や消火器訓練を見て過ごす。自分で防災頭巾を被る子や避難靴を履こうとする子が多くスムーズに着用することができた。待っている時間が長かった為、緊張感や集中力が途中で切れてしまう子が数名見られる。遊べる玩具を用意したりするなど待ち時間の過ごし方に工夫が必要と感じた。また、災害の発生時に子どもたちの安全を守るための適切な行動がとれるように、日頃から保育者間で話し合うようにしていく。訓練後は、部屋に戻りダンスや自由遊びをしてゆったり過ごす。…

2歳すみれ組2021年度8月の保育日誌

8月3日(火) 晴れ時々曇り 斎木

園庭で水遊びをする。噴水マットを見つけると駆け寄り、勢いよく出ている水を見て歓声を上げる。タライの水をすくったり、ジョウロを使って遊んだりする。「もっと遊びたかった」と話す子がいる。気温が高い日だったので、水分補給と活動の時間に配慮する。また、裸足で階段が日に当たって熱いため、水を撒いてから上り下りをする。初めての噴水マットの中に入るのをためらう子もいたが、その子のペースで遊びに参加できるように見守る。友だちの遊ぶ様子をしばらくながめていたが、自ら入って遊ぶ。今後も、熱中症対策をしながら夏ならではの遊びを楽しみたい。

 

8月10日(火) 晴れ 中村

粘土遊びでは、ボールを作ったり、アイス屋の店員になりきって、ごっこ遊びしたりする。最初はちぎったり、ヘラで切ったりすることが多かったが、粘土の遊び方に慣れてくると、イメージしたものを保育者と一緒に作る。今回は保育者が提案したものを作ろうと誘う。ボールを3個作ってみるという内容だったが、「ボール」という部分だけを聞き取って1つのボールを作る子もいれば、3個作る子もいて、様々である。子どもたちの好きな遊びを通して発達の様子を把握し、次の遊びへ発展できるようにする。

 

8月18日(水) 晴れ 平本

片栗粉を袋に入った状態で触ってみたり、色を確かめたりする。保育者が透明の大きなボールに片栗粉と水を混ぜ、粉の状態から液状になる様子をみると、不思議そうに見つめたり、とろとろと溶けて、落ちる様子を見たりする。指先で強く触ると硬く、優しく触ると柔らかいという感触を楽しむ。一人一人がじっくり遊べるよう、人数分の皿を用意し、テーブルを用意して遊ぶ。片栗粉の感触が苦手な子や粘土のように形を作ることが好きな子はあまり興味を示さずにいる。片栗粉の独特な感触(触った強弱で硬さが変わる)が好きな子は1時間弱程遊んでいる。苦手な子もいるため、様々な素材や材料に興味が持てるように、食紅で色を付けたり、コップやスプーンなどを用意して遊びがより楽しめるような内容を考える。

 

8月24日(火) 曇り 中村

3,4歳の保育室へ行き「クワガタ音頭」を踊ってから園庭へ出て泥んこ遊びをする。先に1歳児クラスが遊んでいたため「いれて」「いっしょにあそぼ」と声を掛けて遊びに行く。タライから海の生き物の玩具を掬ったり、水鉄砲で遊んだりする。片付けでは自分たちで玩具を集め、「ぴかぴかになったよ」と言って、タライの中で綺麗に洗ったことを喜んで見せる。園庭に出る前に1歳児と一緒に遊ぶことを伝えていたので、遊びの中でタライや玩具などを譲ったり、片付けの時も「すみれぐみのおにいさんおねえさんだもん」と言って張り切って玩具を集めて洗ったりする。年上児の意識があるようで成長を感じる。やってみようという意欲を受け止めながら、子どもたちの意欲を引き出していかれる言葉掛けや関わりをしていく。…

2歳すみれ組2021年度7月の保育日誌

7月1日(木) 雨 中村

子どもたちのリクエストを聞き「だるまさんが踊った」「ラーメン体操」「パンダがくるくる」を踊る。ダンス後にストレッチ遊びで体をほぐし、サーキット遊びを楽しむ。アヒルやウサギになりきってサーキットを周回したりする。ダンスで体を思いきり動かした後は、ストレッチ遊びをしてゆったりする時間を作るなど、活動にメリハリをつけるようにしたことで、子どもたちの興味がふくらんだ。雨の日が続き室内遊びがパターン化してしまわないよう、テラスや階段を有効的に活用して子どもたちが気持ちも体も十分楽しめるように活動を考えていく。

 

7月7日(水) 曇り 斉木

部屋に飾ってある自分の笹飾りを見つけ、嬉しそうに保育者に知らせる子がいる。おやつの後に、七夕の由来が分かる物語のパネルシアターを見る。いつもより長い話だったが、殆どの子が興味を示し集中して聞くことができていたと思う。コロナの影響で、七夕集会には参加することができなかったが十分に楽しめた。その後ダンスやストレッチで体を動かしてから、大型井形ブロックやおままごと、お絵描きなど、好きな遊びをみつけて遊ぶ。自由遊びでは、ブロックでタンクローリーを作ったり、大きな紙におもいきり描いたりする姿が見られたので、これからも自由な表現活動が行える環境を整える。

 

7月13日(火) 曇り時々雨 中村

久しぶりの散歩に期待感を持つ子が多く、歩行しながら見つけたものを友達や保育者に嬉しそうに教える。駅前の七夕飾りでは、「こいのぼりじゃない」と装飾が変わった事に気付く子や自分の好きな色を言葉にして喜び、みんなでたなばたさまを歌う。公園では斜面を繰返し上り下り、地面に空いた穴(蝉がいた穴)に興味を持つ子がいる。久しぶりの散歩だったので子どもたちの気分が高揚し行きは良かったが、帰りは疲れや蒸し暑さによっていつも以上に足が遅くなり帰園時間が給食の時間ギリギリになってしまった。次回以降は時間に余裕を持って散歩を楽しめるようにしていく。

 

7月26日(月) 晴れ 平本

栽培しているピーマンを収穫すると匂いを嗅いだり触ったりして感触を楽しむ。その後、調理をお願いするために自分たちでピーマンを給食室へ持っていく。給食時に育てたピーマンがおかずに入っている事を知らせると、喜んで食べている。育てることや実際に調理したものを食べる嬉しさを知らせていく。室内遊びでは、初めての小麦粉粘土で遊ぶ。ちぎったり、丸めたりして感触を楽しんだり、好きなものに見立てて遊んだりする。小麦粉粘土では好きなものを見立てて遊ぶ姿があったので、色の種類を増やしたり、匂いが付いているものを用意したりしてより見立て遊びが楽しめるようにする。鼻水や咳が出始め、風邪の症状が出ている子が少し増えている為、家庭と園の様子を伝え合いながら健康管理に努めていく。…

2歳すみれ組2021年度6月の保育日誌

6月1日(火)晴れ 齊木

洋光台北公園に初めて出かける。「たんぽぽみつけた!」「すずめの鳴き声か聞こえるよ」と気づいたことを保育者や友達に知らせ、会話を楽しみながら歩く。公園では吊り橋があるすべり台を楽しんだり、落ちている木の枝を使い地面に「電車だよ」と言いながら描いたりして遊ぶ。公園は高台にあるので、フェンス越しに街並みをながめる子もいる。帰りは少し歩くペースが遅くなり時々足が止まるが、「楽しかった」「もっと遊びたかった」という声が聞かれる。子どもたちの歩行力に合わせて、手を繋ぐ相手や並ぶ順番に配慮しながら少しずつ散歩の距離を伸ばしたい。

 

6月16日(水)曇り 平本

泥んこ遊びの予定であったが雨が降ってきた為、室内遊びに変更する。テンポの良い音楽に合わせてリズム遊びした後、新聞紙遊びをする。保育者が「おおかぜこい」を歌いながら新聞紙を上下に振って風を起こすと、揺れる様子を見たり、床に寝転んで風を浴びたりしながら喜ぶ。また、新聞紙の真ん中をビリビリ破いて被り洋服に見立てたり、クシャクシャ丸めてボールに見立てたりしながら玉入れで遊ぶ子もいる。新聞紙の感触を五感で楽しみながら、子どもたちのイメージや遊びが広がる関わりをしていく。

 

6月24日(木)曇り時々雨 齊木

泥んこ用の服に着替えてから裸足になって園庭に出ると、真っ先に水たまりをみつけて駆け出す。中に入ってバシャバシャ足踏みをしながら泥の感触を味わう。シャベルで泥をすくいバケツに入れたり、保育者の足に泥をかけたり、両手に泥をつけてオバケになりきり駆け回って遊ぶ姿も見られる。ほとんどの子が手や顔も泥だらけになって楽しむが、嫌がる子には無理強いせず、その子のペースで参加できるようにする。梅雨の時期は室内にこもりがちなので、晴れ間には開放的に遊べる活動を取り入れていく。

 

6月29日(火)雨のち晴れ 中村

お気に入りの「だるまさんがおどった」や「ラーメン体操」を踊ったり、「パンダがくるくる」の歌に合わせて部屋の中をころころ転がったりして体を動かす。室内サーキットでは、テーブル滑り台やトンネルくぐり・ラバーリングを使いケンケンパーを楽しむ。だんだん動きに慣れてくると基本的な動きから、アヒルやウサギになって遊ぶ姿が見られ、踏切や足のトンネルをつくる子もいる。サーキット遊びの後、ヨガマットの上で横になり体を休める。雨天時でも楽しく体を動かしながら静と動のバランスを考えて活動していく。…

2歳すみれ組2021年度5月の保育日誌

5月6日(木) 曇り  中村

連休明けの登園であったが、殆どの子が機嫌よく過ごし、友達と遊びを楽しむ。雨上がりで地面が濡れていたので、電車を走らせた車輪の跡を見て喜ぶ。ログハウスの前や砂場で、おままごとや砂山作りを楽しむ。また、ダンゴムシを捕まえ、幼児と一緒に探して楽しむ子もいる。機嫌よく過ごしていたものの、連休の疲れはあるようで、微熱を出す子や食事中に眠くなってしまい、子ども一人一人の体調や機嫌の変化を見逃さないようにしていく。また、今月は遠めの散歩も予定している。週初めは近場の公園にし、ゆったりと過ごしながら生活リズムを整えていく。

 

5月14日(金)晴れ 齊木

「やさいのうた」を歌ってから、保育園の近くの花屋さんにピーマンの苗を買いに行く。昨日、ピーマンの苗を買いにことを話していたので、楽しみに登園する子もいる。花屋では、ピーマンの苗に興味を示して、眺める姿が見られる。その後、園に戻り植え付けを行う。「大きくなあーれ」と言いながら丁寧に土をかける子もいる。いつも散歩の時に通る花屋さんなので、優しく声をかけて頂き、地域の方との交流を深められて良かった。ピーマンの苗を購入したことで、これからの野菜を育てることにも興味がでて、成長を楽しむことが出来るようにしたい。

 

5月19日(水) 雨 中村

「だるまさんがおどった」を踊る。テンポや振りが激しい曲だったが気に入り、繰り返し踊る。初めて踊ったが、保育者の真似をしながら喜んで踊る。スペースマットやラバーリング、テーブルを使ったサーキット跳ぶ、這う、かがむなどの動きをして全身を使って遊ぶ。その後、ニューブロックやお絵描きなど自由遊びをする。サーキット遊びでは、説明しながら順を追ってサーキットを作っていき、保育者が様々な動きを見せたことで怪我無く楽しむ。今後、雨が多くなり室内遊びの機会も増えると予想されるので、室内遊びが充実できるように工夫していく。

 

5月28日(金) 晴れ 平本

長く並んでいるタイヤや2つ積み重なったタイヤを高這いで進んだり、バランスをとりながら歩いたりする。子供がアザラシになりきって遊んだことをきっかけに、同じ遊びをしている子が好きな動物になりきってタイヤ遊びをすることが盛り上がる。以前からタイヤを使って遊ぶ姿があったため、全身を使って体を動かせるよう保育者がタイヤを山型に並べて設置する。子供たち発信で好きな動物になりきって体を動かしながら遊ぶ姿が見られたため、イメージが膨らむ言葉掛けをしたり、遊びが発展していけるような関りをしたりする。タイヤを使った遊びは、上る、バランスをとって立つなど様々な遊びがあるので、今後も工夫しながらタイヤを使った遊びを発展させていく。…