5歳ぞう組2023年度7月のまとめ

健康

暑くなり、室内の活動でも汗ばむことがあったが、自分で気づき着替えたり、タオルで汗をぬぐったりして、身の回りを清潔に保とうとする姿がみられるようになった。水分補給は、いつでもできるようポットと紙コップがある為、自分のタイミングで飲んでいる。あまり飲まない子どもは、大人が個別に声をかけて、水分補給をするよう促すようにした。

人間関係

友達同士よく関わって遊ぶが、「今は〇〇ちゃんとだけやりたい」や「〇〇ちゃんがいいって言ったらいいよ」などの関わりが増えている。気の合う友達が見つかったり、遊びが似ている同士で遊びたかったりするからだと思うが、思いを伝える際の言い方で、傷つく事もあるので、大人が様子を見て間に入るようにしている。

環境

夏野菜の栽培を楽しみにしており、当番で水やりに行くと他の友達に「このくらい大きくなってたよ」など報告している。時々、みんなで見に行く機会も作り、葉や実に触って匂いをかいでみたり、他の野菜と比べたりしている。

数回行った散歩で、水に触れる機会を作り、水に触れた後に風が吹くと気持ちいいことに気づく姿があった。日なたと日陰の気温の違いにも気づき、自然と日陰に入る姿もあった。

言葉

自分の思いを伝えるときに、言いたいことをいって、ケンカに発展してしまうことがあった。いろいろな言い方があること、伝えるときの語気の強さや表情によって、相手がどんな風に感じるかなどを、大人が間に入って知らせるようにしている。話し合いなどを通して、自分の気持ちを発信することを経験したが、なかなか発言できない子もいるので、大人が間に入りながら一人一人が発言する機会を作るようにしたい。

表現

神輿作りでは、夏まつりのテーマ「昆虫」に合わせてイメージを膨らませていた。「絵の具を使いたい」「花を描きたい」「ちょうちょをとばしたい」など自分たちがもっているイメージを大人に伝えながら制作を進めた為、完成形が見えないまま作業が進んだが、少しずつ形ができるにつれ“こんな風にしたい”というイメージが具体的になっていった。イメージしたものを形にする作業を体験し、遊びの中の空き箱工作でも試行錯誤しながら自分がイメージしたものを作ろうとする姿が増えた。

 

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