2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2025年度4月のまとめ

健康

進級後、環境の変化もあり、情緒が不安定になる子がいた。子どもがより親しみを持っている職員が側に付いて安心できるようにしたり、子どもたちの思いを受け止め、丁寧に応えていくようにしたりしていった。衣服の着脱など、身の回りのことを自分でしようとする姿がある。自分でしようとする姿を認めていき、意欲や自信へと繋げていくようにしたい。

人間関係

友だちや保育者に興味を持ち、積極的に関わろうとする姿が見られる。友だちと一緒に遊ぶ中で、玩具や場所を取り合うなどトラブルがあり、トラブルに繋がりそうな時には、早く仲立ちに入り、お互いの思いを受け止めていくようにしていった。友だちと遊びたいという思いを大切に、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう、保育者も関わっていくようにしていきたい。

環境

天気の良い日は小園庭で遊んだ。小園庭では、カエルやダンゴムシなどの生き物を見つけ、みんなで観察を楽しんだ。「ダンゴムシの赤ちゃん」と名付けて可愛がったり、カエルと遊んだ後に丁寧に逃がしてあげる姿が見られたりし、命や自然を大切にしようとする気持ちを嬉しく思った。今後は、散歩に出るなどして、様々な自然に触れられるようにしていきたい。

言葉

家庭で体験したことや自分の思いなどを言葉で表現しようとする姿が見られる。子どもたちなりの言葉を大切に受け止めていき、保育者も丁寧に言葉を返していくようにしていった。子どもたち同士のやりとりでは、思いが上手く伝わらず、トラブルになることがあるため、思いを代弁するなど仲立ちしていくようにしていった。

表現

保育者が歌うのに合わせて、一緒になって歌を歌ったり、遊びながら知っている歌を口ずさんだりする姿が見られた。手遊びをすると、「もう一回やって」という声があり、数字を指で表す手遊びを好んでいる。保育室で遊ぶ時には、ダンスなどの表現遊びをもっと取り入れ、歌やダンスを楽しめるようにしていきたい。

食育

給食やおやつを食べることを喜び、自分で食具を使って食べようとする姿が見られる。意欲的に食べようとする姿を認めていき、「お皿を持って食べられてすごいね!」など言葉がけして、意欲や自信へと繋がるようにしていった。絵本などで食べものを見る機会も多く、遊びの中から食材への興味を広げていきたい。…

2歳こぐま組2024年度3月のまとめ

健康

ほとんどの子が自分のタイミングでトイレに行くことができるようになった。遊びに夢中になり、トイレに行くことを忘れる子もいるため、活動の区切りでトイレに行くように声かけをしていった。食後のうがいに慣れ、給食が終わると意欲的に行う姿があった。側について見守ったことで「うがいできたよ」「口の中ピカピカ」などできた喜びを伝える姿が増えてきた。自分でできた喜びに共感し、十分に褒めて自信につなげていった。

人間関係

子ども同士で人形やままごとでごっこ遊びをしたり、一緒にブロックや積木を組み立てたりして遊ぶ姿が多く見られ、やりとりを楽しんでいた。友だちとの関わりが増え、玩具の取り合いや思いがぶつかってトラブルになることもあったが、自分の思いを言葉で伝えてやりとりをしたり、トラブルに気づいた他の子が仲裁に入ったりする姿がみられ、成長を感じた。

環境

日中暖かい日も多くなり、戸外に出ると日差しを浴びながら、小さな虫を見つけて観察したり、草花を摘んだりして楽しんでいた。アイアイの広場ではしっぽ取りをするとルールを少しずつ理解し、保育者や友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。ルール のある遊びを取り入れながら体を動かして遊ぶ楽しさを共有していった。

言葉

休みの日の話や家での出来事や経験したことを「昨日お買い物行ったよ」「朝ご飯○○食べたの」「ここ行ったよ」など積極的に話しかけて、聞いてもらうことを喜んでいた。子どもたちの伝えたい気持ちをしっかりと受け止め、気持ちが伝わる喜びが感じられるように、一人一人丁寧に応えていった。

表現

絵合わせやカルタで遊び友だちとイメージを共有しながら楽しむ姿が見られた。「作ったものでお店屋さんごっこをしたり、ブロックで作った車を走らせたり、動物の積み木を置いたりして子ども同士でイメージを共有してやりとりをする姿も多く見られた。子ども同士で遊ぶ姿を側で見守り、保育者も遊びに加わり、やりとりが広がるように関わっていった。

食育

箸を使って食べる子が増え、「箸ちょうだい」と要求していた。箸へ憧れがあり、「箸使いたい」と言う子もいたため、スプーンの正しい持ち方が安定するように側で介助し、箸に移行できるようにしていった。食べにくい時はスプーンを使うなど、使い分けながら喜んで食べていた。「先生見てピッカピカ」「こうやって食べるんだよ」ときれいに食べたお皿を見せたり、器を持って食べる姿をアピールしたりして意欲的に食べる姿もみられた。箸やスプーンを使って自分で食べようとする姿やきれいに食べようとする姿を十分に褒めて、食べる喜びが感じられるように言葉かけをしていった。…

2歳こぐま組2024年度2月のまとめ

健康

トイレの後に手を洗うことが少しずつ習慣づき、保育者が声をかけなくても自分から手を洗うことができるようになってきた。手の洗い方の掲示を見ながら、「こうやって洗うんだよ」と友だちや保育者に伝え、清潔にしようとする姿もあった。排泄面では、日中や登降園時に布パンツを履く子がさらに増えた。トイレで排尿できた時には、しっかりと褒め、座って排尿できた嬉しさに共感して、意欲に繋がるようにした。

人間関係

年長児と一緒に散歩に出かけることができた。はじめは手を繋ぐことを拒む子もいたが、歩き始めると喜んでぞう組のお兄さんやお姉さんと手をつなぎ、言葉でやりとりをしたり、一緒に遊んだりして楽しんでいた。ぞう組の子に憧れ、慕う姿が見られたため、今後も異年齢児と散歩に出かけるなど交流をしていきたい。

環境

雪が降った日があり、保育室に雪を持って来て雪遊びをすることや、戸外に出て雪や氷に触れることが出来た。雪や氷に触れ、「冷たいね」と友だちに伝えやりとりをしたり、カップやスプーンを使ってままごとをしたりして楽しんでいた。また、触っていると氷や雪が溶けて水になることに気が付き、「水になった」「(溶けて)無くなっちゃった」と知らせる子もいた。子どもたちの気付きに丁寧に応答することで、興味が広がるよう関わっていった。

言葉

友だちと、ままごとやごっこ遊びを通して言葉でのやりとりを楽しんでいた。自分が思っていることを友だちに伝え、イメージを共有しながら遊ぶ姿が見られた。一方で、自分の思いがうまく伝わらずトラブルにつながることもあった。子どもたち同士のやりとりを見守り、思いを汲み取って代弁することで、言葉で思いを伝えられるようにしていった。

表現

園では初めて、はさみを使っておひな様の製作をした。はさみで折り紙を一発切りして小さく切り、貼り付けていった。家庭ではさみを使った経験がある子は、スムーズにはさみを動かして切ることが出来ていた。初めてハサミを使った子も、保育者が側で見守りながら使い方を伝えると、少しずつ上手く切れるようになっていった。上手く使うことが出来た嬉しさに共感し、意欲に繋がるよう関わっていった。

食育

箸を使って食事している子は、箸の使い方に慣れ上手に使うことができるようになった。友だちが箸を使っているのを見て、「やってみたい」と興味を持ち、箸を使ってみる子もいた。やってみたいという気持ちを大切に、正しい持ち方を伝えて安全面に配慮しながら見守っていった。…

2歳こぐま組2024年度1月のまとめ

健康

様々な感染症が流行り、月の後半は欠席が多かった。活動や食事量が少ない子に配慮し、検温をこまめにしたり、保育室内の消毒や空気の入れ替えをしたりしていった。降園時には、体調の変化を保護者に伝え、情報共有していくようにした。生活面では、自分でトイレに行って排泄できる子が増えてきており、排泄後に手を洗うことを伝えていった。

人間関係

子どもの欠席が多く、普段一緒に遊ぶことが多かった子が休んでいると、あまり関わりがなかった子と遊ぶ姿が見られた。言葉でのやりとりができるようになってきたことで、子ども同士で遊びを展開し、楽しむ姿が見られた。必要に応じて仲立ちし、様々な友だちとの遊びや関わりを楽しめるようにしていった。

環境

季節にちなんだ遊びで、かるたを子どもたちとしてみると、興味を持った子が多く、「かるたしたい」と意欲的に遊ぶ姿が見られた。また、絵合わせカードなどのカードゲームにも興味を持ち、保育者に遊び方を教えてもらいながら、ルールや順番を守って楽しんでいた。

言葉

低月齢児も言葉が増えてきて、自分の思いを言葉で友だちに伝えようとする姿があった。言葉で上手く表現できなかったり、相手の思いが受け止められずにトラブルになったりすることがあるため、言葉での伝え方を知らせたり、子どもたちの言葉を代弁したりして、言葉でのやりとりを楽しめるようにしていった。

表現

手袋や鬼のカチューシャ、パンツなど季節にちなんだ製作遊びを楽しんだ。手袋に模様を描くだけでなく、顔を描くなど、イメージしたものを絵で表現する子もいた。子どもたちがイメージしたものを表現しやすいよう、製作に使う絵の具やお花がみの色を増やすなどし、自由な表現を楽しめるようにしていった。

食育

保育室にある絵本を見て、食材に興味を持ち、「これは○○」と名前を覚えたり、「これがいい」と好きな食べ物を見つけたりして楽しむ姿があった。家庭で食べたものの話をする子もおり、食べ物への興味が深まっていくように関わっていった。また、家庭で箸を使用して食事をしている子もおり、様子を見て箸を使って食事をするようにしていった。…

2歳こぐま組2024年度12月のまとめ

健康

自らコップを取り、手洗い場に向かって進んでうがいをする姿が多く見られた。「ぐちゅぐちゅぺできた!」と清潔になった心地よさを言葉で伝え合う子もいた。また、「3回でおしまいしようね」と目安を伝えていたこともあり、手洗い場が混雑することなくスムーズに行うことができた。
戸外に出る時の上着の着脱や排泄後の後始末など、子どもが自らやろうとする姿を見守り、やり方を伝えながら一緒に行い、達成感が味わえるように関わっていった。

人間関係

遊びを通して思いを伝え合い、やりとりを楽しむ姿が多く見られた。机を繋げてままごとコーナーを作ったことで、ごっこあそびが広がり、それぞれの役になりきったり、ごちそうを運んだりして楽しんでいた。子ども同士で遊ぶ姿が増えてきているなかで子ども間でのトラブルも多くあるので、思いを受け止めながら友だちの思いがある事を伝えたり、どうしたら楽しく遊べるかを一緒に考えたりして丁寧に関わっていった。

環境

クリスマスに向け、飾りを作ったり、クリスマスソングを流したりし、季節の行事を楽しめるようにしていった。クリスマスを楽しみにしながら、楽しい雰囲気を味わっている様子が見られた。また、天候の良い日は、戸外に出て身体を動かして遊んだり、散歩に出掛けたりした。「風がつめたいね」と冬の自然を肌で感じたり、「走ったら暑い!」と身体を動かしたら暖かくなることを体験したりしていった。

言葉

自分の思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきた。玩具の貸し借りの際は、「○○貸して」「あとで」など、具体的な言葉でのやりとりができるようになってきた。一方的に思いを伝えるだけでなく、相手の思いも考えながらやりとりをする姿も少しずつ見られるようになってきた。必要に応じて仲立ちをしたり、思いを代弁したりしながら、相手の思いにも気付けるようにしていった。

表現

音楽に合わせて、楽器遊びも楽しんだ。思いのままに楽器を鳴らしてみたり、リズムに合わせて鳴らしたり、身体を動かし踊りながら鳴らしたりして楽しんでいた。養生テープで線を引き、ステージに見立てるとクリスマス会で踊るダンスや日頃から保育室で親しんでいるダンスもより楽しみながら踊ることができた。保育者も遊びに加わり、表現する楽しさを味わえるように関わっていった。

食育

スプーンの3点持ちが安定しつつあり、側で声をかけると、お碗を持って食べるようとする姿が増えてきた。食器を持って食べることで食べこぼしも少なくなり、「見て!服きれいだよ」「汚れてないよ」と喜ぶ姿もあった。また、苦手な食材でも友だちが食べる姿を見て、「みててね、先生!」「食べられた」など子どもたちから伝えてくる姿も段々と増えてきた。自分で食べようとする姿を大事にしながら、楽しい雰囲気で食事ができるように関わっていった。…

2歳こぐま組2024年度10月のまとめ

健康

布パンツですごしている子は、保育者が声をかけなくても自分でトイレに行って排泄できるようになってきた。長時間排尿がない時や、遊びが終わったタイミングなどで尿意がないか聞き、自分のタイミングでトイレに向かえるようにしていった。
衣服や靴の着脱を保育者にしてもらおうとする姿があり、できるところまで自分なりにしてみるようにしたり、保育者と一緒にしてみたりして、少しずつ自分でできることが増えるように関わっていった。

人間関係

友だちとの関わりが増える中で、玩具や場所の取り合いや思いが伝わらずにトラブルになることもあった。一方で、困っている友だちに手をかしたり、次の活動に向かえるよう友だちを誘さそったりするなど、思いやりを行動に表す姿が見られた。イライラしている様子が見られた時は、個別に関わって話を聞いたり、スキンシップを取ったりして安心して過ごせるように関わっていった。

環境

散歩に出かけ、秋の自然を見つけて楽しんだ。クラスでかきのきマンが流行っており、「かきのきマン見に行くよ」と伝えると、散歩をしながら、「あそこに柿があるよ」と柿を見つけたり、畑のカボチャを見て、「ハロウィンのカボチャだ」と保育者や友だちに伝えたりしていた。「○○みつけるよ」と目的をもつことで、様々なものを発見し、共有して楽しむ姿が見られた。

言葉

見立て遊びが上手になり、イメージしたものや考えたことを言葉で友だちに伝えられるようになってきた。やりとりが続くようになり、「お買い物行こう」「どこにいくの?」「イオン行く」「行きたい」など、受け答えが上手く、スムーズにできるようになった。言葉でのやりとりが続く楽しさを味わえるよう、保育者も子どもたちとの会話を楽しんでいった。

表現

ブロックで乗り物や生き物を作って表現するのが上手くなってきた。乗り物は荷台を作って動くようにしたり、車の中に玩具を積めるようにしたりするなど工夫が見られた。生き物を作る時は、特徴を捉えて作り、保育者に質問されると、「ここは○○だよ」と体の部位を説明する姿も見られた。「よくできているね!」と褒めていくと自信がつき、次々に新しいものを作って見せてくれるようになった。

食育

食器に手を添えて食べたり、食具の持ち方を意識したりできるよう、声をかけていった。子どもたちからも、「こうやってもつ?」「先生見て」など自分なりにやってみようとする姿が見られた。散歩に出かけた際には、畑にある野菜に興味をもち、「あれは○○だ」と野菜の名前を呼ぶなど、知っている野菜を見つけたり、知らない野菜について保育者に質問したりする姿が見られた。…

2歳こぐま組2024年度9月のまとめ

健康

食後の片付けや口拭きなどが少しずつ身に付き、「できた!」と喜んで知らせる姿がある。着替えも「できない」と諦めていた子も、脱ぎ方や着方を丁寧に伝えることで自分でやろうとする姿が見られるようになってきている。自分でできた喜びに共感し、自信に繋がるようにしていった。また、衣服の前後ろが違ったり、裏表になったりすることもあるので、「くるくる回して着てみようか」など丁寧に伝えたり、裏返しを直すやり方を知らせたりして気持ちよく衣服が着られるように促していった。

人間関係

劇あそびやなりきり遊びなど、保育者や友だちと会話を弾ませながら、遊びを楽しむ姿が多く見られた。その中で、思い通りにならないと泣いて訴える子もいるが「〇〇したい」などと気持ちを言葉にしたり、別の子が「どうしたの」と仲裁に入ったりする姿も少しずつ見られるようになってきた。月齢の低い子は思いを上手く言葉にできず、叩いたり噛みついたりしてしまうことがあるため、子どもの思いを保育者が代弁するなどして関わっていった。

環境

月の前半は気温が高かったため、水遊びや氷遊びを楽しんだ。色の変化に興味を持ち、「〇色入れたら○色になる?」と尋ねてくる子もいたため、タライには何色か用意し、自分たちで混色を楽しめるように環境を整えた。月の後半は散歩に出かけられる気温になり、手を繋いで散歩に出かけた。初めて手を繋いで戸外を歩くため、危険がないように気を付けることを伝えると、道路に出ないように友だちに知らせたり、手を離さないように気を付けたりする姿があり、微笑ましく感じた。散歩先では自然物を拾って製作にも取り入れていきたい。

言葉

2語文や3語文などでのやりとりだった子たちも少しずつやりとりができるようになってきた。玩具の貸し借りの時には「これ使いたい?」「これならいいよ」など子ども同士で上手にやりとりしている。一方で、言葉が出ないことでトラブルになる場面も見られた。押したり叩いたりすることで表現する子どももいるため、保育者が仲立ちとなり、やりとりできるように見守っていった。

表現

以上児クラスの運動会でするダンスを保育室でも取り入れたことで、ホールで以上児が踊っていると「やりたい!」と一緒になって楽しむ姿が見られた。音楽に合わせて一緒に踊ったり、体を動かしたりと表現することを楽しむ姿が多くあったので、保育者も一緒に体を動かし、表現する楽しさを共有していった。

食育

食器を持って食べる、スプーンを使って食べる姿が増え、お汁を飲むときにはお椀を持って飲もうとする姿などもある。保育者の声かけや友だちの姿を見て、上手持ちだったスプーンも下手持ちや三点持ちで持って食べられるようになってきた。また、食後には自分の食べた食器を自分で片づけることが身についてきており、「上手に片付けができたね」と褒めると、嬉しそうにしていた。自分でしたい意欲を十分に認め、意欲に繋げていった。…

2歳こぐま組2024年度8月のまとめ

健康

布パンツを履いてすごす子が増え、トイレで上手に排泄できるようになってきた。友だちがトイレで排泄する姿に影響をうけて、「トイレに行く!」と言ってトイレで排泄してみようとする意欲的な姿が多く見られた。また、水遊びの際には、脱いだ服を自分なりに畳んでみようとする姿が見られた。自分でしようとする思いを大切に、服の畳み方などを伝えていくようにしていった。

人間関係

友だちをごっこ遊びに誘い、玩具を使って、ごっこ遊びの中で様々なやりとりが見られた。普段一緒に遊んでいる子が欠席の時には、いつもと違う子と遊ぶ姿があり、新しい一面が見られ、子ども同士の関わりが広がっているのを感じた。友だちとの関わりが増えることで、思い通りにいかないこともあり、保育者が思いを受け止めたり、仲立ちしたりしていった。

環境

氷や寒天などの感触遊びをし、様々な感覚を肌で感じ取って楽しんだ。氷遊びでは、氷が溶けて水になることが分かり、溶けた水を集めてジュース作りを楽しむ姿が見られた。寒天遊びでは、「ぷるぷるしてる」「ふわふわだ」など、触れて感じ取ったことを自分なりの言葉で表現し、保育者や友だちと共有していた。子どもたちの発見を認めていき、遊びの面白さに共感していった。

言葉

思ったことや考えたことを言葉で表現できるようになってきて、会話や遊びの幅が広がってきた。一方で、「○○していい?」「かして」などを伝えることができずにトラブルに繋がることが多くあった。一人一人の思いを受け止め、「○○って伝えてみようか」など、伝え方を知らせ、保育者と一緒に相手に伝えるようにしていった。

表現

製作ではパーツを貼ったり、スタンプをしたりして自分なりの表現を楽しんだ。できるだけたくさん貼ったりスタンプしたりする子や並ぶように表現したりする子がおり、一人一人の個性が作品に現れていた。「もっとしたい」という声もあり、作品とは別にスタンプを楽しめるようにしていった。

食育

食器や食具を持って食べてみようとする姿があり、食べやすいように持ち方を伝え、自分でしようとする姿を褒めていくようにした。一方で、食べたいものがなくなると遊び食べになってしまうこともあり、食べ物への興味を誘ったり、おかわりしたりして食べることの嬉しさや楽しさが感じられるようにしていった。…

2歳こぐま組2024年度7月のまとめ

健康

水遊びの回数を重ねると流れがわかり、自らプールバックを取り、着替えようとする子が多かった。一人で衣服の着脱ができる子もいたので、その姿をしっかりと褒め、自信へと繋げていった。プール後も一人で着ようとする子も多くいたため、さり気なく援助したり、やり方を伝えたりして、自分でできた喜びが感じられるよう配慮していった。

人間関係

気の合う友だちを誘って同じ玩具で遊んだり、一緒にブロックを組み立てたりして子ども同士でやりとりをして遊ぶ姿が多く見られるようになった。巧技台をする時には順番に並ぶなど、子ども同士でやりとりをする場面が増えてきた。言葉が思うように伝わらなくてトラブルになる時もあるため、保育者がその都度仲立ちとなり、代弁したりしながら友だちと関わる楽しさが感じられるようにしていった。

環境

気温が高い日が続き水遊びが数回しかできなかった。水を嫌がる子は回数を重ねるうちにホースの水を喜んで体にかけたり、水車を回したりして楽しむようになった。室内でも、夏ならではの遊びが楽しめるように寒天や氷など感触遊びを楽しんでいった。寒天のゼリーのような感触を友だちと面白がり、「つぶつぶ」「にゅるってする」など言葉で表現する子がいた。保育者も一緒に感触遊びに参加し、楽しさを共有していった。

言葉

保育者に見たい絵本を言葉で伝えたり、絵本の内容を覚え、子ども同士で絵本を見たり、読み聞かせの真似をして遊んだりする姿があった。絵本の世界に入り込み、子ども同士でイメージを共有してごっこ遊びへと発展する姿も見られた。保育者も一緒に遊びに入り、言葉を添えたり、イメージを膨らませたりして、子どもたちが言葉でやりとりをする楽しさを感じ、やりとりが広がっていくように関わっていった。

表現

以上児が運動会でするダンスをしている姿を見てから、保育室でもダンスを喜んでする子が多くいた。音楽が流れると、保育者の真似をして踊ったり、一緒にリズムに乗って全身でダンスを楽しんだりする姿が見られた。今後も、子どもたちが興味のある曲などを取り入れてダンスを楽しんでいきたい。製作遊びでは夏野菜でスタンプを楽しんだ。断面を観察したり、スタンプしたりすることで模様をじっと観察する子や匂いを嗅ぐ子など様々だった。「お星さまみたいだね」「きゅうりはまるいね」など発見に共感し、模様が浮かび上がる楽しさを共有していった。

食育

「お皿持って食べようね」と声をかけると、意欲的に皿を持って食べたり、「見てて」と、スプーンの持ち方を意識しながら食べようとしたりする姿が多く見られた。保育者も子どもたちの食べる様子を見ながら、スプーンの正しい持ち方や食器を持って食べるなど食べやすい方法を伝えていくと、食べこぼしもだんだん減ってきた。上手に食べられたことをしっかりと認め、食べる意欲につなげていった。…

2歳こぐま組2024年度6月のまとめ

健康

保育者の声掛けで、自らトイレへ行く子や、排泄を感じると、意欲的に行く子の姿がある。中には、遊びに夢中になりトイレへ行くことを嫌がる子もいたため、遊びのタイミングを見て、無理なくトイレへ行けるよう声掛けをしていった。また、タイミングが合わず濡れてしまう子もいるため、一人ひとり排尿間隔を把握して、トイレへ誘っていった。トイレで排泄した際は大いに褒め、次への自信へ繋げられるようにしていった。今後も家庭と連携を取りながら、トイレトレーニングが行えるよう環境を整えていきたい。

人間関係

ホールでサーキット遊びをすると、「かわって~」「じゅんばん~」などと、言葉で伝えながら楽しむ姿が見られた。また、友だちを誘って一緒に電車ごっこをしたり、ブロックで作った車を一緒に走らせたりなど、簡単な言葉でやりとりしながら同じ遊びをする姿が増えた。子ども同士でのやりとりを見守り、トラブルになりそうな時は仲立ちをしたり、保育者も一緒に遊びに加わったりして、同じ遊びをする楽しさを味わえるよう関わっていった。

環境

天候を確認しながら、涼しい日はテラスや小園庭で虫探しや野菜の収獲など、自然物に触れる機会を設けていった。カエルやバッタを見つけると、虫かごやバケツに入れて観察し「色違うね」「こっちは大きいね」と、発見したことを話して楽しんでいた。また、「ピーマン持つ~」「きゅうり大きい~」と野菜の収獲も楽しんでいた。今後も自然物に触れる機会を作り、発見する楽しさを味わえるようにしていきたい。

言葉

気の合う友だちと「○○くん、こっちだよ」「○○ちゃん、いこ!」などと、言葉のやりとりをしながら同じ遊びを楽しむ姿があった。また、「貸して」「いいよ」などと、物の貸し借りをする姿も少しずつできるようになった。しかし、思いが上手く伝えられず、トラブルになりそうな時もあったため、双方も思いを代弁しながら、「かして、だね」「待っててね、だね」など、言葉を引き出すことができるように仲立ちとなっていった。

表現

絵本や踊りが好きで、絵本に出てくるオオカミや鬼になりきって遊んだり、保育者の踊りを真似て自分なりに踊ったりして楽しむ姿があった。今後も子どもたちのリクエストする音楽を流したり、なりきって遊べるようお面を作ったりするなど、演じたり表現したりする楽しさを味わえるようにしていきたい。

食育

ピーマンやきゅうりなどを育てたことで、野菜への意識が高まり、苦手なものでも食べてみようとする姿が見られた。また、手づかみ食べも減ってきて、お皿を持ってスプーンで意欲的に食べる姿があるため、お皿の持ち方を丁寧に伝えたり、スプーンの持ち方を手で添えて伝えていったりしながら、食器を使って食べる姿をしっかりと褒め、次への自信や意欲に繋がるよう関わっていった。…