0歳りす組2024年度2月のまとめ
健康
気温の変化により、鼻水や咳がでる子が増えてきたため、室内温度の調整を行ったり、換気をしたりしながら体調面に配慮しながら環境を整えていった。また、服の厚手のものや薄手のものをその日の気温や天候を見ながら着替えの際など調節したり、こまめに水分補給や体温が高めの際は定期的に検温を行ったりして関わっていった。
人間関係
友だちとのスキンシップが増えてきたことで、抱き着いたり寝転んでいる友だちの上に覆いかぶさったりする姿も見られた。子ども同士の関わりを見守りながら、けがに繋がらないよう仲立ちしていった。また、遊びの中で同じ遊びに友達を誘い、「おいでー」と手招きをしたり、「はい、どーぞ」と言葉にして伝え、同じ絵本や玩具を手渡し同じものを共有したりする姿も見られた。子ども同士で「貸してー」「どーぞ」とやりとりする姿も増えてきた。子ども同士の関わりを見守りながら、けがに繋がらないよう仲立ちをしたり、言葉を添えたりしながら関わっていった。
環境
雪遊びを取り入れてみると、初めての雪に最初は触れることに抵抗がある様子の子もいたが、雪に触れて楽しむ友だちの姿を見て興味を示し、自分から雪に触れてみようとする姿があった。部屋の中に雪を持ち込むと、茶碗の中に入れ、型はめ玩具を使って型ぬきをしてみたり、かき混ぜる姿や指やほっぺたで雪の感触を味わってみたりする姿もあり冬ならではの遊びを楽しむことができた。雪が解けた頃に靴を履いて外に出てみると、少し残っていた雪の上を歩き、ザクザクと音が鳴ることを面白がり何度も歩いて楽しむ姿もあり、一緒に遊びに加わり楽しさを共有していった。
言葉
「せんせい」と呼ぶ子が増えてきた。友だちにも「ちょうだい」「おいで」といった言葉で伝えながら関わる姿が増えてきた。また、読んでほしい絵本や流してほしい音楽を言葉にして伝える姿も出てきた。また、嫌なことに対しては涙で訴えたり、動作で表現したりすることも多かった。子どもたちの表情や動作から伝えようとする思いを汲み取ったり見守ったりしながら丁寧に関わっていった。
表現
ダンスを踊ると保育者を真似をして踊る姿があった。何度か踊っているうちに覚えてきて、歌の語尾を口にしながら楽しむ姿もあった。また、絵本などで食べ物が出てくると食べる真似をして楽しむ姿や絵本からとった食べ物を友だちの口元に運び食べさせてあげる姿もあった。一緒に楽しみながら、表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。
食育
席に座ると、自分で袖をまくり手を拭いたりエプロンのテープ部分をはぐってみようとしたり自分でしてみようとする姿が見られた。ご飯が運ばれてくると、スプーンですくって上手に口元まで運ぶ姿もあった。お代わりが欲しい時は、食べたいメニューが乗っていた皿を持ち上げアピールする姿もあった。苦手なものは無理なくその子のペースで食べられるよう見守りながら時に手を添えて、楽しく食事ができるよう進めていった。…