1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2019年度2月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度2月のまとめ

食事

食事が終わると「ごちそうさま」と挨拶をする子がいた。「終わったらごちそうさまだね」と言葉を添え、挨拶の意味を分かりやすいように、伝えていった。また、食べ足りない子が、「おかわりちょうだい」と保育者に言葉で伝えることもあった。言葉で伝える姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事ができるように、援助していった。

排泄

「おしっこが出る」と保育者に伝えてトイレで排尿できる子がいた。また、「うんち出そう」「おしっこ出てる」などと言って、排泄があった事を保育者に伝える子がいた。知らせることやトイレで排泄ができた時は、喜びに共感し、次への意欲につながるよう十分に認めていった。

健康

咳や鼻水が出る子がいた。鼻水が出た時には保育者に伝え、保育者が拭き取ることで心地良さそうにしていた。中には、自分で拭いてみたい子もいたので、必要に応じて手を添え、自分でできる喜びを味わえるような援助を重ねた。食事前の手洗いは、どの子も定着してきて、保育者の声掛けがなくても食事がしたいという気持ちから、自ら手洗い場へ向かうことが多くあった。

睡眠

自分から布団に向かい、落ち着いて眠る子が多かった。心地よく入眠できるように背中をさすったり、歌を歌ったりして側で関わっていった。

身体発達

ホールでは、友だちと一緒に広いスペースで繰り返し走ったり、マットの段差を両足跳びで降りたりして体を動かし楽しんでいた。保育室では、音楽に合わせてリズム遊びを喜んでしていた。保育者も共に体を動かしながら、体を動かす事の気持ち良さや楽しさが味わえるようにしていった。また、室内では、粘土やパズルなど手先を使う遊びが、持続してできるようになってきた。“まだしたい”“もう一回したい”という気持ちに応え、環境を整えていった。

情緒

玩具の貸し借りは、子ども同士では難しくトラブルになりそうな時が多くあった。自分の思いを身振りや表情で訴える姿があったので、安心して思いを表出できるような関わりを心掛けることで情緒も安定し、玩具の貸し借りができることもあった。

言葉

子ども同士で会話をしたり、保育者との会話のやりとりをしたりして楽しんでいた。また絵本、手遊び、シアターを通じて、身近な物や動物、生き物などの名称を覚え、保育者に確認するように言葉にしていた。しっかりと耳を傾け、丁寧に応えていくことで、言葉で表現する喜びが感じられるように関わっていった。…

1歳うさぎ組2019年度1月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度1月のまとめ

食事

ほとんどの子どもがスプーンを使って食事ができるようになったが、中には、片手にスプーンを握り、他方の手でつかみ食べをする子もある。「スプーンですくえるかな?」、「スプーンだと食べやすいよ」などと意識づける声かけを続けている。

新年度に向けて、保護者と連携を図り、アレルギー食材の除去解除や、未食材の試食などを進めていった。

排泄

トイレトレーニングに積極的な子どもが非常に多く、保育者の声かけや友だちが向かう姿を見て、意欲的にトイレに向かっている。排尿間隔がしっかりと空き、紙パンツを汚さない子や、意識的にコントロールができ、座ると必ず排尿する子もある。便意を訴え、排便できる子もいる。全体的に月齢の大きい子の方が億劫がったり、紙パンツの交換も嫌がったりしているように感じる。無理強いはせず、ゆったりとした気持ちで関わっていきたい。

健康

咳・鼻水の症状が長く続いている子が多かった。特に、目やにや午睡時の咳き込みにより眠りが浅い(短い)などについては、保護者に丁寧に伝えていった。一晩だけの高熱や嘔吐などの風邪症状により欠席する子もあったが、この時期としては全員出席をする日が多く、温暖で恒温な天候と子どもたちの体力向上によるものと感じた。

睡眠

一人寝ができていた子が真っ直ぐ布団に向かわず、玩具で遊んだり、絵本を広げたりして保育者の手が空くまで待つ姿があったので、甘えたい気持ちをしっかりと受け止め、一人一人に丁寧に関わっていった。睡眠リズムが安定し、目覚めも良く、「おはよう」と笑顔で友だちや保育者と挨拶を交わすことが日課となっている。

身体発達

園庭で、鉄棒や登り棒に興味を持ち、手足を駆使してぶら下がったり、よじ登ろうとしたりして楽しんでいた。全員が両足ジャンプをできるようになり、中には20cm近い段差でもバランスを崩すことなく着地ができる子もある。走るスピードもとても速くなり接触などの心配もするが、周りの状況を見て緩めたり、体を避けたりできるようにもなった。事故のないよう、いつでも対応できるよう保育者同士連携をして遊びを見守っていった。

情緒

一日を通して情緒の安定している子が多かった。しかし、母親の出産や里帰りによる離別などの影響で、友だちとの関わり方に変化が生まれる子もあった。思いを汲み取り十分にスキンシップを図りながら、相手が困っていること、嫌な気持ちになることもくり返し伝えていった。

言葉

発語が緩やかな子どもたちも「せんせ」、「○○ちゃん」、「もっかい(もう一回読んで)」などと単語で気持ちを伝えようとする姿があった。丁寧に応答し、興味を持った絵本を納得するまでくり返し読むなどして、言葉で気持ちが伝わる喜びを感じることのできるよう関わっていった。流暢に話ができる子どもたちは、会話を楽しみながらごっこ遊びに夢中になっていた。また、エプロンシアターや紙芝居では、「昔々あるところに・・・」などと話を覚え、保育者と一緒に語って楽しんでいた。…

1歳うさぎ組2019年度12月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度12月のまとめ

食事

手で食べることが多い子も、励ましの声かけで見守っていくと、自らスプーンを持って食べようとし、食事への意欲が増していた。最後まで自分で食べようとする子や、保育者に食べさせて欲しい子もいたので、子どもの様子に合わせて援助し次につながるよう見守っていった。

排泄

午睡後トイレに誘うと、紙パンツに排尿がない子を中心に、座って排泄できることがあった。日中、「うんち出た」「うんち出そう」などと言って知らせてくる子や、自分からズボンやパンツを脱いでおむつ交換をしようとする子がいた。その都度丁寧に対応して、気持ち良く過ごせるように援助していった。

健康

食事前の手洗いは、保育者が声をかけなくても自分から向かい、服の袖を上げたり、蛇口の開閉をしたりしていた。清潔に過ごす大切さを分かりやすく伝えながら、難しいところは援助し見守った。鼻水が出る子は、「はな出た」と保育者に知らせ、自らティッシュを手に取り鼻水を拭き取る姿が見られた。こまめに拭き取ったり、さり気なく拭いたりして気持ち良く過ごせるように配慮した。

睡眠

給食が終わると、保育者が声をかけなくても自分から布団に向かい横になる子もいた。一人寝が出来る子もいるが、なかなか寝付けない子もいたので、子守唄を歌ったり、優しく背中をなでたりして安心して眠りにつけるようにしていった。また、横になる際、掛け布団を自分で体にかけようとする子が増えてきた。

身体発達

友だちや保育者と走ることを喜ぶ子がいた。ホールの広いスペースで伸び伸びと走って楽しめるように環境を整えていった。カラー積み木を友だちと運んだり、数人でフラフープに入って移動したり、バランス感覚を楽しむ子もいた。やってみたい気持ちを大切にし、接触や転倒など危険のないように見守っていった。

情緒

子ども同士の関わりが増えているが「○○ちゃんの」と物を共有することがうまくいかない時があった。思いをうまく伝えることが出来ず、押したり、叩いたりすることもあったので、気持ちを受け止め、代弁しながら安心してやりとりができるよう配慮していった。

言葉

月齢の大きい子の中には「○○したよ」「○○見たね」など、自分が経験した事を話せる子もいた。また、月齢の小さい子も片言で思いを伝えようとすることが多くなってきた。その都度、言葉を添え、話すことの喜びを感じられるように配慮していった。…

1歳うさぎ組2019年度11月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度11月のまとめ

食事

どのような食材でも口にしていたのに選り好みをする様になったり、反対に苦手な食材でも少しずつ食べ進めようになったりと、味の好みや食への関心に変化が見られた。「これはどんな味かな?」「今日はおかかの味がするよ」などと、少しでも興味が持てるように声をかけていった。また、空っぽになった器を嬉しそうに保育者に見せる子の嬉しい気持ちに共感したり、おかわりと意欲的に食べ進める子をしっかりと褒めたりしながら、食べる意欲へと繋がるようにしていった。

排泄

月齢の小さい子の中にも股やお尻を手で押さえたり、「しっしー」と言葉にしたりして、紙パンツに排泄したことを保育者に伝える子がある。タイミングが合うとトイレで排尿する子も増え、トイレットペーパーで、自分で拭いて後始末をできる子もいる。月齢の大きい子の中には、「ウンチでる」と言ってトイレに向かい、排便できる子もある。

健康

ほとんどの子に咳や鼻水の症状があり、与薬依頼も多くあった。最も多い日には8名が服薬し、牛乳中止や外用薬の併用などもあった。朝の視診はもちろん、食前後などには保育者同士声をかけ合い、誤投与・服薬忘れのないよう注意していった。

睡眠

お気に入りの絵本を一冊読むと心地良い眠りに落ちていく子や、好きな遊びを納得するまで楽しむと自分で布団に入って眠る子など一人一人が気持ちよく入眠できるように寄り添い見守っていった。

身体発達

ホール遊びで、友だちと手を繋いで散歩気分を味わったり、一緒に積み木やカゴを運んだりして楽しむ姿が増えた。誘導ロープを使って、散歩気分を味わいながら園外を通って園庭へと遊びに行くようになった。片手で輪を握り、歩調を合わせてスムーズに歩くことができている。

午睡後、保育者を真似て布団を畳んだり、押し入れまで運んだりする子がいる。何度やり直していてもあせらず待ってしかりと褒めたり、「手伝ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えたりしながら、身の回りのことをやってみようとする意欲へ繋げていった。

情緒

友だちと一緒に遊びたい気持ちと、自分の思い通りに行かないことへの悔しい気持ちとが葛藤し、笑ったり、泣いたり、怒ったりとコロコロと変化が激しい子もあるが、概ねゆったりしている。

友だちと名前を呼び合って笑顔を交わしたり、一つの玩具をやり取りをしながら一緒に使ったりと子ども同士での関わりが深くなってきた。

言葉

月齢の小さな子どもたちも友だちや保育者の名前を読んだり、「○○ちゃんもしたい」と自分の欲求を言葉で伝えたりできるようになった。月齢の大きな子たちは「いらっしゃいませ~」、「○○ください」、「ちょっと待ってて」などと、役になりきってごっこ遊びを楽しむ姿が多くある。まだまだ思うように伝わらずトラブルになることも多いので、側でやりとりを見守りながら、必要に応じて代弁したり、言葉を補ったりするなどして仲立ちをしていった。…

1歳うさぎ組2019年度10月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度10月のまとめ

食事

お椀を手で持ち、スプーンを使って汁をすくったり、おかずをすくい上げようとしたり、こぼしながらも自分で食べようとする子が多かった。苦手な食材を「いらない」と主張することが多い子には、少しでも食べてみようと思えるような声掛けを重ね、無理なく進めていった。

排泄

タイミングが合い、トイレで排泄ができる子がいた。できたときには十分に褒め、自信や意欲へつながるようにかかわっていった。パンツ交換の際には、一人一人に声をかけ励ましていくことで、自分でして着脱もしてみようという気持ちや行動が見られ始めた。

健康

鼻水が出ていることに気付き、ティッシュを探したり、自分で手に取り拭こうとしたりする子がいた。援助が必要なところは手を添え、自分でできた喜びや、清潔に過ごす心地よさが感じられるように関わっていった。食後の口拭きは、一人でできる子も見られ始めた。見通しを持てる関わりで見守り、必要に応じては援助しながら習慣となるよう促していった。

睡眠

室内の温度に気をつけて換気をしていくなど調節しながら、快適に眠れるよう配慮していった。一人一人安心して眠ることのできる体勢や対応を考慮しながら、関わっていった。

身体発達

誘導ロープを持っての小園庭と保育室の行き来にも慣れてきた様子が伺えた。輪を持つ意味を分かりやすく伝え、子どもたちが“してみようかな”と思えるような関わりを心掛けた。体全体を使って遊ぶことも増え、子ども同士で関わりながらかけっこに発展したり、保育者との追いかけっこをしたりして楽しみながら体を動かしていた。

情緒

友だちとの関わりを楽しむ中で、友だちの玩具に興味を持ち取り合いになったりすることがあった。玩具の数を調節するなど、保育者が仲立ちとなり、お互いの気持ちを受け止めていった。

言葉

生き物や自然物とのふれあいを通して「バッタさんおるよ」「かえるさんでておいで」など、名称を覚えて言葉にする子がいた。子どもからのつぶやきを大切に受け止め、言葉を重ねながらやり取りを楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2019年度9月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度9月のまとめ

食事

保育者が「どんな味かなぁ?食べてみようか?」などと声をかけたり、目の前で美味しそうに試食をしたりすると、見た目で避けていたおかずに手を伸ばし、口に運ぶ姿があった。一口食べてその美味しさに気づくと、きれいに平らげて笑顔を見せていた。意欲的な姿をしっかりと褒めて次へと繋げ、また、周りの子どもたちに知らせることでいろいろなものを味わうことへの興味が深まるようにしていった。

排泄

月齢の小さな子どもたちは、「パンツをきれいにしようか?」と声をかけると、自分でズボンや紙パンツを脱いだり、カゴから紙パンツを探したりしている。月齢の大きな子どもたちは、“トイレでしたい”と向かっていき、嬉しそうに便座に座っている。排便が成功する子も出てきた。送迎時や連絡ノートで保護者と伝え合い、喜びを共有している。

健康

朝夕と日中の寒暖の差により、多くの子に咳や鼻水の症状があった。受入れの際には、夜間の睡眠の質や食欲などをしっかりと聞き取り、細目に鼻水を拭いたり、検温をしたりしながら、無理なく遊べるように心掛けていった。また、汗をたくさんかいたときには、着替えやシャワーをして快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

食事が終わると、自分の布団に横になり、気の合う友だちとほほ笑み合ったり、歌を歌ったりしながら、心地良さそうに入眠している。中には、特定の保育者に甘える子や、お気に入りの玩具でじっくりと遊んでから眠り、短時間で目覚めるという子もある。一人一人の情緒や睡眠リズムを把握し、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

園庭や散歩先でカエルや虫、草花などの自然物に触れる機会が多くあり、目にしたものに合わせて保育者が歌を歌うと、一緒に歌ったり、手指や体で模倣したりして嬉しい気持ちを表現していた。

誘導ロープでの移動やフラフープ遊びでは、歌を歌ったり、電車ごっこをしたりしながら、友だちと調子を合わせて歩くことを楽しんでいる。

情緒

登園時から機嫌よく遊び、穏やかに過ごす姿があった。気の合う友だちとやりとりをしながら同じ玩具で遊んだり、動きを模倣し合ってマットの上で運動遊びをしたりして楽しんでいた。特定の保育者との一対一の関わりを求める子もあったので、スキンシップを図り安心して遊べるようにしていった。

情緒が不安定な時には、噛みつきやひっかきなどのトラブルもあったので、一人一人の様子について保育者同士発信し合い、共通認識を図っていった。

言葉

送迎の保護者について「今日、じーちゃん」「○○ちゃんはばーちゃん」などと、嬉しい気持ちを言葉で伝え合っていた。「おじいちゃんなの?よかったね」「お母さんが来るの?楽しみだね」などと丁寧に応答しながら、言葉で伝わる喜びが感じられるようにしていった。また、発見したものを言葉で伝えようとする姿が見られた時には、ゆっくりとはっきりと「○○だよ」と、模倣して発音しやすいよう心掛けて話していった。…

1歳うさぎ組2019年度8月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度8月のまとめ

食事

意欲的に、スプーンを使って食べようとする子が増えてきた。一口量の調節が難しく、一度に多くすくい、口に入れようとすることもあったので難しいところは援助し、適量を食べられるように促していった。保育者が介助しようとすると嫌がる子がいたり、スプーンを保育者に渡して介助を求めたりする子がいた。必要に応じて手を添え、満足感が味わえるような関わりを重ねていった。また、ある程度食べ終えると食材を混ぜようとする子がいた。無理強いすることなく、様子に合わせて切り上げたり、介助をしたりしていった。食事前の手洗いを誘っていくと、自分で手洗い場に向かう子が増えてきた。

排泄

朝や夕方のおむつ交換では、保育者が誘わなくても、友だちがトイレに行くのを見て、自分からおむつ交換に向かう子がいた。自分でズボンを脱ごうとしたり、紙パンツを探そうとしたりしていた。できるところを十分に認め、出来ない所は励ましたり援助したりした。また、排便や排尿があると、股を押さえて知らせたり、保育者の問いかけに「出た」と言葉で伝えたりする子もいた。

健康

気温が高く暑い日が多かったので、一人一人の体調の変化に配慮しながら、水遊び後や遊びの合間などは水分補給をこまめに行うようにしていった。夏の疲れから熱が出たり、ゆるい便が出たりする子もいた。8月後半は、咳や鼻水が出る子が多く、鼻水はこまめに拭き取り、体調の変化がないか見守っていった。また、水あそびを通して、着脱に興味が出てきた子がいた。

睡眠

保育者が側につき、子守唄を歌ったり体をさすったりすると、安心して眠りについていた。睡眠中、汗をかく子どもが多く見られたので、室内の温度調節を行いながら、快適に眠ることができるよう配慮していった。

身体発達

水遊びに少しずつ慣れ、ビッグバスの中で腹這いや仰向けで水の感触を味わったり、最初は水に抵抗があった子も、自分からビッグバスやタライに入水し、水の中で手を揺らしたりして楽しんでいた。また、遊びの中で、ジャンプしたり、保育者の動きを模倣したりと、楽しみながら表現していた。

情緒

水遊びでは、初めは不安そうな子どもや、着脱やテラスの環境に戸惑う子がいたが、水の感触にも慣れ笑顔が見られるようになった。使っている玩具を“○○ちゃんの”と友だちに触れられることを嫌がる子がいた。思いに寄り添い、安心して遊べるように仲立ちとなっていくようにした。

言葉

友だちの名前を呼んで関わりを持とうとしたり、保育者に喃語や片言や身振りで、自分の気持ちを伝えようとしたりすることが増えてきた。同じ場所いや玩具で遊ぶが、思いが上手く伝えられず、玩具の取り合いなどでトラブルになる子もいた。思いを大切にし、気持ちを代弁しながら、子ども同士のやりとりを見守った。…

1歳うさぎ組2019年度7月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度7月のまとめ

食事

両手をしっかりと添えてこぼさず牛乳を飲めるようになってきた。メニューによるが、エプロンを使用せずにおやつを食べることが多くなってきた。

手足口病による口内炎が長引き、思うように食事ができない子があった。また、水遊びの疲れから、給食前に寝てしまう子もあった。一人一人の体調に合わせ、食べたい思いに寄り添いながら無理なく食べ進められるようにしていった。

排泄

おしっこが出た時に、股を押さえてアピールをしたり、「ちっち」などと言葉で伝えたりする姿が多くなった。「おしっこが出たのがわかったの?」、「すごいね」、「教えてくれてありがとう」などと声をかけながらしっかりと褒めて意欲へと繋げていった。園での様子を伝えると、「起床時にトイレでできた」など家庭での様子を返してくださる保護者もある。今後も伝え合い、共有していきたい。

健康

夏風邪や手足口病が流行し、クラスの半数以上が欠席する日もあった。登園できるようになっても、機嫌が悪かったり、口内炎があって思うように食事ができなかったりする子があった。保育者同士連携をして、一対一や少人数でゆったりと関わることができるよう環境構成を図った。

空調を利用したり、細目に水分補給を行ったりしながら、熱中症予防に努めた。

睡眠

水遊びの程よい体の疲れから、ほとんどの子がスムーズに入眠できた。自分から布団の上に横になると、そのまま一人寝ができる子も増えてきた。中には、体調不良や興奮状態からなかなか眠れない子もあったので、スキンシップを図りながら好きな絵本を読んだり、子守唄を歌ったりして、安心して入眠できるようにしていった。どの子もぐっすりとよく眠り、機嫌良く目覚めていた。

身体発達

天候に恵まれ、水遊びを存分に味わうことができた。ビックバスの出入りを、恐る恐る四つ這いや保育者と手を繋いでしていた子が、水に慣れ、一人で跨いでできるようになった。手足を力強く動かして大きな水しぶきを上げるダイナミックな遊びや、じょうろやペットボトルシャワーでの穏やかな遊びを通して、水の感触や動きを楽しんでいった。

情緒

水遊びを楽しみに登園する子がほとんどだが、中には、着替えやいつもと違うテラスの雰囲気などに戸惑い、不安がる子もあった。「怖くないよ」、「大丈夫だよ」などと声をかけながら、無理なく始められるよう寄り添っていった。

水遊びに満足すると、保育室内ではモノブロックやパズル、絵本などにじっくりと集中して遊んでいた。

言葉

月齢の大きな子どもたちは、友だちの名前を呼んで一緒に遊びたい気持ちを伝えたり、玩具のやりとりの際、「かして」、「どうぞ」などと言葉を添えたりできる子が多くなった。また、「落ちた」、「ない」など物の様子を言い表したり、「かあちゃん、(迎えに)来る」などと二語文を話したりできる子も数名ある。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、返事をしたり、復唱したりしながら会話を楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2019年度6月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度6月のまとめ

食事

月齢の小さい子は汁椀を片手で持つと勢いよく口元に運んで飲もうとするのでこぼれたり、握りもつ握力が弱いため手から滑ったりしてしまうことが多い。両手で支え持つことを促したりゆっくりと少しずつ飲んだりするように声をかけていった。

排泄

オムツ交換に誘うと、自らズボンを脱いでトイレに行こうとする子の姿が見られる。意欲的な思いを受け止めていきトイレで出た時は、「おしっこ出たね。すっきりしたね」など声をかけ、排尿の感覚を味わい、少しずつトイレに慣れていけるように関わっていきたい。

健康

手足口病に罹り、発熱や足や口の中に発疹や口内炎が出ていて、食事が摂れない子の姿があった。食前の手洗いを嫌がる姿はなく、促されると手洗い場へ向かって手を濡らしている。こすり合せようとする姿がまだ少ないので保育者が手を添えて一緒に洗っていき、衛生面への配慮をしていった。

睡眠

入眠のペースはそれぞれ違い、一人で横になって寝入る子もあれば玩具で遊ぶ子もいる。一人で眠ることができる子には、「おやすみね」と声をかけて見守っていき、背中をさするなどしながら心地良く眠れるようにゆったりと関わっていった。

身体発達

カラー積木で段差を作ると上がったり下りたりまたいでみたり、三角マットを重ねて高さのある滑り台を作ると、お尻やうつ伏せの格好で滑るなど体を動かしながら意欲的に遊ぶ姿が見られた。また、手足を使ってよじ登ったり、高い所から体の向きを反転させて足先から下りたりと、活発な動きを楽しむ姿も多かった。滑り台の周囲にはマットを敷いたり、保育者が必ず側についたりして一人一人の動きを見守り安全面に配慮していった。

情緒

登園時、保護者に手を振って泣かずに離れられるようになり、日中も機嫌良く過ごせる姿が多くなってきた。時々は不安になり保育者を求めてぐずる姿もあるので気持ちを受け止めていき、抱っこしたりひざに抱いたりして安心感を得て気持ちを切り替えられるような関わりをしていきたい。

言葉

一語文がはっきりと言え始めたり、「ママ、きた」と二語文も発したりする姿が見られた。また、同じクラスの友だちの名前が分かり、尋ねるとその子を探して見つけ出したり、名前の一文字を発したり、保育者のことは「センセ」と呼んでくれる姿も見られる。言葉を発する姿に喜び、応答的なやりとりを楽しんでいきたい。…

1歳うさぎ組2019年度5月のまとめ

1歳うさぎ組2019年度5月のまとめ

食事

日中の活動を活発に楽しむが、早い時間帯に眠くなり、食事が進まない子もいた。一人一人の様子に合わせ、午睡後に食べるなど対応していった。自分で食べようとする姿が多く見られるようになってきて、援助を嫌がる子もいた。自分で食べたい気持ちを大切にし、側に付きさり気なく手を添えていった。

排泄

保育者が排泄に誘うと「おしっこ行く」と言って喜んでトイレに向かう子がいた。便座に座るとタイミングが合い、排尿ができる子もいた。できた時は、共に喜び自信に繋がるよう声を掛けていった。紙パンツやズボンを自分で履こうとする子もいたので、意欲を大切にし、見守ったり、出来ない時にはさり気なく援助したりしていった。

健康

鼻水が出ると「鼻でた」と知らせてくれる子がいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など声を掛けながら、こまめに拭き取り、清潔にすることの心地よさを伝えていった。また、気温の差が激しく体調を崩す子が多かった。一人ひとりの体調の変化に気を付けながら、体調の優れない子は室内で過ごすなど無理のないように過ごした。

睡眠

布団に入ると一人で眠ったり、保育者が背中をさすると、すぐに眠ったりと安心して眠る子が多く見られた。汗ばむ気候になったので、室内の温度調節に気を付け、心地良く眠れるように環境を整えていった。

身体発達

音楽に合わせてジャンプしたり、リズムに合わせて手を叩いたり、体を揺らして楽しんでいた。保育者も子どもたちと一緒に体を動かし、子どもたちと楽しい気持ちを共有していった。高低差のあるマットを一人で上り下りできる子が増え、体を使って存分に遊べるよう安全に配慮しながら見守った。

情緒

友だちが使っている玩具が気になり、引っ張って取ろうとすることがあった。保育者の仲立ちで「かして」と言葉で伝える子もいるが、まだ言葉にならず、泣いたり、無理やり取ろうとしたりしてトラブルになることもあった。子どもたちの気持ちを汲み取り、保育者が代弁して伝えたり見守ったりしていった。

言葉

月齢の大きな子は、「バイバイした」「○○ちゃんトイレした」など、二語文や三語文で伝える姿が見られるようになってきた。また、保育者の問いかけにも「うん」、「嫌」などと言葉で気持ちを返したりしていた。月齢の小さい子は「あ、あー!」と言って指差しをしたり、喃語で伝えようとしたりしていた。子どもたちの言葉に耳を傾けて思いを汲み取りながら、丁寧に言葉を添えてやりとりを重ねていった。…