0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2024年度5月のまとめ

健康

機嫌は悪くないが、咳や鼻水がよく出たり、熱が高めだったりして体調を崩す子の姿が多かった。検温したり食欲やミルクの飲み具合を見守ったりしながら、日中の体調の変化に気を付けて過ごしていった。身体発達面ではずり這いが上達し、全身を動かして目指すところに移動したり、両面棚に手をかけてつかまり、ひざ立ちの体勢になったりする子の姿が見られた。活発に動ける姿を認めて言葉をかけ、体を動かす楽しさに共感していった。

人間関係

担任とその他の人を見極めて、馴染みの少ない職員に対しては人見知りして泣き出す子の姿があった。不安に感じる思いを汲み取って、「泣かなくても大丈夫だからね」と言葉をかけたり、対応を代わったりして安心できるように関わっていった。

環境

気候に配慮してテラスに出かけ、外気を感じて心地よさや気分転換を図っていった。人工芝の感触を指先で触り、感触を確かめてから動き始める子や窓ガラスにつかまって立ったり、扉前の段差の部分をハイハイしながら上がり降りしたりと探索を楽しむ子の姿が見られた。安全面や衛生面に配慮しながら子どもたちの動きを見守っていった。

言葉

喃語を盛んに発する子の姿が見られたり、「まんま」とはっきりとした一語文を発したりするなど、声がよく出るようになってきた。子どもの発語を受け止めて真似してみたり、思いを汲み取って言葉に置き換えてみたりしながら声を出す楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

保育者が「むすんでひらいて」や「きらきら星」などの歌を手の動きを付けながら歌い始めると、子どもたちは動きを止めて保育者に注目し見ている姿があった。興味を示している姿を受け止めて、繰り返し歌い楽しめるようにしていった。また、スキンシップが楽しめる触れ合い遊びを通して、保育者と一緒に遊ぶ楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

完了食の子がおやつを先に食べ始める様子を両面棚につかまって立ちながら見ていたり、声を出して自分も早く食べたいとアピールしたりする子の姿があった。後期食の子は、小皿の茹で野菜をつまんで口に運び食べる子もいれば、小皿を目の前に置いても手を伸ばさない子も見られる。手でつまんでみるように促したりつまみ食べしている友だちの姿を見せたりして、手づかみ食べを促していった。…

0歳りす組2024年度4月のまとめ

健康

新しい生活環境に慣れなくて睡眠が浅くなり、しっかりと眠れない子の姿があったり、午前中から眠くなったりするなど子どもによって様々な姿があった。欲求を満たせるよう丁寧に関わり、一人一人の生活リズムを掴んで安定して過ごせるように保育者間で連携しながら関わっていった。

人間関係

新しい担任に慣れなくて抱っこをしても反り返って嫌がる子の姿があったが、数日すると少しずつ慣れてきて、泣かずに遊び出せるようになってきた。名前を呼びかけると保育者と目を合わせて笑ったり手を差し出してアピールしたりする姿が見られたので、微笑み返したり手の平にタッチしたりしてスキンシップを図っていき、信頼関係を育んでいった。

環境

ボタンを押すと光ったり音が鳴ったりする玩具やクルクルと回して遊ぶ玩具などに触れながら、探索を楽しめるように見守っていった。また、友だちが遊んでいるものが気になる子の姿がよく見られ、触ったり取ったりする場面では保育者が同じものを持っていき、それぞれに触って遊べるように関わっていった。

言葉

手に持った玩具を差し出しながら、「あっ、あっ…」と声を発する子の姿が見られた。玩具を見せたい気持ちの表れと捉え、「○○だね」と言葉を返したり、丁寧に応答したりしてコミュニケーションを図りながら関わっていった。
表現  食事や授乳でお腹が満たされると機嫌よく過ごせる姿が見られ、気になるものを見つけては動いたり触ったりと探索を楽しんでいた。眠くなってくると保育者を追い求めたりぐずり始めたりする姿が見られたので、気持ちを受け止めながらゆったりと関わっていった。

食育

家庭でミルクを試すが慣れず、少ししか飲めなかった子は足しミルクはスプーンを使って飲んでいたが、段々とミルクに慣れ、哺乳瓶も使えるようになる姿があった。離乳食はよく食べる姿が多く見られ、「○○食べるよ」と言葉をかけながら咀嚼を促し、無理なく食べられるように介助していった。…

0歳りす組2023年度3月のまとめ

健康

歩行に慣れ、大股で歩いたり、早歩きになったりする子の姿があり、転びやすい場面も見られるが、月齢の大きい友だちの遊び(かけっこ)に加わって楽しんでいる姿も出てきた。動きが活発になってきたので、衝突や転倒などの危険を予測して、声をかけたり防止したりしていった。また、ミニフープを立てて持ち、手先でひねって回転させることができる子の姿が見られた。以前は回せなかったが、手先の動きが発達して回せるようになり、嬉しそうにアピールする姿を認めていった。

人間関係

友だちに興味を示し側に来て触ろうとするが、髪の毛を引っ張ってしまう子の姿が見られる。引っ張る行為を止めるだけでなく、相手の子の体や頭をなでたり、手と手でタッチをしたりと触れ合う楽しさを味わえるように友だちとの関わり方を丁寧にその都度仲立ちしていった。

環境

離乳食の子が完了リズムになったのでおやつ後は食べるスペースを片付けて室内を開放し、広々とした環境にいろいろな遊びのコーナーを用意して過ごしていった。遊びが分散することで好きな遊びをじっくりと楽しめたり、体を動かすことも十分にできたりする姿が見られていた。

言葉

友だちの名前を片言で読んだり、知っているものを一語文で言い表したりする姿が見られた。子どもの発語に耳を傾けて丁寧に受け止めたり、言葉を返したりしてものと言葉が結びついていくように関わっていった。また、楽しい気持ちを笑い声で表現する子の姿があり、保育者も発声を真似してその思いに共感的に関わっていった。

表現

好きな手遊びをしたいことを動作で保育者にアピールする子の姿が見られた。その思いを受けとめて一緒に手遊びをして遊んだり、繰り返し楽しんだりしていった。また、見つけた食べもの玩具が出てくる手遊びの歌の動作を再現する姿を認めて、保育者も一緒に楽しんでいった。

食育

離乳食の子は完了リズムになり、ミルクをコップで飲むことを促すが、味の違いからなのかスムーズに飲めなかったので、スプーンを併用していき、少しずつミルクもコップ飲みに慣れるよう関わっていった。完了食の子たちは食べることに意欲的で、それぞれのペースで食べている。食べている途中で姿勢が崩れてきて、イスの上で正座をしたり、足を横から出したりする姿もあるので食事しやすい姿勢が保てるよう声をかけ、和やかな雰囲気の中で食べられるように関わっていった。…

0歳りす組2023年度2月のまとめ

健康

風邪や感染症で体調を崩す子が多かった。家庭と連携を取りながら子どもの体調面に気を付けていった。鼻水が長く続く子が多かったので、こまめに拭き取りながら快適に良く過ごせるようにしていった。また室内が乾燥しやすくなっていたので、加湿や換気を行ったり、こまめに水分補給を行ったりするようにしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増えてきて、同じ遊びを楽しんだり、やりとりをしたりする姿が見られていた。その一方で友だちが使っているものやしていることが気になり、玩具や場所の取り合いやトラブルにつながる姿も増えてきた。側で子ども同士のやりとりを見守りながら必要に応じて仲立ちしたり、玩具の数や環境を工夫したりしていくようにした。月齢の低い子も友だちに興味を持ち、友だちの顔を見て声を出して喜んだり、手を伸ばしたりする姿も見られていた。

環境

ホールや部屋でマットやフープ、ソフト積み木などを使って体を動かすことを楽しんだ。三角マットから飛び降りたり、つなげたソフト積み木の上をバランスを取りながら歩いて進んだりと全身を使って遊ぶ姿が見られた。
またBブロックや井ゲタブロックなどを用意すると、自分でつなげたり、組み合わせたりすることも上手になってきた。保育者に手伝ってもらいながら乗り物を作ると、またがったり、押したりして遊ぶことを楽しんでいた。

言葉

月齢の高い子は「○○あった」「○○いい」など2語文も増えてきた。言葉や動作で自分の思いや欲求を伝えることも出来るようになってきた。子どもの伝えようとする気持ちをしっかり受け止め、丁寧に言葉を返していくようにしていった。月齢の低い子も「まんま」「わんわん」と一語文が増え、指差しも頻繁に見られるようになった。

表現

音楽に合わせて手遊びや体を動かすことを喜んでいた。好きな曲の振り付けを覚えて踊ったり、保育者の踊りや手遊びを真似たりして体を動かすことを楽しんでいた。またクレヨンを使ってお絵描きをすることも楽しんだ。いろいろな色のクレヨンに持ち替えながら紙全体にダイナミックになぐり描きをしたり、トントンと点々模様を付けたりして楽しんでいた。

食育

離乳食を食べている子は、離乳食を食べる様子や試した食材に応じて離乳食の移行を行っていった。移行後は少しずつ食材を口に運び、食べる様子をしっかり見守るようにしていった。完了食の子どもたちはスプーンを使ったり、茶碗を持って食べたりする姿が増えてきた。中には好き嫌いが出てきたり、白ご飯が進まなかったりと子どもによって食事の様子も変わってきたので、一人一人の様子に合わせながら無理なく食べていけるように関わっていくようにした。…

0歳りす組2023年度1月のまとめ

健康

気温が低くなり、咳や鼻水など体調を崩す子の姿が多かった。体調の変化に配慮しながら日中の様子を見守り、家庭との連絡を丁寧に行っていった。
ハイハイで移動する子たちが少しずつ立って歩き出す姿が見られるようになってきた。歩き始めの姿を認めて喜んだり、歩く嬉しさに共感したりし、足元の安全面に配慮していった。

人間関係

友だちのことが気になり隣に並んで座ろうとしたり、同じ玩具を欲しがって取り合いになったりする場面が増えてきた。その都度、欲しい気持ちを仕草でアピールすることを知らせたり、玩具を取られた相手の子の悲しんでいる姿を代弁したりして、友だちとの関わり方を丁寧に伝えながら関わっていった。

環境

クレヨンを使い、紙になぐり描きをして遊んだ。活動を重ねていくと、線の筆圧が強くなったり、紙面にたくさんの線を描いたりする姿が見られるようになってきた。また、遊びに目移りしやすい子が、なぐり描きをじっくりと楽しんでいる姿があり、意外な一面を見つけることができた。

言葉

して欲しいことを仕草や喃語で保育者にアピールする姿が多くなっている。子どもの思いを汲み取って、「○○したいのかな」と言葉で代弁しながら思いに応えていき、発語につなげたり、思いが伝わる嬉しさを味わったりできるように関わっていった。

表現

音楽に合わせて踊りたい思いを、腕を拳でトントンと叩いて体操曲の中の動作でアピールする姿がある。その思いに応えていき、保育者も体を一緒に動かしながら、いろいろな曲で体を動かす楽しさを共有していった。

食育

給食を配膳すると好きなものから手づかみやスプーンを使って食べ始め、こぼしながらも自分で食べる姿が見られている。おかずや汁物は進みやすいが、ご飯だけが残ると食べにくいので、介助用スプーンでご飯をタイミングよく食べられるように援助していきたい。…

0歳りす組2023年度12月のまとめ

健康

風邪や感染症で体調を崩す子の姿も見られた。家庭と連携を取りながら子どもの体調面に気を付けていった。鼻水が出る子が多かったので、こまめに拭き取りながら、快適に良く過ごせるようにしていった。また室内が乾燥しやすくなっていたので、加湿や換気を行ったり、水分補給を行ったりするようにしていった。

人間関係

月齢の高い子は友だちと関わる姿が増え、同じ遊びをしたり、やりとりをしたりする姿が見られていた。その中で友だちが使っている玩具が気になり、取り合いなどトラブルにつながる姿も多かった。トラブルにつながる前に仲立ちしたり、同じ玩具を用意したりするようにしていった。月齢が低い子は保育者と触れ合い遊びをすると喜んで声を出したり、手足をばたつかせたりする姿が見られていた。

環境

ホールや部屋でマットやフープ、ソフト積み木などを使って体を動かすことを楽しんだ。月齢の高い子は三角マットから飛び降りたり、つなげたソフト積み木の上をバランスをとりながら歩いたりする姿が見られていた。月齢の低い子は三角マットやマットの山をハイハイやずり這いで上がり下りしたり、フープのトンネルをくぐり抜けたりして体を動かすことを楽しんでいた。安全面に十分気を付けながら、子どもの体を動かす姿を見守っていくようにした。

言葉

月齢の高い子は一語文が増え、言葉や喃語などでいろいろな気付きや欲求を保育者に伝えようとしたり、簡単なやりとりをしたりする姿が見られていた。子どもの伝えようとする思いを大切にし、気持ちを汲み取りながら言葉を返していくようにしていった。月齢の低い子も「あっ、あっ」「うー、うー」と喃語を発したり、指差しをしたりする姿が増えてきた。

表現

音楽に合わせて体を動かすことを喜んでいた。月齢の高い子は好きな曲の振り付けを覚えて踊ったり、保育者の踊りを真似たりすることを楽しんでいた。月齢の低い子も音楽が流れると喜んで体を揺らしたり、手を叩いたりする姿が見られていた。

食育

離乳食を食べている子どもたちは、離乳食を食べる様子や試した食材に応じて離乳食の移行を行っていった。移行後は少しずつ食材を口に運び、食べる様子をしっかり見守るようにしていった。完了食の子どもたちはスプーンを使って食べる姿も増えてきた。好き嫌いが出てきた子やメニューによって進みに偏りが出る子もいるので、量を調節したり援助したりしながら、無理なく食べていけるようにしていった。…

0歳りす組2023年度11月のまとめ

健康

溶連菌やインフルエンザなどの感染症で欠席する子が何名か見られたが、クラス内で大きく広がることはなかった。咳や鼻水が続いている子が多いので、食欲や機嫌を見守りながら検温をして、体調の変化に対応していった。朝夕と日中の気温差が大きく、厚着になっている子が見られたので、気温に応じて衣服や肌着を調整していった。

人間関係

今までマイペースに一人遊びや玩具の探索を楽しんでいた子が、保育者の側に寄ってきて体につかまり立ちをしたり、ひざに座って甘えようとしたりするなど保育者と関わろうとする姿が見られるようになってきた。甘えたい思いを汲み取って、人とやりとりする楽しさを味わえるよう丁寧に関わっていきたい。

環境

月齢の大きい子は小園庭で砂遊びを楽しんだ。スコップや型抜き、車の玩具などいろいろな遊具があり、興味を持って手に取り探索を楽しんでいた。保育者も一緒に遊具を使って砂遊びが楽しめるように関わりながら過ごしていった。

言葉

月齢の大きい子の中には、はっきりではないが言葉で欲しいものを伝えたり、指差しでアピールしたりする姿が見られた。伝えようとする思いを受け止めて、「○○が作りたいの?」「○○が欲しいの?」と言葉をかけたり代弁したりしながら、発語を喜び、その姿を認めていった。

表現

手遊びや踊りの曲に合わせて、保育者の動作や振り付けを部分的に真似する姿が増え楽しんでいる姿がある。歌が終わるとCDデッキを指差し、「もう一回したい」とアピールが見られるので、繰り返し楽しめるように応えて楽しさを共感していった。

食育

給食を配膳されると好きなものからつかみ取って食べたり、食べこぼしたりする姿もあるが、茶碗から汁を飲んだりと意欲的に食べる姿が多かった。手づかみしている子には、「スプーンがあるよ。使ってみてね」と声をかけると気付いて使おうとする姿もあるので、一人一人の食べる様子を見守りながら、食事の援助をしていった。…

0歳りす組2023年度10月のまとめ

健康

朝夕と寒暖差が大きくなったこともあり、鼻水や発熱など体調を崩す子が多かった。家庭と連携を取りながら子どもの体調面に気を付けていった。
日中は気温が上がる日も多かったので、衣服を調節したり、こまめに水分補給を行ったりしながら快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

月齢の高い子は友だちと関わることを喜び、遊びを真似たり、やりとりをしたりする姿が増えてきた。その中で友だちが使っている玩具が気になって取り合いになる姿も多く、トラブルにつながる前に仲立ちしたり、同じ玩具を用意したりしていった。月齢が低い子は保育者や友だちの顔を見ると笑顔を見せたり、うれしそうに手足をばたつかせたりする姿が見られていた。

環境

天候の良い日は散歩やテラスなど戸外に出て過ごすことを楽しんだ。散歩では戸外の心地良さを全身で感じながら、散歩車から外の景色に目を向けて見つけたものを指差したり、落ち葉やススキなど秋の自然物に触れたりすることを喜んでいた。保育者も子どもの目線になって「○○が見えるね」「これは〇〇だね」などと声を掛けていきながら、ゆっくりと散歩を楽しんでいった。テラスでは、保育者がしゃぼん玉を飛ばすと喜んで目で追ったり、手を伸ばして触れたりすることを楽しんでいた。

言葉

月齢の高い子は「まんま」「ねんね」「ブッブー」など一語文が少しずつ増えてきた。言葉や喃語、動作などでいろいろな気付きや欲求を保育者に伝えようとする姿が見られていた。子どもの伝えようとする思いを大切にし、気持ちを汲み取りながら言葉を返していくようにしていった。
月齢の低い子も「あっ、あっ」「うー、うー」と喃語を発したり、指差しをしたりする姿が頻繁に見られるようになった。

表現

月齢の高い子は保育者が手遊びをしたり、踊りを踊ったりすると、保育者の手や体の動きを真似て体を動かすことを楽しんでいた。また月齢の低い子も音楽や歌に合わせて体を揺らしたり、手を叩いたりしてリズムに乗ることを楽しんでいた。

食育

離乳食を食べている子どもたちは口をもぐもぐ動かしながら、食べることを喜んでいた。子ども1人1人の食べるペースに合わせながら援助していくようにしていった。完了食の子どもたちもスプーンや手づかみで意欲的に食べていた。好き嫌いが出てきた子やメニューによって進みに偏りが出る子もいるので、量を調節したり援助したりしながら、無理なく食べていけるようにしていった。…

0歳りす組2023年度9月のまとめ

健康

月齢の小さい子はずり這いから四つ這いのハイハイへと体勢が変化し、動きが活発になってきている。月齢の大きい子も活発に動く姿があり、大股歩きや小走りなどが見られ、バランスを崩して転んだりぶつかったりする場面が増えたように感じる。友だちの活発な姿に感化されて追いかけっこが始まることがあるので、危険がないように見守ったり、他の遊びに誘ったりして落ち着いて遊べるように配慮していった。

人間関係

月齢の大きい子は友だちがしている遊びに目を向けて興味を持ち、同じもので遊びたくなり、ものの取り合いやトラブルにつながる場面が多くなってきた。友だちのものを欲しがる時は、同じものがあることを知らせたり、同じものを保育者が用意したりして、友だちの側で同じ遊びをする楽しさを味わえるように仲立ちをしていった。

環境

三角マットで斜面を作って遊ぶと、低い方から上がっていき、マットの高い方から足を踏み出して下りる感覚を喜んで楽しんでいた。また、月齢の小さい子もハイハイで斜面を上がっていき、下りる時は先に手を着いてから前傾姿勢で着地できる姿があり、腕の力がしっかりとして体を支えられているのが感じられた。

言葉

月齢の小さい子は見つけたものや気になるものを指差しながら、「あっ、あっ…」と盛んに声を発する子が見られる。発する声を受け止めて、保育者が言葉で代弁し、思いが伝わる喜びを味わえるように関わりたい。月齢の大きい子の中には片言で保育者を呼んだり、はっきりとは分からないが伝えたいことを言葉で表そうとする姿が見られたりするので、子どもの発語に耳を傾けながらゆったりと関わっていった。

表現

子どもたちに馴染みのある曲で踊ったり、体を動かしたりすることを保育者も一緒に楽しんでいった。また、手遊びでする動作を真似したり、タイミングを合わせて声を出したりする姿を認め、言葉をかけたり笑顔を向けたりして共有していった。

食育

スプーンを使って食べようとする子や手づかみで食べる子などそれぞれのペースで意欲的に食べている。手づかみで食べている子にはスプーンを使ってみるように促したり、一口量をスプーンにすくっておいたりして、食具を使うことを意識できるように関わっていった。…

0歳りす組2023年度8月のまとめ

健康

夏の暑さからの疲れや感染症などで体調を崩す子が多かった。家庭と子どもの体調面について連絡を取り合いながら1人1人の体調面に気を付けていった。またお盆明けは休み明けで涙が出たり、調子が出ずにゴロゴロしたりする子の姿も見られた。1対1での関わりを大切にし、ゆったりした生活リズムの中で安心して過ごせるようにしていった。

人間関係

月齢の高い子は友だちがしている遊びを真似たり、関わって遊ぼうとしたりする姿が見られていた。その一方で友だちが使っている玩具が欲しくて横から取ろうとする場面も多く、仲立ちしていった。月齢の小さい子は保育者の顔が見えると安心して笑顔を見せる姿が増え、表情が豊かになってきた。

環境

子どもたちの体調や気温に配慮しながら、テラスで水遊びを楽しんでいった。穴をあけたペットボトルから流れ出てくる水を手に受けたり、スコップで水に浮く玩具をすくい取ることを楽しんだりとそれぞれに気になる玩具を手に取って遊び出す姿があった。顔に水がかかると驚いた表情を見せる子もいるが泣くことはなく、水の感触を喜んで遊ぶ姿が多かった。

言葉

保育者に伝えたいことを、「あー、うー・・・」と喃語で表現する子に対してはその思いを受け止めて、「そうだね、○○だね」と思いを言葉に置き換えながら丁寧に接し、思いが伝わる嬉しさを味わえるように関わっていった。

表現

「きらきら星」や「やさいのうた」など簡単な手遊びを保育者が始めると興味を持って見ていたり、動作を真似して一緒に楽しんだりする姿が見られた。また、リズミカルな体操の曲が始まると自分なりに手足を動かして体を動かすことを楽しむ姿を見守り、保育者も一緒に体を動かして楽しさを共有していった。

食育

離乳食を食べている子どもたちは嚥下や咀嚼の様子に合わせてそれぞれが次の形態へと移行し、口をモグモグと動かして食べるように言葉をかけながら促していった。完了食の子どもたちもスプーンを使って食べようとする子や手づかみ食べをする子など様々な姿が見られるが、自分で意欲的に食べている姿を認めながら、食事の援助を行っていった。…