4歳たんぽぽ組2022年度5月のまとめ

健康

気温の寒暖差が大きく、上着を必要とする気温ではなくなったが、汗を大量にかく日が多くなった。一方で雨天時は気温湿度ともに高く、室内で過ごしても汗をかく事が増えた。室内ではエアコンや除湿を使いながら室温管理をこまめにおこなっていった。虫探しが盛んになり手指が汚れる事が多くなったので、入室前と入室後にしっかりと手洗いをするように声をかけていった。

人間関係

クラス内では大きな交友関係の変化は無いが、園庭に出ると積極的に乳児(主に0歳)と関わろうとする姿が多く見られるようになった。泣いている乳児をあやそうとしてみたり、一緒に遊ぼうとしたりする様子が見られる。子どもたちの異年齢との関わりを見守っていきながら、遊びの内容や関わり方が乳児にとって危険では無いかを注意し、必要に応じて保育者が仲介して関わっていった。

環境

幼児クラスで育てだした夏野菜の成長を日々楽しんでいる。朝と夕方でも成長に差があることに気づいて教えてくれる姿もあった。ダンゴ虫やアリ等は男女問わず興味を示している。部屋で飼育したいという感覚にはならないが、入室の際「また遊ぼうね」といって元いた場所に虫たちを帰す事が多い。

塗り絵コーナーに入れている五十音表とマス目の紙を使ってひらがなを書く子が多く、用紙を増やしておいた。まだ見様見真似の書き方だが、「いつもあそんでくれてありがとう」と書いて家族に渡している子もいて、今後の興味関心の発展を見守っていきたい。

言葉

積極的に人前で話をしたがる子が多く、朝の会等でやりたい子が前に出て話す場を設けた。まだ特にテーマを設けずに「人前で話す」事だけを行っているが、次第にテーマを設ける等して「考えて話す」事が出来るようにしていきたい。他児とトラブルになった時もきちんと言葉で保育者に伝えられる事も多くなってきた。

表現

「~したい」「~してもいい?」と自分のやりたいことを保育者にきちんと伝えてくる子が増えてきた。

遊びの中ではごっこ遊びや役割を決めた遊び等を好み、なりきって遊ぶ姿が多く見られる。恐竜が好きな子はブロックで好きな恐竜を作って棚に飾ったり、他児と一緒に遊んだりしていた。見本になる様に図鑑を部屋に置いたり、年長児クラスからLaQと説明書を借りて来たりと個々の表現したいものの援助を心がけた。

食育

クラス全体として喫食量が少ないが、量を減らして一口食べてみるという事は継続して続けていった。食べた結果おかわりをする子もいたので、個々の喫食状況は細かく確認していきたい。中旬ごろから箸をいくつか用意したが、約半数ほどは箸を使って食べていた。まだ箸を上手く使えない子もフォークと箸を使って出来る範囲は箸で食べている姿も見られた。徐々に正しいもち方等を伝えていきながら箸にまだ興味を示していない子には箸への興味関心が持てるような関わり方をしていきたい。

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