3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2019年度9月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度9月のまとめ

健康

朝晩が少しずつ涼しくなり、日中との寒暖差のせいか、熱や咳・鼻水など体調を崩す子が何人かいた。細目に検温をしたり水分をとったりと体調の変化に気を付けていった。

人間関係

仲の良い子とままごとや見立てあそびなど、色々なあそびを楽しむ中で、トラブルになると言葉より先に友だちを叩いたりつねったりする姿が見られた。また、言い合いになり友だちを叩く子もいた。その都度お互いの気持ちをしっかりと受け止め、仲立ちとなっていった。

環境

ぬり絵を始めると、以前よりも絵の中に塗れるようになってきた子が増えてきた。中には、カラフルに塗る子や場所によって綺麗に色を使い分けて塗っていく子もいた。塗り終わると、「せんせー!見てー!」と得意気に見せてきていたので、「上手になったね!凄いね!」などと褒め、自信に繋げていった。また、製作あそびでも、折り紙やのりを使ってあそぶようになったので、ハサミを使うなど、手先・指先を使ったあそびを取り入れていきたい。

言葉

家での出来事を保育者や友だちに伝えたり、運動会ごっこでの出来事を保護者に伝えたりと、言葉で自分の思いを伝える子が増えてきた。子どもたちの声に耳を傾け、保育者も丁寧に言葉を返し、伝えることの楽しさを共有していった。

表現

運動会で踊る曲に合わせて楽しそうに踊る姿が見られるようになった。中には、曲が聴こえてくるとさっきまで玩具であそんでいた子が手を止め、音楽に合わせて楽しそうに踊りだしたり、子ども同士で「違うよ!ここはこうだよ!」と教え合う姿も見られた。保育者も一緒に踊りながら、楽しい気持ちを共有していった。

食育

以前は野菜が苦手だった子も、少しずつ食べてみようとする子が増えてきた。「もういらーん」と言う子でも、優しく声を掛けたり保育者が食べる姿を見せたりすると、一口でも食べてみようとする姿が見られた。また、甘えて「せんせ~、食べさせて~」と言う子もいた。子どもたちの気持ちに寄り添いながら、少しでも食べられるよう配慮していった。…

3歳ぱんだ組2019年度8月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度8月のまとめ

健康

お盆までは暑い日が続き、水遊びをたっぷり楽しんだ。衣服の脱着や脱いだ衣服をたたむことなど、自ら進んで行っていた。中には、後ろ前になったり、一人でできず困っている子もいたので、自分でやろうとする気持ちを受け止めながら援助していった。また、喉の渇きに気付き、自分でコップに注いでお茶を飲むようになった。水分が摂れていない子には、活動の合い間などに声をかけて水分補給を促したり、エアコンの温度を調節しながら、快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だち同士の関わりも深くなり、ごっこ遊びなどを楽しんでいる。その中で、玩具の取り合いになったり「○○ちゃんが、いじわるした」とトラブルになることもあったので、話をよく聞き、それぞれの主張や気持ちを伝え合いながら、相手の思いにも気付いていけるように関わっていった。

環境

水遊びの際には、子どもたちが、水、砂、泥水に触れ、夏の遊びを十分に楽しめるように水遊び用の玩具以外にも、ペットボトルやビニール袋など身近にある資材を利用したり、絵の具やしゃぼん液を用意したりし、色水遊び、フィンガーぺインティングなど、より楽しい遊びになるようにしていった。また、顔に水がかかるのが嫌な子もいたので、少人数での遊びの中で水に親しんでいった。

言葉

自分が体験したことや、自分の思いを言葉で伝えながら、友だちと好きな遊びを楽しんでいた。塗り絵や折り紙を楽しんでいると、「○○ちゃんと同じ塗り絵がいい」「私も○○を作って」と自分の思いをはっきりと保育者に伝えていた。お盆休み中の出来事をみんなの前で話す機会を作ると、少し恥ずかしそうにしながらも発言していた。みんなの前で話す経験を引き続き作り、話す、伝わる楽しさを感じ、自信に繋げていきたい。

表現

「踊りたい。音楽かけて」とリクエストし友だちと楽しそうに踊る姿が多くなった。歌いながら元気に体を動かし楽しんでいるので、褒めたり励ましたりしながら保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していった。製作では、しゃぼん液に絵の具を混ぜて色を作り、ストローで画用紙に吹きかけると、きれいな色が付いたので、4色の色を変えながらグラデーションを楽しんだ。これからも、色々な素材を使って製作遊びを楽しんでいきたい。

食育

「ぞう組さんが作った野菜だよ」と声をかけると嬉しそうに食べたり、苦手な子も一口でも食べようとする姿があった。おかわりをしたり「ぴかぴかだよ」と食べ終わったお皿を見せる姿もあり、食への意欲、感心が高まってきている。…

3歳ぱんだ組2019年度7月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度7月のまとめ

健康

夏の疲れからか、熱や鼻水など体調を崩す子が何人かいた。細目に水分を取ったり熱を測ったりし、体調の変化に気を付けていった。

水着に着替える際、自分で服を着脱しようとする姿が多く見られるようになってきた。自分でしようとする姿を見守りながら、難しい時は手を添え援助しできた喜びを一緒に味わっていった。

人間関係

少しずつ言葉で自分の思いを友だちに伝えることができるようになってきた。その中で、トラブルになると思いを上手く伝えることができず、友だちに噛みつこうとする姿があった。その都度お互いの気持ちを受け止め仲立ちをし、代弁していった。

環境

梅雨が明け、水あそびやプールあそびを楽しんだ。水あそびを楽しむ中で、顔に水がかかるのを嫌がる子がいたので、プールとは別にタライを用意し、落ち着いてあそべるよう配慮していった。また、大型プールと深めのタライを用意し、それぞれに水あそびが楽しめるようにしていった。

言葉

言葉数が少ない子がいたが、少しずつ声のトーンも大きくなり、言葉数も増えてきた。友だちとのやりとりも増えてきたので、あそぶ様子を見守っていった。また、トラブルになると、上手く言葉が出ず友だちを叩いたり押したりする姿があったので、その都度声を掛け仲立ちとなっていった。

表現

運動会用の曲やぼよよん行進曲など、色々な曲を取り入れると、喜んで踊る姿が見られた。普段のあそびの中でも、「ぼよよんかけて~」「パプリカがいい~!」などとリクエストする子もいた。子どもたちのリクエストに応えながら、保育者も一緒に踊り楽しんでいった。

食育

今までスプーンだった子が箸を持ち、少しずつ箸で食べるようになってきた。途中握り箸になることがあったので、その都度持ち方を伝えていった。また、バイキング給食をとても楽しみにしており、「今日はバイキング?」と、保育者に尋ねる姿がよく見られた。楽しみながら食事ができるような声掛けをしていった。…

3歳ぱんだ組2019年度6月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度6月のまとめ

健康

歯磨き集会や歯科健診を通し、歯の大切さを伝えていき、歯磨きに関心を持ち、丁寧に行えるようにしていった。汗をかいたり、水あそびをしたりと着脱する機会が増えた。その際、衣服の着脱に戸惑う姿があり、手を添えたり、できたことを一緒に喜び、自信に繋げていった。

人間関係

友だちと楽しく遊んでいるが、友だちが持っている玩具が欲しくて言葉より先に取ろうとしトラブルになることがあった。子どもたちの気持ちを受け止め代弁したり仲立ちをしたりして、友だちとの関わり方を知らせていった。また、登り棒に興味を持つ子が増え、友だちと一緒に挑戦していた。登れる子が「こうやってやるんだよ」と教える姿もあり、子ども同士のやりとりを見守り、一生懸命な姿を褒めたり認めたりし、意欲を高めていった。

環境

梅雨入りが遅く、天気の良い日が続いた。散歩に出かけ、あじさいなど季節の花を見たり、虫探しを楽しんだ。園庭では登り棒、鉄棒などをして、しっかりと体を動かして遊んだ。また気温が高い日は水を取り入れ、裸足になって水、砂、泥の感触を十分楽しめるようにしていった。気温に応じたあそびが楽しめるように環境を整えていった。

言葉

散歩中、雲の形を面白がって話したり、田んぼの水面が揺れていると「風が吹いてる」「きらきらしてる」と見たこと、感じたことを伝えてくる子がいた。保育者が思いに共感し言葉を返すと、友だちも加わり言葉のやり取りを楽しむ姿があった。また、自分の言葉で言えない友だちの気持ちを代弁して伝えてくれる子もあった。

表現

あじさいの製作を楽しんだ。クレヨンで模様を描いた上に、四角に切った折り紙をのりで貼っていったが、色使い、貼り方も様々で個性あふれる可愛らしい作品ができあがった。子どもたちの工夫や発想を認めたり誉めたりし、壁に飾り喜びを共有できるようにしていった。また、タンバリンや鈴、カスタネットを用意すると興味を持ち、音を鳴らしたり、歌いながら踊る姿があった。子どもたちの好きなパプリカやぼよよん行進曲を流し、自由に表現する楽しさを味わっていった。

食育

食器を持って食べることや箸やスプーンの持ち方など意識出来るように、声をかけたり、必要に応じて手を添えたりしていった。バイキング給食の流れも理解し、友だちと楽しみながら食事をする姿が多く見られるようになった。…

3歳ぱんだ組2019年度5月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度5月のまとめ

健康

長い連休でも体調を崩すこともなく、元気に登園する姿が見られた。少しずつ身の回りのことができるようになり、自ら進んでしようとする子が増えてきた。上手くできない時は声を掛けたり手を添え援助しながら、自分でできた喜びが味わえるようにしていった。天候の良い日が多かったので、園庭や散歩に出て虫探しや水遊びを取り入れ、たっぷりと体を動かしてあそんだ。

人間関係

気の合う友だちを誘い合ってあそぶ姿が多く見られるようになった。その中で、トラブルになると自分の思いを言葉で伝える子もいれば、言葉より先に友だちを叩いたり噛んでしまったりする子がいた。お互いの思いを汲み取り代弁するなど、仲立ちとなっていった。異年齢児と虫探しをし、見つけると見せ合いっこをしたり砂遊びを一緒にしたりと、楽しんでいた。保育者もあそびに参加し、楽しい気持ちに共感していった。

環境

新しい環境に慣れ、戸惑うこともなく活動に入れるようになった。集会にも慣れ、座って最後まで話を聞く姿が見られるようになった。天候の良い日は園庭や散歩に出掛けた。虫探しを好み、見たことのない虫を見付けると、友だちと見せ合いっこをしたり保育者にアピールしたりする姿が見られた。図鑑を用いたり異年齢児に聞いたりしながら、嬉しい気持ちに共感していった。

言葉

トラブルになると、自分の思いを伝えられるようになってきた子もいれば、上手く言葉が出ず友だちを叩いたり、強い口調で言い合いになったりすることがあった。その都度お互いの気持ちを汲みとりながら、丁寧に伝え方を伝えていった。

表現

あそびの中でごっこあそびを楽しむ子が多かった。お店屋さんになりきったり、砂をお椀に入れ型抜きをした際上から砂をぱらぱらとかけ、ケーキに見立ててあそんだりと、楽しんでいた。子ども同士のやり取りを側で見守り、必要に応じて仲立ちをしたり保育者もあそびに参加し楽しさを共有していった。

食育

ホールでバイキング給食をするようになり、自分で皿に盛りつけたり自分で選んだ席に座って食べたりすることを喜んでいた。食事を楽しむ中で、話に夢中になり食事が中々進まないことがあった。保育者も側で一緒に食事をし、食が進むよう配慮していった。…

3歳ぱんだ組2019年度4月のまとめ

健康

新しい環境に慣れ、進んで身の回りのことをしようとする子もいれば、保育者に促され行う子もいた。一人一人に合った声かけや援助をしていき、自分でできたところは認めて自信に繋げていった。寒暖差が大きかったが体調を崩す子もなく、元気に戸外であそび、散歩に出かけた際は、農道や広場でかけっこをしたり、園庭では鉄棒に挑戦したりと、たくさん体を動かして楽しんだ。

人間関係

安心して過ごせるように、一人一人に声をかけながら触れ合い、特に新入園児については不安な気持ちをしっかりと受け止め、あそびへの興味や友だちとの関わりが持てるようにあそびに誘ったり、必要に応じて仲立ちをしながら関わっていった。気の合う友だちと好きなあそびを楽しんでいるが、玩具の貸し借りは、まだ言葉より先に手が出てしまうことが多くあり、順番や交代で使うことの大切さに気づけるよう声をかけていった。

環境

個別のマークをつけたことで自分の場所が分かり、荷物の始末や食事の準備など進んで行っていた。集会や誕生会は初めての場所、経験であったが戸惑うことなく喜んで参加していた。天候の良い日は園庭であそんだり、散歩に出かけた。友だちと一緒に草花を摘んだり虫探しを楽しみ、見せ合ったり観察する姿があった。保育者も一緒に春の自然に触れ、驚きや発見に共感しながら、子どもたちの思いを大切に受け止めていった。

言葉

散歩に出かけると、色々な物を発見し嬉しそうに知らせたり、自分の思いや感じたことを保育者や友だちに伝え、言葉のやり取りを楽しんでいた。上手く言葉で伝えられない子もいたので、思いや欲求を受け止めながら関わっていった。

表現

あそびの中で役を決め、ごっこあそびを楽しむ姿が多く見られた。「いらっしゃいませ」「何にしましょうか」と経験をもとに店員さんになりきったり、人形を並べてトントンしたりと普段の生活を再現し楽しんでいた。子ども同士のやり取りを見守ったり、あそびに参加し楽しさを共有していった。

食育

保育者や友だちと一緒に食事することを喜び、楽しい雰囲気の中で食べていた。話に夢中になったり、よそ見をして食事が進まないこともあったので、食事に向くような声かけを工夫していった。またホールでのバイキング給食に向けて、自分で盛り付けたり、席に運んだりと意欲的な姿が見られる。…

3歳ぱんだ組2018年度3月のまとめ

健康

寒暖差があったが、気温が低い日でも元気よく戸外で遊ぶ姿が多く見られた。身体が温まると上着を脱いだり、寒くなると上着を着たりして、自分で衣服の調節をしていた。また、基本的生活習慣が分かり、友だちに「○○するんだよ」「○○してからだよ」などと伝え合う姿があった。保育者は子どもたちが自ら進んで行動しようとする姿を見守り、分からない子には声をかけたり、一緒にしたりしていった。

人間関係

園庭で年下の子が遊んでいると、優しく声をかけたり、手を引いたりして関わろうとする姿があった。また、朝夕に年長児や年中児の保育室に遊びに行くことが増えており、年長児、年中児がしている遊びを見て真似たり、遊び方を聞いたりする姿があった。保育者は「ぞう組さん、かっこいいね」「きりん組さん、優しいね」などと、年上の友だちに憧れが持てるよう声をかけていった。

環境

進級に向けてきりん組で過ごすと、友だちと誘い合っていろいろな玩具で遊んでいた。新しい玩具や新しい環境に触れることでより進級を楽しみにしている。

散歩に出かけるとつくしを探しその度に「ここにもある」「これは赤ちゃんのかな?」と友だちとじっくり観察する姿があった。保育者は子どもたちの発見した喜びに共感したり、他の子にも伝えたりして、探索活動を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの話を聞いて、「すごいね」「いいな」と自分の思いを伝え、友だちと会話を楽しんでいた。また「私は○○したよ」などと、相手の話に合わせて自分の経験を話すなどして会話が盛り上がっていた。

友だちが泣いているときには「どうしたの?」と側に行って頭を撫でたり、話を聞いたりするなど気持ちに寄り添おうとする姿が増えてきた。どのような言葉で相手に思いを伝えたら良いのか、一緒に考えたり繰り返し伝えたりしていった。

表現

1年間親しんできた曲をCDで流して楽しむことができるようにしていった。曲が流れると体を揺らして歌ったり踊ったりする姿があった。その姿をしっかりと褒め、自信に繋がるようにしていった。

年長児へのお祝いの冠作りの際には、年長児にいろいろなことを教えてもらったことや、トントン当番に来てくれたことなど、年長児にしてもらったことを振り返り、感謝の気持ちを持って製作が楽しめるようにしていった。

食育

旬の食べ物の話をしたり、体の中でどのような働きをするか伝えたりすると、進んで食べる姿が見られるようになってきた。

給食の時間には、ご飯やおかずをこぼさず食べられるよう、正しい姿勢やお皿の持って食べることを伝えていった。正しい姿勢で食べている姿を褒め、他の子も意識できるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2018年度2月のまとめ

健康

保育室の換気や、手洗い・うがいに気をつけていたが、保育者2名とクラスの7割の子どもが同時期にインフルエンザに罹患してしまった。活発に過ごしていても検温をするとすでに38℃を越えていることもあったので、細目に検温を行い咳などの諸症状も気にかけていった。

拡散防止のため、集会やバイキング給食などの異年齢交流の場は控えた。

人間関係

自然と気の合う友だち数名に分かれ、かるたやトランプ、ブロックや積み木を組み合わせて動物園や工事現場を一緒に作るなど、会話を楽しみながら遊ぶ姿がみられた。ストレッチや運動遊び、ハンカチ落としなどに誘いながら、特定の友だち以外の子ともスキンシップややり取りを図れるようにしていった。

インフルエンザが治って友だちが揃ったこと、会えたことを「みんながいるね」と喜び合う姿に、仲間意識が深まっていると感じた。

環境

保育室と園庭とに分かれて活動する機会を作っていった。少人数ずつになることで、保育室では、ハサミを使っていろいろな素材を切って楽しんだり、一人一人の表現をじっくりと引き出したりしながら、製作活動に取り組むことができた。園庭では、サッカーや鬼ごっこなどを通して全身を使って遊ぶ楽しさを共感することができた。

園周辺につくしが生え始めた。散歩に出かけて探索したり、実際に触れたりしながら、春の訪れを感じ進級への期待や喜びが膨らむようにしていった。

言葉

自分の欲求や思いを保育者や友だちに言葉で伝えることができる子と、上手くできない子との開きが大きくなったように見えた。遊びを見守りながら、やりとりが上手くいかずもどかしそうにしている様子の時には、お互いの思いを汲み取り代弁しながら仲立ちをしていった。

表現

雛人形作りを楽しんだ。コーヒーフィルターを折る回数や大きさ、絵具に浸す順番などを子どもたちが自由に行うことで、同じ3色を使いながらも柄や色合いがまったく異なる着物ができた。工程を分け、後半は少人数ずつ取り組んだ。絵本や紙芝居、実際に観たことのある雛人形の話をしながらイメージを引き出していった。ゆったりと取り組めることで、お雛様とお内裏様それぞれの表情や、背景の千代紙の柄や形、大きさ、数にこだわることができ、一人一人が納得のいくお雛様に仕上がった。

食育

節分の由来や風習を知り、豆まきや年の数だけ豆を食べた。「病気鬼を追い出そう」「福の神をよぼう」などと楽しみながら興味・関心を深めることができた。

ヤクルトの「うんちく講座」では、食べ物とうんちの関係やお腹周りの筋力を上げる体操を楽しく学ぶことができた。早速に苦手な野菜を積極的に食べようと頑張る子や、「今日バナナうんちがでたよ」などとお腹の調子を意識する子がいた。その姿をしっかりと褒め、周りの子どもたちに発信しながらバランスよく食べたり、運動したりすることを意識できるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2018年度1月のまとめ

健康

気温が低かったり、雨が降ったりして室内で遊ぶことが増えた。室内でも身体を動かせるようにホールや保育室の環境を整えていった。戸外で遊べる時には、保育者が率先して追いかけっこやサッカーなどをして、身体が温かくなることが感じられるようにしていった。また、風邪予防のための手洗いうがいも友だち同士で意識して行う姿が見られてきた。

人間関係

正月遊びやルールのある遊びを気の合う友だちを誘って、複数人で楽しむ姿がある。子ども同士で「こうしよう」とルールを確認し合って、遊びを展開していた。遊びを進めるなかで、言いたいことや感じていることがうまく伝わらない時には、言葉を足したり、代弁したりして一緒に遊ぶ楽しさや喜びが感じられるようにしていった。引き続き、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが感じられるよう見守っていきたい。

環境

雪が降ったことに関心を持ち、「早く積もらないかな」「雪だるま作りたいね」と喜んでいた。暖冬だったこともあり、氷や氷柱に触れて遊べる機会がなかった。紙芝居や絵本を通して、冬の自然に興味を持てるようにしていった。

遊んだ後の片付けがスムーズに行えるようになってきている。「頑張ったねシール」をクラス全体で取り入れたことで、積極的に片付けたり、物を大切に扱おうとしたりする姿が増えてきた。

言葉

年末年始や連休中の出来事を友だちや保育者に話し、盛り上がっていた。子どもたちの話を聞いたり、質問したりすると次々に話したい子がおり、自分のことを喜んで伝えていた。聞いてほしいがあまりに、聞こうとする子が少なかった。保育者が会話に入って質問したり、会話を広げていったりして友だちの話に興味を持てるようにしたい。また、共感することで、友だちの話を聞く楽しさや聞いてもらえた喜びが感じられるようにしていきたい。

表現

節分に向けて、鬼の帽子作りをした。ハサミやのり、画用紙、ペンなどを準備して様々な用具に触れながら作っていった。円錐の形に目や口を描くことが難しそうだったが、自分なりに怒っている鬼や笑っている鬼など、イメージして描いていた。眉と鼻は自分の好きな形にハサミで切っていった。難しい子には線を引いたり印をつけたりすることで、やりたい意欲を大切にしながら取り組むことができた。

食育

正月料理が出てくる絵本を読むと、「おせち知ってる」「黒豆食べたよ」と保育者に伝える姿があった。それぞれのおかずを食べる理由を話し、興味が持てるようにしていった。また、給食を食べるときに箸を持っていない方の手を使わずに食べる姿があったので、その都度正しい姿勢を伝えていった。…

3歳ぱんだ組2018年度12月のまとめ

健康

寒さが厳しくなり戸外へ出る際には、保育者に促されなくても自分からジャンパーを手に取って身支度をする姿があった。一人一人のペースで取り組めるように個別に声をかけ、コツを伝えたり、見守ったりしていくことで、苦手だったファスナーもほとんどの子どもが自分で留められるようになった。また、体が温まると自分でジャンパーを脱いで遊ぶなど、衣服を調節することもできていた。

人間関係

自分と一緒に遊んでいる友だちだけでなく、側で遊んでいる友だちのことを気づかうようになり、トラブルになりそうな時に「そういう時は“ごめんなさい”って言うんだよ。」「○○くんが走ったからぶつかったんだよ」などと、仲裁をしようとしたり、様子を伝えたりする姿があった。一緒に遊ぶ友だちが固定しているが、チームやペアで行う活動では、どの友だちと組んでも仲良く声をかけ合いながら遊びを楽しんでいる。

新入園児が1名あったが、温かく迎え入れてすぐに仲良くなった。発表会当日は家庭の都合で不参加となったが、劇あそびや歌や踊りの輪に加わって一緒に楽しむ姿が見られた。

環境

室内遊びが多くなることから、席替えに加えてテーブルの配置を大きく変え、子どもたちの話し合いでグループ名を決めるなど、心地よく遊べるようにしていった。段ボールの仕切りを多く用意し、子どもたちが自由にスペースを区切って遊んだり、様々な種類や難易度の玩具を揃えることで、一人一人が好きな遊びを見つけたりできるようにしていった。

言葉

発表会の感想やクリスマスへの期待やプレゼントの報告など、楽しかったことや嬉しい気持ちなどを友だちや保育者に一生懸命伝えようとしていた。言葉の発達の著しい子と緩やかな子とで差はあるが、どの子も話すことを楽しいと思えるよう一対一やスキンシップを図りながら、ゆったりとした気持ちで受け止めていった。言い間違いや難しい言葉は、優しく言い直したり、補ったりしながら伸び伸びと感情を表現できるよう会話を広げていった。

表現

早い時期からホールでの英語であそぼうや劇あそびを積み重ねてきたことで場所に慣れ、初めての発表会でも雰囲気を楽しみながら伸び伸びと表現できた。

絵本や紙芝居を観てクリスマスへのイメージを膨らませていった。絵の具やサインペンでの色遊びをしたり、折り紙を折ったり、ハサミで切り取ったりしながらクリスマスリースやツリー作りを行った。「かわいい」「いいねー!」などと会話をしながら心弾む思いを形にすることができた。

食育

初めてクッキングに参加した。年長児のアドバイスを真剣に聞きながら、大切にクッキー生地を形成していた。「難しい」「疲れた」と話す子もあったが、日頃自分たちが食べている食事やおやつを、保護者や給食職員の方々が手間をかけて作ってくださっていることを知る良い機会となった。できあがったクッキーを「すごくおいしい!!」と言いながら食べ、どの子もとても満足そうだった。…