食事
18名全員乳児食に移行をする。個々に合わせ食材が大きい場合は予め小さく刻んで提供をしている。基本的には手づかみで食べている子が多いが、スプーンに食材を乗せると、スプーンを口に運ぶことができる姿が見られる。野菜のサラダが苦手な子もいるが、保育者の膝の上に座ると何口が食べる姿が見られた。食材チェックを把握し、栄養士、保護者と細めに情報を伝え合っていきたい。
排泄
オムツ替えを嫌がる子は多いが、友だちがトイレの中にいると興味を示し、一緒にオムツ替えをしている。その際、便座にも興味を示し座ったり座らなかったりの繰り返しを楽しんでいる姿がある。
健康
感染症の流行により登園人数が減った。常に鼻水や咳をしている子が多く見られたので、子どもの様子に合わせて検温をしたり、鼻水を拭きとったりと清潔を保つようにした。戸外から室内に戻った時は保育者と一緒に手洗いをして、綺麗にする気持ち良さを伝えた。
睡眠
低月齢の子は午前寝をすることもあったが中旬頃から寝なくても機嫌よく過ごせるようになる。午睡に関しては、自ら入眠する子、保育者とスキンシップをとり安心する子、しばらく満足するまで遊んでから眠る子と様々であった。13時30分頃から他児の泣き声で目覚めてしまう子が多く見られた。SIDSに関しては、布団が顔にかかっていないか、体位は適切かの確認を徹底して行った。
身体発達
園庭に出ると探索活動で活発に体を動かして遊ぶ姿が見られた。こいのぼり制作でシール貼り等、指先を使った遊びを取り入れると、夢中になってシール剥がす姿があり手足につけている子もいた。個々に合わせて援助していくことで楽しむ姿が見られた。
情緒
新しい環境、担任に気持ちの不安定が見られたが、毎日のコミュニケ―ションにより少しずつ笑顔が見られ、自分の気持ちを伝えたり、甘えたりする姿が見られるようになった。その日の子どもの気持ちに寄り添いながら安心して過ごせるよう関わっていきたい。
言葉
高月齢児は、絵本に出てくるフレーズを保育者と一緒に『ぷ』『びろーん』など、声に出し語尾を真似ていることがある。また、『○○、いたね』など、2語文も少しずつ見られる。低月齢児は自分の思いを喃語や泣いて訴えている。子どもの発言に応え、発語を促せるようにしていきたい。