1歳りす組2022年度3月のまとめ

健康

身の回りのことを自分でしてみようとする姿が見られる。園庭に行くことを伝えると、自分で靴を履いたり帽子を被ろうとしたりして準備する姿が見られた。「早く園庭に行きたい」という気持ちから「できない」と言って保育者に靴を履かせてもらおうとする子もいた。気持ちを受け止め、「ゆっくりで大丈夫だよ」「先生と履いてみようか」など保育者と一緒に取り組めるよう声をかけていった。

人間関係

気の合う友だちの側に行き、「○○ちゃん、遊ぼう」と声をかけ、遊びに誘おうとしたり、遊びに入れてもらおうとしたりする姿が見られた。友だちと一緒に遊ぶ中で、思いが上手く伝わらず玩具の取り合いやトラブルに繋がることもあった。友だちと関わって遊ぶ楽しさを味わえるように仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日が多かったので、園庭に出て遊ぶ機会を作った。体力がついてきて保育者と追いかけっこをしたり、友だちとフラフープで電車ごっこをして園庭中を走ったりすることを楽しんでいた。月齢の小さい子は小さな段差でもつまずいてしまうことがあるので、落ちている玩具を片付け、体を十分に動かすことができるよう広いスペースを確保していった。

言葉

子ども同士での関わりが増え、「貸して」「いいよ」などと言葉のやりとりをする姿が見られた。保育者の仲立ちがなくても会話をしたり、一緒に遊んだりする場面が見られるようになってきた。やりとりを側で見守り、友だちに言葉で思いが伝わる嬉しさを感じられるよう関わっていった。

表現

絵本に登場する動物のポーズを真似したり、音楽に合わせて体操をしたりすることを楽しんでいた。友だちと顔を見合わせたり、「先生も」と保育者を誘ったりする姿が見られた。友だちや保育者と一緒に体を使って表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

「お腹空いた」「今日の果物は何?」などと言って給食やおやつを楽しみにしている姿が見られた。子どもと献立を確認したり、食材の話をしたりして興味が広がっていくよう関わっていった。
食事中に体を横に向けたり、姿勢が崩れたりする子の姿が見られた。「座り方はどうだったかな」と声をかけたり、正しい座り方を伝えたりしていった。

育児あれこれ