3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2018年度11月のまとめ

健康

上着の着脱や後始末の仕方が分かり、自分でしようとする姿が見られた。なかなかチャックやボタンが閉められない子もいたが、保育者が閉め方を伝えたり側で見守ったりすると、自分でできるようになってきた。できた時には頑張りを認め、自信に繋げていった。また、手洗いうがいの大切さを伝え、進んで行えるようにしていった。

人間関係

中学生との交流では回数を重ねるごとに親しみをもち、自ら話しかけたり、製作時に「○○描いて」「〇〇にしようよ」など自分の思いを伝えたりする姿が多く見られた。

年中・年長児の遊びに興味を持ち、一緒に遊ぶ姿が増えている。ルールのある遊びを通して友だちとやりとりすることが増えてきたので、一緒に遊ぶ楽しさが味わえるようじっくりと関わっていった。

環境

散歩に出かけ、落ち葉やミノムシなどを見つけ、身近な秋の深まりを感じた。拾った落ち葉をままごとに使う姿もあり、自然物を遊びに取り入れる楽しさを共有していった。また、気温が低くなり、大山の山頂が白くなっていることに気づく子どもがいた。子どもの気づきに共感し、他の子にも知らせると雪が降ることを楽しみにしていた。

言葉

ごっこ遊びを通して、言葉のやりとりを楽しむ姿があった。玩具の使い方が違うときや嫌なことがあった時など、友だちに「違うよ」「いやだ」と言葉で伝えることができるようになってきた。遊びの中でトラブルになり、うまく言葉が出ず、その場から離れたり、手を出したりすることがあった。その都度、言葉を知らせたり、相手の気持ちを伝えたりして解決できるようにしていった。

表現

発表会に向けて表現遊びや劇遊びを多く取り入れていった。日々の生活の中でも友だちと劇の歌を口ずさんだり、セリフを言い合ったりして楽しむ姿が見られた。楽しそうに表現している子の姿を認め、クラス全体に頑張りを伝えていった。また、年長児のダンスに興味を持ち、一緒に踊る姿が見られた。CDを流して保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していった。

食育

散歩時に柿やさつまいもを見て、秋の食材に興味を持ち、給食に出た時には「散歩のときに見たね」と友だちに知らせる姿があった。食べる大切さについて伝えながら、給食の時間を楽しんでいった。また、お皿を持って食べることや食べる時の正しい姿勢に気づけるよう声をかけていった。…

3歳ぱんだ組2018年度10月のまとめ

健康

初めての運動会では、元気いっぱいに体を動かしてかけっこやダンスを笑顔で楽しんでいた。中には、会場の雰囲気に委縮してしまい保護者の側から離れられなかったり、涙が出たりする子もあった。一人一人の気持ちに寄り添いながら、その子なりの形で参加できるようにしていった。

園全体でアデノウィルスによる流行性角結膜炎が流行したため、目やにや目の充血などの症状に注意をはらったり、手洗い・うがいを促したりしていった。クラス内でも数名が罹患し、内2名が運動会当日を欠席することとなった。

人間関係

尚徳中学校2年生との交流では、すぐに打ち解けておいかけっこや虫探しを一緒に楽しむ姿があった。「また来てね」と笑顔で見送り、次回の交流を心待ちにしている。

気の合う友だちと誘い合って、パズルやぬり絵、かけっこや鉄棒など好きな遊びをじっくりと楽しむ姿が多く見られた。一緒に遊んだり、必要に応じて気持ちを代弁したりしながら、関わりが深まるようにしていった。

環境

運動会が終わった翌週に席替えを行った。次の活動への移行や配膳時の動線などがスムーズに行えるよう図った。

玩具の入れ替えや棚やテーブルの配置に変化をつけることで、好きな遊びにじっくりと取り組めるようにしていった。手先が器用になってきたので、パックスを置くと夢中になってロボットを作る子どもが現れた。

言葉

「一緒に遊ぼう」と誘ったり、「じゃあ、こういうのはどう?」とルールを提案したりしながら仲良く遊ぶ姿がよく見られた。友だちとのやりとりが上手くいかない時には、「仲間に入れてって言ったのに、○○くんがダメって言った」などと状況を保育者に伝えたり、その時の自分の思いを伝えたりできるようになってきた。言葉で気持ちが伝わることの嬉しさを味わえるように、優しく相槌をうち、ゆったりとした気持ちで話を聞き代弁や仲立ちをしていった。

表現

運動会のでは、元気いっぱい踊ったり、走ったり、跳んだりし、初めて参加する喜びや嬉しさを会場の方々に伝えることができた。特に親子競技では、保護者と一緒に参加できることをとても喜び、忍者になりきって修業をしていた。

製作では、ハロウィンへのイメージを表現した。コウモリの羽に、色々な折り紙を貼り合わせることで、明かったり、暗かったりする色合いで、「楽しそう」「怖そう」といったイメージを表現していた。

食育

散歩先で見かけた稲苅りの様子や畑の柿などで実りの秋を感じ、給食の際にふり返ることで食べ物への興味や関心を深めることできた。遠足の手作り弁当では、ボリューム満点ながら、嬉しさや楽しさから完食できる子が多かった。

保育者や友だちとの会話や美味しい食事を味わいながらも、姿勢や、空いた手で皿を持つなどのマナーを意識して、テーブルや床にこぼさず食べられるように優しく声を掛けていった。…

3歳ぱんだ組2018年度9月のまとめ

健康

運動会に向けてダンスやかけっこをしたり、巧技台を使ったあそびを取り入れたりし、思い切り身体を動かすことを楽しめるようにしていった。汗をかいた時には「シャワーする」と保育者に伝えたり、自らタオルで汗を拭いたりして汗の後始末をしようとする姿が見られた。

月の後半はアデノウイルスが流行したため、早めの対応を心掛けて体調の変化に気を付けていった。

人間関係

初めてするルールのある遊びは、不安そうにする姿もあった。保育者が丁寧にルールを伝えたり、一緒に繰り返し楽しんだりすると少しずつルールが分かり、友だちとあそびを楽しむことができてきた。また、玩具や場所の貸し借りも保育者が仲立ちしながらすることで、子ども同士でのやりとりがスムーズに行えるようになってきた。

環境

絵本や紙芝居を通して秋の自然や生き物に興味を持ちはじめ、散歩に出かけた時には「絵本でみたね」と会話が弾んでいた。散歩先は虫や旬の野菜、果物、稲を探したり、観察したりして自然物への興味や関心が広がるように畑や田んぼの多い農道に出かけて行った。また、見つけたものを観察したり、大切に育てたりできるよう図鑑を用意していった。

言葉

「これしたい」「〇〇してもいい?」と保育者に自分の欲求を言葉で表現できる子が増えてきたが、友だちとのやりとりが増える中で言葉が足りず、トラブルになることもあった。お互いの気持ちを伝えたり、言葉を足したりして仲立ちしながらやりとりを楽しめるようにしていった。引き続き、遊びや生活の中で必要な言葉を丁寧に伝えていきたい。

表現

運動会で踊るダンスを楽しみにし「○○踊りたい」とリクエストする姿があった。回数を重ねると自信を持って踊る姿が見られ、年中・年長児が見守る中、ホールで踊る時には張り切って踊っていた。恥ずかしさや不安な表情の子には側につき、表現する楽しさが味わえるように一緒に踊っていった。

食育

散歩の時に稲や野菜、果物を見つけると喜んで友だちや保育者に伝えていた。「これなんの野菜?」「僕、お米大好き」とより食に興味を持っていた。また、自分をカブトムシやプリキュアに見立てて、苦手なものにも挑戦しようとする姿が見られた。友だちの頑張りをクラス全体に共有し、意欲に繋がるようにしていった。引き続き、少しでも苦手意識が減るように旬の野菜を見たり、触れたりしていきたい。…

3歳ぱんだ組2018年度8月のまとめ

健康

水遊びの準備や後始末などの手順がわかり、ゆったりとした気持ちで取り組んでいた。天候が悪く水遊びができなくても、積極的にシャワーを行い、清潔さを意識したり、心身をリフレッシュしたりして過ごしていった。後半には、「汗をかいた」「シャワーしたい」と子どもたちの方から声があがるようになった。

空調の温度設定を細目に調整したり、しっかりと水分補給をしたりしながら熱中症予防に努めた。

人間関係

進級してから初めて席替えを行った。すぐに同じテーブルの友だちを覚え、かけっこや踊りをする際には、仲良く手を繋いで集まっていた。

ブロックやパズルを並んでしたり、一緒にしたりしながら相手のことを褒めたり、手伝ったりする姿が見られ微笑ましかった。子ども同士のやりとりを大切にしながら、トラブルのないように見守っていった。

環境

朝の会や読み聞かせの際の子どもの様子や、食事の際の動線について、保育者同士で確認し合いながら席替えを行った。子どもたちがお互いに意識をし合いながらいろいろなことに取り組むための刺激になればと願う。

水遊び後や、気温が高く外遊びができない夕方などに、子どもたちがゆったりと過ごせるように努め、玩具の入れ替えや補充を行ったり、興味を持っている恐竜や昆虫の折り紙を楽しんだりしていった。

言葉

友だちのしている遊びに興味を持ち、「一緒にしたい」「かわって」などと自分の気持ちを伝えられるようになってきた。また、その呼びかけに「いいよ」「もうちょっとしたい」ときちんと応えていた。折り紙やぬり絵でも、「○○の絵がいい」「□□を折りたい」などと、イメージやものの名前を保育者に伝えることができるようになった。一人一人の言葉にしっかりと耳を傾け、やりとりをしながら、思いが伝わることの喜びを伝えていった。

表現

英語であそぼうのミニ発表会に参加した。音楽が鳴なり始めると、どの子も一生懸命に踊っていた。ふり返りでは、「楽しかった」の意見がとても多く、表情からも満足している様子が覗えた。

午睡明けに運動会で踊る曲を流すと、順々に起きだしてきて踊り、最後はみんなでポーズを決めている。振り付けや順番もすぐに覚え、忍者になりきってみせるなどのびのびと楽しんでいる。

食育

苦手な野菜を少しでも食べ進めることができるように、野菜スタンプをして遊んだ。形や手触りを楽しんだり、出来上がった絵を観て友だち同士褒め合ったりしながら興味・関心を深めることができた。また、当時の給食に同じ野菜が登場したことで、試食したり、「食べてみたらおいしかった」と完食したりする姿が見られて良かった。…

3歳ぱんだ組2018年度7月のまとめ

健康

水遊びが本格的に始まったので、約束事を確認して、安全に遊べるようにしていった。また、一人で着脱や後始末をしようとする姿を認め、自信に繋がるようにした。気温が高い日が続くので、こまめな水分補給や休息を心がけて快適に過ごせるようにしていきたい。

人間関係

気の合う友だちと誘い合って数人で遊ぶことが増えた。パズルの種類を増やしたことで「新しいのだよ」「一緒にしよう」など、やりとりを楽しんでいた。思いの行き違いや言葉が出ないことでトラブルになることがあったので、お互いの気持ちを丁寧に伝えていった。

環境

カブトムシの成長や園庭の野菜の生長を観察する機会を作り、親しみが持てるようにしていった。保育室で飼育しているカブトムシが成虫になったのを見て「すごいね」「メスもいる!」と保育者や友だちに嬉しそうに伝えていた。今後も子どもの気付きや発見に共感していきたい。

言葉

友だちが泣いていると「どうしたの?」と優しく声をかけることが増えてきた。また、保育者が話を聞くとその場の状況を言葉で伝えられるようになってきている。言葉で上手に伝えられず、手が出る子もいるが保育者がどうすれば良かったのか聞くと「やめてって言う」など、その場に合った言葉が分かるようになってきた。

表現

夏祭りのダンスを気に入り、音楽が流れると張り切って踊る姿が見られた。また、ピアノに合わせて歌を歌ったり、新しい手遊びを取り入れたりしてクラス全体でリズム遊びに親しんでいった。

塗り絵やお絵かきを繰り返し楽しめるように色鉛筆や用紙を用意すると、好きな色を選んで集中して塗り込んだり、模様や人物を描いたりと楽しんでいた。遊びが広がるように必要に応じて数や種類を調節していった。

食育

園庭で収穫された野菜が給食に入っていることを伝えると「ぞうさんが作った野菜!」と喜んで食べていた。スプーンや箸の持ち方や食器を持って食べることを丁寧に伝え、食事のマナーを意識できるようにしていった。

バイキング給食では、一人で配膳するようになり、より食への興味・関心が深まっている。…

3歳ぱんだ組2018年度6月のまとめ

健康

虫歯予防集会や絵本、紙芝居などで折に触れて歯の大切さを伝えていった。歯に良い食べ物を意識して食べたり、丁寧に歯を磨いたりできるように、一人一人に声をかけたり、連絡ノートに「☆(ピカピカ)」マークを記入して家庭と連携を図ったりしていった。

汗をかいたり、水遊びをして汚れたりした時には、他クラスと連携をしながらシャワーや着替えを行い清潔さを心掛けた。

下旬になり、溶連菌感染症で入れ替わりに休む子があったので、遊びの様子や食事量、咳など普段と変わった様子がないかに気を付けていった。

人間関係

特定の友だちと誘い合って遊んだり、バイキング給食を楽しんだりしていた。仲間の輪ができると「入ったらダメだよ。」などという子もあったため、「一緒に遊びたいんだって。」「さみしい気持ちになるよ。」「先生も入れて欲しいな。」などと伝えながら、いろいろな友だちと関わって遊ぶ楽しさを感じられるように仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日には園庭に出て虫探しや鉄棒、木登りなどをしてしっかりと体を動かして遊んだ。また、気温の高い日には、色水を使ってジュース屋さんごっこをしたり、泥団子づくりをしたりしながら水遊びを楽しめるように環境を整えていった。また、シャワー後の保育室までの移動や着替え、室内遊びが安全に行えるように、時間に余裕を持って計画し、子どもたちが自分で取り組みやすいように設定をしていった。

言葉

「一緒に遊ぼう。」「一つあげる。」などの思いや、「どこにしまうの?」「ボタンができん。」などの困っていることを言葉で伝えようとする子が多くなってきた。しっかりと耳を傾けて欲求に応え、伝わる喜びを感じられるようにしていった。しかし、まだまだ言葉よりも先に手が出たり、上手く伝えられずトラブルになったりすることも多かった。優しく声をかけながら気持ちをくみ取り、代弁しながら表現の仕方を伝えていった。

表現

夏祭りに向けて笹飾りを製作したり、踊りを踊ったりして風情や気持ちを高めていった。好きな色や形の折り紙を組み合わせて作ったり、曲に合わせて踊ったりする様子から待ち遠しさが伝わってきた。練り歩きや踊りを喜び、「ワッショイ!ワッショイ!」と大きな声で掛け声を発したり、元気にポンポン振ったりして楽しんでいた。

食育

食事中の姿勢や食器、箸(スプーン)の持ち方などを意識できるように、一人一人に声をかけたり、手を添えたりしていった。

虫歯予防の話とも絡めながら、好き嫌いなくバランスよく食べることの大切さを伝えていった。友だちを褒める保育者の声かけに刺激を受けて、苦手な食材を一口でも多く食べようとする姿も見られた。…

3歳ぱんだ組2018年度5月のまとめ

健康

新しい環境や生活に慣れ、身の回りの簡単なことを自ら進んでしようとする姿が見られた。天候の良い日が多く、園庭に出て虫探しや水遊びをしたり、体を動かしたりして遊んだ。服が汚れたことを保育者に伝え、自ら着替えようとする姿があった。汚れていても着替えようとしない子には、声をかけて着替えるようすすめていった。

人間関係

気の合う友だちを誘い合って遊ぶ姿が多く見られたが、友だちと同じものを作ろうとして玩具の取り合いでトラブルになる事も多かった。お互いの気持ちをしっかりと受け止めて代弁し、相手の気持ちを知ることができるよう声をかけていった。異年齢児の遊びに加わろうとしたり、興味をもって真似をしたりと異年齢児と遊ぶことを喜んでいた。

環境

園庭に出ると夢中で虫探しをし、見つけると虫かごやバケツに入れて、友だちや保育者に嬉しそうに教えていた。一緒に土の中や葉っぱの裏などを探して見つかった時の喜びを共有していった。

次の活動に期待が持てるように声かけをすると率先して片づけをする子がいた。片づけが進まない子には個別に声をかけてゲーム感覚で楽しく片付けられるようにすると片付けようとする姿が見られるようになってきた。

言葉

自分がしたいことやしてほしいことをごっこ遊びの中や日常の会話でやりとりする姿があった。うまく言葉で伝えられない子どもには、気持ちを汲み取ったり、代弁したりしてやりとりが楽しめるようにしていった。また自分の思いが相手に上手く伝わらず、口調が強くなったり手が出たりする事もあったので、その都度丁寧に伝え方を知らせていった。

表現

保育者がピアノを弾くと、歌を口ずさんだり体を揺らしたりする姿が見られた。新しい手遊びをすると「もう1回やって」と何度も繰り返し楽しんでいた。子どもが興味を持てるように表情豊かに表現していった。また、「これがにほんのおまつりだ」の踊りもすぐに覚え、室内外問わず「太鼓の曲かけて」と保育者にリクエストしていた。

食育

スプーンを使って食べる子が多いが、箸も一緒に置くことで挑戦する子もいた。友だちと会話をしながら、給食の時間を楽しんでいた。バイキング給食を楽しみにし、ぞう組が見守る中、自分で皿に盛りつけたり、自分で選んだ席に座って食べたりすることを喜んでいた。散歩中に見かけた野菜の話にも触れながら、保育者も「美味しいね」などと子どもとの会話を楽しんでいった。…

3歳ぱんだ組2018年度4月のまとめ

健康

新しい環境に慣れ、張り切って身の回りの事を自分でしようとする姿が見られた。特に着替えについては、外遊びや食事での汚れに気がついて、すすんで行う子どもが多い。自分でやってみようとする気持ちを大切にしながら、必要に応じて手を添えていった。

紙パンツを使用している子ども一人一人の自立度を理解し、こまめに声をかけるなどして排泄や布パンツへの着替えを促していった。

人間関係

保育者に親しみが持てるよう、一人一人に声をかけながら触れ合ったり、一緒に遊んだりしていった。特に新入園児については、不安な気持ちをしっかりと受け止め、遊びへの興味や友だちとの関わりが持てるように遊びに誘ったり、仲立ちをしたりしていった。

玩具の貸し借りや場所の譲り合いなどの場面では、まだまだ言葉よりも先に行動をする姿が多く見られるため、「かして」「かわって」「もう少し待ってね」などとお互いの気持ちを代弁しながら見守っていきたい。

環境

集会や誕生会、英語であそぼうなどはじめての経験が続いたが、子どもたちの不安や戸惑いが少なくなるよう、事前に話をしたり、年中・年長児の楽しんでいる様子を見学したりしていった。どの子も当日を心待ちにし、落ち着いて参加していた。

天候の良い日には積極的に園庭に出て遊び、固定遊具や玩具の使い方などを伝えながら、事故やケガのないように見守っていった。また、子どもたちの目線や気持ちになって、興味を惹かれる誤った玩具の使い方や危険な場所などについて保育者間で共通理解をしていった。

言葉

保育者や友だちとの会話をとても楽しみ、行事の後は「楽しかった!」「次はいつあるの?」など気持ちを話していた。排泄や食事の場面でも、困っていることを自分で保育者に伝えたり、側にいる子どもが代弁したりする姿が見られた。

恥ずかしさから口に出せない子もあったので、仕草や表情に注意しながら関わり、思いや欲求を受け止めて援助していった。

表現

新しい手遊びを覚え、活動の節目や友だちを待つ間などに保育者と一緒に楽しんでいる。言葉と仕草をアレンジしたり、テンポに変化をつけたりしながら心を落ち着かせたり集中力を引き出したりした。

集会などの場でも、元気よく歌を歌って楽しい気持ちを表現している。

食育

保育者や友だちと一緒に食事をすることを楽しんでいた。姿勢が崩れたり、よそ見をしておかずがこぼれてしまったりすることもあったので、マナーを意識できるように声をかけていった。

ホールでのバイキング給食を楽しみにしながら、自分で盛り付けたり、席へと運んだり意欲的に取組んでいる。…

3歳ぱんだ組2017年度3月のまとめ

健康

戸外で身体を動かして遊ぶ姿が多く見られた。また、身体が温まると上着を脱いでテラスに仮置きしたり、寒くなると上着を着たりして、自分で衣服の調節をしていた。基本的生活習慣が分かり、手洗いうがいを進んでする子が多くいた。友だち同士「次は○○するよ」「○○してから」などと伝え合う姿があった。自ら進んで行動しようとする姿を見守り、忘れている子にはさり気なく声を掛けたり、そっと手を添えたりしていった。

人間関係

気の合う友だち同士、誘い合って遊ぶ姿が多く見られた。また、年長児、年中児がしている遊びを見て、真似たり、遊び方を教えてもらったりする姿があった。「ぞう組さん、かっこいいね」「優しいね」など年上の友だちに憧れが持てるように声を掛けていった。

環境

進級に向けて、年長児の保育室で過ごすと、友だちと誘い合って色々な玩具で遊びを楽しんでいた。いつもと違う雰囲気に戸惑う子には、優しく声を掛け側で見守っていった。散歩に出掛け、つくしを見つけると「いっぱいあるね」「大きくなったね」と伝えたり、てんとう虫を観察したりして春の訪れを感じられる散歩ができた。子どもたちの発見に共感したり、他の子にも伝えたりして、発見を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの話を聞いて「すごいね」「いいな」と相槌をしたり自分の思いを伝えたりして会話を楽しんでいた。また、「私は○○だよ」と相手の話に合わせて自分の話をして会話が盛り上がっていた。トラブルがあった時も、落ち着くと相手の思いを聞こうとし、相手の思いに気付くことができてきている。嫌なことがあった時には相手にどういう言葉で伝えたらいいのか繰り返し伝えていった。

表現

歌いたい曲をリクエストし、曲が流れると堂々と大きな声で歌う姿があった。その姿をしっかりと認め、自信につながるようにしていった。

年長児へのお祝いの小物入れ作りでは、思い思いに好きな絵を描いて楽しんでいた。年長児に色々なことを教えてもらったことや、トントン当番に来てくれたことなど、年長児にしてもらったことを振り返り、感謝の気持ちが持てるようにしていった。

食育

ひな祭りでは、女の子の健やかな成長を願って、食べ物の意味を伝えていった。食事の時間には、楽しい雰囲気の中で食事をしながら、正しい姿勢で食事をする大切さを伝えていった。正しい姿勢で食べている姿を褒め、他の子も意識できるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2017年度2月のまとめ

健康

体調不良の子が数名あったが、全体的には、元気よく雪あそびや外あそびを楽しむことができた。

帽子や手袋、ジャンバーの着脱がスムーズになり汚れや水濡れに気づくと自分の判断で着替えを行っていた。また、手洗い・うがいをすすんで行う子があり、その様子に気がついた子らが真似をして行うなど生活習慣が身についてきたと感じる。すすんで行えることをしっかりと褒めて、清潔を保つことで病気が防げることを伝えていった。

人間関係

特定の友だちから、いろいろな友だちとの繋がりへと広がりを見せはじめ、ごっこ遊びやぬり絵、折り紙などの場面に応じて、一緒にあそぶ友だちが入れ替わっていた。自分の思い通りにならなくて涙を浮かべる子や声を荒げる子もあったので、思いをくみ取りながら、友だちにもいろいろな考えがあるのだということを伝えていった。

環境

転園による新入園児が1名あった。基本的な生活習慣は身についているが、本園の1日の流れに慣れていないため落ち着きがないようにも見える。個別で声をかけたり、寄り添ったりしながら、安心して過ごせるようにしていった。

寒さに負けず外あそびや雪あそびを楽しんだり、天候の悪い日には保育室に巧技台やテーブルのトンネルを設けたりして、しっかりと体が動かせるようにしていった。

言葉

友だち同士で、家庭での様子や家族と外出をしたことなどを楽しそうに話す姿が見られた。自分の体験と重なるときには、「わたしも行ったことあるよ」「○○で出会ったよね」などと応えて会話が繋がっていた。

自分では気持ちをうまく言い表せずに困っている子もあったが、困っていることを保育者に教えにくるようになった。しっかりと気持ちを受け止めて代弁をしたり、相手にどのように伝えたら良かったのかを一緒に考えたりしていった。

表現

ひな人形作りを楽しんだ。雪を使った色彩あそびで、色が淡くにじんだり、混ざり合っていろいろな色が生まれたりする様子に深く関心をしていたので着物作りの過程に取り入れた。出来上がりの色合いをイメージしながら水彩ペンで書き染めた。出来上がった作品を見て、どの子もとても満足していた。

お別れ会で歌う歌が流れると、大好きな年長児を思いながら熱心に歌う姿がある。憧れや優しさ、頼もしさへの尊敬する心が現れていると感じる。

食育

節分集会では、行事の風習やその意味について学んだ。家庭でも豆まきをした、「風習について初めて知った内容もあった」と保護者からの声があり、家庭での食育にも繋がる良い機会になったと感じた。

友だちや保育者との会話を楽しみながら給食を食べていた。苦手な食材に困っている友だちに「がんばれ」「すごいね」などと声をかける子、後押しされて一口でも多く食べようとする子などの姿も見られとても良い雰囲気であった。…