4歳たんぽぽ組2022年度6月のまとめ

健康

中旬頃に発熱や体調不良での欠席が多かった。日差しが強い日と雨で気温が低い日との寒暖差が大きく、それが体調不良の原因だったかもしれない。空調や温度計を使い室内環境を整える様心掛けた。また、汗をかいた際には着替えを促し、子どもたちも自分で「汗かいたから着替えたい」と保育者に言う様になった。保護者にも着替えを多めに用意して欲しいと伝えていった。

人間関係

好きな遊びを共有できる相手と楽しく遊ぶ様子が見られるようになった。ブロック系でもポケモンが好きな子どもたちはポケモンを作って遊び、恐竜が好きな子は説明書を見て「ここはどうやるのかな」と話しながら作品を作っていた。保育者が介入せずとも遊びを通して友だちとの関わりを深めている様子が見られる。一方で友だちに対する興味関心の高まりからか「もう知らない!」「先生に言っちゃうよ!」といったトラブルも散見される。そうした場合には保育者が仲立ちして関わっていった。

環境

雨天の日も多くなり、園庭だけでなく室内やホールで遊ぶ日も増えてきた。ホールでは巧技台を使ってサーキットを作ると長時間楽しんでいる様子が見られた。また、数人しかホールに行きたい子がいない場合も他クラスと相談して一緒にホール遊びに誘う等して子どもたちの要望に柔軟に対応できる様にしていった。室内の棚をジグザグに配置する様にし、その隙間やスペースを使って遊ぶ子も多くいた。

言葉

友だちとのやり取りの際にきちんと言葉を使ってやり取りをする姿が多く見られるようになってきた。まだ子どもたちだけで完結させる事は難しく、一方的に言い合っているだけで「じゃあこうしてみよう」という建設的な話し合いにならない事も多い。保育者も子どもたちがまず会話でのやり取りを行おうとする姿を見守りながら、適宜仲立ちして自分たちで解決できる様に促していった。今後も継続して行っていきたい。

表現

飾り棚に使う個人マークの付いた洗濯バサミを1つずつ子どもたちに渡した。自分が作ったもの、友だちが作ったものが分かりやすくなり、友だちの物を参考に新しいものを作ってみようというきっかけにもなっている様子だった。折り紙や平仮名等、指先を使った表現を楽しむ子も徐々に増えてきた。興味のある子を中心に次第にクラス全体に広がっていく様にしていきたい。

食育

育てている野菜の成長を日々楽しみにしている。育てている野菜と実際の食材がまだ結びつかない様子が多く見られるが、繰り返し伝えていったり、収穫した際に結び付いたりする様に、長期的に捉えていきたい。

箸の使用については多くの子が興味をもって行い、箸だけで食事が出来る子も多くなってきた。まだ箸に興味が無い子や苦手意識がある子にも徐々に興味をもってもらえるような工夫をしていきたい。

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