1歳うさぎ組2022年度8月のまとめ

健康

体調を崩す子はほとんどおらず、水遊びや氷などを使った感触遊びを楽しむことができた。排泄面では、保育者に誘われるとトイレに座り、排泄ができる子が増えてきた。「やったね」「できたね」と褒めていき、トイレに興味をもち、自らトイレに向かえるよう、声をかけていった。また、食事前にエプロンを自分で取ったり、食事後に口や手を拭いたりすることが身に付いてきて保育者の声かけが無くても自分から行う姿がたくさん見られた。日々の積み重ねを大切に、自分でしたいという気持ちを育てていくようにしたい。

人間関係

子ども同士で遊びに誘い合う姿が増え、おいかけっこや簡単なやりとりを楽しんでいた。玩具を使ってやりとりをする子もおり、スプーンで友だちに食べさせてあげる真似をしたり、手提げバッグを持って、「一緒に行こう」と言い、やりとりをしながら保育室を歩いて遊んだりする姿が見られた。同じ遊びをするようになり、友だちと同じ玩具が使いたくて、玩具の取り合いになることもあるが、「貸してっていってみようか」「○○ちゃんが使っているから、こっちはどうかな?」など一緒に遊びたい子どもの気持ちを受け止めながら、相手の気持ちを伝えたりして仲立ちし、友だちと関わる楽しさが感じられるようにしたりしていった。

環境

先月は気温が高く、水遊びや感触遊びの機会がもてなかったことを反省し、保育室内で感触遊びをする機会を増やしていった。氷を用意すると手に取って、氷の冷たさや手触りを感じることができ、食紅を混ぜた氷をコップに入れてジュースに見立てて遊ぶなど、遊びが展開していった。また、寒天遊びでは、手で握ったり、ちぎったりして寒天独特の感触を楽しみ、氷遊びの時には消極的だった子も最後まで遊び続けるなど、遊びこむ姿がたくさん見られた。「つめたいね」「ぷるぷるしてるね」など子どもたちが感じたことを言葉にしていき、一緒に触れて楽しさに共感していった。

言葉

「一緒にしよう」「○○見る」などの二語文を話すことが増え、だんだんと言葉で思いを伝ようとする姿が増えてきた。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、丁寧に思いに応えていくようにしたり、やさしく語り掛け、「どうぞ」「ありがとう」など簡単な言葉を使ったやりとりを遊びの中で楽しんだりしていくようにしていった。

表現

製作遊びではスタンプをして、絵の具で花火を表現して遊んだ。自分で絵の具の色を選べるようにしていくと、「ピンク」「黄色」と好きな色を保育者に伝えたり、指差しで使いたい色を伝えようとしたりしていた。自分でスタンプし、色が画用紙につくことが面白く、ポンポンとテンポよくスタンプを楽しむ姿がみられた。完成した作品を見ながら、「花火見た」「どーん!」と家庭で見た花火の様子を伝える子もいた。

食育

夏の暑さの疲れもあったためか、少し食欲が落ちている子もおり、食事がすすまない子もいた。保育者が側に寄り添い、楽しく食べられるように言葉掛けをしたり、食事の介助をしたりした。また、汁物など食べられるものの量を増やすなど無理強いせずに食事が摂れるようにしていった。

育児あれこれ