0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2022年度5月のまとめ

健康

熱が出る子は少なかったが、鼻水が出る子が多かった。こまめに拭き取り清潔を心がけるようにした。また、一人一人の体調の変化に気をつけながら、家庭と連携をはかるようにしていった。

気温が高い日には、長時間の散歩を避け、服の調整、室内の空調、こまめな水分補給を心がけるようにした。

人間関係

保育者の語りかけに喃語で応えたり、触れ合い遊びを楽しんだりして、保育者とのやりとりに喜びを感じている子の姿が見られた。又、友だちの存在に興味が出てきた子もいて、体に触れてコミュニケーションを取ろうとすることもあった。友だちや保育者との関わりを十分に楽しめるよう配慮していった。

環境

動きが活発になり、ずり這い、伝い歩き、一人歩き、ハイハイなどで気になる場所へ移動し、探索を楽しんでいた。月齢の小さい子は、寝返りが盛んになり、周りの友だちの様子を見たり、友だち同士で目が合うとうれしそうに笑ったりする姿があった。一人一人の好きな体勢で体を動かして遊べるよう環境を整え、安全に配慮しながら動きを見守っていった。

言葉

保育者とのやりとりの中で、喃語や一語文が聞かれるようになってきた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら言葉で表現する喜びが味わえるように関わっていった。また、保育者が手遊びをすると、繰り返し楽しむ中で保育者の言葉を模倣する子もいた。

表現

音楽が流れると、体を揺らしたり、手をたたいたりする子がいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで楽しい気持ちに共感していった。月齢の小さい子は、嬉しい気持ちを手足を動かし表現していた。「○○だね、嬉しいね」など気持ちを代弁するようにしていった。

食育

離乳食の子は、手で食材を掴んだり、スプーンですくおうとしたりと食事に意欲的だった。また、月齢の大きい子はコップで上手に飲めるようになってきた。「すごいね、上手にもてたね」など、自信に繋がるような声かけをしていった。月齢の小さい子は、ミルクの時間の前になると、泣いて訴えることも多くあった。安心できる言葉かけで気持ちを受け止め、ゆったりとした雰囲気の中で授乳できるようにしていった。また、飲みむらがある子には状況に応じて量や時間を調節するようにしていった。

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0歳りす組2022年度4月のまとめ

健康

環境の変化からくる疲れや気温の変化から、鼻水や咳、熱が出る子がいた。家庭と園での様子を伝え合いながら、こまめに検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。また、眠りが浅く眠ってもすぐに目覚める子がいた。抱っこやおんぶをしたり、家庭で眠る時の様子を聞いたりしながら、一人一人のペースで眠れるようにしていった。運動面では、歩行ができる子、寝返りをするようになった子と月齢に応じて様々な姿が見られる。安全面に十分配慮しながら、子どもの興味や関心に合わせて環境を整えて、全身を使って動く楽しさを味わえるようにしていきたい。

人間関係

新しい環境に馴染めず、泣いて抱っこやおんぶで過ごす子が多くいた。甘えや欲求を十分に受け止め、一対一でゆったりと関わっていくことで、少しずつ安心して過ごせるようになってきた。保育者が側にいることで、少し離れて一人遊びをしたり、友だちの側に行って同じ玩具で遊ぼうとしたりする姿が増えてきた。「○○ちゃんと一緒だね」「友だちと一緒で楽しいね」と声をかけ、仲立ちをしていった。

環境

晴れた日にはテラスや園外に出て、保育者と一緒に外気に触れる機会を作っていった。周囲を見回したり、保育者がシャボン玉をして見せると手を伸ばして触れようとしたりして興味を示す姿がみられた。天候や気温などに配慮しながら、散歩車などでゆったりと散歩する機会を持ち、周りへの興味を膨らませていきたい。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶなかで、月齢の大きい子の中には「マンマ」「ねんね」など言葉を発する子や指差しなどで自分の思いを伝えようとする姿があった。また、月齢の小さい子は、保育者の語りかけに、じっと顔を見つめて、喃語で応える姿が増えてきた。思いを伝えようとする姿を優しく受け止め、「マンマ、食べようね」などと言葉で返しながら、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、体を揺らしたり、手拍子したりして楽しもうとする姿があった。また、「いないいないばあ」を楽しみ、「ばあ」の時の表情や顔を隠す仕草を真似する姿も見られた。「上手だね」「楽しいね」と声をかけながら、保育者を模倣する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず、泣いて離乳食が食べられない子や椅子に座って食べることを嫌がる子がいた。保育者との信頼関係が少しずつ築かれるようになってくると、保育者の抱っこや椅子に座るなどして食べたり飲んだりできるようになってきた。「おいしいね」「もぐもぐしようね」など優しく声掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるように関わっていった。…

0歳りす組2021年度3月のまとめ

健康

鼻水が出た時は「鼻」と言って保育者に鼻水が出たことを知らせる姿があった。自分で拭こうとする姿も見られるようになってきたため、側で見守りながら心地良く過ごせるようにしていった。クラスチェンジをしてうさぎ組で過ごすようになってから、パンツ交換の際には、自分からトイレに座ろうとする姿が増えてきた。中には、トイレに座ると成功する姿もあったため、「おしっこが出たね」「すごいね」など声をかけ、自信に繋がるように配慮していった。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、自分から関わって遊ぼうとする姿が増えてきた。「○○ちゃんと一緒で嬉しいね」と声をかけながら、友だちと一緒に遊ぶ姿を見守っていった。中には、友だちと一緒に遊びたい気持ちはあるが、同じ玩具を使いたくて強引に取ってしまう姿もあったため、「『かわって』って言おうね」など仲立ちしていった。

環境

暖かい日が続き、散歩に出掛ける機会を多く持つことができた。散歩先では、暖かい春の風を感じながら、色々な草花を手に取って触れたり、ちょうちょや鳥などを喜んで見たりして楽しむ姿が見られた。子どもの気づきや発見に共感しながら、春の自然に親しめるように声をかけていった。

言葉

絵本の読み聞かせをすると、動物や乗り物、色の名前など知っている物の名前を積極的に言ったり、歌を口ずさんだりする子が増えてきた。喃語や一語文、二語文で自分が思ったり気付いたりしたことを保育者に伝えたりして楽しんでいる子も多く見られた。自分の思いを伝えようとする気持ちを受け止め、「○○だね」など丁寧に言葉にして返して、発語を促し、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、手遊びや身体を動かして遊ぶことが好きで、「もう一回」と言って繰り返し楽しむ姿が見られた。保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら表現する楽しさを味わえるように関わっていった。月齢の大きい子は、製作することへも興味が増え、描いたり、紙を丸めたりするなどして様々な製作を楽しんでいた。手先を使った遊びを取り入れながら、季節感のある製作も楽しめるようにしていった。

食育

食事の時は、手づかみで食べていた子どもも少しずつ、スプーンを使って食べようとする姿が増えてきた。「上手にすくえたね。」と声をかけたり、さり気なく手を添えたりしながら自分で食べる満足感が味わえるように見守っていった。離乳食の子も意欲的に食べ、「もぐもぐしようね」というと、口を動かしながら食べ、手づかみメニューの野菜もしっかり持って口に運んで食べるようになってきた。…

0歳りす組2021年度2月のまとめ

健康

熱が出る子や手足口病で休む子がいた。朝の検温で体温の高めの子は、細めに検温をし、体調の変化がないか一人一人の体調を職員同士で把握していった。月齢の大きい子は、着脱、身の回りのことを、自分でしてみようとする姿が見られた。難しいところは手を添え、一つずつ丁寧に伝えたり側で励ましたりしながら、着脱に興味が持てるように関わっていった。

人間関係

友だちへの興味や関心が深まり、同じ遊びをしてみようとする姿が多く見られるようになってきた。友だちが使っている玩具が使いたくて引っ張ってとろうとすることもあったので、双方の気持ちを汲んで仲立ちとなっていった。また、一人でじっくりと遊びたいが、友だちが近くに来たり、使っている玩具をかまわれたりして、大きな声を出して嫌がる姿もあるので、「一緒に遊びたいのかな」と仲立ちし、一人一人の遊びも保障しながら玩具の数を増やすなど十分に遊べる環境を整えていった。

環境

雪が積もった日には、タライに雪を用意し、レジャーシートの上で雪に触れて遊べるようにした。保育者も一緒に遊びながら、雪を見たり触れたりすることを通して、雪に興味を持ち、感触を味わう事を楽しむことができるように保育者も一緒に遊び、楽しさを共有していった。

言葉

一語文や二語文で保育者とのやりとりをする子が増えてきた。中には、気持ちを言葉で伝える子もいたので、「○○なんだね」と思いに丁寧に言葉を添え、応答的な関わりを重ねていった。月齢の小さい子は、保育者や友だちが語りかけると、喃語で応える姿があった。子どもの喃語にうなづいたり、優しく語りかけたりして、やりとりを楽しめるようにしていった。

表現

手遊びや踊り、絵本などを通して、保育者や友だちの動作を真似して楽しんでいた。子どもたちの興味のあるものを繰り返し取り入れながら、表現する楽しさや、友だちや保育者と一緒に遊ぶ楽しさが味わえるようにした。絵の具を使って型で画用紙に模様を付けたり、フラワーペーパーを丸めたり破った物を画用紙に張り付けたりと、製作遊びも取り入れながら楽しめるようにしていった。

食育

完了食の子は、スプーンを使って食べることにも慣れ、自分で意欲的に食べることが多かった。時には、スプーンを保育者に渡して援助を求めることもあったので、必要に応じて援助しながら見守っていった。離乳食の子は、手づかみで好きな食材を口にしたり、スプーンを握ってみたりしていた。「○○できるね」と認めながら援助し、食事が楽しいと思える言葉掛けを重ねていった。また、一人一人の様子に合わせ、家庭と連携を図り、完了リズムに移行していった。…

0歳りす組2021年度1月のまとめ

健康

咳や鼻水が出る子が多くいたが、家庭での様子を聞きながら、こまめに検温をするなどして、一人一人の体調の変化に対応していった。鼻水が出た時は「鼻」と言って保育者に鼻水が出たことを伝える子もいたため、こまめに拭いて心地良く過ごせるように見守っていった。また、感染症予防のため、換気を心がけていった。排泄のタイミングが少しずつわかるようになってきた子がいて、おむつを触って保育者に知らせる姿が増えてきた。成功には繋がらなかったが、保育者に伝える姿をしっかりと認めながら、少しずつおまるに座ることにも慣れさせていきたい。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、同じ玩具で遊んだり、手をつないで散歩ごっこをしたりして楽しむ姿が増えてきたが、玩具の取り合いなどでトラブルなることもあった。お互いの思いを受け止めたり、「『代わって』って言おうね」など言葉を添えたりしながら仲立ちしていった。また、友だちや一つ下の赤ちゃんが泣いていると「大丈夫だよ」と言って、頭を撫でたり、頬を寄せたりするなど微笑ましい姿が見られた。「優しいね」「ありがとう」など声をかけ、友だちを思いやる優しい姿を認めていった。

環境

雪が降った時は、「雪、雪」と言って雪が降る様子を嬉しそうに見ていたので、部屋に雪を持って入り、保育室で触れて遊べるようにすると、嬉しそうに触って遊ぶ姿が見られた。初めは、雪の冷たさに驚く子もいたが、手でぎゅっと握りしめたり、雪が解けるまで見つめたりしていた。保育者も「冷たいね」「解けちゃったね」など、一緒に遊びながら、雪の感触を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの名前を呼んだり、知っている物の名前を言ったり、歌を口ずさんだりする子が増えている。中には、自分が思ったり気付いたりしたことを保育者に伝えたりして楽しんでいる子もいた。子どもたちの指差しや、片言に込められた思いをくみ取りながら、「○○だね」など言葉にして返すなどして応答的に関わり、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていきたい。

表現

音楽がかかると、身体を動かして楽しむ姿が多く見られた。友だちや保育者の動きを真似する子や中には、歌詞を口ずさむ子もいた。保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら表現する楽しさを味わえるようにしていった。月齢の大きい子は、クレパスや水ペンなどで殴り描きをして楽しんでいた。ペンの持ち方もしっかりと握れるようになり、力強い線を描く子もいた。子どもたちの興味に合わせ、描いたり、作ったりする遊びなども取り入れて楽しませていきたい。

食育

食事の時は、スプーンを使って食べたり、茶わんを持って食べようとしたりする子が増えてきた。できるようになったことを十分に認め、意欲に繋がるように関わっていった。完了食に進んだ子の中には、吸うようにして食べ、咀嚼がうまくできない子がいる。「もぐもぐだよ」「噛み嚙みしようね」と声をかけ咀嚼を促しながら、食事の様子を見守っていった。…

0歳りす組2021年度12月のまとめ

健康

気温も低くなり、鼻水や熱が出る子がいた。気温差に応じて衣服の調整をしたり、こまめに検温をしたりするなどして子どもたちの体調を把握し、看護師や家庭と連携を図りながら対応していった。また、鼻水が出た時には保育者がティッシュを渡すと自分なりに拭こうとする姿が見られた。「きれいになったね」ときれいになった心地よさが感じられるように声掛けをしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増える中で、玩具の取り合いから叩いたり押したりする姿があった。子ども同士の関わりを大切にしながら、トラブルになりそうな時には同じ玩具を用意したり、「貸してほしかったんだね」「○○ちゃんが使ってるね」と気持ちを代弁したりしながら保育者が仲立ちとなり、安心してやりとりができるよう見守っていった。

環境

雪が積もったので保育室内に雪を持って入って雪遊びを楽しんだ。雪に興味を示し、指先で触れてみたり、雪玉を投げてみたりして遊ぶ姿が見られた。保育者も遊びに加わり、子どもたちと雪の感触を楽しんでいった。滑って転ばないようにこまめに床を拭いたり、体が冷えないように室温に配慮した。また、冬にちなんだ歌や手遊びを取り入れながら、冬の季節を感じられるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は友だちの名前を呼んだり、「いこ」「やだ」と一語文で気持ちを伝えようとしたりする子が増えてきた。また、発語が出ていない子でも指さしや喃語で気持ちを表現する姿があった。月齢の小さい子も保育者が名前を呼ぶと微笑んだり、喃語で応えたりする姿が多くなった。伝えたい思いを汲み取り、「○○だったね」「楽しいね」と簡単な言葉で代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心がけていった。

表現

雪だるまの形の画用紙にクレヨンでお絵かきをしたり、リースの形に切った段ボールにお花紙を貼ったりして冬にちなんだ製作を楽しめるようにしていった。自分の好きな色のクレヨンを手に持つと「かきかき」と言いながら手を左右に動かしてなぐり描きをし、完成すると保育者に見せてできた喜びを表現する姿があった。保育者も拍手をしたり、「上手に描けたね」と声をかけ、表現する楽しさを味わえるように関わっていった。

食育

完了食の子は自分で食べたいという気持ちから、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。しかし、中には食べ物を口に詰めすぎてしまう子もいたので、側で見守りながら「もぐもぐしようね」と声をかけて咀嚼を促していった。月齢の小さい子も家庭と連携を図りながら、ミルクの量や間隔等を調整し、一人一人に合ったペースでミルクが飲めるようにすすめていった。…

0歳りす組2021年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ると指差しや「でた」と言って知らせたり、ティッシュを渡すと自分で拭こうとしたりする子の姿があった。鼻水や咳が出る子が多かったため、細目に拭き取るなど、清潔になる気持ちよさが伝わるような言葉掛けをしていった。寒くなってきて厚着をしている子が多いが、日中は気温が上がり暖かい時もあるため、体調を見ながら衣服 の調節をしていった。

人間関係

友だちの存在が気になり、「おいで」と手招きをして遊びや給食・おやつに誘ったり、泣いている子がいると背中や頭をなでたりと優しい姿もみられた。また、「○○ちゃんどこかな?」と聞くとその子の側までいったり、指差しで知らせたりと名前が分かる子も増えてきた。また、同じ玩具や絵本を使いたい気持ちから取り合いになったり、場所の取り合いになったりする場面もあったため「同じのが使いたかったね」「他にもないかな~」と気持ちに寄り添いながら仲立ちしていった。

環境

歩ける子が増え、歩行も安定して活発に動き回る姿が多くなってきた。足元の玩具を細目に片付け広いスペースを確保し、安全に遊べるよう環境を整えていった。月齢の小さい子はお座りが安定し、目の前にある玩具を取ろうと手を伸ばしたり、寝返りをして腹這いになったりとそれぞれに身体発達がみられた。手の届くところに玩具を用意して様々な身体の動きができるように促していった。

言葉

好きな絵本や歌などから、発語が多く聞かれるようになり、「どうぞ」「いこう」「できた」などの単語で要求を伝えたり、歌を歌ったりする子もいた。簡単な言葉や喃語で気持ちを伝えようとする子の姿もあったので、「〇〇したいんだね」などと言葉を代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心掛けていった。

表現

読んで欲しい絵本や、踊りたいダンスなどがあると保育者の所まで持ってきたり、指差しをしたりしてリクエストする子がいた。また、馴染みのあるダンスの音楽が流れると覚えている振りを踊ったり、拍手やジャンプをしたり体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有しながら、身体を使って表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

完了食の子も離乳食の子も手づかみやスプーンで意欲的に食べているが、上手くすくえなかったり、すくった食材がうまく口まで運べなかったりする姿があった。自分で食べようとする気持ちを大切にして、さり気なく手を添えたり、少量ずつスプーンに乗せたりしてスプーンの使い方を伝えていった。初期食の子も大きな口を開け、食材の乗ったスプーンに口元を近づけたり、コップからお茶を飲んだりと喜んで食べている。家庭と連携を図り中期食に進めていきたい。…

0歳りす組2021年度10月のまとめ

健康

ノロウイルス感染症が流行り、嘔吐や下痢が続いて長期間休む子が多くいた。園でも便がゆるくなったり、熱が出たりすることもあったため、一人一人の体調の変化を把握し、家庭と連携を図りながら対応していった。また、下痢食を提供できるように給食と連携を図ったり、牛乳をお茶に変えたりするなどして、子どもの様子に合わせて対応していった。

人間関係

友だちとの関わりが増えてきた。「いこ!」と手を繋いで友だちを誘い、友だちと手を繋いで歩くことを楽しむ姿が増えてきた。中には、同じ玩具で遊びたいという気持ちから、友だちが使っている玩具を取ってしまう子の姿もあるため、「今、○○ちゃんが使ってるよ」「あとで貸してもらおうね」など気持ちを代弁して、仲立ちしていった。また、月齢の大きい子が小さい子に微笑みかけたり、頭をなでたりして関わりを楽しむ姿も増えてきた。「優しくよしよししようね」など関わり方を丁寧に伝えたり、嬉しさに共感したりしながら見守っていった。

環境

天候の良い日は、散歩に出掛けて秋の自然に触れたり、見たりして楽しんだ。散歩車に乗ることに少し不安を感じる子もいたため、優しく声をかけたり、ゆっくりと進んだりして安心感がもてるように配慮していった。また、一人で歩ける子が増えてきた。まだ、不安定な足取りの子もいるため、安全に楽しく歩くことができるように、広いスペースを確保しながら、環境を整えていった。

言葉

月齢の大きい子は、知っている動物やキャラクターの名前をはっきりと答える姿や、保育者が「○○ちゃんはどこにいるかな?」と尋ねると、言葉を理解して友だちの近くまで行き、指をさして知らせる姿が見られてきた。月齢の小さい子も喃語を発する姿が多くなってきた。子どもの言葉を真似したり、ゆっくり丁寧な口調で語りかけたりしながら、やりとりを楽しんでいった。

表現

新しいダンスや手遊びをすると、嬉しそうに保育者の動きを真似したり、メロディーに合わせて体を揺らしたりする子どもたちの姿があった。慣れ親しんだ手遊びなどは、細かい手の動きなどもできる子が増えてきた。月齢の小さい子も、友だちや保育者の様子を見つめて微笑んだり、腕を上下に揺らしたりして嬉しさを表現する姿があった。一人一人の反応に表情豊かに応えたり、一緒にダンスや手遊びを楽しんだりして関わっていった。

食育

完了食の子が増え、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら、保育者が手を添えたり、スプーンに一口量の食材をのせたりし、スプーンで食べることや食材に慣れていけるよう配慮していった。離乳食の子も、摘まめる大きさのものは自分で摘まんで食べる姿があった。ミルクを飲ませる時は、目と目を合わせ優しく語りかけ、一人一人の授乳間隔に合わせて、落ち着いた雰囲気の中で飲めるようにしていった。…

0歳りす組2021年度9月のまとめ

健康

気温の変化で体調を崩し、鼻水や熱が出る子がいた。鼻水を拭くことを嫌がる子がいたので、「きれいにしようね」と優しく声をかけ、細めに拭いて心地よく過ごせるように配慮した。また、朝の検温で体温の高めの子は、細めに検温をし、一人一人の体調を把握しながら、関わっていった。

人間関係

友だちの存在や、友だちのしている遊びに関心を持ち、側で観察したり、同じ玩具で遊びたい気持ちから玩具を強引に取ったりする子がいた。子どもの気持ちに寄り添い、「同じ玩具で遊びたかったね」と言葉を添え仲立ちしながらやりとりができるようにしていった。

環境

天候のいい日は、テラスで外気浴を楽しめるようにした。広いスペースを自由に探索し、カエルやバッタやコオロギなどの生き物に気が付いて、関心を持って観察していた。テラスでは、シャボン玉やボールなどの子どもの興味のある玩具を用意していくと、開放的な雰囲気の中、自ら活発に動いて遊ぶ姿が多く見られた。

言葉

読んで欲しい絵本を指差ししたり、保育者の所へ持ってきたりして一緒に繰り返し見て楽しんだ。犬のイラストを指差し「ワンワン」と一語文を発したり、CD絵本のフレーズの一部に声を合わせたりする子がいた。「○○だね」と共感し、興味のある絵本を保育者と楽しむ中で、発語を促していけるよう心掛けた。月齢の小さい子も名前を呼ばれると、嬉しそうに笑ったり、喃語を発したりしている。優しい口調でゆっくりと言葉を返し、やりとりを楽しめるようにした。

表現

手遊びや踊りに興味を持ち、保育者の簡単な動作を真似たり、体を揺らしたりして楽しむようになってきた。また、保育者が「○○上手だね」と声をかけると、拍手をして喜びを表現する子がいた。子どもたちの嬉しい、楽しい気持ちに共感し、一人一人の要求を十分に満たしていけるように関わっていった。

食育

“自分で食べたい”という気持ちから、手づかみで好きな食材を口にしたり、スプーンを持って食材をすくったり、お椀を両手で持って汁を飲んだりと意欲的な姿が増えてきた。中には、保育者の援助を嫌がる子もいたので、食事が楽しいと思える言葉掛けを重ね、必要に応じてさり気なく援助をして見守った。口に入れた食材を吸うように食べたり、すぐに飲み込んだりする子もいたので、咀嚼と嚥下を促せるような言葉掛けを心掛けた。月齢の小さい子は、ミルクを見ると、喃語を発して“飲みたい”気持ちを表していた。吸う力も強くなってきたので、乳首のサイズを変え、スムーズに飲めるよう配慮していった。…

0歳りす組2021年度8月のまとめ

健康

感染症は収まったが、咳や鼻水、熱などで体調を崩す子がいた。家庭と連携を図りながら、こまめに検温をするなどして、子どもたちの体調の変化に対応できるようにしていった。暑い時はエアコンを使用して快適に過ごせるようにしたが、室内が冷えすぎないように換気や室温などにも配慮していった。汗をかいた時は、着替えをしたり、月齢の小さい子は、沐浴をしたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちへの関心が増え、同じ玩具で遊ぼうとする子が増えてきた。一緒に遊びたいという思いはあるが、友だちが使っている玩具を取ったり、たたいたりしてしまうことがあった。「○○ちゃんも同じ玩具で遊びたいんだって」と保育者が代弁し、仲立ちしながら、友だちとの関わり方を伝えていった。また、自分より月齢が小さい子の側に行くと、顔を近づけてみたり、保育者の真似をして身体を撫でたりし可愛がる姿が見られるようになり、微笑ましく感じ、子どもたちが関わる姿を見守っていった。

環境

晴れた日にはテラスで、水遊びを楽しめるようにしていった。どの子も水遊びを喜び、じょうろやホースから流れる水に手を伸ばして触れたり、タライにためた水の中に入り、全身で水の感触を味わい、気持ちよさそうな表情を浮かべたりする姿が見られた。また室内では、感触遊びを取り入れると、プチプチシートやジップロックに入れた色水や綿、スパンコール、風船などの素材を手や足、寝転がるなどして感触を楽しめた。自分から興味を持ち、遊んでみたくなるような環境を整えていきたい。

言葉

絵本の読み聞かせをすると、保育者の真似をして「ワンワン」「ニャー」など言ったり、指差しをして自分の気持ちを伝えようとしたりする姿が増えてきた。子どもの思いを受け止め言葉に置きかえながら、やりとりが楽しめるようにしていった。月齢の小さい子は、保育者の語りかけに喃語で応えることが増えてきた。保育者もゆったりと応答的に関わりながら、「○○だね」「○○しようね」と言葉かけをしていった。

表現

手遊びや絵本の読み聞かせを喜び、保育者の歌や動きを模倣して、言葉を発したり、体を揺らしたり、手をたたいたりして一緒に楽しむ子が増えてきた。保育者も表情豊かに表現しながら、子どもたちが表現する様子に「上手だね」「もう一回やってみようか」など声をかけ、楽しい気持ちに共感しながら、表情や身体を動かして表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

月齢の大きい子どもたちは、食事中の姿勢が少しずつ安定してきたため、手すり付きの椅子に座って食べるようにしていった。自分で椅子を引いて座ろうとするなど、子どもたちの意欲的な姿に成長を感じられた。時々、食事中に横を向くなど、姿勢が崩れることがあるため、側について援助していった。また、一人一人が食べる様子を見守りながら家庭と連携を図り、完了リズム、完了食に進められるようにしていった。…