2歳すみれ組保育日誌バックナンバー

2歳すみれ組2020年度10月の保育日誌

10月2日(金)晴れ 伊藤

早めに出発して宮田公園へいく。初めての道を歩くことで目的地への期待感をもつ姿がみられる。坂道は転倒に気をつけながらゆっくり歩き、畑のナスやトンボを見たり、電車も見たりして喜ぶ。公園では滑り台や、ねこじゃらしを持って走る。すべり台下の土管の中に寝転ぶのが人気で、並びながら「1,2,3、…」と数えて交代する。帰り道「また行きたい」と話す子がいる。子どもたちは様々な活動を通して体力がついてきたので、これからも歩くことを楽しみながらいろいろな公園へ出かけたい。

 

10月7日(水)晴れのち曇りのち雨 中野

園庭で運動会ごっこを行う。幼児クラスの子が応援してくれたので、雰囲気に圧倒される子もいたが、かけっこやダンスを披露するのを喜ぶ子もいる。「おつかいありさん」の競技は、自分のマークが付いたカバンを選んで持ち、中に入っているお菓子のカードを家に貼り付けみんなでお菓子の家を完成させる。かけっこは、保育者に抱かれて走る子はいるが、殆どの子は一人で最後まで走りゴールする。ダンスは初めて全員で大きな円を手繋ぎでつくることができる。メダルを貰うと、友達と見せ合い嬉しそうな笑顔になる。しばらくは余韻を味わい、お面やお菓子の家などを保育の中で取り入れながら遊ぶ。

 

10月15日(木)雨のち曇り 齊木

「おばけのぷくぷく」のパネルシアターをみた後、新聞紙を使って遊ぶ。一人に1枚ずつ渡すと、ビリビリ破く子や布団に見立てて横になる子がいる。保育者が作ったヒ-ローのアイテムを持って遊んだり、リボンやベルトを身に付けたりして喜ぶ姿が見られる。友だちと玉入れを楽しむ子や、トイレットペーパーの芯に小さく丸めたボールを通してひとりでじっくり遊ぶ子もいる。今後も様々な素材に触れる遊びを取り入れていく。

 

10月23日(金)曇りのち雨 伊藤

散歩の準備をしている時、雨が降り出したので入室して遊ぶ。「できるかな」の曲に合わせて皆で楽しく踊ってから、オセロゲームをする。子どもたちのカードの色は「白」」と説明する。制限時間の中でカードを黒から白へ夢中で返す子が数名いる。2回行うがルールを理解して楽しむ子が増える。その後、廃材(牛乳パック、空き容器、空箱他)や、チェーンを使いまごとやお店やごっこをしながら言葉のやり取りを楽しむ姿が見られる。今後も静と動の時間の使い方を工夫していく。…

2歳すみれ組2020年度9月の保育日誌

9月4日(金) 晴れ  齊木

「今日はおまつりなの」と朝から日野まつりを楽しみに登園する。自作のアンパンマンのお面をつけ、スタンプのメダルを掛けてカバンを持ち、会場の保育室へ入る。始めはにぎやかな雰囲気に圧倒されている様子だったが、遊び方の説明を5歳児クラスの子から受けて、輪投げなどのコーナーで遊び始めると夢中になって遊ぶ。兄弟児がいる子は兄や姉の姿に手を振ったり、一緒にゲームに参加したりして楽しむ。お土産をどれにするか選ぶと大切にカバンに入れ、「ママに見せるんだ」と家への持ち帰りを楽しみにする。年長児が店番をしている姿を見ることが出来たので、今後の遊びの中で発展させてお店屋さんごっこを楽しみたい。

 

9月9日(木) 晴れ 中野

トイレットペーパーの芯に水性ペンで絵を描き、好きな色のシールを貼る。どの子もじっくり取り組んで仕上がりに満足する。仕上げた後、テーブル片側の脚をたたんで傾斜をつけ、転がして遊んだり、友達とどちらが遠くまで転がせるか競って遊んだりする。段ボールの筒を用意すると、筒の中を覗きながらどんなふうに転がるのか確認している。自分の作った玩具に愛着を感じているようで、遊び終わると個人のカゴに大切にしまう。自分で作った満足感や、作った物で遊ぶ楽しさを体験する機会を積極的に取り入れていく。

 

9月17日(木) 曇り 中野

園庭で泡遊びすることを伝えると、子どもたちの表情が変わり期待を膨らませる。保育者がボウルに入った泡に食紅を入れて混ぜると、色が変化する様子を身を乗り出して見る。小さな泡だて器を手渡すと、実際に混ぜて感触を確かめる。透明なカップやスプーン、おたまを持って白・緑・ピンク・水色・黄色の好きな色を組み合わせて入れる。「パフェだよ」と友達と見せ合う。泡が手に付くのを気にする子がいるが、手のひらや手首にも付けて楽しむ子もいる。触るのをためらう子には、保育者も一緒に遊び、気持ちの変化を待ったり、別の関心のある遊びを用意したりしてどの子も楽しめるようにしていく。

 

9月29日(火) 曇り 伊藤

5丁目公園の広場でかけっこをする。ゴールをベンチにすることを伝えると、殆どの子がそこに行く。「むっくりくまさん」は初めてのゲームだったが、ベンチの後ろに逃げ込み、追われるのを楽しむ。その後、遊具側に移動する。木の回りで虫探しや大木に隠れてかくれんぼをする姿がある。第一公園にも行くが、蚊が多くすぐに帰園する。まだ蚊が多いので、十分スプレーをして予防する。帰園して、帽子・靴・靴下の片付けをした後、うがいの仕方をゆっくり伝える。うがいの大切さを今後も伝えていき、習慣にしていきたい。…

2歳すみれ組2020年度8月の保育日誌

8月4日(火) 晴れ  齊木

登園後、泥んこ用の服に着替えると「泥んこするの?」「お水で遊ぶ?」と聞いてくる。園庭に出て、赤、青、ピンクの色水が入ったタライからペットボトルに入れたり、手でかき混ぜたりして水の感触を味わう。赤と青を混ぜて紫が出来ると、「カラフルだね」と話す子もいて変化を楽しむ。ペットボトルの蓋が足らず、後から準備したので、今後は事前に数を確認しておき、夏ならではの遊びを楽しんでいく。

 

 

8月14日(金)晴れ 中野

室内でカゴを棚に置き、ボールが入るように距離や、投げる力を工夫して玉入れを楽しむ。難しい子には、高さを調整すると入る。ビニールプールも用意するとボールの出し入れが盛んになり、拾い集めて戻すことに集中する子もいる。ポンポンは、青色だった為、水に見立てて体や頭を洗う真似をすると、バケツに入れて「ジャー」と流す遊びが始まる。空想を取り入れた遊びをまた楽しみたい。

 

8月20日(木) 晴れ 伊藤

牛乳パック積木で陣取りゲームをする。ルールが浸透してきて、座れるように動く姿が増えてゲームとして楽しめていることがわかる。その後、半数はテラスで水遊びを行う。お気に入りの魚を釣ってバケツに集める子や、水鉄砲で保育者に「バンバン」と打って楽しむ子がいる。室内では、積木で曲がり道を作って並べると渡り歩き、高さをつけるとジャンプして喜ぶ。ジョイントマットを出すとつなぎとはずしを繰り返して形の変化を楽しみ、遊び方を見つけている。継続して遊べるように定期的に提供していく。

 

8月28日(金) 晴れ 中野

新聞紙で皿を作り、ボールを乗せてコーンを回り、ゴールに戻るゲームをする。ボールを1個から3個にすると張り切って参加する。ゲーム後は新聞紙で、ベルトやスカート、メガネ、リボンを保育者が作ると「ちょうだい」と欲しがり、身に付けてヒーローになりきって遊ぶ。芯を窓に貼ると丸めて中を通したり、つなぎ合わせて長くしたりして工夫して遊んでいる。使ったボールなどに愛着が見られたので、持ち帰りができることを伝える。…

2歳すみれ組2020年度7月の保育日誌

7月9日(木)雨 伊藤

昨日の新聞紙遊びで作ったパンチングボールにシールを付け飾る。色や場所を選んで丁寧に貼る姿が見られる。それをヨーヨーにしたり、ボーリングのピン倒しをしたり、かごにシュートして遊ぶ。ピンに近寄りボールを当てて倒れると喜ぶ。シュートを何度も挑戦する子がいて入ると嬉しそうな表情になる。飾りつけのシールを一人ずつに渡したことで、考えながらゆっくり行うことが出来、ボールの遊び方もいくつか用意していたので楽しめたと思う。今後も様々な素材に触れる遊びを取り入れていく。

 

7月17日(金)晴れ 中野

雨が降っているので傘をさして登園する子が多い。数人に「何色の傘かな」などインタビューをすると恥じらいながらも質問に応じる。皆の前に出るのが恥ずかしい子、まだ言い足りない子がいたので、今後も自分の気持ちを披露する機会を設けたい。体操をした後、ままごとやパズルで遊んだり、5名ずつ移動し階段滑り台をしたりする。以前怖がっていた子も慣れた様子で滑り、順番を気にしながら楽しむ姿が見られる。これからも、友達と関わる活動を取り入れていく。

 

7月20日(月)晴れ 齊木

泥んこ遊び用の服に着替え、裸足で園庭に出る。砂場道具から自分で好きな容器を選び、たらいから水を汲む。ザルを持ってきて水が汲めないことに気づき、慌てて取り替える子もいる。スプーンを使いペットボトルに移したり、水たまりの中に入り全身で泥の感触を味わったりして遊ぶ。これからも水・砂・泥に触れる遊びを取り入れ、発見や心が動く経験を得られるようにする。友達の遊びに興味をもち真似る子や、声をかけあう姿が見られるので、子ども同士のやりとりを見守り時には仲立ちをしていく。

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7月28日(火)曇り 伊藤

公園に行く。「リスがいるかな」と期待する会話をしながら歩き、道路を横断する際に皆で安全を確認し手を挙げて渡る。公園に着くとすぐにリスを数匹見つけ立ち止まって観察する。リスが木から木へ飛び移る様子を見て驚きの表情をする。固定遊具の吊橋は殆どの子が渡り歩き、保育者が絵本「がらがらどん」のトロルの言葉を言うと喜んで逃げ、「もっとやって」と言いながら楽しむ姿が見られる。子どもたちの驚き、発見、喜びに共感し、更に遊びが広がるような声かけを心がける。

 

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2歳すみれ組2020年度6月の保育日誌

6月1日(月) 雨  中野

新型コロナウィルスの影響で登園自粛していた子も久しぶりの登園となり、15名全員がそろう。「○○ちゃんだ!」と気付いて知らせる子や、「泣いてるね」「どうしたのかな?」と気遣う姿がみられる。お手玉を使ったわらべ歌遊びや手遊び・リズム遊びをする。興味を持って参加する子や、親しみのない遊びには様子を伺い、戸惑いを見せる子もいる。動物の模倣では腹這いで足首を掴む動きなどに挑戦し、体のバランスを取ろうとする。時間が長く、中だるみしてしまったので、子どもの集中力が続く時間を考慮し、普段の保育のなかでも積極的にリズム遊びを取り入れていく。

 

6月5日(金) 晴れ 中野

園近隣の西公園に散歩に行く。利用者が少なく、リレーごっこやジョギングをして身体全身で遊びを楽しむ。芝生の広場に咲いているシロツメクサを摘んで手首に付けたり、バッタを探したりする。梅林下には青い梅の実が落ちていて、拾って香りを嗅いで確認する子がいる。「梅ジュースや梅干しはこの実からできるよ」と知らせると、「そうなんだ」と頷いて応える。探索遊びを更に楽しむためにも目的地の下見をし、身近な環境の中で、自然物に興味が持てるように遊びに誘っていく。

 

6月16日(水) 晴  伊藤

洗濯するねずみの絵本で興味をいだいた様子が見られる。。園庭でタライに水を入れ準備をしていると、「何するの?」と聞いてきて、玩具を水に入れようとする子がいる。洗剤のタライ、濯ぎのタライ、干してピンチで止める工程をそれぞれの場所で行い、終わったら次の洗濯物を洗い始める。ピンチは洗濯ロープからずり落ちないように沢山止め、自分で工夫する子もいる。洗剤の感触を嫌がることなく、皆が喜んで取り組んでいた。干す時にロープが下がってしまったので、張り方を工夫する。水遊びが好きなことが分かったので、暑い時は少しでも触れて楽しみたい。

 

6月24日(水) 曇り時々雨  齊木

収穫したピーマンを使ってスタンピングをして遊ぶ。好きな色の絵の具を選び、魚の形の画用紙に押す。リズミカルに押す子や慎重に押す子がいる。自分たちが育てたピーマンを収穫し、制作に取り入れたことで興味を示し、楽しんでスタンプ遊びが出来た。ピーマンが成長不足で小ぶりだったため、押している途中で割れてしまう。大きくなったらまた楽しみたい。給食のカレーにも収穫したピーマンが入っていて、野菜が苦手な子も喜んで食べる。今後も野菜栽培に楽しみながら取り組み、食べることへの関心を育てたい。…

2歳すみれ組2020年度5月の保育日誌

5月8日(金) 晴れ  中野

おやつ後、野菜の絵本や緑色の野菜について読んで紹介する。園庭にプランターを出すと「何これ」と興味を持つ。植付けの説明し、一人ずつ苗に土をかけて水やりをする。多量に水が出てしまうジョウロがあったので、使いやすいものを用意し、野菜や土に触れる機会を今後も執っていく。その後、公園の花や車を見ながら散歩をし、大きなバスが来ると「次は小さいバスが来るかな」と期待感を持って待つ子が多い。次回は、公園内で遊ぶ時間を設ける。

 

 

5月18日(月)曇り時々雨 齊木

歯磨きワニのパクパク人形を使って、歯磨きの話をしてから制作を始める。犬かウサギを選び、紙皿に目、鼻、口は好きなところに貼り個性的な表情に仕上がる。6本の歯はゆっくり考えながら貼る位置を決めている。歯ブラシにも丸シールを飾って完成する。出来上がった作品を喜び、歯磨き遊びを楽しむ姿が見られる。遊びながら歯磨きの大切さを知らせていく。

 

5月21日(木) 曇り 伊藤

広場でリングバトンを使ってリレーをする。1回目は見ていた子も2回目は勢いよく走っている。コーンを回って戻るパターンが難しい子もいたが、バトンを持って走ることを理解していた子は喜んで戻っていた。すぐに出来る運動遊びなので繰り返し取り入れていく。広場が空いていたので、鬼ごっこ、かくれんぼ、木の実を果物に見立ててお店屋さんごっこをする子もいる。様々な遊びに親しめるように時間配分にも工夫していく。

 

5月27日(水) 晴れ 中野

園庭遊び中に避難訓練の放送が入る。事前に訓練の話をしていたので、すぐに保育者の近くに集まり、落ち着いて園長の話を聞く子が多い。「怖くない」ことを声掛けし、慎重に行動して子どもたちを誘導する。西公園に移動し、訓練後は公園内を散策する。シロツメクサで腕輪を作ると「やって」と言ってくる。綿毛に息を吹き掛け遊んでいると蜂がいたので、その場を離れ、帰園する。雑草が伸び過ぎている場所や蜂、蚊の出現に十分気をつける。また、虫除けスプレーをしてから出かける。…

2歳すみれ組2020年度4月の保育日誌

4月3日(金)晴れ 伊藤

靴下を履いてから帽子を被り散歩に出かける支度をする。保育者に介助されながら自分でしようとしたり、「やって」「できない」と甘えたりする姿が見られる。外に出ると店先の野菜に気づいて「だいこん」「たまねぎ」などの声が出る。公園では滑り台やかくれんぼ、斜面を並んで走るなど好きな遊びを見つけ、保育者や友だちと楽しむ。滑り台や斜面での遊びに興奮気味になる子もいたので、保育者同士で互いの位置を確認し合い、危険のないよう見守る。

 

4月9日(木)晴れ 中野

欠席児が多く、「○○くんお休みだね」と休みの子の名前を挙げる子がいる。おやつの後、タンポ押し遊びをする。導入で鯉のぼりの紙芝居を観ると「知ってる」「知らない」などの反応がある。4色の絵の具を用意すると「やってみたい!」と目を耀かせ、好きな色を選んでタンポに付ける。ゆっくり押す子、力強く押す子といてそれぞれ感触を味わう。始め嫌がっていた子も保育者が押す様子を見てやってみようという気持ちになり遊ぶ。今後も様々な素材に触れる遊びを取り入れていく。

 

4月13日(月)雨 伊藤

「できるかな」のダンスで体を動かしてから、椅子に個人マークを付けて円形に並べ椅子取りゲームをする。保育者の見本を見てから遊び始める。音楽が止まったら自分のマークを探して座るルールを理解して遊ぶ。椅子の場所を変えると探すのに時間がかかる子もいたが、「あった!」と言いながら嬉しそうに椅子に座る姿が見られる。その後粘土遊びで動物や食べ物を作ったりそれを変形させ、こねたりのばすことを経験する。途中、避難訓練(地震)開始の放送が流れるが、保育者の話を聞いて落ち着いて行動する。今後も緊張感を持って訓練に臨む。

 

4月21日(火)晴れ 齊木

園庭で遊ぶ。砂場では昨日の雨でしっとりした砂を使い、型抜きでドーナツを作り花びらや小枝でデコレーションしたり、泥団子を作ったりして遊ぶ。トンネルを繋げて「ガタンゴトン」と電車を通して遊ぶ子もいる。花壇の周りでは保育者や気の合う友だちとダンゴムシやアリ探しを楽しむ。早いスピードで動き回るアリを見つけた女児が、「お母さんを探しているのかな」と想像している。子どもたちの驚き、発見、喜びに共感し、さらに遊びが広がるような声かけを心がける。

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2歳すみれ組2019年度3月の保育日誌

3月2日(月) 雨  伊藤

椅子取りゲームをする。椅子に体を近づけて歩き、座ることを意識する子が増える。座れない子に椅子を譲ったり、手を叩いて応援の声をあげたりして楽しむ様子が見られる。オセロゲームは、子どもが赤チーム、保育者が青チームで、カードをひっくり返すことを伝えるとルールを理解して返すことに夢中になる。赤のカードが多く勝ったことにも喜んでいたので、今後もゲームを取り入れて楽しみたい。その後は、ままごとやレゴ、お絵かき毛糸結びのコーナーを分けて遊ぶ。雨天時の過ごし方を工夫していく。

 

3月12日(木)晴れ 斎木

朝の会後、絵本を見てから園庭に出る。砂遊びをじっくりしている子や、2~3人の友達と木の根元で穴を見つけて、シャベルで深く穴を掘り、アリ探しをする。アリは見つからなかったが、「また探してみようね。」と次回に期待が持てるように声をかける。バスマットを敷いて「一緒に作ろう」と家作りに友達を誘う子もいるので、関わりを楽しんでいる時は、見守り、子ども同士のやりとりに繋げる。

 

3月18日(水) 晴れ 中野

気温が高く動くと汗ばみ、歩きながら「汗かいちゃった」「のどがかわいた」と言う子がいる。衣服の調整をし、水分補給も多めに摂るなど配慮する。道中の花壇や置物に興味を持って会話を楽しみながら歩く。公園では、固定遊具で遊んでから場所を移動し、小高い山の斜面を四つ這いで登ったり、木の間を歩いたりして「迷路みたい」と言い、かくれんぼに発展する。子どもたちの自然な気づきから遊びが広がるように時間配分をしていく。

 

3月23日(月) くもり 伊藤

西公園の広場に着くと「寒い」と言う子がいたので、準備運動をしてからマラソンをする。殆どの子が前の子を見ながら走り、長い列になった様子も眺めていたので、色々な走り方を伝えて変化を楽しみたい。シャボン玉の吹き方の説明をする。液のつけ方や吹き方の見本を見せると、そっと吹いて沢山泡が出ると、集中して行う子が多かったので、時間を十分に確保した。遊具側では、シーソーや揺れる遊具で体のバランスをとる遊びも出来たので楽しめた。一人一人の満足感が得られるように活動を組み立てる。…

2歳すみれ組2019年度の2月の保育日誌

2月6日(木) 晴れ  中野

前日から5歳児クラスとの散歩を伝えていたので、楽しみにしている子が多い。年長児と手を繋ぎ散歩する。斜面を登り下りしたり、落ち葉をかき集めて投げ合ったり、年長児の真似をして遊び、公園内の探索を楽しむ。途中、園から携帯電話に避難訓練開始の連絡が入り、その場で集合し話を聞く。慌てずに保育者のもとに集まり、静かに話を聞くことを伝えながら「怖がらなくても大丈夫だよ」と不安にならないよう配慮する。どんな時でも災害が起こることを再度確認する良い機会となった。

 

2月7日(金) 晴れ  中野

レンコン、ゴボウ、オクラで野菜スタンプ遊びをする。順番を待っている間はあさがお組保育室で室内遊びをする。墨汁をつけスタンプすると興味津々で断面の形を目で見て確認し、次々押して楽しんでいる。同じ野菜を列に並べながら押す子もいて、それぞれの工夫が見られる。その後、園庭で巧技台を出し平均台遊びをする。少々の高低差を持たせると「カニさん歩きだよ」と言い、慎重にバランスを取り横歩きをする。身体を使った運動遊びを積極的に取り入れていく。

 

2月13日(木) 雨  伊藤

ピーマンの種とりの仕方を示しながら始める。種入れとピーマンを入れるボウルが同じだったので、混ざっていたテーブルもあったが、丁寧にとる姿が見られる。給食のカレーでピーマンを見つけると喜ぶ。椅子取りゲームでは、音が止まるのが確認できずに座る子がいたが、タンバリンを使うと競って座る姿がある。座れなくても泣く子はいない。0歳児クラスの交流では、緊張する様子はあったが、近寄ったり玩具を差し出したりして関わっていた。短時間の保育により、他クラスとの関りが少ない子がいるので、異年齢での交流の機会をまた設けていく。

 

2月21日(金) 晴れ  松崎

朝の会でこんにゃくちぎりの食育活動を行うことを話す。「食べるのだいすき」の本を通して、こんにゃくはおなかの掃除をしてくれることを伝えると真剣に聞く。棒状に切ったこんにゃくを渡されるとそれぞれちぎるのを楽しむ。大きめなものはもう少し細かくするよう伝えるとまた取り組む。その後、散歩に行く。西公園のお祭りの提灯に気づき「パパ、ママと行く」と祭りを心待ちにする子がいる。駅前公園の木の上にリスの姿を見つけたり、体を動かしたりして遊ぶ。大型遊具の危険な箇所には、保育者を配置し、危険のないように見守る。…

2歳すみれ組2019年度の1月の保育日誌

1月7日(火) 曇り  中野

西公園に散歩に行く。靴下を履く、上着を着るなどの身支度が手早く済ます子が増え、「できた!」と保育者に知らせ、意欲的に取り組む。公園では野鳥を見つけ、「あ、鳥だ!」

と、皆で足を止めしばらく観察する。斜面を登ったり、木の実を見つけたり、固定遊具で遊んだりする。「かわって」「いいよ」と子ども同士のやりとりが多く見られる。手を繋ぐ子ども同士の歩くスピードに配慮し、安全を心がけて、散歩を楽しみたい。

 

1月16日(火)晴れ  伊藤

こんにゃくちぎりを行う。慣れてどんどんちぎっていく子もいれば、半分や3分の1程度で終わらせる子もいる。もっと小さくしようねの声掛けに反応して、丁寧に行う姿もある。食材を大切に扱えるように、体への効果も含めながら伝えていく。

 

1月22日(水) 曇り  伊藤

ステンシル遊びをする。ステンシルとクーピーの使い方を説明し、それぞれが行う。中まで色付けする子や、枠のみ描く子がいたが、保育者と一緒に行うことで、自分でする意欲が見られる。形や枠があることで、「自分で描けた」感覚も知ることができたようだった。その後、5丁目公園で凧あげをする。要領を覚えて友達と走り合うのを楽しめていた。

寒い中でも外で思い切り体を動かす遊びを楽しんでいきたい。

 

1月28日(火) 雨  松崎

朝の会後、“赤鬼と青鬼のタンゴ”を踊る。気に入って、「もういっかいおどる!」と言う子もいる。自分で作ったお面を身につけていたことで、いつも踊らなかった子も楽しく踊っていた。その後、折り紙制作をする。園での折り紙は初めてだったが、家庭で遊んでいる子が多く、手慣れた様子で折る子もいた。今後も簡単に出来る折り方を用意して、指先を使った遊びを楽しみたい。…