0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2021年度11月のまとめ

健康

鼻水が出ると指差しや「でた」と言って知らせたり、ティッシュを渡すと自分で拭こうとしたりする子の姿があった。鼻水や咳が出る子が多かったため、細目に拭き取るなど、清潔になる気持ちよさが伝わるような言葉掛けをしていった。寒くなってきて厚着をしている子が多いが、日中は気温が上がり暖かい時もあるため、体調を見ながら衣服 の調節をしていった。

人間関係

友だちの存在が気になり、「おいで」と手招きをして遊びや給食・おやつに誘ったり、泣いている子がいると背中や頭をなでたりと優しい姿もみられた。また、「○○ちゃんどこかな?」と聞くとその子の側までいったり、指差しで知らせたりと名前が分かる子も増えてきた。また、同じ玩具や絵本を使いたい気持ちから取り合いになったり、場所の取り合いになったりする場面もあったため「同じのが使いたかったね」「他にもないかな~」と気持ちに寄り添いながら仲立ちしていった。

環境

歩ける子が増え、歩行も安定して活発に動き回る姿が多くなってきた。足元の玩具を細目に片付け広いスペースを確保し、安全に遊べるよう環境を整えていった。月齢の小さい子はお座りが安定し、目の前にある玩具を取ろうと手を伸ばしたり、寝返りをして腹這いになったりとそれぞれに身体発達がみられた。手の届くところに玩具を用意して様々な身体の動きができるように促していった。

言葉

好きな絵本や歌などから、発語が多く聞かれるようになり、「どうぞ」「いこう」「できた」などの単語で要求を伝えたり、歌を歌ったりする子もいた。簡単な言葉や喃語で気持ちを伝えようとする子の姿もあったので、「〇〇したいんだね」などと言葉を代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心掛けていった。

表現

読んで欲しい絵本や、踊りたいダンスなどがあると保育者の所まで持ってきたり、指差しをしたりしてリクエストする子がいた。また、馴染みのあるダンスの音楽が流れると覚えている振りを踊ったり、拍手やジャンプをしたり体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有しながら、身体を使って表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

完了食の子も離乳食の子も手づかみやスプーンで意欲的に食べているが、上手くすくえなかったり、すくった食材がうまく口まで運べなかったりする姿があった。自分で食べようとする気持ちを大切にして、さり気なく手を添えたり、少量ずつスプーンに乗せたりしてスプーンの使い方を伝えていった。初期食の子も大きな口を開け、食材の乗ったスプーンに口元を近づけたり、コップからお茶を飲んだりと喜んで食べている。家庭と連携を図り中期食に進めていきたい。…

0歳りす組2021年度10月のまとめ

健康

ノロウイルス感染症が流行り、嘔吐や下痢が続いて長期間休む子が多くいた。園でも便がゆるくなったり、熱が出たりすることもあったため、一人一人の体調の変化を把握し、家庭と連携を図りながら対応していった。また、下痢食を提供できるように給食と連携を図ったり、牛乳をお茶に変えたりするなどして、子どもの様子に合わせて対応していった。

人間関係

友だちとの関わりが増えてきた。「いこ!」と手を繋いで友だちを誘い、友だちと手を繋いで歩くことを楽しむ姿が増えてきた。中には、同じ玩具で遊びたいという気持ちから、友だちが使っている玩具を取ってしまう子の姿もあるため、「今、○○ちゃんが使ってるよ」「あとで貸してもらおうね」など気持ちを代弁して、仲立ちしていった。また、月齢の大きい子が小さい子に微笑みかけたり、頭をなでたりして関わりを楽しむ姿も増えてきた。「優しくよしよししようね」など関わり方を丁寧に伝えたり、嬉しさに共感したりしながら見守っていった。

環境

天候の良い日は、散歩に出掛けて秋の自然に触れたり、見たりして楽しんだ。散歩車に乗ることに少し不安を感じる子もいたため、優しく声をかけたり、ゆっくりと進んだりして安心感がもてるように配慮していった。また、一人で歩ける子が増えてきた。まだ、不安定な足取りの子もいるため、安全に楽しく歩くことができるように、広いスペースを確保しながら、環境を整えていった。

言葉

月齢の大きい子は、知っている動物やキャラクターの名前をはっきりと答える姿や、保育者が「○○ちゃんはどこにいるかな?」と尋ねると、言葉を理解して友だちの近くまで行き、指をさして知らせる姿が見られてきた。月齢の小さい子も喃語を発する姿が多くなってきた。子どもの言葉を真似したり、ゆっくり丁寧な口調で語りかけたりしながら、やりとりを楽しんでいった。

表現

新しいダンスや手遊びをすると、嬉しそうに保育者の動きを真似したり、メロディーに合わせて体を揺らしたりする子どもたちの姿があった。慣れ親しんだ手遊びなどは、細かい手の動きなどもできる子が増えてきた。月齢の小さい子も、友だちや保育者の様子を見つめて微笑んだり、腕を上下に揺らしたりして嬉しさを表現する姿があった。一人一人の反応に表情豊かに応えたり、一緒にダンスや手遊びを楽しんだりして関わっていった。

食育

完了食の子が増え、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら、保育者が手を添えたり、スプーンに一口量の食材をのせたりし、スプーンで食べることや食材に慣れていけるよう配慮していった。離乳食の子も、摘まめる大きさのものは自分で摘まんで食べる姿があった。ミルクを飲ませる時は、目と目を合わせ優しく語りかけ、一人一人の授乳間隔に合わせて、落ち着いた雰囲気の中で飲めるようにしていった。…

0歳りす組2021年度9月のまとめ

健康

気温の変化で体調を崩し、鼻水や熱が出る子がいた。鼻水を拭くことを嫌がる子がいたので、「きれいにしようね」と優しく声をかけ、細めに拭いて心地よく過ごせるように配慮した。また、朝の検温で体温の高めの子は、細めに検温をし、一人一人の体調を把握しながら、関わっていった。

人間関係

友だちの存在や、友だちのしている遊びに関心を持ち、側で観察したり、同じ玩具で遊びたい気持ちから玩具を強引に取ったりする子がいた。子どもの気持ちに寄り添い、「同じ玩具で遊びたかったね」と言葉を添え仲立ちしながらやりとりができるようにしていった。

環境

天候のいい日は、テラスで外気浴を楽しめるようにした。広いスペースを自由に探索し、カエルやバッタやコオロギなどの生き物に気が付いて、関心を持って観察していた。テラスでは、シャボン玉やボールなどの子どもの興味のある玩具を用意していくと、開放的な雰囲気の中、自ら活発に動いて遊ぶ姿が多く見られた。

言葉

読んで欲しい絵本を指差ししたり、保育者の所へ持ってきたりして一緒に繰り返し見て楽しんだ。犬のイラストを指差し「ワンワン」と一語文を発したり、CD絵本のフレーズの一部に声を合わせたりする子がいた。「○○だね」と共感し、興味のある絵本を保育者と楽しむ中で、発語を促していけるよう心掛けた。月齢の小さい子も名前を呼ばれると、嬉しそうに笑ったり、喃語を発したりしている。優しい口調でゆっくりと言葉を返し、やりとりを楽しめるようにした。

表現

手遊びや踊りに興味を持ち、保育者の簡単な動作を真似たり、体を揺らしたりして楽しむようになってきた。また、保育者が「○○上手だね」と声をかけると、拍手をして喜びを表現する子がいた。子どもたちの嬉しい、楽しい気持ちに共感し、一人一人の要求を十分に満たしていけるように関わっていった。

食育

“自分で食べたい”という気持ちから、手づかみで好きな食材を口にしたり、スプーンを持って食材をすくったり、お椀を両手で持って汁を飲んだりと意欲的な姿が増えてきた。中には、保育者の援助を嫌がる子もいたので、食事が楽しいと思える言葉掛けを重ね、必要に応じてさり気なく援助をして見守った。口に入れた食材を吸うように食べたり、すぐに飲み込んだりする子もいたので、咀嚼と嚥下を促せるような言葉掛けを心掛けた。月齢の小さい子は、ミルクを見ると、喃語を発して“飲みたい”気持ちを表していた。吸う力も強くなってきたので、乳首のサイズを変え、スムーズに飲めるよう配慮していった。…

0歳りす組2021年度8月のまとめ

健康

感染症は収まったが、咳や鼻水、熱などで体調を崩す子がいた。家庭と連携を図りながら、こまめに検温をするなどして、子どもたちの体調の変化に対応できるようにしていった。暑い時はエアコンを使用して快適に過ごせるようにしたが、室内が冷えすぎないように換気や室温などにも配慮していった。汗をかいた時は、着替えをしたり、月齢の小さい子は、沐浴をしたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちへの関心が増え、同じ玩具で遊ぼうとする子が増えてきた。一緒に遊びたいという思いはあるが、友だちが使っている玩具を取ったり、たたいたりしてしまうことがあった。「○○ちゃんも同じ玩具で遊びたいんだって」と保育者が代弁し、仲立ちしながら、友だちとの関わり方を伝えていった。また、自分より月齢が小さい子の側に行くと、顔を近づけてみたり、保育者の真似をして身体を撫でたりし可愛がる姿が見られるようになり、微笑ましく感じ、子どもたちが関わる姿を見守っていった。

環境

晴れた日にはテラスで、水遊びを楽しめるようにしていった。どの子も水遊びを喜び、じょうろやホースから流れる水に手を伸ばして触れたり、タライにためた水の中に入り、全身で水の感触を味わい、気持ちよさそうな表情を浮かべたりする姿が見られた。また室内では、感触遊びを取り入れると、プチプチシートやジップロックに入れた色水や綿、スパンコール、風船などの素材を手や足、寝転がるなどして感触を楽しめた。自分から興味を持ち、遊んでみたくなるような環境を整えていきたい。

言葉

絵本の読み聞かせをすると、保育者の真似をして「ワンワン」「ニャー」など言ったり、指差しをして自分の気持ちを伝えようとしたりする姿が増えてきた。子どもの思いを受け止め言葉に置きかえながら、やりとりが楽しめるようにしていった。月齢の小さい子は、保育者の語りかけに喃語で応えることが増えてきた。保育者もゆったりと応答的に関わりながら、「○○だね」「○○しようね」と言葉かけをしていった。

表現

手遊びや絵本の読み聞かせを喜び、保育者の歌や動きを模倣して、言葉を発したり、体を揺らしたり、手をたたいたりして一緒に楽しむ子が増えてきた。保育者も表情豊かに表現しながら、子どもたちが表現する様子に「上手だね」「もう一回やってみようか」など声をかけ、楽しい気持ちに共感しながら、表情や身体を動かして表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

月齢の大きい子どもたちは、食事中の姿勢が少しずつ安定してきたため、手すり付きの椅子に座って食べるようにしていった。自分で椅子を引いて座ろうとするなど、子どもたちの意欲的な姿に成長を感じられた。時々、食事中に横を向くなど、姿勢が崩れることがあるため、側について援助していった。また、一人一人が食べる様子を見守りながら家庭と連携を図り、完了リズム、完了食に進められるようにしていった。…

0歳りす組2021年度7月のまとめ

健康

感染症が流行し、熱が出たり便がゆるくなったりするなど体調を崩す子が多く見られたので、細目に検温するなど体調の変化に気を付け、家庭と連携を取りながら子どもたちの体調を見守っていった。また、お尻が赤くなっている子は、シャワーで流し清潔に過ごせるように対応していった。
また、室温や気温に配慮しながらエアコンを適度に使用したり、寝起きなど汗をかいている子は着替えたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちの存在が気になり側によっていく子や、同じ玩具に手を伸ばす子の姿が見られた。友だちの持っているものを欲しがったり取ったりし、トラブルになりそうな場面もあったので、保育者が言葉を代弁し仲立ちとなることで、楽しみながら友だちとのやりとりや関わりが広がるように楽しめるようにしていった。

環境

つかまり立ち、伝い歩きと動きが活発になり、歩ける子も増えてきた。足元の玩具を片付け十分に動けるようなスペースを確保しながら安全に遊べるよう環境を整えていった。水遊びは、保育者も一緒に水に触れ、「気持ちいいね、冷たいね」などと言葉を添えながら無理なく水に親しんで楽しめるよう関わっていった。どの子も少しずつ水に慣れ、嫌がることなく水の感触を味わいながら楽しむ姿が増えていった。

言葉

名前を呼ぶと手を挙げて「はい」と返事をしたり、給食やおやつを見て「まんま」と言ったり、少しずつ言葉が聞かれるようになってきた。月齢の小さい子も指差しと共に大きな声を発したり、喃語を発したりしてアピールする姿も見られた。指差しや言葉を発する時は、子どもの思いに共感しながら言葉を添えてやりとりを楽しめるようにしていった。また、好きな絵本や手遊びを繰り返し楽しむ中で、発語に繋がるような関わりを心掛けた。

表現

手遊びや絵本の読み聞かせなどでの保育者の動きを真似して、音楽に合わせて体を揺らしたり手をたたいたりする子が増えてきた。分かりやすく動作を大きくしたり、「上手にできたね」「もう一回やってみようか」などと声をかけたりして、繰り返し楽しめるように関わっていった。

食育

完了食の子はスプーンを握ってすくって食べようとしたり、コップを持って飲んだりとそれぞれ意欲的に食べる姿があった。離乳食の子もよく口を動かして食べるが、噛まずに飲み込もうとすることがあったり、飲み込むのに少し時間がかかったりする時もある。一人一人の様子に合わせて咀嚼を促しながら、食べることができるよう言葉かけをしていった。…

0歳りす組2021年度6月のまとめ

健康

朝晩や日中の気温の変化からか、熱が出たり、鼻水や咳が出たりする子が多くいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など声をかけ、細めに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにしていった。一人一人の体調を把握し、また家庭と連携を図りながら体調の変化に気付いた時は、早めに対応できるようにしていった。

人間関係

保育者の存在に気づくと、ハイハイや歩行で嬉しそうに近づいたり、笑顔を見せたりする。友だちにも関心が出てきて側に行ったり、同じ玩具で遊んだりする姿も見られた。中には、保育者を独り占めしたくて、友だちが近くにいると泣いて訴えたり、抱っこを求めたりする子の姿もあった。子ども同士の関り、保育者との関り、どちらも楽しめるように一人一人の気持ちに寄り添いながら関わっていった。

環境

一人で立ったり、不安定ながらも歩いたりする子が増え、動きが活発になってきた。危険がないか確認し、使わない玩具を片付けるなど十分に動ける環境を整え、歩行への援助をしていった。月齢の小さい子も腹這いやずり這いで遊んだり、お座りをしたりと移動する範囲が少しずつ広がり、好きな玩具を見つけ楽しむ姿があった。

言葉

月齢の大きい子は「まんま」「わんわん」などの一語文を伝えることができるようになってきた。保育者の言葉を真似して楽しむ姿もあったので、口を大きく動かしたり、はっきりと言葉を発したりして、子どもたちの発語を促せるようにしていった。また、子どもたちの言葉や喃語に優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にして、言葉のやりとりを一緒に楽しんでいった。

表現

歌や手遊びに興味を持ち、歌のリズムやメロディーに合わせて、手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿があった。子どもたちの好きな歌や手遊びなどの触れ合い遊びを繰り返し、一緒に楽しめるように関わっていった。

食育

食事の用意を始めると、棚越しに立ち楽しみに待っている。棚が開くと、ハイハイや伝い歩き、歩行で嬉しそうに机に向かう子の姿がある。完了食や完了リズムの子は手づかみで意欲的に食べたり、スプーンを持って食材をすくおうとしたり、コップを持ってこぼさずに飲んだりできるようになり成長を感じる。また、離乳食の子も、大きな口を開け喜んで食べているので、楽しい雰囲気の中で食べられるように関わっていった。…

0歳りす組2021年度5月のまとめ

健康

熱が出たり咳が出たり鼻水が出たりと、体調の変化が見られる子が多かった。食欲もいつもより少なくなる子も見られた。一人一人の体調の変化について職員間で連携を図って見守り、家庭にも園での様子を詳しく伝えていった。

人間関係

保育者の語り掛けに喃語で応えたり、触れ合い遊びを楽しんだりして、保育者とのやりとりに喜びを感じている子の姿が見られた。又、友だちの存在に興味が出てきた子もいて、体に触れてコミュニケーションを取ろうとすることもあった。友だちや保育者との関わりを十分に楽しめるよう配慮していった。

環境

動きが活発になり、ずり這い、伝い歩き、一人歩き、ハイハイなどで気になる場所へ移動し、探索を楽しんでいた。月齢の小さい子は、周りの友だちの様子が気になり、腹這いで両手を床につけて顔を上げて周りを観察していた。一人一人の好きな体勢で体を動かして遊べるよう環境を整え、安全に配慮しながら動きを見守っていった。中には、友だちの存在に気付いて、友だちへの興味が広がり、友だちの体や頭に強く手で触れる子もいたので、子ども同士が関わる姿を見守っていき、触れ合いを楽しめるようにしていった。

言葉

保育者とのやりとりの中で、喃語や一語文が多く聞かれるようになってきた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら言葉で表現する喜びが味わえるように関わっていった。また、保育者が手遊びをすると、繰り返し楽しむ中で言葉のフレーズを覚え、保育者の言葉を模倣する子もいた。

表現

音楽が流れると、体を揺らしたり、片言で歌ったりする子がいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで楽しい気持ちに共感していった。月齢の小さい子は、嬉しい気持ちを手足を動かして表現していた。「○○だね、嬉しいね」と気持ちを代弁していった。

食育

完了食や完了リズムの子は、少しずつ食具に興味が出てきて、スプーンを握ったりコップの持ち手を握ったりしている。「○○できるかな?」と励ましの言葉かけや手を添えて援助をすると、嬉しそうに握ったスプーンやコップを口に運んでいた。「○○できたね」と十分に認め、食事に対する意欲につながるような援助を重ねていった。月齢の小さい子は、ミルクの時間の前になると、泣いて訴えることも多くあった。安心できる言葉かけで気持ちを受け止め、ゆったりとした雰囲気の中で授乳できるようにしていった。…

0歳りす組2021年度4月のまとめ

健康

環境の変化からくる疲れや気温の変化から、鼻水や咳、熱が出て体調を崩す子がいた。家庭と園での様子を伝え合いながら、こまめに検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。また新しい生活リズムに馴染めず、眠りが浅く、眠ってもすぐに目覚める子がいた。抱っこやおんぶをしたり、家庭で眠る時の特徴を聞いたりしながら、一人一人のペースで眠れるようにしていった。運動面では、歩行ができる子から、寝返りをするようになった子と月齢に応じて様々な姿が見られる。安全面に十分配慮しながら、子どもの興味や関心に合わせて環境を整えて、全身を使って動く楽しさを味わえるようにしていきたい。

人間関係

新しい環境に馴染めず、泣いて抱っこやおんぶで過ごしていたが、甘えや欲求を受け止め、一対一でゆったりと関わっていくことで、少しずつ保育者にも慣れ安心して過ごせるようになってきた。保育者が側にいることを確かめながら、少し離れて一人遊びをしたり、友だちの側に行って同じ玩具で遊ぼうとしたりする姿を見守り「○○ちゃんと一緒だね」「友だちと一緒で楽しいね」と声をかけ、仲立ちをしていった。

環境

晴れた日にはテラスに出て、保育者と一緒に外気に触れる機会を作っていった。周囲を見回したり、保育者がシャボン玉をして見せると手を伸ばして触れようとしたりして興味を示す姿がみられた。天候や気温などに配慮しながら、散歩車などでゆったりと散歩する機会を持ち、周りへの興味を膨らませていきたい。室内では、室内環境の見直しを行い、発達に合った玩具や玩具の安全性など検討していった。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶ中で、月齢の大きい子の中には「マンマ」「ちぇんちぇい」など言葉を発する子や指差しなどで自分の思いを伝えようとする姿があった。また月齢の小さい子は、保育者が語りかけるとじっと顔を見つめて、喃語で応える姿が増えてきた。思いを伝えようとする姿を優しく受け止め、「マンマだね、食べようね」などと言葉で返しながら、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、体を揺らしたり、手をたたいたりして体を動かして楽しもうとする姿があった。また、「いないいないばあ」を楽しみ、「ばあ」の時の表情や手を大きく広げる仕草を真似する姿も見られた。「上手だね」「楽しいね」と声をかけながら、保育者を模倣する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず、泣いて離乳食が食べられない子や椅子に座って食べることを嫌がる子、哺乳瓶でミルクが飲めない子がいた。保育者との信頼関係が少しずつ築かれるようになってくると同時に、保育者の抱っこや膝の上に座ったりすることで安心して食べたり飲んだりできるようになってきた。「おいしいね」「もぐもぐしようね」など優しく声掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるように関わっていった。また家庭と連携を図りながら、初期食を始めたり、完了リズムに進めたりしていった。…

0歳りす組2020年度3月のまとめ

健康

気温の変化から鼻水が出る子が多かった。鼻水が出ると、自分の鼻やティッシュのある場所を指差し保育者に鼻水が出たことを知らせる姿もあった。こまめにティッシュでふき取り、心地よく過ごせるように配慮していった。

新年度に向けて、パンツ交換の際に一人一人の子どもに合わせておまるやトイレに座るようにした。おまるに座ると排尿できる子も出てきたため、「すごいね。」「おしっこが出たね。」などと声を掛け、自信につながるよう配慮していった。

人間関係

友だちの名前や保育者のことを呼び、関わりをもとうとする姿が多く見られた。また、友だちのことを気に掛け、涙が出る友だちや転んでしまった友だちの顔をのぞき込んだり、側に来て頭をなでたりする姿が見られた。月齢の大きい子は、友だちに「どうしたの?」と声を掛けたり、保育者に「泣いている」と言葉で知らせたりする子もいた。友だちを気に掛けてくれたことを認め、気持ちを受け止めながら子ども同士の関わりを見守っていった。

環境

暖かい日が続き、散歩に出かけたり、小園庭で遊んだりすることが多かった。てんとう虫やアリなどの虫を子どもたちが見つけることも多くあり、興味を示し、触ってみる子や顔を近づけて観察する子がいた。子どもの気づきに共感しながら、自然の生き物に親しめるよう言葉を掛けていった。

言葉

動物や乗り物、色の名前など、様々な単語に興味を持ち、保育者の言葉を真似しようとする姿があった。ゆっくりと話したり、絵本や玩具を指さしながらどんな言葉なのか分かりやすいようにしたりしていった。また喃語や一語文で意思表示をしようとする姿が多くみられた。子どもたちの思いを受け止めながら丁寧に言葉を返し、発語に繋がるようにしていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、手遊びや絵本のまねっこ遊びを繰り返し楽しむ姿があった。保育者の表情や手指の動作も見て真似しようとする姿も見られた。「上手だね」「○○みたいだね」と声を掛けながら、手指や体全体を使って表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

おやつや給食が配膳される様子を見て「おいしそう」と声に出したり、食事の際に「おいしい」と保育者や友だちに伝えたりする姿があった。「○○がおいしいね」と声を掛け、子どもたちが楽しく食事ができるよう関わっていった。

今まで手づかみで食べていた子は「スプーンで食べてみようね」と声を掛けたり、保育者が手を添えたりすると、スプーンですくおうと挑戦する姿もあり、意欲的に食事をする子が多く見られた。離乳食の子は口をもぐもぐと動かして食べたり、手づかみメニューの野菜に手を伸ばし自分で掴もうとしたりと喜んで食べる姿があった。…

0歳りす組2020年度2月のまとめ

健康

先月に比べて鼻水が出る子が少なくなった。熱が出る子もあまりいなかったが、普段と違う様子が見られることがあり体調の変化に気を付けていった。一人一人の体調をしっかりと把握し、これからも体調の変化に適切に対応していきたい。排泄面では排泄後に、股を触ったり、ズボンをずらしたりし排泄したことを知らせる姿が多くなった。オマルに座ると排尿する子もあり「おしっこ出たね」「すごいね」など言葉をかけ一緒に喜んでいった。

人間関係

ままごと遊びが盛んになり「はいどうぞ」「美味しいね」など言葉のやり取りを交えながら、スプーンを使って食べる真似をしたり、保育者や友だちに食べさせてあげようとしたりと関わりが多く見られるようになった。また大型レゴブロックを一緒に高く積み上げたり、バスに見立て友だちとまたがって乗ったりして楽しむ姿が見られた。バスごっこの歌をうたい、保育者も一緒に楽しさを共有しながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるように関わっていった。

環境

ハイハイマットや三角マットなどを使って段差を作り、ジャンプや斜面を上り下りして全身を使った遊びが楽しめるようにした。月齢の小さい2名も、ずり這いや這い這ハイハイマッい、つかまり立ちができるようになった。這い這いを促すような玩具を置いたり、安全に活発に遊んだりできるように環境を整えていった。

言葉

保育者の言葉を真似たり、月齢の大きい子は保育者と簡単な言葉のやり取りを楽しむようになったりしてきた。また友だちの名前が分かり「〇○ちゃん○○しよう」と相手に思いを伝える姿も見られた。子どもの語りかけに丁寧に言葉を返し、言葉が伝わる楽しさが感じられるように関わっていった。

表現

リズムあそび絵本や繰り返しのある絵本を好み、動物の動きを真似たり、口元に両手を持っていったりし「もういいかい」「まあだだよ」とかくれんぼの気分を楽しむ姿が見られた。また絵本に出てくる絵と同じものを探して持ってくる姿もあり「見つけたね」「同じだね」など声をかけ思いを受け止めていった。音楽が流れるとリズムに乗って体を動かしていた。保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有していった。

食育

おやつや給食を見ると「美味しそう」「美味しいね」と言いながら、スプーンを使って意欲的に食べているが、上手くすくえなかったり、すくった食材が上手く口まで運べなかったりする姿があった。自分で食べようとする気持ちを大切にし、上手く口に入るように手を添えたり、少量ずつスプーンにのせたりしてスプーンの使い方を知らせていった。離乳食の子は中期Ⅱに移行し、モグモグと口を動かし喜んで食べている。…