3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2018年度2月のまとめ

健康

保育室の換気や、手洗い・うがいに気をつけていたが、保育者2名とクラスの7割の子どもが同時期にインフルエンザに罹患してしまった。活発に過ごしていても検温をするとすでに38℃を越えていることもあったので、細目に検温を行い咳などの諸症状も気にかけていった。

拡散防止のため、集会やバイキング給食などの異年齢交流の場は控えた。

人間関係

自然と気の合う友だち数名に分かれ、かるたやトランプ、ブロックや積み木を組み合わせて動物園や工事現場を一緒に作るなど、会話を楽しみながら遊ぶ姿がみられた。ストレッチや運動遊び、ハンカチ落としなどに誘いながら、特定の友だち以外の子ともスキンシップややり取りを図れるようにしていった。

インフルエンザが治って友だちが揃ったこと、会えたことを「みんながいるね」と喜び合う姿に、仲間意識が深まっていると感じた。

環境

保育室と園庭とに分かれて活動する機会を作っていった。少人数ずつになることで、保育室では、ハサミを使っていろいろな素材を切って楽しんだり、一人一人の表現をじっくりと引き出したりしながら、製作活動に取り組むことができた。園庭では、サッカーや鬼ごっこなどを通して全身を使って遊ぶ楽しさを共感することができた。

園周辺につくしが生え始めた。散歩に出かけて探索したり、実際に触れたりしながら、春の訪れを感じ進級への期待や喜びが膨らむようにしていった。

言葉

自分の欲求や思いを保育者や友だちに言葉で伝えることができる子と、上手くできない子との開きが大きくなったように見えた。遊びを見守りながら、やりとりが上手くいかずもどかしそうにしている様子の時には、お互いの思いを汲み取り代弁しながら仲立ちをしていった。

表現

雛人形作りを楽しんだ。コーヒーフィルターを折る回数や大きさ、絵具に浸す順番などを子どもたちが自由に行うことで、同じ3色を使いながらも柄や色合いがまったく異なる着物ができた。工程を分け、後半は少人数ずつ取り組んだ。絵本や紙芝居、実際に観たことのある雛人形の話をしながらイメージを引き出していった。ゆったりと取り組めることで、お雛様とお内裏様それぞれの表情や、背景の千代紙の柄や形、大きさ、数にこだわることができ、一人一人が納得のいくお雛様に仕上がった。

食育

節分の由来や風習を知り、豆まきや年の数だけ豆を食べた。「病気鬼を追い出そう」「福の神をよぼう」などと楽しみながら興味・関心を深めることができた。

ヤクルトの「うんちく講座」では、食べ物とうんちの関係やお腹周りの筋力を上げる体操を楽しく学ぶことができた。早速に苦手な野菜を積極的に食べようと頑張る子や、「今日バナナうんちがでたよ」などとお腹の調子を意識する子がいた。その姿をしっかりと褒め、周りの子どもたちに発信しながらバランスよく食べたり、運動したりすることを意識できるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2018年度1月のまとめ

健康

気温が低かったり、雨が降ったりして室内で遊ぶことが増えた。室内でも身体を動かせるようにホールや保育室の環境を整えていった。戸外で遊べる時には、保育者が率先して追いかけっこやサッカーなどをして、身体が温かくなることが感じられるようにしていった。また、風邪予防のための手洗いうがいも友だち同士で意識して行う姿が見られてきた。

人間関係

正月遊びやルールのある遊びを気の合う友だちを誘って、複数人で楽しむ姿がある。子ども同士で「こうしよう」とルールを確認し合って、遊びを展開していた。遊びを進めるなかで、言いたいことや感じていることがうまく伝わらない時には、言葉を足したり、代弁したりして一緒に遊ぶ楽しさや喜びが感じられるようにしていった。引き続き、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが感じられるよう見守っていきたい。

環境

雪が降ったことに関心を持ち、「早く積もらないかな」「雪だるま作りたいね」と喜んでいた。暖冬だったこともあり、氷や氷柱に触れて遊べる機会がなかった。紙芝居や絵本を通して、冬の自然に興味を持てるようにしていった。

遊んだ後の片付けがスムーズに行えるようになってきている。「頑張ったねシール」をクラス全体で取り入れたことで、積極的に片付けたり、物を大切に扱おうとしたりする姿が増えてきた。

言葉

年末年始や連休中の出来事を友だちや保育者に話し、盛り上がっていた。子どもたちの話を聞いたり、質問したりすると次々に話したい子がおり、自分のことを喜んで伝えていた。聞いてほしいがあまりに、聞こうとする子が少なかった。保育者が会話に入って質問したり、会話を広げていったりして友だちの話に興味を持てるようにしたい。また、共感することで、友だちの話を聞く楽しさや聞いてもらえた喜びが感じられるようにしていきたい。

表現

節分に向けて、鬼の帽子作りをした。ハサミやのり、画用紙、ペンなどを準備して様々な用具に触れながら作っていった。円錐の形に目や口を描くことが難しそうだったが、自分なりに怒っている鬼や笑っている鬼など、イメージして描いていた。眉と鼻は自分の好きな形にハサミで切っていった。難しい子には線を引いたり印をつけたりすることで、やりたい意欲を大切にしながら取り組むことができた。

食育

正月料理が出てくる絵本を読むと、「おせち知ってる」「黒豆食べたよ」と保育者に伝える姿があった。それぞれのおかずを食べる理由を話し、興味が持てるようにしていった。また、給食を食べるときに箸を持っていない方の手を使わずに食べる姿があったので、その都度正しい姿勢を伝えていった。…

3歳ぱんだ組2018年度12月のまとめ

健康

寒さが厳しくなり戸外へ出る際には、保育者に促されなくても自分からジャンパーを手に取って身支度をする姿があった。一人一人のペースで取り組めるように個別に声をかけ、コツを伝えたり、見守ったりしていくことで、苦手だったファスナーもほとんどの子どもが自分で留められるようになった。また、体が温まると自分でジャンパーを脱いで遊ぶなど、衣服を調節することもできていた。

人間関係

自分と一緒に遊んでいる友だちだけでなく、側で遊んでいる友だちのことを気づかうようになり、トラブルになりそうな時に「そういう時は“ごめんなさい”って言うんだよ。」「○○くんが走ったからぶつかったんだよ」などと、仲裁をしようとしたり、様子を伝えたりする姿があった。一緒に遊ぶ友だちが固定しているが、チームやペアで行う活動では、どの友だちと組んでも仲良く声をかけ合いながら遊びを楽しんでいる。

新入園児が1名あったが、温かく迎え入れてすぐに仲良くなった。発表会当日は家庭の都合で不参加となったが、劇あそびや歌や踊りの輪に加わって一緒に楽しむ姿が見られた。

環境

室内遊びが多くなることから、席替えに加えてテーブルの配置を大きく変え、子どもたちの話し合いでグループ名を決めるなど、心地よく遊べるようにしていった。段ボールの仕切りを多く用意し、子どもたちが自由にスペースを区切って遊んだり、様々な種類や難易度の玩具を揃えることで、一人一人が好きな遊びを見つけたりできるようにしていった。

言葉

発表会の感想やクリスマスへの期待やプレゼントの報告など、楽しかったことや嬉しい気持ちなどを友だちや保育者に一生懸命伝えようとしていた。言葉の発達の著しい子と緩やかな子とで差はあるが、どの子も話すことを楽しいと思えるよう一対一やスキンシップを図りながら、ゆったりとした気持ちで受け止めていった。言い間違いや難しい言葉は、優しく言い直したり、補ったりしながら伸び伸びと感情を表現できるよう会話を広げていった。

表現

早い時期からホールでの英語であそぼうや劇あそびを積み重ねてきたことで場所に慣れ、初めての発表会でも雰囲気を楽しみながら伸び伸びと表現できた。

絵本や紙芝居を観てクリスマスへのイメージを膨らませていった。絵の具やサインペンでの色遊びをしたり、折り紙を折ったり、ハサミで切り取ったりしながらクリスマスリースやツリー作りを行った。「かわいい」「いいねー!」などと会話をしながら心弾む思いを形にすることができた。

食育

初めてクッキングに参加した。年長児のアドバイスを真剣に聞きながら、大切にクッキー生地を形成していた。「難しい」「疲れた」と話す子もあったが、日頃自分たちが食べている食事やおやつを、保護者や給食職員の方々が手間をかけて作ってくださっていることを知る良い機会となった。できあがったクッキーを「すごくおいしい!!」と言いながら食べ、どの子もとても満足そうだった。…

3歳ぱんだ組2018年度11月のまとめ

健康

上着の着脱や後始末の仕方が分かり、自分でしようとする姿が見られた。なかなかチャックやボタンが閉められない子もいたが、保育者が閉め方を伝えたり側で見守ったりすると、自分でできるようになってきた。できた時には頑張りを認め、自信に繋げていった。また、手洗いうがいの大切さを伝え、進んで行えるようにしていった。

人間関係

中学生との交流では回数を重ねるごとに親しみをもち、自ら話しかけたり、製作時に「○○描いて」「〇〇にしようよ」など自分の思いを伝えたりする姿が多く見られた。

年中・年長児の遊びに興味を持ち、一緒に遊ぶ姿が増えている。ルールのある遊びを通して友だちとやりとりすることが増えてきたので、一緒に遊ぶ楽しさが味わえるようじっくりと関わっていった。

環境

散歩に出かけ、落ち葉やミノムシなどを見つけ、身近な秋の深まりを感じた。拾った落ち葉をままごとに使う姿もあり、自然物を遊びに取り入れる楽しさを共有していった。また、気温が低くなり、大山の山頂が白くなっていることに気づく子どもがいた。子どもの気づきに共感し、他の子にも知らせると雪が降ることを楽しみにしていた。

言葉

ごっこ遊びを通して、言葉のやりとりを楽しむ姿があった。玩具の使い方が違うときや嫌なことがあった時など、友だちに「違うよ」「いやだ」と言葉で伝えることができるようになってきた。遊びの中でトラブルになり、うまく言葉が出ず、その場から離れたり、手を出したりすることがあった。その都度、言葉を知らせたり、相手の気持ちを伝えたりして解決できるようにしていった。

表現

発表会に向けて表現遊びや劇遊びを多く取り入れていった。日々の生活の中でも友だちと劇の歌を口ずさんだり、セリフを言い合ったりして楽しむ姿が見られた。楽しそうに表現している子の姿を認め、クラス全体に頑張りを伝えていった。また、年長児のダンスに興味を持ち、一緒に踊る姿が見られた。CDを流して保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していった。

食育

散歩時に柿やさつまいもを見て、秋の食材に興味を持ち、給食に出た時には「散歩のときに見たね」と友だちに知らせる姿があった。食べる大切さについて伝えながら、給食の時間を楽しんでいった。また、お皿を持って食べることや食べる時の正しい姿勢に気づけるよう声をかけていった。…

3歳ぱんだ組2018年度10月のまとめ

健康

初めての運動会では、元気いっぱいに体を動かしてかけっこやダンスを笑顔で楽しんでいた。中には、会場の雰囲気に委縮してしまい保護者の側から離れられなかったり、涙が出たりする子もあった。一人一人の気持ちに寄り添いながら、その子なりの形で参加できるようにしていった。

園全体でアデノウィルスによる流行性角結膜炎が流行したため、目やにや目の充血などの症状に注意をはらったり、手洗い・うがいを促したりしていった。クラス内でも数名が罹患し、内2名が運動会当日を欠席することとなった。

人間関係

尚徳中学校2年生との交流では、すぐに打ち解けておいかけっこや虫探しを一緒に楽しむ姿があった。「また来てね」と笑顔で見送り、次回の交流を心待ちにしている。

気の合う友だちと誘い合って、パズルやぬり絵、かけっこや鉄棒など好きな遊びをじっくりと楽しむ姿が多く見られた。一緒に遊んだり、必要に応じて気持ちを代弁したりしながら、関わりが深まるようにしていった。

環境

運動会が終わった翌週に席替えを行った。次の活動への移行や配膳時の動線などがスムーズに行えるよう図った。

玩具の入れ替えや棚やテーブルの配置に変化をつけることで、好きな遊びにじっくりと取り組めるようにしていった。手先が器用になってきたので、パックスを置くと夢中になってロボットを作る子どもが現れた。

言葉

「一緒に遊ぼう」と誘ったり、「じゃあ、こういうのはどう?」とルールを提案したりしながら仲良く遊ぶ姿がよく見られた。友だちとのやりとりが上手くいかない時には、「仲間に入れてって言ったのに、○○くんがダメって言った」などと状況を保育者に伝えたり、その時の自分の思いを伝えたりできるようになってきた。言葉で気持ちが伝わることの嬉しさを味わえるように、優しく相槌をうち、ゆったりとした気持ちで話を聞き代弁や仲立ちをしていった。

表現

運動会のでは、元気いっぱい踊ったり、走ったり、跳んだりし、初めて参加する喜びや嬉しさを会場の方々に伝えることができた。特に親子競技では、保護者と一緒に参加できることをとても喜び、忍者になりきって修業をしていた。

製作では、ハロウィンへのイメージを表現した。コウモリの羽に、色々な折り紙を貼り合わせることで、明かったり、暗かったりする色合いで、「楽しそう」「怖そう」といったイメージを表現していた。

食育

散歩先で見かけた稲苅りの様子や畑の柿などで実りの秋を感じ、給食の際にふり返ることで食べ物への興味や関心を深めることできた。遠足の手作り弁当では、ボリューム満点ながら、嬉しさや楽しさから完食できる子が多かった。

保育者や友だちとの会話や美味しい食事を味わいながらも、姿勢や、空いた手で皿を持つなどのマナーを意識して、テーブルや床にこぼさず食べられるように優しく声を掛けていった。…

3歳ぱんだ組2018年度9月のまとめ

健康

運動会に向けてダンスやかけっこをしたり、巧技台を使ったあそびを取り入れたりし、思い切り身体を動かすことを楽しめるようにしていった。汗をかいた時には「シャワーする」と保育者に伝えたり、自らタオルで汗を拭いたりして汗の後始末をしようとする姿が見られた。

月の後半はアデノウイルスが流行したため、早めの対応を心掛けて体調の変化に気を付けていった。

人間関係

初めてするルールのある遊びは、不安そうにする姿もあった。保育者が丁寧にルールを伝えたり、一緒に繰り返し楽しんだりすると少しずつルールが分かり、友だちとあそびを楽しむことができてきた。また、玩具や場所の貸し借りも保育者が仲立ちしながらすることで、子ども同士でのやりとりがスムーズに行えるようになってきた。

環境

絵本や紙芝居を通して秋の自然や生き物に興味を持ちはじめ、散歩に出かけた時には「絵本でみたね」と会話が弾んでいた。散歩先は虫や旬の野菜、果物、稲を探したり、観察したりして自然物への興味や関心が広がるように畑や田んぼの多い農道に出かけて行った。また、見つけたものを観察したり、大切に育てたりできるよう図鑑を用意していった。

言葉

「これしたい」「〇〇してもいい?」と保育者に自分の欲求を言葉で表現できる子が増えてきたが、友だちとのやりとりが増える中で言葉が足りず、トラブルになることもあった。お互いの気持ちを伝えたり、言葉を足したりして仲立ちしながらやりとりを楽しめるようにしていった。引き続き、遊びや生活の中で必要な言葉を丁寧に伝えていきたい。

表現

運動会で踊るダンスを楽しみにし「○○踊りたい」とリクエストする姿があった。回数を重ねると自信を持って踊る姿が見られ、年中・年長児が見守る中、ホールで踊る時には張り切って踊っていた。恥ずかしさや不安な表情の子には側につき、表現する楽しさが味わえるように一緒に踊っていった。

食育

散歩の時に稲や野菜、果物を見つけると喜んで友だちや保育者に伝えていた。「これなんの野菜?」「僕、お米大好き」とより食に興味を持っていた。また、自分をカブトムシやプリキュアに見立てて、苦手なものにも挑戦しようとする姿が見られた。友だちの頑張りをクラス全体に共有し、意欲に繋がるようにしていった。引き続き、少しでも苦手意識が減るように旬の野菜を見たり、触れたりしていきたい。…

3歳ぱんだ組2018年度8月のまとめ

健康

水遊びの準備や後始末などの手順がわかり、ゆったりとした気持ちで取り組んでいた。天候が悪く水遊びができなくても、積極的にシャワーを行い、清潔さを意識したり、心身をリフレッシュしたりして過ごしていった。後半には、「汗をかいた」「シャワーしたい」と子どもたちの方から声があがるようになった。

空調の温度設定を細目に調整したり、しっかりと水分補給をしたりしながら熱中症予防に努めた。

人間関係

進級してから初めて席替えを行った。すぐに同じテーブルの友だちを覚え、かけっこや踊りをする際には、仲良く手を繋いで集まっていた。

ブロックやパズルを並んでしたり、一緒にしたりしながら相手のことを褒めたり、手伝ったりする姿が見られ微笑ましかった。子ども同士のやりとりを大切にしながら、トラブルのないように見守っていった。

環境

朝の会や読み聞かせの際の子どもの様子や、食事の際の動線について、保育者同士で確認し合いながら席替えを行った。子どもたちがお互いに意識をし合いながらいろいろなことに取り組むための刺激になればと願う。

水遊び後や、気温が高く外遊びができない夕方などに、子どもたちがゆったりと過ごせるように努め、玩具の入れ替えや補充を行ったり、興味を持っている恐竜や昆虫の折り紙を楽しんだりしていった。

言葉

友だちのしている遊びに興味を持ち、「一緒にしたい」「かわって」などと自分の気持ちを伝えられるようになってきた。また、その呼びかけに「いいよ」「もうちょっとしたい」ときちんと応えていた。折り紙やぬり絵でも、「○○の絵がいい」「□□を折りたい」などと、イメージやものの名前を保育者に伝えることができるようになった。一人一人の言葉にしっかりと耳を傾け、やりとりをしながら、思いが伝わることの喜びを伝えていった。

表現

英語であそぼうのミニ発表会に参加した。音楽が鳴なり始めると、どの子も一生懸命に踊っていた。ふり返りでは、「楽しかった」の意見がとても多く、表情からも満足している様子が覗えた。

午睡明けに運動会で踊る曲を流すと、順々に起きだしてきて踊り、最後はみんなでポーズを決めている。振り付けや順番もすぐに覚え、忍者になりきってみせるなどのびのびと楽しんでいる。

食育

苦手な野菜を少しでも食べ進めることができるように、野菜スタンプをして遊んだ。形や手触りを楽しんだり、出来上がった絵を観て友だち同士褒め合ったりしながら興味・関心を深めることができた。また、当時の給食に同じ野菜が登場したことで、試食したり、「食べてみたらおいしかった」と完食したりする姿が見られて良かった。…

3歳ぱんだ組2018年度7月のまとめ

健康

水遊びが本格的に始まったので、約束事を確認して、安全に遊べるようにしていった。また、一人で着脱や後始末をしようとする姿を認め、自信に繋がるようにした。気温が高い日が続くので、こまめな水分補給や休息を心がけて快適に過ごせるようにしていきたい。

人間関係

気の合う友だちと誘い合って数人で遊ぶことが増えた。パズルの種類を増やしたことで「新しいのだよ」「一緒にしよう」など、やりとりを楽しんでいた。思いの行き違いや言葉が出ないことでトラブルになることがあったので、お互いの気持ちを丁寧に伝えていった。

環境

カブトムシの成長や園庭の野菜の生長を観察する機会を作り、親しみが持てるようにしていった。保育室で飼育しているカブトムシが成虫になったのを見て「すごいね」「メスもいる!」と保育者や友だちに嬉しそうに伝えていた。今後も子どもの気付きや発見に共感していきたい。

言葉

友だちが泣いていると「どうしたの?」と優しく声をかけることが増えてきた。また、保育者が話を聞くとその場の状況を言葉で伝えられるようになってきている。言葉で上手に伝えられず、手が出る子もいるが保育者がどうすれば良かったのか聞くと「やめてって言う」など、その場に合った言葉が分かるようになってきた。

表現

夏祭りのダンスを気に入り、音楽が流れると張り切って踊る姿が見られた。また、ピアノに合わせて歌を歌ったり、新しい手遊びを取り入れたりしてクラス全体でリズム遊びに親しんでいった。

塗り絵やお絵かきを繰り返し楽しめるように色鉛筆や用紙を用意すると、好きな色を選んで集中して塗り込んだり、模様や人物を描いたりと楽しんでいた。遊びが広がるように必要に応じて数や種類を調節していった。

食育

園庭で収穫された野菜が給食に入っていることを伝えると「ぞうさんが作った野菜!」と喜んで食べていた。スプーンや箸の持ち方や食器を持って食べることを丁寧に伝え、食事のマナーを意識できるようにしていった。

バイキング給食では、一人で配膳するようになり、より食への興味・関心が深まっている。…

3歳ぱんだ組2018年度6月のまとめ

健康

虫歯予防集会や絵本、紙芝居などで折に触れて歯の大切さを伝えていった。歯に良い食べ物を意識して食べたり、丁寧に歯を磨いたりできるように、一人一人に声をかけたり、連絡ノートに「☆(ピカピカ)」マークを記入して家庭と連携を図ったりしていった。

汗をかいたり、水遊びをして汚れたりした時には、他クラスと連携をしながらシャワーや着替えを行い清潔さを心掛けた。

下旬になり、溶連菌感染症で入れ替わりに休む子があったので、遊びの様子や食事量、咳など普段と変わった様子がないかに気を付けていった。

人間関係

特定の友だちと誘い合って遊んだり、バイキング給食を楽しんだりしていた。仲間の輪ができると「入ったらダメだよ。」などという子もあったため、「一緒に遊びたいんだって。」「さみしい気持ちになるよ。」「先生も入れて欲しいな。」などと伝えながら、いろいろな友だちと関わって遊ぶ楽しさを感じられるように仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日には園庭に出て虫探しや鉄棒、木登りなどをしてしっかりと体を動かして遊んだ。また、気温の高い日には、色水を使ってジュース屋さんごっこをしたり、泥団子づくりをしたりしながら水遊びを楽しめるように環境を整えていった。また、シャワー後の保育室までの移動や着替え、室内遊びが安全に行えるように、時間に余裕を持って計画し、子どもたちが自分で取り組みやすいように設定をしていった。

言葉

「一緒に遊ぼう。」「一つあげる。」などの思いや、「どこにしまうの?」「ボタンができん。」などの困っていることを言葉で伝えようとする子が多くなってきた。しっかりと耳を傾けて欲求に応え、伝わる喜びを感じられるようにしていった。しかし、まだまだ言葉よりも先に手が出たり、上手く伝えられずトラブルになったりすることも多かった。優しく声をかけながら気持ちをくみ取り、代弁しながら表現の仕方を伝えていった。

表現

夏祭りに向けて笹飾りを製作したり、踊りを踊ったりして風情や気持ちを高めていった。好きな色や形の折り紙を組み合わせて作ったり、曲に合わせて踊ったりする様子から待ち遠しさが伝わってきた。練り歩きや踊りを喜び、「ワッショイ!ワッショイ!」と大きな声で掛け声を発したり、元気にポンポン振ったりして楽しんでいた。

食育

食事中の姿勢や食器、箸(スプーン)の持ち方などを意識できるように、一人一人に声をかけたり、手を添えたりしていった。

虫歯予防の話とも絡めながら、好き嫌いなくバランスよく食べることの大切さを伝えていった。友だちを褒める保育者の声かけに刺激を受けて、苦手な食材を一口でも多く食べようとする姿も見られた。…

3歳ぱんだ組2018年度5月のまとめ

健康

新しい環境や生活に慣れ、身の回りの簡単なことを自ら進んでしようとする姿が見られた。天候の良い日が多く、園庭に出て虫探しや水遊びをしたり、体を動かしたりして遊んだ。服が汚れたことを保育者に伝え、自ら着替えようとする姿があった。汚れていても着替えようとしない子には、声をかけて着替えるようすすめていった。

人間関係

気の合う友だちを誘い合って遊ぶ姿が多く見られたが、友だちと同じものを作ろうとして玩具の取り合いでトラブルになる事も多かった。お互いの気持ちをしっかりと受け止めて代弁し、相手の気持ちを知ることができるよう声をかけていった。異年齢児の遊びに加わろうとしたり、興味をもって真似をしたりと異年齢児と遊ぶことを喜んでいた。

環境

園庭に出ると夢中で虫探しをし、見つけると虫かごやバケツに入れて、友だちや保育者に嬉しそうに教えていた。一緒に土の中や葉っぱの裏などを探して見つかった時の喜びを共有していった。

次の活動に期待が持てるように声かけをすると率先して片づけをする子がいた。片づけが進まない子には個別に声をかけてゲーム感覚で楽しく片付けられるようにすると片付けようとする姿が見られるようになってきた。

言葉

自分がしたいことやしてほしいことをごっこ遊びの中や日常の会話でやりとりする姿があった。うまく言葉で伝えられない子どもには、気持ちを汲み取ったり、代弁したりしてやりとりが楽しめるようにしていった。また自分の思いが相手に上手く伝わらず、口調が強くなったり手が出たりする事もあったので、その都度丁寧に伝え方を知らせていった。

表現

保育者がピアノを弾くと、歌を口ずさんだり体を揺らしたりする姿が見られた。新しい手遊びをすると「もう1回やって」と何度も繰り返し楽しんでいた。子どもが興味を持てるように表情豊かに表現していった。また、「これがにほんのおまつりだ」の踊りもすぐに覚え、室内外問わず「太鼓の曲かけて」と保育者にリクエストしていた。

食育

スプーンを使って食べる子が多いが、箸も一緒に置くことで挑戦する子もいた。友だちと会話をしながら、給食の時間を楽しんでいた。バイキング給食を楽しみにし、ぞう組が見守る中、自分で皿に盛りつけたり、自分で選んだ席に座って食べたりすることを喜んでいた。散歩中に見かけた野菜の話にも触れながら、保育者も「美味しいね」などと子どもとの会話を楽しんでいった。…