健康
月の前半は、天候が良く暖かい日が続いたため、体調に配慮しながら外で遊ぶ機会を作っていった。戸外に出ることを喜び、園庭では好きな玩具を探して砂遊びを楽しんだり、園庭を散策したりする姿があった。戸外で過ごす気持ち良さや楽しさが味わえるように一人一人に関わっていった。着替えや紙パンツの交換時、服を着たりズボンをはいたりしようとする姿が増えてきた。難しい時もあるが、自分でしようとする姿を認め、意欲につなげていきたい。
人間関係
同年齢や年上児の遊びに興味を持ち、一緒にごっこ遊びを楽しむ姿や友だちの側で遊んだり、友だちの名前を呼んだりして関わろうとする姿があった。保育者も遊びに加わり、楽しい気持ちに共感したり、「優しくしてもらって嬉しいね」と声をかけたりして、子ども同士の関わりを見守っていった。
環境
年上児の遊びへの興味が広がり、「あーけーてー」や「どうぞ」と言って、パズル遊びやごっこ遊びに加わろうとする姿が増えてきた。年上児と同じ玩具を使いたい気持ちをしっかりと受け止め、同じ玩具を用意したり、保育者も一緒に遊んだりしながら、好きな遊びが十分楽しめるように関わっていった。
言葉
片言や一語文、二語文などで自分の思いを表現したり、手遊びの歌を口ずさんだりする姿があった。また、「これは何かな?」と保育者の問いかけにはっきりとした言葉で答える姿も見られた。言葉でのやりとりを一緒に楽しみながら、喜びを感じられるように関わっていった。
表現
年上児とのごっこ遊びに加わって遊ぶ姿が増えてきて、ままごとのごちそうを食べたり作ったりする真似を喜ぶようになってきた。ごっこ遊びや見立て遊びを楽しむ姿に共感しながら保育者も一緒に遊び、「おいしいね」「おかわりください」など声をかけ、ごっこ遊びや見立て遊びを楽しんでいった。
食育
手づかみやスプーンを使い意欲的に食べる姿があった。スプーンですくって食べる姿も増えてきたが、慌てて口に入れようとしてこぼしたり、一口大よりも多く口に詰め込もうとしたりする姿もあったため、手を添えたり、必要に応じて声をかけたりしながら側で見守っていった。