健康
体調不良や感染症の流行により欠席する子が多くいた。子どもたちの顔色や活動の様子を十分に観察しながら状況に合わせて検温を行い、体調の変化に留意して体調について保護者とも密に連絡を取り合った。また、気温の差が日によって激しく、クーラーを適切に使用し、過ごしやすい環境を整えた。
人間関係
気の合う友だちとの関わりが増えてきた反面、思い違いや、気持ちのすれ違いからトラブルになることも多くなってきた。保育者が仲介に入り、双方の気持ちを受けとめながら相手の気持ちに気づけるような声かけを行った。また、好きな遊びを通して人間関係の広がりも見られるようになってきた。
環境
水たまり遊びでは水たまりの場所による温度の違いに気づき、保育者の声かけで「なぜ、温度が違うのか?」とみんなで考えることができた。野菜の生長を楽しみにしている子が多く、水やりや雑草取りの手伝いに積極的な子が多かった。
言葉
ごっこ遊びでは、体験がもとになった言葉のやり取りが多く見られ、会話を楽しんでいる。一方で、自分の気持ちを言葉で伝えることが難しいためにトラブルになることもあり、保育者が双方の気持ちを受けとめ、代弁するなどして言葉を知らせ、ゆったりとした雰囲気で気持ちを伝えられるように関わった。
表現
染め紙では、絵の具が紙に染み込んでいく様子を観察したり、色の変化に気づいたりして色の不思議を感じることができた。紐通しでは、両面の模様を確認し、気に入った面を表にするなど自由に表現する楽しさを味わった。
食育
「赤ちゃん(小さい野菜)はとっちゃだめだよね」などいいながら、野菜の生長や収穫を楽しみにしている様子が見られた。収穫した野菜は匂いを嗅いだり、野菜スタンプをしたりして楽しんだ。初めてのバイキングでは、前日から楽しみにしている子が多く、いつもよりおかわりの回数が増えよく食べていた。