3歳ちゅうりっぷ組2021年度8月のまとめ

健康

上旬は度々熱で休む子やなかには鼻水や咳が出始める子もいたが、盆休みでの長期休暇後は、元気に登園する姿が見られ、特に体調を大きく崩すことはなかった。30度を超える日が続くなかで日中の活動では主に水遊びがメインとなったが、気温が高すぎる場合には外での活動を控え、無理のないように過ごしていった。喉が渇くと自ら進んで保育者に声をかけて水分補給を行う姿も見られたが、なかにはあそびに夢中になると保育者に声をかけられるまで忘れてしまう子もいたので留意して見ていきたい。

人間関係

興味や好きなあそびのなかで友だちとの関わりが全体的に増えてきており、時には決まった友達とじっくりと楽しんで遊ぶ姿も見られるようになってきた。友達と関わって遊ぶことを楽しんではいるが、その分自分の思いを通そうとする姿も見られる。また、行き違いや遊びの方向性からすれ違うことがあり、トラブルが見られることもある。自分がやられたらどうなのか、友だちはどんな気持ちになるのかなど、保育者との仲立ちのなかであらゆる視点で想像し考える機会を作っていきたい。

環境

保育参加や、インターンシップで来られた学生の姿に興味を示し、当クラスに入るのか保育者に確認する姿が何度か見られた。前日はとても楽しみにしていたことから、当日になると子どもたちそれぞれが自分のペース、距離感をもって積極的に関わろうとする姿が見られた。とても楽しんで過ごしていたため、保育者は温かく見守っていったが、新鮮な雰囲気が楽しいあまり、個別でじっくりと学生と遊びたい思いを持つ子もなかにはおり、そのせいか友だちとトラブルになることもあったので、その思いを大切にして、必要な時には仲立ちしていきたい。

言葉

保育者の話を聞く姿勢が取れる子もいれば、自分の話をしたい子もいる。子どもの自主的な部分を尊重していきながら、聞くべき場面ではしっかりと聞く姿勢を持てるように日々の生活のなかで繰り返し伝えていきたい。休み明けでは思い出や出来事を、言葉や仕草で自分なりに保育者や友だちに話す姿が見られた。保育者や友だちが質問をして、より話を深めていくと嬉しそうに積極的に話す子も多く、盛り上がっていた。

表現

制作では先端部分を放射線状に切ったトイレットペーパーの芯を用いてスタンプをして花火を作った。たっぷりと絵の具を付けた上から、かすれるぐらいの絵の具の量で強弱を作って再現する子もいた。時には回転するようにしてスタンプしたり、片手でしっかりと支えてスタンプするなど、子どもたちそれぞれが自分なりに工夫したやり方でじっくりと楽しんでいた。

食育

仲のいい友だち同士で事前に席を決めて楽しい雰囲気で食事をする姿が見られるようになってきた。姿勢が崩れがちな子は食べこぼし、気持ちが高揚し落ち着かない子は食器を倒してこぼし、手が止まりがちな姿がよく見られる。姿勢についてはその都度声掛けをしつつ、上手な子には大いに褒めていくことで間接的に促していきたい。

育児あれこれ