0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2022年度9月のまとめ

健康

咳や鼻水、熱が出るなど体調を崩す子が多くいた。家庭と連携を図りながら、こまめに検温をするなどして、子どもたちの体調の変化に対応できるようにしていった。また、散歩から帰ってきたときや、テラスから戻ってきたあとには手を洗い、清潔に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちへの関心が増え、友だちと追いかけっこをしたり、「ばあ」と顔を見合わせて遊んだりする」姿が多くみられた。「楽しいね」「おもしろいね」と言葉を代弁して友だちと関わることを楽しめるようにした。

同じ玩具を使おうとして取り合いになることもあったため、保育者が代弁し仲立ちしながら友だちとの関わりを見守っていった。

環境

走ったり、高いところに登ったりして遊ぶことを楽しんでいた。十分に体を動かして遊べるようにスペースをとり、危険がないか確認しながら安全に遊べるように環境を整えていった。天候のいい日は散歩に出かけたり、テラスで遊んだりした。虫や鳥などの生き物に興味を持って指さし、触ってみようとする姿があった。虫を手に乗せ近くで観察できるようにすると、生き物に興味をもっていた。

言葉

絵本を見ながら「ワンワン」「ニャン」と知っている言葉を言って楽しんでいた。子どもたちが興味のある言葉を一緒に言ったり、繰り返したりして発語につながるように関わっていった。月齢の小さい子は、保育者の語りかけに喃語を発することが増えてきた。子どもたちの反応に丁寧に応え、「うれしいね」「気持ちいいね」と言葉かけをしていった。

表現

保育者と一緒に、音楽に合わせて踊ることを楽しむ姿があった。月齢の小さい子も、保育者や友だちが体を動かしているのを見て手を叩いたり、体を揺らしたりして楽しんでいた。「上手だね」「もう一回やってみよう」など声をかけ、楽しい気持ちに共感しながら、表情や身体を動かして表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

完了食の子は、スプーンを握って意欲的に食べていた。食材によっては上手くすくえず、保育者にスプーンを渡す姿もあったため、スプーンに手を添えて介助していった。離乳食の子も大きく口を開け、喜んで食べていた。一人一人が食べる様子を見守り、噛まずに飲み込もうとしているときには「もぐもぐしようね」と声かけし、咀嚼を促していった。…

0歳りす組2022年度8月のまとめ

健康

7月中旬から、下痢、RSが続き、8月前半で落ち着いたと思われたが、手足口病が流行り早退する子や休む子がいた。一人一人の体調の変化に気をつけながら、家庭と連携をはかるようにしていった。

気温が高い日が多かったため、室内の空調、こまめな水分補給を心がけるようにした。

人間関係

保育者の語りかけに喃語で応えたり、触れ合い遊びを楽しんだりして、保育者とのやりとりに喜びを感じている子の姿が見られた。又、友だちの存在に興味が出てきた子もいて、体に触れてコミュニケーションを取ろうとすることもあった。その延長で口が開いてしまう子がいたため、側で見守りながら、友だちや保育者との関わりを十分に楽しめるよう配慮していった。

環境

動きが活発になり、ずり這い、ハイハイ、伝い歩き、一人歩き、などで気になる玩具で遊んだり、色々な場所へ移動し探索したりして楽しんでいた。一人一人の好きな体勢で体を動かして遊べるよう環境を整え、安全に配慮しながら動きを見守っていった。

言葉

保育者とのやりとりの中で、喃語や一語文が聞かれるようになってきた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら言葉で表現する喜びが味わえるように関わっていった。また、絵本や手遊びを繰り返し楽しむ中で、言葉を引き出せるようにした。

表現

音楽が流れると、体を揺らしたり、手をたたいたりする子がいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで楽しい気持ちに共感していった。月齢の小さい子は、嬉しい気持ちを手足を動かし表現していた。「○○だね、嬉しいね」など気持ちを代弁するようにしていった。

食育

離乳食の子が増え、また中期、後期にそれぞれ移行した子も大きな口を開け喜んで食べている姿があった。「上手にもぐもぐできるね」「おいしね」など声をかけながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるように心がけていった。完了食の子も、スプーンや手づかみで意欲的に食べていた。「すごいね、上手にもてたね」など、自信に繋がるような声かけをしていった。また、具材をうまくすくえない時はさりげなく手を添え援助するようにしていった。ミルクの子は、時間の前になると泣いて訴えることも多くあった。安心できる言葉かけで気持ちを受け止め、ゆったりとした雰囲気の中で授乳できるようにしていった。また、飲みむらがある子には状況に応じて量や時間を調節するようにしていった。…

0歳りす組2022年度7月のまとめ

健康

月後半から、熱が出たり便がゆるくなったりするなど体調を崩す子が多く見られた。こまめに検温するなど体調の変化に気を付け、子どもたちの体調を見守っていった。また、お尻が赤くなっている子は、シャワーで流し清潔に過ごせるように対応していった。

梅雨明けから気温が急に上がる日もあったため、室温や気温に配慮しながらエアコンを適度に使用したり、寝起きなど汗をかいている子は着替えたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちの存在が気になり側によっていく子や、同じ玩具に手を伸ばす子の姿が見られた。友だちの持っているものを欲しがり、トラブルに繋がる場面もあった。その都度、保育者が言葉を代弁し仲立ちとなることで、楽しみながら友だちとのやりとりや関わりが広がるように楽しめるようにしていった。

環境

つかまり立ち、伝い歩きと動きが活発になり、歩ける子も増えた。足元の玩具を片付け十分に動けるようなスペースを確保しながら安全に遊べるよう環境を整えていった。水遊びは、保育者も一緒に水に触れ、「気持ちいいね、冷たいね」などと言葉を添えながら無理なく水に親しんで楽しめるよう関わっていった。

言葉

保育者を指差しして「せんせ」と呼んだり、給食やおやつを見て「まんま」と言ったり、少しずつ話すことが増えてきた。月齢の小さい子も大きな声でアピールしたり、喃語を発したりする姿も見られた。指差しや言葉を発する時は、子どもの思いに共感しながら言葉を添えてやりとりを楽しめるようにしていった。また、好きな絵本や手遊びを繰り返し楽しむ中で、発語に繋がるような関わりを心掛けた。

表現

手遊びや絵本の読み聞かせなどでの保育者の動きを真似して、音楽に合わせて体を揺らしたり手をたたいたりする子が増えてきた。「上手にできたね」「もう一回やってみようか」などと声をかけて、繰り返し楽しめるように関わっていった。

食育

完了食の子はスプーンを握ってすくって食べようとしたり、コップを持って飲んだりとそれぞれ意欲的に食べる姿があった。離乳食の子もよく口を動かして食べるが、噛まずに飲み込もうとすることがあったり、飲み込むのに少し時間がかかったりする時もある。一人一人の様子に合わせて咀嚼を促しながら、食べることができるよう言葉かけをしていった。…

0歳りす組2022年度6月のまとめ

健康

朝晩や日中の気温の変化からか、熱が出たり、鼻水や咳が出たりする子が多くいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など声をかけ、細めに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにした。一人一人の体調を把握し、こまめに検温を行いながら家庭と連携を図り、体調の変化に気付いた時は、早めに対応できるようにしていった。

人間関係

保育者の存在に気づくと、ハイハイや歩行で嬉しそうに近づいたり、笑顔を見せたりする。友だちにも関心が出てきて側に行ったり、同じ玩具で遊んだりする姿も見られた。中には、保育者を独り占めしたくて、友だちが近くにいると泣いて訴えたり、抱っこを求めたりする子の姿もあった。子ども同士の関り、保育者との関り、どちらも楽しめるように一人一人の気持ちに寄り添いながら関わっていった。

環境

一人で立ったり、不安定ながらも歩いたりする子が増え、動きが活発になってきた。危険がないか確認し、使わない玩具を片付けるなど広々と動ける環境を整え、歩行への援助をしていった。月齢の小さい子も腹這いやずり這いで遊んだり、お座りをしたりと移動する範囲が少しずつ広がり、好きな玩具を見つけ楽しむ姿があった。

言葉

月齢の大きい子は「まんま」などの一語文を伝えることができるようになってきた。保育者の言葉を真似して楽しむ姿もあったので、口を大きく動かしたり、はっきりと言葉を発したりして、子どもたちの発語を促せるようにしていった。また、子どもたちの言葉や喃語に優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にして、言葉のやりとりを一緒に楽しんでいった。

表現

歌や手遊びに興味を持ち、歌のリズムやメロディーに合わせて、手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿があった。子どもたちの好きな歌やペープサート、手遊びなどの触れ合い遊びを繰り返し、一緒に楽しめるように関わっていった。

食育

食事の用意をすると、ハイハイや伝い歩き、歩行で嬉しそうに机に向かい、自分から椅子に座り用意する姿がある。完了食や完了リズムの子は手づかみやスプーンで意欲的に食べたり、コップを持ってこぼさずに飲んだりできるようになり成長を感じる。また、離乳食の子も、大きな口を開け喜んで食べているので、楽しい雰囲気の中で食べられるように関わっていった。…

0歳りす組2022年度5月のまとめ

健康

熱が出る子は少なかったが、鼻水が出る子が多かった。こまめに拭き取り清潔を心がけるようにした。また、一人一人の体調の変化に気をつけながら、家庭と連携をはかるようにしていった。

気温が高い日には、長時間の散歩を避け、服の調整、室内の空調、こまめな水分補給を心がけるようにした。

人間関係

保育者の語りかけに喃語で応えたり、触れ合い遊びを楽しんだりして、保育者とのやりとりに喜びを感じている子の姿が見られた。又、友だちの存在に興味が出てきた子もいて、体に触れてコミュニケーションを取ろうとすることもあった。友だちや保育者との関わりを十分に楽しめるよう配慮していった。

環境

動きが活発になり、ずり這い、伝い歩き、一人歩き、ハイハイなどで気になる場所へ移動し、探索を楽しんでいた。月齢の小さい子は、寝返りが盛んになり、周りの友だちの様子を見たり、友だち同士で目が合うとうれしそうに笑ったりする姿があった。一人一人の好きな体勢で体を動かして遊べるよう環境を整え、安全に配慮しながら動きを見守っていった。

言葉

保育者とのやりとりの中で、喃語や一語文が聞かれるようになってきた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら言葉で表現する喜びが味わえるように関わっていった。また、保育者が手遊びをすると、繰り返し楽しむ中で保育者の言葉を模倣する子もいた。

表現

音楽が流れると、体を揺らしたり、手をたたいたりする子がいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで楽しい気持ちに共感していった。月齢の小さい子は、嬉しい気持ちを手足を動かし表現していた。「○○だね、嬉しいね」など気持ちを代弁するようにしていった。

食育

離乳食の子は、手で食材を掴んだり、スプーンですくおうとしたりと食事に意欲的だった。また、月齢の大きい子はコップで上手に飲めるようになってきた。「すごいね、上手にもてたね」など、自信に繋がるような声かけをしていった。月齢の小さい子は、ミルクの時間の前になると、泣いて訴えることも多くあった。安心できる言葉かけで気持ちを受け止め、ゆったりとした雰囲気の中で授乳できるようにしていった。また、飲みむらがある子には状況に応じて量や時間を調節するようにしていった。

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0歳りす組2022年度4月のまとめ

健康

環境の変化からくる疲れや気温の変化から、鼻水や咳、熱が出る子がいた。家庭と園での様子を伝え合いながら、こまめに検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。また、眠りが浅く眠ってもすぐに目覚める子がいた。抱っこやおんぶをしたり、家庭で眠る時の様子を聞いたりしながら、一人一人のペースで眠れるようにしていった。運動面では、歩行ができる子、寝返りをするようになった子と月齢に応じて様々な姿が見られる。安全面に十分配慮しながら、子どもの興味や関心に合わせて環境を整えて、全身を使って動く楽しさを味わえるようにしていきたい。

人間関係

新しい環境に馴染めず、泣いて抱っこやおんぶで過ごす子が多くいた。甘えや欲求を十分に受け止め、一対一でゆったりと関わっていくことで、少しずつ安心して過ごせるようになってきた。保育者が側にいることで、少し離れて一人遊びをしたり、友だちの側に行って同じ玩具で遊ぼうとしたりする姿が増えてきた。「○○ちゃんと一緒だね」「友だちと一緒で楽しいね」と声をかけ、仲立ちをしていった。

環境

晴れた日にはテラスや園外に出て、保育者と一緒に外気に触れる機会を作っていった。周囲を見回したり、保育者がシャボン玉をして見せると手を伸ばして触れようとしたりして興味を示す姿がみられた。天候や気温などに配慮しながら、散歩車などでゆったりと散歩する機会を持ち、周りへの興味を膨らませていきたい。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶなかで、月齢の大きい子の中には「マンマ」「ねんね」など言葉を発する子や指差しなどで自分の思いを伝えようとする姿があった。また、月齢の小さい子は、保育者の語りかけに、じっと顔を見つめて、喃語で応える姿が増えてきた。思いを伝えようとする姿を優しく受け止め、「マンマ、食べようね」などと言葉で返しながら、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、体を揺らしたり、手拍子したりして楽しもうとする姿があった。また、「いないいないばあ」を楽しみ、「ばあ」の時の表情や顔を隠す仕草を真似する姿も見られた。「上手だね」「楽しいね」と声をかけながら、保育者を模倣する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず、泣いて離乳食が食べられない子や椅子に座って食べることを嫌がる子がいた。保育者との信頼関係が少しずつ築かれるようになってくると、保育者の抱っこや椅子に座るなどして食べたり飲んだりできるようになってきた。「おいしいね」「もぐもぐしようね」など優しく声掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるように関わっていった。…

0歳りす組2021年度3月のまとめ

健康

鼻水が出た時は「鼻」と言って保育者に鼻水が出たことを知らせる姿があった。自分で拭こうとする姿も見られるようになってきたため、側で見守りながら心地良く過ごせるようにしていった。クラスチェンジをしてうさぎ組で過ごすようになってから、パンツ交換の際には、自分からトイレに座ろうとする姿が増えてきた。中には、トイレに座ると成功する姿もあったため、「おしっこが出たね」「すごいね」など声をかけ、自信に繋がるように配慮していった。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、自分から関わって遊ぼうとする姿が増えてきた。「○○ちゃんと一緒で嬉しいね」と声をかけながら、友だちと一緒に遊ぶ姿を見守っていった。中には、友だちと一緒に遊びたい気持ちはあるが、同じ玩具を使いたくて強引に取ってしまう姿もあったため、「『かわって』って言おうね」など仲立ちしていった。

環境

暖かい日が続き、散歩に出掛ける機会を多く持つことができた。散歩先では、暖かい春の風を感じながら、色々な草花を手に取って触れたり、ちょうちょや鳥などを喜んで見たりして楽しむ姿が見られた。子どもの気づきや発見に共感しながら、春の自然に親しめるように声をかけていった。

言葉

絵本の読み聞かせをすると、動物や乗り物、色の名前など知っている物の名前を積極的に言ったり、歌を口ずさんだりする子が増えてきた。喃語や一語文、二語文で自分が思ったり気付いたりしたことを保育者に伝えたりして楽しんでいる子も多く見られた。自分の思いを伝えようとする気持ちを受け止め、「○○だね」など丁寧に言葉にして返して、発語を促し、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、手遊びや身体を動かして遊ぶことが好きで、「もう一回」と言って繰り返し楽しむ姿が見られた。保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら表現する楽しさを味わえるように関わっていった。月齢の大きい子は、製作することへも興味が増え、描いたり、紙を丸めたりするなどして様々な製作を楽しんでいた。手先を使った遊びを取り入れながら、季節感のある製作も楽しめるようにしていった。

食育

食事の時は、手づかみで食べていた子どもも少しずつ、スプーンを使って食べようとする姿が増えてきた。「上手にすくえたね。」と声をかけたり、さり気なく手を添えたりしながら自分で食べる満足感が味わえるように見守っていった。離乳食の子も意欲的に食べ、「もぐもぐしようね」というと、口を動かしながら食べ、手づかみメニューの野菜もしっかり持って口に運んで食べるようになってきた。…

0歳りす組2021年度2月のまとめ

健康

熱が出る子や手足口病で休む子がいた。朝の検温で体温の高めの子は、細めに検温をし、体調の変化がないか一人一人の体調を職員同士で把握していった。月齢の大きい子は、着脱、身の回りのことを、自分でしてみようとする姿が見られた。難しいところは手を添え、一つずつ丁寧に伝えたり側で励ましたりしながら、着脱に興味が持てるように関わっていった。

人間関係

友だちへの興味や関心が深まり、同じ遊びをしてみようとする姿が多く見られるようになってきた。友だちが使っている玩具が使いたくて引っ張ってとろうとすることもあったので、双方の気持ちを汲んで仲立ちとなっていった。また、一人でじっくりと遊びたいが、友だちが近くに来たり、使っている玩具をかまわれたりして、大きな声を出して嫌がる姿もあるので、「一緒に遊びたいのかな」と仲立ちし、一人一人の遊びも保障しながら玩具の数を増やすなど十分に遊べる環境を整えていった。

環境

雪が積もった日には、タライに雪を用意し、レジャーシートの上で雪に触れて遊べるようにした。保育者も一緒に遊びながら、雪を見たり触れたりすることを通して、雪に興味を持ち、感触を味わう事を楽しむことができるように保育者も一緒に遊び、楽しさを共有していった。

言葉

一語文や二語文で保育者とのやりとりをする子が増えてきた。中には、気持ちを言葉で伝える子もいたので、「○○なんだね」と思いに丁寧に言葉を添え、応答的な関わりを重ねていった。月齢の小さい子は、保育者や友だちが語りかけると、喃語で応える姿があった。子どもの喃語にうなづいたり、優しく語りかけたりして、やりとりを楽しめるようにしていった。

表現

手遊びや踊り、絵本などを通して、保育者や友だちの動作を真似して楽しんでいた。子どもたちの興味のあるものを繰り返し取り入れながら、表現する楽しさや、友だちや保育者と一緒に遊ぶ楽しさが味わえるようにした。絵の具を使って型で画用紙に模様を付けたり、フラワーペーパーを丸めたり破った物を画用紙に張り付けたりと、製作遊びも取り入れながら楽しめるようにしていった。

食育

完了食の子は、スプーンを使って食べることにも慣れ、自分で意欲的に食べることが多かった。時には、スプーンを保育者に渡して援助を求めることもあったので、必要に応じて援助しながら見守っていった。離乳食の子は、手づかみで好きな食材を口にしたり、スプーンを握ってみたりしていた。「○○できるね」と認めながら援助し、食事が楽しいと思える言葉掛けを重ねていった。また、一人一人の様子に合わせ、家庭と連携を図り、完了リズムに移行していった。…

0歳りす組2021年度1月のまとめ

健康

咳や鼻水が出る子が多くいたが、家庭での様子を聞きながら、こまめに検温をするなどして、一人一人の体調の変化に対応していった。鼻水が出た時は「鼻」と言って保育者に鼻水が出たことを伝える子もいたため、こまめに拭いて心地良く過ごせるように見守っていった。また、感染症予防のため、換気を心がけていった。排泄のタイミングが少しずつわかるようになってきた子がいて、おむつを触って保育者に知らせる姿が増えてきた。成功には繋がらなかったが、保育者に伝える姿をしっかりと認めながら、少しずつおまるに座ることにも慣れさせていきたい。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、同じ玩具で遊んだり、手をつないで散歩ごっこをしたりして楽しむ姿が増えてきたが、玩具の取り合いなどでトラブルなることもあった。お互いの思いを受け止めたり、「『代わって』って言おうね」など言葉を添えたりしながら仲立ちしていった。また、友だちや一つ下の赤ちゃんが泣いていると「大丈夫だよ」と言って、頭を撫でたり、頬を寄せたりするなど微笑ましい姿が見られた。「優しいね」「ありがとう」など声をかけ、友だちを思いやる優しい姿を認めていった。

環境

雪が降った時は、「雪、雪」と言って雪が降る様子を嬉しそうに見ていたので、部屋に雪を持って入り、保育室で触れて遊べるようにすると、嬉しそうに触って遊ぶ姿が見られた。初めは、雪の冷たさに驚く子もいたが、手でぎゅっと握りしめたり、雪が解けるまで見つめたりしていた。保育者も「冷たいね」「解けちゃったね」など、一緒に遊びながら、雪の感触を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの名前を呼んだり、知っている物の名前を言ったり、歌を口ずさんだりする子が増えている。中には、自分が思ったり気付いたりしたことを保育者に伝えたりして楽しんでいる子もいた。子どもたちの指差しや、片言に込められた思いをくみ取りながら、「○○だね」など言葉にして返すなどして応答的に関わり、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていきたい。

表現

音楽がかかると、身体を動かして楽しむ姿が多く見られた。友だちや保育者の動きを真似する子や中には、歌詞を口ずさむ子もいた。保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら表現する楽しさを味わえるようにしていった。月齢の大きい子は、クレパスや水ペンなどで殴り描きをして楽しんでいた。ペンの持ち方もしっかりと握れるようになり、力強い線を描く子もいた。子どもたちの興味に合わせ、描いたり、作ったりする遊びなども取り入れて楽しませていきたい。

食育

食事の時は、スプーンを使って食べたり、茶わんを持って食べようとしたりする子が増えてきた。できるようになったことを十分に認め、意欲に繋がるように関わっていった。完了食に進んだ子の中には、吸うようにして食べ、咀嚼がうまくできない子がいる。「もぐもぐだよ」「噛み嚙みしようね」と声をかけ咀嚼を促しながら、食事の様子を見守っていった。…

0歳りす組2021年度12月のまとめ

健康

気温も低くなり、鼻水や熱が出る子がいた。気温差に応じて衣服の調整をしたり、こまめに検温をしたりするなどして子どもたちの体調を把握し、看護師や家庭と連携を図りながら対応していった。また、鼻水が出た時には保育者がティッシュを渡すと自分なりに拭こうとする姿が見られた。「きれいになったね」ときれいになった心地よさが感じられるように声掛けをしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増える中で、玩具の取り合いから叩いたり押したりする姿があった。子ども同士の関わりを大切にしながら、トラブルになりそうな時には同じ玩具を用意したり、「貸してほしかったんだね」「○○ちゃんが使ってるね」と気持ちを代弁したりしながら保育者が仲立ちとなり、安心してやりとりができるよう見守っていった。

環境

雪が積もったので保育室内に雪を持って入って雪遊びを楽しんだ。雪に興味を示し、指先で触れてみたり、雪玉を投げてみたりして遊ぶ姿が見られた。保育者も遊びに加わり、子どもたちと雪の感触を楽しんでいった。滑って転ばないようにこまめに床を拭いたり、体が冷えないように室温に配慮した。また、冬にちなんだ歌や手遊びを取り入れながら、冬の季節を感じられるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は友だちの名前を呼んだり、「いこ」「やだ」と一語文で気持ちを伝えようとしたりする子が増えてきた。また、発語が出ていない子でも指さしや喃語で気持ちを表現する姿があった。月齢の小さい子も保育者が名前を呼ぶと微笑んだり、喃語で応えたりする姿が多くなった。伝えたい思いを汲み取り、「○○だったね」「楽しいね」と簡単な言葉で代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心がけていった。

表現

雪だるまの形の画用紙にクレヨンでお絵かきをしたり、リースの形に切った段ボールにお花紙を貼ったりして冬にちなんだ製作を楽しめるようにしていった。自分の好きな色のクレヨンを手に持つと「かきかき」と言いながら手を左右に動かしてなぐり描きをし、完成すると保育者に見せてできた喜びを表現する姿があった。保育者も拍手をしたり、「上手に描けたね」と声をかけ、表現する楽しさを味わえるように関わっていった。

食育

完了食の子は自分で食べたいという気持ちから、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。しかし、中には食べ物を口に詰めすぎてしまう子もいたので、側で見守りながら「もぐもぐしようね」と声をかけて咀嚼を促していった。月齢の小さい子も家庭と連携を図りながら、ミルクの量や間隔等を調整し、一人一人に合ったペースでミルクが飲めるようにすすめていった。…