【健康】
進級して一か月が経ち、園での生活の流れが身についてきた。食事前や外遊びの入室後、自ら手洗いをする子が増えた。熱を出したり、咳が酷かったりで休む子もいたが、園での様子を保護者に伝え、連携をとることで大事に至らず、元気に登園していた。先月までは、クラスの半分くらいの子がオムツで過ごしていたが、今月に入り、布パンツで過ごせるようになった子が増えた。
【人間関係】
他児と関わって遊ぶ姿が多く見られる中、先月は、自分の気持ちを優先してトラブルになり、保育者が仲介に入ることが多かったが、子どもたちで解決をしようとする姿が見られるようになった。その様子を見守り、必要な時には仲介に入り、関わり方を知らせていった。
【環境】
新しい担任にも慣れ、緊張がほぐれてきたこともあり、子どもたちの自然な姿が見られるようになった。入園当初、泣いていた新入園児も泣くことなく、笑顔で過ごしていることが多い。乳児クラスから幼児クラスへと進級をした意識があってなのか、顔つきもお兄さん・お姉さんになってきたように感じた。
【言葉】
自分の気持ちを言葉で伝えるよりも、泣いて叫んだり、大きな声を出し思い通りにしようとしたりする子に対し、気持ちを汲み取り、話すことで落ち着き、他児との関わり方や気持ちの伝えかたを知らせることで、言葉で伝えることが出来るようになってきた。
【表現】
他児との関わりの中で、ごっこ遊びを通して、身振り手振りや仕草、言葉遣いなどを工夫し、その役になりきり、楽しんでいた。井形ブロックやレゴを組み立て、車やロボット、拳銃・刀と自分の頭の中で思い描く物を形に表そうとしていた。
【食育】
食に対して意欲的な子は少なく、残食が多いため、盛る量を減らした。自分で食べられる量を選べるようにし、完食したという達成感を味わえるようにしたことで、残食の量は減ってきた。