0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2024年度9月のまとめ

健康

ひざ立ちした子は足腰がしっかりとしてきて立ち上がれるようになり、つかまり立ちができるようになった。また、両面棚に沿って少しずつ伝い歩く姿も見られるようになった。棚の縁を両手で掴んで腰を落とし、お尻で着地できる姿もあった。活動の幅が広がってきたので、足元にある玩具につまずいて転倒しないよう安全面に配慮していった。

人間関係

保育者に親しみを持ち、対面すると笑顔を向けてくれる子が見られた。同じように笑顔で応えると嬉しそうに喜び、さらににっこりしていた。子どもからの発信を受け止めて動作を真似したり応えたりして関わり、人と関わる心地よさに共感していった。

環境

井ゲタブロックや大型レゴブロック、ハイハイマットなどを用意して遊んだ。ブロックの穴に棒状ブロックを挿し込んでみようと試したり、はまっている部分を両手の親指で押し出して外してみたりと手先を使って遊ぶ姿が見られた。思うようにできなくて声を出してアピールする姿に応じて、保育者が援助したり、作ったものを使って遊ぶ楽しさに共感したりしていった。また、天候や気温に配慮しながらテラスに出て遊び、外気浴も楽しんでいった。

言葉

月齢の小さい子の中には、遊びながら大きな声を発したり喃語が出たりする姿が見られた。声に込められた思いを受け止めたり汲み取ったりして同じような声で対応したりして発語へとつながるようにしていきたい。

表現

イラストカードを使いながら、手遊び歌を楽しんだ。保育者が行う動作の一部分を覚え始めると、真似して楽しむようになってきた。そんな姿を認めて言葉をかけながら、手遊びを一緒に楽しんでいった。

食育

完了食に移行した子の中には、食感や味などが発達してきて、食べものの好みが見られるようになってきた。口にはしてみるが嫌なものは吐き出して食べたがらない姿があるので、無理はせず楽しく食べられるよう援助していった。離乳食の子の中には、食べている途中から眠気や椅子に座り続けるのが疲れるのか、ぐずり始める姿が見られた。ぐずる時はいすから降ろしてひざに抱き、気持ちが落ち着くように関わり、様子を見ながら食べ進めたり切り上げたりしていった。…

0歳りす組2024年度8月のまとめ

健康

月齢の大きい子は床から立ち上がり歩き出す姿が見られ、少しずつ沢山歩けるようになってきた。バランスを崩して尻もちをついてもくじけずに立ち上がり、意欲的に歩こうとする姿を認めて、転倒時に怪我にならないよう安全面にも配慮していった。月齢の小さい子は座位が安定してきて、ハイハイマットに両手をついてつかまり立ちが見られるようになってきたので、側で動きを見守りながら体を動かす楽しさに共感していった。

人間関係

友だちに関心を示す子の姿が見られ、側に行って顔を覗き込むようにして見たり、笑いかけたりする姿やハイハイでの追いかけっこを楽しんでいる場面が見られた。子ども同士のやりとりの様子を見守ったり、関わる楽しさに共感して言葉をかけたりしていった。

環境

水を入れたタライをテラスに用意して、水に浮かぶ玩具やジョウロを使いながら水遊びを楽しんでいった。ジョウロから水を流すと、その水を触ろうと手を伸ばし水の感触を味わったり、ジョウロを持ち上げて水を流すことを楽しんだりする姿を見守りながら、安全面にも配慮していった。

言葉

自分の思いを、「マンマンマン・・・」と喃語で盛んにアピールする姿が出てきた。喃語に込められている思いを汲み取って、「○○が見たいんだね」と言葉で表し、思いを満たせるよう丁寧に関わっていった。

表現

保育者がする手遊びや歌遊びの中の動作や仕草を覚え始め、一部分を真似する姿が見られた。その姿に言葉をかけて認めたり喜んだりしながら、音楽に合わせて動く楽しさや心地よさを感じられるように関わっていった。

食育

中期食から後期食へ、完了リズムから完了食へと子どもの食べる様子や保護者と未食材の確認をしながらそれぞれに移行を進めていった。引き続き、モグモグとよく噛んで食べることを促しながら食事の援助をしていった。…

0歳りす組2024年度7月のまとめ

健康

ハイハイや伝い歩きで移動している子たちが、床から自力で立ち上がって一人立ちができたり、数歩歩いたりする姿が見られ始めた。立っちや歩いてみようする姿を認めて言葉をかけながら、周辺の散らかっている玩具を片づけて安全面に配慮していった。

人間関係

毎日を一緒に過ごす友だちに興味を持ち始め、側に寄って行ったり、相手が持っているものを取ったりする姿が増えてきた。また、友だちへの関わり方が叩いたり引っ張ったりする姿があるので保育者が仲立ちとなり、友だちへの接し方を、「なでなでだよ」「やさしくさわってね」など知らせていった。

環境

マットとフラフープを組み合わせたトンネルやウレタン積木など大型遊具を用意して遊んだ。トンネルくぐりや段差を四つ這いで上がり下りするなど体を動かして遊ぶ楽しさに共感し、環境を工夫していった。

言葉

月齢の大きい子の中には、「ママ」「まんま」と一語文を発したり、喃語を盛んに喋ったりする姿が見られた。声を発している姿を受け止めて保育者が言葉で代弁したり、喃語に込められた思いを汲み取ったりして丁寧に対応してやりとりする楽しさを共有していった。

表現

水ペンを使い専用のシートに線をつけたり、色が変わるのを味わったりして遊んだ。ペンを握った手を左右に動かす姿やトントンと打ちつける姿が見られ、線や点々の跡ができる不思議さを体感して遊ぶ様子を側で見守っていった。

食育

離乳食を意欲的に食べているが、モグモグと口を動かすことが少なく飲み込んでいるからか、食べ終わった後に満足感が得られにくい姿が見られる時があった。保育者が口を動かして見せたり、「モグモグしようね」と言葉かけを繰り返したりしながら食べるようにしていきたい。また、スプーンを持たせて食材をすくうと自分の口に近づけて食べようとする姿が見られたので、保育者が手を添えながら自分で食べる楽しさを味わえるように援助していった。
完了食では汁物におかずやご飯を入れる姿や、次々と食べものを口に入れようとする姿が見られるので、遊び食べにならないように見守ったり、ゆっくりとよく噛んで食べるように促したりしていきたい。…

0歳りす組2024年度6月のまとめ

健康

咳や鼻水が続いたり、日中の体温が上がったり下がったり、便がゆるくなったりと体調がなかなかすっきりとしない子の姿が多かった。こまめに検温し、体調の変化に対応していった。

人間関係

同じ空間で過ごす友だちに慣れて親しみを表すようになり、喋りかけるように声を発したり、友だちに触ったりする姿が見られるようになってきた。関わろうとする気持ちを受け止めながら側でやりとりを見守ったり、喃語に込められた思いを代弁したりして仲立ちをしていった。

環境

天候や体調を見ながらテラスに出て遊んだ。テラスの人工芝の感触を手先で触ったり、段差のあるところに上がったり下りたりと、気になるところを探索して楽しむ姿があった。また、保育者が飛ばすしゃぼん玉を見たり触れたりして遊んだり、タライの水に触れたりして水の心地よさを味わったりしながら過ごしていった。

言葉

喃語を発する姿や、「あー、うー」と声を発して保育者にアピールをする姿が見られる。また、指差しで思いを表現する姿もあるので、それぞれの思いを汲み取りながら言葉にして表したり、発声を真似して応えたりしていき、やりとりする楽しさを共有していった。

表現

アンパンマンのペープサートや絵本の読み聞かせが始まると興味を示し、寄って来て見るようになってきた。初めは見ていても反応が薄かったが、何回も見ているうちにキャラクターを見て笑ったり指差しをしたりと喜んでみる姿が見られるようになってきたので、いろいろなペープサートを見て楽しめるようにしていきたい。

食育

一口大の食材を自分で掴んで口に入れて食べることが上手になったり、食べものが口に入るとモグモグと口を動かして食べたりする姿が見られる。「○○、おいしいね」「ごっくんが上手にできるね」と言葉をかけながら、楽しい雰囲気で食べられるように関わっていった。また、コップで飲む時は、両手で持ち手を握るように言葉をかけて促し、コップ飲みが安定するように見守っていった。…

0歳りす組2024年度5月のまとめ

健康

機嫌は悪くないが、咳や鼻水がよく出たり、熱が高めだったりして体調を崩す子の姿が多かった。検温したり食欲やミルクの飲み具合を見守ったりしながら、日中の体調の変化に気を付けて過ごしていった。身体発達面ではずり這いが上達し、全身を動かして目指すところに移動したり、両面棚に手をかけてつかまり、ひざ立ちの体勢になったりする子の姿が見られた。活発に動ける姿を認めて言葉をかけ、体を動かす楽しさに共感していった。

人間関係

担任とその他の人を見極めて、馴染みの少ない職員に対しては人見知りして泣き出す子の姿があった。不安に感じる思いを汲み取って、「泣かなくても大丈夫だからね」と言葉をかけたり、対応を代わったりして安心できるように関わっていった。

環境

気候に配慮してテラスに出かけ、外気を感じて心地よさや気分転換を図っていった。人工芝の感触を指先で触り、感触を確かめてから動き始める子や窓ガラスにつかまって立ったり、扉前の段差の部分をハイハイしながら上がり降りしたりと探索を楽しむ子の姿が見られた。安全面や衛生面に配慮しながら子どもたちの動きを見守っていった。

言葉

喃語を盛んに発する子の姿が見られたり、「まんま」とはっきりとした一語文を発したりするなど、声がよく出るようになってきた。子どもの発語を受け止めて真似してみたり、思いを汲み取って言葉に置き換えてみたりしながら声を出す楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

保育者が「むすんでひらいて」や「きらきら星」などの歌を手の動きを付けながら歌い始めると、子どもたちは動きを止めて保育者に注目し見ている姿があった。興味を示している姿を受け止めて、繰り返し歌い楽しめるようにしていった。また、スキンシップが楽しめる触れ合い遊びを通して、保育者と一緒に遊ぶ楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

完了食の子がおやつを先に食べ始める様子を両面棚につかまって立ちながら見ていたり、声を出して自分も早く食べたいとアピールしたりする子の姿があった。後期食の子は、小皿の茹で野菜をつまんで口に運び食べる子もいれば、小皿を目の前に置いても手を伸ばさない子も見られる。手でつまんでみるように促したりつまみ食べしている友だちの姿を見せたりして、手づかみ食べを促していった。…

0歳りす組2024年度4月のまとめ

健康

新しい生活環境に慣れなくて睡眠が浅くなり、しっかりと眠れない子の姿があったり、午前中から眠くなったりするなど子どもによって様々な姿があった。欲求を満たせるよう丁寧に関わり、一人一人の生活リズムを掴んで安定して過ごせるように保育者間で連携しながら関わっていった。

人間関係

新しい担任に慣れなくて抱っこをしても反り返って嫌がる子の姿があったが、数日すると少しずつ慣れてきて、泣かずに遊び出せるようになってきた。名前を呼びかけると保育者と目を合わせて笑ったり手を差し出してアピールしたりする姿が見られたので、微笑み返したり手の平にタッチしたりしてスキンシップを図っていき、信頼関係を育んでいった。

環境

ボタンを押すと光ったり音が鳴ったりする玩具やクルクルと回して遊ぶ玩具などに触れながら、探索を楽しめるように見守っていった。また、友だちが遊んでいるものが気になる子の姿がよく見られ、触ったり取ったりする場面では保育者が同じものを持っていき、それぞれに触って遊べるように関わっていった。

言葉

手に持った玩具を差し出しながら、「あっ、あっ…」と声を発する子の姿が見られた。玩具を見せたい気持ちの表れと捉え、「○○だね」と言葉を返したり、丁寧に応答したりしてコミュニケーションを図りながら関わっていった。
表現  食事や授乳でお腹が満たされると機嫌よく過ごせる姿が見られ、気になるものを見つけては動いたり触ったりと探索を楽しんでいた。眠くなってくると保育者を追い求めたりぐずり始めたりする姿が見られたので、気持ちを受け止めながらゆったりと関わっていった。

食育

家庭でミルクを試すが慣れず、少ししか飲めなかった子は足しミルクはスプーンを使って飲んでいたが、段々とミルクに慣れ、哺乳瓶も使えるようになる姿があった。離乳食はよく食べる姿が多く見られ、「○○食べるよ」と言葉をかけながら咀嚼を促し、無理なく食べられるように介助していった。…

0歳りす組2023年度3月のまとめ

健康

歩行に慣れ、大股で歩いたり、早歩きになったりする子の姿があり、転びやすい場面も見られるが、月齢の大きい友だちの遊び(かけっこ)に加わって楽しんでいる姿も出てきた。動きが活発になってきたので、衝突や転倒などの危険を予測して、声をかけたり防止したりしていった。また、ミニフープを立てて持ち、手先でひねって回転させることができる子の姿が見られた。以前は回せなかったが、手先の動きが発達して回せるようになり、嬉しそうにアピールする姿を認めていった。

人間関係

友だちに興味を示し側に来て触ろうとするが、髪の毛を引っ張ってしまう子の姿が見られる。引っ張る行為を止めるだけでなく、相手の子の体や頭をなでたり、手と手でタッチをしたりと触れ合う楽しさを味わえるように友だちとの関わり方を丁寧にその都度仲立ちしていった。

環境

離乳食の子が完了リズムになったのでおやつ後は食べるスペースを片付けて室内を開放し、広々とした環境にいろいろな遊びのコーナーを用意して過ごしていった。遊びが分散することで好きな遊びをじっくりと楽しめたり、体を動かすことも十分にできたりする姿が見られていた。

言葉

友だちの名前を片言で読んだり、知っているものを一語文で言い表したりする姿が見られた。子どもの発語に耳を傾けて丁寧に受け止めたり、言葉を返したりしてものと言葉が結びついていくように関わっていった。また、楽しい気持ちを笑い声で表現する子の姿があり、保育者も発声を真似してその思いに共感的に関わっていった。

表現

好きな手遊びをしたいことを動作で保育者にアピールする子の姿が見られた。その思いを受けとめて一緒に手遊びをして遊んだり、繰り返し楽しんだりしていった。また、見つけた食べもの玩具が出てくる手遊びの歌の動作を再現する姿を認めて、保育者も一緒に楽しんでいった。

食育

離乳食の子は完了リズムになり、ミルクをコップで飲むことを促すが、味の違いからなのかスムーズに飲めなかったので、スプーンを併用していき、少しずつミルクもコップ飲みに慣れるよう関わっていった。完了食の子たちは食べることに意欲的で、それぞれのペースで食べている。食べている途中で姿勢が崩れてきて、イスの上で正座をしたり、足を横から出したりする姿もあるので食事しやすい姿勢が保てるよう声をかけ、和やかな雰囲気の中で食べられるように関わっていった。…

0歳りす組2023年度2月のまとめ

健康

風邪や感染症で体調を崩す子が多かった。家庭と連携を取りながら子どもの体調面に気を付けていった。鼻水が長く続く子が多かったので、こまめに拭き取りながら快適に良く過ごせるようにしていった。また室内が乾燥しやすくなっていたので、加湿や換気を行ったり、こまめに水分補給を行ったりするようにしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増えてきて、同じ遊びを楽しんだり、やりとりをしたりする姿が見られていた。その一方で友だちが使っているものやしていることが気になり、玩具や場所の取り合いやトラブルにつながる姿も増えてきた。側で子ども同士のやりとりを見守りながら必要に応じて仲立ちしたり、玩具の数や環境を工夫したりしていくようにした。月齢の低い子も友だちに興味を持ち、友だちの顔を見て声を出して喜んだり、手を伸ばしたりする姿も見られていた。

環境

ホールや部屋でマットやフープ、ソフト積み木などを使って体を動かすことを楽しんだ。三角マットから飛び降りたり、つなげたソフト積み木の上をバランスを取りながら歩いて進んだりと全身を使って遊ぶ姿が見られた。
またBブロックや井ゲタブロックなどを用意すると、自分でつなげたり、組み合わせたりすることも上手になってきた。保育者に手伝ってもらいながら乗り物を作ると、またがったり、押したりして遊ぶことを楽しんでいた。

言葉

月齢の高い子は「○○あった」「○○いい」など2語文も増えてきた。言葉や動作で自分の思いや欲求を伝えることも出来るようになってきた。子どもの伝えようとする気持ちをしっかり受け止め、丁寧に言葉を返していくようにしていった。月齢の低い子も「まんま」「わんわん」と一語文が増え、指差しも頻繁に見られるようになった。

表現

音楽に合わせて手遊びや体を動かすことを喜んでいた。好きな曲の振り付けを覚えて踊ったり、保育者の踊りや手遊びを真似たりして体を動かすことを楽しんでいた。またクレヨンを使ってお絵描きをすることも楽しんだ。いろいろな色のクレヨンに持ち替えながら紙全体にダイナミックになぐり描きをしたり、トントンと点々模様を付けたりして楽しんでいた。

食育

離乳食を食べている子は、離乳食を食べる様子や試した食材に応じて離乳食の移行を行っていった。移行後は少しずつ食材を口に運び、食べる様子をしっかり見守るようにしていった。完了食の子どもたちはスプーンを使ったり、茶碗を持って食べたりする姿が増えてきた。中には好き嫌いが出てきたり、白ご飯が進まなかったりと子どもによって食事の様子も変わってきたので、一人一人の様子に合わせながら無理なく食べていけるように関わっていくようにした。…

0歳りす組2023年度1月のまとめ

健康

気温が低くなり、咳や鼻水など体調を崩す子の姿が多かった。体調の変化に配慮しながら日中の様子を見守り、家庭との連絡を丁寧に行っていった。
ハイハイで移動する子たちが少しずつ立って歩き出す姿が見られるようになってきた。歩き始めの姿を認めて喜んだり、歩く嬉しさに共感したりし、足元の安全面に配慮していった。

人間関係

友だちのことが気になり隣に並んで座ろうとしたり、同じ玩具を欲しがって取り合いになったりする場面が増えてきた。その都度、欲しい気持ちを仕草でアピールすることを知らせたり、玩具を取られた相手の子の悲しんでいる姿を代弁したりして、友だちとの関わり方を丁寧に伝えながら関わっていった。

環境

クレヨンを使い、紙になぐり描きをして遊んだ。活動を重ねていくと、線の筆圧が強くなったり、紙面にたくさんの線を描いたりする姿が見られるようになってきた。また、遊びに目移りしやすい子が、なぐり描きをじっくりと楽しんでいる姿があり、意外な一面を見つけることができた。

言葉

して欲しいことを仕草や喃語で保育者にアピールする姿が多くなっている。子どもの思いを汲み取って、「○○したいのかな」と言葉で代弁しながら思いに応えていき、発語につなげたり、思いが伝わる嬉しさを味わったりできるように関わっていった。

表現

音楽に合わせて踊りたい思いを、腕を拳でトントンと叩いて体操曲の中の動作でアピールする姿がある。その思いに応えていき、保育者も体を一緒に動かしながら、いろいろな曲で体を動かす楽しさを共有していった。

食育

給食を配膳すると好きなものから手づかみやスプーンを使って食べ始め、こぼしながらも自分で食べる姿が見られている。おかずや汁物は進みやすいが、ご飯だけが残ると食べにくいので、介助用スプーンでご飯をタイミングよく食べられるように援助していきたい。…

0歳りす組2023年度12月のまとめ

健康

風邪や感染症で体調を崩す子の姿も見られた。家庭と連携を取りながら子どもの体調面に気を付けていった。鼻水が出る子が多かったので、こまめに拭き取りながら、快適に良く過ごせるようにしていった。また室内が乾燥しやすくなっていたので、加湿や換気を行ったり、水分補給を行ったりするようにしていった。

人間関係

月齢の高い子は友だちと関わる姿が増え、同じ遊びをしたり、やりとりをしたりする姿が見られていた。その中で友だちが使っている玩具が気になり、取り合いなどトラブルにつながる姿も多かった。トラブルにつながる前に仲立ちしたり、同じ玩具を用意したりするようにしていった。月齢が低い子は保育者と触れ合い遊びをすると喜んで声を出したり、手足をばたつかせたりする姿が見られていた。

環境

ホールや部屋でマットやフープ、ソフト積み木などを使って体を動かすことを楽しんだ。月齢の高い子は三角マットから飛び降りたり、つなげたソフト積み木の上をバランスをとりながら歩いたりする姿が見られていた。月齢の低い子は三角マットやマットの山をハイハイやずり這いで上がり下りしたり、フープのトンネルをくぐり抜けたりして体を動かすことを楽しんでいた。安全面に十分気を付けながら、子どもの体を動かす姿を見守っていくようにした。

言葉

月齢の高い子は一語文が増え、言葉や喃語などでいろいろな気付きや欲求を保育者に伝えようとしたり、簡単なやりとりをしたりする姿が見られていた。子どもの伝えようとする思いを大切にし、気持ちを汲み取りながら言葉を返していくようにしていった。月齢の低い子も「あっ、あっ」「うー、うー」と喃語を発したり、指差しをしたりする姿が増えてきた。

表現

音楽に合わせて体を動かすことを喜んでいた。月齢の高い子は好きな曲の振り付けを覚えて踊ったり、保育者の踊りを真似たりすることを楽しんでいた。月齢の低い子も音楽が流れると喜んで体を揺らしたり、手を叩いたりする姿が見られていた。

食育

離乳食を食べている子どもたちは、離乳食を食べる様子や試した食材に応じて離乳食の移行を行っていった。移行後は少しずつ食材を口に運び、食べる様子をしっかり見守るようにしていった。完了食の子どもたちはスプーンを使って食べる姿も増えてきた。好き嫌いが出てきた子やメニューによって進みに偏りが出る子もいるので、量を調節したり援助したりしながら、無理なく食べていけるようにしていった。…