1歳うさぎ組2022年度7月のまとめ

健康

中旬ごろから咳、鼻水が出る子が多くなり、発熱や下痢、夏風邪などで体調を崩し、欠席する子が多かった。室内の換気をこまめにしたり、子どもたちの検温をしたり、水分補給をしたりし、体調の変化に留意していった。

ズボンの着脱や、食事前の手洗いなど、身の回りのことに少しずつ興味を持ち、自分でやってみようとする姿が増えてきた。子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にし、一人一人の発達段階を把握しながら、それぞれの必要に応じて援助をしていった。

人間関係

友だちと同じ遊びがしたくて、同じ空間で遊んでみたり、気の合う友だちの名前を呼んで誘ったりと、友だちに興味や関心が高まり、一緒に遊ぼうとする姿が増えてきた。一方で、関わり方が分からず玩具や場所の取り合いになってしまったり、力加減がわからず、友だちを押してしまったりする姿も見られたので、保育者も一緒にあそんだり、子どもの気持ちを言葉にしたりして、友だちとの関わり方を伝えていくようにした。

環境

雨の日が続いたり、体調が優れない子が多かったりして、今月は1回しか水遊びをすることができなかった。初めての水遊びは、どの子も水に抵抗なく、とても喜んで水に触れて楽しんでいた。危険の無いよう、常に子どもの様子を把握しながら、保育者も一緒にカップで水をすくったり、ホースで水をまいたりして楽しさを共有していった。水遊びができなくても、室内でボールプールをしたり、新聞紙でプールに見立てたり、水遊び用の玩具や水車などを室内で使って楽しんだりと、水あそびに期待がもてるようにしていった。

言葉

2語文や単語、仕草、身振りなどで自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。「いっしょだね」と友だちと同じ遊びを楽しんだり、「かして」と手を差し出し、貸してほしい思いを伝えたりしながら、友だちのやりとりを楽しむ姿も見られた。思いを伝えようとしている姿を大切にし、言葉を繰り返したり、添えたりしてやりとりを楽しめるようにしていった。

表現

好きな絵本を「もういっかい」と繰り返し楽しんだり、語尾を真似して一緒に言ったり、自らページをめくったりして絵本に触れて楽しむ姿が多く見られた。絵本棚から好きな絵本を選んだり、すぐに手に取って見ることができるようにしたりと、環境を整えていった。また、音楽に合わせてリズム遊びも楽しんでいった。「かえる」「とんぼ」など、子どもたちのリクエストに応えながら、ピアノを弾いて、保育者も一緒に身体を動かし、楽しさを共有していった。

食育

食材に興味をもち、「これは何?」と尋ねたり、「にんじんあったよ」と知っている食材を周りの友だちや保育者に伝えたりする姿があった。「○○だね」「にんじんおいしいね」など、食材の名前をつたえながら、食材に興味を持って、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。

育児あれこれ