0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2022年度3月のまとめ

健康

朝夕の寒暖差が激しく、体調を崩す子や、鼻水が出る子が多かった。鼻水はこまめに拭きとり、「すっきりしたね」「気持ち良いね」と代弁していった。また、分厚い服を着ていて、昼間の暖かい時間は汗をかいている子もいたため、体調や気温をみながら衣服を調整するようにした。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、自分から関わって遊ぼうとする姿が増えてきた。友だちと同じ玩具を持ってきて一緒に遊ぼうとすることもあり、「一緒で嬉しいね」「同じのがあったね」などと声掛けをし、子ども同士で遊ぶ姿を見守っていった。時には、玩具の取り合いになることもあったため、「使いたかったね」「取られて嫌だったね」とお互いの気持ちを代弁し、仲立ちしていった。

環境

暖かい日には、散歩に出掛けることができた。散歩車から降りて、保育者と手をつないで歩いたり、公民館の裏の斜面を上り下りしたりと、体を動かして楽しんだ。散歩先でつくしやタンポポを見つけると、手に取って触れ、観察して楽しむ姿があった。子どもたちの気付きや発見に共感しながら、春の自然への興味が広がるよう関わっていった。

言葉

保育者や友だちに「バイバイ」と手を振る、「ちょうだい」と言うなど、言葉で思いを伝えようとする姿が増えてきた。自分の思いを伝えようとする気持ちを受け止め、「○○だったね」と言葉を添えながらやりとりを楽しめるようにした。繰り返し見ている絵本の読み聞かせをすると、覚えている単語をつぶやく子もいた。丁寧に言葉にして返して、発語を促していった。

表現

聞きなれた音楽に合わせて、身体を動かして遊ぶことが好きで、「もう一回」と言って繰り返し楽しむ姿が見られた。保育者も子どもたちと一緒に表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら、音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるようにしていった。製作にも興味を持ち、クレヨンで画用紙になぐり書きを楽しんだ。以前はクレヨンを持っても、どうしたらいいか分からず戸惑っていた子も、大きく手を動かし、自由になぐり書きをする姿があった。

食育

食事の時は、ほとんどの子が手づかみやスプーンを使って自分で食べようとしていた。離乳食の子も保育者と目を合わせながら、意欲的に食べる姿があった。「おいしいね」「もぐもぐ上手だね」と声かけし、心地良い雰囲気のなか、楽しんで「食事できるようにしていった。…

0歳りす組2022年度2月のまとめ

健康

1月の後半から続いた熱がぶり返し、2月に入ってからも長期間休む子がいた。その都度体調の変化に気付けるように保育者や看護師で連携を図り、家庭にも子どもの様子を詳しく伝えるなどして対応していった。また、鼻水がでる子が多くいたため、その都度鼻を拭き、清潔を心がけるようにしていった。

皮膚が乾燥して湿疹が増えている子には、保護者に状況を説明し、病院で処方された塗り薬を持ってきていただき、こまめに塗るようにした。

人間関係

友だちとの関わりが増えてきたり、友だちに興味がではじめたりし、同じ玩具で遊びたいという気持ちから、友だちが使っている玩具を取ってしまう子の姿があるため、「○○ちゃんが使っているね」「貸してだね」など気持ちを代弁して仲立ちをしていったり、色々な玩具を用意したりしていった。

環境

寒い日が続き、室内で過ごすことが多かった。三角マットやハイハイマットを工夫し、斜面を歩く、ジャンプするなど、一人一人が安全に身体を動かすことができるよう環境を整えていった。またホールを活用し、走ったり、ボール遊びをしたりと、思いっきり身体を動かし遊ぶことを楽しんでいった。

言葉

月齢の大きい子は、保育者が話ししている言葉を理解して、うなずいたり、言葉を返したりし、やり取りができるようになってきた。月齢の小さい子も喃語を発する姿が多くなってきた。「○○だね」「○○する?」など語りかけたりしながら、やりとりを楽しんでいった。また絵本を繰り返し読むことで、言葉を引き出せるようにしていった。

表現

月齢の大きい子も小さい子も、絵本の内容を真似て、身振り手振りで嬉しそうに見ている姿がある。また音楽を流すと、踊りを覚えている子や、保育者の動きを真似て踊る子も増え、楽しんでいる姿があった。

お絵描きや水お絵描き、製作した時は、子どもたちが好きなように描けるよう紙やシートを用意すると、自由にうれしそうに描いている姿があった。

食育

完了食の子が増え、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら、保育者が手を添えたり、スプーンに一口量の食材をのせたりし、スプーンで食べることや食材に慣れていけるよう配慮していった。また、完了リズムの子もスプーンに食材を乗せると、スプーンを持ち喜んで食べる姿が見られた。「おいしいね」「もぐもぐだね」など声をかけながら、食べる楽しさを伝えるようにしていった。…

0歳りす組2022年度1月のまとめ

健康

鼻水や熱の出る子が多くいた。月齢の大きい子は鼻水が出たことに自分で気がついて、ティッシュを指差したり、保育者から受け取ったティッシュで鼻水を拭こうとしたりしていた。心地よく過ごせるような声掛けや援助で見守っていった。

人間関係

友だちと同じ玩具が使いたくて、友だちが使っている玩具を自分の方へと引き寄せようとすることがあった。保育者が仲立ちとなり、同じものを用意したり、一緒に同じ玩具を探したりすることで納得して遊び始めていた。「ちょうだい」と友だちに声を掛ける姿も見られ、安心してやりとりができるよう関わっていった。

環境

ミニバケツに雪を用意し、保育室で触れて遊べるようにすると、積極的に触れて遊ぶ子や、友だちや保育者の姿を側で見て観察する子がいた。「冷たいね」「溶けちゃうね」などと言葉をかけ感触を味わって楽しめるようにしていった。また、クレヨンや水ペンを使用してなぐり描きを楽しんだ。画用紙やシートが色付いたり色が変化したりする感覚を楽しめるよう保育者も一緒に遊びながら見守っていった。

言葉

食べものや動物や乗り物など、知っている名称を一語文で伝える子が増えてきた。「○○だね」と保育者が言葉を添えると、言葉を模倣し、「○○ね~」と言うこともあった。月齢の小さい子は、「バイバーイ」と手を振って保育者とやりとりを楽しんでいた。名前を呼ばれることを喜ぶ子もいるのため、保育者との遊びの中で、言葉のやりとりを楽しめるように関わった。

表現

音楽がかかると、体を動かして楽しむ子が多くいた。友だちの動きや、保育者の動きを真似して楽しむこともあった。“できるかな?”のリズムあそび絵本が好きで、動物の動きを真似して繰り返し楽しめるようにしていった。保育者は、大きい動作や小さい動作など、子どもからはっきりと見えるように配慮していった。

食育

食事では、スプーンを使って食べる子が増え、お椀を持ったり手を添えたりする姿も見られ始めた。できるようになったことを十分に認め、意欲につながるように関わった。どの子も意欲的に食事に向かっており、中には食べたい気持ちが強いことから、飲み込む前に食材を口に入れて飲み込みにくそうにする子がいる。「もぐもぐだね」と声をかけたり、適量をスプーンにすくって援助したりすることで、少しずつ咀嚼と嚥下がスムーズになってきている。…

0歳りす組2022年度12月のまとめ

健康

寒暖差が大きく、体調を崩して鼻水や熱が出る子がいた。気温差に応じて衣服の調整をしたり、こまめに検温したりして、体調面に注意しながら見守った。鼻水が出た時にはこまめに拭き取って、「すっきりしたね」「きれいになったね」と清潔になった心地よさを感じられるように声かけをしていった。

人間関係

自分から友だちと関わり、友だちと同じ玩具を使って一緒に遊ぶ姿があった。友だちと遊ぶ楽しさに共感し、気持ちを代弁しながら見守っていった。友だちの持っているものが気になり、取ろうとしてトラブルになりそうな場面があった。同じ玩具を用意したり、保育者が仲立ちとなって思いを伝えたりして、安心して友だちとのやり取りを楽しめるようにしていった。

環境

ホールではマットやフープを使って、走る、ジャンプする、くぐり抜けるなど、様々な体の動きを楽しめるような環境を整えた。走ったり、ハイハイや伝い歩きで移動したりと活発に動いて遊ぶ姿があった。床の玩具をこまめに片付け、安全に遊べるように見守っていった。雪が積もった時には、保育室内で雪に触れて遊んだ。器に入った雪に触れて雪の感触を楽しんでいた。保育者も一緒に雪に触れ、「冷たいね」「おもしろいね」と雪を触って遊ぶ楽しさを味わえるようにした。

言葉

保育者の問いかけに「うん」と頷いて応えたり、一語文で思いを伝えたりして保育者とのやり取りを楽しむ姿があった。月齢の小さい子も友だちや保育者の顔を見て喃語を発し、やり取りすることを喜んでいた。子どもたちの発する言葉や喃語に耳を傾け、丁寧に応答しながら関わっていった。

表現

クレヨンでのなぐりがきや、絵の具を使ってクリスマスの製作をした。クレヨンを握ると自分からトントンと点をかいたり、大きく手を動かして線を描いたりして、楽しんでいた。大きな画用紙や十分な数の道具を用意したりして、自由に表現することの楽しさを味わえるようにしていった。

食育

手づかみやスプーンを使って自分で食べようとする姿がある。月齢の大きい子は、知っている食材を指さして「にんじん」と伝えたり、「これは?」と保育者に食材の名前を聞いたりしていた。食材に興味を持つ子どもたちの姿を大切にし、「にんじんおいしいね」「これは○○だよ」など会話をして楽しい雰囲気で食事できるようにしていった。…

0歳りす組2022年度11月のまとめ

健康

気温の変化から熱が続いて長期間休む子がいた。その都度体調の変化に気付けるように保育者や看護師で連携を図り、家庭にも子どもの様子を詳しく伝えるなどして対応していった。また、鼻水がでる子が多くいたため、その都度鼻を拭き、清潔を心がけるようにしていった。

人間関係

月齢の大きい子は友だちとの関わりが増えてきたため、小さい子は友だちに興味を持ち始めたため、同じ玩具で遊びたいという気持ちから、友だちが使っている玩具を取ってしまう子の姿もあるため、「○○ちゃんが使ってるね」「貸してだね」など気持ちを代弁して仲立ちしていった。

環境

天候の良い日は、散歩に出掛けて秋の自然に触れ楽しんだ。散歩車に乗ることを喜び自分で帽子を被ったり、靴を履こうとしたりする姿が見られた。靴を履き歩きたい気持ちをくみ取り、保育者と順番に手を繋ぎ歩くことを楽しんでいった。室内では、一人で歩ける子が増えてきたり、つたい歩きが盛んになったりと、まだ不安定な足取りの子もいるため、安全に身体を動かすことができるように、広いスペースを確保しながら、環境を整えていった。

言葉

月齢の大きい子は、保育者が話ししている言葉を理解して、うなずいたり、言葉を返したりし、やり取りができるようになってきた。月齢の小さい子も喃語を発する姿が多くなってきた。「うれしいね」「たのしいね」など語りかけたりしながら、やりとりを楽しんでいった。また絵本を繰り返し読むことで、言葉を引き出せるようにしていった。

表現

月齢の大きい子も小さい子も、踊りや手遊びをすると、嬉しそうに保育者の動きを真似したり、音楽に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして楽しむ姿があった。一人一人の反応に表情豊かに応えたり、一緒に踊りや手遊びを楽しんだりして関わっていった。

食育

完了食の子が増え、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら、保育者が手を添えたり、スプーンに一口量の食材をのせたりし、スプーンで食べることや食材に慣れていけるよう配慮していった。離乳食の子も、完了リズムに移行する子が増え、赤ちゃんせんべいやマグを自分でもって、喜んで大きな口を開けてよく食べている。ミルクを授乳する時は、目と目を合わせ優しく声をかけ、一人一人の授乳間隔に合わせて、落ち着いた雰囲気の中で飲めるようにしていった。…

0歳りす組2022年度10月のまとめ

健康

気温の変化から熱や下痢が続いて長期間休む子がいた。園でも便がゆるくなったり、熱が出たりすることもあったため、その都度体調の変化に気付けるように保育者間で連携を図り、家庭にも子どもの様子を詳しく伝えるなどして対応していった。

人間関係

月齢の大きい子は友だちとの関わりが増えてきた。「てて!」と手を繋いで友だちを誘い、友だちと手を繋いで歩くことを楽しむ姿がある。中には、同じ玩具で遊びたいという気持ちから、友だちが使っている玩具を取ってしまう子の姿もあるため、「○○ちゃんが使ってるよ」「あとで貸してもらおうね」など気持ちを代弁して、仲立ちしていった。また、月齢の大きい子が小さい子に微笑みかけたり、頭をなでたりして関わりを楽しむ姿も増えてきた。関わり方を丁寧に伝えたり、嬉しさに共感したりしながら見守っていった。

環境

天候の良い日は、散歩に出掛けて秋の自然に触れ楽しんだ。散歩車に乗ることを喜び自分で帽子を被ったり、靴を履こうとしたりする姿が見られた。一人で歩ける子が増えてきたが、まだ、不安定な足取りの子もいるため、安全に楽しく歩くことができるように、広いスペースを確保しながら、環境を整えていった。

言葉

月齢の大きい子は、動物や車などを指さしして答える姿や、保育者が「○○ちゃんはどこにいるかな?」と尋ねると、言葉を理解して友だちの近くまで行き、知らせる姿が見られてきた。月齢の小さい子も喃語を発する姿が多くなってきた。子どもの言葉を真似したり、ゆっくり丁寧な口調で語りかけたりしながら、やりとりを楽しんでいった。

表現

踊りや手遊びをすると、嬉しそうに保育者の動きを真似したり、音楽に合わせて体を揺らしたりして楽しむ姿があった。好きな手遊びは自分から手を出して「やって」とお願いする姿も見られる。月齢の小さい子も、友だちや保育者の様子を見つめて微笑んだり、腕を上下に揺らしたりして嬉しさを表現する姿があった。一人一人の反応に表情豊かに応えたり、一緒に踊りや手遊びを楽しんだりして関わっていった。

食育

完了食の子が増え、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿があった。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら、保育者が手を添えたり、スプーンに一口量の食材をのせたりし、スプーンで食べることや食材に慣れていけるよう配慮していった。離乳食の子も、大きな口を開けてよく食べている。ミルクを授乳する時は、目と目を合わせ優しく声をかけ、一人一人の授乳間隔に合わせて、落ち着いた雰囲気の中で飲めるようにしていった。…

0歳りす組2022年度9月のまとめ

健康

咳や鼻水、熱が出るなど体調を崩す子が多くいた。家庭と連携を図りながら、こまめに検温をするなどして、子どもたちの体調の変化に対応できるようにしていった。また、散歩から帰ってきたときや、テラスから戻ってきたあとには手を洗い、清潔に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちへの関心が増え、友だちと追いかけっこをしたり、「ばあ」と顔を見合わせて遊んだりする」姿が多くみられた。「楽しいね」「おもしろいね」と言葉を代弁して友だちと関わることを楽しめるようにした。

同じ玩具を使おうとして取り合いになることもあったため、保育者が代弁し仲立ちしながら友だちとの関わりを見守っていった。

環境

走ったり、高いところに登ったりして遊ぶことを楽しんでいた。十分に体を動かして遊べるようにスペースをとり、危険がないか確認しながら安全に遊べるように環境を整えていった。天候のいい日は散歩に出かけたり、テラスで遊んだりした。虫や鳥などの生き物に興味を持って指さし、触ってみようとする姿があった。虫を手に乗せ近くで観察できるようにすると、生き物に興味をもっていた。

言葉

絵本を見ながら「ワンワン」「ニャン」と知っている言葉を言って楽しんでいた。子どもたちが興味のある言葉を一緒に言ったり、繰り返したりして発語につながるように関わっていった。月齢の小さい子は、保育者の語りかけに喃語を発することが増えてきた。子どもたちの反応に丁寧に応え、「うれしいね」「気持ちいいね」と言葉かけをしていった。

表現

保育者と一緒に、音楽に合わせて踊ることを楽しむ姿があった。月齢の小さい子も、保育者や友だちが体を動かしているのを見て手を叩いたり、体を揺らしたりして楽しんでいた。「上手だね」「もう一回やってみよう」など声をかけ、楽しい気持ちに共感しながら、表情や身体を動かして表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

完了食の子は、スプーンを握って意欲的に食べていた。食材によっては上手くすくえず、保育者にスプーンを渡す姿もあったため、スプーンに手を添えて介助していった。離乳食の子も大きく口を開け、喜んで食べていた。一人一人が食べる様子を見守り、噛まずに飲み込もうとしているときには「もぐもぐしようね」と声かけし、咀嚼を促していった。…

0歳りす組2022年度8月のまとめ

健康

7月中旬から、下痢、RSが続き、8月前半で落ち着いたと思われたが、手足口病が流行り早退する子や休む子がいた。一人一人の体調の変化に気をつけながら、家庭と連携をはかるようにしていった。

気温が高い日が多かったため、室内の空調、こまめな水分補給を心がけるようにした。

人間関係

保育者の語りかけに喃語で応えたり、触れ合い遊びを楽しんだりして、保育者とのやりとりに喜びを感じている子の姿が見られた。又、友だちの存在に興味が出てきた子もいて、体に触れてコミュニケーションを取ろうとすることもあった。その延長で口が開いてしまう子がいたため、側で見守りながら、友だちや保育者との関わりを十分に楽しめるよう配慮していった。

環境

動きが活発になり、ずり這い、ハイハイ、伝い歩き、一人歩き、などで気になる玩具で遊んだり、色々な場所へ移動し探索したりして楽しんでいた。一人一人の好きな体勢で体を動かして遊べるよう環境を整え、安全に配慮しながら動きを見守っていった。

言葉

保育者とのやりとりの中で、喃語や一語文が聞かれるようになってきた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら言葉で表現する喜びが味わえるように関わっていった。また、絵本や手遊びを繰り返し楽しむ中で、言葉を引き出せるようにした。

表現

音楽が流れると、体を揺らしたり、手をたたいたりする子がいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで楽しい気持ちに共感していった。月齢の小さい子は、嬉しい気持ちを手足を動かし表現していた。「○○だね、嬉しいね」など気持ちを代弁するようにしていった。

食育

離乳食の子が増え、また中期、後期にそれぞれ移行した子も大きな口を開け喜んで食べている姿があった。「上手にもぐもぐできるね」「おいしね」など声をかけながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるように心がけていった。完了食の子も、スプーンや手づかみで意欲的に食べていた。「すごいね、上手にもてたね」など、自信に繋がるような声かけをしていった。また、具材をうまくすくえない時はさりげなく手を添え援助するようにしていった。ミルクの子は、時間の前になると泣いて訴えることも多くあった。安心できる言葉かけで気持ちを受け止め、ゆったりとした雰囲気の中で授乳できるようにしていった。また、飲みむらがある子には状況に応じて量や時間を調節するようにしていった。…

0歳りす組2022年度7月のまとめ

健康

月後半から、熱が出たり便がゆるくなったりするなど体調を崩す子が多く見られた。こまめに検温するなど体調の変化に気を付け、子どもたちの体調を見守っていった。また、お尻が赤くなっている子は、シャワーで流し清潔に過ごせるように対応していった。

梅雨明けから気温が急に上がる日もあったため、室温や気温に配慮しながらエアコンを適度に使用したり、寝起きなど汗をかいている子は着替えたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちの存在が気になり側によっていく子や、同じ玩具に手を伸ばす子の姿が見られた。友だちの持っているものを欲しがり、トラブルに繋がる場面もあった。その都度、保育者が言葉を代弁し仲立ちとなることで、楽しみながら友だちとのやりとりや関わりが広がるように楽しめるようにしていった。

環境

つかまり立ち、伝い歩きと動きが活発になり、歩ける子も増えた。足元の玩具を片付け十分に動けるようなスペースを確保しながら安全に遊べるよう環境を整えていった。水遊びは、保育者も一緒に水に触れ、「気持ちいいね、冷たいね」などと言葉を添えながら無理なく水に親しんで楽しめるよう関わっていった。

言葉

保育者を指差しして「せんせ」と呼んだり、給食やおやつを見て「まんま」と言ったり、少しずつ話すことが増えてきた。月齢の小さい子も大きな声でアピールしたり、喃語を発したりする姿も見られた。指差しや言葉を発する時は、子どもの思いに共感しながら言葉を添えてやりとりを楽しめるようにしていった。また、好きな絵本や手遊びを繰り返し楽しむ中で、発語に繋がるような関わりを心掛けた。

表現

手遊びや絵本の読み聞かせなどでの保育者の動きを真似して、音楽に合わせて体を揺らしたり手をたたいたりする子が増えてきた。「上手にできたね」「もう一回やってみようか」などと声をかけて、繰り返し楽しめるように関わっていった。

食育

完了食の子はスプーンを握ってすくって食べようとしたり、コップを持って飲んだりとそれぞれ意欲的に食べる姿があった。離乳食の子もよく口を動かして食べるが、噛まずに飲み込もうとすることがあったり、飲み込むのに少し時間がかかったりする時もある。一人一人の様子に合わせて咀嚼を促しながら、食べることができるよう言葉かけをしていった。…

0歳りす組2022年度6月のまとめ

健康

朝晩や日中の気温の変化からか、熱が出たり、鼻水や咳が出たりする子が多くいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など声をかけ、細めに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにした。一人一人の体調を把握し、こまめに検温を行いながら家庭と連携を図り、体調の変化に気付いた時は、早めに対応できるようにしていった。

人間関係

保育者の存在に気づくと、ハイハイや歩行で嬉しそうに近づいたり、笑顔を見せたりする。友だちにも関心が出てきて側に行ったり、同じ玩具で遊んだりする姿も見られた。中には、保育者を独り占めしたくて、友だちが近くにいると泣いて訴えたり、抱っこを求めたりする子の姿もあった。子ども同士の関り、保育者との関り、どちらも楽しめるように一人一人の気持ちに寄り添いながら関わっていった。

環境

一人で立ったり、不安定ながらも歩いたりする子が増え、動きが活発になってきた。危険がないか確認し、使わない玩具を片付けるなど広々と動ける環境を整え、歩行への援助をしていった。月齢の小さい子も腹這いやずり這いで遊んだり、お座りをしたりと移動する範囲が少しずつ広がり、好きな玩具を見つけ楽しむ姿があった。

言葉

月齢の大きい子は「まんま」などの一語文を伝えることができるようになってきた。保育者の言葉を真似して楽しむ姿もあったので、口を大きく動かしたり、はっきりと言葉を発したりして、子どもたちの発語を促せるようにしていった。また、子どもたちの言葉や喃語に優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にして、言葉のやりとりを一緒に楽しんでいった。

表現

歌や手遊びに興味を持ち、歌のリズムやメロディーに合わせて、手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿があった。子どもたちの好きな歌やペープサート、手遊びなどの触れ合い遊びを繰り返し、一緒に楽しめるように関わっていった。

食育

食事の用意をすると、ハイハイや伝い歩き、歩行で嬉しそうに机に向かい、自分から椅子に座り用意する姿がある。完了食や完了リズムの子は手づかみやスプーンで意欲的に食べたり、コップを持ってこぼさずに飲んだりできるようになり成長を感じる。また、離乳食の子も、大きな口を開け喜んで食べているので、楽しい雰囲気の中で食べられるように関わっていった。…