1歳りす組2022年度2月のまとめ

健康

簡単な身の回りのことに意欲的に取り組む姿が増えてきた。食前食後は進んで手を洗ったり、口を拭いたりするようになってきた。中には手を洗わずに席に着こうとする姿が見られたので、「手を洗ってから食べようね」と声をかけ習慣になるように促していった。また、保育者に促されてトイレに誘うと成功したり、友だちがトイレに行く様子を見てトイレに行こうとしたりする姿が見られた。「すごいね」「おしっこ出たね」などと声をかけ、できた喜びに共感して意欲や自信に繋げていった。

人間関係

気の合う友だちとの関わりが増え、友だちと一緒に同じ遊びを楽しむ姿が見られるようになってきた。色々な種類のブロックを使い乗り物や食べ物に見立てたものを作ったり、ままごと遊びでやりとりしたりしながら一緒に遊ぶ姿が増えてきた。中には友だちと一緒に遊びたいが自分の思い通りにしようとして玩具を黙って取ったり、作ったものを壊したりしてトラブルになることがあったため、その都度気持ちを代弁し仲立ちをしていった。

環境

パズルで遊ぶことを喜ぶようになってきた。以前は保育者に「これ、どこ?」と聞きながら一つずつピースをはめていたが、一人でできるようになってくると集中して遊び、30ピース位のパズルを完成し「できた」と保育者に満足そうに見せる姿が見られるようになってきた。一人でじっくりと遊べるよう環境を整えながら、好きな遊びが楽しめるように見守っていった。

言葉

二語文で自分の要求や気持ちを伝える子や簡単な言葉や指差しで、保育者に伝えようとする子など様々な姿が見られた。歌を口ずさんだり、ごっこ遊びで保育者や友だちとのやりとりを楽しんだりする姿もあった。中にははっきりしない言葉の子もいるため、伝えようとする思いをくみ取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりしながら、自分の気持ちを受け止めてもらえる安心感が味わえるように関わっていった。

表現

保育者の踊りを真似をして踊ったり、覚えた歌を口ずさみながら歌ったりして楽しむ姿が見られた。子どもたちの興味ある曲や手遊びを繰り返し取り入れ、保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるように関わっていった。

食育

スプーンを使って食べる姿が増えてきた。中にはスプーンを持ってはいるが、食事の途中から反対の手でつかん で食べる姿もまだ多く見られた。「スプーンで食べてみようか」と声をかけ、食具を使って食べることができるよう繰り返し伝えていった。また食事の時間、促しても席に着こうとしない子や好きなものだけ食べて終わろうとする子がいた。「おいしそうだよ」「○○も食べてみようか」など声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べることができるように関わっていった。

育児あれこれ