食事
暑さの為か食事量が減る子もいる。一人一人の健康状態や食欲に合わせて量を調整する。ピーマンの栽培を通し、野菜を一口食べてみようとする子や、空になった皿を保育者に嬉しそうに見せに来る。楽しい雰囲気の中で器に手を添え、楽しく食事ができるようにする。
睡眠
好きな絵本や人形を持って布団に横になり、十分に遊んだ後、入眠している。夏の疲れからか起床時間までぐっすり眠り、体を休めている子が多い。室内の換気や室温・調光に配慮して、心地良く入眠できるようにする。
排泄
保育者の声掛けでトイレに行って便器に座ってみたり、タイミングが合うと排尿したりする。子どもの気持ちを理解しタイミングよく誘い、焦らずゆったりとした気持ちで見守りながら、子どもの状況に合わせて援助する。
健康
熱や咳、感染症で欠席する子がいる。保育中の急な発熱などわずかな体調の変化に注意を払ったり、玩具や室内の消毒をしたりして、感染症予防対策をしていく。暑くて室内で遊ぶ機会が多いので、箱・テーブル滑り台・ラバーリングを使い、跳ぶ、くぐる、登るなど子どもたちが自ら体を動かすことを楽しむ環境を整える。水分補給をしっかり行い、活動の時間を考慮する。
身体発達
水遊びに慣れ、バケツに水をたくさん汲んで運んだり、水鉄砲を使って友達や保育者と水を掛け合ったりする。また、噴水マットの上で顔に水がかかっても笑顔で遊ぶ。パズルや、小麦粉粘土・紐通しなど指先を使った遊びに興味を示して遊ぶので、様々な素材を用意する。
情緒面
休み明け、久しぶりの登園に戸惑う様子を見せる子もいるが、活動になると楽しく参加する。友達とのやり取りが増える中で思いの違いが見られるので、仲立ちをしたり見守ったりする。必要な時は一緒に遊び、一人一人の思いに寄り添いながら関わる。自分達が育てている野菜に触れ、「大きくなったね」と友達と喜び合う姿が見られるので、気持ちに寄り添いながら、見守りや必要に応じた関わりをする。伝えられた嬉しさを共有していく。
言葉
休み中の出来事を保育者に話し、自分の気持ちを伝える事が増える。その都度、言葉を添えたり、引き出したりしていけるように耳を傾け、子どもが安心して話せる雰囲気を大切にする。他の子どもが使っていても、目に留まり興味を持ったものには手を伸ばし、物の取り合いになることもある。双方の思いや感情を出し合う様子を見守り、解決が難しいようであれば保育者が互いの思いを伝え、仲立ちをする。