2歳うさぎ組2022年度3月のまとめ

健康

排泄面ではズボンとパンツを足元に下げて便座に座り、排泄をしたり、便意を伝えてトイレでしたりする姿が増えてきた。その姿を認めて言葉をかけていき、排泄の自立を見守っていった。また、排泄後の手洗いが身に付くように促したり、手洗いの様子を見守ったりして衛生面に配慮していった。

人間関係

ソフト積木で作ったシーソー遊具に友だちがまたがっていると、後方側を押し下げて揺らしてあげる姿が見られ、揺れ動く感覚を喜ぶ友だちとの関わりを楽しんでいる場面があった。また、シーソー遊具を友だちと交代して使えるように、保育者が仲立ちをしていった。

環境

暖かくなり、園庭で遊ぶと草花が咲いていることに気付いて集めたり、ままごと遊びに草花を加えてご飯作りを楽しんだりする姿があった。また、アリやてんとう虫などの小さな生きものを見つけると、バケツに入れて動く様子を観察して楽しむ場面もあった。「草を食べてる」と虫の動きを伝える姿があり、保育者も一緒に観察しながら、子どもたちの気付きやつぶやきに共感していった。

言葉

友だちが使っている玩具が欲しい時に強引に取ろうとする場面ではトラブルになるので、「使いたい時は貸してってお願いしようね」と知らせて仲立ちをしていった。やりとりが成立し、貸してもらった嬉しさを言葉で代弁し、次へのやりとりへとつながるように関わっていった。

表現

果物や動物の絵柄の塗り絵にマーカーペンで色塗りを楽しむと、部分ごとに色を変えて塗っていたり、頭部には複数の直線を描き加えて髪の毛を表現したりする子が見られた。また、電車が好きな子は踏切や遮断機などを自分なりの表現で描き表して保育者に伝える場面があった。絵や言葉で子どもが伝えることを受け止めながら、描く楽しさに共感していった。

食育

食事中、箸を使うことに慣れてきて食材を摘まみ取れると、「見てー」「取れたよ」と嬉しそうに知らせる姿が見られた。嬉しい思いを汲み取って認めていき、意欲的に楽しく食べていけるように見守っていった。

育児あれこれ