4歳たんぽぽ組2022年度7月のまとめ

健康

汗をかいたら服を着替える、という習慣が身に付き、保育者が声をかけなくても服を着替えたりタオルで汗を拭いたりする姿が多くみられるようになった。咳が出る子が多く、検温やゆっくり休める場所を確保したり、こまめな水分補給を勧めたりしながら体調を見ていった。

人間関係

それぞれが仲良しの友だちと遊びを楽しんでいる様子が多くみられた。ちゅうりっぷ組が部屋に遊びに来たり、ゆり組から使いたい玩具を借りに行ったりと他クラスの子との関りも抵抗感なく行っていた。「折り紙は〇〇ちゃんが上手だから聞いてみよう」「LaQは〇〇くんと一緒なら作れるかも」と得意な遊びを通して新しい接点が広がっている姿もあったので、遊びをきっかけにしていけるような関りを心がけていった。

環境

水遊びが始まり子どもたちは気温の変化や天気に興味を示すようになった。「曇っているけどニュースでお昼には晴れるって言ってたよ」と言ったやり取りや雨が降っていなくても水遊びの前に気温計を見て「今日は暑くないから出来ないね」と教えてくれるといった姿が見られた。室内では机をいくつかつなげた形で使用し、「レストランみたい」「一緒に並んで座ろうよ」と遊びや食事を他児と一緒に行う姿が多かった。

言葉

友だちとのやり取りは会話が中心になってきたものの、貸し借りなどが上手くいかなかった時や互いの気持ちが伝わらない時は上手く言葉で説明できず、強い言葉になってしまったり意地を張ってしまったりする姿もまだ多くみられた。そういった場合でもすぐ保育者を頼らず、自分たちで解決してみようとする様子もあり、保育者もすぐに仲介せず見守っていくように心がけた。また、ひらがなを読める子が増え、ひらがなの積み木を使って単語を作って遊ぶ姿も多くみられ、文字の興味から言葉をより引き出すような関りもしていきたい。

表現

制作準備の過程で出た画用紙の廃材を使って遊ぶ子が増え、その流れで様々な画用紙の廃材を部屋に用意して制作遊びを行うようになった。ハサミやノリはまだ保育者の付き添いが多く必要ではあるが、どの子も集中して遊びこんでいて、自分が作ったものを嬉しそうに見せてくれたり大事そうに鞄にしまったりと楽しそうに遊んでいる。ブロックや塗り絵等、自分の好きな様に遊べるものを多く好んでいて、そうした自由な表現ができるものを保育室にも多く用意するよう心がけていった。

食育

食べる量は子どもによって差は大きいが、どの子も様々な食材を口にしてみようとする姿が見られる。食べてみたら美味しかったよ!と食事の様子を見に来てくれる調理師に直接声をかける様子もあり、そのやり取りの楽しさからより食事に興味関心が生まれるようにしていきたい。クラスで育てているトウモロコシは子どもたちも日々成長を楽しみにしていて「また新しいのが出てきたよ」「いつ採れるようになるかな」と楽しみにしていた。

育児あれこれ