3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2018年度7月のまとめ

健康

水遊びが本格的に始まったので、約束事を確認して、安全に遊べるようにしていった。また、一人で着脱や後始末をしようとする姿を認め、自信に繋がるようにした。気温が高い日が続くので、こまめな水分補給や休息を心がけて快適に過ごせるようにしていきたい。

人間関係

気の合う友だちと誘い合って数人で遊ぶことが増えた。パズルの種類を増やしたことで「新しいのだよ」「一緒にしよう」など、やりとりを楽しんでいた。思いの行き違いや言葉が出ないことでトラブルになることがあったので、お互いの気持ちを丁寧に伝えていった。

環境

カブトムシの成長や園庭の野菜の生長を観察する機会を作り、親しみが持てるようにしていった。保育室で飼育しているカブトムシが成虫になったのを見て「すごいね」「メスもいる!」と保育者や友だちに嬉しそうに伝えていた。今後も子どもの気付きや発見に共感していきたい。

言葉

友だちが泣いていると「どうしたの?」と優しく声をかけることが増えてきた。また、保育者が話を聞くとその場の状況を言葉で伝えられるようになってきている。言葉で上手に伝えられず、手が出る子もいるが保育者がどうすれば良かったのか聞くと「やめてって言う」など、その場に合った言葉が分かるようになってきた。

表現

夏祭りのダンスを気に入り、音楽が流れると張り切って踊る姿が見られた。また、ピアノに合わせて歌を歌ったり、新しい手遊びを取り入れたりしてクラス全体でリズム遊びに親しんでいった。

塗り絵やお絵かきを繰り返し楽しめるように色鉛筆や用紙を用意すると、好きな色を選んで集中して塗り込んだり、模様や人物を描いたりと楽しんでいた。遊びが広がるように必要に応じて数や種類を調節していった。

食育

園庭で収穫された野菜が給食に入っていることを伝えると「ぞうさんが作った野菜!」と喜んで食べていた。スプーンや箸の持ち方や食器を持って食べることを丁寧に伝え、食事のマナーを意識できるようにしていった。

バイキング給食では、一人で配膳するようになり、より食への興味・関心が深まっている。…

3歳ぱんだ組2018年度6月のまとめ

健康

虫歯予防集会や絵本、紙芝居などで折に触れて歯の大切さを伝えていった。歯に良い食べ物を意識して食べたり、丁寧に歯を磨いたりできるように、一人一人に声をかけたり、連絡ノートに「☆(ピカピカ)」マークを記入して家庭と連携を図ったりしていった。

汗をかいたり、水遊びをして汚れたりした時には、他クラスと連携をしながらシャワーや着替えを行い清潔さを心掛けた。

下旬になり、溶連菌感染症で入れ替わりに休む子があったので、遊びの様子や食事量、咳など普段と変わった様子がないかに気を付けていった。

人間関係

特定の友だちと誘い合って遊んだり、バイキング給食を楽しんだりしていた。仲間の輪ができると「入ったらダメだよ。」などという子もあったため、「一緒に遊びたいんだって。」「さみしい気持ちになるよ。」「先生も入れて欲しいな。」などと伝えながら、いろいろな友だちと関わって遊ぶ楽しさを感じられるように仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日には園庭に出て虫探しや鉄棒、木登りなどをしてしっかりと体を動かして遊んだ。また、気温の高い日には、色水を使ってジュース屋さんごっこをしたり、泥団子づくりをしたりしながら水遊びを楽しめるように環境を整えていった。また、シャワー後の保育室までの移動や着替え、室内遊びが安全に行えるように、時間に余裕を持って計画し、子どもたちが自分で取り組みやすいように設定をしていった。

言葉

「一緒に遊ぼう。」「一つあげる。」などの思いや、「どこにしまうの?」「ボタンができん。」などの困っていることを言葉で伝えようとする子が多くなってきた。しっかりと耳を傾けて欲求に応え、伝わる喜びを感じられるようにしていった。しかし、まだまだ言葉よりも先に手が出たり、上手く伝えられずトラブルになったりすることも多かった。優しく声をかけながら気持ちをくみ取り、代弁しながら表現の仕方を伝えていった。

表現

夏祭りに向けて笹飾りを製作したり、踊りを踊ったりして風情や気持ちを高めていった。好きな色や形の折り紙を組み合わせて作ったり、曲に合わせて踊ったりする様子から待ち遠しさが伝わってきた。練り歩きや踊りを喜び、「ワッショイ!ワッショイ!」と大きな声で掛け声を発したり、元気にポンポン振ったりして楽しんでいた。

食育

食事中の姿勢や食器、箸(スプーン)の持ち方などを意識できるように、一人一人に声をかけたり、手を添えたりしていった。

虫歯予防の話とも絡めながら、好き嫌いなくバランスよく食べることの大切さを伝えていった。友だちを褒める保育者の声かけに刺激を受けて、苦手な食材を一口でも多く食べようとする姿も見られた。…

3歳ぱんだ組2018年度5月のまとめ

健康

新しい環境や生活に慣れ、身の回りの簡単なことを自ら進んでしようとする姿が見られた。天候の良い日が多く、園庭に出て虫探しや水遊びをしたり、体を動かしたりして遊んだ。服が汚れたことを保育者に伝え、自ら着替えようとする姿があった。汚れていても着替えようとしない子には、声をかけて着替えるようすすめていった。

人間関係

気の合う友だちを誘い合って遊ぶ姿が多く見られたが、友だちと同じものを作ろうとして玩具の取り合いでトラブルになる事も多かった。お互いの気持ちをしっかりと受け止めて代弁し、相手の気持ちを知ることができるよう声をかけていった。異年齢児の遊びに加わろうとしたり、興味をもって真似をしたりと異年齢児と遊ぶことを喜んでいた。

環境

園庭に出ると夢中で虫探しをし、見つけると虫かごやバケツに入れて、友だちや保育者に嬉しそうに教えていた。一緒に土の中や葉っぱの裏などを探して見つかった時の喜びを共有していった。

次の活動に期待が持てるように声かけをすると率先して片づけをする子がいた。片づけが進まない子には個別に声をかけてゲーム感覚で楽しく片付けられるようにすると片付けようとする姿が見られるようになってきた。

言葉

自分がしたいことやしてほしいことをごっこ遊びの中や日常の会話でやりとりする姿があった。うまく言葉で伝えられない子どもには、気持ちを汲み取ったり、代弁したりしてやりとりが楽しめるようにしていった。また自分の思いが相手に上手く伝わらず、口調が強くなったり手が出たりする事もあったので、その都度丁寧に伝え方を知らせていった。

表現

保育者がピアノを弾くと、歌を口ずさんだり体を揺らしたりする姿が見られた。新しい手遊びをすると「もう1回やって」と何度も繰り返し楽しんでいた。子どもが興味を持てるように表情豊かに表現していった。また、「これがにほんのおまつりだ」の踊りもすぐに覚え、室内外問わず「太鼓の曲かけて」と保育者にリクエストしていた。

食育

スプーンを使って食べる子が多いが、箸も一緒に置くことで挑戦する子もいた。友だちと会話をしながら、給食の時間を楽しんでいた。バイキング給食を楽しみにし、ぞう組が見守る中、自分で皿に盛りつけたり、自分で選んだ席に座って食べたりすることを喜んでいた。散歩中に見かけた野菜の話にも触れながら、保育者も「美味しいね」などと子どもとの会話を楽しんでいった。…

3歳ぱんだ組2018年度4月のまとめ

健康

新しい環境に慣れ、張り切って身の回りの事を自分でしようとする姿が見られた。特に着替えについては、外遊びや食事での汚れに気がついて、すすんで行う子どもが多い。自分でやってみようとする気持ちを大切にしながら、必要に応じて手を添えていった。

紙パンツを使用している子ども一人一人の自立度を理解し、こまめに声をかけるなどして排泄や布パンツへの着替えを促していった。

人間関係

保育者に親しみが持てるよう、一人一人に声をかけながら触れ合ったり、一緒に遊んだりしていった。特に新入園児については、不安な気持ちをしっかりと受け止め、遊びへの興味や友だちとの関わりが持てるように遊びに誘ったり、仲立ちをしたりしていった。

玩具の貸し借りや場所の譲り合いなどの場面では、まだまだ言葉よりも先に行動をする姿が多く見られるため、「かして」「かわって」「もう少し待ってね」などとお互いの気持ちを代弁しながら見守っていきたい。

環境

集会や誕生会、英語であそぼうなどはじめての経験が続いたが、子どもたちの不安や戸惑いが少なくなるよう、事前に話をしたり、年中・年長児の楽しんでいる様子を見学したりしていった。どの子も当日を心待ちにし、落ち着いて参加していた。

天候の良い日には積極的に園庭に出て遊び、固定遊具や玩具の使い方などを伝えながら、事故やケガのないように見守っていった。また、子どもたちの目線や気持ちになって、興味を惹かれる誤った玩具の使い方や危険な場所などについて保育者間で共通理解をしていった。

言葉

保育者や友だちとの会話をとても楽しみ、行事の後は「楽しかった!」「次はいつあるの?」など気持ちを話していた。排泄や食事の場面でも、困っていることを自分で保育者に伝えたり、側にいる子どもが代弁したりする姿が見られた。

恥ずかしさから口に出せない子もあったので、仕草や表情に注意しながら関わり、思いや欲求を受け止めて援助していった。

表現

新しい手遊びを覚え、活動の節目や友だちを待つ間などに保育者と一緒に楽しんでいる。言葉と仕草をアレンジしたり、テンポに変化をつけたりしながら心を落ち着かせたり集中力を引き出したりした。

集会などの場でも、元気よく歌を歌って楽しい気持ちを表現している。

食育

保育者や友だちと一緒に食事をすることを楽しんでいた。姿勢が崩れたり、よそ見をしておかずがこぼれてしまったりすることもあったので、マナーを意識できるように声をかけていった。

ホールでのバイキング給食を楽しみにしながら、自分で盛り付けたり、席へと運んだり意欲的に取組んでいる。…

3歳ぱんだ組2017年度3月のまとめ

健康

戸外で身体を動かして遊ぶ姿が多く見られた。また、身体が温まると上着を脱いでテラスに仮置きしたり、寒くなると上着を着たりして、自分で衣服の調節をしていた。基本的生活習慣が分かり、手洗いうがいを進んでする子が多くいた。友だち同士「次は○○するよ」「○○してから」などと伝え合う姿があった。自ら進んで行動しようとする姿を見守り、忘れている子にはさり気なく声を掛けたり、そっと手を添えたりしていった。

人間関係

気の合う友だち同士、誘い合って遊ぶ姿が多く見られた。また、年長児、年中児がしている遊びを見て、真似たり、遊び方を教えてもらったりする姿があった。「ぞう組さん、かっこいいね」「優しいね」など年上の友だちに憧れが持てるように声を掛けていった。

環境

進級に向けて、年長児の保育室で過ごすと、友だちと誘い合って色々な玩具で遊びを楽しんでいた。いつもと違う雰囲気に戸惑う子には、優しく声を掛け側で見守っていった。散歩に出掛け、つくしを見つけると「いっぱいあるね」「大きくなったね」と伝えたり、てんとう虫を観察したりして春の訪れを感じられる散歩ができた。子どもたちの発見に共感したり、他の子にも伝えたりして、発見を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの話を聞いて「すごいね」「いいな」と相槌をしたり自分の思いを伝えたりして会話を楽しんでいた。また、「私は○○だよ」と相手の話に合わせて自分の話をして会話が盛り上がっていた。トラブルがあった時も、落ち着くと相手の思いを聞こうとし、相手の思いに気付くことができてきている。嫌なことがあった時には相手にどういう言葉で伝えたらいいのか繰り返し伝えていった。

表現

歌いたい曲をリクエストし、曲が流れると堂々と大きな声で歌う姿があった。その姿をしっかりと認め、自信につながるようにしていった。

年長児へのお祝いの小物入れ作りでは、思い思いに好きな絵を描いて楽しんでいた。年長児に色々なことを教えてもらったことや、トントン当番に来てくれたことなど、年長児にしてもらったことを振り返り、感謝の気持ちが持てるようにしていった。

食育

ひな祭りでは、女の子の健やかな成長を願って、食べ物の意味を伝えていった。食事の時間には、楽しい雰囲気の中で食事をしながら、正しい姿勢で食事をする大切さを伝えていった。正しい姿勢で食べている姿を褒め、他の子も意識できるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2017年度2月のまとめ

健康

体調不良の子が数名あったが、全体的には、元気よく雪あそびや外あそびを楽しむことができた。

帽子や手袋、ジャンバーの着脱がスムーズになり汚れや水濡れに気づくと自分の判断で着替えを行っていた。また、手洗い・うがいをすすんで行う子があり、その様子に気がついた子らが真似をして行うなど生活習慣が身についてきたと感じる。すすんで行えることをしっかりと褒めて、清潔を保つことで病気が防げることを伝えていった。

人間関係

特定の友だちから、いろいろな友だちとの繋がりへと広がりを見せはじめ、ごっこ遊びやぬり絵、折り紙などの場面に応じて、一緒にあそぶ友だちが入れ替わっていた。自分の思い通りにならなくて涙を浮かべる子や声を荒げる子もあったので、思いをくみ取りながら、友だちにもいろいろな考えがあるのだということを伝えていった。

環境

転園による新入園児が1名あった。基本的な生活習慣は身についているが、本園の1日の流れに慣れていないため落ち着きがないようにも見える。個別で声をかけたり、寄り添ったりしながら、安心して過ごせるようにしていった。

寒さに負けず外あそびや雪あそびを楽しんだり、天候の悪い日には保育室に巧技台やテーブルのトンネルを設けたりして、しっかりと体が動かせるようにしていった。

言葉

友だち同士で、家庭での様子や家族と外出をしたことなどを楽しそうに話す姿が見られた。自分の体験と重なるときには、「わたしも行ったことあるよ」「○○で出会ったよね」などと応えて会話が繋がっていた。

自分では気持ちをうまく言い表せずに困っている子もあったが、困っていることを保育者に教えにくるようになった。しっかりと気持ちを受け止めて代弁をしたり、相手にどのように伝えたら良かったのかを一緒に考えたりしていった。

表現

ひな人形作りを楽しんだ。雪を使った色彩あそびで、色が淡くにじんだり、混ざり合っていろいろな色が生まれたりする様子に深く関心をしていたので着物作りの過程に取り入れた。出来上がりの色合いをイメージしながら水彩ペンで書き染めた。出来上がった作品を見て、どの子もとても満足していた。

お別れ会で歌う歌が流れると、大好きな年長児を思いながら熱心に歌う姿がある。憧れや優しさ、頼もしさへの尊敬する心が現れていると感じる。

食育

節分集会では、行事の風習やその意味について学んだ。家庭でも豆まきをした、「風習について初めて知った内容もあった」と保護者からの声があり、家庭での食育にも繋がる良い機会になったと感じた。

友だちや保育者との会話を楽しみながら給食を食べていた。苦手な食材に困っている友だちに「がんばれ」「すごいね」などと声をかける子、後押しされて一口でも多く食べようとする子などの姿も見られとても良い雰囲気であった。…

3歳ぱんだ組2017年度1月のまとめ

健康

園庭に雪が積もり、雪あそびを楽しむことができた。ダイナミックに雪の上に寝転んだり、友だちや保育者と雪だるまを作ったりして全身で雪遊びを楽しむ姿が見られた。感染症が流行し、体調不良の子が多くいた為、子どもの体調の変化に気付けるようにしていった。手洗い、うがいを保育者が率先して行い、手洗い、うがいの大切さを伝えていった。

人間関係

友だち同士で誘い合って遊ぶ姿が、多く見られるようになってきた。「入れて」と言って遊びに入ったりして、複数で遊んでいた。自分たちでルールを決めて遊んだり、ルールを守っていない子や順番を子ども同士で声を掛けたりする姿もあった。また、年長、年中児の遊びに入ったり、遊びを真似たりして楽しむ姿もあった。

環境

雪が積もると、「雪遊びがしたい」と言って雪が積もったことを喜んでいた。氷柱や雪がとけて凍っていたことなど色々な発見を楽しんでいた。雪をカップに入れて、絵の具を使い雪に色を付けて氷屋さんごっこをしたり、雪のご馳走を作ったりしていた。子どもたちの発見に共感し受け止め、一緒に楽しんでいった。冬の自然に興味を持ち、触れたり発見したりして楽しむことができた。

言葉

連休中の出来事や、経験したことなどを保育者や友だちに伝え話を聞いてもらう嬉しさを感じながら会話を楽しんでいた。子どもの話したい気持ちを受け止め、相槌したり質問したりして会話を広げていった。また、自分の話を喜んでするが、友だちの話を聞いたり、会話をしたりする子が少なかったため、保育者が会話に入り友だちの話を聞く楽しさが感じられるようにしていった。

表現

節分に向けて、鬼のお面作りをした。はさみが使えるようになると使うことが楽しいようで、画用紙で鬼の角をはさみで切って作った。角が一つの子や二つの子などがいたり、紙を手でちぎったりして自分でイメージして作って楽しんでいた。完成すると、「みて」と友だち同士で作ったお面をつけたり、見せ合ったりしていた。また、好きな曲を流して歌をうたうことや曲に合わせて体を動かして楽しんでいた。

食育

正月料理の絵本を読んだり、イラストを見たりすると「これ食べたよ」「おいしかった」などと保育者に伝える姿があった。それぞれのおかずを食べる理由を話し、興味が持てるようにしていった。また、肘をついて食べたり、足をまげて食べたりする子の姿があり、食べる時の姿勢や茶碗を持って食べることなどその都度声をかけていった。…

3歳ぱんだ組2017年度12月のまとめ

健康

排泄後や食事前の手洗い、食後の歯磨きなどは、保育者からの声かけがなくとも自分からすすんで行えるようになってきた。できたことをしっかりと褒め、それを聞いた他の子どもたちが後を追って行動できるような声かけをしていった。

咳や鼻水の症状のある子が多くあった。前日や登園時は元気に遊んでいても、急に高熱になることがあったため、遊びや食欲などの様子に変化がないか保育者同士での連携を密に図っていった。また、与薬依頼が複数名ある日が続いたため投薬ミスのないよう、しっかりと声に出して氏名や服薬時間を確認し合った。

人間関係

初めての発表会を終えて、歌や踊り、劇を友だちと一緒に演じきった満足感や自信を得ることができた。その経験が後押しして、自分の気持ちを言葉でしっかりと友だちに伝えようとする姿が見られるようになったが、上手く伝わらずトラブルになりそうな場面も多くなった。一人一人の気持ちをしっかりと受け止めて、時には代弁をしながら、仲立ちをしていった。

休んでいる友だちに気がつくと「○○ちゃんが来ていないよ」「会いたいね」などと話をしたり、イスとりゲームでは「がんばれ!」と勝ち残っている友だちに声援を送ったりと、関心が深まっていく様子がうかがえた。

環境

セロハンテープやハサミなどを使って様々な製作に取り組み、保育者は必要に応じてそっと手を添える程度で、子どもたち自身が作り上げられるように準備を行った。絵本や紙芝居を楽しみながら風習を知り、この季節ならではの装飾を作って楽しんでいた。

バイキング給食でテーブルやイスが保育室から運び出される日には、巧技台や三角マットなどを用意して、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるようにしていった。

言葉

かるたやぬり絵を楽しみながら、休日の出来事や好きなキャラクターについて話すことを楽しんでいた。時系列をしっかりと捉えはじめ、「昨日」「今日」「明日」の言葉を使い分けて会話を楽しんでいた。

言葉の発達の著しい子と緩やかな子とで差はあるが、どの子も自分なりの言葉で思いを伝え、話すことが楽しいと思えるような声かけを心掛けた。

表現

絵本や紙芝居を観てクリスマスや正月へのイメージを膨らませていった。ツリーの絵では、友だちが色付けしたケント紙を使ったもみの木や、金色の星で楽しみに待つ思いを表現した。また、カードやケーキを製作しながら、家族やきょうだいへプレゼントしたいと話すなど、作品にもその優しさがあふれていた。

食育

食器が軽く、小ぶりになったことで持ちやすくなった。汁や和え物などがすくい上げ易くなったため、食べこぼしもなくなった。しっかりと褒めて楽しくきれいに食べることができるように努めた。

苦手意識の強い食材も、一口でも多く食べることができるように、どんな味がするのか、どんな栄養になるのかなど興味が持てるような声かけをしていった。…

3歳ぱんだ組2017年度11月のまとめ

健康

戸外に出る時には自ら上着を着ようとしていた。なかなかチャックが閉められない子もいたが、保育者が閉め方を伝えたり側で見守ったりすると、自分で出来る子が増えていた。自分で出来た時には、一緒に喜んでいった。また、積極的に園庭に出て、追いかけっこなどをして身体を動かして楽しんでいた。

人間関係

中学生や高校生との交流の回数を重ねるごとにお兄さん、お姉さんに親しみをもち、自ら話しかけたり、「○○がいい」「○○しよう」など自分の思いを伝えたりする姿が見られた。

気の合う友だちとルールのある遊びやごっこ遊びなどをして関わって遊ぶ姿が多く見られた。また、年中・年長児の遊びに興味を持ち、年中・年長児と一緒に遊びを楽しむ姿があった。

環境

戸外に出掛け、ドングリや紅葉した落ち葉拾いを楽しみ、身近な秋の自然に触れていった。粘土で作ったクッキーの飾りにドングリを使い自然物を使って楽しんだ。

気温が低くなり、「寒いね」「雪降るかな」と会話をする子がおり、冬の訪れを感じ、雪が降ることを楽しみにしていた。

言葉

休み明けや、出来事などを友だちや保育者に嬉しそうに知らせる姿も多く見られた。友だちとごっこ遊びをしながら役に合った台詞を言い、やり取りを楽しむ姿があった。また、友だちとトラブルになった時には「やめて」「ごめんね」「いいよ」などと子ども同士の言葉のやり取りだけで解決する事もあった。

表現

発表会に向けて表現遊びや劇遊びを多く取り入れていった。日々の生活の中でも保育者や友だちと一緒に発表会の劇の台詞を言って楽しんだり、体を動かしたりして楽しんだ。また、知っている歌を口ずさんだり、友だちと大きな声で歌ったりする事を楽しんでいた。子どもたちが楽しめるよう、好きな曲や発表会に向けて音楽を流していった。

食育

苦手な食材でも、友だちの食べる姿を見て、食べてみようとする子が増えてきた。色々な食材を食べる大切さについて伝えながら、一緒に給食の時間を楽しんでいった。また、食べる時の正しい姿勢に気づけるよう声をかけていった。…

3歳ぱんだ組2017年度10月のまとめ

健康

天候の良い日には積極的に散歩に出掛け、気温の差や田畑の作物に触れることで、秋の深まりを感じとれるようにしていった。

初めての運動会では、気負うことなく、いつも通り元気いっぱいに体を動かしてかけっこやダンスを笑顔で楽しむ頼もしい姿がみられた。

後半になると、気温差に体調を崩し、日中元気に過ごしていても夕方になると高熱が出るなどして欠席をする子が多くあった。食欲や活動量の差など、いつもと違う様子に早く気付けるよう注意深く見守っていった。

人間関係

尚徳中学校2年生との交流では、すぐに打ち解けて嬉しそうに膝に座ったり、腕にじゃれついたりしていた。お店屋さんごっこでは、ペアの中学生としっかり手を繋いで店を巡っていた。恥ずかしそうにしながらも、売り子役のぞう組とのやりとりを楽しみ、目当ての品物を買い求めることができて、どの子も満足そうな笑顔を見せていた。保育者や気の合う友だち以外の人との関わりを、楽しもうとする姿が見られるようになった。

環境

天候の悪い日には、室内に巧技台やマットを用意し、全身を使って遊べるようにしていった。内容も複数用意したことで、子どもたちが自分に合ったものを選んで無理なく遊ぶことができた。

体調不良の子が多い日は、日頃は部屋にない玩具を用意したり、製作コーナーを設けたりしながら、室内環境に変化をつけ、ゆったりと遊んで過ごせるようにしていった。

言葉

運動会への意気込みやその後の感想を、自分なりの言葉で一生懸命に保育者に伝えていた。仲の良い友だち同士では、「おもしろかったね」「早かったなぁ」などとお互いの頑張りを認め、声を掛け合う姿が見られた。一人一人が、話をすることや言葉で気持ちが伝わることの楽しさを味わえるように、優しく相槌をうち、ゆったりとした気持ちで話を聞いていった。

表現

散歩に出掛けた時に拾った木の実や落ち葉を使ったり、中学生と一緒に作ったりしながら、秋を表現した作品やお店屋さんごっこの商品を楽しみながら作っていった。「どんな形がいいかなぁ?」「私はこの色にするよ」などと友だち同士や中学生とのやりとりの中で、自分のイメージを膨らませていっていた。

食育

散歩や絵本を利用して、稲や柿、サツマイモなどの身近な旬の食材を見て、触れて、匂いを感じて、楽しみながら食への興味を深めていった。

保育者や友だちとの会話や美味しい食事を味わいながらも、姿勢や、空いた手で皿を持つなどのマナーを意識して、テーブルや床にこぼさず食べられるように優しく声を掛けていった。…