2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2022年度11月のまとめ

健康

日中布パンツで過ごす子も増え、自分からトイレに行くこの姿もみられるようになってきた。気温が低くなってきたこともあり排尿間隔が短くなった子もいた。トイレに行く習慣がつくように遊びの合間や生活の区切りで誘っていった。自分からトイレに行けた時や、トイレで排尿できた時はしっかりと認め次への意欲へつながるように見守っていった。

人間関係

友だちとのやりとりや一緒に遊ぶ姿が増えてきた。その中でもごっこ遊びをする姿が多くみられ、お店屋さんごっこ、桃太郎ごっこなど子どもたちがイメージを膨らませて共有しながらやりとりを楽しんでいた。友だちとの関わりの中で思いや意見の違いで玩具や場所の取り合いになったりすることもあった。「かして」「使いたかった」「ごめんね」と自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿もあった。お互いの気持ちを汲み取り受けとめながら、相手の思いにも気づけるように保育者が代弁しながら仲立ちして自分の言葉で思いを伝えられるようにしていった。

環境

園庭や小園庭に出ると落ち葉やどんぐりを拾ったり、拾った植物でままごと遊びをしたりと遊びが広がっていた。「小さいどんぐりがあったよ」「綺麗な色だね」などと自然に興味を持ち観察を楽しむ子どもたちだった。戸外遊びや絵本を通して秋の自然に親しみ触れ合っていった。

言葉

「昨日は公園に行ったよ」「おやつのクッキー美味しかったね」「ホールで遊びたい」などと経験したことを話したり、自分の思いを言葉にして保育者や友だちに伝える姿があった。また「一緒に遊ぼう」と友だちを誘って積み木やブロックで家を作ると「ピンポーン入ってもいいですか?」「どうぞ~」とおうちごっこなど言葉のやりとりをしながら遊びを楽しんでいた。言葉のやりとりする楽しさを感じたり、伝わる喜びが感じられるように伝えたい気持ちを受けとめながら応答的にやりとりしていった。

表現

新しい歌やダンスも保育者の真似をして音楽に合わせて踊ったり歌ったりしてすぐに覚え、「もう一回したい」と繰り返し楽しむ姿があった。ダンスの中で友だちと手を繋ぐ振り付けの部分では、自然と周りの友だちと手を繋いで回ったりジャンプしたりして楽しむ姿があった。保育者も一緒に歌ったり踊ったりして、表現する楽しさや喜びを共有していった。

食育

こぼれないように器を持ったり、スプーンをしっかり持ったりして食べる姿が増えてきた。色々な食材に興味を持ち「これは何て野菜?」「このきゅうりシャキシャキしてる」などと友だちとやりとりしながら、苦手の食材にも挑戦しようとする姿があった完食できた喜びやおかわりしたよと保育者に知らせる子の姿もあったので、沢山食べられたことを十分に認めていった。…

2歳こぐま組2022年度10月のまとめ

健康

天候の良い日は園庭に出て元気に遊んだ。だんだんと寒暖の差も大きくなり、鼻水が出る子が多くいたので、感染症など子どもたちの体調に十分に注意を払いながら関わっていった。排泄面ではだんだんと布パンツで過ごす子が増えてきた。排尿感覚がわかり自らトイレに向かう姿が見られ、中には午睡時におしっこが漏れることもあったので、不安を感じさせないように「大丈夫だよ」「きれいにしようね」と安心できるように言葉をかけていった。昼食後に汚れた服を着替える様子を見守り、自分でしようとする気持ちを大切にして、自分で着替える事ができるように丁寧に関わっていった。

人間関係

井ゲタブロックやジョイントマットを使い自分のイメージするものを作ったり、友だちとやり取りしながらイメージを共有し、見立て遊びをする姿が増えてきた。「ここは○○ってことね」「これ使っていいよ」と自分の思いを伝え、遊ぶ様子があった。自分の思い通りに作る事ができなくて涙が出る子もあり、を受け止め「また始めから作ってみようか」と言葉をかけ、次にチャレンジできるように関わっていった。自分の思いを言葉で表現し、友だちと関わり様子が増え、成長を感じた。

環境

園庭に出ると「寒いね」と言って上着を着たり、飛んでいるトンボや蝶々を見たりして秋の季節を体感した。地面を掘り幼虫を見つけると「先生!見て。幼虫」と自分で捕まえた幼虫を見せてくれたり、友だちと観察したりして、生き物と触れ合いながら子どもたちと一緒に楽しんでいった。

言葉

友だちとイメージを共有して遊ぶ姿が多く見られた。「これは馬のピクルス」「これは車のピクルス」「これはウルトラマンのピクルス」と友だちと同じ物を井ゲタブロックで作り、自分のイメージしたものを言葉で表現して伝えたり作り方を教え合ったりして遊ぶ様子があった。中には、友だちの使っている玩具が欲しくてトラブルになる事もあり。玩具が欲しい思いを受け止めながら「貸してと伝えるんだよ」と声をかけ丁寧に関わっていった。

表現

保育者と一緒に音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして表現する楽しさを共有し遊ぶ姿があった。「もう一回しようよ」「楽しい!」と言って何度もリクエストする様子やカラー積み木を太鼓に見立てて演奏する様子も見られた。子どもたちが自由に体を動かして表現する楽しさを味わえるように遊びに加わり楽しんでいった。

食育

いろいろな食材に触れ、好き嫌いなく給食を食べる様子が多く見られた。意欲的に食べ完食し、おかわりをする子や、苦手な食材に興味を持ち少しずつ食べようとする子も中にはいた。保育者が側に付き「すごいね!」「食べられるようになったね」と声をかけ楽しい雰囲気を心掛け子どもたちが安心して食べられるように丁寧に関わっていった。…

2歳こぐま組2022年度9月のまとめ

健康

朝夕と寒暖差が大きくなり、体調を崩して鼻水や咳が続く子が多かった。鼻水が出ている子には声を掛け、こまめに鼻水を取っていけるようにしていった。日中は気温が上がることも多かったので、室温や湿度にも気を付け、こまめに水分補給を行ったり、衣服の調節を行ったりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちと関わる姿が増え、気の合う友だちと一緒に遊んだり、同じ遊びをしたりして楽しんでいた。子ども同士のやりとりの中で遊びのイメージがふくらみ、いろいろな遊びを楽しむ姿も見られるようになった。その一方でお互いの思いがぶつかったり、玩具の取り合いになったりしてトラブルにつながる姿も多かったので、様子を見ながら仲立ちして子どもの気持ちを受け止めたり代弁したりしていった。

環境

天候の良い日は、園庭や小園庭に出て探索活動をし、自然物や生き物に興味をもち、関わろうとする姿が見られた。一緒に虫やカエルなどを観察したり、草花に触れたりして自然に親しむことができるよう関わっていった。

室内ではホールで追いかけっこや三角マットのすべり台などで全身を動かしたりして遊んだ。保育者も遊びに参加しながら、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるよう配慮していった。

言葉

発見したものや気付いたこと、自分の思いなどを言葉や動作、指差しなどで保育者や友だちに伝えようとする姿が見られた。中にはなかなか思いを上手く伝えられない子もいるので、思いを汲み取ったり、言葉を代弁したりしていった。また友だち同士で遊んだり、やりとりをしたりする姿も増えてきた。側でやりとりを見守りながら、言葉を発する喜びに共感し、応答的な関わりをしていった。

表現

紙に絵を描いたり、粘土遊びをしたりした。粘土板の型に粘土を押しつけたり、手のひらでこねたりして形の変化を楽しみながら自分の作りたい形を作る姿があった。自分で作ったり、保育者と一緒に作ったりしたものを「アイス」、「ヘビだよ」と言葉にして表現する姿があった。また歌絵本に合わせていろいろな歌を歌ったり、好きな音楽に合わせて踊りを踊ったりすることも喜び、保育者や友だちと一緒に楽しんでいた。

食育

給食は何でもよく食べる子や好き嫌いがあって食事が進まない子など、個人差も多かった。子ども一人一人の食事の様子やその日のメニュー、子どもの体調に合わせて量を調節したり、手伝ったりしていきながら、楽しい雰囲気の中で無理なく食べていけるようにしていった。…

2歳こぐま組2022年度8月のまとめ

健康

水あそびの際、自ら衣服の着脱をし、脱いだ服を畳んだり、「どっちが前?」と保育者に確認しながら、自分で着ようとしたり、食後の衣服が汚れていることに気付き、自ら着替えようとしたりするなど、身の回りのことを保育者に見守られながら、自分でしようとする姿が見られた。排泄面では、日中布パンツで過ごす子が増え、排尿感覚がわかり、自分のタイミングでトイレに行く姿が増えてきた。遊びに夢中になり、我慢する姿も見られるので、様子を見てトイレに誘っていけるようにしていきたい。

人間関係

友だちと一緒に水をかけ合ったり、泡を使って「洗濯屋さんだね」とタオルを洗って楽しんだり、氷の感触や冷たさを共有したりと、夏ならではのあそびを友だちと一緒に楽しんだ。友だちと同じイメージを持って遊びを楽しんだり、玩具の貸し借りを子ども同士でしたりする姿も見られてきた。一方で、玩具を独占したくて友だちとトラブルになることもあったので、状況に応じて仲立ちをしたり、保育者も一緒に加わったりしていったことで、「貸して」「いいよ」など少しずつ自分からやりとりする姿もあった。

環境

虫が大好きで、水遊びをテラスで行う際にいたカエルやトンボなどをじっと観察し、楽しんでいた。その中で、どこに目があるのかどうやって飛んでいるのかなど興味をもつ姿が見られたため、より興味が広がるよう、絵本や図鑑を用意したり、保育者も一緒に観察して特長を伝えたりしていった。

言葉

絵本や紙芝居への親しみが深まるよう、繰り返しのある絵本を積極的に読み聞かせをし、言葉やリズムの面白さを感じられるようにしていった。子どもの反応を見ながら、読み方、話し方を工夫し、言葉から物語の世界をイメージし、安心して想像力を膨らますことができるよう配慮していった。

表現

体を動かすことが好きな子が多く、普段から流している曲の中に知っているダンス曲があると、自然と体を動かしたり、友だちと一緒にイメージした動きを取り入れながら、体を動かそうとしたりする姿も見られた。ダンスが苦手な子もいるが、友だちが踊っている姿を見て、一緒に体を動かしてみようとする姿もあった。一人一人が楽しんで体を動かせるように環境を設定していった。

食育

スプーンの持ち方に興味をもち、「こう?」と下手持ちを確認したり、自ら食べやすい方法に、持ち方を変えたりする姿が見られた。楽しく無理なくスプーンが持てるよう、一人一人の発達に合わせて持ち方を伝えていった。また、あそびや生活の中で、スプーンの持ち方につながるよう、指先や手を使う遊びを積極的に取り入れていった。…

2歳こぐま組2022年度6月のまとめ

健康

天候も良く気温の高い日も多くなり、水分補給をこまめに、室温に気を付けて調整していった。熱中症、感染症などにならないように子どもたちの体調に気を配りながら関わっていった。排泄ではだんだんと自分から進んでトイレに行き排泄する姿が見られるようになってきた。自分で紙パンツをぬいでトイレに座り排泄できると嬉しそうに「できたよ」と保育者に排泄できた喜びを伝える姿も見られた。トイレに関心がなかった子も友だちの影響を受けて自分からトイレに行ったり、ズボンの着脱をしたりする子も見られるようになってきた。子どもたちが安心して排泄ができるよう、楽しい雰囲気を心掛け声をかけていった。

人間関係

友だちと積極的に関わり遊ぶ姿が多く見られるようになってきた。ホールを友だちと追いかけっこしたり、マットの上でじゃれついて遊んだりして楽しむ様子が見られた。三角マットのすべり台で腹ばいになって滑ったりでジャンプしたりしてしっかりと体を動かして遊んだ。場所の取り合いや嫌なことをされた時には、子どもの気持ちを受け止めながら、「どうしたの?」「~が嫌だったんだね」と声を掛け、相手の気持ちも伝えながら仲立ちをし、丁寧に関わっていった。

環境

園庭に出たときや散歩のときなど、自然のものに触れて楽しむ様子が多く見られた。カエルがいると自分で直接手でつかまえて友だちに見せたり、保育者が手に取り、子どもたちに手で触れさせたりして、生き物の命に触れる体験をすることができた。

言葉

ごっこ遊びや見立て遊びを自分たちで考え楽しむ姿があった。カエルやネコなど動物になりきって想像の中で友だちとかかわって遊んでいた。「ケロケロ」や「ニャーニャー」と言ったり、「今は○○ってことね」と言ったりして、言葉のやりとりをしながらイメージをふくらませ遊びを展開している姿があった。

表現

手遊びを一人の子が始めるとそれを見て、一緒になって加わり、歌いながら体を動かして楽しむ様子が遊びの中で多く見られた。保育者も加わり、一緒になって共有し表現する楽しさを味わっていった。カタツムリやアジサイの製作も楽しんでいった。それぞれ絵の具やクレヨン、色紙などを使い思い思いに自由に描く姿があった。「先生見て。できたよ」と完成した作品を保育者に見せ、作った喜びを表現する子が多くいた。

食育

しっかりとよく噛み、食材の香りや風味などを味わいながら食べる姿がある。積極的に食べ、少しずつだが残食も減り、友だちと一緒に楽しく食べている様子がある。遊びに夢中でなかなか食事に向かえない時は、「上手に食べられるね」「これおいしいよ!」と丁寧に言葉をかけ、側に寄り添い、楽しい雰囲気の中で食事に向かえるように関わっていった。…

2歳こぐま組2022年度5月のまとめ

健康

日中と朝晩の気温差があり、咳・鼻水・熱が出るなど体調を崩す子が多くいた。検温や機嫌の観察をしっかり行い、一人一人の体調の変化に留意していった。また暑い日が続いたので、衣服の調節、室温調整や細目な水分補給等を行っていった。排泄では、自分から便座に座る子や排尿する子も見られるようになってきた。意欲的な姿を十分に褒めていき、自信へと繋げていった。

人間関係

友だちとの関わりに喜び、手を繋いだり、抱きしめたりして触れ合いを楽しむ姿が見られるようになった。一方で、物の貸し借りや場所の取り合いでトラブルになることが多々あった。その都度「何が嫌だったの?」「~したかったんだって!」などお互いの気持ちを代弁し、相手の思いに気付くことができるよう仲立ちしていった。

環境

戸外遊びでは自然に親しむ中で、虫に興味関心を持つ子どもたちだった。クモやアリなど小さな虫を見つけると、潰さないようにそっと指先でつまんだりする子もいれば、突いてみたりする子もいた。生き物に親しみを持つ姿を認めていきながら、「びっくりするから、優しく触ろうね」と声をかけ、生き物を大切にしていくよう伝えていった。

言葉

覚えた歌や手遊びを繰り返し楽しんだり、「○○したよ」「これもみたことある」など思い出や出来事を話したりする姿があった。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒に歌って楽しさを共有したり、会話に加わったりして言葉でやりとりすることの楽しさがさらに味わえるように関わっていった。

表現

鯉の形に切り取った色画用紙を用意し、カラーペンで塗ったり、目を両面テープを自分で剥がし付けたりして製作遊びを楽しんでいた。完成したこいのぼりを「みて、いっぱい描いたよ」と保育者に見せたり、ポールに見立てた紙で作った棒を振って泳ぐ真似を再現したりして自分で作れた嬉しさを思い思いに表現する姿も見られた。子どもたちの個性や工夫を認めていき、「自分でできた」という喜びに共感していった。

食育

スプーンを持って一人で食べる子が増えてきた。様々な食材に興味を持ち、「これなに?」「なんかにおいがする」など食事をしながら子ども同士で会話を楽しんでいた。友だちと言葉のやり取りを楽しむ姿を大切にし、「○○っていうんだよ、美味しいよ」と言葉を添え、食材に親しめるよう関わっていった。また保育者に注目して欲しい思いから、遊び食べをしたり、離席したりする子もいたので、側で寄り添ったり、必要に応じて手を添えたりして食事に向かえるよう配慮していった。…

2歳こぐま組2022年度4月のまとめ

健康

新しい環境の疲れや気温などから体調を崩し、鼻水や咳が出始める子もいた。家庭とも連携を取りながら一人一人の体調の変化に気を配っていった。鼻水が出ているときは「鼻水出ているよ」と知らせながら、自分で鼻水を拭いていけるようにし、拭ききれていないところは保育者が手伝っていくようにした。気温が高い日や日差しの強い日もあったので、こまめに水分補給や休息を取るようにしていった。

人間関係

友だちと関わる姿が増え、気の合う友だちと一緒に遊んだり、友だちの遊びを真似たりして遊んでいた。その一方で思いを言葉で上手く伝えられなかったり、思いがぶつかったりして玩具の取り合いやトラブルにつながる姿も多かったので、様子を見ながら仲立ちし、子どもの気持ちを代弁して伝えていくようにしていった。

環境

天候の良い日は、園庭や小園庭、散歩に出て探索活動をし、自然物や生き物に興味をもち、関わろうとする姿が見られた。一緒に虫やカエルなどを観察したり、草花に触れたりして自然に親しむことができるよう関わっていった。

室内ではホールで追いかけっこや三角マットのすべり台などで全身を動かしたりして遊んだ。保育者も遊びに参加しながら、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるよう配慮していった。

言葉

発見したものや気付いたこと、自分の思いなどを言葉や動作、指差しなどで保育者や友だちに伝えようとする姿があった。中にはなかなか思いを上手く伝えられない子もいるので、思いを汲み取ったり、言葉を代弁したりしていった。また友だち同士で遊んだり、やりとりをしたりする姿も増えてきた。側でやりとりを見守りながら、言葉を発する喜びに共感し、応答的な関わりをしていった。

表現

紙に絵を描いたり、粘土遊びをしたりした。粘土板の型に粘土を押しつけたり、手のひらでこねたりして形の変化を楽しみながら自分の作りたい形を作る姿があった。自分で作ったり、保育者と一緒に作ったりしたものを「アイス」、「ヘビだよ」と言葉にして表現する姿があった。また歌絵本に合わせていろいろな歌を歌ったり、好きな音楽に合わせて踊りを踊ったりすることも喜び、保育者や友だちと一緒に楽しんでいた。

食育

給食は何でもよく食べる子や好き嫌いがあって食事が進まない子など、個人差も多かった。子ども一人一人の食事の様子やその日のメニュー、子どもの体調に合わせて量を調節したり、手伝ったりしていきながら、楽しい雰囲気に中で無理なく食べていけるようにしていった。…

2歳こぐま組2021年度3月のまとめ

健康

ほとんどの子が自分のタイミングでトイレに行くことができるようになった。なかには遊びに夢中になり、トイレに間に合わず漏れてしまう子もいたので、活動の区切りでトイレに行くように声かけをしていった。食後の歯みがきにも慣れてきて、食事が終わるとコップと歯ブラシを持って意欲的に行っていた。歯ブラシや水で遊んで危険がないように側で見守りながら歯みがきの大切さや方法を伝えていった。帰りの身支度を始め、自分のノートなどを確認して鞄に入れ、進んで支度をしていた。自分の持ち物がわかる子も多くなり積極的に行っていたので、自分でできた喜びに共感し、十分に褒めて自信につなげていった。

人間関係

子ども同士で人形やままごとでごっこ遊びをしたり、一緒にブロックや積木を組み立てたりして遊ぶ姿が多く見られ、やりとりを楽しんでいた。友だちとの関わりが増え、玩具の取り合いや思いがぶつかってトラブルになることもあったが、自分の思いを言葉で伝えてやりとりをしたり、トラブルに気づいた他の子が仲裁に入ったりする姿がみられ、成長を感じた。

環境

日中暖かい日も多くなり、戸外に出ると日差しを浴びながら、小さな虫を見つけて観察したり、草花を摘んだりして楽しんでいた。保育室で遊んでいても、窓の外に虫がとまっていると友だちに伝えて捕まえようとする子や雨が降ったり風が強かったりすると保育者に「雨が降ってるよ」「すごい風」と気候に興味をもつ子がいたので、子どもたちの発見や気づきに共感していった。

言葉

家庭での出来事や経験したことを保育者に「昨日お買い物行ったよ」「朝バナナ食べてきた」「ここお散歩に来たことある」など積極的に話しかけて、聞いてもらうことを喜んでいた。子どもたちの伝えたい気持ちをしっかりと受け止め、気持ちが伝わる喜びが感じられるように、一人一人丁寧に応えていった。

表現

クリップを四角くつなげて真ん中に穴があることに気づき、「ドーナツできた」と言ってたくさん作ったり、ブロックや積み木などで動物園や公園、線路や道など工夫をしながら作ったりして楽しんでいた。作ったものでお店屋さんごっこをしたり、ブロックで作った車を走らせたり、動物の積み木を置いたりして子ども同士でイメージを共有してやりとりをする姿が多く見られた。子ども同士で遊ぶ姿を側で見守り、保育者も遊びに加わり、やりとりが広がるように関わっていった。

食育

箸を使って食べようとする子が増え、「箸ちょうだい」と要求し、食べにくい時はスプーンを使うなど、使い分けながら喜んで食べていた。「先生見てピッカピカ」「こうやって食べるんだよ」ときれいに食べたお皿を見せたり、器を持って食べる姿をアピールしたりして意欲的に食べる姿もみられた。箸やスプーンを使って自分で食べようとする姿やきれいに食べようとする姿を十分に褒めて、食べる喜びが感じられるように言葉かけをしていった。…

2歳こぐま組2021年度2月のまとめ

健康

多くの子が自分で身の回りの事を意欲的に行う姿が多く見られるようになってきた。昼食後の着替えは保育者に「できない」と言い、手伝ってもらう子が多くあったが、諦めずに自分の力でやり遂げようとする姿があり、日々の成長を感じた。子どもの力を信じ見守りながら、「大丈夫だよ」「できるよ」と声をかけ、関わっていった。コップでのうがいから歯みがきへの移行も始めた。まだ、友だちと遊びみがきになる事もあるが、自分の順番を守り、友だちが終わるのを待つ様子も多く見られるようになってきた。

人間関係

友だちとイメージを共有し、ごっこ遊びをする子が多く見られるようになってきた。クリップの玩具をポップコーンに見立ててままごとをしたり、カプラや積み木を使いお家を作り、ブロックを人物にして遊んだりして楽しんでいた。保育者も遊びに加わり、カプラや積み木でお家を大きくしたり、新しく種類の違うブロックなどを使ったりして遊びのイメージを大きく膨らませるように関わっていった。月齢の低い子はまだ上手に言葉で思いを伝える事が難しく玩具や場所の取り合いでトラブルになる事もあるので子どもたちをしっかりと見守り、トラブルになった時には子どもの気持ちを受け止め、丁寧に関わっていった。

環境

冬ならではの雪遊びを楽しんだ。雪をたらいに入れ屋外から保育室に持ち込んで子どもが自由に雪で遊べるように環境を整えていった。素手で雪に直接触れ雪の冷たさや感触を味わい遊ぶ子どもたちだった。玩具のお皿やお椀などを使用してままごとをしたり、雪を丸めて雪だるまを作ったりして、集中して楽しみ遊びきる姿があった。保育者も加わり「冷たいね」「ふわふわだね」と言葉をのせ五感を使い体験ができるように関わっていった。ホールでボール遊びを楽しむ子も増えてきた。ボールを投げ保育者が持つフラフープに入ると「やったー!」「もう一度する」と何度も繰り返し投げ入れて遊ぶ姿があった。自分で上に投げ上げる事を繰り返し楽しむ子もいた。「上手にできるね」と声をかけ喜びを共有していった。

言葉

子どもたちが自分の思いを言葉で伝えコミュニケーションを取り、ごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきた。言葉で自分の遊びのイメージを伝えたり使いたい玩具を「貸して」と伝えたりして、お互いの思いを共有する様子が多く見られた。まだ場所の取り合いなどそれぞれの思いがぶつかってトラブルになる事もあるので、そのような時にはお互いの思いを受け止めながら保育者が代弁して楽しく遊びが展開できるように関わっていった。

 表現

子どもたちと一緒にタンバリンやカスタネットなど色々な打楽器を演奏して遊んだ。子どもたちが楽器に興味を持ち、実際に演奏できるようにたくさんの種類の打楽器を準備し環境を整えていった。保育者が楽器の説明をすると集中して話を聞きワクワクする気持ちを持ち楽器を見入っていた。それぞれに楽器を手にすると手で叩く感触を味わったり、音色を楽しんだりして自由に叩いていた。保育者がリズムを刻むと自然とリズムに合わせて叩いて、みんなで音を重ねる楽しさを味わった。

食育

箸とスプーンを併用し食事をする。「先生、箸ちょうだい」と言って、自分から箸を使って食べようとする子がだんだんと増えてきた。「上手に使えるね」と声をかけると得意げに保育者に箸を使う所を見せる子もいた。しばしば友だちとの会話に夢中になって箸で遊び食べになる事もあったので、保育者が側につき「箸はこうして使うよ」と実際に使って見せたり、使い方を伝えたりして丁寧に関わっていった。…

2歳こぐま組2021年度1月のまとめ

健康

鼻水や咳などが出る子はいたが、大きく体調を崩すことなく過ごしていた。排泄では「おしっこ出そう」「うんちしてくる」などと保育者に知らせ、自分からトイレに行く姿が多く見られた。子どもたちの姿を十分に認めていき、意欲や自信に繋げていった。排泄後、水を流したり、トイレットペーパーを巻いて拭いたりすることに気が付けるようその都度声を掛けていった。

人間関係

友だち同士での関わりが増え、好きな遊びを一緒に楽しんでいた。ごっこ遊びではお姉ちゃんお母さんなどと自分たちで配役を決め、なりきってあそんだり、見立て遊びでは棚を屋台に見立て、「いらっしゃいませ」「これください」などとやり取りをしたりしていた。時には意見の食い違いや思いのぶつかりなどで、トラブルになりそうなこともあったので、友だちとの関わりを見守りながら、必要に応じて双方の思いを代弁し、仲立ちをしていった。

環境

テラスから見える雪や地面に少し積もった雪に喜び、友だちや保育者に「雪降ってるよ」「白くなった」などと伝えていた。保育者も雪の様子を一緒に見て、季節を感じる姿に共有していった。また雪だるまの形の画用紙に紙切れをのりで貼り、降っている様子を表現し、製作遊びをした。「寒そうだね」と声をかけ、雪だるまを気遣う子もいたので「優しいね」と思いやる姿を認めていった。

言葉

連続した長い言葉を自分なりに保育者や友だちに伝えようとする姿が見られてきた。思いを早く伝えたい気持ちから言葉に詰まることもあるので、ゆっくりと話を聞き、安心して話せるように配慮していった。自分の気持ちが伝えられた時は、しっかり受け止めて共感し、言葉で伝える楽しさを味わえるように関わっていった。

表現

粘土や絵の具、クレヨンやのりなど様々な素材に触れ、製作遊びを楽しんだ。一方でのりの感触に始めは戸惑う子もいたが、友だちが意欲的に触る姿に興味を持ち、徐々に慣れていく姿があった。また「なにこれ」「色がちがう」などと色の変化に気付き、感じたことを表現したり、周りに知らせたりする様子も見られたので、子どもたちの言葉や気づきに耳を傾け、共感していった。

食育

給食の時では、「こうやってやるんだよね」と友だち同士でスプーンの持ち方を確認し合ったり、「見ててよ」と保育者にスプーンを三指持ちで食べられる姿をアピールしたりしてスプーンの持ち方を意識しながら食事をしていた。楽しい雰囲気の中で食べられるよう、側で見守っていった。またスプーンと併用しながら箸を使う子もいたが上手く箸が使えず、口にくわえたり食べ遊びをしたりする姿も見られた。箸を使いたい気持ちを大切にしながら、危険のないよう箸の使い方を伝えていった。…