2歳こぐま組2023年度5月のまとめ

健康

天候も良く気温の高い日も多くなり、水分補給をこまめに、室温に気を付けて調整し、熱中症、感染症などにならないように子どもたちの体調に気を配りながら関わっていった。排泄ではだんだんと自分から進んでトイレに行き排泄する姿が見られるようになってきた。紙パンツから布パンツに移行した事を喜び自分で意欲的に排泄しようとする姿もあった。トイレに関心がなかった子も友だちの影響を受けて自分からトイレに行ったり、ズボンの着脱をしたりする子も見られるようになってきた。子どもたちが安心して排泄ができるよう、楽しい雰囲気を心掛け声をかけていった。

人間関係

友だちと積極的に関わり遊ぶ姿が多く見られるようになり、ホールを友だちと追いかけっこしたり、マットの上でじゃれついて遊んだりして楽しむ様子が見られた。モノブロックを食べ物に見立てて「いらしゃいませ」と友だちに声をかけ、お店屋さんごっこをする姿も見られてきた。場所や玩具の取り合いなど嫌なことをされた時には子どもの気持ちを受け止めながら、「○○くんも使いたかったんだって」と相手の気持ちも伝え仲立ちをし、丁寧に関わっていった。

環境

園庭に出たときや散歩のときなど、自然のものに触れて楽しむ様子が多く見られた。カエルやダンゴムシを見つけると自分で直接手でつかまえて友だちに見せたり、保育者が手に取り、子どもたちに手で触れさせたりして、生き物に触れる体験を通して命の大切さに気付く様子が見られた。

言葉

ごっこ遊びや見立て遊びを自分たちで考え楽しむ姿があった。赤ちゃんになりきって想像の中で友だちとかかわって遊んでいた。「おぎゃあおぎゃあ」と言ったり、「今は○○ってことね」「お母さんだよ」と、言葉のやりとりをしながらイメージをふくらませ遊びを展開している姿があり、保育者も仲立ちしながら一緒に楽しんでいった。

表現

手遊びを始めるとそれを見て、一緒になって加わり、歌いながら体を動かして楽しむ様子が遊びの中で多く見られた。保育者がピアノで「カエルの歌」や「さんぽ」などを伴奏すると歌を歌いながら体を使いカエルの真似をしたり、歩いたりする子どもたちだった。天気の良い日には影絵も楽しんだ。保育者が画用紙で魚やイカなど海の生き物を作り、日にかざして影を作ると、「お魚できたよ」と影を見て嬉しそうに思いを伝える姿が見られた。自分で影絵をして「先生見て」と保育者に見せ、喜びを表現する子が多くいた。

食育

しっかりとよく噛み、食材の香りや風味などを味わいながら食べる姿がある。積極的に食べ、少しずつだが残食も減り、友だちと一緒に楽しく食べている様子がある。遊びに夢中でなかなか食事に向かえない時は、「上手に食べられるね」「これおいしいよ!」と丁寧に言葉をかけ、側に寄り添い、楽しい雰囲気の中で食事に向かえるように関わっていった。

育児あれこれ