2歳こぐま組2018年度4月のまとめ

食事

慣れない環境、慣れない保育者の中での食事に戸惑い、涙が出る子や食事の途中で席を立つ子どもがいた。安心して食事ができるよう、慣れた保育者が側に着くようにし、さり気なく援助していった。意欲的に食べる子が多いが、中にはあそび食べをする子もいる。無理強いはせず、言葉掛けをしながら楽しい雰囲気の中食事ができるようにしていった。

排泄

布パンツで過ごす子は、「おしっこいく」と言って、進んでトイレに行く姿が増えてきた。また、トイレに積極的に座る子が多く、紙パンツが濡れていても、トイレに座るとタイミングよく排尿できる子もいる。「すごいね」「上手にできたね」と十分に褒め、自信につなげていった。

健康

気温差が激しいためか、鼻水が出たり咳が出たりと体調が優れない子が多かった。また、お腹の調子が悪い子も多く見られた。普段より表情が優れなかったり、食べる量が少なかったりと変わった様子があれば、こまめに検温したり、園での様子を保護者に伝え、子どもの体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

体力がつき、なかなか眠たくならない子がいる。一方で進級して活動量が増え、疲れて布団に入るとすぐに眠る子もいる。先に眠っている子の妨げにならないよう、その都度声かけをし、一人一人に合わせた休息がとれるようにしていった。

身体発達

戸外あそびでは、散歩の距離がぐんとのび、しっかりとした足取りで歩けるようになった。また、かけっこが好きで農道でかけっこ遊びを繰り返し楽しんだ。室内遊びでは、プレートブロックで好きな形を作ったり、マグブロックをつなげて遊んだりと、手先を使った遊びを楽しんでいた。保育者も一緒に遊びを楽しみ、遊びを広げていった。

情緒

言葉が増え、友だちとやりとりをしながら遊ぶ姿があるが、自分の気に入らないことがあると、咄嗟に叩いたり奇声を発したりする姿が多く見られる。その都度言葉かけをし、「~したかったんだね」「やめてって言おうね」など気持ちを受け止め、また相手に言葉で伝えられるよう、仲立ちとなっていった。

言葉

気の合う友だちと、ごっこ遊びを楽しむ姿が見られる。中でも“お医者さんごっこ”が人気で「どこがいたいですか?」「おなかみせてくださいね」など言葉のやり取りも楽しんでいる。子どもたち同士でのやり取りを大切に見守りながら、必要に応じて仲立ちとなり、保育者も一緒にやり取りを楽しんでいった。

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