2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2023年度6月のまとめ

健康

保育者が「トイレ行こう」と声をかけると、自ら進んでトイレに座る子が増えた。遊びに集中していたり、タイミングが合わず漏れてしまう子もいたりするが、成功した時に大いに褒め、認めることで、自信や意欲につながり、保育者が声をかける前に自らトイレに向かう姿も見られる。家庭との連携を取りながら、今後もトイレトレーニングが行えるよう環境を整えていきたい。

人間関係

ホールに出ると、サーキット遊びをしたり、走り回ったりして楽しむ姿がある。サーキットでは、子ども同士で進む方向を決めたり、「順番だよ」「こっちからだよ」とやりとりをしたりしながら楽しむ姿が見られた。子ども同士でのやりとりを見守り、一緒に身体を動かす楽しさや、面白さを共有できるように関わっていった。

環境

小園庭で虫探しをしたり、小松菜を育てたりと、自然物に触れ合える機会を多く設けることができた。虫の触り方や見つけ方も上手になり、「先生、ダンゴムシいたよ」「かえるいたよ」と嬉しそうに話したり、観察したりして楽しむ姿が多くあった。今後も野菜などの栽培を行い、本物に触れ合える機会をたくさん作っていきたい。

言葉

「いらっしゃいませ」「次の患者さんどうぞ」など、言葉のやりとりを楽しみながら遊ぶ姿が多く見られるようになった。また、「貸して」「後で」など、物の貸し借りも上手にできるようになり、玩具の取り合いが起きた時でも子ども同士で「〇〇っていうんだよ」など教え合いながら関わる姿も少しずつだができるようになってきた。月齢の低い子はまだ簡単な言葉でしか気持ちを表現できないので、必要に応じて保育者が間に入り、気持ちを代弁するなどしてやりとりできるよう関わっている。

表現

絵本や歌が好きで、保育者が読み聞かせをすると側に集まり、おはなしを楽しんだり、ピアノの音に合わせて身体を動かしながら歌ったりしている。カエルやとんぼ、アヒルなどの動物になりきり、動きを真似たり、おはなしに出てくるオオカミやヤギなどの役になりきって遊んだりと、自由に表現する姿が多くあるので、保育者も輪に交じり、演じたり表現したりする楽しさを共有しながら遊んでいった。

食育

小松菜や豆苗などを育てたことで、野菜への意識が高まり、苦手なものでも食べてみようとする姿が増えた。また、食事の際にお皿を持ち食べる子も出てきたので、「上手に持てているね」「お皿ピッカピカになってるね」など声をかけ、子どもたちの自信や意欲に繋がるように関わっていった。…

2歳こぐま組2023年度5月のまとめ

健康

天候も良く気温の高い日も多くなり、水分補給をこまめに、室温に気を付けて調整し、熱中症、感染症などにならないように子どもたちの体調に気を配りながら関わっていった。排泄ではだんだんと自分から進んでトイレに行き排泄する姿が見られるようになってきた。紙パンツから布パンツに移行した事を喜び自分で意欲的に排泄しようとする姿もあった。トイレに関心がなかった子も友だちの影響を受けて自分からトイレに行ったり、ズボンの着脱をしたりする子も見られるようになってきた。子どもたちが安心して排泄ができるよう、楽しい雰囲気を心掛け声をかけていった。

人間関係

友だちと積極的に関わり遊ぶ姿が多く見られるようになり、ホールを友だちと追いかけっこしたり、マットの上でじゃれついて遊んだりして楽しむ様子が見られた。モノブロックを食べ物に見立てて「いらしゃいませ」と友だちに声をかけ、お店屋さんごっこをする姿も見られてきた。場所や玩具の取り合いなど嫌なことをされた時には子どもの気持ちを受け止めながら、「○○くんも使いたかったんだって」と相手の気持ちも伝え仲立ちをし、丁寧に関わっていった。

環境

園庭に出たときや散歩のときなど、自然のものに触れて楽しむ様子が多く見られた。カエルやダンゴムシを見つけると自分で直接手でつかまえて友だちに見せたり、保育者が手に取り、子どもたちに手で触れさせたりして、生き物に触れる体験を通して命の大切さに気付く様子が見られた。

言葉

ごっこ遊びや見立て遊びを自分たちで考え楽しむ姿があった。赤ちゃんになりきって想像の中で友だちとかかわって遊んでいた。「おぎゃあおぎゃあ」と言ったり、「今は○○ってことね」「お母さんだよ」と、言葉のやりとりをしながらイメージをふくらませ遊びを展開している姿があり、保育者も仲立ちしながら一緒に楽しんでいった。

表現

手遊びを始めるとそれを見て、一緒になって加わり、歌いながら体を動かして楽しむ様子が遊びの中で多く見られた。保育者がピアノで「カエルの歌」や「さんぽ」などを伴奏すると歌を歌いながら体を使いカエルの真似をしたり、歩いたりする子どもたちだった。天気の良い日には影絵も楽しんだ。保育者が画用紙で魚やイカなど海の生き物を作り、日にかざして影を作ると、「お魚できたよ」と影を見て嬉しそうに思いを伝える姿が見られた。自分で影絵をして「先生見て」と保育者に見せ、喜びを表現する子が多くいた。

食育

しっかりとよく噛み、食材の香りや風味などを味わいながら食べる姿がある。積極的に食べ、少しずつだが残食も減り、友だちと一緒に楽しく食べている様子がある。遊びに夢中でなかなか食事に向かえない時は、「上手に食べられるね」「これおいしいよ!」と丁寧に言葉をかけ、側に寄り添い、楽しい雰囲気の中で食事に向かえるように関わっていった。…

2歳こぐま組2023年度4月のまとめ

健康

新しい環境や保育者にもすぐに慣れ、好きな場所で遊んだり保育者とスキンシップをとったりして安心して過ごす姿があった。また、進級したことを喜び、意欲的にトイレに行ったり、身の回りの着替えや手洗いなどを自らしようとしたりする姿が多く見られた。子どもたちの意欲的な姿を褒め、さりげなく手助けをしたり、声をかけたりして、自信へと繋げていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ち、一緒に遊んだり、遊びを真似して同じ場で遊んだりする姿があった。気になる友だちと一緒に遊びたいが、関わり方が分からず、思いがぶつかり合ったり、玩具の取り合いになったりしてトラブルになることもあったので、友だちに関心をもつ姿を見守りながら、保育者が仲立ちとなり気持ちを代弁したりして関わり方を伝えていくようにした。

環境

天候の良い日は、園庭や小園庭に出て、身近な春の自然に触れながら遊ぶ機会を設けていった。「虫さんいるかな」と土を掘ったり草むらをかき分けたりして、探索活動を楽しんだり、草花をごちそうに見立てて保育者や友だちとやりとりを楽しんだりしていた。保育者も子どもと一緒にいろいろな花を見たり、虫を探したりして発見や驚きに共感し、春の自然に触れることを楽しめるようにしていった。

言葉

「虫がいたよ」「たんぽぽがあったよ」「風がつよいね」など、戸外遊び中に見つけたものや感じたことなどを言葉で伝えたり、「お買い物いったよ」「バナナ食べてきたの」など、家での出来事や体験したことなどを保育者に伝えたりする姿があった。言葉で伝える嬉しさや楽しさが感じられるよう、一人一人の言葉にしっかりと耳を傾けて、丁寧に言葉で答えるようにしていった。

表現

保育者と一緒に季節の歌を歌ったり、手遊びをしたりして楽しんでいった。ピアノの曲に合わせて音程良く歌ったり体全体で表現したりして楽しむ姿もあった。また、散歩中に「ちょうちょう」や「チューリップ」など子どもたちから自然と歌声が聞こえてくる場面もあった。保育者も一緒に歌い、表現する楽しさを共有していった。

食育

友だちと「おいしいね」と声をかけ合ったり、空になった皿を「ぴかぴか」と言いながら保育者に見せたりと、やりとりを楽しみながら食事をする姿があった。楽しさから、食材で遊んでしまう姿も中にはあったので、声をかけたり、側で食べる姿を見守ったりしながら、楽しい雰囲気に中で無理なく食べていけるようにしていった。…

2歳こぐま組2022年度3月のまとめ

食事

意欲的に食べており、箸も安全に使用できるようになっている。「沢山食べられたね」「箸が上手に持てているね」などと声をかけ、より意欲的に食べられるように関わっていった。保育者に食べさせてほしいと甘える子もいたが、安心して食事ができるよう保育者が側につき、時折援助し、自分で食べられるように勧めていった。

排泄

排便の後始末を自分でしようとする姿が増えているので、必要に応じて援助し、清潔に過ごせるようにしていった。環境が変わった不安からか、尿意が気になる子や、トイレに行きにくい子もあったが、保育者が声をかけ、側で見守っていくことで安心感を覚え、自らトイレに行き、排泄ができるようになっていった。

健康

「ばい菌さんで病気になっちゃう」「お腹が痛くなっちゃうよね」などと言い、手汚れに気づき、自ら手洗いをする姿があった。時折、水遊びや泡遊びになってしまうこともあったため、「お友だちが待っているよ」「お友だちが病気になっちゃうね」などと声をかけていった。流行している感染症に興味がある子もおり、「病気になったら怖いね」と話す姿もあった。健康に過ごしていけるように環境を整え、子どもたちの咳や体温に気を付けていった。

睡眠

保育者が側に付き、寄り添うことで安心して眠りにつく子が多いため、できるだけ個々の気持ちに寄り添えるようにゆったりと関わっていった。布団に入った後に尿意が気になり、なかなか眠りにつけない子もいたため、布団に入る前にトイレに行き、安心して眠りにつけるように促していった。

身体発達

天候の良い日には園庭や散歩へ出かけ、「暖かくなってきたね」「つくしがあるよ」などと声をかけ、春を感じられるように関わっていった。室内では、塗り絵やカルタにも進んで挑戦していった。塗り絵に興味のある子が多く集中して取り組んでおり、「はみ出さないように塗るよね」とふちに沿って塗っていったり、キャラクターの色に塗ったりと考えながら遊んでいる姿も見られ、よく楽しんでいた。

情緒

進級することに喜びや不安を感じてか、「もうすぐぱんだ組だね」「ぱんだ組でなにするんだろうね」などと子ども同士での会話が増えていた。不安そうにする様子もあったため、「ぱんだ組になったら外で沢山遊べるね」「バイキングもあるよ」などと声をかけ、期待に繋げられるよう関わっていった。

言葉

友だちとよく会話をしながら遊んでおり、自分の思いを言葉で伝える姿が多く見られるが、口調が強くなってしまう姿もよく見られた。その都度、言葉の使い方や言われた子の気持ちを伝えていき、友だちとの関りを楽しめるよう見守っていった。…

2歳こぐま組2022年度2月のまとめ

健康

多くの子が自分で身の回りの事を意欲的に行う姿が多く見られるようになってきた。昼食後の着替えは保育者に「できない」と言い、手伝ってもらう子が多くあったが、諦めずに自分の力でやり遂げようとする姿があり、日々の成長を感じた。「大丈夫だよ」「できるよ」と声をかけながら、自ら着替えができるように丁寧にかかわっていった。1人でできると「できたよ」と保育者に声をかける子も見られた。食後のコップでの、うがいも始めた。まだ、友だちと水遊びになる事もあるが、自分の順番を守り、友だちが終わるのを待つ様子も見られるようになってきた。

人間関係

友だちとイメージを共有し、ごっこ遊びをする子が多く見られるようになってきた。ジョイントマットで家や道路を作ったり、カプラや積み木を使い、家や塔を作ったりして楽しんでいた。保育者も遊びに加わり、カプラや積み木で家を大きくしたり、ジョイントマットでトンネルを作ったりして遊びのイメージを大きく膨らませるように関わっていった。月齢の低い子はまだ上手に言葉で思いを伝える事が難しく玩具や場所の取り合いでトラブルになる事もあるので子どもたちをしっかりと見守り、トラブルになった時には子どもの気持ちを受け止め、丁寧に関わっていった。

環境

ホールでボール遊びを楽しむ子も増えてきた。ボールを投げ保育者が持つフラフープに入ると「やったー!」「もう一度する」と何度も繰り返し投げ入れて遊ぶ姿や保育者とキャッチボールをする姿も見られて来た。自分でボールを上に投げ上げる事を繰り返し楽しんだり、ボールを蹴ってサッカーをしたりする姿も見られて来た。「上手にできるね」「すごいね」と声をかけながら、安全にボール遊びが楽しめるように、転倒や追突などに配慮しながら、保育者も遊びに加わりボール遊びを楽しみ共有していった。冬ならではの遊びについては、体調を崩す子も多くいたので本物の雪は使用せずに新聞紙を細かくちぎって雪に見立てるなどして遊んだ。また、天井に投げ上げて落ちてくる様子を楽しんだり、新聞紙を丸めて雪だるまにしたりして遊びを楽しんでいった。

言葉

子どもたちが自分の思いを言葉で伝えコミュニケーションを取り、ごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきた。言葉で自分の遊びのイメージを伝えたり使いたい玩具を「貸して」と伝えたりして、お互いの思いを共有する様子が多く見られた。まだ場所の取り合いなどそれぞれの思いがぶつかってトラブルになる事もあるので、そのような時にはお互いの思いを受け止めながら保育者が代弁して楽しく遊びが展開できるように関わっていった。

表現

子どもたちと一緒にタンバリンやジャンベなど色々な打楽器を演奏して遊んだ。子どもたちが楽器に興味を持ち、実際に演奏できるようにたくさんの種類の打楽器を準備し環境を整えていった。保育者が楽器の説明をすると、ワクワクする気持ちを持ち、保育者の話しを聞く姿があった。それぞれ、楽器を手にすると手で叩く感触を味わったり、音色を楽しんだりして自由に叩いていた。保育者がリズムを刻むと自然とリズムに合わせて叩いて、みんなで音を重ねる楽しさを味わった。

食育

箸とスプーンを併用し食事をする。自分から箸を使って食べようとする子がだんだんと増えてきた。「上手に使えるね」と声をかけると得意げに保育者に箸を使う所を見せる子もいた。しばしば友だちとの会話に夢中になって箸で遊び食べになる事もあったので、保育者が側につきと実際に使って見せたり、使い方を伝えたりして丁寧に関わっていった。…

2歳こぐま組2022年度1月のまとめ

健康

体調を崩して鼻水や咳が続く子が多かった。鼻水が出ている子には声を掛け、こまめに鼻水を取っていけるようにしていった。室温や湿度にも気を付け、こまめに水分補給や換気を行っていくようにした。排泄面では布パンツを履いて過ごす子も増えてきた。トイレに間に合わなかったり、遊びに夢中になってトイレに行きたがらなかったりする姿も見られるので、子どもの遊びの様子や排泄間隔に合わせながら無理なくトイレに誘って行くようにしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増え、友だちを誘って遊んだり、友だちと一緒に同じものを作ったりして楽しんでいた。子ども同士でイメージを共有しながらごっこ遊びや見立て遊びを楽しむ姿も見られるようになってきた。遊びの中で玩具の取り合いや言い争いになり、トラブルにつながる場面も多かったので、必要に応じて保育者が仲立ちしていくようにしていった。

環境

部屋ではお絵描きや粘土遊び、パズルなど手先、指先を使う遊びを楽しんだ。じっくりと時間をかけて遊びや表現を楽しむ姿が見られていた。

ホールでは巧技台や三角マットのすべり台などを用意し、全身を動かして遊んだ。追いかけっこやかくれんぼなど簡単なルールのある遊びも楽しめるようになってきた。保育者も遊びに参加しながら、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるよう配慮し、安全面にも十分に気を付けていった。

言葉

自分の思いを言葉で伝えられる姿が増えてきた。その一方で友だちとのやりとりの中で自分の思いが友だちに伝えられずにトラブルになったり、思いがぶつかったりする場面も見られた。保育者が子どもの声にしっかりと耳を傾けるようにし、思いを受け止めたり、代弁したりしていった。

表現

塗り絵やお絵描きを楽しんでいた。いろいろな色を使いながら塗り絵のキャラクターを塗ったり、自分の家族や動物などを自由に描いたりして楽しんでいた。

またレゴブロックや井ゲタブロックなどを使って乗り物や家などイメージしたものを作って遊ぶことも上手になってきた。友だちが作ったものを真似て自分なりに作ってみようとする姿もみられた。

食育

給食では以前はなかなか進まなかった子も食べられる量や食材、メニューが増えてきた。お皿を保育者に見せ、「全部食べたよ、ピカピカだよ。」と嬉しそうに知らせる姿が見られた。保育者も子どもの意欲的に食べようとする姿を十分にほめていった。

家庭とも連携を取りながら箸を使い始めた。安全に無理なく使っていけるように声を掛けたり、見守ったりしていった。…

2歳こぐま組2022年度11月のまとめ

健康

日中布パンツで過ごす子も増え、自分からトイレに行くこの姿もみられるようになってきた。気温が低くなってきたこともあり排尿間隔が短くなった子もいた。トイレに行く習慣がつくように遊びの合間や生活の区切りで誘っていった。自分からトイレに行けた時や、トイレで排尿できた時はしっかりと認め次への意欲へつながるように見守っていった。

人間関係

友だちとのやりとりや一緒に遊ぶ姿が増えてきた。その中でもごっこ遊びをする姿が多くみられ、お店屋さんごっこ、桃太郎ごっこなど子どもたちがイメージを膨らませて共有しながらやりとりを楽しんでいた。友だちとの関わりの中で思いや意見の違いで玩具や場所の取り合いになったりすることもあった。「かして」「使いたかった」「ごめんね」と自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿もあった。お互いの気持ちを汲み取り受けとめながら、相手の思いにも気づけるように保育者が代弁しながら仲立ちして自分の言葉で思いを伝えられるようにしていった。

環境

園庭や小園庭に出ると落ち葉やどんぐりを拾ったり、拾った植物でままごと遊びをしたりと遊びが広がっていた。「小さいどんぐりがあったよ」「綺麗な色だね」などと自然に興味を持ち観察を楽しむ子どもたちだった。戸外遊びや絵本を通して秋の自然に親しみ触れ合っていった。

言葉

「昨日は公園に行ったよ」「おやつのクッキー美味しかったね」「ホールで遊びたい」などと経験したことを話したり、自分の思いを言葉にして保育者や友だちに伝える姿があった。また「一緒に遊ぼう」と友だちを誘って積み木やブロックで家を作ると「ピンポーン入ってもいいですか?」「どうぞ~」とおうちごっこなど言葉のやりとりをしながら遊びを楽しんでいた。言葉のやりとりする楽しさを感じたり、伝わる喜びが感じられるように伝えたい気持ちを受けとめながら応答的にやりとりしていった。

表現

新しい歌やダンスも保育者の真似をして音楽に合わせて踊ったり歌ったりしてすぐに覚え、「もう一回したい」と繰り返し楽しむ姿があった。ダンスの中で友だちと手を繋ぐ振り付けの部分では、自然と周りの友だちと手を繋いで回ったりジャンプしたりして楽しむ姿があった。保育者も一緒に歌ったり踊ったりして、表現する楽しさや喜びを共有していった。

食育

こぼれないように器を持ったり、スプーンをしっかり持ったりして食べる姿が増えてきた。色々な食材に興味を持ち「これは何て野菜?」「このきゅうりシャキシャキしてる」などと友だちとやりとりしながら、苦手の食材にも挑戦しようとする姿があった完食できた喜びやおかわりしたよと保育者に知らせる子の姿もあったので、沢山食べられたことを十分に認めていった。…

2歳こぐま組2022年度10月のまとめ

健康

天候の良い日は園庭に出て元気に遊んだ。だんだんと寒暖の差も大きくなり、鼻水が出る子が多くいたので、感染症など子どもたちの体調に十分に注意を払いながら関わっていった。排泄面ではだんだんと布パンツで過ごす子が増えてきた。排尿感覚がわかり自らトイレに向かう姿が見られ、中には午睡時におしっこが漏れることもあったので、不安を感じさせないように「大丈夫だよ」「きれいにしようね」と安心できるように言葉をかけていった。昼食後に汚れた服を着替える様子を見守り、自分でしようとする気持ちを大切にして、自分で着替える事ができるように丁寧に関わっていった。

人間関係

井ゲタブロックやジョイントマットを使い自分のイメージするものを作ったり、友だちとやり取りしながらイメージを共有し、見立て遊びをする姿が増えてきた。「ここは○○ってことね」「これ使っていいよ」と自分の思いを伝え、遊ぶ様子があった。自分の思い通りに作る事ができなくて涙が出る子もあり、を受け止め「また始めから作ってみようか」と言葉をかけ、次にチャレンジできるように関わっていった。自分の思いを言葉で表現し、友だちと関わり様子が増え、成長を感じた。

環境

園庭に出ると「寒いね」と言って上着を着たり、飛んでいるトンボや蝶々を見たりして秋の季節を体感した。地面を掘り幼虫を見つけると「先生!見て。幼虫」と自分で捕まえた幼虫を見せてくれたり、友だちと観察したりして、生き物と触れ合いながら子どもたちと一緒に楽しんでいった。

言葉

友だちとイメージを共有して遊ぶ姿が多く見られた。「これは馬のピクルス」「これは車のピクルス」「これはウルトラマンのピクルス」と友だちと同じ物を井ゲタブロックで作り、自分のイメージしたものを言葉で表現して伝えたり作り方を教え合ったりして遊ぶ様子があった。中には、友だちの使っている玩具が欲しくてトラブルになる事もあり。玩具が欲しい思いを受け止めながら「貸してと伝えるんだよ」と声をかけ丁寧に関わっていった。

表現

保育者と一緒に音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして表現する楽しさを共有し遊ぶ姿があった。「もう一回しようよ」「楽しい!」と言って何度もリクエストする様子やカラー積み木を太鼓に見立てて演奏する様子も見られた。子どもたちが自由に体を動かして表現する楽しさを味わえるように遊びに加わり楽しんでいった。

食育

いろいろな食材に触れ、好き嫌いなく給食を食べる様子が多く見られた。意欲的に食べ完食し、おかわりをする子や、苦手な食材に興味を持ち少しずつ食べようとする子も中にはいた。保育者が側に付き「すごいね!」「食べられるようになったね」と声をかけ楽しい雰囲気を心掛け子どもたちが安心して食べられるように丁寧に関わっていった。…

2歳こぐま組2022年度9月のまとめ

健康

朝夕と寒暖差が大きくなり、体調を崩して鼻水や咳が続く子が多かった。鼻水が出ている子には声を掛け、こまめに鼻水を取っていけるようにしていった。日中は気温が上がることも多かったので、室温や湿度にも気を付け、こまめに水分補給を行ったり、衣服の調節を行ったりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちと関わる姿が増え、気の合う友だちと一緒に遊んだり、同じ遊びをしたりして楽しんでいた。子ども同士のやりとりの中で遊びのイメージがふくらみ、いろいろな遊びを楽しむ姿も見られるようになった。その一方でお互いの思いがぶつかったり、玩具の取り合いになったりしてトラブルにつながる姿も多かったので、様子を見ながら仲立ちして子どもの気持ちを受け止めたり代弁したりしていった。

環境

天候の良い日は、園庭や小園庭に出て探索活動をし、自然物や生き物に興味をもち、関わろうとする姿が見られた。一緒に虫やカエルなどを観察したり、草花に触れたりして自然に親しむことができるよう関わっていった。

室内ではホールで追いかけっこや三角マットのすべり台などで全身を動かしたりして遊んだ。保育者も遊びに参加しながら、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるよう配慮していった。

言葉

発見したものや気付いたこと、自分の思いなどを言葉や動作、指差しなどで保育者や友だちに伝えようとする姿が見られた。中にはなかなか思いを上手く伝えられない子もいるので、思いを汲み取ったり、言葉を代弁したりしていった。また友だち同士で遊んだり、やりとりをしたりする姿も増えてきた。側でやりとりを見守りながら、言葉を発する喜びに共感し、応答的な関わりをしていった。

表現

紙に絵を描いたり、粘土遊びをしたりした。粘土板の型に粘土を押しつけたり、手のひらでこねたりして形の変化を楽しみながら自分の作りたい形を作る姿があった。自分で作ったり、保育者と一緒に作ったりしたものを「アイス」、「ヘビだよ」と言葉にして表現する姿があった。また歌絵本に合わせていろいろな歌を歌ったり、好きな音楽に合わせて踊りを踊ったりすることも喜び、保育者や友だちと一緒に楽しんでいた。

食育

給食は何でもよく食べる子や好き嫌いがあって食事が進まない子など、個人差も多かった。子ども一人一人の食事の様子やその日のメニュー、子どもの体調に合わせて量を調節したり、手伝ったりしていきながら、楽しい雰囲気の中で無理なく食べていけるようにしていった。…

2歳こぐま組2022年度8月のまとめ

健康

水あそびの際、自ら衣服の着脱をし、脱いだ服を畳んだり、「どっちが前?」と保育者に確認しながら、自分で着ようとしたり、食後の衣服が汚れていることに気付き、自ら着替えようとしたりするなど、身の回りのことを保育者に見守られながら、自分でしようとする姿が見られた。排泄面では、日中布パンツで過ごす子が増え、排尿感覚がわかり、自分のタイミングでトイレに行く姿が増えてきた。遊びに夢中になり、我慢する姿も見られるので、様子を見てトイレに誘っていけるようにしていきたい。

人間関係

友だちと一緒に水をかけ合ったり、泡を使って「洗濯屋さんだね」とタオルを洗って楽しんだり、氷の感触や冷たさを共有したりと、夏ならではのあそびを友だちと一緒に楽しんだ。友だちと同じイメージを持って遊びを楽しんだり、玩具の貸し借りを子ども同士でしたりする姿も見られてきた。一方で、玩具を独占したくて友だちとトラブルになることもあったので、状況に応じて仲立ちをしたり、保育者も一緒に加わったりしていったことで、「貸して」「いいよ」など少しずつ自分からやりとりする姿もあった。

環境

虫が大好きで、水遊びをテラスで行う際にいたカエルやトンボなどをじっと観察し、楽しんでいた。その中で、どこに目があるのかどうやって飛んでいるのかなど興味をもつ姿が見られたため、より興味が広がるよう、絵本や図鑑を用意したり、保育者も一緒に観察して特長を伝えたりしていった。

言葉

絵本や紙芝居への親しみが深まるよう、繰り返しのある絵本を積極的に読み聞かせをし、言葉やリズムの面白さを感じられるようにしていった。子どもの反応を見ながら、読み方、話し方を工夫し、言葉から物語の世界をイメージし、安心して想像力を膨らますことができるよう配慮していった。

表現

体を動かすことが好きな子が多く、普段から流している曲の中に知っているダンス曲があると、自然と体を動かしたり、友だちと一緒にイメージした動きを取り入れながら、体を動かそうとしたりする姿も見られた。ダンスが苦手な子もいるが、友だちが踊っている姿を見て、一緒に体を動かしてみようとする姿もあった。一人一人が楽しんで体を動かせるように環境を設定していった。

食育

スプーンの持ち方に興味をもち、「こう?」と下手持ちを確認したり、自ら食べやすい方法に、持ち方を変えたりする姿が見られた。楽しく無理なくスプーンが持てるよう、一人一人の発達に合わせて持ち方を伝えていった。また、あそびや生活の中で、スプーンの持ち方につながるよう、指先や手を使う遊びを積極的に取り入れていった。…