4歳きりん組2017年度3月のまとめ

健康

室内外で積極的に体を動かす機会を作り、全身を使って色々な動きをしたり、友だちと一緒に体を動かしたりして、楽しさや充実感を味わってきた。体を動かすことで体力が増して活動時間も長くなり、満足感をもって食事に向かう姿に繋がっていった。また、健康に過ごすことへの意識を高められるよう、手洗いや着替えの大切さを繰り返し丁寧に伝えることで、自分たちで意識して取り組む姿が増えていった。

人間関係

友だちとの関わりの中で、自分の思いを通そうとしてトラブルになることが多かった。必要に応じて仲立ちをしていくことで、言葉で伝えようとしたり、相手の思いに気づいたりする姿が増え、自分たちで「じゃあこうしよう」と解決しようとする姿も見られるようになっていった。友だちの様子にも関心が広がり、友だちが困っていると、「どうしただ?」と声をかけたり、保育者に知らせたりして友だちとの関わりも深まっている。

環境

季節ならではの遊びや保育室で虫に触れることを取り入れ、自分で見たり考えたりすることを大切にしてきた。絵本や紙芝居でも自然物について触れ、自然事象への興味関心を高めていけるようにしていった。

室内環境では、子どもたちの興味や遊びのスペースに合わせて棚や玩具の位置を見直すことを大切にし、好きな遊びをじっくりと楽しめるように配慮していった。配置が分かりやすくなると片づけもスムーズになっていった。

言葉

自分の思いをうまく言葉にできず手で叩く、または強い口調になることで友だちとトラブルになることが多かった。言葉で伝える大切さや、その言葉を使った時の相手の気持ちにも気づけるようその都度丁寧に関わっていった。お話タイムとして、集団で話を聞く機会を作っていった。その中で、リズムや物語を想像する楽しさ、相手の話を最後まで聞く大切さなども味わえるよう配慮していった。

表現

踊りに興味をもつ子が多く、色々な場所で親しみ、リズムに合わせて体を動かすことや表現する楽しさに共感していった。また、工作や絵画、ブロックなどの創作活動の機会を大切にし、友だちの作品に刺激を受けたり、継続して楽しんだりできるように配慮していった。色々な表現活動を通して、表現する意欲に繋がり、保育者や友だちに思いを伝えたり、イメージを広げて製作したりする姿が増えていった。

食育

個々の体力に合わせながら活動時間を十分に確保し、充実感や空腹感をもって食事に向かえるよう配慮してきた。また、色々な友だちとの会話を楽しめるよう座る場所を工夫していった。年度末には、バイキング準備も加わり、役立ち感を味わいながら喜んで食事に向かう姿が増えていった。食事マナーについては、必要に応じて声かけし、意識できるようにしていった。

育児あれこれ