2歳児の「寄り道」

2歳児は「寄り道」が好きである。
彼らにとって「寄り道」は好奇心の現れであり、周囲に関心を持ち、いろいろなことに興味を持つことが出来る様になった証拠でもある。
例えば、おもちゃ箱から人形など指定した玩具を持ってきてくれる様に依頼すると、理解できることも多く、おもちゃ箱に向かって進んでいく。しかし、一歩足を踏み出した時から「寄り道」をする可能性がある。一歩踏み出した途端に犬がワンワンと吠えれば「あ!ワンワンだ!」となり、興味の方向が変わってしまっても不思議ではない。
何とかおもちゃ箱にたどり着いても、おもちゃ箱で目当ての人形を探しているうちに別の興味ある玩具を見つけそちらを手に持ってしまうことも珍しくはない。
無事に目当ての人形を探し出し、手に持って帰ろうとしても、ついでに別の玩具が目について、それを手にしようとして目当ての人形を離してしまうこともあるだろう。
無事戻るべく一歩を踏み出しても、行きと同様、帰りにも誘惑はたくさんあるだろう。人形が着ていた服が脱げることもあるだろう。脱げた洋服の方に興味が移ってもおかしくない。
2歳児にとって、周りのすべては大人のいう「遊び」の対象なのである。これは、食事中も、昼寝の時も、おやつを食べていても、夜眠ろうとした時でも、いつも、なんでも、「遊び」の 対象となっているのであり、それを前提に彼らと付き合っていくしかない。 ——————————————————————————–Kaname Tanimoto 13.05.10