健康
虫歯予防集会や絵本、紙芝居などで折に触れて歯の大切さを伝えていった。歯に良い食べ物を意識して食べたり、丁寧に歯を磨いたりできるように、一人一人に声をかけたり、連絡ノートに「☆(ピカピカ)」マークを記入して家庭と連携を図ったりしていった。
汗をかいたり、水遊びをして汚れたりした時には、他クラスと連携をしながらシャワーや着替えを行い清潔さを心掛けた。
下旬になり、溶連菌感染症で入れ替わりに休む子があったので、遊びの様子や食事量、咳など普段と変わった様子がないかに気を付けていった。
人間関係
特定の友だちと誘い合って遊んだり、バイキング給食を楽しんだりしていた。仲間の輪ができると「入ったらダメだよ。」などという子もあったため、「一緒に遊びたいんだって。」「さみしい気持ちになるよ。」「先生も入れて欲しいな。」などと伝えながら、いろいろな友だちと関わって遊ぶ楽しさを感じられるように仲立ちをしていった。
環境
天候の良い日には園庭に出て虫探しや鉄棒、木登りなどをしてしっかりと体を動かして遊んだ。また、気温の高い日には、色水を使ってジュース屋さんごっこをしたり、泥団子づくりをしたりしながら水遊びを楽しめるように環境を整えていった。また、シャワー後の保育室までの移動や着替え、室内遊びが安全に行えるように、時間に余裕を持って計画し、子どもたちが自分で取り組みやすいように設定をしていった。
言葉
「一緒に遊ぼう。」「一つあげる。」などの思いや、「どこにしまうの?」「ボタンができん。」などの困っていることを言葉で伝えようとする子が多くなってきた。しっかりと耳を傾けて欲求に応え、伝わる喜びを感じられるようにしていった。しかし、まだまだ言葉よりも先に手が出たり、上手く伝えられずトラブルになったりすることも多かった。優しく声をかけながら気持ちをくみ取り、代弁しながら表現の仕方を伝えていった。
表現
夏祭りに向けて笹飾りを製作したり、踊りを踊ったりして風情や気持ちを高めていった。好きな色や形の折り紙を組み合わせて作ったり、曲に合わせて踊ったりする様子から待ち遠しさが伝わってきた。練り歩きや踊りを喜び、「ワッショイ!ワッショイ!」と大きな声で掛け声を発したり、元気にポンポン振ったりして楽しんでいた。
食育
食事中の姿勢や食器、箸(スプーン)の持ち方などを意識できるように、一人一人に声をかけたり、手を添えたりしていった。
虫歯予防の話とも絡めながら、好き嫌いなくバランスよく食べることの大切さを伝えていった。友だちを褒める保育者の声かけに刺激を受けて、苦手な食材を一口でも多く食べようとする姿も見られた。