2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2020年度4月のまとめ

2歳こぐま組2020年度4月のまとめ

食事

保育者に「せんせー、みとって!」と言って、スプーンを使って意欲的に食べる姿がある。また、友だちが野菜を食べて、保育者に褒められている姿を見て、「○○ちゃんもたべる!」と言って、苦手な野菜でも食べてみようとする姿がある。「すごいね~!おいしいね」「お母さんにも教えてあげようね」などと言葉掛けをし、十分に姿を認め、自信につなげていった。

排泄

保育者に誘われると、トイレに座り排尿できる姿がある。また、友だちがトイレに行く姿を見て、「○○もいく!」と進んでトイレに座る姿もある。一方で、紙パンツに出ていないと、トイレに座ることを嫌がる子もいた。嫌がる子には無理強いはせず、「おしっこ出たら替えようね」などと声を掛け、トイレに来た子には、「すごいね」「上手にできたね」と、子どもたちの姿を認め、次への意欲につなげていった。

健康

寒暖差が激しかったため、鼻水が出たり、咳が出たりする子がいた。登園時に厚着をしてくる子も多く、日中は遊んでいると汗をかく子もいた。保護者に薄手の服も持ってきてもらうよう声を掛け、衣服の調節をし体調管理に気をつけていった。また、感染症予防のため、こまめに換気したり、玩具の消毒をしたりしていった。

睡眠

食事が終わると、進んで布団に向かい、一人で入眠する子や、保育者が側に付き背中をさすると安心して眠る子がいる。また、「あそんでから!」と言って、自分が納得のいくまで、パズルなどをしてから布団に向かう子もあった。「それが終わったら、お布団いこうか」など、見通しをもった言葉掛けをし、それぞれのペースで休息がとれるよう、ゆったりと関わっていった。

身体発達

天気の良い日は、たっぷりと戸外遊びを楽しんだ。足取りがしっかりとしてきて、日に日に散歩コースが伸びてきた。室内遊びでも巧技台でジャンプ台を作って、ジャンプをしたり、三角マットのすべり台をしたりし、全身を使った遊びを楽しんでいった。危険のないよう側で見守りながら、保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有していった。

情緒

気の合う友だちを誘って、一緒に遊びを楽しむ姿がある。子ども同士で、「かして」「いいよ」の声も聞かれ、上手にやりとりをする子もいた。一方で、友だちの持っている玩具が気になり、咄嗟に取ったり、遊びに加わりたいという思いから、叩いたり押したりして気を引こうとする姿もあった。「かして だよ」「あそぼうって言おうね」など、子どもたちの思いを代弁し、仲立ちとなっていった。

言葉

散歩に出かけると、「オレンジ(果物)おいしそうだね」「お花いっぱーい!」「さくらきれいだね~」など、自分たちが見たもの、感じたことを言葉にして伝える姿があった。また、簡単な言葉や仕草で保育者に伝える子もいた。「~だね」「本当だね」と、子どもたちの言葉をくり返すことにより、伝わったことが分かり、嬉しそうに笑い返す姿もある。子どもたちの言葉に耳を澄ませ、ゆったりとやりとりを楽しんでいった。…

2歳こぐま組2019年度3月のまとめ

2歳こぐま組2019年度3月のまとめ

食事

意欲的に食べており、箸も安全に使用できるようになっている。「沢山食べられたね」「箸が上手に持てているね」などと声をかけ、より意欲的に食べられるように関わっていった。保育者に食べさせてほしいと甘える子もいたが、安心して食事ができるよう保育者が側につき、時折援助し、自分で食べられるように勧めていった。

排泄

排便の後始末を自分でしようとする姿が増えているので、必要に応じて援助し、清潔に過ごせるようにしていった。環境が変わった不安からか、尿意が気になる子や、トイレに行きにくい子もあったが、保育者が声をかけ、側で見守っていくことで安心感を覚え、自らトイレに行き、排泄ができるようになっていった。

健康

「ばい菌さんで病気になっちゃう」「お腹が痛くなっちゃうよね」などと言い、手汚れに気づき、自ら手洗いをする姿があった。時折、水遊びや泡遊びになってしまうこともあったため、「お友だちが待っているよ」「お友だちが病気になっちゃうね」などと声をかけていった。流行している感染症に興味がある子もおり、「病気になったら怖いね」と話す姿もあった。健康に過ごしていけるように環境を整え、子どもたちの咳や体温に気を付けていった。

睡眠

保育者が側に付き、寄り添うことで安心して眠りにつく子が多いため、できるだけ個々の気持ちに寄り添えるようにゆったりと関わっていった。布団に入った後に尿意が気になり、なかなか眠りにつけない子もいたため、布団に入る前にトイレに行き、安心して眠りにつけるように促していった。

身体発達

天候の良い日には園庭や散歩へ出かけ、「暖かくなってきたね」「つくしがあるよ」などと声をかけ、春を感じられるように関わっていった。室内では、塗り絵やカルタにも進んで挑戦していった。塗り絵に興味のある子が多く集中して取り組んでおり、「はみ出さないように塗るよね」とふちに沿って塗っていったり、キャラクターの色に塗ったりと考えながら遊んでいる姿も見られ、よく楽しんでいた。

情緒

進級することに喜びや不安を感じてか、「もうすぐぱんだ組だね」「ぱんだ組でなにするんだろうね」などと子ども同士での会話が増えていた。不安そうにする様子もあったため、「ぱんだ組になったら外で沢山遊べるね」「バイキングもあるよ」などと声をかけ、期待に繋げられるよう関わっていった。

言葉

友だちとよく会話をしながら遊んでおり、自分の思いを言葉で伝える姿が多く見られるが、口調が強くなってしまう姿もよく見られた。その都度、言葉の使い方や言われた子の気持ちを伝えていき、友だちとの関りを楽しめるよう見守っていった。…

2歳こぐま組2019年度2月のまとめ

2歳こぐま組2019年度2月のまとめ

食事

箸やスプーンを使って意欲的に食事をしており、皿が空になると「全部食べたよ」と嬉しそうに知らせる子の姿が多く見られた。箸を使う子の中には上手く食材が掴めず、食べにくそうにする様子も見られたので、意欲を認めつつ、「スプーンもあるよ」と伝え、無理なく食事ができるようにしていった。また、箸をくわえたままになっていたり、箸で遊び始めてしまったりする子もいた。危険のないよう、その都度声をかけ、正しい使い方について知らせていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレに向かう姿が多くなり、1日布パンツで過ごす子が増えた。できたときにはしっかりと褒めたり、一緒に喜んだりして自信へと繋がるようにしていった。また、どの子も日中はほとんど漏れることはなかったが、時々、遊びに夢中になっていたり、午睡中に漏れてしまったりする子も見られたので、活動前や午睡前などに声をかけてトイレに誘い、一人一人の様子に応じて対応していった。

健康

感染症などで大きく体調を崩す子はいなかったが、咳や鼻水が出る子が多く見られた。家庭と連携を取りながら一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に気をつけていった。給食後に歯みがきをする事にも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたまま遊んでいる子や、水あそびになってしまう子の姿も見られたので、危険のないようその都度声を掛けていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠できる子が増えた。引き続き安心して入眠できるように、背中をさすったり優しく声をかけたりして、一人一人の眠くなったタイミングで午睡できるよう配慮していった。また、心地よく眠れるよう、室温や明るさを調節していった。

身体発達

室内では、お絵かきやぬり絵など指先を使った遊びをじっくり楽しむ姿が多く見られた。また、指先が器用になり、簡単な絵を描いたり、ぬり絵をはみ出さないように塗ったりする子が増えてきた。集中して繰り返し楽しめるよう棚の配置を変えて環境を整えたり、様々な色の紙やぬり絵を用意したりして工夫していった。戸外では、かけっこやぽっくりなどで体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かす楽しさを共有していった。

情緒

子ども同士で誘い合い、気の合う数人の友だちとやりとりをしながら遊ぶ姿が多くなってきたが、一緒に遊ぶ中で、思いのすれ違いからトラブルになることもあった。保育者が双方の思いを受け止め、代弁することで仲立ちとなっていった。

言葉

絵本やエプロンシアターに出てくるセリフを覚え、演じる真似をしたり、それぞれが役になりきり、ごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が多く見られた。保育者も遊びに加わり、イメージを共有しながら言葉のやりとりをし、遊びを盛り上げていった。また、休みの日にあった出来事や感じたことなど、様々なことを言葉で伝えようとする姿も見られた。伝えようとしている言葉に耳を傾けてしっかりと聞き取ることで、やりとりをする楽しさを味わえるようにしていった。…

2歳こぐま組2019年度1月のまとめ

2歳こぐま組2019年度1月のまとめ

食事

箸を使って食べたい気持ちはあるが、うまく使えず、箸を片手に持って手づかみで食べようとする子もある。箸を使うときに器へ手を添えると掴みやすいことを伝えたり、スプーンを併用したりしながら、無理のないようにしていった。また、友達と食べる楽しさや意欲から、食事量も増え残食が少なくなってきっている。子ども達の食べる様子を見守りながら給食室と連携を取り食事量やおかわりなど調整していった。

排泄

トイレで排泄することを嫌がる姿は見られず、周りの子が「おしっこ行ってくる」というと、「わたしも行ってくる」と自ら尿意を感じてトイレで排尿する子が多くなってきた。なかには、便意を感じトイレで排便する子もある。排泄時の後始末も自分でやろうとする姿が見られるが、まだ、綺麗に拭きとることができないこともあるので、側で見守りながら必要に応じて手伝うようにしていった。

健康

鼻水や咳など出る子はあるが、大きく体調を崩すこともなく過ごすことができた。戸外遊びをした後は、保育者が声をかけなくても手洗い場に向かう子もあった。手の洗い方を友達と話しながら取り組む姿も見られ一緒に手洗いをしながら洗い方を確認していった。気温が低くても体を動かすと汗をかくこともあるので、衣服の調節をしたり水分補給をしたりして快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

年末年始の生活リズムの違いから、給食後早めに眠くなる子もあったので、一人一人のリズムに合わせて休息や午睡をしていった。また、室温や湿度など快適に睡眠できるように環境を整えていった。

身体発達

ボールやフープなど遊具を使って遊ぶことを楽しんでいる。フープを腰で回そうと、両足を開き構え、体に巻き付くように勢いよくフープを離して楽しむ姿が見られる。またマットででんぐり返りをして楽しむ子もあるので、安全に遊べる配置を考えながら、十分に体を動かして楽しんでいった。

情緒

朝の準備や帰りの支度、歯磨きなど活動の流れを少しずつ理解し、「最後まで自分で」という子が多く見られるようになってきた。子ども一人一人の思いを把握し、必要に応じて声をかけながら、安心して活動し自信につながるようにしていった。

言葉

筋道を立てて伝えようとする姿が見られるようになってきた。思いを早く伝えたい気持ちから、「あのね、あのね」と、言葉に詰まることがあるので、安心して話せるようにゆっくりと話を聞くよう配慮していった。自分の気持ちが伝えられた時は、しっかり受け止め共感していき、話すことの楽しさを感じられるようにしていった。…

2歳こぐま組2019年度12月のまとめ

2歳こぐま組2019年度12月のまとめ

食事

苦手だった食べ物も食べようとする姿が見られるようになり、完食する子が増えた。また、箸を使っての食事に興味を持ち、「こうやって持つよね」「できてる?」などと保育者に見せ、自分でスプーンの持ち方や椅子の座り方を意識し、食事をする姿が見られた。「上手にできているね」などと声をかけ、箸の使用に対しての意欲を十分に受け止めていった。

排泄

午睡中紙パンツを履いている子も紙パンツが濡れることが少なくなっており、起床後にトイレに座り排尿する姿も多くみられるようになった。布パンツで一日過ごすことに憧れを持つ子も増えているように感じた。排便時もトイレに向かう様子が見られた。子どもたちの自信や意欲を損なわないよう「上手にできるね」「気持ちよかったね」などと声をかけ関わっていった。一日布パンツで過ごせそうな子は、家庭に声をかけた。

健康

感染症にかかり、体調を崩す子がいた。一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に早めに気が付けるよう配慮していった。

衣服の着脱が自分でできるようになっている。散歩に出かける際には上着を自分で着ることができ、「見て、チャックもできた」などと保育者に知らせる子もいた。中には、「できないからやって」などと言い保育者にやってもらおうとする子もいたため、着方を伝え、ゆっくり挑戦していけるように見守ったり、「できているよ」と声をかけたりし、自信が持てるように関わっていった。

睡眠

自分で布団に入るが寝たくない、遊びたいという思いがあり、なかなか寝付けない子もいた。ほかの子の睡眠の妨げにならないように声をかけ、それぞれのタイミングで眠りにつけるように配慮していった。「○○先生と寝たい」と特定の保育者を呼ぶ姿もあった。できるだけ安心して入眠できるように関わっていった。

身体発達

絵の具やのりなどの指先を使った遊びも楽しんだ。絵の具では、画用紙に自由に描き楽しんでいた。のり遊びでは、のりを多く取ってしまった子やシールや絵を描いた面にのりを付けて貼ってしまった子もいた。「少しずつ使おうね」「反対につけるとシールが見えるよ」などと伝え、楽しみながら気づいていけるよう関わっていった。様々な素材を取り入れ、用具の使い方も伝えていけたらと感じた。

情緒

友だちを思いやる気持ちが強くなり、泣いている友だちをかばう様子が見られる。なぜ泣いているのかなどを友だちから聞き、「○○くんだめだよ!」「泣いてるから謝って!」などと相手の子に強く言ってしまい、さらにトラブルになることもあった。子どもの友だちを思いやる気持ちは大切に受け止め、仲介していった。

言葉

多くの言葉を覚え、友だち同士で、見たものや経験したことなどを話し合い、楽しむ様子が見られる。言葉が増えていくことにより、遊びもより盛り上がっているように感じられた。時に、言葉や口調が強くなってしまう子の姿も見られる。その都度、言葉の選び方や使い方、言い方を伝えていき、友だちとの会話が楽しくできるように関わっていった。…

2歳こぐま組2019年度11月のまとめ

2歳こぐま組2019年度11月のまとめ

食事

5~6名の子がスプーンと併用して箸を使って食事をするようになった。箸を使えることが嬉しいようで、どの子も意欲的に食事をしていた。箸を持ったまま歩いたり、口にくわえたままにしたりなどの危険がないよう、側に付き十分に注意して見守っていった。また、箸を使っていない子たちも、箸を使って食べている子の姿を見て「○○ちゃんも箸使いたい」「箸ちょうだい」と話すなど、箸に対して興味を持っている様子が見られた。さりげなくスプーンの正しい持ち方を伝えるなどして、少しずつ箸を使った食事へと移行できるよう関わっていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレへ向かい、排泄する子が増えた。また、トイレ横にウォールポケットを取り付け、トイレットペーパーを入れておくと、自分でペーパーを取り出して拭く姿も見られた。子どもたちが自分でしている様子を見守り、「すごいね、上手だね」などと声をかけるなどして、更なる自信へと繋げていけるようにしていった。

健康

給食後にはうがいを開始した。保育者がやり方を伝えると、どの子もしっかりと話を聞き、うがいをすることができていた。「お口の中がきれいになったね」など、口の中がきれいになったことを感じられるような声かけをしていった。また、中には水遊びになってしまう子の姿も見られたため、その都度声をかけ、再度やり方を伝えていった。

睡眠

給食後、布団へ向かうと横になり、自分のタイミングで入眠する子、保育者が側に付き、背中をさすったり子守唄を歌ったりすると安心して入眠する子がいた。気温が低く肌寒い日もあったため、必要に応じて室温を調節し、快適に入眠できるようにしていった。

身体発達

天気が良く暖かい日には散歩に出掛けた。随分と体力が付き、どんぐり山までの道のりや、園周辺の土手上などもしっかりと歩くことができていた。また、室内では、粘土遊びやお絵描きを楽しんだ。粘土では、自分で好きなキャラクターの形を作る子、お絵描きでは顔のパーツを描く子の姿があった。どの子も集中して楽しむ姿が見られたので、絵の具やのりなどの素材も使い、さらに手先を使って楽しめる遊びを考えていきたいと感じた。

情緒

友だち同士でやりとりしながら同じ遊びを楽しむ姿が見られた。遊んでいる最中に場所や玩具の取り合いでトラブルになると、「○○ちゃんの」「いやだ」「やめて」と言葉で伝えることができる子もいたが、中には咄嗟に言葉が出ず、叩いてしまう子の姿もあった。保育者が仲立ちとなり、「○○だったんだね」などと声をかけ、しっかりと思いを受け止めたり、代弁したりしていった。

言葉

気の合う友だち同士で集まり、ごっこ遊びを楽しむ姿があった。ままごとやお医者さんごっこなど役になりきり、「ママ行ってくるからね」「次の患者さんどうぞ」などと台詞を言い、やりとりを楽しんでいた。子どもたち同士のやりとりを側で見守り、耳を傾けたり、保育者も参加したりして、楽しさを共有していった。…

2歳こぐま組2019年度10月のまとめ

2歳こぐま組2019年度10月のまとめ

食事

食事量が増え、完食する子やおかわりをする子が多く見られるようになってきた。給食を食べ終わると、「ピカピカになった」と知らせてくる子もあるが、一品だけを終え席を立って知らせてくる子もあるので、食べられたことを十分に認めながら、食事中のマナーに気付けるよう声をかけ知らせていった。

排泄

尿意や便意など自ら気付き、トイレで排泄する子も多く見られるようになってきた。中には、遊びに夢中になったり、タイミングが合わなかったりすることで間に合わない子もあった。一人一人の排泄の間隔をしっかり把握しながら無理なく安心してできるよう声をかけていった。

健康

手洗いやうがいなどに関する絵本や紙芝居を取り入れ、大切さを知らせていった。手の洗い方など、保育者や友達と確かめ合いながら洗ったり、外から保育室に帰るとすぐに手洗い場に向かったりする子もあった。できたことをしっかり認め、手洗いの習慣が身につくようにしていった。

睡眠

戸外遊びが増え、疲れやすくなってきたこともあり、給食を食べるとすぐに布団に入り、入眠する子もあった。また、眠気はあるが、遊びたい気持ちもあり入眠できにくい子もあったので、保育者が側に付きながら無理強いせずゆったりと関わりながら、一人一人の生活リズムにあった休息がとれるように環境を整えていった。

身体発達

園庭で鉄棒や木登り、ボール遊びなど体を動かした遊びを楽しんでいった。散歩に出掛けることは好きな子が多いが、歩き始めると「だっこ」と座り込んだり、立ち止まったりする子があり、園周辺での散歩が多かった。散歩コースや内容を検討しながら、楽しく歩く経験を重ねていけたらと思う。

情緒

友達を誘ってごっこ遊びやなりきり遊びを楽しむようになってきた。数人で遊んでいる中に入ろうと声をかけるが、「○○ちゃんはだめ」「いまは、はいれん」などのトラブルが時折みられるので、遊びを見守りながら必要に応じて相手の気持ちを伝えたり、気持ちを受け止めたりしながら仲立ちをしていった。

言葉

自分の思いや相手の思いを聞きながら遊ぶ姿が見られるようになってきた。「どうしたの」「○○してほしかった?」など、友達を思いやる言葉がけも見られるようになってきた。また、「鳥さんいないね」「お米がなくなったから違うところにいったんだよ」と、田んぼの稲が刈られていることに気付き、話を膨らませていく子もあった。子どもたちの優しさや気付きに共感していった。…

2歳こぐま組2019年度9月のまとめ

2歳こぐま組2019年度9月のまとめ

食事

食事を楽しみにしており、「今日の給食何かな」「なんのおやつだろう」などと聞く子がいた。全体的によく食べており、苦手だった食べ物も食べようとする子の姿も見られた。「食べられたね」「すごいね」などと声をかけ、自信に繋がるようにしていった。中には、食事中に手が止まってしまう子もいたため様子を見て、一緒に食事を楽しめるよう配慮していった。

排泄

一日中布パンツで過ごす子も増え、尿意を感じると自分でトイレに向かう子が増えているように感じた。排尿が終わると、「トイレットペーパーちょうだい」と保育者に伝え自分で拭こうとする子も増えた。排尿間隔も長くなっているため、時間を調節し声をかけてトイレに誘っていった。

健康

気温の変化により、咳や鼻水が出る子も見られたが、大きく体調を崩すことはなく登園していた。

おやつ後のおしぼりの使用をやめ、ペーパーに移行した。自分でペーパーを使い口元をきれいにし遊びに入っている。手の汚れが気になる時には自分で洗いに行く子もあった。

睡眠

すぐに布団に入り入眠しようとする子もいるが、なかなか寝付けず遊びだす子も見られる。安心して入眠できるように保育者が側につき、背中をさすったり歌を歌うなどしてゆったりと関わっていった。また、布パンツで寝る子も増えたため入眠前にはトイレに誘い、ゆっくり睡眠できるように配慮していった。

身体発達

天気のいい日には園庭に出て遊ぶことが多かった。以前は、少し虫に抵抗があった子も自分で虫を捕まえたり、友だちとじっくり観察したりと楽しんでいる様子が見られた。砂場遊びでは型抜きも上手にできるようになっている子が多くいた。「すごいね」「上手だね」などと声をかけ、より楽しめるように関わっていった。

室内では、指先や集中力の要する遊びを楽しんでいた。難しいブロックやパズル、コマに挑戦すると、初めはやり方がわからず苦戦していたが、やり方を伝えると夢中で挑戦していた。落ち着いて取り組めるように配慮していき、自信が持てるよう声をかけていった。

情緒

友だちが困っていることに気付くと、「どうしたの」「できないの」と聞き、手伝ってあげようとする子の姿が見られた。時には、手伝ってあげたいと思う気持ちと自分でやりたい気持ちとでトラブルになることもあったったため、近くで見守っていった。

言葉

気付いたことや経験したことを友だちや保育者に伝えようとする姿が見られた。友だち同士で上手にごっこ遊びを楽しみながら、言葉のやり取りも楽しんでいるように感じた。また、玩具の貸し借りの際には、子どもたち同士で「次、貸してね」「これ使ってもいい?」と聞き、「これどうぞ」「使っていいよ」と伝え合う様子も見られるようになってきた。子どもたちの言葉に耳を傾け、やり取りを見守っていった。…

2歳こぐま組2019年度8月のまとめ

2歳こぐま組2019年度8月のまとめ

食事

全体的によく食べており、空になった食器を、保育者に嬉しそうに見せに来る姿が見られた。また、「おかわりちょうだい」と言っておかわりの要求をする子もいた。一人一人の食べる意欲をしっかりと認め、「たくさん食べられるね」「すごいね」などと声かけをしていった。時々、食事中に席を離れて遊び始める子も見られたので、無理強いはせず、タイミングをみて再度食事に誘っていった。

排泄

日中布パンツで過ごす子が増え、中には自分のタイミングでトイレへ向かい、排尿することができる子もいた。トイレで排尿することができたときは、しっかりと褒めたり、できた嬉しさに共感したりして、次の自信へ繋げていけるようにしていった。また、トイレに間に合わず漏れてしまった子には「大丈夫だよ」「きれいにしようね」など、安心できるように優しく声かけをしていった。

健康

水遊びの疲れからか、咳や鼻水が出る子、目の充血が見られる子がいた。朝の受け入れ時には、家庭での様子をしっかりと聞き取り、日中の体調に変化が見られた場合は看護師と連携をとり、対応していった。

睡眠

給食後すぐに眠たくなる子や、しばらく遊んで過ごす子がいた。一人一人の眠たくなるタイミングに合わせて、側について優しく声をかけたり、背中をさすったりなどして、ゆったりとした雰囲気の中で安心して入眠できるよう関わっていった。

身体発達

ビックバスの中に入り、バタ足をするなど、ダイナミックに体を動かして楽しむ姿があった。また、水面を叩いて水の感触を味わったり、水しぶきをあげたりして遊ぶ様子も見られた。水遊びの楽しさに共感し、危険のないように見守っていった。

情緒

気の合う友だちと集まって同じ遊びを楽しむ姿が多く見られたが、相手に思いが上手く伝わらないと咄嗟に友だちを叩いてしまうなど、トラブルになる場面があった。保育者が思いを代弁し、仲立ちとなっていった。また、嫌なことがあったときには、大きな声を出したり玩具を投げたりして不満な思いを訴える姿もあった。どうしたかったのかをしっかりと聞き取り、気持ちに寄り添っていった。

言葉

気に入っている絵本の内容をよく覚えており、ストーリーに出てくる歌を歌ったり、保育者のように絵本を持ち、読む真似をしたりなどして楽しむ姿があった。保育者も一緒に歌ったり、絵本を読む真似をしている子どもたちの言葉に耳を傾けたりして、楽しさを共有していった。また、遊びの中で、絵本に出てくる台詞などを取り入れ、やりとりも楽しんでいった。…

2歳こぐま組2019年度7月のまとめ

2歳こぐま組2019年度7月のまとめ

食事

スプーンを使って意欲的に食べる子もあるが、指でつまんで食べる子もある。意欲的に食べる姿を十分に認めながら、スプーンの使い方や食器の持ち方など食事の仕方を伝えていった。また、暑さや体調を崩したことにより、食事量が減った子もあったので、量を調節したり、食べやすい食材を提供したりしながら無理なく食べられるようにしていった。

排泄

活動の節目などに排泄に誘うとトイレに行き排尿する子が増えてきた。また、自ら尿意や便意を伝えトイレに行く子やズボンを握ってトイレに行きたいしぐさをする子があった。一人一人の排尿の間隔を把握したり、しぐさに気付いたりしながらトイレで排泄できたことを認め、自信が持てるようにしていった。

健康

鼻水や咳が出たり、感染症にかかったりと体調を崩す子が多くあった。家庭との連携を図り、体調の変化を見逃さないようにしていった。水分補給をこまめに行ったり、汗をかいたときには、タオルで拭いたり、衣服を着替えたりしながら快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

暑さから寝付きにくい子があった。室内の温度や湿度などこまめに確認しながら快適に午睡できるようにしていった。暑さなどで休息を十分に取れない子もあったので一人一人の体調に合わせて体を休められるように環境を整えていった。

身体発達

天候の良い日には、水遊びを楽しんだ。ビッグバスの中で腹這いになって遊んだり、手足を動かして水しぶきを上げたりしながら、水の感触を十分に味わう姿が見られた。室内では、リズム遊びをしたり、巧技台を使って体を動かしたりして楽しんだ。一人一人の発達に合わせて遊具を調整することで、できるという自信が芽生え、次もやってみたいという姿が見られるようになってきた。

情緒

友達と一緒に遊ぶことが増えてきているが、自分の思いがうまく伝えられずトラブルになることがあった。思いを受け止めながら、必要に応じて仲立ちをしたり、様子を見守ったりしながら一緒に遊ぶ楽しさを伝えていった。

言葉

白いクレヨンで白い紙に絵を描こうとする子が、「みえないね」と伝えたり、のりを使うと、「べたべたする」と気づいたことを言葉で表現したりするようになってきた。子どもたちの発言に耳を傾け共感しながら、新しく言葉の表現を引きだしていけるように見守っていった。…